JP2931261B2 - 屑入れ容器 - Google Patents

屑入れ容器

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JP2931261B2
JP2931261B2 JP33448096A JP33448096A JP2931261B2 JP 2931261 B2 JP2931261 B2 JP 2931261B2 JP 33448096 A JP33448096 A JP 33448096A JP 33448096 A JP33448096 A JP 33448096A JP 2931261 B2 JP2931261 B2 JP 2931261B2
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武志 奈良
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、産業廃棄物など
の屑を入れる容器の構造に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、工場や建築現場
などに配備されている屑入れ容器に屑が一杯に溜まる
と、容器内の屑をトラックなどに移し、廃棄場まで運ん
でいるが、その際、従来の屑入れ容器は底板が開放でき
ないものが多く、この場合には、容器をトラックなどの
荷台までクレ−ンで運び、作業者が荷台に上がって、容
器を逆さまにし、屑を掻き出していたので、作業能率が
悪く、苛酷で危険な作業であるという欠点があった。ま
た、底板が開放できる容器でも、底板の開放は作業者の
手で行っていたので、わざわざトラックなどの荷台まで
上がり、作業をしなければならないという欠点があっ
た。この発明は、前記欠点を解消するためになされたも
ので、トラックの荷台上などの屑を空ける現場まで、作
業者がわざわざ出向く必要がなく、屑を自動的に空ける
ことができる屑入れ容器の提供を目的とするものであ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明の屑入れ容器
は、一側を回動可能に支持された底板の他側を支持する
係止フックを側壁に回動可能に取付け、前記係止フック
の上部に金属棒を固定し、この金属棒を引き上げると、
前記係止フックが上方へ回動し、前記底板の支持を解除
するようにし、前記金属棒に解除フックとこの解除フッ
クを進退させるバネ力を有する金属レバ−を固定し、前
記解除フックに掛かるピンを設けた吊り上げ棒を、前記
金属レバ−によって前記解除フックを進出させ、容器を
宙吊りにしたとき、前記解除フックの前頭壁が、前記ピ
ンに当接するように配設し、前記吊り上げ棒は、前記容
器を地面に下ろし、無負荷にしたとき、バネ力によって
下がり、前記吊り上げ棒のピンが前記解除フックに掛か
るようにし、前記無負荷の状態で、前記吊り上げ棒を引
き上げると、前記容器が地面に静止している間に、前記
解除フックが上がり、前記係止フックを上方へ回動し、
前記容器が地面から離れる前に、前記底板の支持を解除
するように構成してなることを特徴とするものである。
【0004】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の一例を図
面を参照しながら説明するに、図1〜図7に示すよう
に、一側を回動可能に支持された底板1の他側を支持す
る係止フック2を側壁3に回動可能に取付けており、係
止フック2は、自重によって下方へ回動し、常に底板1
に掛かるようになっている。なお、底板1の下面には、
鋼材などのスペ−ス材11が固定され、底板1が地面に
直接接地しないような間隔を保持できるようになってお
り、底板1を支持する係止フック2は前記間隔中に収ま
り、地面には接地しないようになっている。
【0005】係止フック2の上部に金属棒4を固定し、
この金属棒4を引き上げることによって、係止フック2
を上方へ回動させ、底板1から離脱させ、底板1の支持
を解除し、底板1を開放できるようになっている。
【0006】金属棒4に、解除フック5と、金属棒4を
回転させ解除フック5を進退させるバネ力を有する鋼材
などからなる金属レバ−6を固定している。図3におい
て、金属レバ−6を開の方向に移動させると、金属棒4
は矢印aの方向に回転し、解除フック5を矢印bの方向
に前進させることができるようになっているが、図3に
示すように、屑が入った容器9を吊り上げた状態では、
解除フック5の前頭壁10はピン7に当接しており、金
属棒4の矢印a方向への回転は拘束された状態になって
おり、この状態でバネ力を有する金属レバ−6を開の方
向に移動させると、バネ力を有する金属レバ−6は解除
フック5とは反対側に撓み、その撓みが戻ろうとする反
力が金属棒4を矢印aの方向に回転させようとするバネ
力になって金属棒4にかかる。したがって、ピン7が解
除フック5の前頭壁10の下まで下がると、金属棒4に
かかっている前記バネ力が働き、金属棒4は矢印aの方
向に回転し、解除フック5が矢印bの方向に前進して、
図4に示すように、ピン7に自動的に掛かる。このと
き、ピン7を引き上げると、係止フック2が上方へ回動
し、底板1の支持を解除する。
【0007】解除フック5に掛かるピン7を設けた吊り
上げ棒8を、バネ力を有する金属レバ−6によって解除
フック5を前進させ、容器9を宙吊りにしたとき、解除
フック5の前頭壁10が、ピン7に当接するように配設
している。吊り上げ棒8はコの字状の鋼材12の中に配
設され、鋼材12の上端には、吊り上げ棒8が挿通でき
る穴を有する金属板13が固定され、吊り上げ棒8は金
属板13の穴を通り上方へ突出し、金属板13から所定
の間隔dを置いて、金属板13の穴径よりも大きい径を
有するアイナット14が固定されている。鋼材12の中
間部に、吊り上げ棒8が挿通できる穴を有する別の金属
板15が固定され、アイナット14を金属板13の表面
から所定の間隔dだけ上方へ移動させた状態で、別の金
属板15の直下に位置する吊り上げ棒8にフランジ16
を固定し、別の金属板15の上方に位置する吊り上げ棒
8に別のフランジ17を固定し、金属板13とフランジ
17間にスプリング18を装着し、常時吊り上げ棒8を
押し下げるように付勢している。吊り上げ棒8は、容器
9を地面に下ろし、無負荷になったとき、図4に示すよ
うに、スプリング18のバネ力によって下がるので、図
3に示すように、容器9を吊り上げたときに、バネ力を
有する金属レバ−6を開にし、金属棒4に前記矢印a方
向に回転させようとするバネ力をかけた状態にしておく
と、解除フック5は吊り上げ棒8のピン7に自動的に掛
かるようになっている。
【0008】吊り上げ棒8のピン7が解除フック5に掛
かっている状態で、吊り上げ棒8を引き上げると、吊り
上げ棒8は所定の間隔dだけ上方へ移動し、フランジ1
6が金属板15に当たり、ここで初めて吊り上げ棒8に
荷重がかかるので、吊り上げ棒8が間隔dだけ移動する
間は、容器9は地面に静止したままであるが、吊り上げ
棒8のピン7に掛かっている解除フック5は引き上げら
れ、係止フック2を上方へ回動し、容器9が地面から離
れる前に、底板1の支持を解除するようになっている。
【0009】実施に際しては、屑を入れた容器9を一旦
クレ−ンなどで地面から若干吊り上げ、バネ力を有する
金属レバ−6を開の方へ入れて解除フック5を前進さ
せ、トラックの荷台などに移動させ、容器9を荷台の上
に下ろし、吊り上げ棒8への負荷を無負荷にしたのち、
再び吊り上げ棒8を引き上げると、底板1の支持が解除
され、底板1が開放し、容器9中の屑が自動的に荷台の
上に落下する。
【0010】
【発明の効果】この発明は上述のように構成されている
ので、次のような効果を呈する。屑箱に入れた屑をト
ラックの荷台などに空ける際に、作業者がわざわざ荷台
などに登り、屑の取り出し作業を行う必要はなく、自動
的に屑を荷台などに空けることができる。したがっ
て、安全であるとともに、作業能率が向上し、省人化が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一例を示す四点吊りの場合の概
略斜視図
【図2】本発明の実施の一例を示す三点吊りの場合の概
略斜視図
【図3】吊り上げ棒を吊り上げ、金属レバ−を開にした
場合の要部の構造を示す側面図
【図4】図3において、容器を地面に下ろした場合の要
部の動きを示す側面図
【図5】図4において、容器を再度吊り上げた場合の要
部の動きを示す側面図
【図6】図1における、概略左側面図
【図7】図2における、概略左側面図
【符号の説明】
1 底板 2 係止フック 3 側壁 4 金属棒 5 解除フック 6 バネ力を有する金属レバ− 7 ピン 8 吊り上げ棒 9 容器 10 解除フックの前頭壁 11 鋼材などのスペ−ス材 12 コの字状の鋼材 13 金属板 14 アイナット 15 金属板 16 フランジ 17 フランジ 18 スプリング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−191604(JP,A) 特開 平6−61810(JP,A) 特開 平6−191605(JP,A) 特開 昭48−8256(JP,A) 実開 平5−10306(JP,U) 実開 平3−25403(JP,U) 実開 昭61−189005(JP,U) 実開 昭58−161063(JP,U) 実開 昭52−18592(JP,U) 特公 昭52−23489(JP,B2) 実公 昭40−8522(JP,Y1) 実公 昭44−25673(JP,Y1) 実公 昭45−7984(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 1/12 103 B65F 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側を回動可能に支持された底板(1)
    の他側を支持する係止フック(2)を側壁に回動可能に
    取付け、 前記係止フック(2)の上部に金属棒(4)を固定
    し、該金属棒(4)を引き上げると、前記係止フック
    (2)が上方へ回動し、前記底板(1)の支持を解除す
    るようにし、 前記金属棒(4)に解除フック(5)と該解除フック
    (5)を進退させるバネ力を有する金属レバ−(6)を
    固定し、 前記解除フック(5)に掛かるピン(7)を設けた吊
    り上げ棒(8)を、前記金属レバ−(6)によって前記
    解除フック(5)を進出させ、容器(9)を宙吊りにし
    たとき、前記解除フック(5)の前頭壁(10)が、前
    記ピン(7)に当接するように配設し、 前記吊り上げ棒(8)は、前記容器(9)を地面に下
    ろし、無負荷にしたとき、バネ力によって下がり、前記
    吊り上げ棒(8)のピン(7)が前記解除フック(5)
    に掛かるようにし、 前記無負荷の状態で、前記吊り上げ棒(8)を引き上
    げると、前記容器(9)が地面に静止している間に、前
    記解除フック(5)が上がり、前記係止フック(2)を
    上方へ回動し、前記容器(9)が地面から離れる前に、
    前記底板(1)の支持を解除するように構成してなるこ
    とを特徴とする屑入れ容器
JP33448096A 1996-11-29 1996-11-29 屑入れ容器 Expired - Lifetime JP2931261B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP33448096A JP2931261B2 (ja) 1996-11-29 1996-11-29 屑入れ容器

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JPH10157801A JPH10157801A (ja) 1998-06-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003018440A1 (fr) * 2001-08-21 2003-03-06 Syouji, Nobuo Conteneur du type a dechargement par le fond
KR102347765B1 (ko) * 2021-04-01 2022-01-06 (주)원리싸이클링 하역이 용이한 재활용품 운반용 카트 및 하역 장치

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