JP2933773B2 - サスペンションメンバの取付構造 - Google Patents
サスペンションメンバの取付構造Info
- Publication number
- JP2933773B2 JP2933773B2 JP3332240A JP33224091A JP2933773B2 JP 2933773 B2 JP2933773 B2 JP 2933773B2 JP 3332240 A JP3332240 A JP 3332240A JP 33224091 A JP33224091 A JP 33224091A JP 2933773 B2 JP2933773 B2 JP 2933773B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension member
- flange
- spacer
- mounting hole
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G21/00—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
- B60G21/02—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
- B60G21/04—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
- B60G21/05—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
- B60G21/055—Stabiliser bars
- B60G21/0551—Mounting means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/10—Independent suspensions
- B60G2200/14—Independent suspensions with lateral arms
- B60G2200/154—Independent suspensions with lateral arms the lateral arm having an L-shape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/122—Mounting of torsion springs
- B60G2204/1222—Middle mounts of stabiliser on vehicle body or chassis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/14—Mounting of suspension arms
- B60G2204/143—Mounting of suspension arms on the vehicle body or chassis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/14—Mounting of suspension arms
- B60G2204/143—Mounting of suspension arms on the vehicle body or chassis
- B60G2204/1431—Mounting of suspension arms on the vehicle body or chassis of an L-shaped arm
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/15—Mounting of subframes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/60—Subframe construction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/60—Subframe construction
- B60G2206/602—Single transverse beam
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフロント側に
設けられるサスペンションメンバの取付構造、詳しく
は、長さ方向両端部にロアアームを支持するロアブラケ
ットを固定したサスペンションメンバのサイドメンバへ
の取付構造に関する。
設けられるサスペンションメンバの取付構造、詳しく
は、長さ方向両端部にロアアームを支持するロアブラケ
ットを固定したサスペンションメンバのサイドメンバへ
の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種サスペンションメンバのサ
イドメンバへの取付構造は、例えば、図5で示したよう
に、下方が開口する断面概略コ形状とされた板金部材か
ら成るサスペンションメンバAの長さ方向両端で下部側
に、ロアブラケットBを固定して、このロアブラケット
Bに車輪支持用のロアアームCを支持すると共に、前記
サスペンションメンバAの上部側には、該サスペンショ
ンメンバAを自動車ボディの車幅方向両側に配設される
サイドメンバDに取付けるための取付孔を設けている。
また、前記サスペンションメンバAに前記ロアブラケッ
トBを取付けるときには、該ロアブラケットBの前記サ
スペンションメンバAに対する取付強度を確保するため
アーク溶接により固定するようにしている。
イドメンバへの取付構造は、例えば、図5で示したよう
に、下方が開口する断面概略コ形状とされた板金部材か
ら成るサスペンションメンバAの長さ方向両端で下部側
に、ロアブラケットBを固定して、このロアブラケット
Bに車輪支持用のロアアームCを支持すると共に、前記
サスペンションメンバAの上部側には、該サスペンショ
ンメンバAを自動車ボディの車幅方向両側に配設される
サイドメンバDに取付けるための取付孔を設けている。
また、前記サスペンションメンバAに前記ロアブラケッ
トBを取付けるときには、該ロアブラケットBの前記サ
スペンションメンバAに対する取付強度を確保するため
アーク溶接により固定するようにしている。
【0003】一方、前記サイドメンバDには、前記サス
ペンションメンバAの取付孔と対向する取付孔を設け
て、該取付孔の上部側に第1ナットEを固着すると共
に、自動車ボディの前部側に配設されるダッシュパネル
Fの前方下部側に、前記ロアブラケットBを固定する補
強パネルGを取付け、この補強パネルGに前記ロアブラ
ケットBに設けた取付孔と対向する取付孔を形成する一
方、前記補強パネルGに設ける取付孔の上部側には第2
ナットHを溶接している。
ペンションメンバAの取付孔と対向する取付孔を設け
て、該取付孔の上部側に第1ナットEを固着すると共
に、自動車ボディの前部側に配設されるダッシュパネル
Fの前方下部側に、前記ロアブラケットBを固定する補
強パネルGを取付け、この補強パネルGに前記ロアブラ
ケットBに設けた取付孔と対向する取付孔を形成する一
方、前記補強パネルGに設ける取付孔の上部側には第2
ナットHを溶接している。
【0004】そして、前記サスペンションメンバAを前
記サイドメンバD側に取付けるに際しては、該サイドメ
ンバDの下部側に前記サスペンションメンバAを、これ
ら両者に設ける取付孔が互いに対向するように当接させ
て、前記サスペンションメンバAの内方側から前記第1
ナットEに第1ボルトを螺締し、また、前記ロアブラケ
ットBを前記補強パネルGの下部側に、これら両者に設
ける取付孔が互いに対向するように当接させて、前記ロ
アブラケットBの内方側から前記第2ナットHに第2ボ
ルトJを螺締することにより、前記サスペンションメン
バAをサイドメンバD側に固定するのである。
記サイドメンバD側に取付けるに際しては、該サイドメ
ンバDの下部側に前記サスペンションメンバAを、これ
ら両者に設ける取付孔が互いに対向するように当接させ
て、前記サスペンションメンバAの内方側から前記第1
ナットEに第1ボルトを螺締し、また、前記ロアブラケ
ットBを前記補強パネルGの下部側に、これら両者に設
ける取付孔が互いに対向するように当接させて、前記ロ
アブラケットBの内方側から前記第2ナットHに第2ボ
ルトJを螺締することにより、前記サスペンションメン
バAをサイドメンバD側に固定するのである。
【0005】尚、同図中、Kは前記サスペンションメン
バAの前部側に配設されたパワーユニットである。
バAの前部側に配設されたパワーユニットである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが以上のような
取付構造では、前記サスペンションメンバAが前記サイ
ドメンバD側に前記第1及び第2ボルトI,Jを介して
一体状に剛結されていることから、自動車ボディの正面
側から大きな衝撃荷重がかかって、前記パワーユニット
Kが後方側に移動して前記サスペンションメンバAに衝
突したような時、このサスペンションメンバAが前記パ
ワーユニットKと共に後方側に移動し、これに伴い、前
記サスペンションメンバAを一体状に剛結した前記サイ
ドメンバDも後方側に移動して、該サイドメンバDの後
端に連続して配設している前記ダッシュパネルFも後方
側に押し込まれて、このダッシュパネルFの後方側に確
保されている乗員保護空間を圧迫する不具合が考えられ
る。
取付構造では、前記サスペンションメンバAが前記サイ
ドメンバD側に前記第1及び第2ボルトI,Jを介して
一体状に剛結されていることから、自動車ボディの正面
側から大きな衝撃荷重がかかって、前記パワーユニット
Kが後方側に移動して前記サスペンションメンバAに衝
突したような時、このサスペンションメンバAが前記パ
ワーユニットKと共に後方側に移動し、これに伴い、前
記サスペンションメンバAを一体状に剛結した前記サイ
ドメンバDも後方側に移動して、該サイドメンバDの後
端に連続して配設している前記ダッシュパネルFも後方
側に押し込まれて、このダッシュパネルFの後方側に確
保されている乗員保護空間を圧迫する不具合が考えられ
る。
【0007】また、前記ロアブラケットBに支持する前
記ロアアームCの回転中心軸Lと、前記サイドメンバD
に対する前記サスペンションメンバAの取付部位、特
に、該サスペンションメンバAの上部側を前記サイドメ
ンバDに取付ける前記第1ボルトEと第1ナットIとの
剛結部位とには、サスペンションジオメトリー上、正確
な精度が要求される。ところが、以上のように、前記サ
スペンションメンバAに前記ロアブラケットBが取付強
度確保のためアーク溶接により固定され、このアーク溶
接時に、前記サスペンションメンバAと前記ロアブラケ
ットBとの間に高温による歪みが発生するにも拘らず、
前記サスペンションメンバAを前記サイドメンバDに前
記第1ボルトEと第1ナットIとを介して剛結するとき
には、前記アーク溶接時の歪みを吸収することが困難と
なり、このため前記サイドメンバDに対する前記サスペ
ンションメンバAの取付精度や前記ロアアームCの回転
中心軸Lに正確な精度が得られ難い不具合もある。
記ロアアームCの回転中心軸Lと、前記サイドメンバD
に対する前記サスペンションメンバAの取付部位、特
に、該サスペンションメンバAの上部側を前記サイドメ
ンバDに取付ける前記第1ボルトEと第1ナットIとの
剛結部位とには、サスペンションジオメトリー上、正確
な精度が要求される。ところが、以上のように、前記サ
スペンションメンバAに前記ロアブラケットBが取付強
度確保のためアーク溶接により固定され、このアーク溶
接時に、前記サスペンションメンバAと前記ロアブラケ
ットBとの間に高温による歪みが発生するにも拘らず、
前記サスペンションメンバAを前記サイドメンバDに前
記第1ボルトEと第1ナットIとを介して剛結するとき
には、前記アーク溶接時の歪みを吸収することが困難と
なり、このため前記サイドメンバDに対する前記サスペ
ンションメンバAの取付精度や前記ロアアームCの回転
中心軸Lに正確な精度が得られ難い不具合もある。
【0008】本発明は以上のような問題に鑑みてなした
もので、その目的は、例え自動車ボディの正面側から大
きな衝撃荷重がかかっても、ダッシュパネルが後方側に
押し込まれたりして、該ダッシュパネルの後方側に確保
されている乗員保護空間が圧迫されたりするのを確実に
防止することができ、しかも、サイドメンバに対するサ
スペンションメンバの取付精度を高めて、サスペンショ
ンジオメトリー上必要な精度を得ることができるサスペ
ンションメンバの取付構造を提供することにある。
もので、その目的は、例え自動車ボディの正面側から大
きな衝撃荷重がかかっても、ダッシュパネルが後方側に
押し込まれたりして、該ダッシュパネルの後方側に確保
されている乗員保護空間が圧迫されたりするのを確実に
防止することができ、しかも、サイドメンバに対するサ
スペンションメンバの取付精度を高めて、サスペンショ
ンジオメトリー上必要な精度を得ることができるサスペ
ンションメンバの取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、長さ方向両端部に、ロアアーム6を支持す
るロアブラケット5を備えたサスペンションメンバ4の
サイドメンバ1への取付構造において、前記サスペンシ
ョンメンバ4の長さ方向両端部に取付孔41を貫通状に
形成する一方、該取付孔41よりも外径を小さくした筒
状部71と、前記取付孔41よりも外径を大きくしたフ
ランジ72とを備えた筒状のスペーサ7を設けて、この
スペーサ7の前記筒状部71を前記取付孔41に遊挿す
ると共に、前記フランジ72を前記サスペンションメン
バ4に固着し、前記スペーサ7を前記サイドメンバ1に
ボルト止めし、かつ、前記フランジ2と前記サスペンシ
ョンメンバ4とが固着された溶接部73における前記フ
ランジ72の前記サスペンションメンバ4に対する強度
を、前記サスペンションメンバ4に所定以上の荷重がか
かったとき、該サスペンションメンバ4側から前記フラ
ンジ72が離脱可能となるように設定したことを特徴と
するものである。
に本発明は、長さ方向両端部に、ロアアーム6を支持す
るロアブラケット5を備えたサスペンションメンバ4の
サイドメンバ1への取付構造において、前記サスペンシ
ョンメンバ4の長さ方向両端部に取付孔41を貫通状に
形成する一方、該取付孔41よりも外径を小さくした筒
状部71と、前記取付孔41よりも外径を大きくしたフ
ランジ72とを備えた筒状のスペーサ7を設けて、この
スペーサ7の前記筒状部71を前記取付孔41に遊挿す
ると共に、前記フランジ72を前記サスペンションメン
バ4に固着し、前記スペーサ7を前記サイドメンバ1に
ボルト止めし、かつ、前記フランジ2と前記サスペンシ
ョンメンバ4とが固着された溶接部73における前記フ
ランジ72の前記サスペンションメンバ4に対する強度
を、前記サスペンションメンバ4に所定以上の荷重がか
かったとき、該サスペンションメンバ4側から前記フラ
ンジ72が離脱可能となるように設定したことを特徴と
するものである。
【0010】
【作用】以上の取付構造においては、前記スペーサ7の
筒状部71が前記サスペンションメンバ4の取付孔41
に遊挿されると共に、前記スペーサ7のフランジ72が
前記サスペンションメンバ4に固着され、前記スペーサ
7を前記サイドメンバ1にボルト止めすることにより、
該サイドメンバ1に対し前記サスペンションメンバ4が
前記スペーサ7を介して固定される一方、前記フランジ
2と前記サスペンションメンバ4とが固着された溶接部
73における前記フランジ72の前記サスペンションメ
ンバ4に対する強度を、前記サスペンションメンバ4に
所定以上の荷重がかかったとき、該サスペンションメン
バ4側から前記フランジ72が離脱可能となるように設
定することにより、自動車ボディの正面側から大きな衝
撃荷重がかかって、パワーユニットなどで前記サスペン
ションメンバ4が移動されたようなときには、該サスペ
ンションメンバ4における前記スペーサ7の固着部位に
応力が集中し、この応力の集中に伴い前記筒状部71が
前記取付孔41内で移動して前記溶接部73が破損さ
れ、これに伴い前記フランジ72が前記サスペンション
メンバ4から離脱され、つまり、前記スペーサ7による
前記サスペンションメンバ4とサイドメンバ1との結合
が解除されることになる。従って、前記サスペンション
メンバ4に追従して前記サイドメンバ1がダッシュパネ
ル側に移動するのが阻止され、前記サイドメンバ1によ
る前記ダッシュパネルの押し込みがなくなり、このダッ
シュパネルの後方側に確保されている乗員保護空間を圧
迫したりするのが確実に防止される。
筒状部71が前記サスペンションメンバ4の取付孔41
に遊挿されると共に、前記スペーサ7のフランジ72が
前記サスペンションメンバ4に固着され、前記スペーサ
7を前記サイドメンバ1にボルト止めすることにより、
該サイドメンバ1に対し前記サスペンションメンバ4が
前記スペーサ7を介して固定される一方、前記フランジ
2と前記サスペンションメンバ4とが固着された溶接部
73における前記フランジ72の前記サスペンションメ
ンバ4に対する強度を、前記サスペンションメンバ4に
所定以上の荷重がかかったとき、該サスペンションメン
バ4側から前記フランジ72が離脱可能となるように設
定することにより、自動車ボディの正面側から大きな衝
撃荷重がかかって、パワーユニットなどで前記サスペン
ションメンバ4が移動されたようなときには、該サスペ
ンションメンバ4における前記スペーサ7の固着部位に
応力が集中し、この応力の集中に伴い前記筒状部71が
前記取付孔41内で移動して前記溶接部73が破損さ
れ、これに伴い前記フランジ72が前記サスペンション
メンバ4から離脱され、つまり、前記スペーサ7による
前記サスペンションメンバ4とサイドメンバ1との結合
が解除されることになる。従って、前記サスペンション
メンバ4に追従して前記サイドメンバ1がダッシュパネ
ル側に移動するのが阻止され、前記サイドメンバ1によ
る前記ダッシュパネルの押し込みがなくなり、このダッ
シュパネルの後方側に確保されている乗員保護空間を圧
迫したりするのが確実に防止される。
【0011】また、前記サイドメンバ1に対する前記サ
スペンションメンバ4の取付時に、このサスペンション
メンバ4と前記ロアブラケット5との間にアーク溶接な
どによる歪みがあっても、この歪みに応じて前記スペー
サ7の筒状部71を前記サスペンションメンバ4に設け
た取付孔41の範囲で調節しながら、つまり、該取付孔
41で前記歪みを吸収しながら、前記サスペンションメ
ンバ4に前記スペーサ7のフランジ72を固着すること
により、前記サイドメンバ1に対する前記サスペンショ
ンメンバ4の取付精度を高めることができて、サスペン
ションジオメトリー上必要な精度を確実に得ることがで
きるのである。
スペンションメンバ4の取付時に、このサスペンション
メンバ4と前記ロアブラケット5との間にアーク溶接な
どによる歪みがあっても、この歪みに応じて前記スペー
サ7の筒状部71を前記サスペンションメンバ4に設け
た取付孔41の範囲で調節しながら、つまり、該取付孔
41で前記歪みを吸収しながら、前記サスペンションメ
ンバ4に前記スペーサ7のフランジ72を固着すること
により、前記サイドメンバ1に対する前記サスペンショ
ンメンバ4の取付精度を高めることができて、サスペン
ションジオメトリー上必要な精度を確実に得ることがで
きるのである。
【0012】
【実施例】図4は自動車のフロント側部分を示してお
り、該図中、1は自動車ボディの車幅方向両側に前後方
向に向けて配設されたサイドメンバ、2は前記ボディの
前部側に配設されるダッシュパネルであって、このダッ
シュパネル2の前方下部側で前記サイドメンバ1の後方
下部位置に補強パネル3を固定し、該補強パネル3と前
記サイドメンバ1とに跨がって車幅方向に延びるサスペ
ンションメンバ4を取付けるようにしている。
り、該図中、1は自動車ボディの車幅方向両側に前後方
向に向けて配設されたサイドメンバ、2は前記ボディの
前部側に配設されるダッシュパネルであって、このダッ
シュパネル2の前方下部側で前記サイドメンバ1の後方
下部位置に補強パネル3を固定し、該補強パネル3と前
記サイドメンバ1とに跨がって車幅方向に延びるサスペ
ンションメンバ4を取付けるようにしている。
【0013】また、前記サスペンションメンバ4は、図
1,図3でも明らかにしたように、板金部材で下方が開
口する断面概略コ形状に形成され、斯かるサスペンショ
ンメンバ4の長さ方向両端で下方開口部側にロアブラケ
ット5を固定して、この各ロアブラケット5に車輪支持
用のロアアーム6をそれぞれ上下揺動可能に支持してい
る。同各図の実施例では、前記ロアブラケット5の前後
方向両側に、それぞれ第1及び第2支持部51,52を
設けて、これら各支持部51,52に前記ロアアーム6
の軸部61を回転可能に支持して、該軸部61を中心に
前記ロアアーム6を上下揺動可能に支持させている。
1,図3でも明らかにしたように、板金部材で下方が開
口する断面概略コ形状に形成され、斯かるサスペンショ
ンメンバ4の長さ方向両端で下方開口部側にロアブラケ
ット5を固定して、この各ロアブラケット5に車輪支持
用のロアアーム6をそれぞれ上下揺動可能に支持してい
る。同各図の実施例では、前記ロアブラケット5の前後
方向両側に、それぞれ第1及び第2支持部51,52を
設けて、これら各支持部51,52に前記ロアアーム6
の軸部61を回転可能に支持して、該軸部61を中心に
前記ロアアーム6を上下揺動可能に支持させている。
【0014】尚、前記サスペンションメンバ4に前記ロ
アブラケット5を取付けるときには、該ロアブラケット
5の前記サスペンションメンバ4に対する取付強度を確
保するため、このサスペンションメンバ4の前記ロアブ
ラケット5に当接される下端外周囲をアーク溶接により
固定するようにしている。
アブラケット5を取付けるときには、該ロアブラケット
5の前記サスペンションメンバ4に対する取付強度を確
保するため、このサスペンションメンバ4の前記ロアブ
ラケット5に当接される下端外周囲をアーク溶接により
固定するようにしている。
【0015】しかして、以上のサスペンションメンバ4
を前記サイドメンバ1に取付けるにあたって、次のよう
にしたのである。
を前記サイドメンバ1に取付けるにあたって、次のよう
にしたのである。
【0016】即ち、図1,図2で明らかにしたように、
前記サスペンションメンバ4の長さ方向両端部で上壁側
にそれぞれ取付孔41を貫通形成すると共に、この取付
孔41よりも外径が小とされた筒状部71と、前記取付
孔41よりも外径が大とされたフランジ72とを備えた
筒状のスペーサ7を形成して、このスペーサ7の前記筒
状部71を前記取付孔41内に遊挿させ、かつ、前記フ
ランジ72を前記取付孔41の上部側に当接させた状態
で、前記フランジ72の外周囲を前記サスペンションメ
ンバ4に溶接するのであり、このとき前記フランジ72
の前記サスペンションメンバ4に対する溶接部73の強
度を、このサスペンションメンバ4に所定以上の荷重が
かかったとき、該サスペンションメンバ4側から前記フ
ランジ72が離脱可能となるように設定する。
前記サスペンションメンバ4の長さ方向両端部で上壁側
にそれぞれ取付孔41を貫通形成すると共に、この取付
孔41よりも外径が小とされた筒状部71と、前記取付
孔41よりも外径が大とされたフランジ72とを備えた
筒状のスペーサ7を形成して、このスペーサ7の前記筒
状部71を前記取付孔41内に遊挿させ、かつ、前記フ
ランジ72を前記取付孔41の上部側に当接させた状態
で、前記フランジ72の外周囲を前記サスペンションメ
ンバ4に溶接するのであり、このとき前記フランジ72
の前記サスペンションメンバ4に対する溶接部73の強
度を、このサスペンションメンバ4に所定以上の荷重が
かかったとき、該サスペンションメンバ4側から前記フ
ランジ72が離脱可能となるように設定する。
【0017】前記フランジ72の前記サスペンションメ
ンバ4に対する溶接は、該フランジ72の外周を周方向
において所定間隔開けて数点で溶接するのが好ましい
が、全周にわたって溶接してもよい。
ンバ4に対する溶接は、該フランジ72の外周を周方向
において所定間隔開けて数点で溶接するのが好ましい
が、全周にわたって溶接してもよい。
【0018】また、前記サイドメンバ1側には、前記サ
スペンションメンバ4側に結合された前記スペーサ7に
おける筒状部71の筒孔71aと対向するように取付孔
1aを形成すると共に、この取付孔1aの上部側にナッ
ト8を溶接により固定し、前記スペーサ7の下部側から
前記ナット8に固定ボルト9を螺締することにより、前
記スペーサ7を前記サイドメンバ1側に固定するように
なすのである。尚、図1において、10は前記ダッシュ
パネル2の前方部で前記サスペンションメンバ4の前部
位置に配設されたパワーユニットである。また、図4に
おいて、11はフロアパネルで、該フロアパネル11の
車幅方向側部にはフロアサイドメンバ12を配設すると
共に、前記フロアパネル11の中央部には、リインホー
スメント13を配設している。
スペンションメンバ4側に結合された前記スペーサ7に
おける筒状部71の筒孔71aと対向するように取付孔
1aを形成すると共に、この取付孔1aの上部側にナッ
ト8を溶接により固定し、前記スペーサ7の下部側から
前記ナット8に固定ボルト9を螺締することにより、前
記スペーサ7を前記サイドメンバ1側に固定するように
なすのである。尚、図1において、10は前記ダッシュ
パネル2の前方部で前記サスペンションメンバ4の前部
位置に配設されたパワーユニットである。また、図4に
おいて、11はフロアパネルで、該フロアパネル11の
車幅方向側部にはフロアサイドメンバ12を配設すると
共に、前記フロアパネル11の中央部には、リインホー
スメント13を配設している。
【0019】そして、前記サイドメンバ1に前記サスペ
ンションメンバ4を取付けるときには、前記スペーサ7
の筒状部71を前記サスペンションメンバ4の取付孔4
1に遊挿し、かつ、このサスペンションメンバ4と前記
ロアブラケット5とをアーク溶接するときに発生する歪
みなどを考慮して、前記スペーサ7の筒状部71を前記
サスペンションメンバ4に設けた取付孔41の範囲で調
節しながら、つまり、該取付孔41で前記歪みを吸収し
ながら、前記サスペンションメンバ4に前記スペーサ7
のフランジ72を溶接する。この後前記スペーサ7にお
ける筒状部71の下部側から、前記筒孔71aを経て前
記ナット8へと固定ボルト9を螺締することにより、前
記スペーサ7を介して前記サスペンションメンバ4を前
記サイドメンバ1側に固定するのである。
ンションメンバ4を取付けるときには、前記スペーサ7
の筒状部71を前記サスペンションメンバ4の取付孔4
1に遊挿し、かつ、このサスペンションメンバ4と前記
ロアブラケット5とをアーク溶接するときに発生する歪
みなどを考慮して、前記スペーサ7の筒状部71を前記
サスペンションメンバ4に設けた取付孔41の範囲で調
節しながら、つまり、該取付孔41で前記歪みを吸収し
ながら、前記サスペンションメンバ4に前記スペーサ7
のフランジ72を溶接する。この後前記スペーサ7にお
ける筒状部71の下部側から、前記筒孔71aを経て前
記ナット8へと固定ボルト9を螺締することにより、前
記スペーサ7を介して前記サスペンションメンバ4を前
記サイドメンバ1側に固定するのである。
【0020】以上のように、前記スペーサ7を前記サス
ペンションメンバ4側に取付けるとき、このサスペンシ
ョンメンバ4と前記ロアブラケット5とのアーク溶接時
に発生する歪みなどを考慮して、前記スペーサ7の筒状
部71を前記サスペンションメンバ4に設けた取付孔4
1の範囲で調節し、該取付孔41で前記歪みを吸収しな
がら、前記スペーサ7を前記サスペンションメンバ4に
取付けることにより、このサスペンションメンバ4の前
記サイドメンバ1に対する取付精度が著しく向上され、
また、前記ロアブラケット5に支持する前記ロアアーム
6の回転軸部61に正確な精度が得られて、サスペンシ
ョンジオメトリー上、必要な精度を確実に得ることがで
きるのである。
ペンションメンバ4側に取付けるとき、このサスペンシ
ョンメンバ4と前記ロアブラケット5とのアーク溶接時
に発生する歪みなどを考慮して、前記スペーサ7の筒状
部71を前記サスペンションメンバ4に設けた取付孔4
1の範囲で調節し、該取付孔41で前記歪みを吸収しな
がら、前記スペーサ7を前記サスペンションメンバ4に
取付けることにより、このサスペンションメンバ4の前
記サイドメンバ1に対する取付精度が著しく向上され、
また、前記ロアブラケット5に支持する前記ロアアーム
6の回転軸部61に正確な精度が得られて、サスペンシ
ョンジオメトリー上、必要な精度を確実に得ることがで
きるのである。
【0021】しかも、前記スペーサ7におけるフランジ
72の前記サスペンションメンバ4に対する溶接部73
の強度は、このサスペンションメンバ4に所定以上の荷
重がかかったとき、該サスペンションメンバ4側から前
記フランジ72が離脱可能となるように設定されている
ため、例えば自動車ボディの正面側から大きな衝撃荷重
がかかって、前記ダッシュパネル2の前方部に設けるパ
ワーユニット10などで前記サスペンションメンバ4が
後方側に移動されたようなときには、該サスペンション
メンバ4における前記スペーサ7の溶接部73に応力が
集中することになる。
72の前記サスペンションメンバ4に対する溶接部73
の強度は、このサスペンションメンバ4に所定以上の荷
重がかかったとき、該サスペンションメンバ4側から前
記フランジ72が離脱可能となるように設定されている
ため、例えば自動車ボディの正面側から大きな衝撃荷重
がかかって、前記ダッシュパネル2の前方部に設けるパ
ワーユニット10などで前記サスペンションメンバ4が
後方側に移動されたようなときには、該サスペンション
メンバ4における前記スペーサ7の溶接部73に応力が
集中することになる。
【0022】また、前記スペーサ7の筒状部71が挿通
される前記サスペンションメンバ4の取付孔41は、前
記筒状部71より径大でばか孔状とされていることか
ら、前記応力の集中に伴い前記筒状部71が前記取付孔
41内で移動して前記溶接部73が破損され、これに伴
い前記フランジ72が前記サスペンションメンバ4から
離脱され、つまり、前記スペーサ7による前記サスペン
ションメンバ4とサイドメンバ1との結合が解除される
ことになる。従って、前記サスペンションメンバ4に追
従して前記サイドメンバ1が前記ダッシュパネル2側へ
と移動するのが阻止され、前記サイドメンバ1による前
記ダッシュパネル2への後方側への押し込みがなくな
り、このダッシュパネル2の後方側に確保されている乗
員保護空間を圧迫したりするのが確実に防止される。
される前記サスペンションメンバ4の取付孔41は、前
記筒状部71より径大でばか孔状とされていることか
ら、前記応力の集中に伴い前記筒状部71が前記取付孔
41内で移動して前記溶接部73が破損され、これに伴
い前記フランジ72が前記サスペンションメンバ4から
離脱され、つまり、前記スペーサ7による前記サスペン
ションメンバ4とサイドメンバ1との結合が解除される
ことになる。従って、前記サスペンションメンバ4に追
従して前記サイドメンバ1が前記ダッシュパネル2側へ
と移動するのが阻止され、前記サイドメンバ1による前
記ダッシュパネル2への後方側への押し込みがなくな
り、このダッシュパネル2の後方側に確保されている乗
員保護空間を圧迫したりするのが確実に防止される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるサ
スペンションメンバの取付構造では、サスペンションメ
ンバ4の長さ方向両端部に取付孔41を貫通形成すると
共に、該取付孔41よりも外径を小さくした筒状部71
と、前記取付孔41よりも外径を大きくしたフランジ7
2とを備えた筒状のスペーサ7を設けて、このスペーサ
7の筒状部71を前記取付孔41に遊挿させ、前記フラ
ンジ72を前記サスペンションメンバ4に溶接で固着す
るようにし、前記スペーサ7を前記サイドメンバ1にボ
ルト止めし、かつ、前記フランジ2と前記サスペンショ
ンメンバ4とが固着された溶接部73における前記フラ
ンジ72の前記サスペンションメンバ4に対する強度
を、前記サスペンションメンバ4に所定以上の荷重がか
かったとき、該サスペンションメンバ4側から前記フラ
ンジ72が離脱可能となるように設定したので、たとえ
自動車ボディの正面側から大きな衝撃荷重がかかって、
パワーユニットなどで前記サスペンションメンバ4が移
動されることがあっても、該サスペンションメンバ4に
おける前記スペーサ7の固着部位に応力が集中し、この
応力の集中に伴い前記筒状部71が前記取付孔41内で
移動して前記溶接部73が破損され、これに伴い前記フ
ランジ72が前記サスペンションメンバ4から離脱さ
れ、つまり、前記スペーサ7による前記サスペンション
メンバ4とサイドメンバ1との結合が解除され、従っ
て、前記サスペンションメンバ4に追従して前記サイド
メンバ1がダッシュパネル側に移動するのを阻止でき
て、前記サイドメンバ1による前記ダッシュパネルの押
し込みをなくし、このダッシュパネルの後方側に確保さ
れている乗員保護空間を圧迫したりするのを確実に防止
することができる。
スペンションメンバの取付構造では、サスペンションメ
ンバ4の長さ方向両端部に取付孔41を貫通形成すると
共に、該取付孔41よりも外径を小さくした筒状部71
と、前記取付孔41よりも外径を大きくしたフランジ7
2とを備えた筒状のスペーサ7を設けて、このスペーサ
7の筒状部71を前記取付孔41に遊挿させ、前記フラ
ンジ72を前記サスペンションメンバ4に溶接で固着す
るようにし、前記スペーサ7を前記サイドメンバ1にボ
ルト止めし、かつ、前記フランジ2と前記サスペンショ
ンメンバ4とが固着された溶接部73における前記フラ
ンジ72の前記サスペンションメンバ4に対する強度
を、前記サスペンションメンバ4に所定以上の荷重がか
かったとき、該サスペンションメンバ4側から前記フラ
ンジ72が離脱可能となるように設定したので、たとえ
自動車ボディの正面側から大きな衝撃荷重がかかって、
パワーユニットなどで前記サスペンションメンバ4が移
動されることがあっても、該サスペンションメンバ4に
おける前記スペーサ7の固着部位に応力が集中し、この
応力の集中に伴い前記筒状部71が前記取付孔41内で
移動して前記溶接部73が破損され、これに伴い前記フ
ランジ72が前記サスペンションメンバ4から離脱さ
れ、つまり、前記スペーサ7による前記サスペンション
メンバ4とサイドメンバ1との結合が解除され、従っ
て、前記サスペンションメンバ4に追従して前記サイド
メンバ1がダッシュパネル側に移動するのを阻止でき
て、前記サイドメンバ1による前記ダッシュパネルの押
し込みをなくし、このダッシュパネルの後方側に確保さ
れている乗員保護空間を圧迫したりするのを確実に防止
することができる。
【0024】また、以上の取付構造では、前記サイドメ
ンバ1に対する前記サスペンションメンバ4の取付時
に、このサスペンションメンバ4と前記ロアブラケット
5との間にアーク溶接などによる歪みがあっても、この
歪みを前記スペーサ7の筒状部71を前記サスペンショ
ンメンバ4に設けた取付孔41の範囲で吸収調節するこ
とができるのであり、従って、前記サイドメンバ1に対
する前記サスペンションメンバ4の取付精度を高めるこ
とができて、サスペンションジオメトリー上必要な精度
を確実に得ることができるのである。
ンバ1に対する前記サスペンションメンバ4の取付時
に、このサスペンションメンバ4と前記ロアブラケット
5との間にアーク溶接などによる歪みがあっても、この
歪みを前記スペーサ7の筒状部71を前記サスペンショ
ンメンバ4に設けた取付孔41の範囲で吸収調節するこ
とができるのであり、従って、前記サイドメンバ1に対
する前記サスペンションメンバ4の取付精度を高めるこ
とができて、サスペンションジオメトリー上必要な精度
を確実に得ることができるのである。
【図1】本発明にかかるサスペンションメンバの取付構
造を示す側断面図である。
造を示す側断面図である。
【図2】同取付構造の要部を拡大して示す側断面図であ
る。
る。
【図3】サスペンションメンバの斜視図である。
【図4】同サスペンションメンバを取付ける自動車フロ
ント側の分解斜視図である。
ント側の分解斜視図である。
【図5】従来にかかるサスペンションメンバの取付構造
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
1 サイドメンバ 4 サスペンションメンバ 41 取付孔 5 ロアブラケット 6 ロアアーム 7 スペーサ 71 筒状部 72 フランジ 8 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 長さ方向両端部に、ロアアーム6を支持
するロアブラケット5を備えたサスペンションメンバ4
のサイドメンバ1への取付構造であって、前記サスペン
ションメンバ4の長さ方向両端部に取付孔41を貫通状
に形成する一方、該取付孔41よりも外径を小さくした
筒状部71と、前記取付孔41よりも外径を大きくした
フランジ72とを備えた筒状のスペーサ7を設けて、こ
のスペーサ7の前記筒状部71を前記取付孔41に遊挿
すると共に、前記フランジ72を前記サスペンションメ
ンバ4に固着し、前記スペーサ7を前記サイドメンバ1
にボルト止めし、かつ、前記フランジ2と前記サスペン
ションメンバ4とが固着された溶接部73における前記
フランジ72の前記サスペンションメンバ4に対する強
度を、前記サスペンションメンバ4に所定以上の荷重が
かかったとき、該サスペンションメンバ4側から前記フ
ランジ72が離脱可能となるように設定したことを特徴
とするサスペンションメンバの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332240A JP2933773B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | サスペンションメンバの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332240A JP2933773B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | サスペンションメンバの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162655A JPH05162655A (ja) | 1993-06-29 |
JP2933773B2 true JP2933773B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=18252747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3332240A Expired - Fee Related JP2933773B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | サスペンションメンバの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2933773B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5558369A (en) * | 1995-06-20 | 1996-09-24 | Chrysler Corporation | Tapping plate and retention bracket assembly |
JP4503153B2 (ja) * | 2000-08-07 | 2010-07-14 | 富士重工業株式会社 | 自動車のサスペンション支持構造 |
JP4726687B2 (ja) * | 2006-04-20 | 2011-07-20 | 本田技研工業株式会社 | サブフレーム取付構造 |
JP5278105B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2013-09-04 | マツダ株式会社 | 自動車のサブフレーム支持構造 |
JP4777454B2 (ja) * | 2009-10-22 | 2011-09-21 | 樹 市嶋 | 自動車用ボディーに対するサブフレームの締結ボルトによる締結方法 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP3332240A patent/JP2933773B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05162655A (ja) | 1993-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2933773B2 (ja) | サスペンションメンバの取付構造 | |
JP3651224B2 (ja) | バンパレインフォースの取付構造 | |
US6517146B1 (en) | Attachment of front quadrant to crossmember | |
JP3458654B2 (ja) | 自動車のフロントサイドメンバ構造 | |
JPH0825371B2 (ja) | 自動車のサスペンション取付部構造 | |
JP3312412B2 (ja) | 自動車のバンパリィインフォースの車体側の部材への取付け構造 | |
JP2802404B2 (ja) | 自動車のパワープラント支持構造 | |
JP2772433B2 (ja) | 自動車用バンパの取付構造 | |
JP3059908B2 (ja) | 風防の取付構造 | |
JP3116268B2 (ja) | ステアリングコラムのロアコラム支持構造 | |
JP3334737B2 (ja) | 車体後部構造 | |
JP3272270B2 (ja) | フロントシャシフレーム | |
KR850002807Y1 (ko) | 자동차의 프레임(frame) 구조 | |
JP3924835B2 (ja) | 車両用クロスメンバ構造 | |
JPH0656051A (ja) | 車体構造 | |
JP3444075B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP2584169Y2 (ja) | 車両用回転シートのシートベルト組付け構造 | |
JPS6117899Y2 (ja) | ||
JPH0629150Y2 (ja) | チルト・テレスコ式ステアリングの支持装置 | |
JPH0750243Y2 (ja) | 車体の横振れ防止装置 | |
JPH0536794Y2 (ja) | ||
JP3890899B2 (ja) | フロントフロア補強構造 | |
JPS6219717Y2 (ja) | ||
JP2842080B2 (ja) | 自動車用強度部材取付け構造 | |
JPH081147Y2 (ja) | バンパの取付け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |