JP2936093B2 - 粒状ノニオン洗剤組成物 - Google Patents

粒状ノニオン洗剤組成物

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JP2936093B2 JP24919795A JP24919795A JP2936093B2 JP 2936093 B2 JP2936093 B2 JP 2936093B2 JP 24919795 A JP24919795 A JP 24919795A JP 24919795 A JP24919795 A JP 24919795A JP 2936093 B2 JP2936093 B2 JP 2936093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温高湿下での流
動性が良好でかつ耐ケーキング性に優れたノニオン界面
活性剤を主成分とする粒状ノニオン洗剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来技術】ノニオン界面活性剤は、一般に低泡性であ
り、洗浄力が水の硬度の影響を受けにくく、特に泥汚れ
や低温での汚れ分散性にも優れている。更に、ノニオン
界面活性剤は、生分解性が良好であり、環境負荷が低
く、しかも低毒性でかつ安全性にも問題がない優れた界
面活性剤である。しかしながら、ノニオン界面活性剤
は、一般に常温で液状であり、ノニオン粒状洗剤製品か
ら洗剤容器へのノニオン界面活性剤のしみ出しが懸念さ
れている。ノニオン界面活性剤が洗剤容器にしみ出すこ
とにより、製品外観の悪化、容器接触部分でのノニオン
界面活性剤の減少による洗浄力の低下、並びに洗剤粒子
の流動性、耐ケーキング性に悪影響を及ぼす問題があっ
た。特開平4−339898号公報では、非晶質の吸油
性担体を5〜20%配合することにより、ノニオン界面
活性剤のしみ出しの改善を図っているが、ノニオン界面
活性剤自体は常温で液状であることに変化はなく、特に
30℃を超える夏場にはノニオン界面活性剤がしみ出し
て、洗剤粒子の流動性と耐ケーキング性を悪化させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、高
温高湿下での洗剤の流動性及び耐ケーキング性を更に改
良した粒状洗剤組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
達成するため、鋭意検討した結果、ノニオン界面活性剤
と、そのノニオン界面活性剤をゲル化するノニオンゲル
化剤とを使用すれば、高温高湿下での流動性と耐ケーキ
ング性とを解決し得ることを見い出した。具体的には、
30℃以上の高温下(夏季を想定)において、ノニオン
界面活性剤を主成分とする洗剤粒子の粉体物性が良好と
なるためには、ノニオン界面活性剤がアニオン界面活性
剤又はカチオン界面活性剤のように30℃以上の高温下
(夏季を想定)において適当な強度を有することが好ま
しい。しかし、ノニオン界面活性剤は常温で液体である
ものが多く、更に、30℃以上の高温下では完全な液体
となる場合がほとんどで、その強度を例えば粘度のよう
な物性で評価する方法もあるが、粘度は、洗剤粒子の粉
体物性と全く相関がないことが分かった。これに対し
て、ノニオン界面活性剤が30℃以上の高温下でゲル化
するようなある種のゲル剤でゲルを形成させたときの最
大圧縮応力は、得られる洗剤粒子の粉体物性と相関があ
ることが分かった。しかも、特に、最大圧縮応力が50
g/cm2以上であるノニオン界面活性剤を用いれば、粒状
洗剤の高温高湿下での流動性と耐ケーキング性とを解決
し得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づい
て成されたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳細に
説明する。本発明で使用されるノニオン界面活性剤とし
ては、種々のノニオン界面活性剤を使用することができ
る。ノニオン界面活性剤のうち、特に、ノニオン界面活
性剤をある特定のノニオンゲル化剤によってゲル化した
時の最大圧縮応力が30℃において50g/cm2 以上のノ
ニオン界面活性剤を好ましく使用することができる。こ
の最大圧縮応力の測定は、以下のようにして行うことが
できる。ノニオンゲル化剤として、12−ヒドロキシス
テアリン酸を使用し、上記ノニオン界面活性剤を、この
12−ヒドロキシステアリン酸と重量比85/15にお
いて70℃で混合し、20℃(室温)まで冷却し、次い
で20℃で3時間放置して、ノニオン界面活性剤をゲル
化した後、このゲル化した試料から、縦5cm×横5cm×
高さ1cmの立方体の試験片を作製し、その試験片に断面
直径が1.5cmの円柱状治具を30℃及び圧縮速度20mm
/minの条件下で押圧して行き、治具が試験片中に嵌入す
る直前の応力(最大圧縮応力)を圧縮強度試験機により
測定する。ノニオン界面活性剤と12−ヒドロキシステ
アリン酸との混合物を70℃で加熱混合し、均一な混合
物とした後、これを冷却して行くと、40℃ぐらいから
ゲル化が始まり、20℃の室温では、ゲル化は終了す
る。ただし、内部ではゲル化が必ずしも充分に進んでい
ないので、20℃で3時間保持して、ゲル化を充分達成
させた後、試験片を調製する。次いで、試験片には、3
0℃において、断面直径が1.5cmの円柱状治具を20mm
/minの速度で上から押圧し、試験片が押圧に耐えきれ
ず、試験片に治具が嵌入する直前の最大圧縮応力を測定
する。ここで使用される圧縮強度試験機は、特に制限さ
れず、従来より使用されている各種の圧縮強度試験機を
使用することができる。
【0006】本発明においては、ノニオン界面活性剤の
最大圧縮応力が、30℃において50 g/cm2未満では、
得られる洗剤粒子の高温下での流動性及び耐ケーキング
性を充分向上させることが難しくなる。更に好ましい最
大圧縮応力は、100〜2000g/cm2 、特に好ましい
最大圧縮応力は、200〜1000g/cm2 である。本発
明において好ましくは使用することのできるノニオン界
面活性剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアル
キル(又はアルケニル)エーテル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキル(又はアルケニル)エー
テル、ポリオキシアルキレンフェニルエーテル、脂肪酸
アルキルエステルアルコキシレート等又はこれらの混合
物を使用することができる。このようなノニオン界面活
性剤を混合することにより、種々の最大圧縮応力を有す
るノニオン界面活性剤を調製することができる。ポリオ
キシアルキレンアルキル(又はアルケニル)エーテルと
しては、例えば、以下の式で表わされるノニオン界面活
性剤を挙げることができる。 C n H2n+1O(OA)p H (1) C n H2n-1O(OA)p H (2) 式中、nは、通常、10〜20、好ましくは12〜18
の整数を表す。OAは、炭素数2〜4、好ましくは2〜
3のアルキレンオキシドの付加単位を表す。p(アルキ
レンオキシドの平均付加モル数)は、通常3〜25、好
ましくは5〜20の整数を表す。具体的ものとしては、
C12 H25O(C2H4O)9H (最大圧縮応力500g/cm2 )、C
13 H27O(C2H4O)9H (最大圧縮応力800g/cm2 )、C
14 H29O(C2H 4O)9H (最大圧縮応力1000g/cm2 )、C
15 H31O(C2H4O)9H (最大圧縮応力1200g/cm2 )、C
12 H23O(C2H4O)9H (最大圧縮応力350g/cm2 )、C
13 H25O(C2H4O)9H (最大圧縮応力700g/cm2 )、C
14 H27O(C2H4O)9H (最大圧縮応力900g/cm2 )、C
15 H29O(C2H4O)9H (最大圧縮応力1100g/cm2
等、又は、これらの混合物、例えば、C12 H25O(C2H4O)9
H と、C13 H27O(C2H4O)9H と、C1 4 H29O(C2H4O)9H と、
C15 H31O(C2H4O)9H との混合物(最大圧縮応力900g/
m2、1/1/1/1の混合比において)、C12 H25O(C2H
4O)5H と、C13 H27O(C2H4O)25Hと、C12 H25O(C2H4O)9H
との混合物(最大圧縮応力60g/m2、1/1/3の混合
比において)、C12 H25O(C2H4O)9H とC13 H27O(C2H4O)
25Hとの混合物(最大圧縮応力360g/m2、10/1の
混合比において)等が挙げられる。
【0007】ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキル(又はアルケニル)エーテルとしては、例え
ば、以下の式で表されるノニオン界面活性剤を挙げるこ
とができる。 C n H2n+1O(OA)p (OB)q H (3) C n H2n-1O(OA)p (OB)q H (4) 式中、nは、上記の通りである。OAは、エチレンオキ
シドを表し、OBは、プロピレンオキシドを表す。p
(エチレンオキシドの平均付加モル数)は、通常3〜2
5、好ましくは5〜20の整数を表す。また、q(プロ
ピレンオキシドの平均付加モル数)は、通常1〜10、
好ましくは1〜5の整数を表す。具体的なものとして
は、例えば、以下のものが等が挙げられる。 C13 H27O(C2H4O)15(C3H6O)3H (最大圧縮応力250g/cm2 ) C12 H25O(C2H4O)6(C3H6O)2H (最大圧縮応力80g/cm2 ) C13 H25O(C2H4O)15(C3H6O)3H (最大圧縮応力180g/cm2 ) C12 H23O(C2H4O)6(C3H6O)2H (最大圧縮応力60g/cm2 ) ポリオキシアルキレンフェニルエーテルとしては、例え
ば、以下の式で表わされるノニオン界面活性剤を挙げる
ことができる。
【0008】PhO(OA) pH (5) 式中、Phは、置換基を有してもよいフェニル基を表
す。また、OAは、炭素数2〜4、好ましくは2〜3の
アルキレンオキシドの付加単位を表す。pは上記の通り
である。このようなノニオン界面活性剤としては、具体
的には、C9 17−Ph−O(CH2 CH2 O)10
(最大圧縮応力450g/cm2 )や、C1223−Ph−O
(CH2 CH2 O)15H(最大圧縮応力600g/cm2
(以上、Phは、フェニル基である)等が挙げられる。
脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートとしては、例
えば,以下の式で示されるノニオン界面活性剤が挙げら
れる。 R1CO(OA)p OR2 (6) 式中、R1は、炭素数5〜21、好ましくは7〜17の脂
肪炭化水素基を表す。R2は、炭素数1〜3の分岐を有し
てもよい低級アルキル基を表す。OAは、炭素数2〜
4、好ましくは2〜3のアルキレンオキシドの付加単位
を表す。p(アルキレンオキシドの平均付加モル数)
は、通常3〜30、好ましくは7〜20の整数を表す。
上記脂肪族炭化水素基は、分岐を有してもよい。このよ
うな脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートとして
は、脂肪酸メチルエステルにエチレンオキシド等を付加
させた脂肪酸メチルエステルエトキシレートが適当であ
る。このようなノニオン界面活性剤としては、例えば、
C17H35CO(OC2H4)15OCH3(最大圧縮応力550g/cm2)C12 H25
CO(OC2H4)9OCH3(最大圧縮応力180g/cm2 )や、C14
H2 9CO(OC2H4)10OC2H5 (最大圧縮応力330g/cm2 )、
C17H33CO(OC2H4)15OCH3(最大圧縮応力480g/cm2)等のノ
ニオン界面活性剤を挙げることができる。
【0009】上記ノニオン界面活性剤は、粒状ノニオン
洗剤組成物中に、一般に10〜70重量%、好ましくは
10〜50重量%、特に好ましくは10〜40重量%の
量で含有される。この量が10%未満では、得られる洗
剤粒子中のノニオン界面活性剤濃度が低いばかりか、低
嵩密度となるため、粒状ノニオン洗剤の使用量を多くし
ないと良好な洗浄効果が得られず、近年のコンパクト化
と相反する結果となる。また、省資源の点でも好ましく
ない。一方、この量が70%を超えると、製造装置内
に、粒状ノニオン洗剤が多量に付着するようになり、洗
剤を安定して製造することが困難となる。本発明で使用
されるノニオンゲル化剤は、ノニオン界面活性剤をゲル
化させ、粒状洗剤中にノニオン界面活性剤を固定し、保
持する機能を有する。従って、このような機能を有する
ノニオンゲル化剤である限り、種々のノニオンゲル化剤
を使用することができる。このようなノニオンゲル化剤
のうち、特定のノニオン界面活性剤をそのノニオンゲル
化剤によってゲル化した時に、40℃において最大圧縮
応力が30g/cm2 以上のものを使用することが好まし
い。この最大圧縮応力は、上記と同様にして測定するこ
とができる。具体的には、一般的な洗浄剤であるアルコ
ールエトキシレート型ノニオン界面活性剤(炭素鎖長1
2、エチレンオキシドの平均付加モル数9、融点20
℃)を、測定すべきノニオンゲル化剤と重量比5/1に
おいて70℃で混合し、20℃まで冷却し、次いで20
℃で3時間放置した後、縦5cm×横5cm×高さ1cmの直
方体の試験片を作製した後、その試験片に断面直径が1.
5cmの円柱状治具を40℃及び圧縮速度20mm/minの条
件下で押圧した時の最大圧縮応力を測定する。
【0010】本発明においては、ノニオンゲル化剤の上
記条件下での最大圧縮応力が、30g/cm2未満では、得
られる洗剤粒子の高温下での流動性及び耐ケーキング性
が不十分となる傾向がある。更に好ましい最大圧縮応力
は、50〜2000g/cm2 、特に好ましい最大圧縮応力
は、100〜1500g/cm2 である。本発明で使用でき
る好ましいノニオンゲル化剤としては、例えば、12−
ヒドロキシステアリン酸(最大圧縮応力520g/cm2
(KFトレーディング製ヒドロキシステアリン(商品
名))、ジベンジリデンソルビトール(最大圧縮応力3
0g/cm2 )(新日本理科製ゲルオールD(商品名))、
ステアリン酸リチウム(最大圧縮応力50g/cm2 )(K
Fトレーディング製Li−ST(商品名))、パルミチ
ン酸アルミニウム(最大圧縮応力50g/cm2 )(KFト
レーディング製Al−PL(商品名))、2−エチルヘ
キサンリチウム(最大圧縮応力66g/cm2)(KFトレ
ーディング製Li−2EH(商品名))、12−ヒドロ
キシステアリン酸アルミリウム(最大圧縮応力126g/
cm2 )(KFトレーディング製Al−OHST(商品
名))、ラウロイルグルタミン酸ジブチルアミド(最大
圧縮応力200g/cm2 )(味の素製コアギュランGP−
1(商品名))、ラウロイルグルタミン酸ステアリルア
ミド(最大圧縮応力53g/cm2 )(味の素製)、ジカプ
ロイルリジンラウリルアミド(最大圧縮応力183g/cm
2 )(味の素製)、ジカプロイルリジンラウリルアミン
塩(最大圧縮応力91g/cm2 )(味の素製)、ジカプロ
イルリジンラウリルエステル(最大圧縮応力45g/cm
2 )(味の素製)、ラウロイルフェニルアラニンラウリ
ルアミド(最大圧縮応力37g/cm2 )(味の素製)、ポ
リスチレンポリブタジエンブロックコポリマー(分子
量:20万、組成:スチレン/ブタジエン=40/6
0)(最大圧縮応力60g/cm2 )(KFトレーディング
製KF21(商品名))、ポリアクリアマイド(分子
量:10万)−イソパラフィン混合物(最大圧縮応力8
3g/cm2 )(扶桑コーポ製ソラガムSD401(商品
名))、ポリスチレンブロックとポリブタジエンブロッ
クのブロックコポリマー(分子量:10万、組成:スチ
レン/ブタジエン=30/70)(最大圧縮応力48g/
cm2 )(KFトレーディング製)、デキストリンパルミ
チン酸エステル(最大圧縮応力80g/cm2 )(千葉製粉
製レオパールKL(商品名))等を挙げることができ
る。
【0011】本発明においては、ノニオンゲル化剤は、
粒状ノニオン洗剤組成物中に、一般に、0.1〜10重量
%、好ましくは1〜9重量%、特に好ましくは2〜8重
量%の量で含有される。この量が0.1重量%未満では、
ノニオン界面活性剤のしみ出しを有効に防止することが
難しくなる。一方、この量が10重量%を超えると、洗
剤粒子の溶解性が劣ることになるので好ましくない。本
発明の粒状ノニオン洗剤組成物中には、通常洗剤に配合
されている以下のような成分を配合することができる。
これらの成分は、造粒処理工程で配合してもよく、造粒
処理により得られた洗剤粒子に混合してもよい。 (1)無機質洗浄ビルダーとして、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、結晶性ゼ
オライト、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナト
リウム等。 (2)有機質洗浄ビルダーとして、クエン酸塩、コハク
酸塩、ポリアクリル酸塩、ポリアクリル酸−マレイン酸
共重合体、EDTA等。 (3)蛍光剤として、ビス(トリアジニルアミノ)スチ
ルベンジスルホン酸誘導体、ビス(スルホスチリル)ビ
フェニル塩[チノパールCBS]等。 (4)酵素として、リパーゼ、プロテアーゼ、セルラー
ゼ、アミラーゼ等。 (5)漂白剤として、過炭酸塩、過硼酸塩等。 (6)帯電防止剤として、ジアルキル型4級アンモニウ
ム塩などのカチオン界面活性剤等。 (7)表面改質剤として、微粉炭酸カルシウム、微粉ゼ
オライト、ポリエチレングリコール等。 (8)アニオン界面活性剤として、α−スルホ脂肪酸メ
チルエステル塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル
塩、脂肪酸石鹸等。 (9)再汚染防止剤として、カルボキシメチルセルロー
スなどのセルロース誘導体等。 (10)増量剤として、硫酸ナトリウム、硫酸カリウ
ム、塩化ナトリウム等。 (11)還元剤として、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム等。
【0012】本発明の粒状ノニオン洗剤組成物は、通
常、上記ノニオン界面活性剤及びノニオンゲル化剤とと
もに必要に応じて添加される各種成分を攪拌造粒装置に
投入し、攪拌造粒することによって製造することができ
る。攪拌造粒時の温度は、通常20〜60℃、好ましく
は30〜50℃であり、処理時間は、通常1〜10分
間、好ましくは2〜8分間である。ノニオン界面活性剤
及びノニオンゲル化剤は攪拌造粒によって均一に他の必
要に応じて添加される成分とともに混合する。この場
合、ノニオン界面活性剤はノニオンゲル化剤によってゲ
ル化した状態で洗剤粒子中に均一分散された状態で保持
される。また、得られた本発明の粒状ノニオン洗剤組成
物は、一般に平均粒径300〜3000μm 、好ましく
は350〜2000μm 、特に好ましくは400〜10
00μm で得られる。なお、本発明の粒状ノニオン洗剤
組成物の製造に際して、種々の変更態様が考えられる。
例えば、攪拌造粒に先立って、ノニオンゲル化剤を溶媒
中に溶解して、溶液状のノニオンゲル化剤液を準備し、
次いで、攪拌造粒機に、ノニオン界面活性剤及び必要に
応じて配合された各種成分とともに添加し、攪拌造粒す
る方法がある。この方法を使用することにより、ノニオ
ン界面活性剤のゲル化及び均一化を確実に達成し、保存
時におけるノニオン界面活性剤のしみ出しを更に効果的
に行うことができる。
【0013】また、攪拌造粒に先立って、ノニオンゲル
化剤の融点温度以上で、ノニオン界面活性剤をノニオン
ゲル化剤に溶解、混合した後、任意に使用される他の成
分とともに、攪拌造粒機に導入し、攪拌造粒する方法が
ある。具体的には、他の成分を装入した後、攪拌造粒機
中に、攪拌しながら、ノニオン界面活性剤とノニオンゲ
ル化剤との混合物を噴霧等しながら、攪拌造粒を行う。
これにより、得られる洗剤粒子の粒度を調整することが
できる。なお、ノニオンゲル化剤を溶解するのに使用す
る溶媒としては、ノニオンゲル化剤の種類に応じて、各
種の溶媒を使用することができる。例えば、そのような
溶媒として、エタノールや、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン等の
溶媒を使用することができる。本発明で使用されるノニ
オンゲル化剤は、本来、油のゲル化に使用されている、
所謂、油ゲル化剤と同様のものである。従って、このよ
うな用途において溶液とするために使用される各種溶媒
を同様に使用することができる。ノニオンゲル化剤液に
おけるノニオンゲル化剤の濃度は、1〜20重量%、好
ましくは5〜15重量%である。更に、このようにして
製造された洗剤粒子に対してコーティング剤を添加して
コーティング処理してもよい。これにより、流動特性を
改良することができる。コーティング剤としては、 JIS
200メッシュふるい通過分が50%以上の無機質粉末
が好適であり、素材的には例えば、炭酸ナトリウム、炭
酸カルシウム等の炭酸塩や、非晶質シリカ、ケイ酸カル
シウム、ケイ酸マグネシウム等のケイ酸塩、ゼオライト
等のアルミノケイ酸塩等を使用することができる。コー
ティング剤は、本発明の粒状ノニオン洗剤組成物中に、
一般に0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重量%の
量で使用される。
【0014】更に、必要に応じて、酵素や香料等の他の
任意成分を粉体混合物等として添加することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明について実施例により、更に詳
細に説明する。なお、実施例においては、以下の試験方
法により各試料を評価した。 [固化性試験]外側からコートボール紙(坪量:350
g/m2)、ワックスサンド紙(坪量:30g/m2)、クラフ
トパルプ紙(70g/m2)の3層からなる紙を用いて、長
さ15cm×巾9.3cm×高さ18.5cmの箱を作製し
た。この箱に粒状洗剤試料1.2kgを入れ、30℃、8
5%RHの恒温恒湿室中に30日間保存後、洗剤をJI
S規格4メッシュのふるい上に注意深く移し、ふるいを
穏やかに振動した後、ふるい上の重量と総重量とを求
め、下記の式1から固化性を算出した。 式1:固化性(%)={ふるい上の重量(g)/総重量
(g)}×100 [流動性試験]JIS Z2502に基づいて、30℃
における安息角を排出法で測定した。 [嵩密度]JIS Z2504に準じて、嵩密度を測定した。 [造粒機への付着試験]造粒した洗剤粒子を排出した
後、造粒機を開け、内部側壁及び攪拌翼に付着した洗剤
の量を目視により、以下の基準に従って評価した。 無:全く付着しなかった 僅か:薄く僅かに付着した 多い:多量に付着した
【0016】[最大圧縮応力測定試験]ノニオン界面活
性剤の最大圧縮応力については、参照ノニオンゲル化剤
として12−ヒドロキシステアリン酸を使用し、測定す
べきノニオン界面活性剤をこの参照の12−ヒドロキシ
ステアリン酸と85対15の重量比で70℃で混合した
後、20℃(室温)まで冷却し、その温度で3時間放置
し、ノニオン界面活性剤をゲル化した。次に、ゲル化物
を縦5cm×横5cm×高さ1cmの大きさの試験片に成型
し、圧縮強度試験機として、レオメーター(フドー社
製)を使用して、断面直径1.5cmの円柱状治具を試験
片に当て、30℃において、圧縮速度20mm/minで試験
片を押圧して行き、治具が試験片に嵌入する直前の圧縮
応力(最大圧縮応力)を測定した。ノニオンゲル化剤の
最大圧縮応力については、参照ノニオン界面活性剤とし
て、一般に使用されているアルコールエトキシレート型
ノニオン界面活性剤(炭素鎖長12、エチレンオキシド
の平均付加モル数9、融点20℃)を使用し、このノニ
オン界面活性剤を、測定すべきノニオンゲル化剤と重量
比5/1において70℃で混合し、20℃(室温)まで
冷却し、その温度で3時間放置して、ゲル化させた。次
に、ゲル化物を縦5cm×横5cm×高さ1cmの大きさの試
験片に成型し、圧縮強度試験機として、レオメーター
(フドー社製)を使用して、断面直径1.5cmの円柱状
治具を試験片に当て、40℃において圧縮速度20mm/m
inで試験片を押圧して行き、治具が試験片に嵌入する直
前の圧縮応力(最大圧縮応力)を測定した。
【0017】[製造例]以下の実施例及び比較例におい
ては、以下のノニオン界面活性剤を使用した1.ノニオン界面活性剤−1(最大圧縮応力900g/
m2 :C12H25O(C2H4O)9Hと、C13H27O(C2H4O)9Hと、C14H
29O(C2H4O)9Hと、C15H31O(C2H4O)9Hと、の1/1/1/
1の混合物2.ノニオン界面活性剤−2(最大圧縮応力550g/
m2 :C17H34CO(OC2H4)15OCH3 3.ノニオン界面活性剤−3(最大圧縮応力60g/
m2 :C12H25O(C2H4O)5Hと、C13H27O(C2H4O)25H と、C12
H25O(C2H4O)9Hと、の1/1/3の混合物4.ノニオン界面活性剤−4(最大圧縮応力30g/
m2 :C11H23CO(OC2H4)12OCH3 また、以下の実施例においては、以下のノニオンゲル化
剤を使用した。1.ノニオンゲル化剤−1 12−ヒドロキシステアリン酸(最大圧縮応力520g/
m2)(KFトレーディング製ヒドロキシステアリン(商
品名))2.ノニオンゲル化剤−2 ポリスチレンポリブタジエンブロックコポリマー(最大
圧縮応力60g/cm2 )(KFトレーディング製KF21
(商品名))3.ノニオンゲル化剤−3 ラウロイルグルタミン酸ジブチルアミド(最大圧縮応力
200g/cm2 )(味の素製コアギュランGP−1(商品
名)) 以下の表1には、実施例1〜5及び比較例1で使用した
粒状ノニオン洗剤組成物の組成を示す。
【0018】各実施例1〜5及び比較例1においては、
まず、ノニオン界面活性剤を蛍光剤と80℃で混合溶解
し、ノニオン界面活性剤液を調製した。次に、炭酸ナト
リウム、亜硫酸ナトリウム、ゼオライトなどの任意成分
をレーディゲミキサー((株)マツボー製、M−20
型)に投入し、主軸(200rpm)、チョッパー(6
000rpm)の撹拌の下にこれらの成分を均一に混合
した。次いで、上記ノニオン界面活性剤液及びノニオン
ゲル化剤を加圧ノズル(池内MK120,噴霧圧5kg/c
m2)を用いて添加し、平均粒子径が500μmとなるま
で造粒を行った。最後に、転動ドラム内でA型ゼオライ
トを加え、撹拌造粒粒子を被覆し、更に、酵素、香料な
どの他の任意成分を加えて、粒状ノニオン洗剤組成物を
製造した。この粒状ノニオン洗剤組成物の特性を測定し
たところ、以下の表1に記載された通りの特性を示し
た。
【0019】
【表1】 表1粒状ノニオン洗剤組成物の組成及び特性 実施例 比較例組成(重量%) 1 2 3 4 5 1 ノニオン界面活性剤 1 30 30 30 2 20 10 15 3 10 5 4 30 ノニオンゲル化剤 1 1 3 6 6 6 2 2 3 2 A型ゼオライト (撹拌造粒) 20 15 15 5 15 (被覆) 1 3 1 2 5 1 非晶質ゼオライト 20 15 15 22 6 15 非晶質無水珪酸 3 重質ソーダ灰 10 3 軽質ソーダ灰 18 9 10 10 15 硫酸ナトリウム 24 亜硫酸ナトリウム 1 1 1 1 1 1 珪酸ナトリウム 3 0.5 珪酸カルシウム 5 8 6 5 塩化ナトリウム 2 1 1 1 STPP 5 1 0.5 層状ポリケイ酸塩 1 3 2 1 2 石鹸 0.5 1 0.6 0.5 AA−MA 1 0.3 CMC−Na 1 0.1 0.5 0.1 0.5 クエン酸ソーダ 5 1 5 PEG 0.1 0.5 0.1 0.5 シリコーン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 蛍光剤 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 酵素 0.3 0.5 1 1 1 1 香料 0.1 0.1 0.1 0.2 0.2 0.1その他少量成分 Bla* Bla Bla Bla Bla Bla 評価結果 固化性(%) 0 3 2 3 2 27 安息角(°) 35 35 40 45 45 70 嵩密度(g/cc) 0.85 0.92 0.9 0.91 0.9 0.9 造粒機への付着 なし なし なし なし 僅か なし 注) Bla* は、バランス(残分)を意味する。
【0020】[使用原料]上記表1で使用した成分の内
容は以下の通りである。 非晶質シリカ:((株)トクソー製トクシールN) 非晶質ゼオライト:非晶質アルミノケイ酸ナトリウム A型ゼオライト:結晶質アルミノケイ酸ナトリウム(水
沢化学(株)製、シルトンB) 重質ソーダ灰:粒灰(旭硝子(株)製) 軽質ソーダ灰:軽灰(旭硝子(株)製) 亜硫酸ナトリウム:亜硫酸曹達(神州化学(株)製) 珪酸ナトリウム:JIS2号水ガラス(日本化学工業
(株)製) 結晶質珪酸カルシウム((株)トクソー製フローライト
R) 塩化ナトリウム:試薬特級塩化ナトリウム(純正化学
(株)製) STPP:トリポリリン酸ナトリウム(純正化学(株)
製) 層状ポリケイ酸塩:SKS−6(ヘキストジャパン) 石鹸:ラウリン酸ナトリウムとオレイン酸ナトリウムの
1/1混合物(ライオンオレオケミカル(株)製) AA−MA:アクリル酸とマレイン酸の7/3のコポリ
マー、平均分子量5万 CMC−Na:カルボキシメチルセルロース(ダイセル
化学(株)製1170) クエン酸ソーダ:試薬特級クエン酸ナトリウム(純正化
学(株)製) PEG:ポリエチレングリコール(ライオン化学(株)
製、平均分子量6000) シリコーン:ジメチルシリコーン油(信越化学(株)
製) 蛍光剤:4,4´−ビス(2−スルホスチリル)ビフェ
ニルジナトリウム(チバガイギー(株)製、チノパール
CBS−X) 酵素:リパーゼ/プロテアーゼ/セルラーゼ=1/1/
1混合物
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、特定の最大圧縮応力を
有するノニオン界面活性剤と、特定の最大圧縮応力を有
するノニオンゲル化剤とを併用することにより、高温高
湿下での洗剤粒子の流動性と固化性を効果的に改善する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 3/37 C11D 3/37 (72)発明者 阿部 誠治 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライ オン株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−87698(JP,A) 特開 平9−87697(JP,A) 特開 平5−209200(JP,A) 特開 平6−116600(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C11D 17/06 C11D 1/66 - 1/82 C11D 3/20 - 3/37

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノニオン界面活性剤と、ノニオンゲル化
    剤とを含有することを特徴とする粒状ノニオン洗剤組成
    物。
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