JP2932543B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JP2932543B2
JP2932543B2 JP1323248A JP32324889A JP2932543B2 JP 2932543 B2 JP2932543 B2 JP 2932543B2 JP 1323248 A JP1323248 A JP 1323248A JP 32324889 A JP32324889 A JP 32324889A JP 2932543 B2 JP2932543 B2 JP 2932543B2
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/08Timing control

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、摩擦要素の締結,解放により行われる自動
変速機の変速を適正に制御するための装置に関する。
従来の技術 従来の車両に搭載される自動変速機としては、例えば
特開昭62−62047号公報に開示されるように、複数の遊
星歯車組によって構成されるギアトレーンに、液圧作動
されるクラッチとブレーキ等の複数の摩擦要素が組み込
まれ、該摩擦要素がコントロールバルブから供給される
作動油圧で適宜締結,解放されることにより、複数の変
速段が得られるようになっている。
ところで、かかる自動変速機では上記複数の摩擦要素
の締結,解放は、上記コントロールバルブ内に内蔵され
た2つのシフトバルブの切り換えにより上記作動油圧が
供給,排出されることにより行われ、かつ、これらシフ
トバルブの切り換えはそれぞれに設けられたソレノイド
バルブのON,OFF切り換えをもって行われる。
そして、上記それぞれのシフトバルブのON,OFF切り換
え時点を、車両走行条件に基づいて電子制御することに
より、摩擦要素の締結ショック、つまり、変速ショック
の低減が図られるようになっている。
上記車両走行条件としては多くの場合が考えられる
が、例えば、走行中にアクセルペダルから足離ししてパ
ワーオフ状態とした場合には、スロットル開度の低下に
よりアップシフトされるが、この場合のソレノイドバル
ブの切り換えタイミングはタイマーにより調製したり、
又は、特願63−12712号として本出願人とより提案され
るように、ギア比(入,出力軸の回転比)で調整するよ
うになっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来の自動変速機の変速制御装
置にあっては、摩擦要素の締結,解放タイミング、つま
り、ソレノイドバルブのON,OFF切り換えタイミングは、
上記タイマー又はギア比をもって行うにしても、予め設
定されたテーブルに沿って決定される構成となってい
た。
このため、パワーオフ時のアップシフトにおいて、駆
動力発生源としてのエンジンに経時変化が生じた場合
は、エンジン回転数の低下速度か当初に想定された状態
から変化するため、適正な切り換えタイミングを実行す
ることができなくなり、その結果、変速ショックを効果
的に抑制することができなくなってしまうという課題が
あった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、パワー
オフ時のアップシフトでは出力軸のトルクから変速状態
の良否を判断し、この判断結果に基づいて次回の摩擦要
素の締結,解放条件を補正することにより、適正な変速
タイミングを得ることができる自動変速機の変速制御装
置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明は第1図に示すよ
うに、ギアトレーンに組み込まれて、締結,解放される
ことにより変速切り換えを行う摩擦要素aが設けられた
自動変速機bにおいて、 パワーオフ状態でアップシフトされるときに、少なく
とも高速段側摩擦要素が締結を開始した以降の出力軸c
のトルク変化を検知する出力軸トルク検出手段dと、 該出力軸トルク検出手段dで検知されたトルクの変動
状態に基づいて、変速の良否を判断する変速良否判断手
段eと、 該変速良否判断手段eで今回の変速状態が適正に行わ
れなかったと判断された場合に、次回の変速時に上記摩
擦要素aの締結,解放条件を補正する変速状態補正手段
fと、を設けることにより構成する。
作用 以上の構成により本発明の自動変速機の変速制御装置
にあっては、パワーオフ状態でアップシフトされる時
に、変速良否判断手段eによって少なくとも高速段側摩
擦要素が締結を開始した以降の出力軸cのトルク変動を
基に変速の良否が判断され、これに基づいて次回の変速
時に摩擦要素aの締結,解放条件が補正されることによ
り、エンジンの経時変化で出力変化が生じた場合にも、
実際の出力軸トルクをもって補正がなされることから、
摩擦要素aの締結タイミングは以後の変速において適正
に行われることになる。
尚、上記摩擦要素aの締結,解放条件は、該摩擦要素
aを締結,解放するときの作動液圧の給,排タイミング
とすることができる。
また、上記摩擦要素aの締結,解放条件は、該摩擦要
素aを締結,解放するときの作動液圧の容量とすること
ができる。
更に、出力軸トルク検出手段dとして出力軸トルクセ
ンサーを用い、直接に出力軸cのトルクを検出すること
ができる。
更にまた、出力軸トルク検出手段dとして、入力軸g
と出力軸cとの回転比を検出する回転比検出手段を用
い、該回転比から出力軸cのトルクを推測することがで
きる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
即ち、第2図は本発明にかかる自動変速機の変速制御
装置10の第1実施例を示す概略構成(説明は後述す
る。)、また、第3図は本発明の変速制御装置が適用さ
れる自動変速機のギアトレーンの一実施例を示す概略構
成、第4図は該ギアトレーンのギア比の切り換えを行う
ためのコントロールバルブの一実施例を示す概略構成で
ある。
上記自動変速機のギアトレーンは、第1遊星歯車組PG
1と第2遊星歯車組PG2との2つの歯車組を備えて構成さ
れる。
上記第1,第2遊星歯車組PG1,PG2はそれぞれ単純遊星
歯車として構成され、第1,第2サンギアS1,S2と、第1,
第2ピニオンギアP1,P2と、第1,第2リングギアR1,R
2と、第1,第2ピニオンキャリアPC1,PC2とによって構成
される。
また、上記第1,第2遊星歯車組PG1,PG2で構成される
ギアトレーンには、図示するようにインプットシャフト
I/Sと第1サンギアS1とを接続するリバースクラッチR/
C、インプットシャフトI/Sと第1ピニオンキャリアPC1
とを接続するハイクラッチH/C、第1ピニオンキャリアP
C1と第2リングギアR2とを接続するフォワードクラッチ
F/C、第1サンギアS1をケーシングC/S側に固定するバン
ドブレーキB/B、第1ピニオンキャリアPC1をケーシング
C/S側に固定するローアンドリバースブレーキL&R/Bが
設けられる。
更に、上記フォワードクラッチF/Cと第2リングギアR
2との間にフォワードワンウエイクラッチF/O・Cが設け
られると共に、第1ピニオンキャリアPC1とケーシングC
/Sとの間にローワンウエイクラッチL/O・Cが設けら
れ、かつ、第1ピニオンキャリアPC1と第2リングギアR
2との間で上記フォワードワンウエイクラッチF/O・Cと
並列にオーバランクラッチO・R/Cが配置される。
また、上記インプットシャフトI/Sには、トルクコン
バータT/Cを介してエンジン1回転が入力される。
ところで、上記自動変速機2では次に示す第1表のよ
うに、各摩擦要素(R/C,H/C,F/C,B/B,L & R/B)がコン
トロールバルブ6から供給される作動液圧としてのライ
ン圧で締結および解放されることにより、各種変速段が
得られるようになっている。
また、上記フォワードワンウエイクラッチF/O・C
は、第1ピニオンキャリアPC1に対して第2リングギアR
2が正転方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時にロ
ックされると共に、上記ローワンウエイクラッチL/O・
Cは第1ピニオンキャリアPC1の正転方向の回転時にフ
リー、逆転方向の回転時にロックされる。
更に、上記オーバーランクラッチO・R/Cは第1表に
は示していないが、該オーバーランクラッチO・R/Cは
第3速以下の低速段側でアクセル開度が1/16以下で締結
されることにより、上記フォワードワンウエイクラッチ
F/O・Cの機能を無くして、エンジンブレーキが作動さ
れるようになっている。
一方、上記第4図に示したコントロールバルブは、プ
レッシャレギュレータ弁20,プレッシャモディファイヤ
弁22,ライン圧ソレノイド24,パイロット弁26,トルクコ
ンバータレギュレータ弁28,ロックアップコントロール
弁30,シャトル弁32,ロックアップソレノイド34,マニュ
アル弁36,第1シフト弁38,第2シフト弁40,第1シフト
ソレノイド42,第2シフトソレノイド44,フォワードクラ
ッチコントロール弁46,3−2タイミング弁48,4−2リレ
ー弁50,4−2シーケンス弁52,Iレンジ減圧弁54,シャト
ル弁56,オーバーランクラッチコントロール弁58,第3シ
フトソレノイド60,オーバーランクラッチ減圧弁62,2速
サーボアプライ圧アキュムレータ64,3速サーボリリース
圧アキュムレータ66,4速サーボアプライ圧アキュムレー
タ68およびアキュムレータコントロール弁70等が設けら
れる。
そして、上記コントロールバルブ6の各構成部品は図
示する関係をもって、上記リバースクラッチR/C,ハイク
ラッチH/C,フォワードクラッチF/C,バンドブレーキB/B,
ローアンドリバースブレーキL & R/B,オーバーランク
ラッチO・R/Cの各摩擦要素およびオイルポンプO/Pに接
続され、第1シフト弁38と第2シフト弁40の切り換え組
み合わせにより、各摩擦要素への液圧の供給および停止
が行われると共に、各摩擦要素に供給される締結圧とし
てのライン圧の圧力制御が行われる。
尚、上記液圧制御回路の各構成部品の詳細な構成およ
び機能は、特開昭62−62047号公報に記載されたものと
同様であり、その詳細な説明は省略する。
因に、上記バンドブレーキB/BはバンドサーボB/Sによ
って作動され、該バンドサーボB/Sは2速サーボアプラ
イ圧室2S/A,3速サーボリリース圧室3S/Rおよび4速サー
ボアプライ圧室4S/Aからなり、2速サーボアプライ圧室
2S/Aに液圧が供給されることによりバンドブレーキB/B
は締結され、この状態で3速サーボリリース圧室3S/Rに
液圧が供給されることにりバンドブレーキB/Bは解放さ
れ、更にこの状態で4速サーボアプライ圧室4S/Aに液圧
が供給されることによりバンドブレーキB/Bは締結され
る構造となっている。
ところで、上記第1,第2シフト弁38,40の切り換え
は、第1,第2シフトソレノイド42,44のON,OFFによって
行われ、ON時にはこれら第1,第2シフト弁38,40にパイ
ロット圧が供給されて図中右半部位置(上方位置)とな
り、かつ、OFF時にはパイロット圧がドレインされて第
1,第2シフト弁38,40は図中左半部位置(下方位置)と
なる。
上記第1,第2シフトソレノイド42,44は次の第2表に
示すように、各変速段に応じてON,OFF切り換えが行われ
るようになっている。
ところで、上記第1,第2シフトソレノイド42,44およ
び上記第4に示したライン圧ソレノイド24,ロックアッ
プソレノイド34、オーバーランクラッチソレノイド60に
は、第5図に示すA/Tコントロールユニット200から駆動
信号が出力されるようになっている。
上記A/Tコントロールユニット200は、入力インターフ
ェース201,基準パルス発生器202,CPU(中央処理装置)2
03,ROM(リードオンメモリ)204,RAM(ランダムアクセ
スメモリ)205,およびインターフェース206を備えてお
り、これらはアドレスバス207,データバス208により連
結される。
また、上記A/Tコントロールユニット200には、エンジ
ン回転センサー210,出力軸回転速度センサー211,スロッ
トル開度センサー212,セレクトポジションスイッチ213,
キックダウンスイッチ214,アイドルスイッチ215,フルス
ロットルスイッチ216,油温センサー217,入力軸回転速度
センサー218,出力軸トルクセンサー219の検出信号が入
力されるようになっている。
そして、上記A/Tコントロールユニット200の制御回路
には上記第2図に示した構成が内蔵されるようになって
いる。
即ち、同図では入力軸回転速度センサー218および出
力軸回転速度センサー211の検出信号は、回転比演算手
段220に出力されて自動変速機入,出力軸の回転比(ギ
ア比)が演算され、その演算結果がソレノイド切換手段
222に出力されて該ソレノイド切換手段222により第1,第
2シフトソレノイド42,44に出力される切換信号のタイ
ミングが制御される。
一方、出力軸トルク検出手段219の検出信号は変速良
否判断手段224に出力され、変速良否つまり変速ショッ
クを生ずることなく変速が目的通りに実行されたかどう
か判断され、該変速良否判断手段224で判断された結果
は、変速状態補正手段としてのソレノイド切換補正手段
226に出力される。
そして、上記ソレノイド切換補正手段226では、上記
変速良否判断手段224で判断された結果、変速状態が良
くないときは上記ソレノイド切換手段222に切換タイミ
ングを補正する信号を出力し、変速の適正化が図られる
ようになっている。
上記A/Tコントロールユニット200では第6図から第10
図に示すフローチャートをもって、上記第1,第2ソレノ
イドバルブ42,44に出力される切換信号のタイミング制
御が行われるようになっている。
即ち、上記第6図はA/Tコントロールユニット200で実
行される制御のメインルーチンを示し、このフローチャ
ートは所定の短時間(例えば、5msec)毎に処理され、
まず、ステップ300,301によってスロットル開度,車速
および入力回転速度NT,出力回転速度NOをそれぞれ読み
込み、ステップ302によって入,出力軸の回転比(ギア
比)G(=NT/NO)の演算を行う。
ステップ303では読み込まれたスロットル開度,車速
から、図外の変速線図を基に変速段を決定し、ステップ
304で変速を必要とするかどうかが判断される。
そして、変速が必要であると判断された場合は、ステ
ップ305〜310の変速処理ルーチンに進み、変速を必要と
しない場合はステップ311に進んで現状変速段を維持
し、ステップ312で現在出力しているソレノイド駆動信
号を継続して出力する。
上記変速処理ルーチンではステップ305によって変速
の種類を識別した後、ステップ306によってソレノイド
切換のタイミング回転比データおよびソレノイドのON,O
FF状態をセットし、次に、ステップ307でソレノイド出
力を決定した後、ステップ308で出力軸のトルクの検出
処理をする。
次に、ステップ309では変速が終了されたかどうかが
判断され、変速が終了されていないときは上記ステップ
307が決定された状態に従って、ステップ312からソレノ
イド駆動信号を出力し、変速が終了されたと判断された
ときはステップ310によって変速の良否判定を行い、そ
の結果に従ってタイミング回転比データを補正する。
尚、本実施例では上記ステップ309での変速終了判断
はタイマーによって行われ、ステップ304により変速が
必要と判断されてから所定時間が経過されたときに、変
速終了されたものと推定される。
ところで、上記ステップ306は第7図のサブルーチ
ン、上記ステップ307は第8図のサブルーチン、上記ス
テップ308は第9図のサブルーチン、上記ステップ310は
第10図のサブルーチンによってそれぞれ処理される。
即ち、第7図ではまずステップ320によって第1シフ
トソレノイド42の変速前後の状態をセットすると共に、
ステップ321によって第2シフトソレノイド44の変速前
後の状態をセットする。
次に、変速の種類,スロットル開度およびアイドルス
イッチの状態から、ステップ322によって第1シフトソ
レノイド42の切換タイミングg1,g2をセットし、同様に
ステップ323では第2シフトソレノイド44の切換タイミ
ングg3,g4をセットする。
尚、上記切換タイミングg1〜g4は例えば1−2変速の
場合、第11図(a)のテーブルによってg1,g2が決定さ
れ、同図(b)のテーブルによってg3,g4が決定される
ようになっている。
次に、ステップ324によって変速がアップシフトであ
るかどうかを判断すると共に、ステップ325によってア
イドルスイッチがONであるかどうかを判断し、アップシ
フトでない場合およびアイドルスイッチがOFF状態では
そのままリターンされる。
一方、アップシフトかつアイドルスイッチがONの場
合、つまり、足離しアップシフト状態のときはステップ
326およびステップ327に進み、タイミング回転比データ
g1,g2およびg3,g4に、後述の第10図で設定される補正値
Δg(学習値)を加えることにより補正が行われる。
第8図はソレノイド切換判定ルーチンであり、まず、
ステップ330によって変速がアップシフトであるかどう
か判断され、アップシフトの場合はステップ331によっ
て実際の回転比Gがg1以下(G≦g1)かどうかが判断さ
れる。
G≦g1の場合はステップ332によってGがg2以下(G
≦g2)かどうかが判断され、G≦g2の場合はステップ33
3によって第1シフトソレノイド42を変速後の状態にし
て、ステップ334に進む。
上記ステップ331でGがg1よりも大きい場合には、ス
テップ335により第1シフトソレノイド42を変速前の状
態にして、上記ステップ334に進み、また、上記ステッ
プ332でGがg2より大きい場合には、ステップ336により
第1シフトソレノイド42を変速前の状態から反転して、
上記ステップ334に進む。
尚、上記シフトソレノイドの反転とは変速前にONであ
った場合にはOFFにし、また、変速前にOFFであった場合
にはONにすることであり、以下同様とする。
上記ステップ334では、Gがg3以下(G≦g3)である
かどうかを判断し、Gがg3以下の場合にはステップ337
によってGがg4以下(G≦g4)であるかどうかを判断
し、Gがg4以下の場合はステップ338によって第2シフ
トソレノイド44を変速後の状態にする。
上記ステップ334でGがg3よりも大きい場合は、ステ
ップ339によって第2シフトソレノイド44を変速前の状
態とし、また、上記ステップ337でGがg4よりも大きい
場合には、ステップ340によって第2シフトソレノイド4
4を変速前の状態から反転する。
上記ステップ330で変速がアップシフトでないと判断
された場合、つまり、ダウンシフトの場合には、ステッ
プ341〜350を実行する。
尚、上記ステップ341〜350は、ステップ341,342,344
および347で不等号の向きが、上記ステップ331,332,334
および337の場合とそれぞれ逆になっており、その他は
ステップ330〜340と同様の処理が行われることから、こ
こでは説明を省略する。
第9図は出力軸トルクを検出するルーチンであり、後
述する第10図のルーチンのための演算が行われるように
なっている。
即ち、本ルーチンではまずステップ360でアップシフ
トかどうかを判断すると共に、ステップ361でアイドル
スイッチがONかどうかを判断し、アップシフトでない場
合およびアイドルスイッチがOFF状態ではステップ362に
進み、学習禁止フラグを“1"として本ルーチンは終了す
る。
一方、アップシフトかつアイドルスイッチがONの場
合、つまり、足離しアップシフト状態のときはステップ
363によって第1,第2シフトソレノイド42,44が変速前の
状態から切り換わったかどうかを判断し、切り換わった
と判断された場合はステップ364に進み、自動変速機の
出力軸トルクTOを読み込む。
そして、以下のステップ365〜368によって上記読み込
まれた出力軸トルクTOについての判断処理を行う。
即ち、ステップ365によって出力軸トルクTOが前回読
み込まれたTOPlusより大きい(TO>TOPlus)かどうかを
判断し、大きい場合はステップ366に進んで今回のTOをT
OPlusにセットしてステップ367に進み、TOがTOPlus以下
の場合はステップ366をバイパスしてステップ367に飛
ぶ。
上記ステップ367ではTOがTOMinusより小さい(TO<TO
Minus)かどうかを判断し、小さい場合はステップ368に
進んで今回のTOをTOMinusにセットしてステップ369に進
み、TOがTOMinus以上の場合はステップ368をバイパスし
てステップ369に飛ぶ。
つまり、上記ステップ365〜368では、今回の出力軸ト
ルクTOが、前回のTOPlusおよびTOMinusに対して大また
は小かを判定することにより最大値および最小値を検出
し、該最大,最小値は後述の第10図のルーチンでトルク
が飛び出したか、引き込んだかを判定する条件に用いら
れる。
一方、上記ステップ363でシフトソレノイド42,44が切
り換わっていないと判断された場合は、ステップ370に
よってTOPlusおよびTOMinusを0にして上記ステップ369
に進み、該ステップ369では学習禁止フラグをクリア
(“0"にセット)して本ルーチンは終了される。
尚、自動変速機の出力軸トルクTOは、シフトソレノイ
ド42,44が切り換えられてから読み込む構成としたの
は、変速判定からシフトソレノイド42,44の切り換え間
での誤検出を避け、該シフトソレノイド42,44の切り換
え後のデータをサンプリングしたいためである。
第10図は変速の良否を判定し、タイミング回転比デー
タg1〜g4を補正するためのΔgを演算する、謂わゆる学
習ルーチンであり、このルーチンは変速終了時に1回だ
け起動される。
即ち、本ルーチンではまずステップ380により上記第
9図のルーチンで設定された学習禁止フラグが“1"であ
るかどうかを判断し、“1"である場合はステップ381に
より学習禁止フラグをクリアしてリターンされる。
一方、上記ステップ380で学習禁止フラグが“1"でな
いと判断された場合、つまり“0"の場合は、ステップ38
2によりTOPlusがTP(TPは予め決定されている定数)よ
り大きい(TOPlus>TP)かどうかを判断し、TOPlus>TP
の場合は出力軸トルクTOの飛び出しが発生したと判断し
て、この場合はシフトソレノイド42,44の切り換えが早
すぎたと見做ることができるため、ステップ383に進ん
で回転比データの補正量ΔgからΔg′を減じた値(Δ
g←Δg−Δg′)として設定する。
従って、このようにΔg′を減ずることにより、結果
的に切換タイミングを遅らせることができるようにな
る。
尚、Δg′はギア比データで例えば0.1等の値に設定
される。
次に、上記ステップ382でTOPlusがTP以下であると判
断された場合はステップ384に進み、TOMinusがTM(TM
予め決定されている定数)より小さい(TOMinus<TM
かどうかが判断され、TOMinusがTM以上であると判断さ
れた場合はそのままリターンされる。
一方、TOMinus<TMの場合は出力時トルクTOの引き込
みが発生したと判断して、この場合はシフトソレノイド
42,44の切り換えが遅すぎたと見做すことができるた
め、ステップ385に進んで回転比データの補正量Δgに
Δg′を加えた値(Δg←Δg+Δg′)として設定す
る。
従って、このようにΔg′を加えることにより、結果
的に切換タイミングを早めることができるようになる。
そして、上記ステップ383およびステップ385からはス
テップ386に進み、TOPlusおよびTOMinusをクリアした
後、上記ステップ381で学習禁止フラグをクリアしてリ
ターンされる。
以上の制御をもって本実施例の自動変速機の変速制御
が行われることにより、第12図の1−2変速時に例をと
って示したタイムシーケンスが得られる。
同図において実線は変速が良好に行われた場合、破線
はトルクの飛び出しが発生されて摩擦要素の締結が早す
ぎた場合、一点鎖線はトルクの引き込みが発生されて摩
擦要素の締結が遅すぎた場合を示している。
即ち、かかるタイムシーケンスでは出力軸トルクTO
性に示すように、トルクTOの飛び出しがあった場合は、
次回の変速において第1シフトソレノイド42がONからOF
Fに切り換えられるタイミングがE位置まで遅らされ、
かつ、トルクTOの引き込みがあった場合は、次回の変速
において第1シフトソレノイド42が切り換えられるタイ
ミングがA位置まで早められる。
従って、トルク飛び出し発生時は上記第1シフトソレ
ノイド42の切り換えが遅れることにより、油圧特性に示
すように2速圧P2Aの立ち上がりが遅くなり、その分、
摩擦要素(バンドブレーキB/B)の締結タイミングが遅
くなり、かつ、トルク引き込み時は第1シフトソレノイ
ド42の切り換えが早まることにより、その分、該バンド
ブレーキB/Bの締結タイミングが早くなり、結果的に変
速が適正に行われて変速ショックの発生を防止すること
ができる。
第13図は本発明の第2実施例を示す概略構成図で、上
記第1実施例がギア比Gテーブルの補正を行うものであ
ったのに対し、この第2実施例はシフトソレノイド42,4
4の切り換えをタイマーで行うタイプのものであり、タ
イマーテーブルが補正されるようになっている。
尚、上記第13図は上記第1実施例を示す第2図に対応
したものであり、該第2図の構成と同一部分に同一符号
を付して重複する説明を省略する。
即ち、この実施例では第1実施例の回転比演算手段22
0に代えてタイマー検出手段230が設けられ、第14図から
第17図のフローチャートおよび第18図のテーブルを用い
て制御される。
即ち、第14図のフローチャートは上記第1実施例の第
6図のメインルーチンに代わるもので、該第6図の実施
例と本実施例とが異なる処理部分は、ステップ301に対
応するステップ301aでは出力回転速度NOのみが読み込ま
れると共に、ステップ302の回転比演算に対応する処理
が廃止される。
また、ステップ306に対応するステップ306aではシフ
トソレノイド42,44切り換えのタイマーデータおよびシ
フトソレノイド42,44のON,OFF状態がセットされると共
に、ステップ310に対応するステップ310aではタイマー
データ補正が行われ、かつ、ステップ311の次にはタイ
マーTをクリア(“0"にセット)する処理(ステップ31
3)が付加される。
その他は上記第6図のフローチャートと同様の処理が
行われ、同一処理部分に同一のステップ番号を付して重
複説明を省略する。
第15図は第1実施例の第7図のサブルーチンに対応す
るもので、本実施例では第7図のステップ322,323,326,
327に示された切換タイミングg1,g2,g3,g4およびΔg
を、これらステップ番号に対応される本実施例のステッ
プ322a,323a,326aおよび327aでは、タイマーによる切換
タイミングT1,T2,T3,T4およびΔTに置き換えた処理が
行われ、その他は同様の処理により同一ステップ番号を
付して説明を省略する。
尚、上記切換タイミングT1,T2,T3,T4は、第18図
(a),(b)のテーブルから決定される。
第16図は第1実施例の第8図に示すサブルーチンに対
応するもので、まず、ステップ390で現在のタイマー値
にカウント数“1"を付加したものをタイマーTとしてセ
ットし、次のステップ391ではTが切換タイミングT1
下かどうかが判断され、T≦T1の場合はステップ392に
より第1シフトソレノイド42を変速前の状態にする。
一方、TがT1より大きい場合はステップ393によりT
が切換タイミングT2以下かどうかが判断され、T≦T2
場合はステップ394により第1シフトソレノイド42を変
速前の状態から反転する。
TがT2より大きい場合はステップ395に進み、第1シ
フトソレノイド42を変速前の状態にして、上記ステップ
392又は394で処理された場合と同様にステップ396に進
み、TがT3以下かどうかが判断され、T≦T3の場合はス
テップ397により第2シフトソレノイド44を変速前の状
態にしてリターンされる。
一方、TがT3より大きい場合はステップ398によりT
がT4以下かどうかが判断され、T≦T4の場合はステップ
399により第2シフトソレノイド44を変速前の状態から
反転してリターンされる。
TがT4より大きい場合はステップ400により第2シフ
トソレノイド44を変速後の状態にした後リターンされ
る。
第17図は第1実施例の第10図のサブルーチンに対応す
るもので、本実施例では第10図のステップ383,385に示
されたΔgおよびΔg′を、ΔTおよびΔT′に置き換
えた処理が行われ、その他は同様の処理により同一ステ
ップ番号を付して説明を省略する。
従って、この第2実施例にあっても上記第1実施例と
同様の機能を発揮することができる。
尚、第12図に示したタイムシーケンスではギア比G特
性が削除されて、これに代わる図外のタイマー図が追加
されることになる。
第19図は本発明の第3実施例を示す概略構成図で、上
記第1実施例および第2実施例では出力軸トルクを検出
するにあたって、出力軸トルク検出手段219(第2図,
第13図参照)が設けられたものを示したが、本実施例で
は回転比演算手段220を出力軸トルク検出手段としても
用い、該回転比演算手段220で演算された回転比(ギア
比)を用いてトルク判断を行うようにしたものである。
尚、上記第19図は上記第1,第2実施例を示す第2図,
第13図に対応したものであり、これら第2図,第13図の
構成と同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略
する。
即ち、この実施例では回転比演算手段220の演算結果
が変速良否判断手段にも入力されるようになっており、
この場合のフローチャートとしては第9図を第20図に、
かつ、第10図を第21図に置き換えることにより達成され
る。
第20図では第9図のステップ364から370に対応される
ステップ番号を、添え字bを付した364bから370bによっ
て示し、ステップ364bでは今回検出された回転比Gと、
前回検出された回転比GOLDとの差からΔGを求め、以下
のフローにおいて第9図に示す“TO"を“ΔG"として置
き換える。
また、ステップ365bではΔG<ΔGMinusを判断すると
共に、ステップ366bではΔGMinus←ΔGとしてセット
し、かつ、ステップ367bではΔG>ΔGPlusを判断する
と共に、ステップ368bではΔGPlus←ΔGとしてセット
し、更に、ステップ369の前段階でステップ371を新たに
設け、該ステップ371では今回検出したGをGOLDにセッ
トするようになっている。
第21図では第10図のステップ382,384に対応されるス
テップ番号を、382b,384bとして示し、ステップ382bで
はΔGMinus<ΔGMを判断すると共に、ステップ384bでは
ΔGPlus>ΔGPを判断するようになっており、その他は
同じである。
従って、この第3実施例では回転比(ギア比)Gの変
化率ΔGに着目し、第22図に示すように予め設定された
ギア比変化率ΔGM,ΔGPを越えた時に、トルクの飛び出
し又は引き込みが発生されたと判断するようになってい
る。
尚、上記第22図中のアルファベットA〜Gに示す位置
は、上記第12図のタイムシーケンス中のA〜Gの位置に
対応される。
また、上記第21図の制御ではギア比テーブル補正とし
た場合を示したが、これに限ることなく第2実施例に示
したようにタイマー補正とすることができ、同様の機能
を得ることができる。
ところで、以上述べた各実施例ではいずれもシフトソ
レノイドの切換タイミング、つまり、摩擦要素に供給す
る締結圧の立ち上がりを時間的に制御する場合を開示し
たが、これに限ることなく摩擦要素の締結容量、つまり
締結圧の圧力変化によっても摩擦要素の締結タイミング
を制御することができ、この場合は第4図に示したライ
ン圧ソレノイド24に出力される駆動信号のデューティ比
を制御(特開昭62−62047号公報参照)することにな
る。
発明の効果 以上説明したように本発明の自動変速機の変速制御装
置にあっては、パワーオフ状態でアップシフトされる時
に出力軸のトルク変動から変速の良否が判断され、これ
に基づいて次回の変速時に摩擦要素の締結,解放条件が
補正される構成としたことにより、エンジンの経時変化
で出力変化が生じた場合にも、実際の出力軸トルクをも
って補正がなされることから、摩擦要素の締結タイミン
グは以後の変速において補正に行われることになり、変
速ショックを大幅に低減して車両の乗り心地性を著しく
向上することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概念を示す概略構成図、第2図は本発
明の第1実施例を示す概略構成図、第3図は本発明に用
いられる自動変速機のギアトレーンの一実施例を示す概
略図、第4図は本発明に用いられる自動変速機のコント
ロールバルブの一実施例を示す概略構成図、第5図は本
発明の変速制御装置の一実施例を示す概略構成図、第6
図,第7図,第8図,第9図,第10図は本発明の第1実
施例を制御する際に実行される一処理例をそれぞれ示す
フローチャート、第11図は第7図のフローチャートを実
行する際に用いられるテーブルデータ、第12図は本発明
の第1実施例で制御される場合のタイムシーケンス、第
13図は本発明の第2実施例を示す概略構成図、第14図,
第15図,第16図,第17図は本発明の第2実施例を制御す
る際に実行される一処理例をそれぞれ示すフローチャー
ト、第18図は第15図のフローチャートを実行する際に用
いられるテーブルデータ、第19図は本発明の第3実施例
を示す概略構成図、第20図,第21図は本発明の第3実施
例を制御する際に実行される一処理例をそれぞれ示すフ
ローチャート、第22図は本発明の第3実施例で現れるギ
ア比変化率のタイムシーケンスである。 200……A/Tコントロールユニット、219……出力軸トル
クセンサー(出力軸トルク検出手段)、220……回転比
演算手段、222……ソレノイド切換手段、224……変速良
否判断手段、226……ソレノイド切換補正手段(変速状
態補正手段)、R/C,H/C,F/C,B/B,L & R/B……摩擦要
素。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ギアトレーンに組み込まれて、締結,解放
    されることにより変速切り換えを行う摩擦要素が設けら
    れた自動変速機において、 パワーオフ状態でアップシフトされるときに、少なくと
    も高速段側摩擦要素が締結を開始した以降の出力軸のト
    ルク変化を検知する出力軸トルク検出手段と、 該出力軸トルク検出手段で検知されたトルクの変化状態
    に基づいて、変速の良否を判断する変速良否判断手段
    と、 該変速良否判断手段で今回の変速状態が適正に行われな
    かったと判断した場合に、次回の変速時に上記摩擦要素
    の締結,解放条件を補正する変速状態補正手段と、を設
    けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】摩擦要素の締結,解放条件は、摩擦要素を
    締結,解放するときの作動液圧の給,排タイミングとし
    たことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の変速
    制御装置。
  3. 【請求項3】摩擦要素の締結,解放条件は、摩擦要素を
    締結,解放するときの作動液圧の容量としたことを特徴
    とする請求項1に記載の自動変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】出力軸トルク検出手段として、出力軸トル
    クセンサーを用いたことを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の自動変速機の変速制御装置。
  5. 【請求項5】出力軸トルク検出手段として、入力軸と出
    力軸との回転比を検出する回転比検出手段を用いたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の自動変
    速機の変速制御装置。
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