JP2937393B2 - トナー濃度制御装置 - Google Patents

トナー濃度制御装置

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JP2937393B2
JP2937393B2 JP2070578A JP7057890A JP2937393B2 JP 2937393 B2 JP2937393 B2 JP 2937393B2 JP 2070578 A JP2070578 A JP 2070578A JP 7057890 A JP7057890 A JP 7057890A JP 2937393 B2 JP2937393 B2 JP 2937393B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電潜像を顕像化するための現像装置のト
ナー濃度を制御するトナー濃度制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、感光体に形成された静電潜像をトナー現像する
複写機等の画像形成装置では、トナー濃度を適正に保つ
ため、現像装置のタンク内のトナー濃度がある一定の制
御レベル以下になると、ホッパー371からタンク373内に
トナー補給を行うようにしている(第3図参照)。この
ような画像形成装置では、例えば原稿を連続コピーする
場合、トナー補給量がトナー消費量に追付かなくなって
現像された像が薄くなることがある。
このため、上記制御レベルとエンプティレベル間に第
2の制御レベルを設定し、トナー濃度が上記第2の制御
レベル以下になると、コピー動作を一時停止してトナー
補給を行い、トナー濃度を一定レベルまで回復させた
後、コピー動作を再開するようにしたトナー濃度制御装
置が提案されている(特開昭62-105173号公報、特開平1
-156782号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記トナー濃度制御装置にあっては、上記
コピー動作停止後、上記一定レベルに回復するまでに時
間がかかり、コピー動作の停止が長時間になる。すなわ
ち、例えば黒ベタ領域の多い原稿の連続コピーのような
トナー消費量の多い場合に数秒間隔で連続コピーを行っ
ている最中に、数十秒乃至数分間程度停止することとな
ると、使用者に不安感を抱かせる虞れがある。
本発明は、上記問題を解消するもので、連続記録を行
うときのトナー濃度回復のための停止時間の短いトナー
濃度制御装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、検出されるト
ナー濃度が制御レベルとエンプティレベル間のときにト
ナー補給を行いつつ連続記録が行われる画像形成装置に
おいて、多消費モードへの設定切換えを行うモード設定
手段と、上記制御レベルと上記エンプティレベル間に休
止レベルを設定する休止レベル設定手段と、上記トナー
濃度が上記休止レベル以下であるかどうかを判別する濃
度判別手段と、記録1枚終了毎に予め設定された時間だ
け記録動作を休止させる記録動作休止手段と、上記多消
費モードが設定されたときにトナー濃度が上記休止レベ
ル以下に変化すると、上記連続記録が完了するまで上記
記録動作休止手段を駆動させる制御手段とを備えたもの
である。
また、請求項2では、前記モード設定手段は、1枚当
たりのトナー消費量を求める消費量検知手段と、上記ト
ナー消費量が予め設定された量以上であることを判別す
る消費量判別手段と、上記トナー消費量が予め設定され
た量以上のときに多消費モードへの設定切換えを行う切
換手段とを備えている。
さらに、請求項3では、前記記録動作休止手段は、求
めた1枚当たりのトナー消費量と時間当たりのトナー補
給量とから上記トナー消費量と上記トナー補給量とを一
致させるべく、記録動作の休止時間を変更する休止時間
変更手段を備えている。
〔作用〕
上記構成のトナー濃度制御装置によれば、多消費モー
ドが設定され、トナー濃度が制御レベルとエンプティレ
ベル間に設定された休止レベル以下に変化すると、予め
設定された時間だけ記録動作が休止され、上記時間経過
後に記録動作が再開する。そして、この記録動作の休止
は設定枚数の記録動作が完了するまで記録1枚終了毎に
行われる。
また、請求項2のトナー濃度制御装置によれば、1枚
当たりのトナー消費量が求められ、このトナー消費量が
予め設定された量以上であると、自動的に多消費モード
に設定切換えされる。
さらに、請求項3のトナー濃度制御装置によれば、1
枚当たりのトナー消費量と時間当たりのトナー補給量に
よりトナー消費量とトナー補給量とを一致させるべく、
休止時間が変更可能とされる。すなわち、トナー消費量
が多いときは休止時間が長くなるように変更され、トナ
ー消費量が少ないときは休止時間が短くなるように変更
される。
〔実施例〕
第2図は本発明に係るトナー濃度制御装置が適用され
るデジタル複写機(画像形成装置)の構成図である。
複写機21はその上面にコンタクトガラス22及び原稿押
え23を有し、内部には光学機構L及び像形成手段Pを備
えている。
上記光学機構Lはハロゲンランプ24と反射板25からな
る光源、反射鏡26,27,28、レンズ部29及び固体撮像素子
(以下、CCDという)30から構成されている。そして、
記録(コピー)動作が開始されると、上記光源からの光
がコンタクトガラス22上に載置された原稿で反射し、該
反射光が反射鏡26,27,28を介してレンズ部29に導かれた
後、CCD30で読み取られる。
上記像形成手段Pはレーザ発生器31、ポリゴンミラー
32、反射鏡33、感光体34、帯電装置35、ブランクランプ
36、現像装置37、転写装置38、分離装置39及びクリーニ
ング装置40等を備えている。そして、読み取られた原稿
に対応したレーザ光がレーザ発生器31から照射される。
一方、感光体34の表面は帯電装置35により一律に帯電さ
れ、ポリゴンミラー32及び反射鏡33を経た上記レーザ光
により露光され、静電潜像が形成される。この後、現像
装置37によりトナー現像された上記静電潜像は転写装置
38により用紙に転写された後、分離装置39により感光体
34から分離される。
さらに、給紙機構としては、その給送方向の上流から
順に、給紙カセット41、給紙ローラ42、レジストローラ
対43が配設され、これにより用紙が感光体34に給紙さ
れ、転写が行われる。転写後の用紙の定着、排出機構と
して、搬送ベルト44、定着装置45、排出ローラ46及び排
紙トレイ47等が配設されている。なお、図示しない自動
原稿送り装置を備え、複数枚の原稿を順次自動的にコン
タクトガラス22と原稿押え23間に送るようにしてもよ
い。
次に、上記現像装置37の一構成例について第3図を用
いて説明する。
ホッパー371はトナーを収納するものである。補給ロ
ーラ372はホッパー371からタンク373にトナーを補給す
るものである。撹拌ローラ374,375はタンク373内のトナ
ー及びキャリヤを撹拌して混合するとともに、上記トナ
ーを摩擦帯電させるものである。現像ローラ376は感光
体34にトナーを供給するものである。
そして、上記摩擦帯電されたトナーが感光体34に供給
され、感光体34の静電潜像がトナー現像される。また、
ホッパー371には適宜トナーが補充できるようになされ
ている。
続いて、制御系の一例を示すブロック構成について第
1図を用いて説明する。
トナー濃度センサ1は撹拌ローラ375の周辺適所に設
けられ(第3図参照)、トナー濃度を検出して該トナー
濃度に応じた電圧を中央制御部(以下、CPUという)11
に出力するものである。なお、トナー濃度センサ1から
の電圧(以下、センサ電圧という)はトナー濃度が上昇
するに従って低くなり、逆にトナー濃度が低下するに従
って高くなるものである。操作部2はコピースタート、
モード設定、倍率設定及びコピー枚数の設定等を行うた
めのものである。また、操作部2はCPU11からの後述す
るエンプティ信号を受けてエンプティ表示を行う表示エ
リアを一部に有している。AD変換部3はCCD30からの画
像信号をデジタル信号に変換して画像メモリ4に出力す
るものである。画像メモリ4は上記デジタル信号を記憶
し、該記憶内容をCPU11に出力するものである。
光学系モータ5はCPU11からの制御信号に応じて光学
機構Lの光源や反射鏡26,27,28等を駆動するものであ
る。トナー補給モータ6はCPU11からの制御信号に応じ
て補給ローラ372を駆動するものである。トナー撹拌モ
ータ7はCPU11からの制御信号に応じて撹拌ローラ374,3
75を駆動するものである。給紙ローラモータ8はCPU11
からの制御信号に応じて給紙ローラ42やレジストローラ
対43等を駆動するものである。なお、上記各モータ5〜
8に代えてメインモータからクラッチで駆動力を伝達す
るようにしてもよい。
RAM9及びROM10はCPU11の処理プログラムや処理内容そ
の他予め設定されたセンサ電圧等を記憶するものであ
る。すなわち、ROM10はトナー補給を行わずにコピー動
作可能な制御レベルのトナー濃度に対応するセンサ電圧
Vc、コピー動作不可能となるエンプティレベルのセンサ
電圧V2、上記制御レベルとエンプティレベルの間であっ
てコピー動作をその都度所定時間txだけ休止する休止レ
ベルのセンサ電圧V1(Vc<V1<V2)及び用紙サイズ毎に
定められた上記所定時間txを記憶するようになされてい
る。また、ROM10は多消費モードが選択されていない場
合、すなわち通常モードの場合にエンプティ表示を行わ
せるセンサ電圧V3(なお、V2=V3としてもよい)を予め
記憶するようになされている。
CPU11は上記モータ5〜8(該モータ5〜8に代えて
クラッチが設けられているときは該クラッチのオン、オ
フ)を制御するとともに、CCD30により読み取った画像
信号を必要に応じて変倍処理し、レーザ発生器31から上
記変倍処理後の画像信号に応じたレーザ光を照射するよ
うにしている。また、CPU11はトナー撹拌モータ7(該
モータ7に代えてクラッチが設けられているときは該ク
ラッチ)に制御信号を出力して撹拌ローラ374,375を駆
動するとともに、センサ電圧が電圧Vc以上になるとトナ
ー補給モータ6(該モータ6に代えてクラッチか設けら
れているときは該クラッチ)に制御信号を出力して補給
ローラ372を駆動するようになされている。さらに、CPU
11はセンサ電圧が電圧V1以上であるかどうかを判別する
機能、連続コピー時における各コピー動作終了毎にtx時
間だけコピー動作を休止させる機能及び操作部2からの
マニュアル指示により、あるいは後述するプレスキャン
に基づいて自動的に多消費モードが設定されたときにセ
ンサ電圧が電圧V1以上になると、上述したように休止時
間を与える機能を有している。また、CPU11は給紙カセ
ット41周辺に設けられた図示しない用紙サイズ検出セン
サにより用紙サイズを検出して上記tx時間を設定する機
能を有している。
次に、上記構成によるトナー濃度制御の第1実施例に
ついて第4図のフローチャートを用いて説明する。
第1実施例では、多消費モードへの切換設定は操作部
2により手動で行われるようになされている。
まず、操作部2により記録(コピー)枚数が設定され
て(あるいは自動原稿送り装置に複数枚の原稿がセット
されて)連続記録(コピー)がスタートすると、ステッ
プS1でセンサ電圧Vが電圧Vc以下かどうか、すなわち最
適のトナー濃度以上かどうかが判別される。そして、セ
ンサ電圧Vが電圧Vc以下であると(ステップS1でYE
S)、最適のトナー濃度以上であるのでトナー補給モー
タ6(該モータ6に代えてクラッチが設けられていると
きは該クラッチ)の駆動によるトナー補給が行われるこ
となく、ステップS2で記録(コピー)動作が行われる。
すなわち、原稿が読み取られて感光体34に静電潜像が形
成された後、該静電潜像が現像装置37によりトナー現像
されて用紙に転写され、該転写紙の定着及び排出が行わ
れる。続いて、ステップS3で設定されたコピー枚数分の
コピーが終了したかどうかが判別され、設定枚数分のコ
ピーが終了していると(ステップS3でYES)、本フロー
チャートの処理が終了する。
一方、ステップS3でコピーすべき枚数が残っていると
(ステップS3でNO)、再びステップS1に戻ってセンサ電
圧Vが電圧Vc以下かどうかが判別される。そして、ステ
ップS1でセンサ電圧Vが電圧Vc以上であると(ステップ
S1でNO)、最適のトナー濃度以下であるのでステップS4
で操作部2により多消費モードに設定されているかどう
かが判別される。このとき、多消費モードに設定されて
いなければ(ステップS4でNO)、ステップS5でセンサ電
圧Vが電圧V3以下かどうかが判別される。
そして、センサ電圧Vが電圧V3以下であると(ステッ
プS5でYES)、トナー濃度を保つべくステップS6でトナ
ー補給モータ6(またはクラッチ)の駆動によるトナー
補給を行いつつ、ステップS2に移行してコピー動作が行
われる。続いてステップS3で設定枚数分のコピーが終了
したかどうかが判別され、コピーすべき枚数が残ってい
るとステップS1に戻る。
一方、ステップS5でセンサ電圧Vが電圧V3以上である
と(ステップS5でNO)、ステップS7でトナーエンプティ
表示(以下、エンプティ表示という)が行われ、ステッ
プS8で連続コピーが禁止されて単発コピーのモードに切
換わり、単発コピーとしてのコピー動作が引き続き可能
とされる(ステップS2)。この後ステップS3で設定枚数
分のコピーが終了したかどうかが判別され、コピーすべ
き枚数が残っているとステップS1に戻る。
一方、ステップS4で多消費モードに設定されていると
(ステップS4でYES)、すなわち、多消費モードでは用
紙1枚当たりのトナー消費量が、例えば予め設定された
量以上になるので、まず、ステップS9でセンサ電圧Vが
電圧V1以下かどうかが判別され、センサ電圧Vが電圧V1
以下であると(ステップS9でYES)、トナー濃度を保つ
べくステップS10でトナー補給モータ6(またはクラッ
チ)の駆動によるトナー補給を行いつつ、ステップS2
コピー動作が行われる。この後ステップS3で設定枚数分
のコピーが終了したかどうかが判別され、コピーすべき
枚数が残っているとステップS1に戻る。一方、ステップ
S9でセンサ電圧Vが電圧V1以上になると(ステップS9
NO)、ステップS11でセンサ電圧Vが電圧V2以下かどう
かが判別される。
センサ電圧Vが電圧V2以上であると(ステップS11でN
O)、トナー濃度が極めて低く、正常なコピーができな
くなるため、ステップS15でエンプティ表示が行われ
る。続いて、ステップS16でホッパー371にトナーが補充
されるまで待機し、トナーが補充されると(ステップS
16でYES)、ステップS1に戻る。
一方、上述したように多消費モードではトナー消費量
が多いため、多消費モードでコピー動作を連続して行う
とトナー補給が追い付かなくなってトナー濃度が次第に
低下する。このため、センサ電圧Vが電圧V1以上になる
と、トナー補給を行いながらコピー1枚が終了する毎に
tx時間だけコピー動作を休止し、トナー濃度の回復を図
っている。すなわち、ステップS11でセンサ電圧Vが電
圧V2以下であると(ステップS11でYES)、トナー濃度不
足を短時間で回復すべく、ステップS12でトナー補給モ
ータ6(またはクラッチ)の駆動によりトナー補給を行
いつつ、予め設定されたtx時間、例えば数秒間だけコピ
ー動作を休止させる。そして、上記tx時間経過後、ステ
ップS13でコピー動作が行われ、ステップS14で設定枚数
分のコピーが終了したかどうかが判別され、設定枚数分
のコピーが終了していると(ステップS14でYES)、本フ
ローチャートの処理が終了する。なお、コピー動作の休
止中のトナー補給は電圧V1以上が検知された時点から電
圧Vcが検知される時点まではtx時間の補給が行われ、電
圧Vc以下のときは補給が停止される。
一方、ステップS14でコピーすべき枚数が残っている
と(ステップS14でNO)、再びステップS11に戻ってセン
サ電圧Vが電圧V2以下かどうかが判別される。そして、
センサ電圧Vが電圧V2以上(ステップS11でNO)になら
ない限り、設定枚数分のコピーが終了するまでコピー毎
に、tx時間休止しながらコピー動作が行われる(ステッ
プS11〜ステップS14のループ)。
ここで、本発明に係る多消費モードでセンサ電圧Vが
電圧V1以上になるときの動作について第5図を用いて説
明する。
まず、センサ電圧Vが電圧Vcのt1時点で連続コピー動
作が開始されると、トナー濃度が次第に低下して、セン
サ電圧Vが電圧Vcから上昇する。そして、t2時点でセン
サ電圧Vが電圧V1を越えると、コピー1枚終了毎にtx時
間だけコピー動作が休止され、この間トナー補給モータ
6(またはクラッチ)の駆動によるトナー補給が行われ
る。従って、このtx時間、センサ電圧Vが図示のように
低下することになる。この後コピー動作が再開し、次の
コピー動作が終了すると、再びtx時間のトナー補給が行
われる。すなわち、このコピー動作終了毎のtx時間のト
ナー補給は設定枚数のコピーが終了するまで続けられ
(ステップS11〜ステップS14のループ)、トナー濃度は
次第に上昇する。そして、トナー濃度が制御レベル以上
になるとトナー補給は停止され、制御レベル以下になる
と再びトナー補給が開始する。
一方、上記ステップS11〜ステップS14のループの処理
中に、例えばt3時点でホッパー371内のトナーが残り少
なくなると、タンク373へのトナー補給量が減少してト
ナー濃度が次第に低下するため、センサ電圧Vが次第に
上昇し、t4時点で電圧V2に達する。このとき、エンプテ
ィ表示が行われ、更にホッパー371にトナーが補充され
るまで待機する(ステップS15,S16)。
次に、トナー濃度制御の第2実施例について第6図の
フローチャートを用いて説明する。
第2実施例は、まずプレスキャンを行って1枚当たり
のトナー消費量Tを算出し、この算出結果が予め設定し
た量Txよりも多くなると自動的に多消費モードに切換設
定され、この後、第4図のフローチャートの処理を行う
ものである。なお、白黒反転モード及び倍率の設定は操
作部2により行う。
ステップS21でプレスキャンが開始され、CCD30で原稿
がスキャンされつつ読み取られ、デジタル(画像)信号
に変換されて画像メモリ4に順次記憶される。ステップ
S22では、原稿サイズが検知される。この原稿サイズは
操作部2により設定する場合、あるいは自動的に算出す
る場合がある。原稿サイズを自動的に算出する方法とし
ては、少なくとも原稿の四隅が白色であることから原稿
サイズを算出することが考えられる。すなわち、原稿押
え23の裏面を灰色等の中間色とし、プレスキャンにより
原稿の四隅(白色)を識別し、この四隅から原稿サイズ
を算出する。また、複数個のフォトセンサを並べた検出
部で原稿を走査し、該原稿からの反射光の有無により原
稿サイズを検知することも考えられる。
続いて、ステップS23でスキャンに応じて画像メモリ
4に記憶された画像信号から黒画素数がカウントされ、
ステップS24でプレスキャンが終了したかどうかが判別
され、プレスキャンが終了していなければ(ステップS
24でNO)、ステップS22に戻り、原稿サイズの算出が行
われる。そして、プレスキャンが終了すると(ステップ
S24でYES)、ステップS25で白黒反転モードに設定され
ているかどうかが判別される。白黒反転モードに設定さ
れていなければ(ステップS25でNO)、ステップS26で1
枚当たりのトナー消費量Tが下式のように算出される。
なお、1黒画素数当たりのトナー消費量は説明上省略し
ている。
T=(倍率)×(黒画素数) 一方、ステップS25で白黒反転モードに設定されてい
ると(ステップS25でYES)、ステップS26で1枚当たり
のトナー消費量Tが下式のように算出される。
T=(倍率)×{(原稿の全画素数)−(黒画素
数)} ステップS28では、上記ステップS26またはステップS
27で算出されたトナー消費量Tが予め設定された量Txよ
りも多いかどうかが判別され、トナー消費量Tが量Txよ
りも多いと(ステップS28でYES)、ステップS29で多消
費モードに設定され、この後上述した第4図のフローチ
ャートに移行する。一方、ステップS28でトナー消費量
Tが量Txよりも少ないと(ステップS28でNO)、多消費
モードに設定されることなく、第4図のフローチャート
に移行する。
すなわち、多消費モードに設定されていると、第4図
のステップS4の分岐でYESとなり、ステップS9へ移行
し、一方、多消費モードに設定されていなければ第4図
のステップS4の分岐でNOとなり、ステップS5へ移行す
る。
また、トナー濃度制御の第3実施例として多消費モー
ドにおいてトナー消費量が比較的少ないときはtx時間が
短くなるように変更し、トナー濃度の安定化(第5図破
線参照)を図るとともにコピーが完了するまでの時間を
短縮するようにしてもよい。すなわち、第6図のフロー
チャートで算出した1枚当たりのトナー消費量Tと、予
め設定された時間当たりのトナー補給量により、トナー
消費量とトナー補給量とが一致するtx時間を算出する。
この結果、トナー消費量Tが多くなるとtx時間が長くな
り、逆にトナー消費量Tが少なくなるとtx時間が短くな
る。
なお、画像メモリ4を用いる本デジタル複写機におい
てはプレスキャンは特に必要ではなく、本スキャンで得
られた画像メモリ4内の画像信号に基づいてモード設定
を行うとともに、画像形成を行うこともできる。また、
上記説明では、トナー濃度制御装置はデジタル複写機に
適用したが、プリンタ等の画像形成装置であっても適用
することができる。
また、第4図のフローチャートでは、ステップS16
トナー補充されると(ステップS16でYES)、ステップS1
に戻るようにしたが、トナー補充されると、ステップS
11に戻るようにしてもよい。
また、コピー開始時間を所定時間だけ遅らせることに
より、コピー1枚終了毎に時間txを与えるようにしても
よい。
〔発明の効果〕
本発明は、多消費モード設定時に補給されるトナー濃
度が予め設定された休止レベル以下に変化すると、記録
1枚終了毎に予め設定された極短い時間だけ記録動作が
休止されるので、記録を行いながらトナー補給が同時に
行える。また、この記録動作の休止制御が設定された枚
数分の記録が完了するまで記録毎に行われるので、トナ
ー消費量が多い場合でも等間隔で記録が行われ、従来の
ように連続記録中に長時間休止するような不規則な動作
を防止でき、使用者に安心感を与えることができる。
また、トナー消費量を求め、該トナー消費量が予め設
定された量以上のときは自動的に多消費モードに設定さ
れるので、トナー消費量が多い場合でも確実に等間隔で
記録が行われ、トナー濃度の過剰低下を防止することが
できる。
さらに、1枚当たりのトナー消費量と時間当たりのト
ナー補給量とから休止時間を変更するので、最小の休止
時間を得ることができるとともに、安定したトナー濃度
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るトナー濃度制御装置の制御系のブ
ロック構成図、第2図は本発明に係るトナー濃度制御装
置が適用される画像形成装置の構成図、第3図は本発明
に係る現像装置の構成図、第4図はトナー濃度制御装置
の動作の第1実施例を示すフローチャート、第5図は第
4図のフローチャートの動作を説明するためのタイミン
グチャート、第6図はトナー濃度制御装置の動作の第2
実施例を示すフローチャートである。 1……トナー濃度センサ、2……操作部、11……中央制
御部(CPU)、34……感光体、37……現像装置、371……
ホッパー、372……補給ローラ、373……タンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 隆司 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−8766(JP,A) 特開 平1−161383(JP,A) 特開 昭63−8767(JP,A) 特開 昭63−8770(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 303 G03G 15/08 - 15/095 G03G 13/08 - 13/095 G03G 21/00 370 - 540

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出されるトナー濃度が制御レベルとエン
    プティレベル間のときにトナー補給を行いつつ連続記録
    が行われる画像形成装置において、多消費モードへの設
    定切換えを行うモード設定手段と、上記制御レベルと上
    記エンプティレベル間に休止レベルを設定する休止レベ
    ル設定手段と、上記トナー濃度が上記休止レベル以下で
    あるかどうかを判別する濃度判別手段と、記録1枚終了
    毎に予め設定された時間だけ記録動作を休止させる記録
    動作休止手段と、上記多消費モードが設定されたときに
    トナー濃度が上記休止レベル以下に変化すると、上記連
    続記録が完了するまで上記記録動作休止手段を駆動させ
    る制御手段とを備えたことを特徴とするトナー濃度制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記モード設定手段は、1枚当たりのトナ
    ー消費量を求める消費量検知手段と、上記トナー消費量
    が予め設定された量以上であることを判別する消費量判
    別手段と、上記トナー消費量が予め設定された量以上の
    ときに多消費モードへの設定切換えを行う切換手段とを
    備えていることを特徴とする請求項1記載のトナー濃度
    制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のトナー濃度制御装置におい
    て、求めた1枚当たりのトナー消費量と時間当たりのト
    ナー補給量とから上記トナー消費量と上記トナー補給量
    とを一致させるべく、記録動作の休止時間を変更する休
    止時間変更手段を備えたことを特徴とするトナー濃度制
    御装置。
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