JP2932476B2 - 生産指示装置 - Google Patents

生産指示装置

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生産ラインに使用される生産指示装置に関
する。
(従来の技術) 一般に、自動車製造ラインのように多種多様の製品を
対象として扱う生産ラインでは、ラインで扱われる製品
の情報を扱われる順番にポインタで示して順序表に登録
しておき、製品の流れと順番表とを対比させながら生産
処理することが多い。
そして、このような生産ラインで使用される生産指示
装置の一例として、第9図に示すように、作業ステーシ
ョンから生産指示を要求する信号を受けると(ステップ
(以下STという)1)、順序表を検索し、最初のポイン
タで示される製品情報を読出す一方(ST2)、該製品情
報に生産指示を行なったことを示すマーク を付与し、重複して生産処理されないようにし(ST
3)、次の生産指示要求信号を受けたときのためにこの
段階でポインタを+1インクリメントしておき(ST
4)、この後、生産処理装置を稼動させるための生産指
示信号を出力するとともに“生産を行なう”旨の連絡を
表示灯等により作業者に伝えるようにしたものがある。
そして、例えば「旧モデル(例えば、ユニット記号2E
−P10のエンジン)をA月B日より数えてN台生産した
後、生産を停止し、新モデルの生産をC月D日より開始
する。」という計画が立てられ、指示されると指定され
たモデルに関し、A月B日から現在までに生産を指示し
た台数を数え、この台数とN台とを比較し、第10図に示
すように残り台数M台を算出し、この残り台数M台の生
産計画を立てて上述の生産指示装置を用いて1台ずつ生
産し、M台の生産指示を終えた段階で、生産指示をスト
ップさせる。その時点から時間計測を行なって立上げ期
間内に入ると、新モデルに関して生産指示を始める。新
モデルの生産開始時には新モデルの製品にチョーク等で
印をつけ、新モデルであることが明確になるようにして
いた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来においては旧モデルの打切り指定
を受けると、人手によって該指定時までの旧モデルの生
産台数を算出して打切り残数を求めているうえ、生産指
示と生産処理との時間のずれ等によって指定時までの生
産台数の算出値が必ずしも正確でないこともあるため、
打切り残数に誤差を生じ易く、ひいては旧モデルを余剰
に生産してしまうことがあった。
本発明は、打切り対象製品の余剰生産を適切に防止で
き、かつ旧モデル及び新モデルの誤認による不良品の発
生を抑制できる生産指示装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、生産ラインにおけるワークの生産処理順番
を示す順序表を格納する手段と、 該順序表にしたがってワークを生産する毎に、該ワー
クの生産台数をモデル別にカウントし、このカウント値
を生産台数記憶部に格納させる生産台数計数手段と、 任意のモデルを対象にした打切り指定を受け、該当す
るモデルの生産台数を前記生産台数記憶部から読出し、
前記打切り指定で示される打切り台数から該生産台数を
減算して打切り残数を得てこれを打切り残数記憶部に格
納させる打切り残数算定手段と、 前記順序表で指定されるワークが打切り対象モデルで
あった場合、打切り残数記憶部の打切り残数が0に達し
ていないことを条件にして生産指示信号を出力して生産
ラインを稼働させるとともに打切り残数を減算し、かつ
打切り残数が0に達していたときに生産指示ストップ信
号を出力して生産ラインの稼働を停止させる生産指示手
段と、 現時刻が予め登録された前記打切り対象モデルの次の
モデルの立上り期間内である場合、このことを示す立上
り識別信号を生産案内情報に付与する立上り識別信号付
与手段と、 を備えたことを特徴とする。
(作 用) 本発明は、上記構成によって、順序表に従ってワーク
を生産する毎に該生産台数をモデル別にカウントして格
納しておき、打切り指定を受けると、該当するモデルの
生産台数を打切り指定で示される打切り台数から減算し
て打切り残数を得てこれを打切り残数記憶部に格納して
おき、順序表に従ったワークの生産処理時に、該ワーク
が打切り対象モデルであった場合、打切り残数が0に達
していないことを条件にして生産ラインを稼動させると
ともに打切り残数を減算し、かつ打切り残数が0に達し
ていたときに生産ラインの稼動を停止させるので、打切
り指示があり、該打切り指示に伴なう打切りがたとえ該
打切り指示のあった時点とずれて開始されても該当モデ
ルの生産台数を正確に算出でき、かつ人手によらずに打
切り残数を算出できる。この結果、該当モデルのワーク
の生産を適切な段階で停止でき、打切り対象モデルのワ
ークを余剰に生産するのを防止できる。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例の生産指示装置について添
付図面を参照して説明する。
第1図において、11は生産ラインの一例としてのエン
ジン製造ラインで、後述の生産指示信号aを受けて稼動
し、また生産指示ストップ信号bを受けて稼動停止す
る。エンジン製造ライン11にそって複数個の作業ステー
ションが設けられている。
該ライン11の先頭工程に位置する作業ステーション12
から製品13が流されるようになっている。また、作業ス
テーション12にはエンジン組付装置14が設けられてい
る。なお、他の作業ステーションにも各種のエンジン組
付装置14が設けられている。
エンジン組付装置14は生産指示信号a、生産指示スト
ップ信号bを受けて稼動し、あるいは稼動停止する。ま
た、稼動中に作業者15に操作され製品13に対して生産処
理を行なう。
作業ステーション12には、さらに生産指示信号aの出
力をコンピュータ20へ要求するための生産指示要求信号
cを出力するボタン16と、製品13に貼付して用いられる
ラベルを作成し、かつ所定の信号を受けて該ラベルに新
モデルであることを示す「#」マークを付与するプリン
タ17とを配置している。これらボタン16、プリンタ17、
上記エンジン組付装置14およびエンジン製造ライン11の
駆動手段(図示略)はコントロール室(第1図破線で示
す)に設けられたコンピュータ20に接続されている。
コンピュータ20は、制御プログラムを格納したROM21
と、第2図に示す順序表Aを格納した書換自在の第1の
ファイル(生産ラインにおけるワークの生産処理順番を
示す順序表を格納する手段)22と、第4図および第5図
に示す打切り・立上り表Bを格納する書換自在の第2の
ファイル23と、モデル毎の生産台数を格納する第3のフ
ァイル23aと、入出力装置に接続して信号の授受を行な
うI/Oポート24と、計時を行なうタイマ25と、ROM21から
制御プログラムを読出して制御プログラムを実行し、各
部位およびI/Oポート24に接続した入出力装置を制御す
るCPU26と、 から成っている。
また、コントロール室には、第7図に示すように画像
表示を行なうモニタ18と、打切り残数Rが0に達したと
き、生産を中止するようにオペレータに知らせる警報音
を発するブザー19と、キーボード20aを配置しており、
これらはI/Oポート24に接続されている。
順序表Aは、第2図に示すようにファイルヘッダー27
を見出しとして先頭部に登録し、これに12000台の製品1
3に対応できる12000個の生産指示項目28を並べて登録し
ている。生産指示項目28には、製品13の搬送順序に対応
して順番に1から12000のポインタ29が付されている。
各生産指示項目28は、第3図に示すように製品13の種類
を示すユニット信号30やエンジン製造ライン11における
複数台のトロリーの周期に応じて立てられる特殊エンジ
ン(特殊E/G)フラグ31等を登録するようになってい
る。
打切り・立上げ表Bは、第4図および第5図に示すよ
うに、先頭部にファイルヘッダー32を登録し、これに続
けて打切り・立上げ項目33を300項にわたって登録して
いる。各打切り・立上げ項目33は、製品13の種類を示
し、かつ打切りまたは立上げ指定時に登録されるユニッ
ト記号30と、打切り項目34と、立上り項目35とからなっ
ている。打切り項目34には、第5図に示すように打切り
開始年月日時、打切り終了年月日時、打切り数N、打切
り残数Rおよび打切り実績数(図示略)が登録されるよ
うになっている。このうち打切り数Nは打切り指定を受
けて登録される。打切り開始年月日時は打切り指定で示
されるモデルの製品の生産開始日に相当し、打切り指定
を受けて登録される。打切り実績数は打切り開始年月日
時からの生産台数を示している。打切り残数Rは打切り
数Nから打切り実績数を減算したものに相当し、該当製
品の生産毎に1デクリメントされる。立上げ項目35に
は、立上げ開始年月日時および立上げ終了年月日時が登
録される。このような登録によって第6図に示すように
打切り期間Sおよび立上り期間Tが設定されることにな
る。
CPU26は、エンジン組付装置14が製品13に対して生産
処理する毎に順序表Aのポインタ29を+1インクリメン
トし、これを記憶し、かつポインタを1にあらかじめ初
期設定したポインタ更新記憶手段36と、順序表Aにそっ
て製品13を生産する毎に、該生産台数をモデル別にカウ
ントし、このカウント値を第3のファイル23aに格納す
る生産台数計数手段37と、対象モデルおよび対象台数を
示した打切り指定を受け、該当するモデルの生産台数を
第3のファイル23aから読出し、打切り台数から該生産
台数を減算して打切り対象の残りの生産量を算出し、こ
れを打切り残数Rとして打切り・立上り表Bに格納させ
る打切り残数算定手段38と、ポインタ更新記憶手段36に
記憶されたポインタ29を読出し、このポインタ29が示す
生産指示項目28のユニット記号30を順序表Aから読出す
ユニット記号読出し手段39と、該手段39で読出したユニ
ット記号30が打切り・立上り表Bに登録されているかを
打切り・立上り項目33毎に判定する打切り・立上り登録
判定手段40と、タイマ25の現時刻情報Dが打切り期間S
内を示しているとき、打切り残数Rが0に達しているか
を判定し、0に達しているとき打切残数完了信号dを、
また、0に達していないとき打切残数未了信号eをそれ
ぞれ出力する打切残数判定手段41と、生産指示要求信号
cおよび打切残数未了信号eを入力して生産指示信号a
を出力し、かつ生産指示要求信号cおよび打切残数完了
信号dを入力して生産指示ストップ信号bを出力する生
産指示手段42と、現時刻情報Dが立上り期間T内を示す
情報であるとき、立上りラベル付与信号fをプリンタ17
に出力し、この信号fによってラベル(生産案内情報)
に立上げ製品である旨の識別表示(前記立上りラベル付
与信号fと共に立上り識別信号を構成する。)「#」を
付与して該ラベルをプリントアウトさせるラベル作成指
示手段(立上り識別信号付与手段)43と、 を備えている。
以上のように構成された生産指示装置の動作につい
て、第8図を参照して以下に説明する。
ボタン16が操作されて生産指示要求信号cがコンピュ
ータ20に入力されると(ステップ(以下STという)5
1)、ポインタ更新・記憶手段36に格納されたポインタ2
9が読出され、このポインタ29が示す生産指示項目28の
ユニット記号30が順序表Aから読出される(ST52)。
そして、読出されたユニット記号30が打切り・立上り
表Bに登録されているか否か判定する(ST53)。なお、
前述したように任意のユニット記号30を示して打切り指
定を受けると、打切り残数算定手段38は第3のファイル
23aから該当するユニット記号30の生産台数を読出し、
打切り指定で示される打切り台数から該生産台数を減算
して打切りすべき数量を算出し、これを打切り・立上げ
表Bに打切り残数Rとして登録させておく。この結果、
打切り指示を受け、該指示に伴なう打切りがたとえ該打
切り指示のあった時点とずれて開始されても人手を用い
ずに打切り開始時点からの生産量を考慮して打切りすべ
き残量を算出しており、ミスを生じる余地が少なくなっ
ている。ST53において“Yes"と判定すると、現時刻情報
Dが打切り期間S内を示しているかどうかを判定する
(ST54)。
このST54で“Yes"と判定すると、打切り残数判定手段
41は、打切り・立上り表Bから打切り残数Rを読出し、
これが0より大きいか否かを判定し(ST55)、“Yes"と
判定すると、打切り残数未了信号eを出力する。この打
切り残数未了信号eがモニタ18に送られ、第7図に示す
ように表示されオペレータに打切り数の生産処理が完了
していないことが示される(ST56)。
また、ST55で“Yes"と判定されたことで、打切り・立
上り表Bの打切り残数Rは1デクリメントされる(ST5
7)一方、打切り実績数が1インクリメントされる(ST5
8)。
さらに、生産指示項目28に、生産指示済を示すマーク を付与し、重複して生産処理することがないようにして
おく(ST59)一方、順序表Aのポインタを+1インクリ
メントし、次の生産指示要求に対処できるようにしてお
く(ST60)。この後、生産指示手段42が生産指示信号a
をエンジン製造ライン11の駆動手段およびエンジン組付
装置14へ出力して生産指示を行ない、これらを作動させ
る(ST61)。
ST55で“NO"と判定すると、打切り残数判定手段41は
打切り残数Rが0に等しいか否かを判定し(ST62)、
“Yes"と判定すると打切り残数完了信号dをモニタ18に
出力する。この信号dを受けてモニタ18は打切り数Nの
生産処理を終了したことを表示する(ST63)。同時に、
生産指示手段42は生産指示ストップ信号bをエンジン製
造、ライン11の駆動手段およびエンジン組付装置14へ出
力して稼動を停止させる(ST64)。このように打切り指
定を受けると、該当するユニット信号30の指定時までの
生産台数を第3のファイル23aから読出し、この値を打
切り台数から減算し、人手を経ることなく打切り残数を
算出する一方、この打切り残数を該当するユニット記号
30の製品の生産毎に減算し、打切り残数が0に達する
と、生産ラインの稼動を停止するので、打切り指定がた
とえ生産開始後に行なわれたとしても打切り対象製品の
余剰生産を適切に防止できる。
ST62で“NO"と判定すると、プログラムのバグの影響
を考慮して打切り残数Rが0より小さいかどうかを判定
し(ST65)、このST65で“NO"と判定すると、ST55に戻
り、当該ステップの処理を行なう。ST65で“Yes"と判定
すると、ブザー19に2秒間警報音を発生させるととも
に、モニタ18に打切り警報音を発生している旨のメッセ
ージを表示し、この後、ST64に進んで生産指示をストッ
プさせる。
ST54で“NO"と判定すると、現時刻情報Dが立上り期
間T内を示しているかどうかを判定し(ST67)、ST67で
“NO"と判定するとST64へ進んで生産指示をストップさ
せる。また、ST67で“Yes"と判定すると、ラベル作成指
示手段43は立上げラベル付与信号fをプリンタ17へ出力
する。この信号fを受けたプリンタ17は立上りマーク
“#”をラベルに付与してこれをプリントアウトする
(ST68)。この後、動作はST69に進む。ST68の処理の結
果、作業者15は新しいモデルの製品が生産処理の対象と
なっていることを容易に認識できる。また、ラベルは製
品13に貼布されてエンジン製造ライン11上を搬送される
が、このことは各作業ステーションの作業員にも容易に
認識されることになる。この結果、旧モデルと新モデル
との誤認識による不良品の生産を抑制できる。
ST68の処理の後、順序表Aの生産指示項目28に、生産
指示済マーク を付与し、重複して生産処理することがないようにして
おく(ST69)一方、順序表Aのポインタ29を+1インク
リメントし、次の生産指示要求信号cに対処する(ST7
0)。引き続いて生産指示信号aを出力して、エンジン
組付装置14等を稼動させ生産指示を行なう(ST71)。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は、順序表に従ってワー
クを生産する毎に該生産台数をモデル別にカウントして
これを格納する一方、打切り指定を受けると打切り台数
から該当するモデルの生産台数を減算して打切り残数を
算出しておき、打切り対象のワークの生産処理時に、打
切り残数が0に達するまで生産指示を行なって生産ライ
ンを稼動させ、打切り残数が0に達した段階で生産指示
をストップして生産ラインの稼動を停止させるので、打
切り指示に伴なう打切りがたとえ該打切り指示のあった
時点に遡って開始されても打切り対象モデルの生産台数
を正確に算出でき、しかも人手によらず打切り残数を算
出でき、この結果、適切な段階で打切り対象のワークの
生産を停止できて該ワークの余剰な生産を防止できると
いう効果を有する。
さらに、現時刻が予め登録された打切り対象モデルの
次のモデルの立上り期間内である場合、立上り識別信号
付与手段が立上り識別信号を生産案内情報に付与するの
で、立上げ時に作業者は生産案内情報に付与された立上
げ識別信号を確認することが可能となり、これによりワ
ークが打切りモデルではなく立上りモデルであることを
認識でき、ひいては誤品組付や作業間違いを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の生産指示装置を示すブロ
ック図、 第2図は、同装置に適用される順序表を示すメモリマッ
プ、 第3図は、同順序表の生産指示項目を示すメモリマッ
プ、 第4図は、同装置に適用される打切り・立上り表を示す
メモリマップ、 第5図は、同表の打切り・立上り項目を示すメモリマッ
プ、 第6図は、同装置が適用されるエンジン製造ラインにお
ける生産日程を示す工程図、 第7図は、同装置のモニタの表示例を示す正面図、 第8図は、同装置の動作例を示すフローチャート、 第9図は、従来の生産指示装置を示すためのフローチャ
ート、 第10図は、同装置が適用される生産ラインにおける生産
日程を示す工程図である。 11……エンジン製造ライン 13……製品 14……エンジン組付装置 20……コンピュータ 22……第1のファイル 23……第2のファイル 23a……第3のファイル 26……CPU 33……打切り・立上り項目 34……打切り項目 37……生産台数計数手段 38……打切り残数算定手段 40……打切り・立上げ登録判定手段 41……打切り残数判定手段 42……生産指示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 41/08 B23P 21/00 307 G05B 15/02 G06F 17/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産ラインにおけるワークの生産処理順番
    を示す順序表を格納する手段と、 該順序表にしたがってワークを生産する毎に、該ワーク
    の生産台数をモデル別にカウントし、このカウント値を
    生産台数記憶部に格納させる生産台数計数手段と、 任意のモデルを対象にした打切り指定を受け、該当する
    モデルの生産台数を前記生産台数記憶部から読出し、前
    記打切り指定で示される打切り台数から該生産台数を減
    算して打切り残数を得てこれを打切り残数記憶部に格納
    させる打切り残数算定手段と、 前記順序表で指定されるワークが打切り対象モデルであ
    った場合、打切り残数記憶部の打切り残数が0に達して
    いないことを条件にして生産指示信号を出力して生産ラ
    インを稼働させるとともに打切り残数を減算し、かつ打
    切り残数が0に達していたときに生産指示ストップ信号
    を出力して生産ラインの稼働を停止させる生産指示手段
    と、 現時刻が予め登録された前記打切り対象モデルの次のモ
    デルの立上り期間内である場合、このことを示す立上り
    識別信号を生産案内情報に付与する立上り識別信号付与
    手段と、 を備えた生産指示装置。
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