JP2933246B2 - 着色顔料組成物 - Google Patents
着色顔料組成物Info
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- JP2933246B2 JP2933246B2 JP3242332A JP24233291A JP2933246B2 JP 2933246 B2 JP2933246 B2 JP 2933246B2 JP 3242332 A JP3242332 A JP 3242332A JP 24233291 A JP24233291 A JP 24233291A JP 2933246 B2 JP2933246 B2 JP 2933246B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーブラウン管用蛍
光顔料として好適な着色顔料組成物に関する。
光顔料として好適な着色顔料組成物に関する。
【0002】
【従来技術】従来、無機顔料を塗装剤の着色成分として
使用する場合、顔料は一種類の場合もあるが、通常は何
種類かの顔料が配合されて使用されている。
使用する場合、顔料は一種類の場合もあるが、通常は何
種類かの顔料が配合されて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】顔料はその種類・銘
柄等により、固有の性質を有しており、その為液状塗料
の場合、配合された顔料の一部が色浮きや色分かれ等の
色分離の現象を起こすことがある。例えば、フタロシア
ニンブルー顔料やカーボンブラック顔料がそうである。
その対策として、従来は添加剤を使用して上記の現象の
改善を図ってきた。しかしながら、塗料に使う樹脂や顔
料の種類は極めて多く、配合を変える度に添加剤を検討
し直さなければならないことは非常に大変なことであ
る。
柄等により、固有の性質を有しており、その為液状塗料
の場合、配合された顔料の一部が色浮きや色分かれ等の
色分離の現象を起こすことがある。例えば、フタロシア
ニンブルー顔料やカーボンブラック顔料がそうである。
その対策として、従来は添加剤を使用して上記の現象の
改善を図ってきた。しかしながら、塗料に使う樹脂や顔
料の種類は極めて多く、配合を変える度に添加剤を検討
し直さなければならないことは非常に大変なことであ
る。
【0004】又、塗料系によっては添加剤では色分離を
抑えることが出来ない場合がある。黄色酸化鉄顔料のあ
る銘柄は、建築材料の着色塗装に使用して、色相及び耐
候性共に優れているが、大きな針状結晶の為、該顔料と
フタロシアニンブルー顔料の調色により、グリーン色を
出そうとすると、顔料の方向性が出て、色むらが発生す
る。
抑えることが出来ない場合がある。黄色酸化鉄顔料のあ
る銘柄は、建築材料の着色塗装に使用して、色相及び耐
候性共に優れているが、大きな針状結晶の為、該顔料と
フタロシアニンブルー顔料の調色により、グリーン色を
出そうとすると、顔料の方向性が出て、色むらが発生す
る。
【0005】更に無機顔料に比し樹脂成分が少ない場合
には、塗膜の表面は凹凸状になり、凸の部分は無機顔料
の色が濃くなり、凹の部分は調色用顔料の色が濃くな
る。この様な場合にも、該無機顔料がその調色用顔料で
予め着色してあればこの様な問題は生じない。
には、塗膜の表面は凹凸状になり、凸の部分は無機顔料
の色が濃くなり、凹の部分は調色用顔料の色が濃くな
る。この様な場合にも、該無機顔料がその調色用顔料で
予め着色してあればこの様な問題は生じない。
【0006】従って、上記の問題を解決する為には予め
無機顔料に有色顔料を付着且つ固着させておけばよいわ
けで、この方法として2種以上の顔料の共沈法が提案さ
れている。しかしながら、共沈法では重合体成分を多量
に使用し、且つ両方の顔料と共に凝集させるものである
為、得られた顔料着色組成物は顔料がどうしてもかなり
凝集してしまうことは避けられず、細かい分散が要求さ
れる時には不都合である。又、その為重合体成分を少な
く使用すると、無機顔料と有色顔料の付着は十分ではな
く、共沈法で得られた着色顔料を使用して得られた塗料
の色分離は、ある程度の改善は認められるが未だ不十分
である。従って本発明の目的は、塗装剤に使用しても色
分離や色むら等の不都合を起こさない着色顔料組成物を
提供することである。
無機顔料に有色顔料を付着且つ固着させておけばよいわ
けで、この方法として2種以上の顔料の共沈法が提案さ
れている。しかしながら、共沈法では重合体成分を多量
に使用し、且つ両方の顔料と共に凝集させるものである
為、得られた顔料着色組成物は顔料がどうしてもかなり
凝集してしまうことは避けられず、細かい分散が要求さ
れる時には不都合である。又、その為重合体成分を少な
く使用すると、無機顔料と有色顔料の付着は十分ではな
く、共沈法で得られた着色顔料を使用して得られた塗料
の色分離は、ある程度の改善は認められるが未だ不十分
である。従って本発明の目的は、塗装剤に使用しても色
分離や色むら等の不都合を起こさない着色顔料組成物を
提供することである。
【0007】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち本発明は、蛍光性硫化亜鉛粒
子が、コバルトブルー顔料と分散剤からなる着色コーテ
ィング剤で着色されており、上記分散剤が水溶性塩基に
よって中和された、α,β−不飽和カルボン酸単量体、
炭素数が4〜18の炭化水素基含有単量体及び水酸基又
はアミノ基含有単量体からなる重合体であることを特徴
とする着色顔料組成物である。
によって達成される。即ち本発明は、蛍光性硫化亜鉛粒
子が、コバルトブルー顔料と分散剤からなる着色コーテ
ィング剤で着色されており、上記分散剤が水溶性塩基に
よって中和された、α,β−不飽和カルボン酸単量体、
炭素数が4〜18の炭化水素基含有単量体及び水酸基又
はアミノ基含有単量体からなる重合体であることを特徴
とする着色顔料組成物である。
【0008】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明で使用される有色顔
料は、コバルトブルー顔料である。本発明で使用される
被着色顔料である無機顔料は、電場、紫外線又は電子線
等の高エネルギー線で発光する蛍光顔料である蛍光性硫
化亜鉛や蓄光性顔料等が使用される。
発明を更に詳しく説明する。本発明で使用される有色顔
料は、コバルトブルー顔料である。本発明で使用される
被着色顔料である無機顔料は、電場、紫外線又は電子線
等の高エネルギー線で発光する蛍光顔料である蛍光性硫
化亜鉛や蓄光性顔料等が使用される。
【0009】蛍光性硫化亜鉛顔料は、その表面にコバル
トブルー顔料を固着させる為、粒子径はコバルトブルー
顔料より大きい事が必要である。コバルトブルー顔料の
使用量は、調色の程度によって幅広く変化して一概には
規定されないが、上記蛍光性硫化亜鉛顔料100重量部
当たり0.1〜20重量部の割合で使用することが好ま
しい。
トブルー顔料を固着させる為、粒子径はコバルトブルー
顔料より大きい事が必要である。コバルトブルー顔料の
使用量は、調色の程度によって幅広く変化して一概には
規定されないが、上記蛍光性硫化亜鉛顔料100重量部
当たり0.1〜20重量部の割合で使用することが好ま
しい。
【0010】本発明で使用される分散剤は、水溶性又は
水希釈性の水溶性塩基によって中和された、α,β−不
飽和カルボン酸単量体、炭素数が4〜18の炭化水素基
含有単量体及び水酸基又はアミノ基含有単量体からなる
重合体であり、可溶化基とコバルトブルー顔料親和基と
蛍光性硫化亜鉛顔料親和基とを併せ有する高分子重合体
である。水溶性の分散剤と水希釈性の分散剤を併せて使
用することも可能である。該分散剤の可溶化基にはカル
ボキシル基のアンモニウム塩、アミン塩及びアルカリ金
属塩がある。又、コバルトブルー顔料親和基には、炭素
数4〜18の炭化水素基が好ましく、これらの基は直接
重合体の主鎖に結合していてもよく、又、主鎖にエステ
ル結合、アミド結合、ウレタン結合、尿素結合等を介し
て結合していてもよく、又、主鎖と有色顔料親和基との
間に、別の基が介在していてもよい。蛍光性硫化亜鉛顔
料親和基には、水酸基、アミノ基等がある。
水希釈性の水溶性塩基によって中和された、α,β−不
飽和カルボン酸単量体、炭素数が4〜18の炭化水素基
含有単量体及び水酸基又はアミノ基含有単量体からなる
重合体であり、可溶化基とコバルトブルー顔料親和基と
蛍光性硫化亜鉛顔料親和基とを併せ有する高分子重合体
である。水溶性の分散剤と水希釈性の分散剤を併せて使
用することも可能である。該分散剤の可溶化基にはカル
ボキシル基のアンモニウム塩、アミン塩及びアルカリ金
属塩がある。又、コバルトブルー顔料親和基には、炭素
数4〜18の炭化水素基が好ましく、これらの基は直接
重合体の主鎖に結合していてもよく、又、主鎖にエステ
ル結合、アミド結合、ウレタン結合、尿素結合等を介し
て結合していてもよく、又、主鎖と有色顔料親和基との
間に、別の基が介在していてもよい。蛍光性硫化亜鉛顔
料親和基には、水酸基、アミノ基等がある。
【0011】この様な分散剤は、上記の基を有する付加
重合性単量体の混合重合によって得られる。可溶化基を
有する付加重合性単量体としては、例えば、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、マレイン酸モノエステ
ル、イタコン酸、イタコン酸モノエステル、フマル酸、
フマル酸モノエステル等のα、β−不飽和カルボン酸の
前記した可溶性塩類が挙げられる。
重合性単量体の混合重合によって得られる。可溶化基を
有する付加重合性単量体としては、例えば、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、マレイン酸モノエステ
ル、イタコン酸、イタコン酸モノエステル、フマル酸、
フマル酸モノエステル等のα、β−不飽和カルボン酸の
前記した可溶性塩類が挙げられる。
【0012】これらはカルボン酸や酸無水物の形で重合
した後、アンモニア、アミン、水酸化アルカリで中和し
て使用するのも好ましい。有色顔料に対する親和性基を
有する付加重合性単量体としては、例えば、炭素数4〜
18のアルコールのアクリル酸エステル又はメタクリル
酸エステル、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、
イタコン酸エステル類、スチレン、α−メチルスチレン
等がある。
した後、アンモニア、アミン、水酸化アルカリで中和し
て使用するのも好ましい。有色顔料に対する親和性基を
有する付加重合性単量体としては、例えば、炭素数4〜
18のアルコールのアクリル酸エステル又はメタクリル
酸エステル、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、
イタコン酸エステル類、スチレン、α−メチルスチレン
等がある。
【0013】蛍光性硫化亜鉛顔料に対する親和基を有す
る付加重合性単量体として、水酸基を有する単量体とし
ては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等のアクリル酸のモノエステル、メタクリル酸のモ
ノエステル等、アミノ基を有する単量体としてはジメチ
ルアミノエタノール、ジエチルアミノエタノール等のア
クリル酸エステル、メタクリル酸エステル等やジアルキ
ルアミン類やジエタノールアミン類とグリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレートとの付加反応物等が
ある。又、グリシジル基を有する重合体をアンモニア又
はジエタノールアミン等で処理したものも使用すること
が出来る。重合法については特に制限はないが、分子量
は平均分子量で5,000〜50,000が好ましく、
必要であれば重合調整剤を使用して分子量を調整する事
も好ましい。
る付加重合性単量体として、水酸基を有する単量体とし
ては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等のアクリル酸のモノエステル、メタクリル酸のモ
ノエステル等、アミノ基を有する単量体としてはジメチ
ルアミノエタノール、ジエチルアミノエタノール等のア
クリル酸エステル、メタクリル酸エステル等やジアルキ
ルアミン類やジエタノールアミン類とグリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレートとの付加反応物等が
ある。又、グリシジル基を有する重合体をアンモニア又
はジエタノールアミン等で処理したものも使用すること
が出来る。重合法については特に制限はないが、分子量
は平均分子量で5,000〜50,000が好ましく、
必要であれば重合調整剤を使用して分子量を調整する事
も好ましい。
【0014】本発明の着色顔料組成物の製造方法につい
て説明すると、本発明の方法は、上記で述べた水溶性及
び/又は水希釈性の、可溶化基、コバルトブルー顔料親
和基及び蛍光性硫化亜鉛顔料親和基を併せ有する重合体
を分散剤として用いてコバルトブルー顔料を分散させた
水性着色コーティング剤を水系で蛍光性硫化亜鉛顔料と
混合及び攪拌し、必要に応じて、加熱して、蛍光性硫化
亜鉛顔料にコバルトブルー顔料分散剤組成物を付着させ
て、蛍光性硫化亜鉛顔料を着色コーティングすることを
特徴としている。
て説明すると、本発明の方法は、上記で述べた水溶性及
び/又は水希釈性の、可溶化基、コバルトブルー顔料親
和基及び蛍光性硫化亜鉛顔料親和基を併せ有する重合体
を分散剤として用いてコバルトブルー顔料を分散させた
水性着色コーティング剤を水系で蛍光性硫化亜鉛顔料と
混合及び攪拌し、必要に応じて、加熱して、蛍光性硫化
亜鉛顔料にコバルトブルー顔料分散剤組成物を付着させ
て、蛍光性硫化亜鉛顔料を着色コーティングすることを
特徴としている。
【0015】上記製造方法を実施するについては、先ず
コバルトブルー顔料を分散し、分散剤を吸着させなけれ
ばならない。分散方法については水性である事を考慮す
る以外特に制限はない。蛍光性硫化亜鉛顔料については
粉体のままで加えてもよく、予め分散したものを加えて
もよい。又、蛍光性硫化亜鉛顔料分散液にコバルトブル
ー顔料の分散液を加えてもよい。更にコバルトブルー顔
料と蛍光性硫化亜鉛顔料とを同時に分散剤で分散しても
よい。蛍光性硫化亜鉛顔料を予め分散する場合には、界
面活性剤を使用しない方がよく、使用する場合には、種
類及び量について予め検討し、コバルトブルー顔料の付
着の障害にならない事を確認しておかなければならな
い。
コバルトブルー顔料を分散し、分散剤を吸着させなけれ
ばならない。分散方法については水性である事を考慮す
る以外特に制限はない。蛍光性硫化亜鉛顔料については
粉体のままで加えてもよく、予め分散したものを加えて
もよい。又、蛍光性硫化亜鉛顔料分散液にコバルトブル
ー顔料の分散液を加えてもよい。更にコバルトブルー顔
料と蛍光性硫化亜鉛顔料とを同時に分散剤で分散しても
よい。蛍光性硫化亜鉛顔料を予め分散する場合には、界
面活性剤を使用しない方がよく、使用する場合には、種
類及び量について予め検討し、コバルトブルー顔料の付
着の障害にならない事を確認しておかなければならな
い。
【0016】上記の操作において、蛍光性硫化亜鉛顔料
をコバルトブルー顔料で着色する場合、必要に応じて加
熱する事が出来る。この場合には攪拌しながら加熱・昇
温し、攪拌を止め、上澄液が透明になったら、加熱、攪
拌を終了し、必要であれば冷却する。得られた着色顔料
組成物の分散液は、そのまま水性塗料やポスターカラー
の着色剤として使用してもよく、着色顔料組成物の分散
を安定化する為の助剤を添加し、水性着色剤としてもよ
く、又、濾過、乾燥、粉砕し、顔料粉末としてもよい。
分散剤の使用量は、樹脂分でコバルトブルー顔料の2〜
100重量%の範囲が好ましい。
をコバルトブルー顔料で着色する場合、必要に応じて加
熱する事が出来る。この場合には攪拌しながら加熱・昇
温し、攪拌を止め、上澄液が透明になったら、加熱、攪
拌を終了し、必要であれば冷却する。得られた着色顔料
組成物の分散液は、そのまま水性塗料やポスターカラー
の着色剤として使用してもよく、着色顔料組成物の分散
を安定化する為の助剤を添加し、水性着色剤としてもよ
く、又、濾過、乾燥、粉砕し、顔料粉末としてもよい。
分散剤の使用量は、樹脂分でコバルトブルー顔料の2〜
100重量%の範囲が好ましい。
【0017】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中「部」又は「%」とあるのは全て重量
部を示す。
明する。尚、文中「部」又は「%」とあるのは全て重量
部を示す。
【0018】実施例1 メタクリル酸メチルエステル30部、メタクリル酸2−
エチルヘキシルエステル20部、メタクリル酸2−ヒド
ロキシエチルエステル40部及びメタクリル酸10部を
実施例1と同様に重合し、28%アンモニア水6部と水
34部を加えて分散剤−1とする。コバルトブルー顔料
35部、分散剤−1の9部、水56部をアルミナのボー
ルミルで10時間分散し、分散液−1とする。水100
部に銀活性化硫化亜鉛100部を加え、攪拌しながら分
散剤−4を5部を加え、攪拌しながら昇温し、85℃で
30分間攪拌し、濾過し、120℃3時間乾燥し、粉砕
して着色顔料−1とする。着色顔料−1を電子顕微鏡で
観察した結果、銀活性化硫化亜鉛の表面に、殆どの顔料
が付着しているのが観察された。該着色処理硫化亜鉛
は、カラーブラウン管用蛍光顔料に好適である。
エチルヘキシルエステル20部、メタクリル酸2−ヒド
ロキシエチルエステル40部及びメタクリル酸10部を
実施例1と同様に重合し、28%アンモニア水6部と水
34部を加えて分散剤−1とする。コバルトブルー顔料
35部、分散剤−1の9部、水56部をアルミナのボー
ルミルで10時間分散し、分散液−1とする。水100
部に銀活性化硫化亜鉛100部を加え、攪拌しながら分
散剤−4を5部を加え、攪拌しながら昇温し、85℃で
30分間攪拌し、濾過し、120℃3時間乾燥し、粉砕
して着色顔料−1とする。着色顔料−1を電子顕微鏡で
観察した結果、銀活性化硫化亜鉛の表面に、殆どの顔料
が付着しているのが観察された。該着色処理硫化亜鉛
は、カラーブラウン管用蛍光顔料に好適である。
【0019】
【効果】以上の如き本発明によれば、本発明の着色顔料
組成物は、蛍光性硫化亜鉛顔料にコバルトブルー顔料が
よく付着しており、カラーブラウン管用蛍光顔料に好適
である。
組成物は、蛍光性硫化亜鉛顔料にコバルトブルー顔料が
よく付着しており、カラーブラウン管用蛍光顔料に好適
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−77977(JP,A) 特開 昭50−122528(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09C 3/10 C09D 17/00
Claims (1)
- 【請求項1】 蛍光性硫化亜鉛粒子が、コバルトブルー
顔料と分散剤からなる着色コーティング剤で着色されて
おり、上記分散剤が水溶性塩基によって中和された、
α,β−不飽和カルボン酸単量体、炭素数が4〜18の
炭化水素基含有単量体及び水酸基又はアミノ基含有単量
体からなる重合体であることを特徴とする着色顔料組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242332A JP2933246B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 着色顔料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242332A JP2933246B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 着色顔料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559297A JPH0559297A (ja) | 1993-03-09 |
JP2933246B2 true JP2933246B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=17087624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3242332A Expired - Fee Related JP2933246B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 着色顔料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2933246B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5912283A (en) * | 1995-07-19 | 1999-06-15 | Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha | Surface-treated color pigment, colored substrate particles and production process thereof |
JP2002145740A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-22 | Pola Chem Ind Inc | 水性樹脂含有化粧料 |
JP3608051B2 (ja) * | 2001-07-27 | 2005-01-05 | ターンオン有限会社 | 液状化カラー発光発色蓄光材及びその製造方法 |
JP5826464B2 (ja) * | 2010-06-01 | 2015-12-02 | 大日精化工業株式会社 | 加工顔料の製造方法、および顔料分散体の製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50122528A (ja) * | 1974-03-13 | 1975-09-26 | ||
US4102843A (en) * | 1977-01-07 | 1978-07-25 | Rohm And Haas Company | Dispersing paint pigments |
JP2524710B2 (ja) * | 1986-09-22 | 1996-08-14 | 大日精化工業株式会社 | 顔料組成物 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3242332A patent/JP2933246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0559297A (ja) | 1993-03-09 |
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Legal Events
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