JP3638916B2 - コンテナ式塵芥車用コンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、百貨店・工場・市場等で多量の「廃棄物ごみ」を出すところで、その「ごみ」を定置した上方開口箱型のコンテナに投入し、満積となった該コンテナをコンテナ式塵芥運搬車に積み込んで運搬して「ごみ廃却」するのに反復使用するコンテナ式塵芥車用コンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
広く使用されている「コンテナ式塵芥車用コンテナ20(以下、単にコンテナ20という)」は(図4参照)方形の底板2の4周側縁に「前枠板3と、開閉ドア構造の後枠板4と、左側枠板5と、右側枠板6」を立設枠囲いして上方開口した方形箱体にして、その前枠板3の外側上方部位に運搬車への「引き上げ用掛止部7」を備えると共に、底板2の後端近傍に後述するコンテナ式塵芥運搬車30に積み込みするときに転動させる支承輪8と底板2の前端下側の支承脚9を設けた構造を有している。
【0003】
そして、そのコンテナ20に工場等の産業廃棄物等を投入して満載になると(図5参照)コンテナ式塵芥運搬車30(以下、単に塵芥車30という)のラガー31を掛止部7に掛け止めして前方を引き上げて後部を支承輪8で支える傾斜姿勢にして塵芥車30の車体に引き上げて積み込み、しかるのち廃却場へ運搬し、ラガー31で前方部分を引き上げて傾斜姿勢にして、後枠板4をドア開放した後部からコンテナ20内の廃棄物ごみを滑り出し放出して廃却処分し、空になったコンテナ20を元の位置に復帰させて反復使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の従来のコンテナ20は(図4(B)参照)、例えば通常の工場作業を妨害しない隅空地や建物横の空地等に定置されるケースが多く、塵芥車30からラガー31で卸すとき後枠板4を前方にして卸すので後枠板4と建物・工場壁33との間隙が充分に取れないことが多く、後枠板4が開閉不能の状態になるケースが多い。
【0005】
従って、日常多量に発生する産業廃棄物は、コンテナ20に梯子を掛けて上方から投入する作業となることが多く、危険にして労働災害をもたらすと共に作業性が悪く、さらに、投入作業が乱暴になって乱雑積みになるのでコンテナキャパシティーの有効利用性が低くコンテナ20の1回当りの積載効率が悪い。
【0006】
本発明は、以上の従来技術の難点を解消するコンテナ式塵芥車用コンテナを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の技術課題を解決する本発明のコンテナ式塵芥車用コンテナは「長方形の底板の4周を、前枠板と右側枠板と左側枠板と後枠板によって枠囲いして上方開口し、かつ、該前枠板の外周に、運搬車への引き上げ用掛止部を備えたコンテナ式塵芥車用コンテナにおいて、前記前枠板と前記後枠板のいずれか、またはいずれもが、開閉板形態にして前記左側枠板と前記右側枠板の端縁とヒンジ部によって連結されると共に、該ヒンジ部は、対となる一側のヒンジピンと他側のヒンジピン係止部が手動による係合解離自在の自在ヒンジ部に構成された構造」に成っている。
【0008】
即ち、前記構成の本発明のコンテナ式塵芥車用コンテナは、前枠板と後枠板のいずれか、またはいずれもが左側枠板と右側枠板に対して「手動操作による係合ロックと、そのロック解放解離」が自在にできる両側ヒンジ連結構造に構成して、前枠板・後枠板の左側開き・右側開きのいずれかが自在にできる自在ヒンジ部連結にした構造が特徴である。
【0009】
そして、前記の基本構成の態様として、前枠板・後枠板と底板を前記自在ヒンジ部によって連結し、前枠板・後枠板の「右側開き・左側開き・前倒し開き」の三方開放可能形態にする。
【0010】
【作用】
以上の構成の本発明のコンテナ式塵芥車用コンテナは、工場等の所定位置に定置されたとき、塵芥車30用のスペースが前方に存在する前枠板または後枠板のいずれか、またはいずれもが「左側開き・右側開き」の2方向開き、または「左側開き・右側開き・前倒し開き」の3方向開きが自在にできるので、それぞれの定置事情に応じて任意方向への開き解放をすることができる。
【0011】
そして、その状態において「工場廃棄物ごみ」を、前枠板・後枠板の開放部分から搬入積み込みできるので、従来の危険にして非能率的なコンテナ上部からの投げ入れが無用になると共に、コンテナキャパシティーを有効に活用する整然積み込みがし易くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施例のコンテナ式塵芥車用コンテナ1(以下、単にコンテナ1という)を図1・図2を参照して説明する。即ち、方形の底板2の側縁4周に「前枠板3と後枠板4と左側枠板5と右側枠板6」を立設枠囲いして上方開口した方形箱体のコンテナ1において、前枠板3の左右側縁が左側枠板5と右側枠板6の側縁と自在ヒンジ部10によってヒンジ連結され「ヒンジ回転とヒンジ連結解放フリー」が自在にできる構造に成っている。
【0013】
詳しくは(図2参照)左・右側枠板5・6の側縁には、ヒンジピン11を縦方向に「差し込み・引き抜き」自在にするヒンジピン孔12Aを上下方向に貫設した主ヒンジブロック13が固定されている。
【0014】
そして、この左・右側枠板5・6の側縁と接合する前枠板3の両側縁には、ヒンジピン11の下半部分を「差し込み・引き抜き」自在に受け入れるヒンジピン孔12Bを貫設した副ヒンジブロック14が固定され、この副ヒンジブロック14が前記構成のヒンジピン係止部に相当している。
【0015】
そして、前枠板3と左・右側枠板5・6を直角に交差させて正常に連結した状態において主・副ヒンジブロック13・14が上下に重合してヒンジピン孔12A・12Bが同一中心線上に重合し、ヒンジピン11がヒンジピン孔12A12Bに貫通セットされてヒンジ機構を構成し、前枠板3が手動によって「左右側枠板5・6に保持したヒンジピン11」を回転中心として回転できる。
【0016】
そして、その状態においてヒンジピン11を抜き取ると前枠板3と左・右側枠板5・6の前記ヒンジ連結が解放されてフリーとなり、前枠板3は左右両側縁に存在する前記ヒンジ連結の一方のヒンジピン11によって支承され、そのヒンジピン11を回転支承軸として概ね270°まで回転解放できる。以上の「ヒンジピン11保持用の主ヒンジブロック13と、ヒンジピン11係止用の副ヒンジブロック14によって自在ヒンジ部10が構成されている。
【0017】
なお、自在ヒンジ部10は掛止部7によるコンテナ1の引き上げ荷重を担持する必要があるので縦方向に2〜3個の複数個連設されると共に、この実施例の前枠板3は台板2の縁部に下端が載置されて自重を支承するように成っている。
【0018】
以上のコンテナ1は従来のコンテナ20と同様にラガー式塵芥運搬車30に積み込まれて運搬され、所定のごみ廃却場へ「積載ごみ」を放出投棄する。
【0019】
以上の図1実施例のコンテナ1は前記の作用がある。即ち、ラガー式塵芥運搬車30用の広いスペースが前方に存在する前枠板3の「左開き・右開き」のいずれかの択一開きが可能にして、任意の方向に開いて積載ごみの積み込みができるので、従来の危険な梯子掛け投げ入れ作業は無用にして作業が安全になると共に作業能率が向上する。
【0020】
そして、廃却ごみを積み込んだ手押し運搬車を底板2の上まで進めてコンテナ1への積み込み作業ができるので整然積み込みがし易く、コンテナ1のキャパシティーの有効利用と積載効率の向上が促進できる。
【0021】
続いて図3を参照して本発明の他の実施例のコンテナを説明する。即ち、図1実施例と同様な自在ヒンジ部10を設けて前枠板3を「左開き・右開き」自在にしたものにおいて、この実施例のコンテナ1は前枠板3と底板2の側縁間にも自在ヒンジ部10が設けられ、前枠板3が「前方倒し開き」可能に構成され前記の「左右開き」と併せて3方開き可能に構成されている。
【0022】
そして、この前枠板3と底板2間の自在ヒンジ部10は下記の構造を有している。即ち(図3(B)(C)参照)前枠板3の下縁下側に設けた「ヒンジピン11を支承する主ヒンジブロック13」と、底板2の前縁下側に固定されて「ヒンジピン11に掛け止めする半円凹部16を有し、かつ手動ハンドル17を突設した鉤状のヒンジピン係止部15を概ね180°回転自在に収納した副ヒンジブロック14」との組合せに成っている。
【0023】
そして、図3(B)のようにヒンジピン係止部15とヒンジピン11を離反姿勢にすることによって底板2と前枠板3のヒンジ連結をルーズにして前枠板3の左右開きを可能にする。そして、手動ハンドル17を操作して図3(C)のようにヒンジピン係止部15をヒンジピン11に掛け止め係合することによって、前枠板3がヒンジピン11に噛み合い係止されてヒンジピン11を回転中心として回転自在となり、前記の左・右側枠板5・6との自在ヒンジ部10をルーズにすることによって 前枠板3の前倒し開きができるように成っている。
【0024】
この図3実施例のものは前枠板3の3方開きができるので、本発明の前記の作用が一段と顕著になる。
【0025】
なお、以上の本発明のコンテナ1は前記の実施例に限定されず、図示しないが後枠板4と「左右側枠板5・6または底板2」を前記の自在ヒンジ部10で連結して前記の2方向開き・3方向開き形態にすることがあり、さらに、図3(B)(C)に示す自在ヒンジ部構造を、前枠板3・後枠板4と左・右側枠板5・6との自在ヒンジ部に適用したり、図2に示す自在ヒンジ部において「左右側枠板5・6に、ヒンジピン11の下端部分を受け入れて前枠板3の副ヒンジブロック14の下部と接合して、開閉作動する前枠板3の自重を支承させる構造」にすることがある。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明のとおり、本発明のコンテナ式塵芥車用コンテナは、産業廃棄物等の廃却ごみの積み込み作業が安全にして作業性・作業能率が良く、さらに、コンテナキャパシティーの有効活用性とコンテナ毎の積載量の増大を図り、産業廃棄物処理作業の一段の効率化と作業性の向上を図る有用な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1実施例のコンテナを示し、(A)はその斜視図、(B)はその使用状態の斜視図
【図2】図1実施例の自在ヒンジ部を示し、(A)はその構造説明の斜視図、(B)はその作用状態の正面図
【図3】本発明の他の実施例のコンテナを示し、(A)はその部分斜視図、(B)(C)はその自在ヒンジ部の構造と作用状態を示す斜視図
【図4】従来のコンテナを示し、(A)はその斜視図、(B)はその使用状態の平面図
【図5】コンテナ式塵芥車用コンテナの塵芥車への積み卸し説明図
【符号の説明】
1 本発明のコンテナ
2 底板
3 前枠板
4 後枠板
5 左側枠板
6 右側枠板
7 吊り上げ用掛止部
10 自在ヒンジ部
11 ヒンジピン
12 ピン孔
13 主ヒンジブロック
14 副ヒンジブロック
15 ヒンジピン係止部
17 手動ハンドル
20 従来のコンテナ
30 コンテナ式塵芥運搬車
31 ラガー

Claims (1)

  1. 長方形の底板の4周を、前枠板と右側枠板と左側枠板と後枠板によって枠囲いして上方開口し、かつ、該前枠板の外周に、運搬車への引き上げ用掛止部を備えたコンテナ式塵芥車用コンテナにおいて、前記前枠板と前記後枠板のいずれか、またはいずれもが、開閉板形態にして前記左側枠板と前記右側枠板の端縁とヒンジ部によって連結されると共に、該ヒンジ部は、対となる一側のヒンジピンと他側のヒンジピン係止部が手動による係合解離自在の自在ヒンジ部に構成されると共に、該自在ヒンジ部が、ヒンジピンを支承した一側の主ヒンジブロックと、該ヒンジピンに掛け止めする半円形凹部を有する手動ハンドルつき鉤状ヒンジピン係止部を回転自在に収納した他側の副ヒンジブロックから成る構造を特徴とするコンテナ式塵芥車用コンテナ。
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