JP2933932B2 - 文字認識方法及びその装置 - Google Patents

文字認識方法及びその装置

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JP2933932B2
JP2933932B2 JP63098368A JP9836888A JP2933932B2 JP 2933932 B2 JP2933932 B2 JP 2933932B2 JP 63098368 A JP63098368 A JP 63098368A JP 9836888 A JP9836888 A JP 9836888A JP 2933932 B2 JP2933932 B2 JP 2933932B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は文字認識方法及びその装置、特に手書き文字
から文字を切り出して認識する文字認識方法及びその装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置による文字の切り出しは、文字の
入力エリア上にます目等を設け、異なるます目に文字を
書き込んでいく方式、あるいはストローク間の時間を計
測し、ある固定時間以上入力がないと文字の終了として
文字を切り出す方式であつた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例のます目方式では、1文字
1文字を決められたます目に書く必要があるため、入力
方法が制限され、大きさもます目に制限されるので、使
いにくかつた。一方、固定時間での文字切りは、入力ス
ピードが個人差によりバラツキがあつて誤認識の原因と
なつたり、1文字1文字待ちながらの入力では入力スピ
ードが上がらず、やはり使いにくさがあつた。
本発明は、前記従来例の欠点を除去し、オペレータが
直接文字切り出し時間を設定する必要なく、処理対象の
データに適切な文字切り出し時間を仮設定することがで
き、しかも、文字の切り出しを確実に行うことができ、
認識率も向上する文字認識方法及びその装置を提供す
る。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の文字認識方法
は、ストロークデータと、当該ストロークの終了から次
のストロークの入力が開始されるまでの時間間隔とを対
応付けて記憶し、処理対象である複数のストロークに対
応付けられている複数の時間間隔の平均を文字切り出し
時間として、前記記憶されている時間間隔と順次比較し
て、前記記憶されている時間間隔が文字切り出し時間を
超えると判定した場合に、そのストロークが文字と文字
との境界にあると識別し、前記識別した境界で区切られ
るひとまとまりのストローク群を文字認識し、前記文字
認識の結果、当該ストローク群が認識不能となった場合
に、前記文字切り出し時間を所定値だけ変更して、前記
境界の識別と文字認識とを繰り返すことを特徴とする。
ここで、前記文字切り出し時間の変更は、文字切り出し
時間を表す値を所定値だけ減らすこととする。また、前
記所定値は1とする。
又、本発明の文字認識装置は、ストロークデータと、
当該ストロークの終了から次のストロークの入力が開始
されるまでの時間間隔とを対応付けて記憶する記憶手段
と、処理対象である複数のストロークに対応付けられて
いる複数の時間間隔の平均を文字切り出し時間として、
前記記憶されている時間間隔と順次比較する比較手段
と、前記比較の結果、前記記憶されている時間間隔が文
字切り出し時間を超えると判定した場合に、そのストロ
ークが文字と文字との境界にあると識別する境界識別手
段と、前記識別された境界で区切られるひとまとまりの
ストローク群を文字認識する文字認識手段と、前記文字
認識の結果、当該ストローク群が認識不能となった場合
に、前記文字切り出し時間を所定値だけ変更して、前記
比較手段と境界識別手段による境界の識別と前記文字認
識手段による文字認識とを繰り返すよう制御する制御手
段とを有することを特徴とする。ここで、前記制御手段
の文字切り出し時間の変更は、文字切り出し時間を表す
値を所定値だけ減らすこととする。また、前記所定値は
1とする。
[作用] かかる構成において、処理対象である複数のストロー
クに関連する時間間隔の平均を文字切り出し時間として
文字と文字との境界を識別し、その文字切り出し時間で
識別した文字と文字との境界で得られるひとまとまりの
データが認識不能となった場合には、文字切り出し時間
を変更しながら境界の識別と認識を繰り返す。
[実施例] 第1図は本実施例の文字認識装置のブロツク図であ
る。1はデジタイザ等で構成されるストローク入力部で
あり、手書きされた文字のストロークの位置データを作
り出す。2は時間計測部であり1つのストロークが終り
次のストロークが始まるまでの時間間隔を計測する。そ
してストローク入力部1からの位置データと共に時間計
測部2からの時間データをも含めストローク記憶部3に
貯える。その後文字認識部4によりストローク記憶部3
に貯られているデータを取り出し、文字認識を行う。そ
の際文字切出し部5に、各ストロークごとに貯えられて
いる時間データを渡し、文字切り出し部5により時間デ
ータを基に文字切り出しを行つて文字認識を行う。
しかし、文字認識部4での認識結果の中に認識不可能
な文字が存在したならば、この結果をフイードバツク線
6でフイードバツクし、文字切り出し時間を変更して、
再度ストローク記憶部3内のデータを読み込み、新たな
文字切り出しを行い文字認識を行う。
第2図は、時間間隔データを入れない従来のストロー
ク記憶部3に記憶されるデータフオーマツトの1例であ
り、第3図は本実施例で述べている時間間隔データが入
ったフオーマツトの1例である。
データはストロークのx座標21とY座標22を繰り返
し、ストロークの終りを示す終りマーク23で第1ストロ
ークのペンアツプを示す。以下、次のストロークはX座
標31,Y座標32で表わされる。第3図の24は本実施例で述
べている時間データであり、第1ストロークのペンアツ
プ時から第2ストロークのペンダウン時までの時間間隔
データがセツトされる。
第4図は、本実施例の文字認識装置を構成するハード
ウエアの1例である。41は文字入力を行うスタイラスペ
ンを持つデジタイザ、42は演算・処理用のCPUで、時間
計測用のタイマ42aを有する。43はCPU42の処理手順のプ
ログラムを記憶しているROM、44はプログラムのワーク
エリアやスタツクで使用するRAMで、バツフア44a及び44
b(以下BUF)を有する。45は認識結果や筆跡を表示する
表示器、46は認識結果をホストコンピユータ等に送信す
る通信インタフエースである。
第5図(a),(b)は、本実施例の文字認識装置の
処理手順を示すフローチヤートである。
ステツプS51でペンデータが来るまで待つ。データが
来たら、ステツプS52でRAM内のBUF44aにストアする。ス
テツプS53でペンがアツプになるまでBUF44aにストアし
続ける。ペンがアツプになつたら、ステツプS54で終り
マークをBUF44aにストアし、ステツプS55でタイマ42aを
スタートさせる。ステツプS55で次のペンダウンをま
ち、ペンアツプ状態が続くとステツプS58でタイマ42aの
値を読み、ステツプS60でその値が制限値より大きいか
チエツクする。小さい場合は、文字の入力はまだ終つて
いないということでステツプS56へ戻る。
ペンダウンの時は、次のストロークが入力された事を
示すのでステツプS57でタイマ42aをストツプさせその値
を時間データとしてステツプS59でBUF44aへストアす
る。
ステツプS60の判別で、タイマ42aの値が制限値より大
きい時は、文字入力が終つた事を示すのでステツプS61
へ進んで、ステツプS61でBUF44a内のデータをチエツク
し、時間データをサーチする。ステツプS62で時間デー
タの平均を求め、その値をステツプS63で文字切りレベ
ルとしてセツトする。ステツプS64でBUF44aからの読み
出しポインタをイニシヤライズしておき、ステツプS65
でポインタ位置より1ストローク分データを読む。スト
ロークデータを全て読み終つたか否かをステツプS66で
チエツクする。
終りでない場合はステツプS67に進んで、そのストロ
ークと次のストロークとの間の時間データと文字切りレ
ベルとの大小をチエツクし、時間データが小さい場合は
文字切りはないので、ステツプS68に進んで、BUF44aに
ストロークデータをストアし、ステツプS69でBUF44aの
読み出しポインタを更に更新し、ステツプS65へ戻る。
ステツプS67で時間データが大きい場合は文字切りな
ので、今まで貯めたBUF44bのストロークデータを読み、
ステツプS71で認識処理を行う。ステツプS72で認識可か
不可かをチエツクし、認識可なら次の字の処理のためス
テツプS65へ戻る。不可ならステツプS73に進んで、文字
切りレベルの値を1だけ減らし、もう一度文字切りを行
うためステツプS64へ戻り、文字切りと認識処理とをく
りかえす。
すなわち、ストローク間の時間間隔データを位置デー
タと共に貯え、文字切り出し部5により文字切り出し時
間(フローチヤートでは文字切りレベル)を用いて文字
を切り出して認識処理を行い、認識不可文字があれば再
度文字切り出し時間を変化させ文字切りを行い認識処理
を行う。これにより文字切り出しに柔軟性を与え、ひい
ては認識率を向上させることが出来るわけである。
尚、実施例のフローチヤートのステツプS62で時間デ
ータの平均を計算し、その値をステツプS63で文字切り
レベルに設定しているが、この値の決め方は他の方法で
も良く、例えば平均と標準偏差を求め、平均+2×偏差
の値を最初の文字切りレベルの値として採用しても良
い。又、最大値の値を採用する事も考えられる。
又、実施例では認識不可文字がなくなるまでくり返し
ているが、これは複数回行つて終了しても良く、又従来
から一般的に行われている位置情報での文字切り(ます
目方式)との併用により一層の効果が期待される。
以上説明したように本実施例は、各ストローク間の時
間間隔をカウントする時間計測手段を設け、位置データ
と共に貯え認識を行う際切出し手段が切り出しの時間を
変化させるという簡単な構成により、特別なます目を設
けずに文字切りを行うことが出来る為、入力に大きな自
由度を与えることができる。又、固定時間で、文字切り
を行う従来方式よりも、柔軟性のある入力が可能となる
為個人差にも対応出来るので、スムーズな入力が可能と
なり、ひいては認識率の向上にもつながるという効果を
有している。
[発明の効果] 処理対象である複数のストロークに関連する時間間隔
の平均を文字切り出し時間として文字と文字との境界を
識別するので、オペレータが直接文字切り出し時間を設
定する必要なく、処理対象のデータに適切な文字切り出
し時間を仮設定することができ、しかもその文字切り出
し時間で識別した文字と文字との境界で得られるひとま
とまりのデータが認識不可能となった場合には、文字切
り出し時間を変更しながら境界の識別と認識を繰り返す
ので、文字の切り出しを確実に行うことができ、認識率
も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の文字認識装置のブロツク図、 第2図は従来のデータフオーマツトの1例を示す図、 第3図は本実施例のデータフオーマツトの1例を示す
図、 第4図は本実施例の文字認識装置のハードウエア構成
図、 第5図(a),(b)は本実施例の文字認識装置の処理
手順を示すフローチヤートである。 図中、1……ストローク入力部、2……時間計測部、3
……ストローク記憶部、4……文字認識部、5……文字
切出し部、6……フイードバツト線、41……デジタイ
ザ、42……CPU、42a……タイマ、43……ROM、44……RA
M、44a,44b……BUF、45……表示器、46……通信インタ
フェースである。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストロークデータと、当該ストロークの終
    了から次のストロークの入力が開始されるまでの時間間
    隔とを対応付けて記憶し、 処理対象である複数のストロークに対応付けられている
    複数の時間間隔の平均を文字切り出し時間として、前記
    記憶されている時間間隔と順次比較して、前記記憶され
    ている時間間隔が文字切り出し時間を超えると判定した
    場合に、そのストロークが文字と文字との境界にあると
    識別し、 前記識別した境界で区切られるひとまとまりのストロー
    ク群を文字認識し、 前記文字認識の結果、当該ストローク群が認識不能とな
    った場合に、前記文字切り出し時間を所定値だけ変更し
    て、前記境界の識別と文字認識とを繰り返すことを特徴
    とする文字認識方法。
  2. 【請求項2】前記文字切り出し時間の変更は、文字切り
    出し時間を表す値を所定値だけ減らすこととすることを
    特徴とする請求項1に記載の文字認識方法。
  3. 【請求項3】前記所定値は1とすることを特徴とする請
    求項2に記載の文字認識方法。
  4. 【請求項4】ストロークデータと、当該ストロークの終
    了から次のストロークの入力が開始されるまでの時間間
    隔とを対応付けて記憶する記憶手段と、 処理対象である複数のストロークに対応付けられている
    複数の時間間隔の平均を文字切り出し時間として、前記
    記憶されている時間間隔と順次比較する比較手段と、 前記比較の結果、前記記憶されている時間間隔が文字切
    り出し時間を超えると判定した場合に、そのストローク
    が文字と文字との境界にあると識別する境界識別手段
    と、 前記識別された境界で区切られるひとまとまりのストロ
    ーク群を文字認識する文字認識手段と、 前記文字認識の結果、当該ストローク群が認識不能とな
    った場合に、前記文字切り出し時間を所定値だけ変更し
    て、前記比較手段と境界識別手段による境界の識別と前
    記文字認識手段による文字認識とを繰り返すよう制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする文字認識装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段の文字切り出し時間の変更
    は、文字切り出し時間を表す値を所定値だけ減らすこと
    とすることを特徴とする請求項4に記載の文字認識装
    置。
  6. 【請求項6】前記所定値は1とすることを特徴とする請
    求項5に記載の文字認識装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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