JP2936922B2 - 電子部品の観察装置 - Google Patents

電子部品の観察装置

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JP2936922B2 JP4306710A JP30671092A JP2936922B2 JP 2936922 B2 JP2936922 B2 JP 2936922B2 JP 4306710 A JP4306710 A JP 4306710A JP 30671092 A JP30671092 A JP 30671092A JP 2936922 B2 JP2936922 B2 JP 2936922B2
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貴之 畑瀬
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移載ヘッドのノズルに
真空吸着された電子部品に上方から光を照射し、そのシ
ルエットを下方のカメラで観察して電子部品の位置ずれ
などを検出する電子部品の観察装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】抵抗、コンデンサ、ICなどの電子部品
(以下、「チップ」ともいう)を基板に自動搭載する電
子部品実装装置は、パーツフィーダに備えられたチップ
を移載ヘッドのノズルに真空吸着してピックアップし、
この移載ヘッドを基板の上方へ移動させてこの基板に搭
載するようになっている。
【0003】このような電子部品実装装置は、移載ヘッ
ドをロータリーヘッドの円周方向に沿って円移動させる
ものや、移載ヘッドをXYテーブルによりXY方向に直
線移動させるものなどがあるが、何れのものも、チップ
を基板に搭載する前に、ノズルに真空吸着されたチップ
をカメラにより観察してその位置を精密に検出し、この
検出結果に基づいてチップの位置補正をしたうえで、基
板に搭載するようになっている。以下、図6を参照しな
がら、電子部品実装装置に備えられた従来の電子部品の
観察装置を説明する。
【0004】図6において、移載ヘッド1のノズル2に
はチップPが真空吸着されている。移載ヘッド1の移動
路には、ノズル2が通過する間隔Gをあけて左右一対の
光透過板3が配設されている。光透過板3の後端部はブ
ロック4に結合されており、このブロック4はシリンダ
(図外)のロッド6に保持されている。このロッド6が
突出すると、光透過板3はノズル2に真空吸着されたチ
ップPの上方へ進出し、またロッド6が引き込むと側方
へ退避する(矢印参照)。図6は、ロッド6が突出して
光透過板3がチップPの上方へ進出した状態を示してい
る。
【0005】ブロック4の内部には光ファイバ7が埋込
まれている。光源(図外)から照射された光はこの光フ
ァイバ7を通り、この光ファイバ7の先端部から光透過
板3の内部へ光が照射される。図中、破線矢印は光透過
板3の内部を透過する光を示している。図示するよう
に、光は光透過板3の内部を透過しながらその下面から
漏光する。そこで、移載ヘッド1の下方に設けられたカ
メラ8により、このチップPのシルエットを観察する。
上述したように、このシルエットに基づいてチップPの
位置を精密に検出し、この検出結果に基づいてチップの
位置補正をしたうえで、基板に搭載するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7は前記カメラ8に
観察される画像を示している。図示するようにチップP
は黒く観察され、また光透過板3は明るく観察される
が、間隔Gをあけて配置された光透過板3と光透過板3
の間もチップPと同様に黒く観察される。このためこの
黒いギャップがノイズとなってチップP全体のシルエッ
トを正しく認識できず、チップPの位置計測や形状認識
などに狂いを生じやすいという問題点があった。
【0007】そこで本発明は、チップ全体の正しいシル
エットをカメラで観察することができる電子部品の観察
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、左
右一対の光透過性の光拡散板のような背影板をノズルが
通過する間隔をあけて配置するとともに、移載ヘッドの
下部に設けられた光拡散体と前記背影板の間に配置され
てこの光拡散体と背影板へ向って照明光を照射する光源
を設けたものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、光源から照射された光は、
背影板を透過して下方のカメラに入射するとともに、光
拡散体で拡散されて背影板と背影板の間を通って下方の
カメラ側へ漏光するので、チップの背景はすべて明るく
観察され、したがってチップ全体のシルエットをカメラ
で明瞭に観察することができる。
【0010】
【実施例】次に、ロータリーヘッド式電子部品実装装置
を例にとり、図面を参照しながら本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1はロータリーヘッド式電子部品実装装
置の平面図である。11はロータリーヘッドであり、円
周方向に沿って,多数個の移載ヘッド1が設けられてい
る。12はロータリーヘッド11をN方向に回転させる
モータである。
【0012】13はチップの供給装置であって、基台1
4aと、この基台14a上をX方向(横方向)に往復移
動するテーブル14bから成っており、テーブル14b
にはチップPを移載ヘッドに供給するパーツフィーダ1
5が多数個配設されている。20は送りねじ16を回転
させるモータである。テーブル14bの下面にはこの送
りねじ16が螺合するナット14cが設けられており、
モータ20が駆動して送りねじ16が回転すると、テー
ブル14bはX方向に移動し、所定のチップPを有する
パーツフィーダ15を移載ヘッド1によるピックアップ
位置Qに停止させる。17はXYテーブルであり、これ
に載置された基板18をX方向やY方向に水平移動させ
る。10は移載ヘッド1の移動路に設けられた観察装置
であり、その詳細な構造は後述する。
【0013】ロータリーヘッド11が矢印N方向に回転
することにより、移載ヘッド1はピックアップ位置Qに
おいてパーツフィーダ15のチップPをノズル2に真空
吸着してピックアップする。ロータリーヘッド11がH
方向に回転することにより、移載ヘッド1にピックアッ
プされて基板18に移送されるチップPは、移載ヘッド
1の移動路の途中に設けられた観察装置10により観察
されて、XYθ方向の位置ずれが検出され、この位置ず
れを補正したうえで、基板18に搭載される。図2、図
3は、上記観察装置10の詳細な構造を示すものであ
る。観察装置10は、ケース21と、ケース21の透明
板21aの下方に配設されたプリズム22と、ケース2
1の内部に配置されたカメラ23から成っている。ケー
ス21の先端部上面には第1のブロック24が配設され
ており、この第1のブロック24の前面に第1の背影板
25が装着されている。またケース21の後部上面には
シリンダ27が横向きにして設けられている。シリンダ
27のロッド28には金具29により第2のブロック3
0が取り付けられており、この第2のブロック30の前
面に第2の背影板31が装着されている。シリンダ27
のロッド27が突没すると第2の背影板31は矢印方向
に前進後退する。第1の背影板25と第2の背影板31
は移載ヘッド1の移動路にノズル32が通過する間隔G
をあけて配置されている。背影板25、31は、光を透
過あるいは反射して光を均一に拡散するものであり、光
源から光が照射されることで明るく発光する。
【0014】上記移載ヘッド1は複数本のノズル32〜
37を有している。これらのノズル32〜37は移載ヘ
ッド1を回転軸19を中心に回転させることにより、チ
ップPの品種に応じて選択的に使用されるものであり、
使用するノズル(本実施例ではノズル32)のみを下方
へ突出させてチップPを真空吸着し、使用しない他のノ
ズル33〜37は上方へ引き込ませておく。また移載ヘ
ッド1の下部には白色アクリル樹脂板のような光拡散体
38が装着されている。また前記第1のブロック24及
び第2のブロック30の側面には光源39が配置されて
いる。この光源39は背影板25、31と光拡散体38
の間にあり、背影板25、31や光拡散体38へ向って
照明光を照射する。本実施例の背影板25、31はスリ
ガラスや半透明合成樹脂などの光透過性を有する光拡散
板にて形成されている。
【0015】前記シリンダ27の役目は次のとおりであ
る。すなわちロータリーヘッド式電子部品実装装置によ
りチップPを基板18に搭載するのに先立って、すべて
の移載ヘッド1に備えられたすべてのノズル32〜37
のセンターの位置や、移載ヘッド1の回転中心の確認が
行われる。この場合、図4に示すようにシリンダ27の
ロッド28を引き込めて第2の背影板31を左方へ退避
させ、背影板25と背影板31の間隔Gを大きくしたう
えで、すべてのノズル32〜37を下方へ突出させる。
そこで移載ヘッド1を回転軸19を中心に水平回転させ
ながら、移載ヘッド1に備えられたノズル32〜37を
カメラ23で次々に観察して、そのセンターの位置や、
移載ヘッド1の回転中心の検出を行う。このようにすれ
ば、多数本のノズル32〜37の位置検出を作業性よく
行える。なおチップPを基板18に移送搭載する場合
は、このシリンダ27のロッド28は突出させたままで
よい。
【0016】本ロータリーヘッド式電子部品実装装置は
上記のような構成より成り、次に動作を説明する。図1
においてロータリーヘッド11が矢印N方向に回転し、
移載ヘッド1が観察装置10へ移動してくると、観察位
置10によりノズル32に真空吸着されたチップPを観
察する。図3において光源39から照射された照明光
は、破線矢印で示すように光透過性の背影板25、31
を下方へ透過し、プリズム22で屈折されてカメラ23
に入射する。また光源39から照射された照明光の一部
は移載ヘッド1の下部に設けられた光拡散体38で散乱
され、第1の背影板25と第2の背影板31の間を通っ
てプリズム22に入射し、プリズム22で屈折されてカ
メラ23に入射する。
【0017】図5はカメラ23で観察されるチップPを
示している。上述のように、第1の背影板25と第2の
背影板31の間隔Gから光は下方へ漏光するので、この
間隔Gも明るく観察され、したがってチップPの全体を
明るい背景の中に黒いシルエットとして明瞭に観察さ
れ、チップPの位置ずれが算出される。この算出は図示
しないコンピュータにより行われる。次いでこのチップ
Pは基板18に搭載されるが、チップPの位置ずれのう
ち、XY方向の位置ずれはXYテーブル17の移動スト
ロークを補正することにより補正し、また回転方向の位
置ずれは、ロータリーヘッド11に備えられたモータ
(図示せず)によりノズル2をその軸心を中心に回転さ
せることにより補正したうえで、チップPは基板18に
搭載される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、左右の背
影板の間隔からは、移載ヘッドの下部に設けられた光拡
散体で散乱された散乱光が漏光するので、この間隔もカ
メラにより明るく観察することができ、したがってチッ
プの全体を明るい背景の中に黒いシルエットとして明瞭
に観察され、この観察結果にしたがってチップを位置精
度よく基板に搭載できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロータリーヘッド式電
子部品実装装置の平面図
【図2】本発明の一実施例に係る電子部品の観察装置の
斜視図
【図3】本発明の一実施例に係る電子部品の観察装置の
側面図
【図4】本発明の一実施例に係る電子部品の観察装置の
側面図
【図5】本発明の一実施例に係る電子部品のシルエット
【図6】従来の電子部品の観察装置の側面図
【図7】従来の電子部品のシルエット図
【符号の説明】
1 移載ヘッド 10 観察装置 23 カメラ 25 背影板 31 背影板 32 ノズル 38 光拡散体 39 光源 P 電子部品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を真空吸着するノズルを備え、電
    子部品をこのノズルに真空吸着して基板に移送搭載する
    移載ヘッドと、この移載ヘッドの移動路にノズルが通過
    する間隔をあけて配置された左右一対の背影板と、前記
    移載ヘッドの下部に設けられた光拡散体と前記背影板の
    間に配置されてこの光拡散体と背影板へ向って照明光を
    照射する光源と、前記電子部品を下方から観察するカメ
    ラとを備えたことを特徴とする電子部品の観察装置。
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