JP2931797B2 - ダイエット飲料 - Google Patents
ダイエット飲料Info
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- JP2931797B2 JP2931797B2 JP8357160A JP35716096A JP2931797B2 JP 2931797 B2 JP2931797 B2 JP 2931797B2 JP 8357160 A JP8357160 A JP 8357160A JP 35716096 A JP35716096 A JP 35716096A JP 2931797 B2 JP2931797 B2 JP 2931797B2
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- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイエット飲料に
関する。さらに詳しくは、生シソの葉、天然醸造酢及び
土壌微生物含有液をインキュベートすることによって得
られるダイエット飲料に関する。
関する。さらに詳しくは、生シソの葉、天然醸造酢及び
土壌微生物含有液をインキュベートすることによって得
られるダイエット飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイエット飲料の多くは、食欲を
減退させ、脂肪や炭水化物の摂取を抑制し、体重の減少
を強制するものであるため、ダイエットに伴う副作用と
して、健康状態の悪化を招くことが多い。そこで、食生
活や生活態度を変えることなく、従って従来の生活状
態、食生活を継続しながらダイエット効果を発揮し、体
型改善効果をもたらす健康飲料の開発が望まれている。
減退させ、脂肪や炭水化物の摂取を抑制し、体重の減少
を強制するものであるため、ダイエットに伴う副作用と
して、健康状態の悪化を招くことが多い。そこで、食生
活や生活態度を変えることなく、従って従来の生活状
態、食生活を継続しながらダイエット効果を発揮し、体
型改善効果をもたらす健康飲料の開発が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来の食生活や生活態度を変えることなく、安全で
楽にかつ高率にダイエット効果を発揮し得る健康飲料を
提供することにある。
は、従来の食生活や生活態度を変えることなく、安全で
楽にかつ高率にダイエット効果を発揮し得る健康飲料を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、副作用の
ないそして通常の生活を維持しつつダイエット効果をも
たらすダイエット飲料を開発すべく鋭意研究を続けたと
ころ、シソの葉、天然醸造酢並びに土壌微生物含有液を
インキュベートして得られる飲料が極めて優れたダイエ
ット飲料であることを発見した。本発明はかかる事実に
基づきさらに研究を進めて完成するに至ったものであ
る。
ないそして通常の生活を維持しつつダイエット効果をも
たらすダイエット飲料を開発すべく鋭意研究を続けたと
ころ、シソの葉、天然醸造酢並びに土壌微生物含有液を
インキュベートして得られる飲料が極めて優れたダイエ
ット飲料であることを発見した。本発明はかかる事実に
基づきさらに研究を進めて完成するに至ったものであ
る。
【0005】即ち、本発明の要旨は、(1) 生シソの
葉、天然醸造酢及び土壌微生物含有液を室温で2週間〜
3カ月間インキュベートした後濾過して得られる組成
物、(2) さらにオリゴ糖を加えることを特徴とする
前記(1)記載の組成物、(3) 該オリゴ糖がフラク
トオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、
マルトオリゴ糖、ラクトスクロース、キシロオリゴ糖、
大豆オリゴ糖及びパラチノースオリゴ糖からなる群より
選択される1種以上である前記(2)記載の組成物、
(4) 生シソの葉、天然醸造酢、土壌微生物含有液に
さらに乾燥イチョウの葉及び/又は生ゴマの葉を添加す
ることを特徴とする前記(1)記載の組成物、(5)
該土壌微生物含有液が、熊本県、長崎県、京都府、石川
県、長野県、岡山県又は和歌山県の耕地又は休耕地から
採取した土壌を6〜12ヵ月間好気的条件下に室温で静
置してインキュベートし、ついで該土壌に岩石微粉末及
びミネラルウォーターを加えて懸濁させ、毎日1回攪拌
しながら培養槽内で1〜4週間静置してインキュベート
した後土壌懸濁液を濾過し、得られる濾液を培養槽内で
さらに1〜24ヵ月間室温でインキュベートした後不溶
物を除去することにより製造されるものである前記
(1)〜(4)いずれかに記載の組成物、(6) 該土
壌微生物含有液が、バチルス属に属する菌の生菌体を含
むことを特徴とする前記(1)〜(5)いずれかに記載
の組成物、(7) 該土壌微生物含有液が、熊本県、長
崎県、京都府、石川県、長野県、岡山県又は和歌山県の
耕地又は休耕地から採取した土壌を6〜12ヵ月間好気
的条件下に室温で静置してインキュベートし、ついで該
土壌にクエン酸を添加したミネラルウォーター及び岩石
微粉末を加えて懸濁させ、毎日1回攪拌しながら培養槽
内で1〜4週間静置してインキュベートした後土壌懸濁
液を濾過し、得られる濾液を培養槽内でさらに1〜24
ヵ月間室温でインキュベートした後不溶物を除去するこ
とにより製造されるものである前記(1)〜(4)いず
れかに記載の組成物。(8) 該土壌微生物含有液が、
アスペルギルス属に属する菌の生菌体を含むことを特徴
とする前記(1)〜(4)及び(7)いずれかに記載の
組成物、(9) 該岩石微粉末が火成岩である塩基性岩
に属する玄武岩、輝緑岩、海緑岩又は橄欖岩であること
を特徴とする前記(5)又は(7)記載の組成物、(1
0) 天然醸造酢1Lに対する土壌微生物含有液の使用
量(容量)が0.02〜0.5Lであり、かつ生シソの
葉の使用量(重量)が0.01〜0.5kgであること
を特徴とする前記(1)〜(4)いずれかに記載の組成
物、並びに(11) 前記(1)〜(10)いずれかに
記載の組成物を含むダイエット飲料。
葉、天然醸造酢及び土壌微生物含有液を室温で2週間〜
3カ月間インキュベートした後濾過して得られる組成
物、(2) さらにオリゴ糖を加えることを特徴とする
前記(1)記載の組成物、(3) 該オリゴ糖がフラク
トオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、
マルトオリゴ糖、ラクトスクロース、キシロオリゴ糖、
大豆オリゴ糖及びパラチノースオリゴ糖からなる群より
選択される1種以上である前記(2)記載の組成物、
(4) 生シソの葉、天然醸造酢、土壌微生物含有液に
さらに乾燥イチョウの葉及び/又は生ゴマの葉を添加す
ることを特徴とする前記(1)記載の組成物、(5)
該土壌微生物含有液が、熊本県、長崎県、京都府、石川
県、長野県、岡山県又は和歌山県の耕地又は休耕地から
採取した土壌を6〜12ヵ月間好気的条件下に室温で静
置してインキュベートし、ついで該土壌に岩石微粉末及
びミネラルウォーターを加えて懸濁させ、毎日1回攪拌
しながら培養槽内で1〜4週間静置してインキュベート
した後土壌懸濁液を濾過し、得られる濾液を培養槽内で
さらに1〜24ヵ月間室温でインキュベートした後不溶
物を除去することにより製造されるものである前記
(1)〜(4)いずれかに記載の組成物、(6) 該土
壌微生物含有液が、バチルス属に属する菌の生菌体を含
むことを特徴とする前記(1)〜(5)いずれかに記載
の組成物、(7) 該土壌微生物含有液が、熊本県、長
崎県、京都府、石川県、長野県、岡山県又は和歌山県の
耕地又は休耕地から採取した土壌を6〜12ヵ月間好気
的条件下に室温で静置してインキュベートし、ついで該
土壌にクエン酸を添加したミネラルウォーター及び岩石
微粉末を加えて懸濁させ、毎日1回攪拌しながら培養槽
内で1〜4週間静置してインキュベートした後土壌懸濁
液を濾過し、得られる濾液を培養槽内でさらに1〜24
ヵ月間室温でインキュベートした後不溶物を除去するこ
とにより製造されるものである前記(1)〜(4)いず
れかに記載の組成物。(8) 該土壌微生物含有液が、
アスペルギルス属に属する菌の生菌体を含むことを特徴
とする前記(1)〜(4)及び(7)いずれかに記載の
組成物、(9) 該岩石微粉末が火成岩である塩基性岩
に属する玄武岩、輝緑岩、海緑岩又は橄欖岩であること
を特徴とする前記(5)又は(7)記載の組成物、(1
0) 天然醸造酢1Lに対する土壌微生物含有液の使用
量(容量)が0.02〜0.5Lであり、かつ生シソの
葉の使用量(重量)が0.01〜0.5kgであること
を特徴とする前記(1)〜(4)いずれかに記載の組成
物、並びに(11) 前記(1)〜(10)いずれかに
記載の組成物を含むダイエット飲料。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明のダイエット飲料は、原料として生シソの
葉、天然醸造酢並びに土壌微生物含有液を用いる。これ
らの原料の混合比には、特に制限はなく、例えば、天然
醸造酢1Lに対する土壌微生物含有液の使用量(容量)
は0.02〜0.5Lであり、また生シソの葉の使用量
(重量)は0.01〜0.5kgである。これらの原料
から本発明のダイエット飲料を製造するには通常以下の
ように行う。生シソの葉、天然醸造酢並びに土壌微生物
含有液を培養槽に入れ、室温、即ち5°C〜40°Cに
おいて、約2週間〜約3ヵ月間好気的条件下で静置して
インキュベートした後、濾過することにより本発明のダ
イエット飲料が得られる。
する。本発明のダイエット飲料は、原料として生シソの
葉、天然醸造酢並びに土壌微生物含有液を用いる。これ
らの原料の混合比には、特に制限はなく、例えば、天然
醸造酢1Lに対する土壌微生物含有液の使用量(容量)
は0.02〜0.5Lであり、また生シソの葉の使用量
(重量)は0.01〜0.5kgである。これらの原料
から本発明のダイエット飲料を製造するには通常以下の
ように行う。生シソの葉、天然醸造酢並びに土壌微生物
含有液を培養槽に入れ、室温、即ち5°C〜40°Cに
おいて、約2週間〜約3ヵ月間好気的条件下で静置して
インキュベートした後、濾過することにより本発明のダ
イエット飲料が得られる。
【0007】原料として用いられる生シソの葉、天然醸
造酢、土壌微生物含有液の他に、乾燥イチョウの葉及び
/又は生ゴマの葉を加えることもできる。この場合の混
合比は、天然醸造酢5Lに対して乾燥イチョウの葉約
0.5〜50g、生ゴマの葉約5〜150gである。
造酢、土壌微生物含有液の他に、乾燥イチョウの葉及び
/又は生ゴマの葉を加えることもできる。この場合の混
合比は、天然醸造酢5Lに対して乾燥イチョウの葉約
0.5〜50g、生ゴマの葉約5〜150gである。
【0008】また、上記のようにして製造された本発明
のダイエット飲料には、その製造後に又は製造中にオリ
ゴ糖を添加しても良い。かかるオリゴ糖としては、フラ
クトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ
糖、マルトオリゴ糖、ラクトスクロース、キシロオリゴ
糖、大豆オリゴ糖及びパラチノースオリゴ糖などが挙げ
られ、これらの1種又はこれらの2種以上を組み合わせ
て使用することができる。これらのオリゴ糖は、市販品
をそのまま使用することができる。オリゴ糖の添加量は
ダイエット飲料1Lに対して20〜100gである。
のダイエット飲料には、その製造後に又は製造中にオリ
ゴ糖を添加しても良い。かかるオリゴ糖としては、フラ
クトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ
糖、マルトオリゴ糖、ラクトスクロース、キシロオリゴ
糖、大豆オリゴ糖及びパラチノースオリゴ糖などが挙げ
られ、これらの1種又はこれらの2種以上を組み合わせ
て使用することができる。これらのオリゴ糖は、市販品
をそのまま使用することができる。オリゴ糖の添加量は
ダイエット飲料1Lに対して20〜100gである。
【0009】本発明のダイエット飲料の製造に用いられ
る土壌微生物含有液は、土壌微生物含有液A及び土壌微
生物含有液Bの2種類に分けられ、それぞれ例えば、以
下のようにして製造される。すなわち、土壌微生物含有
液Aは、熊本県、長崎県、京都府、石川県、長野県、岡
山県又は和歌山県の休耕地から採取した土壌を好気的条
件下で6〜12ヵ月間室温に静置してインキュベートす
る。次いで該土壌約5kgに岩石微粉末約50〜500
g及びミネラルウォーター30〜100Lを加え、培養
槽内で1〜4週間静置する。この間、毎日1回1〜10
分間攪拌する。その後濾過する。得られた濾液をさらに
1〜24ヵ月間又はそれ以上室温においてインキュベー
トする。その後デカンテーション、濾過、遠心分離等を
組み合わせて不溶物を除去することにより土壌微生物含
有液が得られる。
る土壌微生物含有液は、土壌微生物含有液A及び土壌微
生物含有液Bの2種類に分けられ、それぞれ例えば、以
下のようにして製造される。すなわち、土壌微生物含有
液Aは、熊本県、長崎県、京都府、石川県、長野県、岡
山県又は和歌山県の休耕地から採取した土壌を好気的条
件下で6〜12ヵ月間室温に静置してインキュベートす
る。次いで該土壌約5kgに岩石微粉末約50〜500
g及びミネラルウォーター30〜100Lを加え、培養
槽内で1〜4週間静置する。この間、毎日1回1〜10
分間攪拌する。その後濾過する。得られた濾液をさらに
1〜24ヵ月間又はそれ以上室温においてインキュベー
トする。その後デカンテーション、濾過、遠心分離等を
組み合わせて不溶物を除去することにより土壌微生物含
有液が得られる。
【0010】また、土壌微生物含有液Bは、熊本県、長
崎県、京都府、石川県、長野県、岡山県又は和歌山県の
耕地又は休耕地から採取した土壌を好気的条件下で6〜
12ヵ月間室温に静置してインキュベートする。次いで
該土壌約5kgに岩石微粉末約50〜500g及びクエ
ン酸10〜200gを含むミネラルウォーター30〜1
00Lを加え、培養槽内で1〜4週間静置する。この
間、毎日1回1〜10分間攪拌する。その後濾過する。
得られた濾液をさらに1〜24ヵ月間又はそれ以上室温
においてインキュベートする。その後デカンテーショ
ン、濾過、遠心分離等を組み合わせて不溶物を除去する
ことにより土壌微生物含有液が得られる。
崎県、京都府、石川県、長野県、岡山県又は和歌山県の
耕地又は休耕地から採取した土壌を好気的条件下で6〜
12ヵ月間室温に静置してインキュベートする。次いで
該土壌約5kgに岩石微粉末約50〜500g及びクエ
ン酸10〜200gを含むミネラルウォーター30〜1
00Lを加え、培養槽内で1〜4週間静置する。この
間、毎日1回1〜10分間攪拌する。その後濾過する。
得られた濾液をさらに1〜24ヵ月間又はそれ以上室温
においてインキュベートする。その後デカンテーショ
ン、濾過、遠心分離等を組み合わせて不溶物を除去する
ことにより土壌微生物含有液が得られる。
【0011】本発明の土壌微生物含有液の製造に使用さ
れる岩石微粉末は、火成岩、特に塩基性岩、例えば玄武
岩、輝緑岩、海緑岩又は橄欖岩を粉砕し微粉化したもの
であり、自然界から容易に入手が可能である。岩石微粉
末の使用量は土壌5kgに対し50〜500gである。
また、本発明に使用されるクエン酸は食品添加物として
市販されているものをそのまま使用することができる。
れる岩石微粉末は、火成岩、特に塩基性岩、例えば玄武
岩、輝緑岩、海緑岩又は橄欖岩を粉砕し微粉化したもの
であり、自然界から容易に入手が可能である。岩石微粉
末の使用量は土壌5kgに対し50〜500gである。
また、本発明に使用されるクエン酸は食品添加物として
市販されているものをそのまま使用することができる。
【0012】本発明の土壌微生物含有液の製造に用いら
れるミネラルウォーターは、Caイオン、Mgイオン、
Mnイオン、Feイオン、Kイオン、Geイオン、Pt
イオン、Auイオン及びNaイオンからなる群より選択
される1種以上を0.1mg/L〜40mg/L含むも
のであれば特に限定されないが、具体的には、例えば、
六甲の水、南アルプスの水、立山連峰の水、哲多の水、
天河ごろごろ水、ハワイの水などのが使用に好適であ
る。
れるミネラルウォーターは、Caイオン、Mgイオン、
Mnイオン、Feイオン、Kイオン、Geイオン、Pt
イオン、Auイオン及びNaイオンからなる群より選択
される1種以上を0.1mg/L〜40mg/L含むも
のであれば特に限定されないが、具体的には、例えば、
六甲の水、南アルプスの水、立山連峰の水、哲多の水、
天河ごろごろ水、ハワイの水などのが使用に好適であ
る。
【0013】こうして得られる土壌微生物含有液A中に
は、多数の土壌微生物が含まれるが、中でも、バチルス
属菌の生細胞が多く認められる。具体的には、バチルス
・ズブチリス、バチルス・スファエリクス、バチルス・
ステアロサーモフィルス等が挙げられる。この他にも、
細菌類、放線菌類、酵母類、坦子菌類、真菌類などの微
生物が含まれる。土壌微生物含有液A中に含まれるバチ
ルス属菌をはじめとする多くの微生物およびこれらの微
生物が分泌する酵素が本発明のダイエット飲料としての
作用に大きな役割を果たしていると考えられる。
は、多数の土壌微生物が含まれるが、中でも、バチルス
属菌の生細胞が多く認められる。具体的には、バチルス
・ズブチリス、バチルス・スファエリクス、バチルス・
ステアロサーモフィルス等が挙げられる。この他にも、
細菌類、放線菌類、酵母類、坦子菌類、真菌類などの微
生物が含まれる。土壌微生物含有液A中に含まれるバチ
ルス属菌をはじめとする多くの微生物およびこれらの微
生物が分泌する酵素が本発明のダイエット飲料としての
作用に大きな役割を果たしていると考えられる。
【0014】上記のようにして得られる土壌微生物含有
液B中にも、多数の土壌微生物が含まれるが、中でも、
アスペルギルス属菌の生細胞が多く認められる。具体的
には、アスペルギルス・オリゼ及びアスペルギルス・ニ
ガー等が挙げられる。この他にも、多くの糸状菌類が含
まれる。土壌微生物含有液中に含まれるアスペルギルス
属菌をはじめとする多くの微生物およびこれらの微生物
が分泌する酵素が本発明のダイエット飲料としての作用
に大きな役割を果たしていると考えられる。
液B中にも、多数の土壌微生物が含まれるが、中でも、
アスペルギルス属菌の生細胞が多く認められる。具体的
には、アスペルギルス・オリゼ及びアスペルギルス・ニ
ガー等が挙げられる。この他にも、多くの糸状菌類が含
まれる。土壌微生物含有液中に含まれるアスペルギルス
属菌をはじめとする多くの微生物およびこれらの微生物
が分泌する酵素が本発明のダイエット飲料としての作用
に大きな役割を果たしていると考えられる。
【0015】本発明のダイエット飲料は、上記の製造法
によって製造された液剤をそのまま又は希釈し飲用剤と
して摂取することができ、また他の食品と共に摂取する
こともできる。
によって製造された液剤をそのまま又は希釈し飲用剤と
して摂取することができ、また他の食品と共に摂取する
こともできる。
【0016】本発明のダイエット飲料は、飲用を継続す
ると、従来の生活態度や食生活を変えることなく、安全
で楽にかつ高率にダイエット効果を得ることができ、体
型の改善が認められる。しかも本発明のダイエット飲料
は、脂質代謝、糖質代謝等の改善作用も有するので高脂
血症、高血圧症、糖尿病、脂肪肝、腎機能障害、脳血管
障害、老人性痴呆症等の症状改善の可能性も併せ持つ。
ると、従来の生活態度や食生活を変えることなく、安全
で楽にかつ高率にダイエット効果を得ることができ、体
型の改善が認められる。しかも本発明のダイエット飲料
は、脂質代謝、糖質代謝等の改善作用も有するので高脂
血症、高血圧症、糖尿病、脂肪肝、腎機能障害、脳血管
障害、老人性痴呆症等の症状改善の可能性も併せ持つ。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら限定
されるものではない。
明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら限定
されるものではない。
【0018】実施例1 天然醸造酢5L及び土壌微生物含有液0.2Lに生シソ
の葉300gを浸漬し、室温(約20°C)で3週間イ
ンキュベートした。次いで、濾過して不溶物を除き、澄
明な濾液として本発明のダイエット飲料を得た。
の葉300gを浸漬し、室温(約20°C)で3週間イ
ンキュベートした。次いで、濾過して不溶物を除き、澄
明な濾液として本発明のダイエット飲料を得た。
【0019】実施例2 実施例1で得た澄明な濾液1Lにフラクトオリゴ糖(明
治製菓社製)50gを添加して本発明のダイエット飲料
を得た。
治製菓社製)50gを添加して本発明のダイエット飲料
を得た。
【0020】実施例3 天然醸造酢5L及び土壌微生物含有液0.2Lに、生シ
ソの葉300g及び乾燥イチョウの葉10gを浸漬し、
室温(約20°C)で3週間インキュベートした。次い
で、濾過して不溶物を除き、澄明な濾液として本発明の
ダイエット飲料を得た。
ソの葉300g及び乾燥イチョウの葉10gを浸漬し、
室温(約20°C)で3週間インキュベートした。次い
で、濾過して不溶物を除き、澄明な濾液として本発明の
ダイエット飲料を得た。
【0021】実施例4 天然醸造酢5L及び土壌微生物含有液0.2Lに、生シ
ソの葉200g及び生ゴマの葉100gを浸漬し、室温
(約20°C)で3週間インキュベートした。次いで、
濾過して不溶物を除き、澄明な濾液として本発明のダイ
エット飲料を得た。
ソの葉200g及び生ゴマの葉100gを浸漬し、室温
(約20°C)で3週間インキュベートした。次いで、
濾過して不溶物を除き、澄明な濾液として本発明のダイ
エット飲料を得た。
【0022】実施例5 土壌微生物含有液Aの調製法 長崎県の休耕地の土壌を10ヵ月間好気的条件下に室温
で静置してインキュベートした。次いで該土壌5kgに
岩石微粉末100g及びミネラルウォーター約60Lを
加え、培養槽内で10日間静置した。この間毎日1回約
2分間攪拌した。次いで濾過し、得られた濾液を培養槽
内で室温において6ヵ月間インキュベートした。その後
デカンテーションして上澄みをとり、さらに濾布で濾過
して不溶物を除去することにより土壌微生物含有液約5
0Lを得た。
で静置してインキュベートした。次いで該土壌5kgに
岩石微粉末100g及びミネラルウォーター約60Lを
加え、培養槽内で10日間静置した。この間毎日1回約
2分間攪拌した。次いで濾過し、得られた濾液を培養槽
内で室温において6ヵ月間インキュベートした。その後
デカンテーションして上澄みをとり、さらに濾布で濾過
して不溶物を除去することにより土壌微生物含有液約5
0Lを得た。
【0023】こうして得られた土壌微生物含有液中に
は、多数の土壌微生物が含まれていたが、中でも、バチ
ルス属菌の生細胞が多く認められた。具体的には、バチ
ルス・ズブチリスIFO3009、バチルス・スファエ
リクスIFO3525、バチルス・ステアロサーモフィ
ルスIFO12983にそれぞれ細菌学的に一致する菌
株が認められた。また、顕微鏡下では、その他の球菌、
桿菌等の細菌及び酵母菌等が認められ、抗生物質を含む
平板培養では、糸状菌や放線菌も認められた。
は、多数の土壌微生物が含まれていたが、中でも、バチ
ルス属菌の生細胞が多く認められた。具体的には、バチ
ルス・ズブチリスIFO3009、バチルス・スファエ
リクスIFO3525、バチルス・ステアロサーモフィ
ルスIFO12983にそれぞれ細菌学的に一致する菌
株が認められた。また、顕微鏡下では、その他の球菌、
桿菌等の細菌及び酵母菌等が認められ、抗生物質を含む
平板培養では、糸状菌や放線菌も認められた。
【0024】実施例6 土壌微生物含有液Bの調製法 長崎県の休耕地の土壌を好気的条件下に室温で12ヵ月
間静置してインキュベートした。次いで該土壌5kgに
クエン酸80gを含むミネラルウォーター60L及び岩
石微粉末100gを加え、培養槽内で室温に10日間静
置した。この間毎日1回約2分間攪拌した。次いで、こ
の土壌懸濁液を濾過し、得られた濾液を培養槽内で室温
において6ヵ月間インキュベートした。その後デカンテ
ーションして上澄みをとり、さらに濾布で濾過して不溶
物を除去することにより土壌微生物含有液約50Lを得
た。
間静置してインキュベートした。次いで該土壌5kgに
クエン酸80gを含むミネラルウォーター60L及び岩
石微粉末100gを加え、培養槽内で室温に10日間静
置した。この間毎日1回約2分間攪拌した。次いで、こ
の土壌懸濁液を濾過し、得られた濾液を培養槽内で室温
において6ヵ月間インキュベートした。その後デカンテ
ーションして上澄みをとり、さらに濾布で濾過して不溶
物を除去することにより土壌微生物含有液約50Lを得
た。
【0025】こうして得られた土壌微生物含有液中に
は、多数の土壌微生物が含まれていたが、中でも、アス
ペルギルス属菌の生細胞が多く認められた。具体的に
は、アスペルギルス・オリゼIFO4075及びアスペ
ルギルス・ニガーIFO4066にそれぞれ菌学的に一
致する菌株が認められた。
は、多数の土壌微生物が含まれていたが、中でも、アス
ペルギルス属菌の生細胞が多く認められた。具体的に
は、アスペルギルス・オリゼIFO4075及びアスペ
ルギルス・ニガーIFO4066にそれぞれ菌学的に一
致する菌株が認められた。
【0026】
【発明の効果】本発明により、副作用がなく、極めて優
れたダイエット効果及び体型改善効果を有するダイエッ
ト飲料を提供することができる。
れたダイエット効果及び体型改善効果を有するダイエッ
ト飲料を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12N 1/20 C12N 1/20 A // A61K 31/00 603 A61K 31/00 603K 31/19 31/19 31/715 31/715 35/70 35/70 35/74 35/74 Z 35/78 35/78 Q W (C12N 1/14 C12R 1:69) (C12N 1/14 C12R 1:685) (C12N 1/20 C12R 1:125) (C12N 1/20 C12R 1:07) (56)参考文献 特開 昭56−72673(JP,A) 特開 昭62−205028(JP,A) 特開 昭48−5976(JP,A) 特公 昭50−19622(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 2/00 - 2/40
Claims (4)
- 【請求項1】 熊本県、長崎県、京都府、石川県、長野
県、岡山県又は和歌山県の耕地または休耕地から採取し
た土壌を10ヵ月間好気的条件下に室温で静置してイン
キュベートし、次いで該土壌に玄武岩、輝緑岩、海緑岩
または橄欖岩の微粉末及びミネラルウォーターを加えて
懸濁させ、毎日1回攪拌しながら培養槽内で10日間イ
ンキュベートした後土壌懸濁液を濾過し、得られる濾液
を培養槽内でさらに6ヵ月間室温でインキュベートした
後不溶物を除去することにより製造される土壌微生物含
有液と生シソの葉および天然醸造酢を、室温で2週間〜
3ヵ月間インキュベートした後濾過して得られるダイエ
ット飲料組成物。 - 【請求項2】 該土壌微生物含有液、生シソの葉および
天然醸造酢に乾燥イチョウの葉および/または生ゴマの
葉をさらに添加することを特徴とする請求項1記載のダ
イエット飲料組成物。 - 【請求項3】 該土壌微生物含有液がバチルス属に属す
る細菌を含むことを特徴とする請求項1または請求項2
記載のダイエット飲料組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3いずれか1項に記載
の組成物を含むダイエット飲料。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8357160A JP2931797B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ダイエット飲料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10179099A JPH10179099A (ja) | 1998-07-07 |
JP2931797B2 true JP2931797B2 (ja) | 1999-08-09 |
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ID=18452696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP8357160A Expired - Fee Related JP2931797B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ダイエット飲料 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2931797B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006103895A1 (ja) | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Hiromichi Yamashita | 食欲抑制剤およびダイエット用空気調整装置 |
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JP2001064181A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-13 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | 免疫賦活組成物 |
KR100876361B1 (ko) * | 2007-05-11 | 2008-12-29 | 주식회사 태웅이엘에스 | 슬리밍용 조성물 |
JP5975415B2 (ja) * | 2012-12-21 | 2016-08-23 | マサ子 松本 | モリンガ発酵液の製造方法 |
KR101715607B1 (ko) * | 2015-04-21 | 2017-03-14 | 이길형 | 겨자씨유를 함유한 식욕감소 효과가 있는 기능성 식품 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP8357160A patent/JP2931797B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10179099A (ja) | 1998-07-07 |
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