JP2936452B2 - 包装機におけるフィルム開口保持装置 - Google Patents

包装機におけるフィルム開口保持装置

Info

Publication number
JP2936452B2
JP2936452B2 JP25930194A JP25930194A JP2936452B2 JP 2936452 B2 JP2936452 B2 JP 2936452B2 JP 25930194 A JP25930194 A JP 25930194A JP 25930194 A JP25930194 A JP 25930194A JP 2936452 B2 JP2936452 B2 JP 2936452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
holding
opening
pair
inclined surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25930194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0891326A (ja
Inventor
敏也 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP25930194A priority Critical patent/JP2936452B2/ja
Publication of JPH0891326A publication Critical patent/JPH0891326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2936452B2 publication Critical patent/JP2936452B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サンドイッチ等の被包
装物に胴巻きされて筒状となったフィルムの開口両端部
を被包装物の外周面に沿って折曲げたり、あるいはシー
ルしたりする場合における開口端部の処理時に、その開
口両端部を保持するフィルム開口保持装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来より、重ね合わせたパンの間に、例え
ば肉類や野菜類等の内容物を挟み込んだ三角形状のサン
ドイッチが、透明なフィルムで包装された状態で販売さ
れている。このようなサンドイッチ等の三角形状の柔軟
な被包装物は、予め製袋された袋に人手により被包装物
を挿入した後、該袋の開口端部を、人手または半自動式
の包装機により折畳んでテープ貼り等を行なうことによ
り包装される。しかし何れの場合であっても、製袋済み
の袋を利用して包装されることから、外形寸法や厚みの
異なるサンドイッチの各仕様に応じた寸法の袋を製造す
る必要があり、在庫管理が煩雑になると共に、包装コス
トが嵩む欠点がある。また、サンドイッチは手作りであ
るので、同一仕様であってもその外形寸法は均一となっ
ておらず、一定寸法で製袋された袋では全てのサンドイ
ッチを常にタイトに包装できず、商品価値が低下する欠
点があった。更に、袋へのサンドイッチの挿入(袋詰め)
作業を人手に頼っているので、その作業に手間が掛かる
と共に、人件費の削減が期待できないという難点が指摘
される。しかも、サンドイッチを袋に挿入する際に、該
サンドイッチが型崩れしたり内容物が袋の内面に擦れて
該袋を汚してしまい、見栄えが悪くなって商品価値を低
下させる欠点もあった。
【0003】そこで、前述した各種問題に対処し得る装
置として、例えば本件出願人の提案に係る発明「サンド
イッチ等の軟質被包装物の包装方法および装置」が、特
願平5−151214号として出願されている。この出
願に係る装置では、供給源から連続的に引出した帯状フ
ィルムによりサンドイッチを胴巻包装すると共に、得ら
れた筒状フィルムの開口両端部をサンドイッチの傾斜面
に沿って折曲げることにより、傾斜面の厚み方向の両辺
から外方に延出する側方延出部を形成する。次いで、各
側方延出部を傾斜面に沿うよう折曲げた後、サンドイッ
チの底面から延出するフィルム延出部を傾斜面に沿うよ
う折曲げると共に、これを傾斜面のフィルムに貼着する
よう構成されている。すなわち、サンドイッチの包装が
自動化され、人件費を削減し得ると共に、製造効率を著
しく向上し得る。また、サンドイッチの厚み寸法に応じ
た各種寸法のフィルムを用意することなく、サンドイッ
チの厚み寸法の変化に容易に対応することができ、サン
ドイッチをフィルムにより常にタイトに包装することが
可能で、包材コストを低減し得る。更に、サンドイッチ
の内容物がフィルムの内面に擦れて該フィルムを汚すこ
とも防止し得るものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した装置では、サ
ンドイッチに胴巻きされた筒状フィルムの開口両端部を
サンドイッチの傾斜面に沿って折曲げる際には、該開口
端は何れの部材にも保持されることなくフリー状態とな
っていた。このため、例えば図11に示す如く、フィル
ム開口端部の上部両側面部が内側に偏ってしまい、開口
端部を端部正面側から見た場合に上部が尖った略三角形
状となることがある。また図12に示す如く、フィルム
開口端部の両側面部が内側に偏った状態で、上面部が下
方に垂れ下がることによって口すぼみ状となることも想
定される。このように、開口端部の開口形状が歪になっ
ている状態では、フィルムをサンドイッチの傾斜面に沿
って美麗かつタイトに折曲げることができず、包装体の
見栄えが低下することがあった。また前記装置では、サ
ンドイッチの底面から延出するフィルムと、サンドイッ
チの傾斜面に沿って折曲げたフィルムとの重合部に仮シ
ールを施すことにより、タイトな折曲げを達成している
が、傾斜面へのフィルムの折曲げが良好になされないこ
とに起因して、仮シールが確実に施されなくなり、包装
不良が発生することもあった。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した被包装物に胴巻き
された筒状フィルムの開口両端部を折曲げる際に内在し
ている問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案され
たものであって、フィルムの開口両端部を被包装物の外
周面に沿って折曲げたり、あるいはシールしたりする際
に、各処理を良好に行ない得る状態で開口両端部を保持
して、フィルム開口両端部の折曲げあるいはシールを確
実に行ない得るようにしたフィルム開口保持装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を達成するため本発明は、被包装物に包囲的
に巻付けられて筒状に成形されたフィルムの該被包装物
を挟む両側の開口端部を保持する装置であって、前記筒
状フィルムの開口端部から離間する待機位置と、開口端
部内に臨む作動位置との間を移動自在な一対のフィルム
保持片を、各開口端部と対向して2組備え、前記一対の
フィルム保持片は、前記待機位置から作動位置へ移動す
るのに伴い、下方から上方へ移動しながら相互に近接す
る位置から相互に離間する位置へ移動することにより、
前記フィルムの開口端部を内側から保持するよう構成し
たことを特徴とする。
【0007】また前記目的を達成するため本願の別の発
明は、被包装物に包囲的に巻付けられて筒状に成形され
たフィルムの開口端部を保持する装置であって、前記筒
状フィルムの各開口端部と対向する2基の保持機構を備
え、前記保持機構は、前記筒状フィルムの開口端部に対
し、付勢手段の付勢により近接・離間移動されるホルダ
と、前記ホルダにリンク接続され、該ホルダの移動方向
と交差する方向に相互に近接・離間移動自在な一対の支
持手段と、前記一対の支持手段が係合し、該支持手段を
フィルムの開口端部に対して近接・離間移動した際に、
両支持手段を相互に近接・離間移動させる案内手段と、
前記各支持手段に上下方向の揺動が可能に枢支され、該
支持手段がフィルムの開口端部に対して近接・離間移動
することにより、その自由端が開口端部から離間する待
機位置と開口端部内に臨む作動位置との間を移動するフ
ィルム保持片と、前記フィルム保持片が係合し、前記支
持手段をフィルムの開口端部に対して近接・離間移動し
た際に、フィルム保持片を上下動させる案内手段とから
構成したことを特徴とする。
【0008】また前記目的を達成するため本願の別の発
明は、サンドイッチ等の三角形状を呈する被包装物に厚
み方向に包囲的に巻付けられて筒状に成形されたフィル
ムの開口端部を保持する装置であって、前記被包装物に
おける内角が略90°に設定される頂部を基準とする両
傾斜面側と対向して近接・離間移動自在に配設される一
対の支持手段と、前記各支持手段に一端が揺動自在に枢
支され、該支持手段を前記頂部側から傾斜面側に近接移
動した際に、その自由端部にてフィルムの開口端部を押
し撫でつつ傾斜面の傾斜方向に揺動して、該開口端部を
傾斜面に沿うよう折曲げる折曲げ部材とからなるフィル
ム折曲げ装置の配設位置と対応して配置されており、前
記支持手段の移動方向と交差する方向に移動自在に配設
され、前記筒状フィルムの開口端部から離間する待機位
置と、開口端部内に臨む作動位置とに位置決めされる一
対のフィルム保持片を、各開口端部と対向して2組備
え、前記一対のフィルム保持片は、前記支持手段を前記
頂部側から傾斜面側に近接移動する前に、前記待機位置
から作動位置へ移動され、このときに被包装物の底面側
から頂部方向へ移動すると共に、相互に近接する位置か
ら相互に離間する位置へ移動してフィルムの開口端部を
内側から保持し、前記支持手段を前記頂部側から傾斜面
側に近接移動することにより、前記折曲げ部材の自由端
部がフィルムの開口端部を押し撫でる際に、前記一対の
フィルム保持片を作動位置から待機位置へ移動するよう
構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】被包装物に包囲的に巻付けられた筒状フィルム
の各開口端部から離間する待機位置に臨む一対のフィル
ム保持片を、開口端部内に臨む作動位置へ移動させる。
一対のフィルム保持片は、下方から上方へ移動しながら
相互に近接する位置から相互に離間する位置へ移動し、
前記フィルムの開口端部を内側から保持する。
【0010】前記被包装物が三角形状を呈するサンドイ
ッチ等の場合は、その厚み方向に包囲的に巻付けられて
筒状に成形されたフィルムの開口端部を一対のフィルム
保持片により内側から保持した状態で、被包装物の頂部
を基準とする両傾斜面側に対向的に位置する一対の支持
手段を、該被包装物に頂部側から傾斜面側へ近接移動さ
せる。各支持手段に一端が揺動自在に枢支された折曲げ
部材は、該支持手段の移動に伴ってその自由端部がフィ
ルムの開口端部に当接してこれを傾斜面側に折曲げる。
支持手段が更に移動して折曲げ部材の自由端部が被包装
物の傾斜面に当接すると、以後は折曲げ部材がフィルム
開口端部を押し撫でつつ傾斜面の傾斜方向に揺動し、こ
れによりフィルム開口端部は傾斜面に沿うよう折曲げら
れる。なお、一対のフィルム保持片は、折曲げ部材がフ
ィルムの開口端部を押し撫でる際に、作動位置から待機
位置に移動される。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る包装機におけるフィルム
開口保持装置につき、好適な実施例を挙げて以下説明す
る。なお実施例においては、被包装物として頂部の内角
が略90°に設定された二等辺三角形状のサンドイッチ
を対象とすると共に、説明の便宜上、サンドイッチの長
辺に位置する面を「底面」、また短辺に位置する面を「傾
斜面」、またサンドイッチの頂部に対して底面側を「下
方」、サンドイッチの重ね方向(厚み方向)を「側方」と称
するものとする。
【0012】図1に示す如く、包装機の機枠10の上面
に、サンドイッチ12の搬送方向と交差する方向に所定
間隔離間する一対の側板14,14が支柱16,16を介
して配設され、該側板14,14はサンドイッチ12の
搬送方向に延在している。両側板14,14の間には、
上流側に配設された胴巻包装装置(図示せず)で帯状フィ
ルムにより胴巻包装されたサンドイッチ12(図9参照)
を、搬送方向の前後に位置する一対の把持部材により厚
み方向から把持し、その頂部を上方に向けた状態で搬送
する移送コンベヤ(図示せず)が配設されている。なお、
移送コンベヤは間欠駆動されて、把持部材で把持したサ
ンドイッチ12を、後述するフィルム折曲げ装置20の
配設ステーションで間欠停止させるようになっている。
【0013】前記移送コンベヤによるサンドイッチ12
の搬送経路の上方には、該サンドイッチ12に胴巻され
た筒状フィルム18の搬送方向と交差する方向を指向し
ている開口両端部を、サンドイッチ12の傾斜面に沿っ
て折曲げる折曲げ装置20が臨んでいる。
【0014】図1に示す如く、前記各側板14の外側に
は、前記支柱16に取付部材22を介して固定されたプ
レート24が夫々水平に臨み、一方のプレート24(図
1において右側)には、搬送方向に離間して一対の案内
筒26,26が立設されている。各案内筒26にガイド
バー28が上下方向に摺動自在に挿通されると共に、両
ガイドバー28,28の上下両端は連結杆30,30によ
り連結されており、下部の連結杆30にロッド31を介
して連結された図示しない昇降手段によって、両ガイド
バー28,28が一体的に昇降移動するよう構成され
る。上部の連結杆30には、搬送経路の上方に張出す保
持体32が配設され、該保持体32における搬送方向と
交差する方向に離間して搬送経路を挟む位置に、夫々支
持棒34が圧縮ばね36の弾力作用下に常に下方に突出
するよう配設される。各支持棒34の下端近傍に支持部
材38が配設され、この支持部材38に、他方の支持部
材38に向けて延出するブロック状の折曲げ体40の一
端が揺動可能に枢支されている。この折曲げ体40の自
由端側の下面には、三角形状の押え40aが突設され、
前記ガイドバー28,28を下降させた際に、サンドイ
ッチ12の各傾斜面と対向して臨んでいるフィルム18
に押え40aの頂点から当接するよう設定される。そし
て折曲げ体40は、フィルム18を傾斜面側に折曲げつ
つ支持部材38との枢支部を支点としてサンドイッチ1
8の傾斜面に倣うよう揺動(傾斜面の傾斜方向に揺動)す
るようになっている(図8参照)。なお、前記三角形状の
押え40aは、その頂点から折曲げ体40の自由端部に
向けて上方傾斜しているので、該押え40aがフィルム
18に当接してサンドイッチ12の傾斜面に沿って折曲
げる際に、該フィルム18に損傷を与えることなく良好
な折曲げを達成し得る。また、折曲げ体40の材質とし
てはプラスチック等の合成樹脂が好適に使用されるが、
フィルム18を損傷させることなく折曲げることがで
き、かつサンドイッチ12を潰すことのない比較的軽量
のものであれば、その他の材質のものも適宜使用可能で
ある。
【0015】前記支持棒34の下端に薄板状のシール体
42が垂設されると共に、前記各側板14の外側に位置
するプレート24には、シール体42の真下に臨む位置
に、ヒータ等の加熱手段が内装された加熱シール体44
が配設されている。そしてガイドバー28,28を下降
して折曲げ体40,40によりフィルム18を各傾斜面
に沿うよう折曲げた際に、図8に示す如く、該フィルム
18とサンドイッチ12の底面から外方に延出している
フィルム18との重合部における基部近傍を、シール体
42と加熱シール体44とが前記圧縮ばね36の弾力作
用下に弾性的に当接して挟持し、線状の溶着シール線4
6を形成することにより仮シールが施されるよう構成さ
れている(図10参照)。これにより、傾斜面に沿うよう
折曲げられたフィルム18が元の状態に戻るのを防止し
て、後工程を良好に行なわせ得るようになっている。な
おシール体42の下端は、前記折曲げ体40によるフィ
ルム18のサンドイッチ12における傾斜面への折曲げ
が略終了して時点において、前記加熱シール体44と当
接するよう位置決めされ(図8参照)、折曲げ体40によ
るフィルム18の確実な折曲げを行なわせ得るよう構成
してある。またシール体42の下端は、フィルム18に
サンドイッチ12の厚み方向の両端部近傍の2個所で線
状の溶着シール線46,46が形成されるように逆凹形
状に形成されている。
【0016】前記折曲げ装置20の配設ステーションに
対応して、折曲げ体40,40によるフィルム折曲げに
先立ち、サンドイッチ12に胴巻きされたフィルム18
の該サンドイッチ12を挟む両側の開口両端部を開口保
持するフィルム開口保持装置48が配設されている。開
口保持装置48は、サンドイッチ12の搬送経路を搬送
方向と交差する方向に挟む両側に、保持機構50を夫々
備えている。なお、両保持機構50,50の基本的な構
造は同一であるので、図1において左側に配設される保
持機構50の構造についてのみ説明して、他方の同一部
材には同一の符号を付して詳細説明は省略する。
【0017】図1に示す如く、前記左側の側板14の外
側に位置するプレート24の上面に、複数の支柱52を
介して支持板54が水平に配設固定されている。支持板
54の上面には、図3に示す如く、サンドイッチ12の
搬送方向に所定間隔離間して搬送方向と交差する方向に
延在する2本のガイドロッド56,56が平行に配設さ
れ、該ロッド56,56に移動部材58が摺動自在に配
設されている。移動部材58における搬送方向に沿う長
手方向の両端上面にホルダ60が夫々配設固定され、両
ホルダ60,60の搬送経路を指向する前端間にステー
62が配設してある。また、支持板54の搬送経路から
離間する後端部にブラケット64が立設され、このブラ
ケット64の前面に、移動部材58の上方に水平に臨む
ようにシリンダ66が配設固定されている。そして、シ
リンダ66の前側を指向するピストンロッド66aが、
前記ステー62に配設固定してある。すなわち、シリン
ダ66を正逆付勢することにより、移動部材58および
一対のホルダ60,60は、ガイドロッド56,56の後
部側の待機位置(図4,図5)と搬送経路(サンドイッ1
2)に近接する作動位置(図6,図7)との間を移動する。
【0018】前記支持板54の前側上面には、サンドイ
ッチ12の搬送方向に離間して立設した一対の支柱6
8,68の上端に、カム板70が調整ボルト71を介し
て水平に配設固定されている。このカム板70は、両支
柱68,68の間に臨む中央部が後方に向けて所要長さ
だけ延在する山形に形成されると共に、図5に示すよう
に該延出部70aの両側面には、後端側から前端側に向
かうにつれて相互に離間する弧状のカム面70b,70
bが形成されている。なお延出部70aは、前記移動部
材58に配設した一対のホルダ60,60の間に臨むと
共に、移動部材58およびホルダ60,60の移動に支
障を来たすことがないよう位置決めしてある。またカム
板70を支柱68に固定する調整ボルト71は、カム板
70に形成した前後方向に延在する長溝70cに挿通さ
れており、各調整ボルト71を緩めることにより、カム
板70を前後方向に移動調整し得るようになっている。
なお、カム板70における延出部70aの下面に垂設し
たキー72の下部が、支持板54に形成したキー溝54
aに嵌挿されて、カム板70の移動調整時に横方向(前
後方向と交差する方向)にズレないよう構成される。
【0019】前記各ホルダ60の上面に、上リンクレバ
ー73の一端が水平回動自在に枢支されると共に、該上
リンクレバー73の前側に延出する他端が、前記ステー
62の前方に位置する支持ブロック74の上面に突設し
た上軸ピン75に水平回動自在に枢支されている。また
各支持ブロック74の下面に突設した下軸ピン76に
は、前記各ホルダ60の下面に一端が水平回動自在に枢
支された下リンクレバー77の前側に延出する他端が水
平回動自在に枢支されている。すなわち、各支持ブロッ
ク74は、ホルダ60に対して一対のリンクレバー7
3,77を介して水平回動自在に配設される。なお、一
方の支持ブロック74には、図5に示す如く、他方の支
持ブロック74に摺動自在に挿通されたスライドシャフ
ト78が配設固定され、両支持ブロック74,74はス
ライドシャフト78に案内されて相互に近接・離間移動
するようになっている。
【0020】前記各支持ブロック74の下軸ピン76に
ローラ79が回動自在に枢支され、両支持ブロック7
4,74のローラ79,79は、前記カム板70における
延出部70aを挟んで対向し、各ローラ79が対応する
カム面70bに摺動自在に当接している。また、各上リ
ンクレバー73の長手方向略中央に、係止ピン80が突
設され、両上リンクレバー73,73の係止ピン80,8
0間に引張りばね81が張架されている。これにより、
一対の支持ブロック74,74は、ローラ79,79が対
応のカム面70b,70bに当接する状態で相互に近接
する方向に付勢される。そして、搬送経路から離間する
待機位置に臨む移動部材58を、前記シリンダ66のピ
ストンロッド66aを延出する方向に付勢して作動位置
に向けて移動させると、一対の支持ブロック74,74
は、各ローラ79とカム面70bとの係合作用下に、搬
送経路に近接するにつれて相互に離間する(図7参照)。
また作動位置に臨む移動部材58を、前記シリンダ66
のピストンロッド66aを引き込む方向に付勢して待機
位置に向けて後退移動させると、一対の支持ブロック7
4,74は引張りばね81の復帰弾力により相互に近接
する(図5参照)。
【0021】前記各支持ブロック74における他方の支
持ブロック74を指向する内側面に、フィルム保持片8
2の一端が上下方向の揺動が自在に枢支されている。こ
の保持片82は、枢支部から斜め上方に延在する基部8
2aの先端に、前方に所要長さで延在する保持部82b
を折曲形成したものであって、該保持部82bが前記筒
状フィルム18の開口端部における側面部を内側から保
持するべく機能する。一対のフィルム保持片82,82
は、前記移動部材58が待機位置に臨んでいる状態で
は、図4および図5に示すに如く、その保持部82b,
82bが搬送経路上のサンドイッチ12に胴巻きされた
フィルム18の開口端部から外側に離間する待機位置に
臨む。また、移動部材58を待機位置から作動位置へ移
動させることにより、図6および図7に示す如く、保持
部82b,82bがフィルム18の開口端部内に挿入さ
れた作動位置に臨むようになっている。そして、保持部
82b,82bが待機位置から作動位置に移動する過程
で、前記支持ブロック74,74が相互に近接する位置
から相互に離間する位置へ移動することにより、該保持
部82b,82bも同様に近接位置から離間位置へ移動
して、フィルム18の開口端部における側面部を内側か
ら保持するよう構成される。
【0022】前記フィルム保持片82の基部82aに
は、支持ブロック74の後部に配設した突起83に一端
が掛止された引張りばね84の他端が掛止され、フィル
ム保持片82を常には保持部82bが上方に傾動するよ
う付勢している。また、支持板54の一側部にブラケッ
ト85が配設され、該ブラケット85に、サンドイッチ
12の搬送方向に延在する規制バー86が片持式に配設
される。この規制バー86は、図4に示す如く、前記移
動部材58が待機位置に臨んでいる状態で、前記フィル
ム保持片82,82における保持部82b,82bの上面
に当接して、該保持部82b,82bの上方への傾動を
規制するよう構成されている。そして移動部材58を待
機位置から作動位置へ移動させることにより、図6に示
す如く、規制バー86の下方にフィルム保持片82,8
2の基部82a,82aが臨んで、保持部82b,82b
が所要角度だけ上方に傾動するよう設定される。
【0023】
【実施例の作用】次に、実施例に係るフィルム開口保持
装置の作用につき説明する。なお、図1に示す如く、前
記フィルム折曲げ装置20においては、折曲げ体40,
40が搬送経路の上方の待機位置に臨んでいると共に、
フィルム開口保持装置48における各保持機構50の移
動部材58は、搬送経路から離間する待機位置に臨んで
いるものとする。
【0024】胴巻包装装置によりフィルム18が胴巻さ
れたサンドイッチ12を把持した把持部材が、移送コン
ベヤの間欠駆動により、待機位置に臨んでいる前記折曲
げ体40,40の下方に到来して間欠停止したタイミン
グにおいて、前記各保持機構50のシリンダ66が、ピ
ストンロッド66aを延出する方向に付勢される。これ
により、前記移動部材58がガイドロッド56,56に
沿って搬送経路に向けて前進移動し、該移動部材58に
夫々ホルダ60およびリンクレバー73,77を介して
連結されている一対の支持ブロック74,74も前進移
動する。また、支持ブロック74,74に配設されてい
る一対のフィルム保持片82,82の保持部82b,82
bが、フィルム18の開口端部から離間する待機位置か
ら該開口端部内に挿入された作動位置に移動される。
【0025】前記カム板70のカム面70b,70bに
ローラ79,79を介して当接している一対の支持ブロ
ック74,74は、搬送経路に近接するにつれてカム面
70b,70bに沿って相互に離間し、図7に示す如
く、前記一対のフィルム保持片82,82の保持部82
b,82bは、開口端部における両側面部を離間する方
向に内側から押し広げるべく機能する。またフィルム保
持片82,82の保持部82b,82bは、前記規制バー
86の下面に沿って前進し、各保持部82bが規制バー
86から離間して基部82aが規制バー86の下面に到
来すると、前記引張りばね84の弾力作用下に、保持部
82bと基部82aとの折曲角度だけ保持部82bが上
方に傾動する(図6参照)。これにより、フィルム18に
おける開口端部の両側面部は、保持部82b,82bに
より上方に撫で上げられる。すなわち、一対のフィルム
保持片82,82における保持部82b,82bは、待機
位置から作動位置に移動するのに伴い、下方から上方に
向けて移動しながら相互に近接する位置から相互に離間
する位置に移動する。これにより、折曲げ装置20の配
設ステーションにサンドイッチ12が到来したときに、
フィルム18における開口端部の開口形状が、図11に
示すようにフィルム18の両側面部が内側に偏って略三
角形状となっていたり、図12に示すようにフィルム1
8の両側面部が内側に偏ると共に上面部が垂れ下がって
口すぼみ状となっている場合であっても、一対のフィル
ム保持片82,82により開口端部を、折曲げ装置20
による折曲げあるいは仮シールを良好に行ない得る形状
に開口保持することができる。
【0026】なお、オーダ変更等によりサンドイッチ1
2の厚み寸法が変化したときには、前記カム板70を前
後方向に移動調整し、両カム面70b,70bと支持ブ
ロック74,74のローラ79,79との相対的な位置を
調整することにより、一対のフィルム保持片82,82
における保持部82b,82bの離間間隔を、サンドイ
ッチ12に胴巻きされたフィルム18の開口寸法に合わ
せることができる。
【0027】前記各保持機構50のフィルム保持片8
2,82が作動位置に前進することにより、フィルム1
8の開口端部が開口保持されたタイミングで、前記ガイ
ドバー28,28が下降される。折曲げ体40,40は、
ガイドバー28,28の下降により下面に形成した押え
40aが、フィルム保持片82,82により開口保持さ
れてサンドイッチ12の各傾斜面と対向して臨んでいる
フィルム18に当接してこれを傾斜面側に折曲げる。更
に、ガイドバー18,18の下降に伴って折曲げ体40
の押え40aがフィルム18を挟んでサンドイッチ12
の傾斜面に当接すると、以後は折曲げ体40が前記支持
部材38との枢支部を支点としてフィルム18を押し撫
でつつ傾斜面に倣うように揺動する。これにより、図8
に示す如く、サンドイッチ12の各傾斜面と対向して臨
んでいるフィルム18は、各折曲げ体40により対応の
傾斜面に沿うよう確実に折曲げられる。
【0028】なお、前記各保持機構50の移動部材58
は、折曲げ体40がフィルム18に当接するタイミング
で後退移動し、フィルム保持片82,82は、フィルム
18がサンドイッチ12の傾斜面に当接する前に開口端
部から外側に離間する。
【0029】また、折曲げ体40,40により各傾斜面
に沿うよう折曲げられたフィルム18と、サンドイッチ
12の底面から外方に延出しているフィルム18との重
合部は、前記支持棒34の下端に配設したシール体42
と加熱シール体44とが圧縮ばね36の弾力作用下に弾
性的に当接することにより挟圧される。この結果、フィ
ルム重合部の基部近傍には、図10に示す如く、幅方向
の両端部近傍に2本の線状の溶着シール線46,46が
形成されることにより仮シールが施され、折曲げ体4
0,40により傾斜面に沿うよう折曲げられたフィルム
18が元に戻るのは防止される。
【0030】前記フィルム折曲げ装置20によりフィル
ム18が傾斜面に沿って折曲げられたサンドイッチ12
は、移送コンベヤにより下流側に間欠的に搬送されて、
サンドイッチ12の傾斜面から延出する側方延出部およ
び下方延出部が、夫々傾斜面に沿うよう折曲げられると
共に貼着されて、サンドイッチ12をフィルム18によ
りタイトに包装した包装体が得られる。
【0031】このように、サンドイッチ12に胴巻きさ
れた筒状フィルム18の開口両端部をサンドイッチ12
の傾斜面に沿って折曲げるに際し、一対のフィルム保持
片82,82により各開口端部を良好な折曲げができる
形状に開口保持するので、該フィルム18の確実かつ美
麗な折曲げを達成し得る。また、折曲げ体40で折曲げ
たフィルム18と底面から延出するフィルム18との重
合部への仮シールも確実に行なうことができ、タイトな
折曲げ包装が可能となり、商品価値を高めることができ
る。
【0032】なお実施例では、保持機構50の移動部材
58をシリンダ66により移動する場合につき説明した
が、本願はこれに限定されるものでなく、モータ等のロ
ータリーアクチュエータにより作動されるラック−ピニ
オン機構やチェン−スプロケット機構を使用することも
可能である。また、フィルム開口保持装置48を構成す
る2基の保持機構50,50において、各移動部材58
を夫々独立したシリンダ66により移動するのではな
く、適宜の連結機構により一対の移動部材58,58を
連結し、単一の駆動源により両者58,58を同期的に
移動させるようにしてもよい。更に、フィルム保持片8
2,82の近接・離間および上下動を、溝カムとフォロ
ワとにより行なうようにすることも可能である。
【0033】前記フィルム18の折曲げを行なう折曲げ
体40としては、実施例に示すブロック状に限定され
ず、板状、棒状あるいは複数の部材により構成されるも
の等、その他の形状および構成のものを適宜採用し得る
ものである。また、フィルムに仮シールを施すシール体
としては、実施例に示す形状等に限られるものでなく、
複数個の線状シールや点状シールあるいは幅広に設定さ
れるシール線を施す形状等、各種の変更が可能である。
更に、ガイドバー28の昇降は、エアシリンダ等のリニ
アアクチュエータ方式や、その他各種の作動手段により
行なうことも可能である。更にまた、仮シールを施す一
対のシール体の内、下側のシール体だけでなく上側のシ
ール体にも加熱手段を設けてもよく、また上側のシール
体にのみ加熱手段を設けるようにしてもよい。なお、実
施例では被包装物としてサンドイッチを例に挙げて説明
したが、本願はこれに限定されるものでなく、フィルム
の開口端部を外周面に沿って折曲げて包装する各種の物
品を対象とするものである。
【0034】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る包装機
におけるフィルム開口保持装置によれば、一対のフィル
ム保持片を待機位置から作動位置に移動するのに伴い
該フィルム保持片をフィルムの開口端部の下方から上方
に向けて移動しながら相互に離間移動させるようにした
ので、フィルムの開口端部の側面部が内側に偏っていた
り、上面部が垂れ下がっているような場合でも、該開口
端部を良好に開口保持することが可能となる。すなわ
ち、サンドイッチ等の三角形状を呈する被包装物におい
ては、筒状フィルムの開口端部を折曲げ部材により傾斜
面に沿って確実に折り曲げることができると共に、該フ
ィルムへの仮シールも確実に施すことができる。これに
より、傾斜面から側方に延出する側方延出部が美麗に形
成されることで、該側方延出部の折込みが良好になさ
れ、包装不良品の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るフィルム開口保持装置を示す概略
側面図である。
【図2】実施例に係るフィルム開口保持装置を示す概略
平面図である。
【図3】実施例に係るフィルム開口保持装置の一方の保
持機構を分解して示す概略斜視図である。
【図4】実施例に係る一方の保持機構を待機状態で示す
要部側面図である。
【図5】実施例に係る一方の保持機構を待機状態で示す
要部平面図である。
【図6】実施例に係る一方の保持機構を作動状態で示す
要部側面図である。
【図7】実施例に係る一方の保持機構を作動状態で示す
要部平面図である。
【図8】フィルム折曲げ装置の折曲げ体によりサンドイ
ッチに胴巻したフィルムを傾斜面に沿うよう折曲げた状
態を示す要部側面図である。
【図9】胴巻包装されたサンドイッチを示す説明図であ
る。
【図10】サンドイッチの傾斜面に沿ってフィルムが折
曲げられると共に仮シールが施された状態を示す説明図
である。
【図11】サンドイッチに胴巻きされた筒状フィルムの
開口端部の上方両側面部が内側に偏っている状態を示す
説明図である。
【図12】サンドイッチに胴巻きされた筒状フィルムの
開口端部の両側面部が内側に偏ると共に上面部が下方に
垂れ下がっている状態を示す説明図である。
【符号の説明】
12 サンドイッチ(被包装物) 18 筒状フィルム 38 支持部材(支持手段) 40 折曲げ体(折曲げ部材) 42 シール体 44 加熱シール体(シール体) 50 保持機構 60 ホルダ 66 シリンダ(付勢手段) 70 カム板(案内手段) 74 支持ブロック(支持手段) 82 フィルム保持片 82b 保持部 86 規制バー(案内手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物(12)に包囲的に巻付けられて筒
    状に成形されたフィルム(18)の該被包装物(12)を挟む両
    側の開口端部を保持する装置であって、 前記筒状フィルム(18)の開口端部から離間する待機位置
    と、開口端部内に臨む作動位置との間を移動自在な一対
    のフィルム保持片(82,82)を、各開口端部と対向して2
    組備え、 前記一対のフィルム保持片(82,82)は、前記待機位置か
    ら作動位置へ移動するのに伴い、下方から上方へ移動
    ながら相互に近接する位置から相互に離間する位置へ移
    動することにより、前記フィルム(18)の開口端部を内側
    から保持するよう構成したことを特徴とする包装機にお
    けるフィルム開口保持装置。
  2. 【請求項2】 被包装物(12)に包囲的に巻付けられて筒
    状に成形されたフィルム(18)の開口端部を保持する装置
    であって、 前記筒状フィルム(18)の各開口端部と対向する2基の保
    持機構(50,50)を備え、 前記保持機構(50)は、 前記筒状フィルム(18)の開口端部に対し、付勢手段(66)
    の付勢により近接・離間移動されるホルダ(60)と、 前記ホルダ(60)にリンク接続され、該ホルダ(60)の移動
    方向と交差する方向に相互に近接・離間移動自在な一対
    の支持手段(74,74)と、 前記一対の支持手段(74,74)が係合し、該支持手段(74,7
    4)をフィルム(18)の開口端部に対して近接・離間移動し
    た際に、両支持手段(74,74)を相互に近接・離間移動さ
    せる案内手段(70)と、 前記各支持手段(74)に上下方向の揺動が可能に枢支さ
    れ、該支持手段(74)がフィルム(18)の開口端部に対して
    近接・離間移動することにより、その自由端(82b)が開
    口端部から離間する待機位置と開口端部内に臨む作動位
    置との間を移動するフィルム保持片(82)と、 前記フィルム保持片(82)が係合し、前記支持手段(74)を
    フィルム(18)の開口端部に対して近接・離間移動した際
    に、フィルム保持片(82)を上下動させる案内手段(86)と
    から構成したことを特徴とする包装機におけるフィルム
    開口保持装置。
  3. 【請求項3】 サンドイッチ等の三角形状を呈する被包
    装物(12)に厚み方向に包囲的に巻付けられて筒状に成形
    されたフィルム(18)の開口端部を保持する装置であっ
    て、 前記被包装物(12)における内角が略90°に設定される
    頂部を基準とする両傾斜面側と対向して近接・離間移動
    自在に配設される一対の支持手段(38)と、前記各支持手
    段(38)に一端が揺動自在に枢支され、該支持手段(38)を
    前記頂部側から傾斜面側に近接移動した際に、その自由
    端部にてフィルム(18)の開口端部を押し撫でつつ傾斜面
    の傾斜方向に揺動して、該開口端部を傾斜面に沿うよう
    折曲げる折曲げ部材(40)とからなるフィルム折曲げ装置
    (20)の配設位置と対応して配置されており、 前記支持手段(38)の移動方向と交差する方向に移動自在
    に配設され、前記筒状フィルム(18)の開口端部から離間
    する待機位置と、開口端部内に臨む作動位置とに位置決
    めされる一対のフィルム保持片(82,82)を、各開口端部
    と対向して2組備え、 前記一対のフィルム保持片(82,82)は、前記支持手段(3
    8)を前記頂部側から傾斜面側に近接移動する前に、前記
    待機位置から作動位置へ移動され、このときに被包装物
    (18)の底面側から頂部方向へ移動すると共に、相互に近
    接する位置から相互に離間する位置へ移動してフィルム
    (18)の開口端部を内側から保持し、 前記支持手段(38)を前記頂部側から傾斜面側に近接移動
    することにより、前記折曲げ部材(40)の自由端部がフィ
    ルム(18)の開口端部を押し撫でる際に、前記一対のフィ
    ルム保持片(82,82)を作動位置から待機位置へ移動する
    よう構成したことを特徴とする包装機におけるフィルム
    開口保持装置。
  4. 【請求項4】 前記支持手段(38)の前記傾斜面側を指向
    する先端に一方のシール体(42)を設けると共に、該シー
    ル体(42)と対向して他方のシール体(44)を配設し、前記
    被包装物(12)の頂部と対向する底辺側の面から延出する
    フィルム(18)と前記折曲げ部材(40)により折曲げられた
    フィルム(18)との重合部の基部近傍を、両シール体(42,
    44)により溶着シールするよう構成した請求項3記載の
    包装機におけるフィルム開口保持装置。
JP25930194A 1994-09-28 1994-09-28 包装機におけるフィルム開口保持装置 Expired - Fee Related JP2936452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25930194A JP2936452B2 (ja) 1994-09-28 1994-09-28 包装機におけるフィルム開口保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25930194A JP2936452B2 (ja) 1994-09-28 1994-09-28 包装機におけるフィルム開口保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0891326A JPH0891326A (ja) 1996-04-09
JP2936452B2 true JP2936452B2 (ja) 1999-08-23

Family

ID=17332182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25930194A Expired - Fee Related JP2936452B2 (ja) 1994-09-28 1994-09-28 包装機におけるフィルム開口保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2936452B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100436268C (zh) * 2006-07-31 2008-11-26 蔡旭光 给袋式包装机的撑袋机构
CN113581546B (zh) * 2021-07-12 2023-02-07 广东鑫正智能科技有限公司 一种自动瓶子打包机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0891326A (ja) 1996-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2098165A (en) Machine for filling and closing plastics bags
JP2936452B2 (ja) 包装機におけるフィルム開口保持装置
EP0466271B1 (en) Apparatus for bonding top portions of containers
JP2564818Y2 (ja) 自動包装機の耳折り装置
JP2676308B2 (ja) サンドイッチ等の軟質被包装物の包装方法および装置
JP2000335510A (ja) 和菓子等の包装装置
JP2005029182A (ja) エンドシール装置のシワ伸ばし機構
JP3513647B2 (ja) ピロー包装体の耳部整形装置
JPH0418217A (ja) 包装袋体の耳部折り曲げ装置
JP2660382B2 (ja) フィルム開口端折曲げ装置
JPH08268413A (ja) 自動包装機のシール搬出装置
JP2707201B2 (ja) 胴巻包装物品の移送装置
JP2754136B2 (ja) テープ貼付け装置
JPH0544252Y2 (ja)
JP2668321B2 (ja) フィルム開口端折曲げ包装装置
JPS6231375Y2 (ja)
JPS5820487Y2 (ja) 四方シ−ル包装機
JPH08133235A (ja) 袋群供給装置を備えた包装装置
JP2655982B2 (ja) ワーク開口封止方法とその装置
JP2546760B2 (ja) 縦型充填包装機のシワ取り方法および装置
JP2001031016A (ja) 包装装置
JPH0223522Y2 (ja)
JP3456488B2 (ja) テープの貼着方法及び装置
JP3092109B2 (ja) 包装装置
JPH0669104U (ja) 包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees