JP2929686B2 - 自動番組制御装置におけるデータリンク方式 - Google Patents

自動番組制御装置におけるデータリンク方式

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JP2929686B2
JP2929686B2 JP23097690A JP23097690A JP2929686B2 JP 2929686 B2 JP2929686 B2 JP 2929686B2 JP 23097690 A JP23097690 A JP 23097690A JP 23097690 A JP23097690 A JP 23097690A JP 2929686 B2 JP2929686 B2 JP 2929686B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビ番組の送出の自動運行を行う自動番
組制御装置に関し、特に現用系と予備系といった複数の
系を持つ冗長化された自動番組制御装置において、一方
の系のデータが訂正されたときに他方の系のデータを自
動的に訂正し、両系が常に同じ状態で運用できるように
するデータリンク方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の冗長化構成を有する自動番組制御装置
においては、データの修正時にはデータ全体をリファレ
ンスとし、データの追加時にはデータに含まれる時刻情
報をリファレンスとするデータリンク方式を採用してい
る。即ち、自動番組制御装置が例えば系Aと系Bの2系
から構成されている場合に、系Aに保有される或るデー
タを修正するとき、修正前のデータと修正後のデータと
を系Aに与えると、系Aでは入力された修正前のデータ
と同一のデータをサーチして修正後のデータで置換する
と共に、入力された修正前のデータと修正後のデータを
系Bに送信し、系Bでは系Aと同様な処理を行って自系
Bで保有する該当データを修正するものである。また、
データの追加時には、論理的な順序をもって並べられて
いる既存データ群のどの順位にデータを追加するかを指
定するために、例えば追加する位置の直前に位置するデ
ータに含まれる時刻情報を追加するデータに付加して系
Aに入力する。これに応答して、系Aでは入力された時
刻情報と同一の時刻情報を持つデータをサーチしてその
直後の位置に追加すべきデータを書き込むと共に、入力
された時刻情報と追加データとを系Bに送信し、、系B
では系Aと同様な処理を行って自系Bで保有するデータ
群中の当該箇所にデータの書き込みを行うものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来のデータリンク方式に
は、次のような問題点がある。
(1)データの修正時と追加時とでリファレンスの種類
が異なり、同種のリファレンスで修正および追加を行う
ことができない。
(2)同じ内容のデータが複数存在する場合には修正等
を行うべきデータを特定するとができない。
(3)異なる複数のデータの論理的な順位を修正すると
き、修正内容によっては正確に修正することができない
場合がある。例えば、既存データ群中にH1とV1という2
つのデータの論理的な並びが存在している状況下で、デ
ータH1をデータV1に、データV1をデータH1に変更すなわ
ち論理的な順序を入れ替える場合、 データH1をデータV1に修正する指示 データV1をデータH1に修正する指示 を入力することになるが、指示の実行後のデータ群の
内容はV1とV1とが論理的に並んだ状態となり、従って次
の指示が実行されると、並びの最初のデータV1がデー
タH1に修正され、H1とV1とがその順に論理的に並んだ状
態となる。この状態は修正前の状態と同じであり、修正
が全く行われなかったことになる。
本発明はこのような従来の問題点を解決したもので、
その目的は、修正および追加を1種類のリファレンスに
よって行うことができると共にデータの修正や追加等を
確実かつ正確に行うことができる自動番組制御装置にお
けるデータリンク方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、 テレビ番組の送出の自動運行を行う、複数の系で構成
された自動番組制御装置におけるデータリンク方式にお
いて、 各々の系は、 (a)データ間でユニークとなり得る充分な桁数を持っ
たユニークナンバを付加したデータを記憶する記憶装置
と、 (b)次回使用するユニークナンバを保持する保持部
と、 (c)データ訂正要求を入力するデータ入力装置と、 (d)他系との通信装置と、 (e)前記記憶装置、前記保持部、前記データ入力装置
および前記通信装置に接続された処理装置とを備え、 前記処理装置は、 (e−1)前記データ入力装置からのデータ訂正要求の
入力時、現在の自系の状態が他系によるユニークナンバ
のロック中状態であれば前記データ訂正要求の自系によ
る処理を拒否し、ロック中でなければ前記通信装置を通
じて他系に対してユニークナンバをロックするロック要
求を送出して他系からロック許可を受信した場合に限り
前記データ訂正要求の自系における処理を可能とする第
1の手段と、 (e−2)前記通信装置を通じて他系からロック要求を
受信したとき、前記データ入力装置からのデータ訂正要
求の有無を調べ、有ればロック要求元の系にロック不許
可を通知し、無ければロック要求元の系にロック許可を
通知すると共に現在の自系の状態を他系によるユニーク
ナンバのロック中状態とする第2の手段と、 (e−3)前記入力されたデータ訂正要求がデータ修正
要求であるとき、データ修正要求に含まれるユニークナ
ンバと同じユニークナンバを持つデータを前記記憶装置
から検索し、見つけたデータを修正すると共に、前記通
信装置を通じて前記データ修正要求を他系に転送する第
3の手段と、 (e−4)前記入力されたデータ訂正要求がデータ追加
要求であるとき、データ追加要求に含まれるユニークナ
ンバと同じユニークナンバを持つデータを前記記憶装置
から検索し、見つけたデータの直後の場所に、データ追
加要求に含まれる追加データに前記保持部に保持されて
いるユニークナンバを付加して格納し、かつ、前記保持
部のユニークナンバをカウントアップすると共に前記デ
ータ追加要求と前記付加したユニークナンバとを前記通
信装置を通じて他系に転送する第4の手段と、 (e−5)前記通信装置を通じて他系からデータ修正要
求を受信したとき、データ修正要求に含まれるユニーク
ナンバと同じユニークナンバを持つデータを前記記憶装
置から検索し、見つけたデータを修正する第5の手段
と、 (e−6)前記通信装置を通じて他系からデータ追加要
求とユニークナンバとを受信したとき、データ追加要求
に含まれるユニークナンバと同じユニークナンバを持つ
データを前記記憶装置から検索し、見つけたデータの直
後の場所に、データ追加要求に含まれる追加データに前
記データ追加要求と一緒に受信した前記ユニークナンバ
を付加して格納し、また前記保持部のユニークナンバを
カウントアップする第6の手段と、 (e−7)一連のデータ訂正要求の処理の終了時、前記
通信装置を通じて他系に対してロック解除要求を送出
し、他系のロック中状態を解除する第7の手段とを備え
ている。
〔作用〕
本発明の自動番組制御装置におけるデータリンク方式
の作用を、系Aと系Bとで構成された自動番組制御装置
を例にして説明する。
例えば系Aのデータ入力装置から、データ訂正要求が
入力されると、系Aの処理装置の第1の手段が、現在の
自系Aの状態が他系Bによるユニークナンバのロック中
状態であれば、データ訂正要求の自系Aによる処理を拒
否し、ロック中でなければ通信装置を通じて他系Bに対
してユニークナンバをロックするロック要求を送出し、
他系Bからロック許可を受信した場合に限り前記データ
訂正要求の自系Aにおける処理を可能とする。このとき
他系Bでは、その処理装置の第2の手段が、系Aからロ
ック要求を受信したとき、自系のデータ入力装置からの
データ訂正要求の有無を調べ、有ればロック要求元の系
Aにロック不許可を通知し、無ければロック要求元の系
Aにロック許可を通知すると共に現在の自系Bの状態を
他系によるユニークナンバのロック中状態とする。
データ訂正要求の系Aにおける処理が可能な場合、そ
のデータ訂正要求がデータ修正要求であれば、系Aの処
理装置の第3の手段が、そのデータ修正要求に含まれる
ユニークナンバと同じユニークナンバを持つデータを自
系Aの記憶装置から検索し、見つけたデータを修正する
と共に、前記データ修正要求を他系Bに転送する。この
データ修正要求を受信した系Bでは、その処理装置の第
5の手段が、そのデータ修正要求に含まれるユニークナ
ンバと同じユニークナンバを持つデータを自系Bの記憶
装置から検索し、見つけたデータを修正する。
上記データ訂正要求がデータ追加要求であれば、系A
の処理装置の第4の手段が、そのデータ追加要求に含ま
れるユニークナンバと同じユニークナンバを持つデータ
を自系Aの記憶装置から検索し、見つけたデータの直後
の場所に、データ追加要求に含まれる追加データに自系
Aの保持部に保持されているユニークナンバを付加して
格納し、かつ、その保持部のユニークナンバをカウント
アップすると共に前記データ追加要求と前記付加したユ
ニークナンバとを他系Bに転送する。系Aからデータ追
加要求とユニークナンバとを受信した系Bでは、その処
理装置の第6の手段が、そのデータ追加要求に含まれる
ユニークナンバと同じユニークナンバを持つデータを自
系Bの記憶装置から検索し、見つけたデータの直後の場
所に、データ追加要求に含まれる追加データに前記デー
タ追加要求と一緒に受信した前記ユニークナンバを付加
して格納し、また自系Bの保持部のユニークナンバをカ
ウントアップする。
系Aにおいて一連のデータ訂正要求の処理が終了する
と、系Aの処理装置の第7の手段が、他系Bに対してロ
ック解除要求を送出し、他系によるユニークナンバのロ
ック中状態を解除する。
このように本発明の自動番組制御装置におけるデータ
リンク方式においては、各系の保持部に保持されている
ユニークナンバの更新をデータの追加要求を受けた系の
みが排他的に行うようにすると共にその更新時には他系
に対しても同様に更新するように連携を持たせたので、
装置立ち上げ時点で各系の保持部に保持されているユニ
ークナンバを同一値としておくことにより、何れの系に
データの追加要求を入力した場合でも各系のユニークナ
ンバは等しく更新される。そして、データ追加時には、
追加要求を受けた系が自系の記憶装置に追加データと共
にユニークナンバを書き込み、この書き込んだユニーク
ナンバを他系が受けて自系の記憶装置に追加データと共
に書き込むので、全ての系の記憶装置における同一デー
タについては同一のユニークナンバが付与されることに
なる。よって、このようなユニークナンバをリファレン
スとすることにより、修正および追加を1種類のリファ
レンスによって行うことができ、且つ、データの修正や
追加等を確実かつ正確に行うことができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は本発明を適用した自動番組制御装置の一実施
例の構成図である。同図に示すように、本実施例の自動
番組制御装置は、系Aと系Bとを含む冗長化された構成
を有し、系Aおよび系Bは、プロセッサ等で構成される
処理装置1−1,2−1と、キーボードやフロッピィディ
スク装置或いは紙テープリーダ等のデータ入力装置1−
2,2−2と、磁気ディスク装置等の記憶装置1−3,2−3
と、他系との間で通信を行う通信装置1−4,2−4と、
ユニークナンバを保持する保持部1−5,2−5とを含
み、両系で共通に使用される入出力部3を介して図示し
ない被制御機器であるスイッチャー機器やVTR等に接続
されている。実際の運用時には、系A,Bのうち現用系と
なる例えば系Aの処理装置1−1が自系の記憶装置1−
3に記憶されているキューデータ等に従って入出力部3
を介して被制御機器を制御してテレビ番組の送出の制御
を行い、他方の系Bが系Aの障害時にそれをバックアッ
プする待機系となる。そして、この待機系によるバック
アップを確実ならしめるため、現用系である系Aの記憶
装置1−3に記憶されたデータの訂正時に、他方の系B
の記憶装置2−3に記憶されたデータを自動的に訂正し
て両者が常に同じ状態になるようにデータリンク処理を
行う。
第2図は記憶装置1−3,2−3に記憶されたデータの
説明図であり、各データD1,D2,…,Dnには、データ間で
ユニークとなり得る充分な桁数を持ったユニークナンバ
UN1,UN2,…,UNnがそれぞれ付加されており、ユニークナ
ンバでもって唯一のデータが識別できるようになってい
る。
第3図はデータの訂正を行う際にデータ入力装置1−
2,2−2から入力する訂正要求データのフォーマット例
を示し、同図(a)はデータの追加要求時のフォーマッ
ト例を、同図(b)はデータの修正,削除要求時のフォ
ーマット例をそれぞれ示す。データを追加する場合、同
図(a)に示すように、当該要求が追加要求であること
を示す指示ビットFと、追加すべき場所を示す情報とな
る直前データユニークナンバUNxと、追加するデータDX
とから構成されるフォーマットを使用する。また、デー
タを修正,削除する場合は、同図(b)に示すように、
当該要求が修正あるいは削除要求であることを示す指示
ビットFと、修正,削除するデータのユニークナンバUN
xと、修正、削除するデータDXとから構成されるフォー
マットを使用する。
第4図は第1図の系Aのデータ入力装置1−2から訂
正要求を入力して系Aの記憶装置1−3と系Bの記憶装
置2−3のデータを訂正する際に、両系の処理装置1−
1,2−1が行うデータ訂正処理の一例を示す。以下、同
図を参照して第1図の実施例の動作を説明する。
系Aのデータ入力装置1−2から第3図(a)または
(b)のフォーマットを持つ訂正要求データが1つ乃至
複数個入力されると、処理装置1−1は最初の訂正要求
データの入力時に、相手の系Bからユニークナンバをロ
ックすることが現在要求されているか否かを判定し(S
1)、ロック中であれば、処理S2においてオペレータに
入力不可のメッセージを表示して再入力を促す。ロック
中でなければ、通信装置1−4を使用して系Bにロック
要求を行い(S3)、その応答を待つ。
上記のロック要求は系Bの通信装置2−4で受信され
て処理装置2−1に通知され、処理装置2−1は自系の
データ入力装置2−2からの訂正要求データの有無を調
べ(S21)、有れば不許可を通信装置2−4により系A
に返送し、無ければ系Aからロック中であることを記憶
し(S22)、ロック許可を通信装置2−4により系Aに
返送する。
系Aの処理装置1−1は、系Bから送信されたロック
要求に対する応答を通信装置1−4で受信するとその内
容を判定し(S4)、ロック不可であれば処理S2において
オペレータに入力不可を伝える。ロック許可であれば、
今回入力した訂正要求データの要求種別が追加か或いは
修正,削除かを第3図の指示ビットFにより識別する
(S5)。そして、追加の場合は処理S6に進み、修正,削
除の場合は処理S6,S7をスキップして処理S8に進む。
処理S6では、処理装置1−1は、保持部1−5に保持
されているユニークナンバを取得して今回の訂正要求デ
ータに含まれる第3図(a)の追加データDXに付加す
る。そして、次の処理S7で、保持部1−5に保持された
ユニークナンバを+1だけカウントアップし、系B側の
ユニークナンバも等しい値にすべくユニークナンバをカ
ウントアップすべきことを通信装置1−4により系Bに
通知する。
この通知を受けた系Bの処理装置2−1は、保持部2
−5に保持されたユニークナンバを+1だけカウントア
ップするというメンテナンスを行う(S23)。
他方、系Aの処理装置1−1は、処理S8において自系
データの書き換えを行う。これは、追加要求の場合に
は、追加要求データに含まれる第3図(a)の直前デー
タユニークナンバUNxと同一のユニークナンバを持つデ
ータを記憶装置1−3より検索し、その直後の場所(論
理的な順序が直後になる場所)に、処理S6で第3図
(a)の追加データDXに対してユニークナンバを付加し
たデータを書き込むことで行う。また、修正要求の場合
には、修正要求データに含まれる第3図(b)のユニー
クナンバUNxと同一のユニークナンバを持つデータを記
憶装置1−3より検索し、見つけたデータのユニークナ
ンバはそのままにしてデータ部のみを第3図(b)の修
正要求データの修正データDXで書き換えることで行う。
更に、削除要求の場合には、修正の要求の場合と同様に
して検索したデータが第3図(b)の削除データDXと同
一であることを確認した上でそのデータをユニークナン
バと共に記憶装置1−3から消去することで行う。な
お、削除時に同一データであるか否かの確認を行わない
場合には、削除要求データのフォーマットから削除デー
タを省略することができる。
さて、系Aの処理装置1−1は処理S8で自系データの
書き換えを終えると、系Bの記憶装置2−3の内容も同
様に書き換えるべく必要なデータを通信装置1−4によ
り系Bに転送する(S9)。このとき転送するデータは、
追加要求の場合は、第3図(a)の追加要求データと処
理S6で取得したユニークナンバであり、修正,削除の場
合は第3図(b)の修正,削除要求データである。
系Aから送出された上記データを受信した系Bの処理
装置2−1では、受信したデータに基づいて記憶装置2
−3に記憶されている自系データの書き換えを行う(S2
4)。この書き換え方法は、処理S8とほぼ同じである。
つまり、修正要求の場合には、修正要求データに含まれ
るユニークナンバと同一のユニークナンバを持つデータ
を記憶装置2−3から検索し、見つけたデータのユニー
クナンバはそのままにしてデータ部のみを修正要求デー
タ中の修正データが書き換え、削除要求の場合には、修
正要求の場合と同様にして検索したデータで削除要求デ
ータ中の削除データと同一であることを確認した上でそ
のデータをユニークナンバと共に記憶装置2−3から消
去する。さらに、追加要求の場合には、追加要求データ
に含まれるユニークナンバと同じユニークナンバを持つ
データを記憶装置2−3から検索し、見つけたデータの
直後の場所に、追加データ要求に含まれる追加データに
前記データ追加要求と一緒に受信したユニークナンバを
付加して格納する。
系Aの処理装置1−1は、処理S9の後に処理S10に進
み、データ入力装置1−2から入力された全ての訂正要
求データについて処理したか否かを判定し、未処理の訂
正要求データが残っているときは処理S5に戻って上述と
同様な動作を繰り返し、全ての訂正要求データを処理し
たときは、ロックの解除を行う(S11)。即ち、ロック
解除要求を通信装置1−4により系Bに送出し、系Bの
ロック中を解除させるものである。
以上は、系Aに訂正要求データを入力した場合の動作
であるが、系Bのデータ入力装置2−2から訂正要求デ
ータを入力した場合には、上述した系Aの動作を系Bが
行い、系Bの動作を系Aが行うことになる。
なお、止むを得ず一方の系たとえば系Bだけで運用し
ている場合においても、記憶装置2−3に対するデータ
の追加は可能であり、且つ、そのとき保持部2−5に保
持されたユニークナンバが1データ追加毎にカウントア
ップされていく。ただ、このとき系Aの記憶装置1−3
に対してはデータは追加されないので、系Aの立ち上げ
時にデータのリンクをとる必要がある。
第5図はそのときの系A,Bの処理装置1−1,2−1のイ
ニシャル処理例を示している。同図に示すように、系A
の処理装置1−1はリセットにより立ち上げが行われる
と、系Bに対し通信装置1−からユニークナンバ要求を
出す(S41)。これに応答して系Bの処理装置2−1は
保持部2−5に保持されたユニークナンバを所得して系
Aに返却する。系Aの処理装置1−1は、系Bから渡さ
れたユニークナンバと保持部1−5に保持されているユ
ニークナンバとを比較し(S42)、同一であれば、系A
の停止中にデータの追加がなくデータリンクがとれてい
るので、処理を終了する。他方、ユニークナンバが異な
る場合は、異なる範囲のデータの転送を通信装置1−を
介して系Bに要求する(S43)。
系Bの処理装置2−1においては、上記の要求を受け
ると、異なる範囲のユニークナンバの各々について、記
憶装置2−3の検索を行って該当データ(データ部とユ
ニークナンバ部)と直前データユニークナンバとを取得
し、これを系Aに転送する(S52,S53)。系Aでは受信
したデータに基づいて自系の記憶装置1−3にデータの
追加を行い(S44)、その処理終了後に、保持部1−5
に保持されている自系のユニークナンバを系Bから通知
されたユニークナンバに書き換えるメンテナンスを行う
(S45)。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明の自動番組制御装置におけるデー
タリンク方式によれば、次のような効果を得ることがで
きる。
(1)データの修正,追加をユニークナンバという1種
類のリファレンスを使用して行うことができる。
(2)ユニークナンバはその名の通り各データ毎にユニ
ークなものとなるので、同じ内容のデータが複数存在す
る場合であっても、それらの区別が可能となり、修正,
追加を確実かつ正確に行うことができる。
(3)(2)と同様な理由により、異なる複数のデータ
の論理的な順位の修正も正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した自動番組制御装置の一実施例
の構成図、 第2図は記憶装置1−3,2−3に記憶されたデータの説
明図、 第3図は訂正要求データのフォーマット例を示す図、 第4図は系A,Bの処理装置1−1,2−1が行うデータ訂正
処理の一例を示す流れ図および、 第5図はイニシャル処理例の流れ図である。 図において、 A,B…自動番組制御装置を構成する系 1−1,2−1…処理装置 1−2,2−2…データ入力装置 1−3,2−3…記憶装置 1−4,2−4…通信装置 1−5,2−5…ユニークナンバの保持部 3…入出力部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビ番組の送出の自動運行を行う、複数
    の系で構成された自動番組制御装置におけるデータリン
    ク方式において、 各々の系は、 (a)データ間でユニークとなり得る充分な桁数を持っ
    たユニークナンバを付加したデータを記憶する記憶装置
    と、 (b)次回使用するユニークナンバを保持する保持部
    と、 (c)データ訂正要求を入力するデータ入力装置と、 (d)他系との通信装置と、 (e)前記記憶装置、前記保持部、前記データ入力装置
    および前記通信装置に接続された処理装置とを備え、 前記処理装置は、 (e−1)前記データ入力装置からのデータ訂正要求の
    入力時、現在の自系の状態が他系によるユニークナンバ
    のロック中状態であれば前記データ訂正要求の自系によ
    る処理を拒否し、ロック中でなければ前記通信装置を通
    じて他系に対してユニークナンバをロックするロック要
    求を送出して他系からロック許可を受信した場合に限り
    前記データ訂正要求の自系における処理を可能とする第
    1の手段と、 (e−2)前記通信装置を通じて他系からロック要求を
    受信したとき、前記データ入力装置からのデータ訂正要
    求の有無を調べ、有ればロック要求元の系にロック不許
    可を通知し、無ければロック要求元の系にロック許可を
    通知すると共に現在の自系の状態を他系によるユニーク
    ナンバのロック中状態とする第2の手段と、 (e−3)前記入力されたデータ訂正要求がデータ修正
    要求であるとき、データ修正要求に含まれるユニークナ
    ンバと同じユニークナンバを持つデータを前記記憶装置
    から検索し、見つけたデータを修正すると共に、前記通
    信装置を通じて前記データ修正要求を他系に転送する第
    3の手段と、 (e−4)前記入力されたデータ訂正要求がデータ追加
    要求であるとき、データ追加要求に含まれるユニークナ
    ンバと同じユニークナンバを持つデータを前記記憶装置
    から検索し、見つけたデータの直後の場所に、データ追
    加要求に含まれる追加データに前記保持部に保持されて
    いるユニークナンバを付加して格納し、かつ、前記保持
    部のユニークナンバをカウントアップすると共に前記デ
    ータ追加要求と前記付加したユニークナンバとを前記通
    信装置を通じて他系に転送する第4の手段と、 (e−5)前記通信装置を通じて他系からデータ修正要
    求を受信したとき、データ修正要求に含まれるユニーク
    ナンバと同じユニークナンバを持つデータを前記記憶装
    置から検索し、見つけたデータを修正する第5の手段
    と、 (e−6)前記通信装置を通じて他系からデータ追加要
    求とユニークナンバとを受信したとき、データ追加要求
    に含まれるユニークナンバと同じユニークナンバを持つ
    データを前記記憶装置から検索し、見つけたデータの直
    後の場所に、データ追加要求に含まれる追加データに前
    記データ追加要求と一緒に受信した前記ユニークナンバ
    を付加して格納し、また前記保持部のユニークナンバを
    カウントアップする第6の手段と、 (e−7)一連のデータ訂正要求の処理の終了時、前記
    通信装置を通じて他系に対してロック解除要求を送出
    し、他系のロック中状態を解除する第7の手段とを備え
    ることを特徴とする自動番組制御装置におけるデータリ
    ンク方式。
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