JPH0887378A - マウス動作認識によるコマンド実行方式 - Google Patents

マウス動作認識によるコマンド実行方式

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JPH0887378A
JPH0887378A JP6249981A JP24998194A JPH0887378A JP H0887378 A JPH0887378 A JP H0887378A JP 6249981 A JP6249981 A JP 6249981A JP 24998194 A JP24998194 A JP 24998194A JP H0887378 A JPH0887378 A JP H0887378A
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mouse
motion
motion direction
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Katsumi Shirai
克巳 白井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コマンドの指定に関して、キーボード不要の
計算機システムを実現する。 【構成】 動作表現生成手段2は、動作監視手段1によ
り識別されたマウスの動作をマウス動作表現5(動作方
向列を含む情報)に変換する。パターンマッチング手段
3は、マウス動作表現5とコマンド対応表6およびアル
ファベット対応表7に登録されているマウス動作表現と
のパターンマッチングを行い、そのパターンマッチング
に基づき動作監視手段1により識別されたマウスの動作
に対応するコマンドおよび当該コマンドのパラメータを
形成するアルファベット文字を選択し、当該コマンドお
よび当該アルファベット文字をコマンド列終了指示があ
るまでコマンド列蓄積部8に格納する。コマンド実行手
段4は、コマンド列蓄積部8に格納されたコマンドをパ
ラメータを考慮して実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマウス動作認識によるコ
マンド実行方式に関し、特にマンマシンインタフェース
の1つとしてマウスを利用することができる計算機シス
テムにおいてマウスからコマンドを指定する際のマウス
動作認識によるコマンド実行方式に関する。
【0002】
【従来の技術】元来、マウスからの指定によるコマンド
実行方式(マウスの操作に基づいてコマンドを指定して
そのコマンドを実行する方式)では、マウスボタンがク
リック(押下)されてポップアップメニューが表示さ
れ、そのポップアップメニューにおいて実行すべきコマ
ンドが選択され、そのコマンドが実行されていた。
【0003】以上のようにして行われていたマウスから
のコマンドの指定をより簡易な操作で可能ならしめるた
めに、特開平4−7726号公報に係る「マウス動作認
識によるコマンド実行方式」が開発されている。
【0004】この特開平4−7726号公報に開示され
ている従来のマウス動作認識によるコマンド実行方式で
は、コマンドの指定(入力)がマウスの動作によって実
現されていた。しかしながら、この従来のマウス動作認
識によるコマンド実行方式では、コマンドに伴うパラメ
ータの指定をマウスの動作によって実現することは考慮
されていなかった(したがって、パラメータの指定につ
いては、キーボードから入力する必要があった)。
【0005】すなわち、従来のマウス動作認識によるコ
マンド実行方式では、簡単なコマンドをマウスの動作の
みによって入力(指定)することは可能であったが、パ
ラメータ指定を有する比較的複雑なコマンドの指定をマ
ウスの動作のみで行うことはできなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマウス
動作認識によるコマンド実行方式では、パラメータ指定
を有するコマンドの指定をマウスの動作のみで行うこと
ができなかったので、比較的複雑なコマンドの指定を行
いたい場合にはキーボードを使用せざるをえず、「マウ
スの動作だけでコマンドの指定を行う」というマウス動
作認識によるコマンド実行方式の特長を徹底することが
できないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑み、パター
ン認識によってコマンドおよびアルファベット文字を認
識する技術を利用することで、「マウスの動作だけでコ
マンドの指定を行う」というマウス動作認識によるコマ
ンド実行方式の特長を徹底することができ、コマンドの
指定に関してキーボード不要の計算機システムを実現す
ることができるマウス動作認識によるコマンド実行方式
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のマウス動作認識
によるコマンド実行方式は、マンマシンインタフェース
の1つとしてマウスを有する計算機システムにおいて、
マウスの動作を監視して移動開始から移動終了までのマ
ウスの動作を識別する動作監視手段と、この動作監視手
段により識別されたマウスの動作を動作方向列を含む情
報からなるマウス動作表現に変換する動作表現生成手段
と、この動作表現生成手段により生成されたマウス動作
表現とコマンド対応表およびアルファベット対応表に登
録されているマウス動作表現とのパターンマッチングを
行い、そのパターンマッチングに基づき前記動作監視手
段により識別されたマウスの動作に対応するコマンドお
よび当該コマンドのパラメータを形成するアルファベッ
ト文字を選択し、当該コマンドおよび当該アルファベッ
ト文字をコマンド列終了指示があるまでコマンド列蓄積
部に格納するパターンマッチング手段と、このパターン
マッチング手段によりコマンド列蓄積部に格納されたコ
マンドをパラメータを考慮して実行するコマンド実行手
段とを有する。
【0009】
【作用】本発明のマウス動作認識によるコマンド実行方
式では、動作監視手段がマウスの動作を監視して移動開
始から移動終了までのマウスの動作を識別し、動作表現
生成手段が動作監視手段により識別されたマウスの動作
を動作方向列を含む情報からなるマウス動作表現に変換
し、パターンマッチング手段が動作表現生成手段により
生成されたマウス動作表現とコマンド対応表およびアル
ファベット対応表に登録されているマウス動作表現との
パターンマッチングを行いそのパターンマッチングに基
づき動作監視手段により識別されたマウスの動作に対応
するコマンドおよび当該コマンドのパラメータを形成す
るアルファベット文字を選択し当該コマンドおよび当該
アルファベット文字をコマンド列終了指示があるまでコ
マンド列蓄積部に格納し、コマンド実行手段がパターン
マッチング手段によりコマンド列蓄積部に格納されたコ
マンドをパラメータを考慮して実行する。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明のマウス動作認識によるコ
マンド実行方式の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0012】本実施例のマウス動作認識によるコマンド
実行方式は、動作監視手段1と、動作表現生成手段2
と、比較表30を有するパターンマッチング手段3と、
コマンド実行手段4と、マウス動作表現5と、コマンド
対応表6と、アルファベット対応表7と、コマンド列蓄
積部8とを含んで構成されている。
【0013】図2は、動作表現生成手段2の処理を示す
流れ図である。この処理は、データサンプリング処理ス
テップ201と、方向セグメント化処理ステップ202
と、平均セグメント長算出ステップ203と、マウス動
作表現生成ステップ204とからなる。
【0014】図3は、パターンマッチング手段3の処理
を示す流れ図である。この処理は、コマンド格納判定ス
テップ301と、コマンド対応表セットステップ302
と、動作方向列マッチングステップ303と、動作方向
列同一パターン判定ステップ304と、平均セグメント
長マッチングステップ305と、有効範囲内パターン判
定ステップ306と、コマンド/アルファベット文字格
納ステップ307と、アルファベット対応表セットステ
ップ308と、コマンド列終了指示有無判定ステップ3
09と、コマンド実行手段制御引渡しステップ310
と、対応コマンド/アルファベット文字不存在擬制ステ
ップ311とからなる。
【0015】図4は、コマンド対応表6の内容を概念的
に示す図である。
【0016】図5は、アルファベット対応表7の内容を
概念的に示す図である。各アルファベット文字に対して
は、各アルファベット文字を筆記する際の動作を模し
て、マウス動作表現中の動作方向列が割り当てられてい
る(これによって、マウスの操作者の操作性の向上が図
られている)。ただし、各アルファベット文字と各動作
方向列との対応は、図5に示すアルファベット対応表7
における対応に限られるものではなく、任意に設定する
ことが可能である。
【0017】図6は、コマンド列蓄積部8内のコマンド
列(一連のマウスの動作から生成されるコマンド列)の
一例の内容を概念的に示す図である。なお、このコマン
ド列は、作業ディレクトリをBに変更することを指示す
るコマンド列である。
【0018】図7(a)および(b)は、動作表現生成
手段2による方向セグメント化処理等の処理内容を説明
するための図である。
【0019】次に、このように構成された本実施例のマ
ウス動作認識によるコマンド実行方式の動作について説
明する。
【0020】コマンド実行手段4は、後述するように、
1つのコマンドの実行後に、コマンド列蓄積部8の内容
を初期化する。以下に説明する動作では、このようなコ
マンド列蓄積部8の内容の初期化が行われていることを
前提としている。
【0021】動作監視手段1は、マウスの動作を監視
し、マウスが移動を開始すると、移動開始から移動終了
までの1動作(移動開始から移動終了までの一連の動
作)における座標データ(移動開始時のマウスの位置を
基準とする相対座標を表すデータ)を動作表現生成手段
2に渡す。
【0022】動作表現生成手段2は、以下に示すような
処理を行う(図2参照)。
【0023】 まず、動作監視手段1から渡された座
標データに対して、データサンプリング処理(移動開始
時から移動終了時までの座標データを一定時間(例え
ば、0.1秒)毎にサンプリングして取得する処理)を
施す(ステップ201)。
【0024】 ステップ201のデータサンプリング
処理が施された当該一定時間毎の座標データに関して、
次に示すような方向セグメント化処理を行う(ステップ
202)。
【0025】すなわち、まず、連続した2つの座標デー
タ(ある時点の座標データとその時点から当該一定時間
経過後の時点における座標データ)により示される2点
間を動作の方向を加味して結ぶセグメント(図7(b)
参照)を、マウスの移動開始から移動終了までにわたっ
て生成する。なお、マウスの移動終了の認識は、「一定
時間(例えば、1秒間)にわたってマウスの動作がない
状態の継続」や「所定のマウスボタンのクリック」を認
識すること等によって行われる。
【0026】次に、各セグメントの方向を図7(a)に
示すような4方向に大別して表現し、全てのセグメント
の方向を示す列(セグメント方向列)を生成する。図7
(b)に示す例では、「上,上,上,右,右,下,下,
下」というセグメント方向列を生成する。
【0027】さらに、セグメント方向列中の連続する同
一方向のセグメントをまとめて方向セグメントとし、そ
のような方向セグメントの列である動作方向列でマウス
の動作を表現する。上述の例では、「上,右,下」とい
う動作方向列を生成する。
【0028】 ステップ202の方向セグメント化処
理が終了すると、各方向セグメントのセグメント長の算
出を行い、それらの平均値をマウスの動作を表現するた
めの平均セグメント長として算出する(ステップ20
3)。
【0029】 以上のステップ201〜203の各処
理に基づき、マウスの動作を動作方向列と平均セグメン
ト長とで表現するマウス動作表現5を生成する(ステッ
プ204)。
【0030】パターンマッチング手段3は、以下に示す
ような処理を行い(図3参照)、動作表現生成手段2に
よって生成されたマウス動作表現5とコマンド対応表6
およびアルファベット対応表7に登録されているマウス
動作表現とのパターンマッチングを行い、そのパターン
マッチングに基づいてコマンド列蓄積部8内にコマンド
列を生成する。
【0031】まず、コマンド列蓄積部8内にコマンドが
格納されているか否かを判定し(ステップ301)、こ
れによってパターンマッチングに使用する比較表30の
切分け(比較表30の内容としてコマンド対応表6を使
用するかアルファベット対応表7を使用するかの切分
け)を行う。なお、この切分けは、当該切分けを示す指
示をマウスボタンのクリックにより受け取ることによっ
て実現することも可能である。
【0032】ステップ301で「コマンド列蓄積部8内
にコマンドが格納されていない」と判定した場合には、
比較表30の内容としてコマンド対応表6を使用すべき
ことを認識し、自己の内部の比較表30にコマンド対応
表6をセットする(ステップ302)。
【0033】次に、マウス動作表現5中の動作方向列と
比較表30(ここでは、コマンド対応表6)のマウス動
作表現中の動作方向列とのマッチングを行う(ステップ
303)。
【0034】このマッチングにおいて動作方向列が同一
のパターンが存在する(真)か否(偽)かを判定する
(ステップ304)。
【0035】例えば、上述の図7(b)に示す例におけ
る動作方向列(「上,右,下」という動作方向列)がマ
ウス動作表現5中の動作方向列である場合には、図4の
コマンド対応表6内の2番目の項目の動作方向列とマッ
チングがとれるので、ステップ304の判定は真にな
る。このように、ステップ304の判定が真の場合に
は、次にマウス動作表現5中の平均セグメント長とステ
ップ304の判定で特定されたコマンド対応表6内のマ
ウス動作表現(以下、マッチングマウス動作表現とい
う)中の平均セグメント長の有効範囲とのマッチングを
行う(ステップ305)。
【0036】なお、ステップ304の判定が偽の場合に
は、マウス動作表現5に対応するコマンドが存在しない
とみなし(ステップ311)、処理を終了する。
【0037】ステップ305のマッチングにおいて、マ
ウス動作表現5中の平均セグメント長がマッチングマウ
ス動作表現中の平均セグメント長の有効範囲内である
(真)か否(偽)かを判定する(ステップ306)。
【0038】この判定が偽の場合には、マウス動作表現
5に対応するコマンドが存在しないとみなし(ステップ
311)、処理を終了する。
【0039】ステップ306の判定が真の場合には、マ
ッチングマウス動作表現に対応する比較表30(コマン
ド対応表6)内のコマンドをコマンド列蓄積部8に格納
し(ステップ307)、処理を終了する。
【0040】一方、ステップ301で「コマンド列蓄積
部8内にコマンドが格納されている」と判定した場合
(上述のようにして、ステップ307でコマンドがコマ
ンド列蓄積部8に格納された後である場合)には、比較
表30の内容としてアルファベット対応表7を使用すべ
きことを認識し、比較表30の内容をコマンド対応表6
からアルファベット対応表7に置き替える(比較表30
にアルファベット対応表7をセットする)(ステップ3
08)。
【0041】次に、マウス動作表現5中の動作方向列が
コマンド列終了指示を示す動作方向列(例えば、「右,
下,左,上」という動作方向列(図6参照))である
(真)か否(偽)かを判定する(ステップ309)。
【0042】ステップ309の判定が真である場合に
は、コマンド列の入力の終了を認識し、コマンド実行手
段4に制御を渡す(ステップ310)。
【0043】なお、コマンド列終了指示の受取りの態様
は、上述のような特定のマウス動作表現5(マウス動作
表現5中の動作方向列)の認識による態様には限られ
ず、マウスボタン(比較表30の切分けの指示にマウス
ボタンが使用される場合には、そのマウスボタン以外の
マウスボタン)のクリックの認識による態様等も考えら
れる。
【0044】ステップ309の判定が偽である場合に
は、マウス動作表現5中の動作方向列と比較表30(こ
こでは、アルファベット対応表7)のマウス動作表現中
の動作方向列とのマッチングを行う(ステップ30
3)。
【0045】このマッチングにおいて動作方向列が同一
のパターンが存在する(真)か否(偽)かを判定する
(ステップ304)。
【0046】ステップ304の判定が真の場合には、次
にマウス動作表現5中の平均セグメント長とステップ3
04の判定で特定されたアルファベット対応表7内のマ
ウス動作表現(以下、アルファベットマッチングマウス
動作表現という)中の平均セグメント長の有効範囲との
マッチングを行う(ステップ305)。
【0047】なお、ステップ304の判定が偽の場合に
は、マウス動作表現5に対応するアルファベット文字が
存在しないとみなし(ステップ311)、処理を終了す
る。
【0048】ステップ305のマッチングにおいてマウ
ス動作表現5中の平均セグメント長がアルファベットマ
ッチングマウス動作表現中の平均セグメント長の有効範
囲内である(真)か否(偽)かを判定する(ステップ3
06)。
【0049】この判定が偽の場合には、マウス動作表現
5に対応するアルファベット文字が存在しないとみなし
(ステップ311)、処理を終了する。
【0050】ステップ306の判定が真の場合には、ア
ルファベットマッチングマウス動作表現に対応する比較
表30(アルファベット対応表7)内のアルファベット
文字をコマンド列蓄積部8に格納(追加)し(ステップ
307)、処理を終了する。
【0051】パターンマッチング手段3から制御を渡さ
れたコマンド実行手段4は、以上のようにしてコマンド
列蓄積部8に格納されたコマンドおよびパラメータ(ア
ルファベット文字群)を取り出し、当該コマンドを当該
パラメータを考慮して実行する(なお、パラメータのな
いコマンドも存在しうる)。例えば、図6に示すコマン
ド列がコマンド列蓄積部8に格納されている場合には、
作業ディレクトリをBに変更する処理を行う。
【0052】さらに、コマンド実行手段4は、当該コマ
ンドの実行後に、コマンド列蓄積部8の内容を初期化し
て、次のコマンドの実行に備える。
【0053】なお、本実施例ではマウス動作表現5の構
成要素として平均セグメント長を含む場合について述べ
たが、動作方向列のみによってマウス動作表現5を構成
することも可能である。ただし、本実施例のように平均
セグメント長をマウス動作表現の構成要素とすることに
よって、指定可能なコマンドの数をより増加することが
でき、正確なコマンドの指定が可能になるという利点が
ある。
【0054】また、本実施例では全てのアルファベット
文字に対応する動作方向列を設定する場合について述べ
たが、パラメータ指定に使用するアルファベット文字が
限定されており、その限定内容があらかじめ分かってい
る場合には、特定のアルファベット文字についてのみ動
作方向列を設定し、当該特定のアルファベット文字だけ
をパターンマッチングの対象とすることも可能である。
これにより、マウスの操作者の負担(全てのアルファベ
ット文字に対応するマウスの動作を区別するための負担
等)が軽減され、パラメータ指定のためのマウスの動作
を簡易に設定することができる(例えば、筆記する際の
動作に拘束されない簡易な動作方向列を各アルファベッ
ト文字に割り当てることができる)という利点が生じ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パターン
認識の技術を利用してマウスの動作に対して割り当てら
れたコマンドおよびアルファベット文字を認識すること
により、当該アルファベット文字によって形成されるパ
ラメータの指定を有する当該コマンドを実行するが可能
になり、比較的複雑なコマンド(パラメータ指定を有す
るコマンド)の指定をマウスの動作だけで行うことがで
き、真の意味でキーボード不要の計算機システムを構築
することができるという効果を有する。
【0056】ここで、動作方向列とともに平均セグメン
ト長をマウス動作表現の構成要素とすることにより、指
定可能なコマンドの数をより増加することができ、正確
なコマンドの指定が可能になるという効果がある。
【0057】また、パターンマッチングの対象となるア
ルファベット文字を特定のものに限定することにより、
マウスの操作者の負担が軽減され、パラメータ指定のた
めのマウスの動作を簡易に設定することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマウス動作認識によるコマンド実行方
式に係る一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の動作表現生成手段の処理を示す流れ図
である。
【図3】図1中のパターンマッチング手段の処理を示す
流れ図である。
【図4】図1中のコマンド対応表の内容を概念的に示す
図である。
【図5】図1中のアルファベット対応表の内容を概念的
に示す図である。
【図6】図1中のコマンド列蓄積部内のコマンド列の一
例の内容を概念的に示す図である。
【図7】図1中の動作表現生成手段による処理内容を説
明するための図である。
【符号の説明】
1 動作監視手段 2 動作表現生成手段 3 パターンマッチング手段 4 コマンド実行手段 5 マウス動作表現 6 コマンド対応表 7 アルファベット対応表 8 コマンド列蓄積部 30 比較表

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンマシンインタフェースの1つとして
    マウスを有する計算機システムにおいて、 マウスの動作を監視して移動開始から移動終了までのマ
    ウスの動作を識別する動作監視手段と、 この動作監視手段により識別されたマウスの動作を動作
    方向列を含む情報からなるマウス動作表現に変換する動
    作表現生成手段と、 この動作表現生成手段により生成されたマウス動作表現
    とコマンド対応表およびアルファベット対応表に登録さ
    れているマウス動作表現とのパターンマッチングを行
    い、そのパターンマッチングに基づき前記動作監視手段
    により識別されたマウスの動作に対応するコマンドおよ
    び当該コマンドのパラメータを形成するアルファベット
    文字を選択し、当該コマンドおよび当該アルファベット
    文字をコマンド列終了指示があるまでコマンド列蓄積部
    に格納するパターンマッチング手段と、 このパターンマッチング手段によりコマンド列蓄積部に
    格納されたコマンドをパラメータを考慮して実行するコ
    マンド実行手段とを有することを特徴とするマウス動作
    認識によるコマンド実行方式。
  2. 【請求項2】 パターンマッチングに使用する比較表の
    切分けをコマンド列蓄積部にコマンドが格納されている
    か否かの判定に基づいて行い、コマンド列終了指示をマ
    ウス動作表現の1つにより受け取るパターンマッチング
    手段を有することを特徴とする請求項1記載のマウス動
    作認識によるコマンド実行方式。
  3. 【請求項3】 パターンマッチングに使用する比較表の
    切分けをコマンド列蓄積部にコマンドが格納されている
    か否かの判定に基づいて行い、コマンド列終了指示をマ
    ウスボタンのクリックにより受け取るパターンマッチン
    グ手段を有することを特徴とする請求項1記載のマウス
    動作認識によるコマンド実行方式。
  4. 【請求項4】 パターンマッチングに使用する比較表の
    切分けの指示をマウスボタンのクリックにより受け取
    り、コマンド列終了指示をマウス動作表現の1つにより
    受け取るパターンマッチング手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のマウス動作認識によるコマンド実行
    方式。
  5. 【請求項5】 パターンマッチングに使用する比較表の
    切分けの指示をマウスボタンのクリックにより受け取
    り、コマンド列終了指示を他のマウスボタンのクリック
    により受け取るパターンマッチング手段を有することを
    特徴とする請求項1記載のマウス動作認識によるコマン
    ド実行方式。
  6. 【請求項6】 Aを示す動作方向列が「上,下,左,
    右」であり、Bを示す動作方向列が「下,上,右,下,
    左,右,下,左」であり、Cを示す動作方向列が「左,
    下,右」であり、Dを示す動作方向列が「下,上,右,
    下,左」であり、Eを示す動作方向列が「右,左,下,
    上,右,左,下,右」であり、Fを示す動作方向列が
    「右,左,下,上,右」であり、Gを示す動作方向列が
    「左,下,右,上,下」であり、Hを示す動作方向列が
    「下,上,右,上,下」であり、Iを示す動作方向列が
    「下」であり、Jを示す動作方向列が「下,左」であ
    り、Kを示す動作方向列が「下,上,左,右」であり、
    Lを示す動作方向列が「下,右」であり、Mを示す動作
    方向列が「下,上,右,下」であり、Nを示す動作方向
    列が「下,上,右,上」であり、Oを示す動作方向列が
    「左,下,右,上」であり、Pを示す動作方向列が
    「下,上,右,左」であり、Qを示す動作方向列が
    「上,右,下,左,右」であり、Rを示す動作方向列が
    「下,上,右,下,左,右」であり、Sを示す動作方向
    列が「左,下,右,下,左」であり、Tを示す動作方向
    列が「右,下」であり、Uを示す動作方向列が「下,
    右,上」であり、Vを示す動作方向列が「下,上」であ
    り、Wを示す動作方向列が「下,上,下,上」であり、
    Xを示す動作方向列が「下,上,下」であり、Yを示す
    動作方向列が「右,左,下」であり、Zを示す動作方向
    列が「右,下,右」であることを特徴とする請求項1,
    請求項2,請求項3,請求項4または請求項5記載のマ
    ウス動作認識によるコマンド実行方式。
  7. 【請求項7】 パラメータを形成するアルファベット文
    字が特定のものに限定されている場合に、当該特定のア
    ルファベット文字だけをパターンマッチングの対象とす
    るパターンマッチング手段を有することを特徴とする請
    求項1,請求項2,請求項3,請求項4または請求項5
    記載のマウス動作認識によるコマンド実行方式。
  8. 【請求項8】 動作方向列とともに平均セグメント長を
    含む情報からなるマウス動作表現を生成する動作表現生
    成手段を有することを特徴とする請求項1,請求項2,
    請求項3,請求項4,請求項5,請求項6または請求項
    7記載のマウス動作認識によるコマンド実行方式。
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Cited By (17)

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