JP2930321B2 - マルチdspシステム - Google Patents

マルチdspシステム

Info

Publication number
JP2930321B2
JP2930321B2 JP10171189A JP10171189A JP2930321B2 JP 2930321 B2 JP2930321 B2 JP 2930321B2 JP 10171189 A JP10171189 A JP 10171189A JP 10171189 A JP10171189 A JP 10171189A JP 2930321 B2 JP2930321 B2 JP 2930321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
signal
dsp
channel
dsps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10171189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02281366A (ja
Inventor
和也 佐古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP10171189A priority Critical patent/JP2930321B2/ja
Publication of JPH02281366A publication Critical patent/JPH02281366A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2930321B2 publication Critical patent/JP2930321B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数チャネルのデジタル信号の処理を複数の
デジタル信号処理プロセッサ(DSP)で行なうマルチDSP
システムに関する。
例えばデジタルオーディオ信号処理においては、左右
の2チャネルあるいはそれらの後チャネルを加えた4チ
ャネルといった複数チャネルの信号が時分割で処理が行
なわれる。この処理が高度化、複雑化して1個のDSPで
は1回のサンプリング周期内で処理を終えることができ
なくなった場合、複数個のDSPに処理を分割することが
行なわれる。
本発明は、この様な複数チャネルの信号を複数のDSP
で処理するマルチDSPシステムに言及する。
〔従来の技術〕 第9図は各nビットの4チャネルのシリアルデータを
時分割で有する信号の一例を表わす図である。
第(1)欄の信号“SYNC"はチャネルの切換を表わす
信号であり、Lレベルである期間に第1および第3チャ
ネルのデータが出現し、Hレベルである期間に第2およ
び第4チャネルのデータが出現する。第2欄の信号“SC
LK"はシリアル信号の各ビットの変わり目を表わしてお
り、“SYNC"がLである期間には“SCLK"の立ち下がりか
ら立ち上がりまでの期間に第1チャネルのデータの各ビ
ットが順次出現し、立ち上がりから立ち下がりまでの期
間に第3チャネルのデータが順次出現する。“SYNC"が
Hレベルである期間も同様で、“SCLK"の立ち下がりお
よび立ち下がりに同期して第2および第4チャネルのデ
ータが交互に順次出現する。第(3)欄の信号“DATA"
はデータ信号であり、a0〜anで表わされる期間は第1チ
ャネルの各ビット、b0〜bnは第2チャネルの各ビット、
c0〜cnは第3チャネルの各ビット、d0〜dnは第4チャネ
ルの各ビットである。
第10図は1個以上のDSPに処理を分割する場合に従来
とられている方式を表わす図である。各DSP202−1〜20
2−mには前述のSCLK130およびSYNC120が並列に供給さ
れて各DSPの同期がとられる。“DATA"については各DSP
に対して直列に接続される。したがって、まずDSP202−
1へ供給されて演算処理が施され、その出力がDSP202−
2へ供給され、その出力がDSP202−3へ供給されるとい
った様に順次演算処理が施される。DSP202−1〜202−
mの伝達関係をそれぞれH1(Z)〜Hm(Z)とすると、
全体の伝達関数H(Z)は H(Z)=H1(Z)・H2(Z)……Hm(Z) (1) で表わされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
この様な構成のマルチDSPシステムでは、各DSPを通過
する毎に1サンプリング周期づつ信号の遅れが生じ、m
段ではサンプリング周期×mだけの時間の遅れが生じる
という問題がある。
また、(1)式の様に全体の伝達関数を個々のDSPの
伝達関数の積の形に展開しなければならず、仮にそれが
できたとしても複雑な形になり、そのために演算量が増
加してしまうという問題もある。
したがって本発明の目的は、複数のDSPに分割した場
合の信号の遅れを最小限にとどめ、かつ全体の構成をよ
り簡潔にすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明に係るマルチDSPシステムの原理構成
ブロック図である。図において、本発明のマルチDSPシ
ステムは、時分割で複数チャネルのデータを有する少な
くとも1つの入力信号10が並列に接続された複数のDSP2
0であって、該DSP20のそれぞれが該複数チャネルのうち
の特定のチャネルの入力信号を対象として演算処理を行
ない、演算結果を該特定チャネルの出力タイミングで有
効信号として出力し、該特定チャネル以外の出力タイミ
ングでは無効信号として出力する複数のDSP20と、該複
数のDSP20の出力のすべてを入力し、各チャネルの出力
タイミングにおいて有効信号のみを選択して出力する信
号合成手段30とを具備することを特徴とするものであ
る。
〔作 用〕
この様に1つまたはそれ以上のチャネルを単位として
処理を分割してDSP20を並列に接続することで信号の遅
れは最小限になり、また、伝達関数を積の形に展開する
必要もなくなる。
〔実施例〕
第2図は本発明に係るマルチDSPシステムの一実施例
を表わす図である。DSP200−1と200−2へは“DATA"10
0が並列に入力され、それらの出力も並列に接続されてD
SP204へ入力される。DSP200−1,200−2および204へは
第10図と同様“SYNC"120および“SCLK"130も入力され
る。
DSP200−1は第9図で説明された入力信号のうち、チ
ャネル1およびチャネル2の信号の処理を受け持ち、DS
P200−2はチャネル3およびチャネル4の信号の処理を
受け持つ。DSP204は主として各チャネルの信号相互間の
演算を受け持つ。
第3図は第2図のDSP200−1およびDSP200−2の動作
を説明するためのタイミングチャートである。第3図中
(1)〜(3)欄は第9図と同様である。(4)欄はDS
P200−1の出力を表わし(5)欄はDSP200−2の出力を
表わしている。(4)(5)欄中信号の幅のない部分は
出力がハイインピーダンスであることを示している。
(4)欄において、第1チャネルのデータであるa0〜an
と第2チャネルのデータであるb0〜bnの出力タイミング
において有効信号として演算結果が出力され、その他の
期間において出力は無効信号としてハイインピーダンス
の状態となる。(5)欄も同様で第3チャネルのc0〜cn
および第4チャネルのd0〜dnの出力タイミングにおいて
演算結果が出力され、その他の期間は出力がハイインピ
ーダンスの状態となっている。したがって、両者の出力
信号を第2図の様に並列に接続すると、両者の有効信号
どうしが干渉することなく、(3)欄の入力信号と同一
のタイミングで一周期遅れた出力信号となる。
第4図は4個のDSP200−1〜200−4を使用して1チ
ャネル毎に1個のDSPを割り当てる例を表わしている。D
SP204の役割は第2図と同様である。
第5図は第4図の回路の動作を表わすタイミングチャ
ートである。同様に、(1)〜(3)欄は第9図と同様
である。(4)〜(7)欄はそれぞれDSP200−1〜200
−4の出力信号を表わしている。(4)欄において第1
チャネルのデータa0〜anの出力タイミングにおいて演算
結果が出力され、それ以外の期間にはハイインピーダン
スとなっている。第(5)〜(7)欄も同様であって、
それぞれb0〜bn,c0〜cnおよびd0〜dnの期間で有効なデ
ータが出力され、その他の期間にはハイインピーダンス
の状態になっている。
第6図はDSPの構成は第2図と同じで無効信号として
Lレベルを出力する例を示している。この場合にはDSP2
00−1および200−2の出力はORゲート300に入力され、
その出力がDSP204に入力される。
第7図は第6図の回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。第3図と異なるところは第3図に
おいて出力がハイインピーダンスとなる期間に、第7図
ではLレベルとなるところである。ORゲート300の出力
は第2図のDSP204の入力と全く同一になる。
第6図のORゲート300の替わりにANDゲートにすること
もできる。この場合にはDSP200−1,200−2は無効信号
としてHレベルを出力するものとする。
前述の様に各DSPの出力の合流点にORゲートまたはAND
ゲートを置く方式は第4図の回路にも容易に適用するこ
とができる。
これまでにはデジタル信号のシリアル入出力ラインが
それぞれ1本ずつである例を示したが、フローティング
データの入出力ラインとして各2本を有する場合があ
る。この場合における第6図の変形を第8図に示す。こ
れは単に第6図の回路と同じ形式の信号ラインが第6図
の回路に対して1ライン追加されただけである。したが
ってこれまでに述べてきた変形がすべて適用可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように本発明によれば、複数チャネル
のデータをリアルタイムで取り扱うマルチDSPシステム
において、信号の遅れを最小限にとどめると共に構成を
簡潔にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマルチDSPシステムの原理構成を
表わす図、 第2図は本発明の第1の実施例を表わす図、 第3図は第2図の回路の動作を表わすタイミングチャー
ト、 第4図は本発明の第2の実施例を表わす図、 第5図は第4図の回路の動作を表わすタイミングチャー
ト、 第6図は本発明の第3の実施例を表わす図、 第7図は第6図の回路の動作を表わすタイミングチャー
ト、 第8図は本発明の第4の実施例を表わす図、 第9図は入力信号の形式を表わすタイミングチャート、 第10図は従来のマルチDSPシステムを表わす図。 図において、 10,100……入力信号、 20,200−1〜200−4,202,204……DSP。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−59408(JP,A) 特開 昭57−55515(JP,A) 特開 昭59−176860(JP,A) 特開 昭61−121172(JP,A) 特開 平1−155731(JP,A) 富士通テン技報 Vol.5 No. 1(4月1987)p.37−51 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時分割で複数チャネルのデータを有する少
    なくとも1つの入力信号(10)が並列に接続された複数
    のDSP(20)であって、該DSP(20)のそれぞれが該複数
    チャネルのうちの特定のチャネルの入力信号を対象とし
    て演算処理を行ない、演算結果を該特定チャネルの出力
    タイミングで有効信号として出力し、該特定チャネル以
    外の出力タイミングでは無効信号として出力する複数の
    DSP(20)と、 該複数のDSP(20)の出力のすべてを入力し、各チャネ
    ルの出力タイミングにおいて有効信号のみを選択する信
    号合成手段(30)と、 該信号合成信号からの信号について主として各チャンネ
    ルの信号相互間の演算処理を行う第2のDSP(204)とを
    具備することを特徴とするマルチDSPシステム。
JP10171189A 1989-04-24 1989-04-24 マルチdspシステム Expired - Fee Related JP2930321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10171189A JP2930321B2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24 マルチdspシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10171189A JP2930321B2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24 マルチdspシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02281366A JPH02281366A (ja) 1990-11-19
JP2930321B2 true JP2930321B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=14307890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10171189A Expired - Fee Related JP2930321B2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24 マルチdspシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2930321B2 (ja)

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
富士通テン技報 Vol.5 No.1(4月1987)p.37−51

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02281366A (ja) 1990-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01157138A (ja) フレーム同期方式
TW347639B (en) System and method for processing video data
GB1517750A (en) Reframing circuit for a time division multiplex system
JP2930321B2 (ja) マルチdspシステム
JPH02278382A (ja) 図形処理装置用の演算論理機構
US4841469A (en) Matrix times matrix multiplier
US6330338B1 (en) Process and device for mixing digital audio signals
JP2580641B2 (ja) ブロック同期回路
US5450440A (en) Monitor system for digital communication apparatus
JP3038766B2 (ja) スイッチング方式
ES2185403T3 (es) Procedimiento de transmision numerica.
KR0146255B1 (ko) 확장부스 멀티플라이어
JPH0365723A (ja) 並列乗算回路
JP2696876B2 (ja) チャンネル切換装置
JPS61289425A (ja) 乗算回路
KR0155718B1 (ko) 동기 데이타 발생장치
JP3106525B2 (ja) 加算方式及びその回路
SU1509879A1 (ru) Устройство дл вычислени сумм произведений
JPH03204719A (ja) 加算装置
JPH01198843A (ja) スクランブル回路
JPS60160720A (ja) 半導体装置
JPS60140426A (ja) キヤリ−回路
JPH0962488A (ja) 演算同期回路
JPS63291156A (ja) 計算機間の処理の同期方式
JPH0398336A (ja) フレーム同期回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees