JP2935169B2 - コーヒードリッパー - Google Patents
コーヒードリッパーInfo
- Publication number
- JP2935169B2 JP2935169B2 JP7238942A JP23894295A JP2935169B2 JP 2935169 B2 JP2935169 B2 JP 2935169B2 JP 7238942 A JP7238942 A JP 7238942A JP 23894295 A JP23894295 A JP 23894295A JP 2935169 B2 JP2935169 B2 JP 2935169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coffee
- bellows
- filter
- filter holding
- bellows member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
- A47J31/06—Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー抽出用の
ドリッパーに関するものであり、特に、使用しないとき
にコンパクトな状態に畳むことのできる、収納性、携帯
性に優れたコーヒードリッパーに関するものである。
ドリッパーに関するものであり、特に、使用しないとき
にコンパクトな状態に畳むことのできる、収納性、携帯
性に優れたコーヒードリッパーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】コーヒーの抽出に用いるドリッパーは一
般に、ソリッドな部材からなり、コーヒーカップやコー
ヒーポットに載せる円形の鍔部の上に、一般に使用され
ているペーパーフィルタの形状に合わせた扇型に拡開し
た形状のフイルタ保持部を有している。その形状の特殊
性のため、従来のドリッパーは、使用しない時の収納性
が悪いという問題がある。また、携帯する際にも不便で
あった。
般に、ソリッドな部材からなり、コーヒーカップやコー
ヒーポットに載せる円形の鍔部の上に、一般に使用され
ているペーパーフィルタの形状に合わせた扇型に拡開し
た形状のフイルタ保持部を有している。その形状の特殊
性のため、従来のドリッパーは、使用しない時の収納性
が悪いという問題がある。また、携帯する際にも不便で
あった。
【０００３】従来から、携帯に便利でしかも本物のコー
ヒーを抽出することができる、種々のタイプの簡易型の
コーヒードリッパーが知られている。そのうち、コーヒ
ー粉の収納部を有し、この中に予めコーヒー粉を収納し
たコーヒー抽出部と、折り畳み可能な蛇腹胴とを組み合
わせた使い捨てタイプのコーヒードリッパーが、実開昭
６３−１６６１２８号公報、実開平１−１７８８３５
号、実開平４−４４８３６号等に開示されている。
ヒーを抽出することができる、種々のタイプの簡易型の
コーヒードリッパーが知られている。そのうち、コーヒ
ー粉の収納部を有し、この中に予めコーヒー粉を収納し
たコーヒー抽出部と、折り畳み可能な蛇腹胴とを組み合
わせた使い捨てタイプのコーヒードリッパーが、実開昭
６３−１６６１２８号公報、実開平１−１７８８３５
号、実開平４−４４８３６号等に開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来のドリッパーは、手軽に本格的なコーヒーの味を
楽しめるものの、コーヒー粉を収納したコーヒー抽出部
を蛇腹胴と一体に設けているため、ドリッパーを再度使
用できないという問題があった。また、蛇腹胴を伸長さ
せて、そこに直接お湯を注ぎ入れる構造であるため、実
際に使用する時にお湯を注ぐ勢いで蛇腹胴が縮んでしま
い、うまくお湯を注ぎ入れることができないと言う欠点
もある。さらに、予めコービーの粉をドリッパー内に収
納してあるため、ドリッパーを購入してから時間がたっ
てしまうと、コーヒー豆が劣化してしまい、挽き立ての
コーヒー豆の風味を楽しむことが難しいという問題もあ
る。
の従来のドリッパーは、手軽に本格的なコーヒーの味を
楽しめるものの、コーヒー粉を収納したコーヒー抽出部
を蛇腹胴と一体に設けているため、ドリッパーを再度使
用できないという問題があった。また、蛇腹胴を伸長さ
せて、そこに直接お湯を注ぎ入れる構造であるため、実
際に使用する時にお湯を注ぐ勢いで蛇腹胴が縮んでしま
い、うまくお湯を注ぎ入れることができないと言う欠点
もある。さらに、予めコービーの粉をドリッパー内に収
納してあるため、ドリッパーを購入してから時間がたっ
てしまうと、コーヒー豆が劣化してしまい、挽き立ての
コーヒー豆の風味を楽しむことが難しいという問題もあ
る。
【０００５】本発明の目的は上述した課題を解消して、
収納時、携帯時にはコンパクトな形状をとることがで
き、かつコーヒーの抽出に使用する時には、市販のフィ
ルタを使用して、簡単かつ安全にコーヒーを抽出するこ
とができる再使用タイプのコーヒー抽出用ドリッパーを
提供しようとするものである。
収納時、携帯時にはコンパクトな形状をとることがで
き、かつコーヒーの抽出に使用する時には、市販のフィ
ルタを使用して、簡単かつ安全にコーヒーを抽出するこ
とができる再使用タイプのコーヒー抽出用ドリッパーを
提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のコーヒードリッ
パーは、フィルターを使用してコーヒーを抽出するため
に用いるコーヒードリッパーであって、滴下孔を有する
底部と、この底部をはさんで底部に対して折り曲げ可能
に設けた一対の保持羽根とからなるフィルター保持部材
と、前記フィルター保持部材を内部に装着した際に、前
記フィルター保持部材に設けた滴下孔と重なる位置に滴
下孔を設けた底部と、この底部から上方に向かって拡開
した蛇腹部とを有し、この蛇腹部の下端の互いに向合う
位置に、前記フィルター保持部の底部の一部を取り付け
るための係合穴と、これらの係合穴に対してほぼ９０゜
を成す位置に設けられた突出部とを有する蛇腹部材と、
中心に開口部を有し、この開口部の周囲に互いにほぼ９
０゜の角度をなす位置に、前記蛇腹部材の係合穴から突
出したフィルター保持部の底部と、前記蛇腹部材に設け
た突出部とを着脱自在に取り付ける取付部を有する鍔部
材とを具えることを特徴とするものである。
パーは、フィルターを使用してコーヒーを抽出するため
に用いるコーヒードリッパーであって、滴下孔を有する
底部と、この底部をはさんで底部に対して折り曲げ可能
に設けた一対の保持羽根とからなるフィルター保持部材
と、前記フィルター保持部材を内部に装着した際に、前
記フィルター保持部材に設けた滴下孔と重なる位置に滴
下孔を設けた底部と、この底部から上方に向かって拡開
した蛇腹部とを有し、この蛇腹部の下端の互いに向合う
位置に、前記フィルター保持部の底部の一部を取り付け
るための係合穴と、これらの係合穴に対してほぼ９０゜
を成す位置に設けられた突出部とを有する蛇腹部材と、
中心に開口部を有し、この開口部の周囲に互いにほぼ９
０゜の角度をなす位置に、前記蛇腹部材の係合穴から突
出したフィルター保持部の底部と、前記蛇腹部材に設け
た突出部とを着脱自在に取り付ける取付部を有する鍔部
材とを具えることを特徴とするものである。
【０００７】本発明のコーヒードリッパーでは、蛇腹部
材を使用してドリッパー自体を折り畳み可能に構成して
いるが、蛇腹部材内部にフィルタ保持部を設けているの
で、その一対の保持羽根に市販のペーパーフィルター等
を保持してコーヒーの抽出をすることができる。従っ
て、フィルターを取り換えればで、ドリッパー自体は複
数回使用することができる。
材を使用してドリッパー自体を折り畳み可能に構成して
いるが、蛇腹部材内部にフィルタ保持部を設けているの
で、その一対の保持羽根に市販のペーパーフィルター等
を保持してコーヒーの抽出をすることができる。従っ
て、フィルターを取り換えればで、ドリッパー自体は複
数回使用することができる。
【０００８】また、フィルター保持部材と蛇腹部材は鍔
部材に対して着脱自在に構成されており、更に、フィル
ター保持部材と蛇腹部材も別体とすることができるた
め、ドリッパーを使用しないときにはフィルタ保持部
材、蛇腹部材、鍔部材を別々に折り畳んでおくことがで
き、収納や携帯に便利である。さらに、蛇腹部材を伸長
させた状態で、フィルタ保持部の保持羽根の先端を伸長
した蛇腹部材の端部と係合させるように構成しているた
め、コーヒーを抽出する際に、お湯を注ぐ勢いで蛇腹部
材が縮むことがなくなり、安全かつ容易にコーヒーを抽
出することができる。
部材に対して着脱自在に構成されており、更に、フィル
ター保持部材と蛇腹部材も別体とすることができるた
め、ドリッパーを使用しないときにはフィルタ保持部
材、蛇腹部材、鍔部材を別々に折り畳んでおくことがで
き、収納や携帯に便利である。さらに、蛇腹部材を伸長
させた状態で、フィルタ保持部の保持羽根の先端を伸長
した蛇腹部材の端部と係合させるように構成しているた
め、コーヒーを抽出する際に、お湯を注ぐ勢いで蛇腹部
材が縮むことがなくなり、安全かつ容易にコーヒーを抽
出することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１〜図３は、本発明のコーヒー
ドリッパーの一例の構成を示す図であり、それぞれ平面
図、正面図および側面図である。また、図４は本発明の
コーヒードリッパーの分解斜視図である。図１〜図３に
示すように、本発明のコーヒードリッパー１は、フィル
タ保持部材１１、蛇腹部材２１、及び、鍔部材３１から
構成されている。各部材の材質は、コーヒーの抽出に必
要な熱湯の温度に対して耐熱性有するものであれば特に
限定するものでないが、特に好適な例として、フィルタ
保持部１１にルミラー、蛇腹部材２１にポリプロピレ
ン、鍔部材３１に塩化ビニルなどを挙げることができ
る。
ドリッパーの一例の構成を示す図であり、それぞれ平面
図、正面図および側面図である。また、図４は本発明の
コーヒードリッパーの分解斜視図である。図１〜図３に
示すように、本発明のコーヒードリッパー１は、フィル
タ保持部材１１、蛇腹部材２１、及び、鍔部材３１から
構成されている。各部材の材質は、コーヒーの抽出に必
要な熱湯の温度に対して耐熱性有するものであれば特に
限定するものでないが、特に好適な例として、フィルタ
保持部１１にルミラー、蛇腹部材２１にポリプロピレ
ン、鍔部材３１に塩化ビニルなどを挙げることができ
る。
【００１０】フィルタ保持部１１は、コーヒーを淹れる
際に、扇形のフィルターを保持するためのものである。
このフィルタ保持部材１１は、滴下孔１２を有する底部
１３と、この底部１３をはさんで底部１３に対して折り
曲げ線１４−１、１４−２で折り曲げ可能に設けた一対
の保持羽根１５−１、１５−２とから構成されている。
底部１３の保持羽根１５−１、１５−２が存在しない側
の端部に、突出部１６−１、１６−２が設けられてい
る。保持羽根１５−１、１５−２は板状部材で形成され
ており、表面（ペーパーフィルターを載置する側）に
は、複数の突条１７が設けられている。この突条１７
は、フィルター保持部材１１の強度を高める作用をする
と共に、保持羽根１５−１、１５−２の表面にペーパー
フィルタが吸着されないようにする作用を有し、コーヒ
ーを抽出しやすくしている。
際に、扇形のフィルターを保持するためのものである。
このフィルタ保持部材１１は、滴下孔１２を有する底部
１３と、この底部１３をはさんで底部１３に対して折り
曲げ線１４−１、１４−２で折り曲げ可能に設けた一対
の保持羽根１５−１、１５−２とから構成されている。
底部１３の保持羽根１５−１、１５−２が存在しない側
の端部に、突出部１６−１、１６−２が設けられてい
る。保持羽根１５−１、１５−２は板状部材で形成され
ており、表面（ペーパーフィルターを載置する側）に
は、複数の突条１７が設けられている。この突条１７
は、フィルター保持部材１１の強度を高める作用をする
と共に、保持羽根１５−１、１５−２の表面にペーパー
フィルタが吸着されないようにする作用を有し、コーヒ
ーを抽出しやすくしている。
【００１１】蛇腹部材２１は、フィルター保持部材１１
を内部に装填して、使用時にフィルターを保持する空間
を作るためのものである。蛇腹部材２１は、底部２２と
底部２２から上方へ向かって拡開した蛇腹部２３とから
構成されており、底部２２には、フィルタ保持部材１１
を装填した際に、フィルター保持部１１に設けた滴下孔
１２と重なる位置に滴下孔２４が設けられている。ま
た、蛇腹部２３の下端部の互いに対向する位置に係合穴
２５を設けると共に、この係合穴２５にそれぞれ９０゜
の角度を成す位置に突出部２６とを設けている。対向す
る一対の係合穴２５には、フィルター保持部１１の底部
１３の突出部１６−１、１６−２を内側から係合させ、
この係合させた突出部１６−１、１６−２と、蛇腹部材
底部に設けた対向する一対の突出部２６とを後述する鍔
部材３１に取り付けて、ドリッパーとして使用する。な
お、蛇腹部材２１を伸張させて、ドリッパーを使用する
際に、その先端１５ー１ａ、１５−２ａを伸長させた蛇
腹部材２１の端部２１ａと係合させるようにする。
を内部に装填して、使用時にフィルターを保持する空間
を作るためのものである。蛇腹部材２１は、底部２２と
底部２２から上方へ向かって拡開した蛇腹部２３とから
構成されており、底部２２には、フィルタ保持部材１１
を装填した際に、フィルター保持部１１に設けた滴下孔
１２と重なる位置に滴下孔２４が設けられている。ま
た、蛇腹部２３の下端部の互いに対向する位置に係合穴
２５を設けると共に、この係合穴２５にそれぞれ９０゜
の角度を成す位置に突出部２６とを設けている。対向す
る一対の係合穴２５には、フィルター保持部１１の底部
１３の突出部１６−１、１６−２を内側から係合させ、
この係合させた突出部１６−１、１６−２と、蛇腹部材
底部に設けた対向する一対の突出部２６とを後述する鍔
部材３１に取り付けて、ドリッパーとして使用する。な
お、蛇腹部材２１を伸張させて、ドリッパーを使用する
際に、その先端１５ー１ａ、１５−２ａを伸長させた蛇
腹部材２１の端部２１ａと係合させるようにする。
【００１２】鍔部材３１は、コーヒーポット、コーヒー
カップ等の抽出したコーヒーを受ける容器の開口部に、
ドリッパーを安定した状態で載置するために設けられて
いる。この鍔部材３１は、その中心にほぼ円形の開口部
３２を有しており、この開口部３２の周囲に、互いに９
０度の角度を成すように４ヵ所に取付部３３が設けられ
ている。蛇腹部材２１の下端に設けた係合穴２５から突
出したフィルター保持部１１の底部１３の突出部１６−
１、１６−２と、蛇腹部材２１の下端に設けた突出部２
６とを、それぞれ、上記取り付け部３３に挿入した後、
蛇腹部材２１を所定の角度、例えば４５゜だけ鍔部材３
１に対して回転させることで、蛇腹部材２１とフィルタ
ー保持部１１とを鍔部材３１に固定することができる。
この場合、フィルター保持部１１の突出部１６−１と１
６−２とは、蛇腹部材２１の係合穴２５から突出させた
上で、鍔部材３１の取り付け部３３に取り付けることに
なるので、鍔部材３１に対してより強く係合することに
なり、この係合により、フィルター保持部１１、蛇腹部
材２１および鍔部材３１とが安定した状態で組立てられ
る。なお、フィルタ保持部１１と蛇腹部材２１とを鍔部
材３１から離脱させる場合は、上述した動作と逆の動作
をとればよい。
カップ等の抽出したコーヒーを受ける容器の開口部に、
ドリッパーを安定した状態で載置するために設けられて
いる。この鍔部材３１は、その中心にほぼ円形の開口部
３２を有しており、この開口部３２の周囲に、互いに９
０度の角度を成すように４ヵ所に取付部３３が設けられ
ている。蛇腹部材２１の下端に設けた係合穴２５から突
出したフィルター保持部１１の底部１３の突出部１６−
１、１６−２と、蛇腹部材２１の下端に設けた突出部２
６とを、それぞれ、上記取り付け部３３に挿入した後、
蛇腹部材２１を所定の角度、例えば４５゜だけ鍔部材３
１に対して回転させることで、蛇腹部材２１とフィルタ
ー保持部１１とを鍔部材３１に固定することができる。
この場合、フィルター保持部１１の突出部１６−１と１
６−２とは、蛇腹部材２１の係合穴２５から突出させた
上で、鍔部材３１の取り付け部３３に取り付けることに
なるので、鍔部材３１に対してより強く係合することに
なり、この係合により、フィルター保持部１１、蛇腹部
材２１および鍔部材３１とが安定した状態で組立てられ
る。なお、フィルタ保持部１１と蛇腹部材２１とを鍔部
材３１から離脱させる場合は、上述した動作と逆の動作
をとればよい。
【００１３】図５は、図４におけるＣ−Ｃ線に沿った断
面図であり、フィルター保持部材１１の保持羽根１５−
１、１５−２の表面に設けた突条１７の断面形状を示
す。各突条１７は約１〜２ｍｍの高さを有しており、各
突条の頂部でフィルター４０を支持する。このように構
成することによって、コーヒーの抽出時にフィルターが
水分を吸収して保持部材１１に吸着して、コーヒーが滴
下しにくくなるといった問題が生じなくなる。なお、本
実施形態では、突条１７の頂部が連続するように構成さ
れているが、頂部に突条１７の長さ方向に沿って切り込
みを入れるようにしてもよい。この場合、この切り込み
部分からもコーヒーが滴下するため、より効率よくコー
ヒーを抽出することができる。
面図であり、フィルター保持部材１１の保持羽根１５−
１、１５−２の表面に設けた突条１７の断面形状を示
す。各突条１７は約１〜２ｍｍの高さを有しており、各
突条の頂部でフィルター４０を支持する。このように構
成することによって、コーヒーの抽出時にフィルターが
水分を吸収して保持部材１１に吸着して、コーヒーが滴
下しにくくなるといった問題が生じなくなる。なお、本
実施形態では、突条１７の頂部が連続するように構成さ
れているが、頂部に突条１７の長さ方向に沿って切り込
みを入れるようにしてもよい。この場合、この切り込み
部分からもコーヒーが滴下するため、より効率よくコー
ヒーを抽出することができる。
【００１４】図１〜図３では、蛇腹部材２１を伸長させ
てコービードリッパーとして実際に使用する状態を実線
で示し、蛇腹部材２１を折り畳んでフィルタ保持部１１
を伸ばした状態を二点鎖線で示している。なお、参考の
ため、図５に蛇腹部材２１を折り畳んでフィルタ保持部
１１を伸ばした状態を示す斜視図を、図６に蛇腹部材２
１を伸長させて、フィルタ保持部１１の上端部を蛇腹部
材２１の上端部に係合させた状態を示す斜視図を、それ
ぞれ示す。
てコービードリッパーとして実際に使用する状態を実線
で示し、蛇腹部材２１を折り畳んでフィルタ保持部１１
を伸ばした状態を二点鎖線で示している。なお、参考の
ため、図５に蛇腹部材２１を折り畳んでフィルタ保持部
１１を伸ばした状態を示す斜視図を、図６に蛇腹部材２
１を伸長させて、フィルタ保持部１１の上端部を蛇腹部
材２１の上端部に係合させた状態を示す斜視図を、それ
ぞれ示す。
【００１５】上述した本発明のコーヒードリッパー１に
おいて、フィルタ保持部１１と蛇腹部材２１とが鍔部材
３１に着脱自在に構成されており、ドリッパー１の収納
時、あるいは携帯時にはこれらを別部材としておき、使
用する時に一体に組立てて使用するようにする。
おいて、フィルタ保持部１１と蛇腹部材２１とが鍔部材
３１に着脱自在に構成されており、ドリッパー１の収納
時、あるいは携帯時にはこれらを別部材としておき、使
用する時に一体に組立てて使用するようにする。
【００１６】上述したように、コーヒーフィルター１を
組立てて、蛇腹部材２１と保持羽根１５−１、１５−２
で形成されている空間に、例えば、市販の扇形のペーパ
ーフィルターをセットする。フィルターに粉砕したコー
ヒー豆を入れ、上から高温の湯を注ぐことで、コーヒー
を底部１３の滴下孔１２、２４を介して滴下させてコー
ヒー液を得ることができる。ドリッパー１は、折り畳ん
で平坦な形状にできるため、収納、携帯に便利であると
共に、簡単に組立てることができるため、屋外などでも
本格的なコーヒーを楽しむことができる。
組立てて、蛇腹部材２１と保持羽根１５−１、１５−２
で形成されている空間に、例えば、市販の扇形のペーパ
ーフィルターをセットする。フィルターに粉砕したコー
ヒー豆を入れ、上から高温の湯を注ぐことで、コーヒー
を底部１３の滴下孔１２、２４を介して滴下させてコー
ヒー液を得ることができる。ドリッパー１は、折り畳ん
で平坦な形状にできるため、収納、携帯に便利であると
共に、簡単に組立てることができるため、屋外などでも
本格的なコーヒーを楽しむことができる。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明の
コーヒードリッパーによれば、蛇腹部材を利用して、折
り畳み可能に構成されているため、不使用時の収納や携
帯が容易なものになる。また、蛇腹部材の内部にフィル
タ保持部を設けているため、例えば市販のペーパーフィ
ルターを用いて、その都度フレッシュなコービー豆を使
用することが可能であり、コーヒー豆を予め収納してあ
る簡易ドリッパーで起こりがちであった、コーヒー豆が
劣化してしまうという欠点をカバーすることができる。
さらに、蛇腹部材を伸長させて、保持羽根の先端を伸長
した蛇腹部材の端部と係合させて使用すれば、蛇腹部材
が縮むことがなくなり、お湯を注ぐ時の安全性を高める
ことができる。
コーヒードリッパーによれば、蛇腹部材を利用して、折
り畳み可能に構成されているため、不使用時の収納や携
帯が容易なものになる。また、蛇腹部材の内部にフィル
タ保持部を設けているため、例えば市販のペーパーフィ
ルターを用いて、その都度フレッシュなコービー豆を使
用することが可能であり、コーヒー豆を予め収納してあ
る簡易ドリッパーで起こりがちであった、コーヒー豆が
劣化してしまうという欠点をカバーすることができる。
さらに、蛇腹部材を伸長させて、保持羽根の先端を伸長
した蛇腹部材の端部と係合させて使用すれば、蛇腹部材
が縮むことがなくなり、お湯を注ぐ時の安全性を高める
ことができる。
【図１】本発明のコーヒードリッパーの一例の構成を示
す平面図である。
す平面図である。
【図２】図１に示す本発明のコーヒードリッパーの正面
図である。
図である。
【図３】図１に示す本発明のコーヒードリッパーの側面
図である。
図である。
【図４】本発明のコーヒードリッパーの分解斜視図であ
る。
る。
【図５】図４におけるＣ−Ｃ線に沿った断面図である。
【図６】本発明のコーヒードリッパーを折り畳んだ状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図７】本発明のコーヒードリッパーの組立てた状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１ コーヒードリッパー １１ フィルタ保持部 １２、２４ 滴下孔 １３ 底部 １５−１、１５−２ 保持羽根 １７ 突条 ２１ 蛇腹部材 ２５ 係合穴 ２６ 突出部 ３１ 鍔部材 ３２ 開口部 ３３ 凹部
Claims (4)
- 【請求項１】 フィルターを使用してコーヒーを抽出す
るために用いるコーヒードリッパーであって、 滴下孔を有する底部と、この底部をはさんで底部に対し
て折り曲げ可能に設けた一対の保持羽根とからなるフィ
ルター保持部材と、 前記フィルター保持部材を内部に装着した際に、前記フ
ィルター保持部材に設けた滴下孔と重なる位置に滴下孔
を設けた底部と、この底部から上方に向かって拡開した
蛇腹部とを有し、この蛇腹部の下端の互いに向合う位置
に、前記フィルター保持部の底部の一部を取り付けるた
めの係合穴と、これらの係合穴に対してほぼ９０゜を成
す位置に設けられた突出部とを有する蛇腹部材と、 中心に開口部を有し、この開口部の周囲に互いにほぼ９
０゜の角度をなす位置に、前記蛇腹部材の係合穴から突
出したフィルター保持部の底部と、前記蛇腹部材に設け
た突出部とを着脱自在に取り付ける取付部を有する鍔部
材とを具えることを特徴とするコーヒードリッパー。 - 【請求項２】 前記蛇腹部材を伸張させた状態で、前記
保持羽根の先端が前記伸張した蛇腹部材の上端部に係合
するように構成したいことを特徴とする請求項１に記載
のコーヒードリッパー。 - 【請求項３】 前記鍔部材の取り付け部として、前記鍔
部材の開口部内周に凹部を設け、前記蛇腹部材の係合穴
から突出したフィルター保持部材の底部と、前記蛇腹部
下端に設けられた突出部とを当該凹部に挿入した後、こ
のフィルター保持部材を内部に装填した蛇腹部材を、前
記鍔部材に対して所定量だけ回転させることによって、
前記フィルタ保持部材および蛇腹部材を前記鍔部材に対
して固定するように構成したことを特徴とする請求項１
または２に記載のコーヒードリッパー。 - 【請求項４】 前記一対の保持羽根の表面に複数の突条
を設けたことを特徴とする請求項１ないし３のいずれか
に記載のコーヒードリッパー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7238942A JP2935169B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | コーヒードリッパー |
| US08/961,210 US5894786A (en) | 1995-08-25 | 1997-10-30 | Dripping apparatus for liquids |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7238942A JP2935169B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | コーヒードリッパー |
| US08/961,210 US5894786A (en) | 1995-08-25 | 1997-10-30 | Dripping apparatus for liquids |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0956598A JPH0956598A (ja) | 1997-03-04 |
| JP2935169B2 true JP2935169B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=26533997
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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