JP2928377B2 - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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JP2928377B2
JP2928377B2 JP2309783A JP30978390A JP2928377B2 JP 2928377 B2 JP2928377 B2 JP 2928377B2 JP 2309783 A JP2309783 A JP 2309783A JP 30978390 A JP30978390 A JP 30978390A JP 2928377 B2 JP2928377 B2 JP 2928377B2
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正俊 渋谷
敏幸 西森
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/306Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種電気回路に用いられるコンデンサに関す
る。
従来の技術 第2図は従来の樹脂ケース入りのコンデンサをプリン
ト基板に取付けた状態を示すものであり、図に示すよう
にコンデンサ素子1は樹脂ケース2にエポキシ等の充填
剤3によって埋設され、そのコンデンサ素子1より引き
出されたリード線4は、半田5によりプリント基板6に
取付けられている。
上記構成においてエポキシ等の充填剤3の表面とプリ
ント基板6の取付面との間には1mm以下の空隙部bが生
じているのが一般的である。
また、第3図は他の従来例の構成を示すものであり、
コンデンサ7のリード線8を屈曲させることにより、コ
ンデンサ7をプリント基板6に取付けるとき、コンデン
サ7とプリント基板6との間に空隙部eを設けようとす
るものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来のコンデンサでは、コンデンサ
素子1を内蔵したコンデンサまたはコンデンサ7とプリ
ント基板の熱膨脹率や熱収縮率の差、または第4図に示
すようにプリント基板6が半田ディップ時の熱により変
位fを持つこと等に起因して、リード線4の半田5によ
る取付け部分に対して応力が発生することになる。この
ため、プリント基板6が図に示す状態から元に戻ろうと
する応力を緩和させるため、半田ディップ工程後にさら
に半田5に熱を加えて再半田付けを行う工程が必要とな
る。また温度変化が大きいため半田5による取付け部分
への応力が大きい場合や、温度変化が頻繁に起こり半田
5による取付け部分に対して繰り返し応力が働く場合に
は、半田5が応力に耐えることができずに亀裂が生じる
ことになる。亀裂の発生箇所は第5図の矢印Cで示す部
分であり、同じく矢印dの方向の応力が半田5による取
付け部分の亀裂の発生に最も大きく影響をおよぼし、こ
の亀裂がコンデンサの導通不良の原因となる。
また、第3図に示すような方法により空隙eを設ける
構成としたコンデンサ7は、コンデンサ7とプリント基
板6との熱膨脹率の差やプリント基板6の半田ディップ
時の熱によるプリント基板6の反りに起因する半田5に
よる取付け部分への応力に対しては空隙eがこの応力を
緩和させる働きをする。しかしコンデンサ7をリード線
8のみで支えることになるため、振動等の外力を受けた
場合、リード線8の折れ曲がり等が発生し易くコンデン
サの取付け状態が不安定となる。
本発明は上記課題を解決するものであり、半田付け信
頼性に優れた構造を有するコンデンサを提供することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、リード線を設け
たコンデンサ素子と、コンデンサ素子を収容する開口部
を有する樹脂ケースと、樹脂ケースに注入する充填剤と
を備え、充填剤の上面と樹脂ケースの上端との間に3mm
以上の空隙部を設け、リード線は充填剤の上面から突出
し、樹脂ケースの上面より外方まで延出したものであ
る。
作用 したがって本発明の構成によれば、樹脂ケースにより
コンデンサを確実に固定でき、さらにそのコンデンサを
プリント基板に取付けた時、プリント基板との間に3mm
以上の空隙を設けることによりコンデンサの取付け箇所
周辺の温度変化に起因し、発生する応力を緩和させるこ
とができ、リード線の半田付部分への応力の負担を軽減
させることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図とともに第2
図と同一部分については同一番号を付して詳しい説明を
省略し、相違する点について説明する。
第1図は本発明のコンデンサをプリント基板に取付け
た状態を示す断面図であり、図に示すように、コンデン
サ素子1をエポキシ等の充填剤3によって樹脂ケース2
に埋設して構成したコンデンサをプリント基板6に取付
けた時、前記エポキシ等の充填剤3の表面とプリント基
板6の取付け面との間に3mm以上の空隙部aを設ける構
造としたものである。
次に上記構成においてその動作を説明する。
コンデンサの実使用状態においてコンデンサの取付け
箇所周辺の温度が変化して発生するコンデンサとプリン
ト基板6の熱膨脹率の差や、または第4図に示すように
プリント基板6の反りによる変位f等によって、リード
線4の半田5による取付け部分に亀裂が発生する場合、
その亀裂の発生に最も大きな影響をおよぼす第5図に示
すところの矢印dの方向の応力は前記した3mm以上の空
隙部aにあるリード線4のゆとりによって緩和され、負
荷を軽減させることができ、したがって半田5の部分に
発生する亀裂を防ぐことができるのである。
下記の表は、リード線4として半田メッキ銅線を使用
し、そのリード線4の直径と空隙部aの寸法を変えて、
冷熱衡撃試験(試験条件:−40℃80℃,各30分,200サ
イクル)を行った結果を示すものであり、本発明による
3mm以上の空隙部aを有するコンデンサは半田付け部分
の亀裂の発生が極めて小さいか、または発生していな
い。空隙部aの寸法が1mmであった従来のコンデンサは
いずれも半田付け部分に亀裂が発生している。
このように上記実施例によれば、空隙部aの部分の寸
法を3mm以上とすることにより、コンデンサとプリント
基板6の熱膨脹率の差による応力によって発生する亀裂
をもっと効果的に防止できるものである。
なお、空隙部aが3mmに満たない場合は、亀裂が発生
する場合があるので、本発明の範囲外である。
発明の効果 本発明は上記実施例から明らかなように、樹脂ケース
によりコンデンサをプリント基板に確実に固定でき、さ
らに充填剤の表面とプリント基板の取付け面との間の空
隙部を3mm以上設けているためにコンデンサを取付けた
プリント基板周辺の温度変化に起因して発生するリード
線の半田付け部分への応力を緩和することができ、した
がって半田の亀裂等によるコンデンサの導通不良を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のコンデンサの断面図、第2
図は従来のコンデンサの断面図、第3図は他の従来例の
プリント基板への取付け状態を示す部分断面側面図、第
4図はコンデンサ取付け状態におけるプリント基板の変
位を示す正面図、第5図は第2図のコンデンサの要部拡
大断面図である。 1……コンデンサ素子、2……樹脂ケース、3……エポ
キシ樹脂等の充填剤、6……プリント基板、a……空隙
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−220904(JP,A) 特開 平2−270315(JP,A) 特開 平2−251164(JP,A) 実開 昭58−97824(JP,U) 実開 昭61−55330(JP,U) 実開 平2−132923(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード線を設けたコンデンサ素子と、この
    コンデンサ素子を収容する開口部を有する樹脂ケース
    と、この樹脂ケースに注入する充填剤とを備え、前記充
    填剤の上面と前記樹脂ケースの上端面との間に3mm以上
    の空隙部を設け、前記リード線は前記充填剤の上面から
    突出し、前記樹脂ケースの上面より外方まで延出したコ
    ンデンサ。
JP2309783A 1990-11-14 1990-11-14 コンデンサ Expired - Fee Related JP2928377B2 (ja)

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JPS60220904A (ja) * 1984-04-17 1985-11-05 日立コンデンサ株式会社 電子部品の製造方法
JPH0236266Y2 (ja) * 1984-09-14 1990-10-03

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