JP2937640B2 - 帳票の自動ターンページ装置 - Google Patents

帳票の自動ターンページ装置

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JP2937640B2
JP2937640B2 JP22071992A JP22071992A JP2937640B2 JP 2937640 B2 JP2937640 B2 JP 2937640B2 JP 22071992 A JP22071992 A JP 22071992A JP 22071992 A JP22071992 A JP 22071992A JP 2937640 B2 JP2937640 B2 JP 2937640B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関の通帳や証書
等の帳票に対し、ターンページを行いながら印字その他
の処理を実行する場合に採用される帳票とその帳票の自
動ターンページ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、銀行では預貯金者のために預金
通帳を発行する。新規に口座が開設されると、銀行に設
置された通帳発行機によって新たな預金通帳の発行処理
が行われる。この場合、通帳の所定箇所に必要な事項を
印字し、顧客に渡すことになる。これらの処理は自動的
に行われる。図2に一般の預金通帳斜視図を示す。例え
ば、この図に示すような預金通帳1には、印字作業の
際、誤りなく所定の箇所に印字を行うためにページ識別
用マーク2が設けられている。このページ識別用マーク
2は、よく知られたバーコード等により記入されてお
り、通帳発行機のバーコードリーダ3により読み取ら
れ、ページ認識部4によって認識される。従来、この種
の預金通帳のどのページに印字が行われているかを認識
するため、このページ識別用マーク2は次のような構成
とされていた。
【0003】図3に従来のページ識別用マークテーブル
説明図を示す。図に示すように、例えば総合預金口座の
ための通帳には、図に示すように普通預金という科目
と、定期預金という科目が設けられている。普通預金の
科目には普通預金金額が記入され、定期預金の科目には
定期預金の金額が記入される。そして、通帳の各ページ
には図に示すようなバーコードによるマークが記入され
ている。このマークは図示の都合上、実線と破線を組み
合わせた4本の直線で表示されている。しかしながら、
実際には実線のみが各ページに印刷される。例えば、こ
の例で言えば、普通預金の第1ページには実線が2本記
入されており、その読取り値は“1010”となる。同
様にして、各ページにはそれぞれ異なるページ識別用の
マークが記入される。これによって、4本の直線の組合
せ、即ち16通りのページが識別できる。
【0004】図4に従来の通帳発行システムブロック図
を示す。このシステムは、ホストコンピュータ5に対し
通信網6を介して多数の通帳発行機7が接続されてい
る。各通帳発行機7は、同一支店あるいはそれぞれ別々
の営業店に設置される。預貯金の管理データはホストコ
ンピュータ5が管理しており、ホストコンピュータ5か
ら通帳に記入すべきデータが通信網6を介して通帳発行
機7に送信される。通帳発行機7は、そのデータを使用
して通帳の所定箇所に必要な印字を行なう。この場合、
ページ認識のための上記ページ識別用マークテーブル
は、通帳発行機7に接続された記憶装置8に格納され
る。
【0005】図5に従来のページ認識動作フローチャー
トを示す。まず、上記のような通帳発行機に通帳が挿入
されると(ステップS1)、その通帳のページ識別用マ
ークが読み取られる(ステップS2)。そして、記憶装
置に格納したテーブルを参照し(ステップS3)、その
ページがどの科目の何ページ目に該当するかを認識する
(ステップS4)。その後、ホストコンピュータから受
信したデータを元に通帳印字処理を行なう(ステップS
5)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のシステムにおいては、次のような解決すべき課
題があった。即ち、上記のような通帳の各ページを認識
する方法では、予め通帳発行機側のプログラムにページ
識別用マークテーブルを組み込んでおく必要がある。従
って、例えば銀行等において、従来設けられていた普通
預金や定期預金の科目毎のページ数を増加させようとす
る場合や、新型貯蓄預金等新商品が開発され、新たな科
目を追加したいような場合、全ての通帳発行機について
ページ識別用マークの追加や更新処理を必要とするとい
う問題があった。このため、銀行で自由な商品追加等を
行う際に大きな制約があった。しかも、既に安定に稼動
中の通帳発行機についてプログラムの入れ替え等を行な
った場合、その後に動作テスト等を実行し、システムを
安定させる必要があるため、多くの時間と費用がかかる
といった問題もあった。銀行の預金通帳に限らず、各種
の証書、その他の自動ターンページ装置を使用するシス
テムにおいては、いずれも同様の解決すべき課題があっ
た。
【0007】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、上記のような預金通帳や証書等の帳票を自動ターン
ページ装置によってターンページする場合に、各ページ
の認識方法を改良することによって、予めテーブルデー
タ等を用意することなく帳票の各ページを確実に認識
し、帳票のページ数等の増減に柔軟に対応できる帳票と
その帳票の自動ターンページ装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】本発明の自動ターンページ装置は、帳票
を、表紙から始めて、その帳票を構成する中紙の各ペー
ジに記入されたマークを読み取って処理する自動ターン
ページ装置であって、前記帳票の表紙のターンページに
より開かれる見返しページには、見返し識別マークが記
入され、前記帳票の見返しページ以外の部分で、1回毎
のターンページにより開かれる中紙の各ページには、グ
ループ毎に、所定のシーケンスで値が切り替わり、最後
のページが予め用意した一定値になるページカウントマ
ークが記入され、前記見返しページを開いた後現れる、
最初のグループの最初のページに記入されるページカウ
ントマークと同一のページカウントマークが、前記見返
しページに記入された帳票を受け入れる手段と、前記表
紙のターンページ後前記見返し識別マークにより前記見
返しページを認識し、次のターンページ後、前記見返し
ページと同一のページカウントマークにより、前記最初
のグループの最初のページを認識し、その次のターンペ
ージ後は、各ページのページカウントマークのシーケン
スチェックにより次ページを認識する手段と認識した現
在のページと前記予め用意した一定値である各グループ
の最後のページにより目的とするグループの目的とする
ページまでのターンページ数を算出する手段と、 前記算
出する手段によるターンページ数をターンページ毎にペ
ージカウントマークを意識することなく、目的とするグ
ループの目的とするページまでのターンページを行なう
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明では、帳票の表紙をターンページした
見返しページに見返し識別マークが記入されており、こ
れを認識して見返し部分の印字が行なわれる。次に、見
返しページをターンページした後、第1グループの中紙
の最初のページが現われたかどうかは、見返しページの
ページカウントマークと、第1グループの中紙の最初の
ページのページカウントマークを比較する。予め両者を
同一にしておくことにより、自動的にその認識ができ
る。その後は、ページカウントマークが、例えば降順に
記入されており、中紙のターンページ毎にそのシーケン
スを確認する。第1グループの中紙の最後のページに
は、ページカウントマークにその初期値が記入される。
従って、最後のページの確認も自動的にできる。中紙の
ページ数が増減しても上記の動作は同一で、テーブル等
のデータが不要である。第2グループの中紙の最初のペ
ージには、第2グループのグループ識別マークと、第2
グループのページ数に相当するページカウントマークが
記入される。このページカウントマークの内容は、ホス
トから通知を受けることにより確認する。第2グループ
のページカウントマークも同様に降順に記入され、最後
のページがその初期値となっていれば、最後のページの
認識も自動的にできる。従って、グループ数が増えたと
しても、そのページ認識に必要なデータはごく僅かで、
その都度ホストから供給を受けても通信の負担にならな
い。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の帳票とそのターンページ方法説
明図である。本発明においては、銀行の通帳等の帳票に
対し、この図に示すような規則に従ってマークを記入す
る。まず、帳票10は表紙11から順に自動ターンペー
ジ装置によりターンページを行ない、必要事項の印字等
が実行される。ここで、表紙11のターンページにより
開かれるページを見返しページ12と呼ぶ。例えば、銀
行の預金通帳等の場合、表紙11には支店名や預金者の
名前等が印字される。また、見返しページ12には届出
印の他、口座番号、その他の事項が印字される。そし
て、見返しページ12以外の部分で定期預金等の金額が
印字される。この見返しページ12以外の部分を中紙と
呼ぶ。なお、本発明においてページという概念は、見返
しページ12やその他の中紙をターンページして開かれ
る印字可能な面全体のことをいい、この図の例に示すよ
うに、各ページにはそれぞれ1個のマーク13が記入さ
れている。
【0011】このマーク13は、見返し識別マーク1
4、あるいはグループ識別マーク17とページカウント
マーク15の組合せにより構成される。これらのマーク
は、いずれも通常バーコードにより記入されているが、
ここでは理解を容易にするために、いずれも10進法で
表示した。この例では、見返し識別マーク14を“0
0”とし、ページカウントマーク15は降順で記入して
いる。即ち、この帳票10は、見返しページ12の後に
第1グループの中紙が9ページ、第2グループの中紙が
3ページ設けられている。その第1グループの中紙の最
後のページ18のページカウントマーク15を“01”
とし、そのページから逆に遡って、第1グループの中紙
の最初のページ16のページカウントマーク15を“0
9”とした。従って、ページグループの中紙の最初のペ
ージ16のページカウントマーク15を認識すれば、第
1グループが全部で何ページで構成されるかが確認でき
る。また、グループ識別マーク17は、第1グループが
“01”、第2グループが“02”とされている。な
お、第2グループの中紙の最初のページ19は、ページ
カウントマーク15が“03”、第2グループの中紙の
最後のページ20は、ページカウントマーク15が“0
1”である。上記のように各グループの最後のページに
ついては、ページカウントマーク15は常に“01”と
されている。
【0012】上記のように本発明においては、帳票の見
返しページ以外の部分で、1回毎のターンページにより
開かれる各ページ上に所定のシーケンス、例えば降順あ
るいは昇順、その他の一定の規則性で切り替わるページ
カウントマーク15を記入する。また、見返しページ1
2を開いた状態から1回のターンページにより開かれる
次のページに記入されたページカウントマーク15を見
返しページ12のページカウントマーク15と同一のも
のとする。また、各グループの最後のページは、予め用
意した一定値とする。これらによって、テーブルデータ
等を用意せず、各ページの認識がごく僅かな情報によっ
て容易にできる。
【0013】以下、本発明の方法を更に具体的に説明す
る。図6は本発明の帳票ターンページ方法主要部フロー
チャートである。なお、このフローチャートは、図4を
用いて既に説明したような従来の通帳発行システムと同
様のシステムによって、ホストから所定の印字データを
受信し、通帳等の媒体に印字する構成のものである。こ
のフローチャートについて、そのホストから受信するデ
ータ等の内容を区別するために、ホストの動作について
はR1〜R4のステップ番号を付け、その他の受信側の
動作についてはS1〜S12までの番号を付けて表して
いる。
【0014】まず、ステップR1において、ホストより
媒体種別データを受信する。ホストは、例えばこれによ
って印字対象となる通帳の種類を指定する。受信側で
は、予め用意されたホッパを検索してホストの指定した
媒体があるかどうかを判断する(ステップS1)。そし
て、該当する媒体があればステップS2に移り、媒体を
ホップする。媒体がなければエラー処理になる。媒体が
ホップされるとステップS3において、媒体サイズと表
裏反転をチェックし、それがOKかどうかを判断する。
OKであればステップS4に移り、通常の印字処理に進
む。OKでなければ何らかのエラー処理が行なわれる。
【0015】ステップS4の動作直前にステップR2に
おいて、ホストより表紙、見返し印字データを受信す
る。これによって、ステップS4では、図1に示した表
紙11に対し所定の印字を行なう。そして、ステップS
5において、図1に示した表紙11のターンページを行
なう。次に、ステップS6において、見返しページ12
のマーク13を読み取り、見返し識別マーク14とペー
ジカウントマーク15の認識処理を行なう。見返し識別
マーク14が認識されなかった場合にはエラー処理等が
行なわれるが、ここでは説明簡略化のため、その部分の
動作説明は省略する。また、ページカウントマーク15
は、次の第1グループの中紙の最初のページ16を確認
する際に使用されるため、メモリ等に保存しておく。
【0016】ステップS7において、見返しページ12
への印字が行なわれ、ステップS8において、見返しの
ターンページが行なわれる。ここで、第1グループの中
紙の最初のページ16が開かれるはずであるから、その
マーク13を読取り、グループ識別マーク17とページ
カウントマーク15の認識を行なう。そして、ステップ
S10において、先に保存しておいた見返しページ12
のページカウントマーク15と、今回読み取ったページ
カウントマーク15を比較し、最初のページかどうかを
判断する。このステップS10において、最初のページ
であるとの認識ができなかった場合には、ステップS1
1に移り、リトライターンを行なう。リトライターンと
いうのは、中紙を逆方向にターンページすることで、2
枚同時にターンページしてしまったような場合のやり直
しのための処理である。ステップS11からステップS
10に戻り、再び最初のページかどうかの確認が行なわ
れる。最初のページであることが認識されるとステップ
S12に移り、中紙以下の印字処理へ進む。
【0017】図7に本発明による中紙印字処理フローチ
ャートを示す。このフローチャートの記載要領は図6の
ものと同様である。ステップR3において、ホストより
中紙の印字データを受信する。ステップS21におい
て、この印字データを使用し、第1グループの中紙の最
初のページ16に対し印字を実行する。この印字が1行
毎に行なわれ、その都度ページの終了かどうかが判断さ
れるが、その処理は従来方法と同様であり、説明の簡略
化のために図示を省略した。最初のページの途中で全て
の印字データが印字終了した場合と、最初のページの最
後の行まで印字が実行された後、ステップS22に移
る。ステップS22では、全ての印字データの印字が終
了したかどうかを判断する。もし終了していなければ、
次のページへの印字を行なうためステップS23に移
り、ターンページが実行される。
【0018】そして、ステップS24では、先に説明し
たと同様の要領でページカウントマーク15の読取りが
行なわれる。そして、ステップS25において、ページ
カウントマーク15のシーケンスがOKかどうかが判断
される。図1に示した実施例では、ページカウントマー
ク15は降順に記入されているため、ページカウントマ
ークから“1”を引いた数と、次のページカウントマー
クとの比較が行なわれる。両者が一致しなければステッ
プS26に移り、先に説明したように前のページに戻る
リトライターンが行なわれる。シーケンスがOKであれ
ばステップS27に移り、次のページの印字が行なわれ
る。このページの印字動作は最初のページの印字動作と
同様で、途中で全ての印字データの印字が終了した場合
と、最後の行まで印字が行なわれた場合、ステップS2
8に移る。そして、ここでそのページが最終のページか
どうかが判断される。これは、図1に示した第1グルー
プの中紙の最後のページ18への印字が行なわれた直後
に実行される。その場合、ページカウントマーク15が
“01”であるかどうかが判断される。“01”であれ
ば、これ以上印字が不可能なため、所定の繰越処理等を
実行した上で印字を終了する。一方、最後のページでな
い場合にはステップS22に戻り、再び次のページへの
印字動作に移る。このような処理が繰り返され、印字デ
ータの全てが印字されるとステップS22からステップ
S29に移る。ステップS29において、今度はホスト
から別の科目の印字指示があるかどうかを判断する。そ
の旨の印字指示がなければ処理を終了する。一方、別の
科目の印字指示があればステップS30に移り、その処
理へ進む。
【0019】図8は本発明の別の科目の印字処理フロー
チャートを示す。この処理が実行される前に、ステップ
R4において、ホストより科目変更指示と、次の科目の
印字データと、最初のページのページカウントマークを
受信する。科目変更指示は、例えばこれまで第1グルー
プの科目について印字が行なわれた場合、次のグループ
に科目を変更せよといった内容のものとなる。例えば、
科目が2種以上含まれているような場合、第2グループ
を飛ばし、第3グループの印字を実行せよといった内容
になる場合もある。また、次の科目の印字データととも
に最初のページのページカウントマークが受信される。
この最初のページのページカウントマークは、通帳の形
式により任意であって、しかも見返しページのページカ
ウントマーク15は、第1グループの中紙の最初のペー
ジのページカウントマーク15だけを示しており、その
他は知らされていない。従って、このデータについてだ
けは、ホストから知らされることになる。なお、この情
報量は2進数にしても数ビットであり、他の印字データ
とともにホストから受信しても通信処理の負担にはなら
ない。
【0020】図8のステップS31においては、ホスト
より受信した科目変更指示を受けてターンページ数Nの
算出を行なう。即ち、受信側では、既に印字を実行し、
現在開かれている帳票のページのページカウントマーク
15を認識している。このページカウントマーク15
は、そのグループの残りのページ数となる。従って、次
のグループに科目変更を行なう場合、そのページカウン
トマークがそのままターンページ数Nとなる。ステップ
S32において、算出されたターンページ数Nを元に中
紙をN回ターンページする。そしてステップS33に移
り、新たに開かれたページのページカウントマーク15
を読み取る。そして、ホストから受信された最初のペー
ジのページカウントマークと比較し、最初のページかど
うかの確認を実行する(ステップS34)。ここで、最
初のページであるとの確認ができない場合には、ステッ
プS35に移り、先に説明したように元のページに戻る
リトライターンが実行される。そしてステップS34に
戻り、再びページの確認が実行される。これによって、
例えば第2グループの中紙の最初のページ19が確認さ
れると、ステップS36に移り、そのグループの中紙以
下への印字に移る。
【0021】なお、同一グループの中紙以下への印字処
理は、図7で説明した内容と全く同一である。従って、
ステップS36の部分の処理については、その具体的な
説明を省略する。なお、ホストから、例えば第1グルー
プの印字終了後、第2グループを飛ばして第3グループ
への科目変更指示等があった場合、この実施例では、第
1グループの残りのターンページ数を算出し、第1グル
ープから第2グループに移ったところで第2グループの
ページカウントマーク15を読み取る。そして、そのペ
ージカウントマークに従って、再びそのグループを通過
するためのターンページ数を求め、次のグループの最初
のページまで移る。その段階で最初のページの確認を実
行すればよい。
【0022】上記のような方法によれば、受信側では各
科目毎にそのページカウントマークのシーケンスに従っ
て、1ページずつターンページされたかどうかを確実に
確認できる。また、その最初のページは、見返しページ
のマーク13に含まれるページカウントマーク15や、
ホストから送信されたページカウントマークによって確
認できる。更に、最後のページについては、予め設定さ
れた一定の値と比較することによって確認できる。従っ
て、各科目のページ数を任意に増減したとしてもターン
ページ処理のためのプログラムを変更する必要がない。
また、最小限必要な次のグループの最初のページのペー
ジカウントマーク15について、ホストから受信するデ
ータは僅かであるため、テーブルデータとして保存する
必要はなく、ホストの負担にもならない。またホスト側
では、この実施例では各帳票のグループ毎の枚数を記憶
しておけば、その枚数がそのまま最初のページのページ
カウントマークとなる。従って、データの管理も容易で
ある。
【0023】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例においては、ページカウントマークを降順に記
入する例を示したが、これは、例えば昇順に記入しても
よいし、その他の一定の規則性に従って変化する数値と
してもよい。また、もちろんバーコード等を用いた文字
や符号等によってもよい。また、上記実施例では、銀行
の通帳等について本発明を実施する実施例を示したが、
自動ターンページ装置によってターンページされ、その
内容が読み取られ、あるいは各ページを認識しながら印
刷等を行なう各種の帳票について本発明の実施が可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、表紙のタ
ーンページにより開かれる見返しページにページカウン
トマークを記入するとともに、次のページのページカウ
ントマークと同一のページカウントマークを記入し、更
にその後のページカウントマークについては、所定のシ
ーケンスで値の切り替わるものを記入するようにしたの
で、開かれたページ確認のための処理が、各ページのペ
ージカウントマークを確認するテーブルデータ等を使用
することなく実行できる。また、見返しページ以外のペ
ージを複数のグループに区分したとき、各グループ毎に
そのグループを識別するグループ識別マークを記入し、
その最初のページのページカウントマークをホスト等か
ら受信したページカウントマークと照合することによ
り、やはり同様にして、テーブルデータ等無しにページ
確認ができる。また、最後のページを一定の最終値にし
ておけば、その確認も容易である。これらによって、タ
ーンページ処理のためのプログラムを変更することな
く、帳票のページ数やグループの数を自由に増減変更す
ることができる。この場合に複雑なテーブルデータを必
要としないため、そのプログラム管理等も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帳票とそのターンページ方法実施例を
示す説明図である。
【図2】一般の預金通帳斜視図である。
【図3】従来のページ識別用マークテーブル説明図であ
る。
【図4】従来の通帳発行システムブロック図である。
【図5】従来のページ認識動作フローチャートである。
【図6】本発明の帳票ターンページ方法主要部フローチ
ャートである。
【図7】本発明による中紙印字処理フローチャートであ
る。
【図8】本発明の別の科目の印字処理フローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 帳票 11 表紙 12 見返しページ 13 マーク 14 見返し識別マーク 15 ページカウントマーク 16 第1グループの中紙の最初のページ 17 グループ識別マーク 18 第1グループの中紙の最後のページ 19 第2グループの中紙の最初のページ 20 第2グループの中紙の最後のページ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 19/00 //G06F 157:00 G07D 9/00 436 B41J 3/44 B41J 25/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票を、表紙から始めて、その帳票を構
    成する中紙の各ページに記入されたマークを読み取って
    処理する自動ターンページ装置であって、 前記帳票の表紙のターンページにより開かれる見返しペ
    ージには、見返し識別マークが記入され、前記帳票の見
    返しページ以外の部分で、1回毎のターンページにより
    開かれる中紙の各ページには、グループ毎に、所定のシ
    ーケンスで値が切り替わり、最後のページが予め用意し
    た一定値になるページカウントマークが記入され、前記
    見返しページを開いた後現れる、最初のグループの最初
    のページに記入されるページカウントマークと同一のペ
    ージカウントマークが、前記見返しページに記入された
    帳票を受け入れる手段と、 前記表紙のターンページ後前記見返し識別マークにより
    前記見返しページを認識し、次のターンページ後、前記
    見返しページと同一のページカウントマークにより、前
    記最初のグループの最初のページを認識し、その次のタ
    ーンページ後は、各ページのページカウントマークのシ
    ーケンスチェックにより次ページを認識する手段と 認識
    した現在のページと前記予め用意した一定値である各グ
    ループの最後のページにより目的とするグループの目的
    とするページまでのターンページ数を算出する手段と、 前記算出する手段によるターンページ数をターンページ
    毎にページカウントマークを意識することなく、目的と
    するグループの目的とするページまでのターンページを
    行なう手段を設けたことを 特徴とする帳票の自動ターン
    ページ装置。
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JP5411223B2 (ja) * 2011-08-30 2014-02-12 沖電気工業株式会社 通帳処理装置

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