JP2929267B2 - 送風ノズル - Google Patents

送風ノズル

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JP2929267B2 JP26251895A JP26251895A JP2929267B2 JP 2929267 B2 JP2929267 B2 JP 2929267B2 JP 26251895 A JP26251895 A JP 26251895A JP 26251895 A JP26251895 A JP 26251895A JP 2929267 B2 JP2929267 B2 JP 2929267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、熱風発生機等に
配管を介して接続し、その熱風発生機等から吐出される
熱風等を各種製品にブローし、製品の乾燥や水切り等に
使用するための送風ノズルに関し、とりわけ幅広の帯状
の熱風等を吐出することのできるノズルの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の送風ノズルの一例を示す
全体斜視図であり、図6は、図5に示した送風ノズルの
横断面図である。これらの図に示した送風ノズルは、本
願出願人の代表者が考案した実開平3−6291号公報
に記載されたものである。図5から判る通り、このノズ
ルは、管状の本体40の一方端にエアー供給口41を設
け、またその長手方向にはエアーを吐出させるための吹
出しスリット42を複数列設している。この吹出しスリ
ット42は、一列に横に列設したものや、上下二段に二
列に列設されたもの等各種のものがある。更に図6に示
された通り、この吹出しスリット42と略平行に3枚の
仕切板45、46、47をその本体40内部に設けたも
のである。これらの仕切板45、46、47には適宜複
数のエアー挿通孔48、49、50が各仕切板において
それぞれ相互に異なる位置に穿設され、これによってエ
アーの流れが整流されて、流入方向と直角方向に、即ち
管状本体40の長手方向と直角方向にエアーが吐出され
うるように機能するのである。更にこの従来例において
は、吹出しスリット42から吐出される吐出エアーの風
量及び風圧をノズルの根本側と先端側とで一様にするた
めに、中間の仕切板46をその根本部側とその先端部側
との両側で可動として、仕切板45との間隔距離をその
根本側と先端側との両方の側で広狭自在に調節できるも
のである。尚、図6中の51、52は風量調節板を示
し、摺動可能な風量調節板51を適宜図中紙面の表裏方
向に摺動させることにより、エアーの挿通孔の開口面積
が変更され、その調節が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のノズルにお
いては、先ずエアーの吐出する吹出しスリットが複数列
設されている。これは管状の本体が、スチールパイプと
一定の薄い板厚のスチールとから形成されているため、
その長手方向に1本のみの長いスリットを設けること
は、その強度を考慮すれば不可能だからであり、従って
一定の短い長さのスリットを一列又は二列に列設して吹
出しスリットを形成していたのである。それ故従来のノ
ズルのスリットには、その全てにおいてエアーが吐出し
ない仕切部が幾つか存在していた。これにより厳密に
は、短い幅の帯状の吐出エアーが幾つか並んで一定幅に
渡り吐出するという状態であった。その結果、吐出エア
ーの風速むらが生じていた。また吹出しスリットから吐
出する吐出エアーAは(図6参照)、狭い間隔の吹出し
スリット42から吐出されるとすぐに拡散して、スリッ
トから一定距離を隔てた箇所においては、幅広帯状の吐
出エアーは、帯状でなくなって、広がってしまうのが現
状であった。更に従来のノズルにおいては、その構成部
品が多く、しかも溶接により製造していたため、その製
造に多くの手間を要していた。また従来のノズルは、分
解して内部を清掃することができなかったため、食品の
乾燥用等として使用する場合には、ノズルの内部清掃を
如何にして行うかという問題が残されていた。本願発明
は、これらの問題点を解決すべく、吐出口となる吹出し
スリットから仕切りを無くすること、吐出エアーがノズ
ルから離れた箇所においても拡散せずに帯状の状態のま
まであり続けること、更には製造容易且つ内部清掃可能
な送風ノズルを提供すること等をその課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願発明の第1のものにおいては、管状の主管部
1の適宜位置にはエアー供給口2が設けられ、この主管
部1の長手方向にはエアー排出孔10が設けられ、この
エアー排出孔10の全体を被覆するように、主管部1の
長手方向に沿って少なくとも2枚のエアー吐出用案内板
5、5を相対向するように設け、これらエアー吐出用案
内板5として適宜一定の厚みを有する板状体のものを使
用し、これにより、これらエアー吐出用案内板5、5同
士の先端部分の間隔がエアー吐出口3を形成し、且つこ
のエアー吐出口3を形成するエアー吐出用案内板5、5
の先端部分にはエアー吐出方向に所定長さを有する通路
形成部4が設けられ、エアー吐出口3と前記エアー排出
孔10との間には空間8が設けられ、前記少なくとも2
枚のエアー吐出用案内板5の主管部1への取付位置を、
主管部1の長手方向と直交する周方向に変更することに
よってエアー吐出口3の間隔を広狭自在に調節できるよ
うにしたものである。この構成によりノズルから離れた
ある一定の距離においてもその吐出エアーは幅広の帯状
の状態を維持することができ、且つ吐出エアーの風速等
を調節することもできる。
【0005】本願発明の第2のものにおいては、上記第
1の発明において、エアー吐出用案内板5、5の先端部
と後端部とを逆に取り付け、一方のエアー吐出用案内板
5の先端端面部を他方のエアー吐出用案内板5の裏面に
対向させることによってエアーの吐出方向を変更できる
ものである。これによりエアー吐出口の間隔調節と共
に、吐出エアーの吐出方向をも容易に変更することがで
きる。本願発明の第3のものにおいては、上記第1又は
第2の発明において、主管部1に設けられたエアー排出
孔10と略平行に、複数のエアー挿通孔13を有する少
なくとも1枚の整流格子12を主管部1内部に配設した
ものである。これにより供給エアーの風速が一定値以上
に高まった場合においても、整流格子12の存在によ
り、吐出エアーの吐出方向が主管部の長手方向と直角と
なるように有効に変更される。本願発明の第4のものに
おいては、上記第1乃至第3の発明において、主管部
1、整流格子12、エアー吐出用案内板5、及び主管部
1の端面部を構成する端面板18をそれぞれ別体に形成
し、これらを組み立て、螺子等の固定手段によって固定
することによってノズルが分解可能となるものである。
これにより溶接等を全く必要とせずに、簡単にノズルを
組み立てることができ、且つノズルを分解してその内部
を容易に清掃することができることとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面と共に本願発明
の実施の形態について説明する。図1乃至図4が本願発
明の実施の形態を図示している。図1は、本願発明の全
体斜視図である。管形状の主管部1には、その一方端面
にエアー供給口2が設けられており、エアー吐出口3
は、2枚のエアー吐出用案内板5、5の先端部の間隙に
よって形成される。従ってエアー吐出口3は、主管部1
の一方の端部から他方の端部間に渡り1本の狭いスリッ
トから形成され、その途中に仕切り部の存在がなく、こ
れによって一様な幅広帯状の吐出エアーが得られ、風速
むらが生じない。エアー吐出用案内板5、5は、螺子
6、6、・・・によって主管部1に固定され、しかもエ
アー吐出用案内板5に設けられている螺子挿通孔7、
7、・・・を長孔に(主管部1の長手方向と直角方向に
長い長孔に)形成しているため、エアー吐出用案内板
5、5の主管部1への取付位置を、主管部1の長手方向
と直交する周方向に変更することができる。これにより
2枚のエアー吐出用案内板5、5の先端部の間隔広さ、
即ちエアー吐出口3の間隔広さを広狭自在に調節するこ
とができる。これにより吐出エアーの風量・風速を調節
することができる。尚、図中下方のエアー吐出用案内板
5においては、図面の煩雑化を避けるため、螺子挿通孔
及び螺子の図示を省略している。
【0007】図2は、上記実施の形態に係るノズルのエ
アー供給口と反対の端面側の分解斜視説明図である。主
管部1は、その横断面が、多数列設されたエアー排出孔
10、・・・と反対側の後ろ側が略矩形形状を有し、そ
の先端側のエアー排出孔10の側が略台形形状を有した
6角形状の角型の管体から構成されており、アルミニウ
ムの引き抜きにより一体的に製造されたものである。こ
の主管部1の内部には、エアー排出孔10と平行に、両
側縁が同方向に多少折曲された帯板形状の整流格子12
を配設している(図2では、この整流格子12を外部に
取り出した状態を示している。)。この整流格子12に
は、多数のエアー挿通孔13、・・・が穿設されてお
り、エアー供給口から供給されたエアーは、主管部1の
内部に配設された整流格子12に設けられたエアー挿通
孔13、・・・を通過し、更に主管部1のエアー排出孔
10、・・・を通過することによって整流されて、主管
部1の長手方向と直角方向にその方向を変更し、エアー
吐出口から吐出することになる。
【0008】エアー吐出用案内板5、5は、主管部1の
エアー排出孔10の側の傾斜面9、9に沿わせるように
接合して、エアー吐出用案内板5に設けられている長孔
の螺子挿通孔7と、主管部1の傾斜面9に設けられた螺
子穴15とを合致させ、ネジによって固定する。主管部
1内に整流格子12を配置し、エアー吐出用案内板5、
5を螺着し、最後に端面部の端面板18並びに反対側端
面のエアー供給口が設けられた端面板を主管部1の端部
にそれぞれ螺着することによって本願発明のノズルが完
成する。図中19、・・・は、端面板18をネジにより
固定するための螺子穴であるが、図中右側の傾斜面9に
設けられるべき螺子穴は、エアー排出孔10を明確にす
るために、図示省略している。
【0009】整流格子12は、螺子穴19、19によっ
て位置決めされ、端面板18により固定されることにな
る。また整流格子12の位置決めはこれらの螺子穴19
によらず適宜突条を主管部1内に設けることによっても
当然可能である。このようにして本願発明に係る送風ノ
ズルは、全く溶接によらずに螺子により組立固定するこ
とができるため、その螺子を外すことにより容易に分解
も可能となるのである。更に本願発明に係る主管部1
は、アルミニウムの引き抜きにより製造されており、適
宜長い長さの主管部を予じめ製造しておき、需要者の要
請に応じて適宜その長さを決定し、切断してノズルを製
造することが可能となる。そして従来のような風量や風
向を調節するための複数枚の仕切板や可動の仕切板を必
要とせずに、主管部1の長さと、エアー吐出口の間隔の
調節と、供給するエアーの風量・風速により最も相応し
く、ノズルから直角に幅広帯状の吐出エアーが得られる
ことになる。
【0010】図3は、上記実施形態の横断面図である。
主管部1は、断面6角形形状を有し、その吐出口側(図
中下方側)に複数のエアー排出孔10が設けられてい
る。この主管部1の内部には、複数のエアー挿通孔13
が設けられた整流格子12が配設され、主管部1のエア
ー排出孔10が設けられた面の両側の傾斜面9、9に
は、エアー吐出用案内板5、5が螺着され、これらのエ
アー吐出用案内板5、5の先端縁の間隔がエアー吐出口
3を形成する。従ってエアー吐出口3と主管部1のエア
ー排出孔10との間には空間が存在することとなる。ま
たエアー吐出用案内板5、5は、上述した通り、主管部
1の傾斜面9、9に沿って適宜移動させて螺着すること
ができるため、エアー吐出口3の間隔は広狭自在に調節
することが出来る。尚、図中エアー吐出用案内板5を主
管部1に螺着するためのネジの図示は省略している。
【0011】このエアー吐出口3のエアーの通路形成部
4、4は、エアー吐出用案内板5、5の先端端面部から
なり、図3から判る通り、主管部1の長手方向(図中紙
面表裏方向)と直角方向に形成されており、しかもエア
ー吐出用案内板5が適宜厚みを有しているため、エアー
の通路形成部4が一定の長さPを有することとなる。こ
の長さPは、大体5.0ミリメートルから8.0ミリメ
ートル程度に設定しておくのが良好であり、この実施の
形態においては、7.0ミリメートルに設定している。
このエアーの通路形成部4が一定の長さPを有すること
により、吐出エアーの方向性が良好に決定され、より正
確に吐出エアーが主管部1の長手方向と直角に吐出し、
しかもノズルのエアー吐出口からある一定距離離れた箇
所においても吐出エアーが拡散してしまうことがなく、
良好に直進することになるのである。その結果吐出口か
ら離れた箇所においても幅広帯状の吐出エアーが得られ
ることになるのである。更に本願発明のノズルにおいて
は、エアー吐出用案内板5の吐出口3側の先端部と、反
対側の後端部とを逆に取り付け、固定することもでき
る。
【0012】図4は、本願発明に係るエアー吐出用案内
板5、5の主管部1への取り付け方の各種形態を図示し
た説明図であって、主管部1の内部構造は省略してい
る。図4(A)は、図3に図示した場合と同じであり、
図4(B)は、エアー吐出用案内板5、5を逆に取り付
け、即ちその先端部側と後端部側とを逆に取り付け、図
中左側のエアー吐出用案内板5の裏面に右側のエアー吐
出用案内板5の先端端面部を対向させたものであり、図
4(C)は、図4(B)の場合と逆の場合を図示してい
る。図4(A)の場合においては、エアー吐出口3を形
成するエアーの通路形成部の方向が主管部1の長手方向
と直角となり、図中において直下方向にエアーは拡散す
ることなく吐出する。図4(B)の場合においては、エ
アー吐出口3を形成するエアーの通路形成部の方向が図
中右側に偏向する。図4(C)の場合においては、エア
ー吐出口3を形成するエアーの通路形成部の方向が図中
左側に偏向することとなる。この実施形態においては、
主管部1の傾斜面9、9同士、及びエアー吐出用案内板
5、5同士の間の角度を75度に設定している。この角
度も必要に応じて適宜変更可能である。
【0013】以上、実施の形態について説明したが、本
願発明に係る各種構成要素の大きさ及び形状等は任意に
設計変更することができる。主管部1の断面形状は、上
記のような6角形形状でなくともよい。整流格子12も
単なる細長い長方形の帯板形状のものであってもよく、
両側縁が折曲していなくともよい。エアー排出孔10及
びエアー挿通孔13の形状及び数も自由に設計すること
ができる。エアー供給口2の位置も、主管部の端面では
なく、その長手方向の側面の適宜位置に設けることもで
きるし、エアー排出孔の反対側の後方側面の中央部に設
けてもよく、全く自由に設計することができる。エアー
吐出用案内板5の厚みも自由であるが、エアー吐出口3
を形成するエアーの通路形成部4の長さを一定以上にす
るために、ある一定の厚み以上であることが望ましい。
【0014】他方エアー吐出用案内板5として厚みの薄
いものを使用することもでき、この場合には適宜エアー
吐出用案内板の先端縁部をエアーの吐出方向に折曲し
て、その折曲部を所望長さに形成して通路形成部を形成
すればよい。更に板厚の薄いエアー吐出用案内板を複数
枚重ね合わせることによって、板厚を厚く形成すること
もできるし、エアー吐出用案内板は2枚以上であっても
実施可能であり、例えば長手方向に複数に分割されたエ
アー吐出用案内板にて構成してもよい。端面板18を螺
子によって固定するための螺子穴19の位置と個数も全
く自由に設計することができる。尚、整流格子12に関
しては、上記実施の形態においては、その1枚を主管部
1内に配設しているが、供給エアーの風速がある一定値
以下の場合には特に主管部内に配設する必要がなく、整
流格子12なしで実施することも可能である。他方、供
給エアーの風速が極めて高い場合には、この整流格子を
2枚にして実施することも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上の構成からなる本願発明において
は、以下の如き効果を有する。本願発明の第1のものに
おいては、エアー吐出口がその吐出方向に一定長さを有
する通路形成部を有しているため、吐出エアーがこの通
路形成部の方向に従って良好に直進し、しかもノズルの
エアー吐出口から離れたある一定の距離においてもその
吐出エアーは幅広の帯状の状態を維持することができ、
吐出エアーが拡散してしまう恐れがない。エアー吐出口
が1本のスリットによって形成され、中間に仕切部の存
在がなく、吐出エアーの風速むらが生じない。エアー吐
出用案内板を移動させて固定することができ、エアー吐
出用案内板の先端部同士の間隔、即ちエアー吐出口の間
隔を広狭自在に調節でき、吐出エアーの風量・風速を適
宜調節することができる。本願発明の第2のものにおい
ては、上記効果に加えて、エアー吐出用案内板の先端と
後端とを逆に取り付けることにより、吐出エアーの吐出
方向を容易に変更することもできる。本願発明の第3の
ものにおいては、整流格子の付加により、供給エアーの
風速がある一定値以上になった場合においても、その吐
出エアーは、主管部の長手方向と直角にその吐出方向を
有効に変更させることができる。本願発明の第4のもの
においては、主管部、整流格子、エアー吐出用案内板、
及び主管部の端面部を構成する端面板をそれぞれ別体に
形成し、これを組み立て、固定することによって分解可
能となるものであり、これによって溶接等を全く必要と
せずに、簡単にノズルを組み立てることができ、且つノ
ズルを分解してその内部を容易に清掃することもできる
こととなる。これにより食品乾燥用等食品関連の製造工
程中で使用することも可能となるのである。以上、本願
発明は多大な効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る送風ノズルの全体斜視図であ
る。
【図2】図1に示したノズルの一方端部分の分解斜視説
明図である。
【図3】図1に示したノズルの横断面図である。
【図4】本願発明に係る送風ノズルのエアー吐出用案内
板の各種の取付例を図示する説明図であって、その
(A)がエアー吐出用案内板の先端縁同士を対向させた
状態を示し、その(B)及び(C)がそれぞれのエアー
吐出用案内板を逆に取り付け、一方のエアー吐出用案内
板の先端縁を他方のエアー吐出用案内板の内面に対向さ
せた状態を示している。
【図5】従来の送風ノズルの全体斜視図である。
【図6】従来の送風ノズルの横断面図である。
【符号の説明】
1 主管部、2 エアー供給口、3 エアー吐出口、4
通路形成部、5 エアー吐出用案内板、8 空間、1
0 エアー排出孔、12 整流格子、13 エアー挿通

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管状の主管部(1) の適宜位置にはエアー供
    給口(2) が設けられ、この主管部(1) の長手方向にはエ
    アー排出孔(10)が設けられ、 このエアー排出孔(10)の全体を被覆するように、主管部
    (1) の長手方向に沿って少なくとも2枚のエアー吐出用
    案内板(5) (5) を相対向するように設け、 これらエアー吐出用案内板(5) として適宜一定の厚みを
    有する板状体のものを使用し、 これにより、これらエアー吐出用案内板(5) (5) 同士の
    先端部分の間隔がエアー吐出口(3) を形成し、且つこの
    エアー吐出口(3) を形成するエアー吐出用案内板(5)
    (5) の先端部分にはエアー吐出方向に所定長さを有する
    通路形成部(4) が設けられ、 エアー吐出口(3) と前記エアー排出孔(10)との間には空
    間(8) が設けられ、 前記少なくとも2枚のエアー吐出用案内板(5) の主管部
    (1) への取付位置を、主管部(1) の長手方向と直交する
    周方向に変更することによってエアー吐出口(3) の間隔
    を広狭自在に調節できることを特徴とする送風ノズル。
  2. 【請求項2】エアー吐出用案内板(5) (5) の先端部と後
    端部とを逆に取り付け、一方のエアー吐出用案内板5の
    先端端面部を他方のエアー吐出用案内板5の裏面に対向
    させることによってエアーの吐出方向を変更できること
    を特徴とする請求項1に記載の送風ノズル。
  3. 【請求項3】主管部(1) に設けられたエアー排出孔(10)
    と略平行に、複数のエアー挿通孔(13)を有する少なくと
    も1枚の整流格子(12)を主管部(1) 内部に配設したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の送風ノズル。
  4. 【請求項4】主管部(1) 、整流格子(12)、エアー吐出用
    案内板(5) 、及び主管部(1) の端面部を構成する端面板
    (18)をそれぞれ別体に形成し、これらを組み立て、螺子
    等の固定手段によって固定することによってノズルが分
    解可能となることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    に記載の送風ノズル。
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