JPH0723192A - 画像メモリ装置 - Google Patents

画像メモリ装置

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JPH0723192A
JPH0723192A JP14996993A JP14996993A JPH0723192A JP H0723192 A JPH0723192 A JP H0723192A JP 14996993 A JP14996993 A JP 14996993A JP 14996993 A JP14996993 A JP 14996993A JP H0723192 A JPH0723192 A JP H0723192A
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memory
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JP14996993A
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Yoshinobu Takeyama
佳伸 竹山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路構成が簡単で、高速動作が可能なライン
バッファによるデータの安定でかつ高速なリードを行え
る画像メモリ装置を提供する。 【構成】 少なくとも4個以上の偶数個のラインバッフ
ァ14を有しコントロール信号内の同期信号により1ラ
イン交互にリード・ライト動作が行われ入力データを入
力段でシリアル−パラレル変換する入力段ラインバッフ
ァ部10と、少なくとも4個以上の偶数個のラインバッ
ファ15を有しコントロール信号内の同期信号により1
ライン交互にリード・ライト動作が行われ入力データを
出力段でパラレル−シリアル変換する出力段ラインバッ
ファ部11と、コントロール信号を発生するコントロー
ル部13と、データの書込み・読出しの行われるメモリ
部12とよりなるバッファメモリ9を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、コピア、フ
ァックス等に用いられる画像メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における画像メモリ装置としては、
例えば、特開平4−373251号公報に「バッファメ
モリ制御装置」なる名称で開示されているものがある。
この中の従来例として述べられているように、近年、フ
ァクシミリ装置等においては、イメージデータを一時的
に蓄えるための手段としてバッファメモリが用いられて
いる。図12は、そのファクシミリ装置の概略構成を示
したものである。本装置は、画像読取部1と、画像記録
部2と、バッファメモリ制御回路3と、バッファメモリ
4と、圧縮伸長部5と、コード記憶部6とからなってい
る。この場合、画像読取部1は、原稿の画像を読み取っ
てイメージデータを生成するイメージスキャナを備えて
いる。画像記録部2は、その読み取ったイメージデータ
を画像として印刷するプリンタを備えている。バッファ
メモリ制御回路3は、バッファメモリ4への読出しや書
込みの制御を行う。圧縮伸長部5は、イメージデータを
符号化により圧縮してコードデータに変換したり、或い
は、その逆にコードデータを複合化により伸長してイメ
ージデータに変換したりする。コード記憶部6は、コー
ドデータを記憶するためのメモリである。
【0003】バッファメモリ4は、1ページ分の原稿の
イメージデータを格納するに足る容量とされる場合には
ページメモリと呼ばれているが、メモリ要素は一般に高
価であるためページメモリとして作成するにはコスト高
となる。そこで、バッファメモリの容量としては、原稿
1ページ分のイメージデータの何分の一かを格納するだ
けの容量に留まっている。そして、画像読取部1によっ
てイメージデータが生成され、バッファメモリ4への読
出し或いは書込みが最終アドレスまで進行した場合、そ
のバッファメモリ4内での次の処理としては、最初のア
ドレスまで戻って読出し或いは書込みを行うといういわ
ゆる“リングバッファ”の処理がなされる。
【0004】このように原稿1ページ分のイメージデー
タを格納する容量を持たないバッファメモリ4では、以
下に述べるような欠点がある。すなわち、バッファメモ
リ4はリングバッファとして用いられることから、イメ
ージデータが容量満杯まで書き込まれると、次の書込み
位置は最初に戻り、前に書き込んだイメージデータの上
に上書きする形で書き込まれることになり、これにより
前のイメージデータは読み出されないうちに消されてし
まう状態になる。
【0005】そこで、このような事態にならないように
するために、例えば、画像読取部1からのイメージデー
タを書き込んでいる時であれば、容量満杯まで書き込ん
だところで画像読取部1を一旦停止させ、バッファメモ
リ4のイメージデータを圧縮伸長部5に読出した後で、
再度、画像読取部1から書込みを開始するという処理方
法をとっている。従って、このように従来の画像読取部
1においては、1ページの原稿を読み終えるまでの間
に、何度も間欠的に動作することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、画像
読取部1や画像記録部2を間欠的に動作させているた
め、どうしても原稿の処理時間が長くなり、作業効率が
悪いという問題がある。また、前述した公報の実施例の
中に記載されているように、1ぺージ分のイメージデー
タを格納する容量よりも少ないバッファメモリ4を備え
ていたような場合でも、バッファメモリ4のメモリ使用
量を計測し、容量が満杯になったとか空になったとかを
検出することによって、画像読取部1や画像記録部2を
連続的に効率良く動作させることもできる。しかし、一
般的な画像メモリ装置として考えた場合、必ずしも効率
の良いシステムの構築であるとは言えず、しかも、必ず
しも十分な高速動作を実現したものであるとは言い切れ
ずその応用範囲は限られたものとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、メモリ手段と出力手段との間に設けられ、データと
このデータの転送を制御するコントロール信号のみのイ
ンターフェースとを有する画像メモリ装置において、少
なくとも4個以上の偶数個のラインバッファを有し前記
コントロール信号内の同期信号により1ライン交互にリ
ード・ライト動作が行われ入力データを入力段でシリア
ル−パラレル変換する入力段ラインバッファ部と、少な
くとも4個以上の偶数個のラインバッファを有し前記コ
ントロール信号内の同期信号により1ライン交互にリー
ド・ライト動作が行われ入力データを出力段でパラレル
−シリアル変換する出力段ラインバッファ部と、コント
ロール信号を発生するコントロール部と、データの書込
み・読出しの行われるメモリ部とよりなるバッファメモ
リを設けた。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、メモリ手段が動作可能な速度のコントロ
ール信号を生成しこのコントロール信号を用いて前記メ
モリ手段からのデータのライト動作を行うライト動作制
御手段と、外部の出力手段から入力されるコントロール
信号を用いてデータのリード動作を行うリード動作制御
手段とを設け、これら2つの動作制御手段によってメモ
リ手段とバッファメモリとの間のデータ転送及びバッフ
ァメモリと出力手段との間のデータ転送を別々のタイミ
ングで制御するようにした。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明において、メモリ部から出力段ラインバッフ
ァ部へのリード動作をバッファメモリ内部のクロック信
号に同期して行う第1リード同期手段と、前記出力段ラ
インバッファ部から出力手段へのパラレル−シリアル変
換のリード動作を前記出力手段から入力されるクロック
信号に同期して行う第2リード同期手段とを設けた。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項1,2又
は3記載の発明において、シリアル−パラレル変換を入
力段ラインバッファ部のみに行わせるシリアル−パラレ
ル変換手段と、出力段ラインバッファ部からリードした
パラレルデータをパラレル−シリアル変換するシフトレ
ジスタとを設けた。
【0011】請求項5記載の発明では、請求項1,2,
3又は4記載の発明において、メモリ部にリード又はラ
イトされるデータをカウントするアドレスカウンタと、
ライン数をカウントするラインカウンタと、このライン
カウンタの出力をアドレス入力としライト時にライン同
期信号により前記アドレスカウンタの出力をライトして
リード時にライトしたアドレスカウンタ値を出力するア
ドレスポインタとからなるアドレスデコーダ部を設け
た。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明においては、バッファメモ
リ内のメモリ部の入出力手段として入力段ラインバッフ
ァ部及び出力段ラインバッファ部を設けることによっ
て、メモリ部におけるデータのリード・ライト処理をパ
ラレルデータで行えるため、メモリ自体は高速な動作を
必要とせず、高速動作が可能なラインバッファによるデ
ータの安定でかつ高速なリードを行うことが可能とな
る。
【0013】請求項2記載の発明においては、ライト動
作制御手段を用いてメモリ手段が動作可能な速度のコン
トロール信号を生成しこのコントロール信号によりデー
タのライトを行い、リード動作制御手段を用いて外部の
出力手段からのコントロール信号によりデータのリード
を行うことにより、最も効率の良いシステムの構築を実
現することが可能となる。
【0014】請求項3記載の発明においては、第1リー
ド同期手段及び第2リード同期手段を設けたことによ
り、出力手段から入力されるクロック信号が高速な場合
であっても、その外部からの高速なクロック信号を動作
させる個所をパラレル−シリアル変換以後の出力段ライ
ンバッファ部から出力手段への動作だけにしたので、メ
モリ部からのデータのリード動作を安定して行うことが
可能となる。
【0015】請求項4記載の発明においては、シリアル
−パラレル変換手段により入力段ラインバッファ部のみ
にシリアル−パラレル変換を行わせることにより回路構
成を簡単化することが可能となり、また、パラレル−シ
リアル変換にシフトレジスタを用いることによりデータ
のリードをより高速に行うことが可能となる。
【0016】請求項5記載の発明においては、アドレス
デコーダを設けライトデータの各ラインの先頭アドレス
を記憶保持することにより、メモリの未使用領域をなく
し、しかも、ライン毎のデータを正確にリードすること
が可能となる。
【0017】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1〜図8
に基づいて説明する。図1は、本画像メモリ装置の構成
を示すものである。入力側に配置されたメモリ手段7と
出力側に配置された出力手段8との間には、バッファメ
モリ9が接続されている。このバッファメモリ9には、
コントロール信号内の同期信号により1ライン交互にリ
ード・ライト動作が行われ入力段で入力データをシリア
ル−パラレル変換する入力段ラインバッファ部10と、
コントロール信号内の同期信号により1ライン交互にリ
ード・ライト動作が行われ出力段で入力データをパラレ
ル−シリアル変換する出力段ラインバッファ部11と、
データの書込み・読出しの行われるメモリ部12と、コ
ントロール信号を発生するコントロール部13とからな
っている。
【0018】入力段ラインバッファ部10は、2つのモ
ジュールM1,M2からなり、これら各モジュールM
1,M2はそれぞれ8個(少なくとも4個以上の偶数
個)のラインバッファ14(FIFO−1〜FIFO−
8)を有している。一方、出力段ラインバッファ部11
は、2つのモジュールM3,M4からなり、これら各モ
ジュールM3,M4はそれぞれ8個(少なくとも4個以
上の偶数個)のラインバッファ15(FIFO−1〜F
IFO−8)を有している。また、メモリ部12は、入
出力データ線が共通なメモリ16(DRAMモジュール
a〜h)により基本構成され、各メモリ16は図2に示
すようにDRAM−odd16a,DRAM−even
16b2個を一組として1つのモジュールを構成してい
る。8ビットのデータ入出力線(DQ0〜DQ7)は各
々別個に接続されている。そして、この場合、モジュー
ルM1のFIFO−1の出力線はモジュールM2のFI
FO−1の出力線と結線され、DRAMモジュールaに
接続される。以下、同様にして、モジュールM1,M2
のFIFO−2,FIFO−3,…,FIFO−8も同
様に結線され、それぞれDRAMモジュールb,c,
…,hに接続される。なお、メモリ部12とコントロー
ル回路13との間には、アドレスカウンタ回路17(後
述する請求項5記載の発明に記載)が接続されている。
【0019】このような構成において、本装置の動作に
ついて述べる。本装置のリード、ライトの動作は、コン
トロール回路13から出力されるプリンタインターフェ
イスのコントロール信号により制御される。図3〜図5
はライト時のタイミングチャートを示し、図6〜図8は
リード時のタイミングチャートを示す。この場合、コン
トロール信号には、例えば以下に述べるような各種信号
がある。すなわち、図3に示すように、WL.Sync
はライン同期信号、WL.Gateはデータのラインラ
イト区間信号、WF.Gateはデータのライト開始信
号がある。図6に示すように、RL.Syncはライン
同期信号、RL.Gateはデータのラインリード区間
信号、RF.Gateはデータのリード開始信号があ
る。
【0020】まず、メモリ手段7からメモリ部12まで
のライト時の動作について述べる。メモリ手段7は、コ
ントロール信号により画像データをラインバッファ14
へ出力する。図3に示すように、コントロール回路13
により、モジュールM1の各FIFOは奇数ラインの画
像データが入力されるFIFO1WE信号のタイミング
でその画像データを書込み、偶数ラインの画像データが
入力されるFIFO1RE信号のタイミングでその取り
込んだ画像データをメモリ部12に読出す。同様に、モ
ジュールM2の各FIFOは偶数ラインの画像データが
入力されるFIFO2WE信号のタイミングでその画像
データを書込み、奇数ラインの画像データが入力される
FIFO2RE信号のタイミングでその取り込んだ画像
データをメモリ部12に読出す。
【0021】また、モジュールM1,M2では、書込み
は図4のWE1〜8に示すように入力8画素毎に各々の
FIFOに順次データが書き込まれ、読出しは図5のF
IFO1REに示すように8個のFIFOが同時に読出
しを行う。そして、図5のRAS信号、CAS信号、W
E信号でDRAMにデータが書き込まれる。すなわち、
例えば、奇数ラインの1画素目の画像データはモジュー
ルM1のFIFO−1からDRAMモジュールaのDR
AM−oddに書き込まれ、偶数ラインの8画素目の画
像データはモジュールM2のFIFO−8からDRAM
モジュールhのDRAM−evenに書き込まれる。従
って、このようにしてメモリ手段7からメモリ部12ま
でのライト動作がなされる。
【0022】次に、メモリ部12から出力手段8までの
リード動作についても、上述したライト動作と同様にし
て行われる。すなわち、まず、図6、図7に示すよう
に、メモリ部12の奇数ラインの画像データはDRAM
−oddからモジュールM3の各FIFOに書き込ま
れ、偶数ラインの画像データはDRAM−evenから
モジュールM4の各FIFOに書き込まれる。そして、
このようにして画像データの書込まれたモジュールM
3,M4の各FIFOは、図8に示すように、読出しク
ロック信号FIFO3REに同期して順次読み出され、
これまで64ビットに展開されていた画像データは8ビ
ットデータ(W.Data0〜W.Data7)にパラ
レル−シリアル変換され、これによりプリンタ等からな
る出力手段8への画像データとして出力される。
【0023】上述したように、メモリ手段7から入力さ
れる1画素の入力画像データ8ビット(Data0〜D
ata7)は入力段のモジュールM1,M2の各FIF
Oにシリアル−パラレル変換されて取り込まれ、8画素
分の画像データ64ビット(Data0〜Data6
3)に展開され、メモリ部12の各DRAMに書き込ま
れる。その後、メモリ部12から読み出される8画素分
の画像データ64ビットは、出力段のモジュールM3,
M4の各FIFOに書込まれた後、各々のモジュールM
3,M4の8個のFIFOの読出しを順次行うことによ
り、パラレル−シリアル変換され、出力画像データ8ビ
ット(W.Data0〜W.Data7)として出力手
段8に出力されることになる。
【0024】従って、このようにバッファメモリ9内の
メモリ部12の入出力手段として入力段ラインバッファ
部10及び出力段ラインバッファ部11を設けることに
よって、メモリ部12における画像データのリード・ラ
イト処理をパラレルデータで行えるためメモリ自体は高
速な動作を必要とせず、これにより、高速動作が可能な
ラインバッファ14,15によるデータの安定でかつ高
速な読取りができる画像メモリ装置を提供することがで
きるものである。
【0025】また、本実施例では、これまで述べてきた
ような特徴の他に、以下に述べるような各種の特徴も備
えている。まず、第一の特徴として、メモリ部12をD
RAMにより構成したことを特徴とする。図3、図6に
示す/REF.Pは、DRAMのリフレッシュ信号であ
る。この場合、DRAMのリフレッシュを行うリフレッ
シュ信号に同期した信号(/FIFO1RE、/FIF
O2RE、/FIFO3WE、/FIFO4WE)を生
成してバッファメモリ9のリード/ライトを行ってい
る。なお、図5、図7に示すように、リフレッシュ時に
はDRAMのリード/ライトは行わない。従って、この
ようにDRAMを用いたことにより、小さな回路規模で
大容量のメモリを有する画像メモリ装置を実現すること
ができる。
【0026】また、第二の特徴として、メモリ部12に
ライトされたデータは、外部から入力されるリード区間
信号(/RL.Gate)よりも長い区間の信号でメモ
リ部12からリードされることを特徴とする。この場合
のリードタイミングを図6の点線に示す。メモリ部12
からのデータリード区間は外部入力信号(/RL.Ga
te)と同時に又は内部クロック信号(/REF.P)
に同期して始まり、次のライン開始信号(/RL.Sy
nc)の立下りで終了する。従って、このようにデータ
のリード区間を出力装置の有効走査期間内で最大限とす
ることによって、外部入力クロック信号(画像クロック
信号)が高速な場合でも、有効画像データのリード漏れ
の少ない画像メモリ装置を実現することができる。
【0027】さらに、第三の特徴として、メモリ部12
へのライトはそのメモリの最終アドレスに到達したら終
了し、メモリ部12からのリードはそのメモリの最終ア
ドレスに到達したら再び初期アドレスからリードを行う
ことをことを特徴とする。すなわち、コントロール回路
13はメモリ部12のアドレスを監視して、データのラ
イト時にはメモリ部12のアドレス値が初期値に戻る
と、/FIFO1RE信号、/FIFO2RE信号の生
成を禁止してメモリ部12へのデータのライトをストッ
プする。また、データのリード時には、メモリ部12の
アドレス値が最終値になると次は初期値(リード開始ア
ドレス)に戻り、リード終了(/RF.Gateが立ち
上がる)までリード動作を続けるように制御する。従っ
て、このようにメモリ部12にライトされたデータを全
てリードし終えても、最初からのデータを繰返しリード
可能としたことによって、出力手段8の有効書込み領域
を明瞭にする画像メモリ装置を実現することができる。
【0028】次に、請求項2記載の発明の一実施例につ
いて説明する。なお、請求項1記載の発明と同一部分に
ついての説明は省略し、その同一部分については同一符
号を用いる。
【0029】本実施例では、図1に示したような画像メ
モリ装置のバッファメモリ9において、メモリ手段7が
動作可能な速度のコントロール信号を生成しこのコント
ロール信号を用いてデータのライト動作を行うライト動
作制御手段(図示せず)と、外部の出力手段8から入力
されるコントロール信号を用いてデータのリード動作を
行うリード動作制御手段(図示せず)とを設けたことに
特徴がある。そして、これら2つの動作制御手段によっ
てメモリ手段7とバッファメモリ9との間のデータ転送
及びバッファメモリ9と出力手段8との間のデータ転送
を別々のタイミングで制御するようにしたものである。
【0030】すなわち、ここでは外部によりライト動作
及びリード動作が区別され、ライト動作が選択された時
にはバッファメモリ9の内部のシステムクロック(Sy
s.CLK)をもとに生成した図3における各種コント
ロール信号をメモリ手段7に出力すると同時に、そのコ
ントロール信号を用いてライト動作を行う。また、リー
ド動作の場合は、出力手段8から入力されるコントロー
ル信号によりリードを行う。従って、このようにライト
動作は内部のコントロール信号に基づいて制御し、リー
ド動作は外部のコントロール信号に基づいて制御するこ
とにより、最も効率の良いシステムを実現することがで
きる。
【0031】次に、請求項3記載の発明の一実施例につ
いて説明する。なお、請求項1,2記載の発明と同一部
分についての説明は省略し、その同一部分については同
一符号を用いる。
【0032】ここでは、図1に示したような画像メモリ
装置のバッファメモリ9において、メモリ部12から出
力段ラインバッファ部11へのリード動作をバッファメ
モリ9内部のクロック信号に同期して行う第1リード同
期手段(図示せず)と、出力段ラインバッファ部11か
ら出力手段8へのパラレル−シリアル変換のリード動作
を外部から入力されるクロック信号に同期して行う第2
リード同期手段(図示せず)とを設けたことに特徴があ
る。
【0033】すなわち、図7に示すように、データのリ
ード動作は、まず、内部のクロック信号(Sys.CL
K)に同期した/CAS信号でメモリ部12からモジュ
ールM3,M4のFIFOへデータのリードが行われ
る。また、図8に示すように、その次のラインで出力手
段8から入力されるクロック信号(W.CLK)に同期
した/RE1,…,/RE8信号でFIFOから出力手
段8への画像データのリードが行われる。従って、この
ように外部から入力されるクロック信号が高速な場合で
あっても、その外部からの高速なクロック信号を動作さ
せる個所をパラレル−シリアル変換以後の出力段ライン
バッファ部11から出力手段8への動作だけにしたの
で、メモリ部12からのデータのリード動作を安定して
行うことができる画像メモリ装置を提供することができ
るものである。
【0034】次に、請求項4記載の発明の一実施例を図
9及び図10に基づいて説明する。なお、請求項1〜3
記載の発明と同一部分についての説明は省略し、その同
一部分については同一符号を用いる。
【0035】ここでは、シリアル−パラレル変換を入力
段ラインバッファ部10のみに行わせるシリアル−パラ
レル変換手段(図示せず)と、出力段ラインバッファ部
11からリードしたパラレルデータをパラレル−シリア
ル変換するシフトレジスタ18とを設けたことに特徴が
ある。図9に示すように、シフトレジスタ18は、8個
の8ビット入力のシフトレジスタ−a〜hからなり、モ
ジュールM3,M4のFIFOの出力側に接続されてい
る。以下、具体的な動作について述べる。
【0036】まず、入力された画像データは前述したよ
うにモジュールM1,M2のFIFOに順次書き込ま
れ、一度に読み出されることによってシリアル−パラレ
ル変換される。その後、図10に示すように、メモリ部
12から読み出されモジュールM3,M4の8個のFI
FOに書込まれたデータは、出力手段8から入力される
クロック信号(W.CLK)に同期した読出しクロック
信号(R.CLK)で同時に読み出される。この読み出
されたデータ(D.out)はロード信号により8個の
シフトレジスタ18に取り込まれ、W.CLKにより順
次読み出され、64ビット(8画素)から8ビット(1
画素)にパラレル−シリアル変換される。この場合、モ
ジュールM3,M4のFIFO−1の1ビット目の出力
はシフトレジスタ−aに、FIFO−1の2ビット目の
出力はシフトレジスタ−bに、…と接続されているた
め、8個のシフトレジスタ−a〜hから1画素分のデー
タ(8ビット)を得ることができる。従って、このよう
なことから、シリアル−パラレル変換手段を用いて入力
段ラインバッファ部10のみにシリアル−パラレル変換
を行わせることによって回路構成を簡単化することがで
き、また、パラレル−シリアル変換にシフトレジスタ1
8を用いたことによってデータのリードを一段と高速に
行える画像メモリ装置を実現することができる。
【0037】次に、請求項5記載の発明の一実施例を図
11に基づいて説明する。なお、請求項1〜4記載の発
明と同一部分についての説明は省略し、その同一部分に
ついては同一符号を用いる。
【0038】ここでは、メモリ部12にリード又はライ
トされるデータをカウントしアドレスを設定するアドレ
スカウンタ回路17と、ライン同期信号(/WL.Sy
nc又は/RL.Sync)をカウントするラインカウ
ンタ回路19と、このラインカウンタ回路19のライン
同期信号をもとにライト時にアドレスカウンタ回路17
の出力をラッチ記憶し、リード時にそのラッチ記憶した
アドレスカウンタ回路17の値を出力するアドレスポイ
ンタ回路20とからなるアドレスデコーダ部21を設け
たことに特徴がある。
【0039】このような構成において、アドレスデコー
ダ部21の動作について述べる。まず、データのライト
時においては、アドレスポインタ回路20はラインカウ
ンタ回路19の出力をアドレス入力とし、その時のアド
レスカウンタ回路17の出力を入力データとしてライン
同期信号/WL.Syncのタイミングで取込む。アド
レスカウンタ回路17はモジュールM1,M2のFIF
Oの読出しクロック信号(D.CLK)をカウントし、
メモリ部12及びアドレスポインタ回路20にライトア
ドレスデータとしてカウント値を出力する。そして、ア
ドレスカウンタ回路17から出力されるメモリ部12の
アドレスにFIFOから読み出されたデータがライトさ
れる。
【0040】また、データのリード時においては、ライ
ンカウンタ回路19が出力するアドレスのデータをライ
ン同期信号(/RL.Sync)のタイミングでアドレ
スポインタ回路20が出力し、その出力をアドレスカウ
ンタ回路17がロード(取込む)する。ライン同期信号
(/RL.Sync)が立ち上がると、アドレスポイン
タ回路20の入出力データ線はハイインピーダンスとな
り、これによりアドレスカウンタ回路17とメモリ部1
2とだけが接続された状態になる。そして、ラインリー
ド区間信号/RL.Gateによりアドレスカウンタ回
路17はモジュールM3,M4のFIFOの書込みクロ
ック信号(D.CLK)をカウントし、このカウント出
力をメモリ部12のリードアドレスとして出力する。従
って、このようなことから、ライトデータの各ラインの
先頭アドレスを記憶保持するアドレスデコーダ部21を
設けることにより、メモリの未使用領域をなくし、しか
も、ライン毎のデータを正確にリードすることができる
画像メモリ装置を提供することができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、メモリ手段と出
力手段との間に設けられ、データとこのデータの転送を
制御するコントロール信号のみのインターフェースとを
有する画像メモリ装置において、少なくとも4個以上の
偶数個のラインバッファを有し前記コントロール信号内
の同期信号により1ライン交互にリード・ライト動作が
行われ入力データを入力段でシリアル−パラレル変換す
る入力段ラインバッファ部と、少なくとも4個以上の偶
数個のラインバッファを有し前記コントロール信号内の
同期信号により1ライン交互にリード・ライト動作が行
われ入力データを出力段でパラレル−シリアル変換する
出力段ラインバッファ部と、コントロール信号を発生す
るコントロール部と、データの書込み・読出しの行われ
るメモリ部とよりなるバッファメモリを設けたので、メ
モリ部におけるデータのリード・ライト処理をパラレル
データで行うことにより、メモリ自体は高速な動作を必
要とせず、高速動作が可能なラインバッファによるデー
タの安定でかつ高速なリードを行うことができる画像メ
モリ装置を提供することができるものである。
【0042】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、メモリ手段が動作可能な速度のコントロー
ル信号を生成しこのコントロール信号を用いて前記メモ
リ手段からのデータのライト動作を行うライト動作制御
手段と、外部の出力手段から入力されるコントロール信
号を用いてデータのリード動作を行うリード動作制御手
段とを設け、これら2つの動作制御手段によってメモリ
手段とバッファメモリとの間のデータ転送及びバッファ
メモリと出力手段との間のデータ転送を別々のタイミン
グで制御するようにしたので、最も効率の良いシステム
を実現することができるものである。
【0043】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、メモリ部から出力段ラインバッファ
部へのリード動作をバッファメモリ内部のクロック信号
に同期して行う第1リード同期手段と、前記出力段ライ
ンバッファ部から出力手段へのパラレル−シリアル変換
のリード動作を前記出力手段から入力されるクロック信
号に同期して行う第2リード同期手段とを設けたので、
外部の出力手段から入力されるクロック信号が高速な場
合であっても、その外部からの高速なクロック信号を動
作させる個所をパラレル−シリアル変換以後の出力段ラ
インバッファ部から出力手段への動作だけにしたことに
より、メモリ部からのデータのリード動作を安定して行
うことができる画像メモリ装置を提供することができる
ものである。
【0044】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、シリアル−パラレル変換を入力
段ラインバッファ部のみに行わせるシリアル−パラレル
変換手段と、出力段ラインバッファ部からリードしたパ
ラレルデータをパラレル−シリアル変換するシフトレジ
スタとを設けたので、入力データをラインバッファのみ
でシリアル−パラレル変換することにより回路構成を簡
単化することができ、また、パラレル−シリアル変換に
シフトレジスタを用いることによりデータのリードを一
段と高速に行うことができる画像メモリ装置を提供する
ことができるものである。
【0045】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
又は4記載の発明において、メモリ部にリード又はライ
トされるデータをカウントするアドレスカウンタと、ラ
イン数をカウントするラインカウンタと、このラインカ
ウンタの出力をアドレス入力としライト時にライン同期
信号により前記アドレスカウンタの出力をライトしてリ
ード時にライトしたアドレスカウンタ値を出力するアド
レスポインタとからなるアドレスデコーダ部を設けたの
で、ライトデータの各ラインの先頭アドレスを記憶保持
することにより、メモリの未使用領域をなくし、しか
も、ライン毎のデータを正確にリードすることができる
画像メモリ装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例であるバッファ
メモリの構成を示すブロック図である。
【図2】DRAMモジュールの構成を示す回路図であ
る。
【図3】ライト時のタイミングチャートである。
【図4】ライト時のタイミングチャートである。
【図5】ライト時のタイミングチャートである。
【図6】リード時のタイミングチャートである。
【図7】リード時のタイミングチャートである。
【図8】リード時のタイミングチャートである。
【図9】請求項4記載の発明の一実施例であるバッファ
メモリの構成を示すブロック図である。
【図10】タイミングチャートである。
【図11】請求項5記載の発明の一実施例であるアドレ
スデコーダ部の構成を示すブロック図である。
【図12】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
7 メモリ手段 8 出力手段 9 バッファメモリ 10 入力段ラインバッファ部 11 出力段ラインバッファ部 12 メモリ部 13 コントロール部 14,15 ラインバッファ 17 アドレスカウンタ 18 シフトレジスタ 19 ラインカウンタ 20 アドレスポインタ 21 アドレスデコーダ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ手段と出力手段との間に設けら
    れ、データとこのデータの転送を制御するコントロール
    信号のみのインターフェースとを有する画像メモリ装置
    において、少なくとも4個以上の偶数個のラインバッフ
    ァを有し前記コントロール信号内の同期信号により1ラ
    イン交互にリード・ライト動作が行われ入力データを入
    力段でシリアル−パラレル変換する入力段ラインバッフ
    ァ部と、少なくとも4個以上の偶数個のラインバッファ
    を有し前記コントロール信号内の同期信号により1ライ
    ン交互にリード・ライト動作が行われ入力データを出力
    段でパラレル−シリアル変換する出力段ラインバッファ
    部と、コントロール信号を発生するコントロール部と、
    データの書込み・読出しの行われるメモリ部とよりなる
    バッファメモリを設けたことを特徴とする画像メモリ装
    置。
  2. 【請求項2】 メモリ手段が動作可能な速度のコントロ
    ール信号を生成しこのコントロール信号を用いて前記メ
    モリ手段からのデータのライト動作を行うライト動作制
    御手段と、外部の出力手段から入力されるコントロール
    信号を用いてデータのリード動作を行うリード動作制御
    手段とを設け、これら2つの動作制御手段によってメモ
    リ手段とバッファメモリとの間のデータ転送及びバッフ
    ァメモリと出力手段との間のデータ転送を別々のタイミ
    ングで制御することを特徴とする請求項1記載の画像メ
    モリ装置。
  3. 【請求項3】 メモリ部から出力段ラインバッファ部へ
    のリード動作をバッファメモリ内部のクロック信号に同
    期して行う第1リード同期手段と、前記出力段ラインバ
    ッファ部から出力手段へのパラレル−シリアル変換のリ
    ード動作を出力手段から入力されるクロック信号に同期
    して行う第2リード同期手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の画像メモリ装置。
  4. 【請求項4】 シリアル−パラレル変換を入力段ライン
    バッファ部のみに行わせるシリアル−パラレル変換手段
    と、出力段ラインバッファ部からリードしたパラレルデ
    ータをパラレル−シリアル変換するシフトレジスタとを
    設けたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像
    メモリ装置。
  5. 【請求項5】 メモリ部にリード又はライトされるデー
    タをカウントするアドレスカウンタと、ライン数をカウ
    ントするラインカウンタと、このラインカウンタの出力
    をアドレス入力としライト時にライン同期信号により前
    記アドレスカウンタの出力をライトしてリード時にライ
    トしたアドレスカウンタ値を出力するアドレスポインタ
    とからなるアドレスデコーダ部を設けたことを特徴とす
    る請求項1,2,3又は4記載の画像メモリ装置。
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