JP2937233B2 - フォーマット変換装置 - Google Patents
フォーマット変換装置Info
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Description
装置に係り、特に、リモートセンシング分野における
「レベル0」フォーマットへのフォーマット変換装置に
関する。フォーマット変換装置は、衛星から送信される
各種のデータを最も基本的なフォーマットである「レベ
ル0」のフォーマットに変換するものである。
変換を行うのにダブルバッファが用いられる場合があ
る。ダブルバッファを用いる画像データ変換装置として
は、例えば、特開平4−160573号公報に開示され
ている。
んでいるときは、他系はデータを読み出しを行う。デー
タのフォーマットの変換は、読み出しのアドレスを書き
込みしたときの順番と変えることにより行う。
できるだけの容量のバッファを持ち、1ライン分のデー
タの記憶が終わるとバッファを切り替えるような時分割
の方法で行われる。多くの場合、1ラインのデータの長
さは固定長であるので、データの先頭を示す信号の入力
でバッファ切り替える方法が取られる。つまり、従来
は、トグル動作による制御を行っていた。
ほうが早くなければ、書き込まれたデータを読み出しき
れなくなるので、読み出しレートのほうが早くする手法
を採っている。たとえ可変長のデータであっても、極端
にデータ長が異なるものはないので、読み出しレートを
書き込みレートよりある程度早くしておけば、読み出し
切れなくなることはない。このため、通常、フォーマッ
タの前段の同期部において同期されたデータは固定長で
出力される。
はずれた場合には、データが固定長になるよう制御され
てはいる(フリーランと呼ばれる)が、同期部の疑似ロ
ックや可変長のデータで長い間同期がとれなくて、ある
タイミングでロックした場合、フォーマッタに入力され
るデータが極端に短くなる場合がある。具体的には、通
常の場合よりもデータの先頭を示す信号が極端に早く入
力される。
の先頭を示す信号が入力されてしまい、それをトリガと
してバッファを切り替えてしまうため、読み出されるデ
ータは短いものとなり、後段の装置(システム)に処理
しなければならないデータ長よりも極端に短いデータが
入力されるので、レベル0のデータフォーマットとして
は、不正なものになり、後段の装置における処理ができ
なくなる、という不都合があった。
いデータは、後段の装置の処理においては、不要もしく
は、ダミーデータとして扱うものとなるので、フォーマ
ッタから読み出す必要がないものであるが、次のデータ
の先頭を示す信号でそのデータが読み出されることにな
る、という不都合があった。
処理する装置(システム)では、データの長さが一定で
あることを前提とするが、上述した従来技術では、同期
部の疑似ロックや可変長のデータが長時間同期がとれな
い等の理由により、あるタイミングでロックした場合に
は、フォーマッタに入力されるデータが極端に短くな
り、通常の場合よりもデータの先頭を示す信号が極端に
早く入力されるため、そのときのダブルバッファに記憶
した正規データの全部が読み出されなくなり、正規のも
のより短いデータが出力される、という不都合があっ
た。
ブルバッファを必ず切り替えているため、ダブルバッフ
ァのリード側のデータを読み終わる前に、ダブルバッフ
ァを切り替えてしまうからである。
ステム)の処理おいては、不要もしくは、ダミーデータ
として扱うものとなるので、フォーマッタから読み出す
必要がないものであるが、そのデータがフォーマッタか
ら読み出されてしまう、という不都合があった。
ずデータを書き込んでしまい、次のデータの先頭を示す
信号でそのデータを読み出してしまうからである。
改善し、特に、必要なデータのみを確実に出力すること
ができるフォーマット変換装置を提供することを、その
目的とする。
力データを交互に記憶する複数のバッファを有するダブ
ルバッファと、所定の切替信号に従って前記各バッファ
を切り替えるダブルバッファ切替制御部と、前記入力デ
ータのデータ先頭信号を受信したときに書き込みアドレ
スを発生するライトアドレス発生部と、前記各バッファ
に格納されたデータの読み出しアドレスを設定するリー
ドアドレス設定部と、このリードアドレス設定部によっ
て設定されたアドレスに従って前記各バッファから交互
にデータを読み出すと共に当該読み出したデータと外部
入力された付加情報と多重化する多重部とを備えてい
る。しかも、リードアドレス設定部に、当該リードアド
レス設定部に設定された読み出しアドレスに従った前記
各バッファからのデータ読み出しの終了を監視するリー
ド終了監視部を併設し、ダブルバッファ切替制御部が、
予め定められた一定期間内に前記リード終了監視部から
出力されるリード終了信号と前記データ先頭信号とが重
ねて入力されたときに前記ダブルバッファに切替信号を
出力するデータ先頭信号待機制御機能を備えた、という
構成を採っている。
了した後、データ先頭信号が入力されるまでダブルバッ
ファの切替を待機する。このため、読み出しが終了する
前にデータ先頭信号が入力されてもダブルバッファの切
替は行わない。このため、当該一方のバッファに格納さ
れたデータの読み出しが不完全となることがない。
頭信号を受信したときに読み出し終了信号が出力されて
いない場合には当該先頭信号についての入力データの書
き込みアドレスをリセットする不正データ無視機能を備
えている。このため、読み出しが間に合わないほど短い
データについては、バッファへの書き込みが行われな
い。また、一部書き込み後にアドレスのリセットを行っ
た場合には、継続した書き込みが行われないため、次の
入力データによって上書きされる。
イトアドレス発生部によって書き込みアドレスがリセッ
トされたときに当該先頭信号を特定する情報を外部出力
する未取得データ情報制御部を併設している。この未取
得データ情報制御部により、無視した不正データの位置
等を特定する情報が出力されるため、後段の装置が当該
部分にダミーデータを挿入する等の処理を行うことが可
能となる。
変換装置の実施の形態について図面を参照して説明す
る。
マット変換を行うためにデータの入出力を行うダブルバ
ッファ1(バッファ1A、バッファ1B)と、ダブルバ
ッファ1にデータを書き込むための書き込みアドレスを
発生するライトアドレス発生部2と、フォーマット変換
と付加情報多重のためにダブルバッファ1のリードアド
レスを外部より設定するリードアドレス設定部3とを備
えている。
報の多重を行うために入力データの品質情報等の付加情
報を取り込む付加情報制御部4と、書き込み及び読み出
し用のクロックを発生するクロック発生部5と、ダブル
バッファ1よりデータの読み出しの終了を監視し、終了
情報をダブルバッファ切替制御部7に知らせるリード終
了監視部6とを備えている。リード終了監視部6は、例
えば、リードアドレスの最終アドレスが出力されたか否
かによりリード終了信号を出力する。
クのデータの始まりを示す信号とリード終了監視部6の
終了情報等に基づいてダブルバッファ1の切り替えを制
御するダブルバッファ切替制御部7と、付加情報制御部
4からの付加情報とダブルバッファ1の出力データを多
重して外部出力する多重部8と、外部プロセッサからの
制御を受けるためのプロセッサインタフェース部9とを
備えている。
クのデータの始まりを示す信号とリード終了監視部6の
終了情報等に基づいてダブルバッファ1の切り替えを制
御するため、具体的には、読み出しが終わるまでダブル
バッファの切り替えを行わないため、フォーマッタの出
力データを処理する装置(システム)に固定長データを
出力できるようになる。つまり、リード終了監視部から
読み出し終了報告があり、かつデータの先頭を示す信号
がきたときに、ダブルバッファを切り替えるような制御
をするため、極端に短くなるデータをダブルバッファに
書き込むことをしないので、読み出されるデータは常に
固定データ長になる。
み出しが終わる前にデータの先頭を示す信号がきた場合
は、リード終了監視部からの読み出しが終了するまでダ
ブルバッファを切り替えることをしないようにするた
め、極端に短くなった不正データを外部出力することが
なく、このため、常に固定長のデータを安定して出力す
ることができ、しかも、不正データが存在することによ
る後段の装置での処理の混乱が生じない。
タを無視した(フォーマッタが読み出さなかった)位置
を取得し、外部に出力することができる未取得データ情
報制御部10を備えている。
データの位置情報を外部出力するため、具体的には、入
力データを無視した(フォーマッタが読み出さなかっ
た)データの位置を取得し、外部出力するため、フォー
マッタの出力データを処理する装置(システム)におい
て、無視したデータの場所にダミーデータを挿入するこ
とが必要となる場合でも、容易にその位置を知ることが
できる。
ータが極端に短くなった(通常の場合よりもデータの先
頭を示す信号が極端に早く入力される)ときのデータが
出力されないが、その情報がフォーマッタの出力データ
を処理する装置(システム)に出力できるため、データ
の品質等の保証がされることとなり、データの信頼性を
向上させることができる。
の動作について、図1を参照して説明する。
ロセッサよりプロセッサインタフェース部9を介して各
部に初期設定を行う。リードアドレス設定部3に対して
は、入力データを「レベル0」へのフォーマット変換す
るため、データの並べ替用の読み出しアドレスを設定す
る。さらに、クロック発生部5に対しては、読み出しの
ためのデータレートを設定する。このデータレートは、
書き込みのデータレートよりも早いレートに設定する。
このため、通常、書き込みよりも読み出しのほうが先に
終了する。
ック、変換対象データの先頭を示す信号、変換対象デー
タの範囲を示す信号、付加情報、時刻情報等のデータが
入力される。フォーマッタにこれらのデータが入力され
ると、フォーマッタが動作を始める。ここで、ダブルバ
ッファ1のバッファ1Aが書き込み側で、ダブルバッフ
ァ1のバッファ1Bを読み出し側とする。
データ)を書き込むには、まず、変換対象データの先頭
を示す信号よりライトアドレス発生部2でダブルバッフ
ァ1のバッファ1Aにおける書き込みアドレスをリセッ
ト、つまりアドレスを「0」にする。さらに、変換対象
データの範囲を示す信号が入力されているときにのみ、
クロック入力に応じてライトアドレスをインクリメント
させる。この書き込みアドレスに応じて、変換対象デー
タ(入力データ)はダブルバッファ1のバッファ1Aに
格納される。
ータの先頭を示す信号をトリガとして、付加情報制御部
4に取り込まれる。
み出すには、まず、変換対象データの先頭を示す信号
と、リード終了監視部6からのリード終了信号との両方
がリードアドレス設定部3に入力されるまで待機する。
両方の信号が入力されると、初期設定されたリードアド
レスを、クロック発生部5から出力される初期設定され
たデータレートによるクロックで出力する(フォーマッ
ト変換機能)。すると、バッファ1Bに格納されたデー
タは初期設定された順序に並び替えられて多重部8に出
力される。
付加情報制御部4から付加情報や時刻情報等のデータが
多重部8出力され、多重部8は、これらの付加情報を読
み出し情報に多重して外部出力する。
視部6にて、データが全て読み出し終わったかを監視
し、読み出し終了時にリード終了信号を出力する。
視部6からのリード終了信号を受け取り、かつ次の変換
対象データの先頭を示す信号が入力されたときに、ダブ
ルバッファ1のバッファ1Bを書き込み用に、バッファ
1Aを読み出し用に切り替える。この処理を繰り返して
データの変換をリアルタイムに行う。
ないほどの短いデータがフォーマッタに入力された場合
を説明する。この場合には、ダブルバッファ切替制御部
7にはリード終了監視部6からリード終了信号が入力さ
れるよりも先に、入力データの先頭を示すデータ先頭信
号が入力される。
タの先頭を示す信号が入力によりダブルバッファ1の切
替動作に移行してしまうが、本実施形態では、リード終
了監視部6からのリード終了信号を受け取り、かつ次の
変換対象データの先頭を示す信号が入力されたときにダ
ブルバッファ1の切替動作に移る。
が終了していないことにより、リード終了監視部6から
のリード終了信号は、ダブルバッファ切替制御部7に入
力されていない。そのため、ダブルバッファ切替制御部
7では、リード終了信号の入力があるまでダブルバッフ
ァ1を切り替える動作に移行せず、読み出しを継続する
(リード終了時切替機能)。
合わないほどの短いデータがかかれているバッファ)が
切り替えられていないので、変換対象データの先頭を示
す信号よりライトアドレス発生部2でダブルバッファ1
のバッファ1Aの書き込みアドレスをリセット、つまり
アドレスを「0」にするので、読み出しが間に合わない
ほどの短いデータに次の変換対象データが上書きされる
ことになる。
短いデータは、不正データであり処理対象にならないの
で、上書きされてしまっても問題にならない。
ム)において、処理の都合上、不正データであり処理対
象にならない読み出しが間に合わないほどの短いデータ
の位置にダミーデータをつける等の処理をする場合も考
えられるので、さらに追加機能として未取得データ情報
制御部10の追加により、上書きされた位置情報を外部
に取り出せるようにしている。
象データの先頭を示す信号とリード終了監視部6からリ
ード終了信号より、時刻情報もしくは、変換対象データ
の先頭を示す信号をカウントしたカウント値を記憶し外
部にその情報を取り出せるようにする。
ム)においては、フォーマッタの出力データに多重した
時刻情報や変換対象データの先頭を示す信号をカウント
したカウント値と、未取得データ情報制御部10からの
情報によりダミーデータの挿入処理等を行う。
参照して説明する。
は、ダフルバッファ1として、高速のスタティック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ11A,11B(以後SRA
Mと呼ぶ)を使用し、高速なデータの読み書きを実現す
る。メモリ容量は、1ラインの画像データ量は、現状の
リモートセンシングにおいては、1Mbyteを越える
ものはないので、片系1MbyteのSRAM、つまり
ダブルバッファ1は2Mbyteの容量を持つ。
ラインスタート信号を使用し、ライトアドレス発生部2
は、ラインスタート信号の入力パルスによりリセットさ
れる20ビットのカウンタ12により構成される。
サからダブルバッファのリードアドレスを記憶できる3
Mbyteの容量のSRAM13AとそのSRAMの読
み出しアドレスを発生する20ビットのカウント13B
とから構成される。
をラインスタートによりラッチするレジスタ14を使用
し、リードアドレス設定部のアドレスにより多重部8の
バッファのイネーブルを制御する構成とする。
と、分周器15Bとを備え、外部プロセッサから設定に
より分周の段数を変える。
定部3のSRAM13Aに書かれたリードアドレスデー
タの1ビットを終了情報としてそのデータを受けたとき
に終了情報を出力するレジスタ16を持つ。また、その
終了情報とラインスタート信号によりリードアドレス設
定部3のカウンタ13Bのリセットやカウントアップの
制御を行う。
タートとリード終了監視部6からの終了情報のANDに
よりダブルバッファ1のSRAMチップセレクト信号や
ライトイネーブル信号を発生する構成とする。また、プ
ロセッサインタフェース部9としては、汎用バスプロト
コルのVMEバスにて外部プロセッサ(CPU)とイン
タフェースできるような構成にし、各部の設定やSRA
Mの読み書きを実現する。
報制御部10では、ラインスタートとリード終了監視部
6からの終了情報のバーのAND20Dにより時刻情報
をラッチするレジスタ20Aと、入力されるラインスタ
ート信号をカウントするカウンタ20Bと、ラインスタ
ートとリード終了監視部6からの終了情報のバーのAN
D20Dにより入力されるラインスタート信号をカウン
トするカウンタのカウント値をラッチするレジスタ(F
IFO)20Cとを備える。
して説明する。
りVMEバスのI/Oアクセスにより設定モードにし、
VMEバスのメモリアクセスにてリードアドレス設定部
3のSRAM13Aにフォーマット変換のための並べ替
え用にダブルバッファ1のSRAM11A,11Bから
読み出すための順番のアドレスを書き込む。このときの
データには、付加情報や時刻情報、ラインスタート信号
をカウントするカウンタ値を多重するための情報ビット
や読み出し終了ビットのデータも含まれる。
周器15Bの分周段数を設定も行う。この時のクロック
周波数は、書き込みレートのクロックよも早いレートの
ものを選ぶ。このことにより通常では、ダブルバッファ
1において書き込みよりも読み出しのほうが先に終了で
きるようになる。
力される。それは、1ライン分の画像データ、クロッ
ク、1ラインのデータの始まりを示すラインスタート信
号、画像データ領域を示すデータイネーブル信号、付加
情報、時刻情報が入力される。この入力データのタイミ
ングを図3に示す。フォーマッタは、初期設定後、外部
プロセッサよりVMEバスのI/Oアクセスで設定モー
ドを解除し、上述したデータが入力されるとフォーマッ
タの動作が開始される。
は、ラインスタート信号のパルスによりライトアドレス
発生部2のライトカウンタ12をリセットし、ダブルバ
ッファ1のSRAM11Aのアドレスを「0」にする。
ライトカウンタ12は、データイネーブル信号がHig
hの時、カウントアップをし続け、ダブルバッファのS
RAM11Aのアドレスを更新して、入力画像データを
ダブルバッファのSRAM11Aに書き込んでいく。ま
た、付加情報や時刻情報は、ラインスタートでそのデー
タをラッチし、レジスタ14に記憶する。
ラインスタート信号とリード終了信号のANDがHig
hの時、ダブルバッファ1のリードアドレスを記憶して
いるSRAM13Aのアドレスを発生するカウンタ13
Bをリセットすると共に、カウンタ13Bのカウントア
ップを始める。カウンタ13Bをストップするのは、リ
ードアドレスを記憶しているSRAM13Aの読み出し
終了ビットのデータのHighが読み出されたときであ
る。それまでは、カウンタ13Bはカウントアップをし
続ける。
しているSRAM13Aに書かれたデータの1ビットを
多重データを読み出すためのビットとして割り当て、こ
のビットがHighの時は、多重データとしての付加情
報や時刻情報やラインスタート信号をカウントするカウ
ント値のデータの読み出しを行い、Lowの時、ダブル
バッファのSRAM11Bに書かれたデータの読み出し
を行う。
を記憶しているSRAM13Aのデータの1ビットを終
了情報(読み出し終了ビット)に割り当て、最後のデー
タにそのビットをHighに記憶しておく。このデータ
が読まれたとき、読み出しが終了と判断し、リード終了
信号をHighにする。このリード終了信号は、次のラ
インスタートが入力されるまでは、High状態を維持
する。
了信号とラインスタートのAND17Bによりフリップ
フロップ17Aをトグル動作させてダブルバッファ1の
SRAM11A,11Bのチップセレクトとライトイネ
ーブルを発生して、ダブルバッファ1の切替を行う。つ
まり、リード終了信号がHighでかつラインスタート
のパルスがきたとき、ダブルバッファの切替を行う。上
記を動作によりデータの変換をリアルタイムに行ってい
く。
ォーマッタに入力された場合を説明する。何らかの原因
で読み出しが間に合わないほどの短いデータ3が途中に
入力されると、フォーマッタに、リード終了信号がHi
ghになる前にラインスタート信号のパルスが入力され
てしまう。
ト信号のパルスの入力によりダブルバッファの切替を行
っているので、図5に示すように、不正データのデータ
3のためデータ2の読み出しが終わる前にダブルバッフ
ァが切り替えられ、データ2は途中までしか読みだされ
ない。
であるため、データ3以降は正しい長さで出力される
が、データ2の出力が短い分だけ以降のデータの先頭が
ずれてしまう。また、不要な不正データであるデータ3
は書き込まれた以上にデータが読み出され(波線部
分)、出力されてしまう。
であり、かつ次のラインスタート信号のパルスが入力さ
れたときにダブルバッファの切替を行うので、従来のフ
ォーマッタのようなことは起こらない。
をバッファ1Aに書き込んでいるときは、バッファ1B
に書かれているデータを読み出し、データ1が書き込み
終了前にバッファ1Bの読み出しは終了する。
されたとき、ダブルバッファが切り替えられ、バッファ
1Bにデータ2が書き込まれ、バッファ1Aからデータ
1を読み出す。
ンスタート信号でダブルバッファが切り替えられ、バッ
ファ1Aに不正データのデータ3が書き込まれ、バッフ
ァ1Bはデータ2の読み出しをするが、データ2の読み
出しの終了前にデータ4のラインスタート信号が入力さ
れる。データ2の読み出しが終了していないことによ
り、リード終了信号は、Lowのままである。そのた
め、データ4のラインスタート信号のパルスが入力され
てもダブルバッファを切替制御する信号は、Highに
ならずダブルバッファの切替は行わない。
ードアドレスを記憶しているSRAM13Aのデータの
1ビットを終了情報に割り当てたデータのそのビットは
Highではないので、ダブルバッファのリードアドレ
スを記憶しているSRAMのアドレスを発生するカウン
タ13Bは、カウントアップを続け、バッファ1Bから
データ2の読み出しを続ける。
で、データ4のラインスタート信号によりダブルバッフ
ァの書き込みアドレスを発生しているカウンタ12はリ
セットされ、つまりアドレス「0」とする(不正データ
無視機能)。このため、不正データのデータ3に次のデ
ータ4に上書きされることになる。このときのデータ3
は、不正データであり処理対象にならないので、上書き
されてしまっても問題にならない。
データ5のラインスタート信号が入力されると、ダブル
バッファは切り替えられバッファ1Aからはデータ4を
読み出し、バッファ1Bにはデータ5が書き込まれる
(データ先頭信号待機機能)。このようにすることによ
り出力されるデータの長さは一定であり、不正データを
出力することもなくなり、フォーマッタの後段の装置
(システム)の処理に必要なデータを欠くこともなくな
る。
制御部10で上書きされた位置情報を外部に取り出せる
ような機能を持つようにすることができる。
スタート信号のパルスが入力されてリード終了信号がL
owの時に、時刻情報又はラインスタート信号のパルス
をカウントしたカウント値をFIFO20Cにラッチし
てVMEバスを介して制御プロセッサから情報を取り出
せるようにする。
ム)においては、フォーマッタの出力データに多重した
時刻情報や変換対象データの先頭を示す信号をカウント
したカウント値と、未取得データ情報制御部からの情報
によりダミーデータの挿入処理等を行う。
効果を奏する。
定であり、不正データを出力することもなくなり、フォ
ーマッタの後段の装置(システム)の処理に必要なデー
タを欠くこともなくなる。その理由は、リード終了信号
がHighであり、かつ次のラインスタート信号のパル
スが入力されたときにダブルバッファの切替を行うの
で、読み出しが途中で終わったり、不必要なデータをダ
ブルバッファに記憶することがないからである。
(システム)において、処理の都合上、不正データであ
り処理対象にならない読み出しが間に合わないほどの短
いデータの位置にダミーデータをつける等の処理をする
ことが容易になり、データの品質向上に役立てられる。
その理由は、上書きされた位置情報を外部に取り出せる
ような機能も持っているからである。
で、これよると、リード終了監視部が、一方のデータの
読み出しが終了した後、データ先頭信号が入力されるま
でダブルバッファの切替を待機すし、読み出しが終了す
る前にデータ先頭信号が入力されてもダブルバッファの
切替は行わないため、当該一方のバッファに格納された
データの読み出しが不完全となることがなく、このた
め、常に固定長のデータを安定して出力することが可能
となり、また、不正なデータを上書き等により無視する
ため、これによっても、安定したデータの出力が可能と
なる。このように、必要なデータのみを確実に出力する
ことができる従来にない優れたフォーマット変換装置を
提供することができる。
ある。
の構成を示すブロック図である。
ミングを示すタイムチャートである。
タイミングチャートである。
す説明図であり、図5(A)はバッファでの動作例を示
す図で、図5(B)は出力イメージを示す図で、図5
(C)は出力二次元イメージを示す図である。
を示す説明図であり、図6(A)はバッファの動作例を
示す図で、図6(B)は出力イメージを示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 入力データを交互に記憶する複数のバッ
ファを有するダブルバッファと、所定の切替信号に従っ
て前記各バッファを切り替えるダブルバッファ切替制御
部と、前記入力データのデータ先頭信号を受信したとき
に書き込みアドレスを発生するライトアドレス発生部
と、前記各バッファに格納されたデータの読み出しアド
レスを設定するリードアドレス設定部と、このリードア
ドレス設定部によって設定されたアドレスに従って前記
各バッファから交互にデータを読み出すと共に当該読み
出したデータと外部入力された付加情報とを多重化する
多重部とを備えたフォーマット変換装置において、 前記リードアドレス設定部に、当該リードアドレス設定
部に設定された読み出しアドレスに従った前記各バッフ
ァからのデータ読み出しの終了を監視するリード終了監
視部を併設し、 前記ダブルバッファ切替制御部が、予め定められた一定
期間内に前記リード終了監視部から出力されるリード終
了信号と前記データ先頭信号とが重ねて入力されたとき
に前記ダブルバッファに切替信号を出力するデータ先頭
信号待機制御機能を備えたことを特徴とするフォーマッ
ト変換装置。 - 【請求項2】 前記ライトアドレス発生部が、前記デー
タ先頭信号を受信したときに前記リード終了信号が出力
されていない場合には当該先頭信号についての入力デー
タの書き込みアドレスをリセットする不正データ無視機
能を備えたことを特徴とする請求項1記載のフォーマッ
ト変換装置。 - 【請求項3】 前記ライトアドレス発生部に、当該ライ
トアドレス発生部によって前記書き込みアドレスがリセ
ットされたときに当該先頭信号を特定する情報を外部出
力する未取得データ情報制御部を併設したことを特徴と
する請求項2記載のフォーマット変換装置。 - 【請求項4】 前記リードアドレス設定部が、外部入力
される「レベル0」のフォーマットに従って前記読み出
しアドレスを出力するフォーマット変換機能を備えたこ
とを特徴とする請求項1記載のフォーマット変換装置。
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JP15669096A JP2937233B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | フォーマット変換装置 |
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JP15669096A JP2937233B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | フォーマット変換装置 |
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JPH103377A JPH103377A (ja) | 1998-01-06 |
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Family Applications (1)
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JP15669096A Expired - Lifetime JP2937233B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | フォーマット変換装置 |
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Families Citing this family (2)
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1996
- 1996-06-18 JP JP15669096A patent/JP2937233B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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---|---|
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