JPH0620727Y2 - スクラップボックス - Google Patents
スクラップボックスInfo
- Publication number
- JPH0620727Y2 JPH0620727Y2 JP1989084521U JP8452189U JPH0620727Y2 JP H0620727 Y2 JPH0620727 Y2 JP H0620727Y2 JP 1989084521 U JP1989084521 U JP 1989084521U JP 8452189 U JP8452189 U JP 8452189U JP H0620727 Y2 JPH0620727 Y2 JP H0620727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- flange portion
- joint flange
- bottom lid
- scrap box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refuse Receptacles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、工場あるいは建設現場などで発生するスクラ
ップ、残材、廃材など（以後、スクラップと称する）の
保管用などに用いられるスクラップボックスに関する。
ップ、残材、廃材など（以後、スクラップと称する）の
保管用などに用いられるスクラップボックスに関する。
一般に、スクラップは、発生現場で一時的に保管され、
その上で必要に応じて、トラックなどによって回収ある
いは廃棄処分される。この場合、スクラップを収納した
スクラップボックスの重量はかなりの重量に達するの
で、トラックへの積み込み作業を便にするため、スクラ
ップボックスは、好適には、フォースリフトあるいはク
レーンによって持ち運びできるような構造に構成されて
いる。
その上で必要に応じて、トラックなどによって回収ある
いは廃棄処分される。この場合、スクラップを収納した
スクラップボックスの重量はかなりの重量に達するの
で、トラックへの積み込み作業を便にするため、スクラ
ップボックスは、好適には、フォースリフトあるいはク
レーンによって持ち運びできるような構造に構成されて
いる。
しかしながら、従来のスクラップボックスは、前述した
ようにスクラップボックス自体のトラックへの持ち運び
は簡便に行われるものの、トラック上におけるスクラッ
プボックスからのスクラップ排出に多大の手間と時間を
要する難点を有していた。しかも、前記スクラップの排
出は、トラックの限られた荷台面積上に積み重ねられる
ので、作業が困難であるばかりでなく、スクラップの種
類によっては怪我などを発生する危険を有していた。
ようにスクラップボックス自体のトラックへの持ち運び
は簡便に行われるものの、トラック上におけるスクラッ
プボックスからのスクラップ排出に多大の手間と時間を
要する難点を有していた。しかも、前記スクラップの排
出は、トラックの限られた荷台面積上に積み重ねられる
ので、作業が困難であるばかりでなく、スクラップの種
類によっては怪我などを発生する危険を有していた。
そこで、本考案の目的は、トラック上におけるスクラッ
プボックスからのスクラップの排出を、人手を要せずし
かも簡単に行うことができるスクラップボックスを提供
することにある。
プボックスからのスクラップの排出を、人手を要せずし
かも簡単に行うことができるスクラップボックスを提供
することにある。
先の目的を達成するために、本考案に係るスクラップボ
ックスは、天面に持上げフォークの挿通口を有する上下
開口の方形容器本体と底蓋とからなり、容器本体の下端
開口縁部と底蓋の周縁部とに接合フランジ部を設け、容
器本体接合フランジ部に底蓋接合フランジ部の一側部を
片開き開閉可能にヒンジ結合するヒンジを設けると共に
前記底蓋接合フランジ部の他側部を前記容器本体の接合
フランジ部に係合するロック部材を設けたスクラップボ
ックスにおいて、 前記ロック部材は、容器本体接合フランジ部に立設され
る２枚の枠板と、これら枠板の間に揺動自在に枢支され
て一端部をけん引導線に結合される揺動部材と、この揺
動部材の他端部に形成されたフック穴と、前記容器本体
下端の接合フランジに前記フック穴と係合可能に設けら
れた留金と、前記揺動部材の他端部にこの揺動部材を前
記フック穴と係合する方向へ付勢すべく設けられたカウ
ンターウェイトと、前記枠板に揺動部材を係合可能な位
置に保持する固定ピンとで構成され、前記容器本体の下
降により載置場所との当接で容器本体の自重により底蓋
が閉塞された際、前記留金と前記揺動部材のフック穴と
が前記カウンターウェイトの付勢力による揺動動作で係
合すると共に、容器本体が上昇位置決めされた状態にお
いて前記けん引導線を遠隔けん引操作することにより前
記留金とフック穴との係合を解除することを特徴とす
る。
ックスは、天面に持上げフォークの挿通口を有する上下
開口の方形容器本体と底蓋とからなり、容器本体の下端
開口縁部と底蓋の周縁部とに接合フランジ部を設け、容
器本体接合フランジ部に底蓋接合フランジ部の一側部を
片開き開閉可能にヒンジ結合するヒンジを設けると共に
前記底蓋接合フランジ部の他側部を前記容器本体の接合
フランジ部に係合するロック部材を設けたスクラップボ
ックスにおいて、 前記ロック部材は、容器本体接合フランジ部に立設され
る２枚の枠板と、これら枠板の間に揺動自在に枢支され
て一端部をけん引導線に結合される揺動部材と、この揺
動部材の他端部に形成されたフック穴と、前記容器本体
下端の接合フランジに前記フック穴と係合可能に設けら
れた留金と、前記揺動部材の他端部にこの揺動部材を前
記フック穴と係合する方向へ付勢すべく設けられたカウ
ンターウェイトと、前記枠板に揺動部材を係合可能な位
置に保持する固定ピンとで構成され、前記容器本体の下
降により載置場所との当接で容器本体の自重により底蓋
が閉塞された際、前記留金と前記揺動部材のフック穴と
が前記カウンターウェイトの付勢力による揺動動作で係
合すると共に、容器本体が上昇位置決めされた状態にお
いて前記けん引導線を遠隔けん引操作することにより前
記留金とフック穴との係合を解除することを特徴とす
る。
フォークリフトによってトラックの荷台上に持込まれた
スクラップボックスは、フォークリフトの運転席におい
てロック手段を遠隔操作してロックを解除し、その後ス
クラップボックスを荷台上から持上げることにより、底
蓋を自動的に開放される。そして、スクラップボックス
内のスクラップは、スクラップボックスの前記持上げに
従って、トラック荷台上に自動的に排出、積載される。
一方、スクラップを排出されたスクラップボックスは、
所定位置へ運搬し載置することにより、容器本体の自重
ならびにロック部材のカウンターウェイトの作用により
ロック手段が自動的にロック結合され、これにより底蓋
が閉じられる。
スクラップボックスは、フォークリフトの運転席におい
てロック手段を遠隔操作してロックを解除し、その後ス
クラップボックスを荷台上から持上げることにより、底
蓋を自動的に開放される。そして、スクラップボックス
内のスクラップは、スクラップボックスの前記持上げに
従って、トラック荷台上に自動的に排出、積載される。
一方、スクラップを排出されたスクラップボックスは、
所定位置へ運搬し載置することにより、容器本体の自重
ならびにロック部材のカウンターウェイトの作用により
ロック手段が自動的にロック結合され、これにより底蓋
が閉じられる。
なお、クレーンを使用する場合には、トラック荷台上に
おいてロック手段を適宜操作することにより、前述の場
合と同様に、スクラップボックス内のスクラップをトラ
ック荷台上に自動的に排出、積載することができる。
おいてロック手段を適宜操作することにより、前述の場
合と同様に、スクラップボックス内のスクラップをトラ
ック荷台上に自動的に排出、積載することができる。
次に、本考案に係るスクラップボックスの一実施例を添
加図面を参照しながら以下詳細に説明する。
加図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第１図および第２図において、本考案に係るスクラップ
ボックス１０は、上下開口の方形容器本体１２と底壁１
４とからなる。そして、容器本体１２の下端開口縁部と
底蓋１４の周縁部とにそれぞれ接合フランジ部１６，１
８を設け、底蓋接合フランジ部１８の一側部を容器本体
接合フランジ部１６の一側部に対してヒンジ２０（第２
図参照）を介して結合すると共に、底蓋接合フランジ部
１８の他端部を容器本体接合フランジ部１６の他側部に
対してロック手段２２（第１図参照）を介して片開状開
閉可能に結合する。なお、本実施例のスクラップボック
ス１０は、フォークリフト用に供されるものであるが、
容器本体１２の上端開口縁部に設けた枠体２４上には、
フォークリフト６０のフォーク６０ａ（第５図参照）を
挿通する挿通部材２６が設けられている。なお、この挿
通部材２６は、接合フランジ部１８上に設けても良く、
あるいはこれら双方にそれぞれ設けても良い。また、参
照符号２８は容器本体１２の補強部材を示し、参照符号
３０はロック手段２２の取付部材を示す。
ボックス１０は、上下開口の方形容器本体１２と底壁１
４とからなる。そして、容器本体１２の下端開口縁部と
底蓋１４の周縁部とにそれぞれ接合フランジ部１６，１
８を設け、底蓋接合フランジ部１８の一側部を容器本体
接合フランジ部１６の一側部に対してヒンジ２０（第２
図参照）を介して結合すると共に、底蓋接合フランジ部
１８の他端部を容器本体接合フランジ部１６の他側部に
対してロック手段２２（第１図参照）を介して片開状開
閉可能に結合する。なお、本実施例のスクラップボック
ス１０は、フォークリフト用に供されるものであるが、
容器本体１２の上端開口縁部に設けた枠体２４上には、
フォークリフト６０のフォーク６０ａ（第５図参照）を
挿通する挿通部材２６が設けられている。なお、この挿
通部材２６は、接合フランジ部１８上に設けても良く、
あるいはこれら双方にそれぞれ設けても良い。また、参
照符号２８は容器本体１２の補強部材を示し、参照符号
３０はロック手段２２の取付部材を示す。
ロック手段２２は、枠体２４上に設けられる導通管３２
内に導通される鎖あるいはワイヤなどからなる導線３４
によってけん引操作される。なお、導通管３２の一方の
端部には案内曲管部３２ａを形成する。また、参照符号
３４ａは取手を示す。このロック手段２２は、第３図お
よび第４図に示すように、容器本体接合フランジ部１６
および取付部材３０上の取付板３６上に設けられるロッ
ク部材３８と底蓋接合フランジ部１８上に設けられる留
金４０とからなり、前記ロック部材３８は、前記取付板
３６上に立設される２枚の枠板４２，４２と、これら枠
板４２，４２の間にボルト４４を介して揺動可能に軸支
される揺動部材４６とから構成し、前記揺動部材４６の
所定位置に留金４０に係合するフック穴４８を形成する
と共に自由端部に導線３４の端部を連結する。なお、参
照符号５０は揺動部材４６を係合方向へ付勢するカウン
ターウェイトであり、参照符号５２は前記ロック結合を
固定する固定ピンである。これにより、ロック手段２２
は、スクラップボックス１０が載置された状態において
は、底蓋１４上に負荷される容器本体１２の荷重Ｗ（第
４図参照）ならびにカウンターウェイト５２の作用によ
り第４図に示す係合状態に保持されているが、固定ピン
５２を取外した上で導線３４をけん引操作すると、揺動
部材４６が２点鎖線で示す位置に揺動され、留金４０と
フック穴４８との係合が解除される。なお、ロック手段
に関しては、本実施例は好ましい１実施例を示したもの
に過ぎず、その他の公知の手段を適宜使用し得ることは
勿論である。
内に導通される鎖あるいはワイヤなどからなる導線３４
によってけん引操作される。なお、導通管３２の一方の
端部には案内曲管部３２ａを形成する。また、参照符号
３４ａは取手を示す。このロック手段２２は、第３図お
よび第４図に示すように、容器本体接合フランジ部１６
および取付部材３０上の取付板３６上に設けられるロッ
ク部材３８と底蓋接合フランジ部１８上に設けられる留
金４０とからなり、前記ロック部材３８は、前記取付板
３６上に立設される２枚の枠板４２，４２と、これら枠
板４２，４２の間にボルト４４を介して揺動可能に軸支
される揺動部材４６とから構成し、前記揺動部材４６の
所定位置に留金４０に係合するフック穴４８を形成する
と共に自由端部に導線３４の端部を連結する。なお、参
照符号５０は揺動部材４６を係合方向へ付勢するカウン
ターウェイトであり、参照符号５２は前記ロック結合を
固定する固定ピンである。これにより、ロック手段２２
は、スクラップボックス１０が載置された状態において
は、底蓋１４上に負荷される容器本体１２の荷重Ｗ（第
４図参照）ならびにカウンターウェイト５２の作用によ
り第４図に示す係合状態に保持されているが、固定ピン
５２を取外した上で導線３４をけん引操作すると、揺動
部材４６が２点鎖線で示す位置に揺動され、留金４０と
フック穴４８との係合が解除される。なお、ロック手段
に関しては、本実施例は好ましい１実施例を示したもの
に過ぎず、その他の公知の手段を適宜使用し得ることは
勿論である。
次に、このような構成になる本考案のスクラップボック
スの使用法について、第５図を参照しながら説明する。
使用に際しては、まず、スクラップを収納したスクラッ
プボックス１０のフォーク挿通部材２６中にフォークリ
フト６０のフォーク６０ａを挿通し、スクラップボック
ス１０を持上げてトラック６２の荷台６２ａ上の所定位
置に持運ぶ。次いで、スクラップボックス１０を荷台６
２ａ上に降下し、ロック手段２２のロック固定ピン５２
を取外した上で取手３４ａを介して導線３４をけん引す
る。すると、ロック部材３８が、第４図に示す矢印方向
の力の作用により留金４０から外れ、ロック手段３８が
ロック解除される。次いでこの状態でスクラップボック
ス１０を上昇すると、このスクラップボックス１０の上
昇に従って底蓋１４が容器本体１２から片開状に開か
れ、スクラップ６４が順次荷台６２ａ上に排出、積載さ
れる。第５図は、このスクラップ６４の排出、積載状態
を示している。そして、スクラップ６４を排出されたス
クラップボックス１０は、所定の設置場所に持運び載置
することにより、底蓋１４に対して負荷される容器本体
１２の荷重Ｗならびにカウンターウェイト５０の作用で
ロック部材３８のフック穴４８が留金４０に係合され、
底蓋１４が容器本体１２に自動的にロック結合される。
その後、ロック部材３８にロック固定ピン５２を挿通す
る。
スの使用法について、第５図を参照しながら説明する。
使用に際しては、まず、スクラップを収納したスクラッ
プボックス１０のフォーク挿通部材２６中にフォークリ
フト６０のフォーク６０ａを挿通し、スクラップボック
ス１０を持上げてトラック６２の荷台６２ａ上の所定位
置に持運ぶ。次いで、スクラップボックス１０を荷台６
２ａ上に降下し、ロック手段２２のロック固定ピン５２
を取外した上で取手３４ａを介して導線３４をけん引す
る。すると、ロック部材３８が、第４図に示す矢印方向
の力の作用により留金４０から外れ、ロック手段３８が
ロック解除される。次いでこの状態でスクラップボック
ス１０を上昇すると、このスクラップボックス１０の上
昇に従って底蓋１４が容器本体１２から片開状に開か
れ、スクラップ６４が順次荷台６２ａ上に排出、積載さ
れる。第５図は、このスクラップ６４の排出、積載状態
を示している。そして、スクラップ６４を排出されたス
クラップボックス１０は、所定の設置場所に持運び載置
することにより、底蓋１４に対して負荷される容器本体
１２の荷重Ｗならびにカウンターウェイト５０の作用で
ロック部材３８のフック穴４８が留金４０に係合され、
底蓋１４が容器本体１２に自動的にロック結合される。
その後、ロック部材３８にロック固定ピン５２を挿通す
る。
このように、本考案のスクラップボックスによれば、ス
クラップボックス内のスクラップを、運転席からの操作
により、簡単且つ自動的にトラック上に排出、積載する
ことができる。しかも、前記スクラップを排出されたス
クラップボックスは、設置場所に復帰載置することによ
り、自動的に底壁を容器本体に対して係合されたスクラ
ップ収納状態に整えられる。
クラップボックス内のスクラップを、運転席からの操作
により、簡単且つ自動的にトラック上に排出、積載する
ことができる。しかも、前記スクラップを排出されたス
クラップボックスは、設置場所に復帰載置することによ
り、自動的に底壁を容器本体に対して係合されたスクラ
ップ収納状態に整えられる。
次に、第６図に、本考案に係るスクラップボックスの別
の実施例、すなわちクレーン用スクラップボックスを示
す。本実施例は、先の実施例において、フォーク挿通部
材２６に代えてクレーン用フック５４および天面枠体２
４上に設けたものである。本実施例においては、スクラ
ップボックスはフック５４を介してクレーンによって持
運ばれるが、スクラップボックスの作用は、ロック手段
２２が適宜操作されることを除いて先の実施例の場合と
同様であり、容易に理解されるので、説明を省略する。
の実施例、すなわちクレーン用スクラップボックスを示
す。本実施例は、先の実施例において、フォーク挿通部
材２６に代えてクレーン用フック５４および天面枠体２
４上に設けたものである。本実施例においては、スクラ
ップボックスはフック５４を介してクレーンによって持
運ばれるが、スクラップボックスの作用は、ロック手段
２２が適宜操作されることを除いて先の実施例の場合と
同様であり、容易に理解されるので、説明を省略する。
以上、本考案のスクラップボックスを好適な実施例につ
いて説明したが、本考案はその精神を逸脱することなく
多くの設計変更が可能である。例えば、ロック手段は、
スクラップボックスの大きさあるいは形状により、適宜
２個以上設けることができる。
いて説明したが、本考案はその精神を逸脱することなく
多くの設計変更が可能である。例えば、ロック手段は、
スクラップボックスの大きさあるいは形状により、適宜
２個以上設けることができる。
以上説明したように、本考案に係るスクラップボックス
は、底蓋を容器本体に対してロック手段を介して片開状
開閉可能に結合すると共に、前記ロック部材は、容器本
体接合フランジ部に立設される２枚の枠板と、これら枠
板の間に揺動自在に枢支されて一端部をけん引導線に結
合される揺動部材と、この揺動部材の他端部に形成され
たフック穴と、前記容器本体下端の接合フランジに前記
フック穴と係合可能に設けられた留金と、前記揺動部材
の他端部にこの揺動部材を前記フック穴と係合する方向
へ付勢すべく設けられたカウンターウェイトと、前記枠
板に揺動部材を係合可能な位置に保持する固定ピンとで
構成され、前記容器本体の下降により載置場所との当接
で容器本体の自重により底蓋が閉塞された際、前記留金
と前記揺動部材のフック穴とが前記カウンターウェイト
の付勢力による揺動動作で係合すると共に、容器本体が
上昇位置決めされた状態において前記けん引導線を遠隔
けん引操作することにより前記留金とフック穴との係合
を解除することができるので、スクラップボックス内に
収納されたスクラップをトラック上に簡単且つ自動的に
排出、積載できると共に、スクラップを排出されたスク
ラップボックスは、設置場所に復帰載置するだけで、底
蓋が容器本体にロック結合されたスクラップ収納状態に
自動的に整えられる。
は、底蓋を容器本体に対してロック手段を介して片開状
開閉可能に結合すると共に、前記ロック部材は、容器本
体接合フランジ部に立設される２枚の枠板と、これら枠
板の間に揺動自在に枢支されて一端部をけん引導線に結
合される揺動部材と、この揺動部材の他端部に形成され
たフック穴と、前記容器本体下端の接合フランジに前記
フック穴と係合可能に設けられた留金と、前記揺動部材
の他端部にこの揺動部材を前記フック穴と係合する方向
へ付勢すべく設けられたカウンターウェイトと、前記枠
板に揺動部材を係合可能な位置に保持する固定ピンとで
構成され、前記容器本体の下降により載置場所との当接
で容器本体の自重により底蓋が閉塞された際、前記留金
と前記揺動部材のフック穴とが前記カウンターウェイト
の付勢力による揺動動作で係合すると共に、容器本体が
上昇位置決めされた状態において前記けん引導線を遠隔
けん引操作することにより前記留金とフック穴との係合
を解除することができるので、スクラップボックス内に
収納されたスクラップをトラック上に簡単且つ自動的に
排出、積載できると共に、スクラップを排出されたスク
ラップボックスは、設置場所に復帰載置するだけで、底
蓋が容器本体にロック結合されたスクラップ収納状態に
自動的に整えられる。
第１図は本考案に係るスクラップボックスの一実施例を
示す正面斜視図、第２図は第１図に示すスクラップボッ
クスの裏面斜視図、第３図はロック手段を示す拡大正面
図、第４図は第３図のIV−IV線断面図、第５図は第１図
に示すスクラップボックスの使用状態を説明するための
斜視図、第６図は本考案に係るスクラップボックスの別
の実施例を示す正面斜視図である。 10…スクラップボックス 12…容器本体、14…底蓋 16,18……接合フランジ部 20…ヒンジ、22…ロック手段 24…枠体、26…フォーク挿通部材 28…補強材、30…取付部材 32…導通管、34…導線 34a…取手、36…取付板 38…ロック部材、40…留金 42…枠板、44…ボルト 46…揺動部材、48…フック穴 50…カウンターウェイト 52…ロック固定ピン、54…フック 60…フォークリフト、60a…フォーク 62…トラック、62a…荷台 64…スクラップ
示す正面斜視図、第２図は第１図に示すスクラップボッ
クスの裏面斜視図、第３図はロック手段を示す拡大正面
図、第４図は第３図のIV−IV線断面図、第５図は第１図
に示すスクラップボックスの使用状態を説明するための
斜視図、第６図は本考案に係るスクラップボックスの別
の実施例を示す正面斜視図である。 10…スクラップボックス 12…容器本体、14…底蓋 16,18……接合フランジ部 20…ヒンジ、22…ロック手段 24…枠体、26…フォーク挿通部材 28…補強材、30…取付部材 32…導通管、34…導線 34a…取手、36…取付板 38…ロック部材、40…留金 42…枠板、44…ボルト 46…揺動部材、48…フック穴 50…カウンターウェイト 52…ロック固定ピン、54…フック 60…フォークリフト、60a…フォーク 62…トラック、62a…荷台 64…スクラップ
Claims (1)
- 【請求項１】天面に持上げフォークの挿通口を有する上
下開口の方形容器本体と底蓋とからなり、容器本体の下
端開口縁部と底蓋の周縁部とに接合フランジ部を設け、
容器本体接合フランジ部に底蓋接合フランジ部の一側部
を片開き開閉可能にヒンジ結合するヒンジを設けると共
に前記底蓋接合フランジ部の他側部を前記容器本体の接
合フランジ部に係合するロック部材を設けたスクラップ
ボックスにおいて、 前記ロック部材は、容器本体接合フランジ部に立設され
る２枚の枠板と、これら枠板の間に揺動自在に枢支され
て一端部をけん引導線に結合される揺動部材と、この揺
動部材の他端部に形成されたフック穴と、前記容器本体
下端の接合フランジに前記フック穴と係合可能に設けら
れた留金と、前記揺動部材の他端部にこの揺動部材を前
記フック穴と係合する方向へ付勢すべく設けられたカウ
ンターウェイトと、前記枠板に揺動部材を係合可能な位
置に保持する固定ピンとで構成され、前記容器本体の下
降により載置場所との当接で容器本体の自重により底蓋
が閉塞された際、前記留金と前記揺動部材のフック穴と
が前記カウンターウェイトの付勢力による揺動動作で係
合すると共に、容器本体が上昇位置決めされた状態にお
いて前記けん引導線を遠隔けん引操作することにより前
記留金とフック穴との係合を解除することを特徴とする
スクラップボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989084521U JPH0620727Y2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | スクラップボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989084521U JPH0620727Y2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | スクラップボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0325403U JPH0325403U (ja) | 1991-03-15 |
| JPH0620727Y2 true JPH0620727Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31633061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989084521U Expired - Lifetime JPH0620727Y2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | スクラップボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620727Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009269633A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Kohoku Kogyo Kk | コンテナ装置 |
| KR101661889B1 (ko) * | 2015-12-31 | 2016-10-04 | 김성운 | 안전성이 보장된 이동 및 회전식 스크랩 처리장치 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010158774A (ja) * | 2008-02-13 | 2010-07-22 | Hiroshi Uchida | クリップ |
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