JP2927544B2 - ポケット及び固定板を備えたモップヘッド - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モップフリンジを備え、モップヘッドの取
り外し可能な固定のために固定部材を備えるモップホル
ダの二つのプラスチックフラップであってロックされた
作業位置から互いにスナップ結合されるように設計され
たフラップの形状に適合し、長手方向端部でその上表面
に配設されるべきフリンジのない部分をモップホルダの
フラップの両端に有する細長い布地層と、固定部のない
ポケットによって形成される長手方向の一方の端部及び
長手方向の他方の端部に組み合わされるモップホルダの
固定部材に対応して係合するように設計される固定部材
と、から構成される、床のぬれたあるいは湿ったふきと
り用モップヘッドに関する。

ここに示すようなモップヘッド／ホルダシステムは、
特に業務用のルームクリーニングに使用される。

問題のタイプのモップヘッドは、DE-OS37 14 178に記
載されている。ここに示されるモップヘッドは、長手方
向のそれぞれの端部に一つのポケットとモップホルダの
フラップにモップヘッドを固定するため補助的に固定部
材とを、あるいはその上面に二つのポケットとひとつの
ポケットのみに補助的に固定部材とを備えている。後者
のモップヘッドは、DE-PS 32 46 161に既に記載され、
その参考となるものがDE-OS 37 14 178に述べられてい
る。

これらの公知のモップヘッドについて、２つのフラッ
プの端部は、作業位置に、換言すればふいている間、モ
ップヘッドのポケットにしっかり固定されるように支持
され、このように上記フラップ端部はふきとり動作を容
易にする。上記補助的な固定部材は、洗いバケツ内にモ
ップヘッドを入れ、洗うために押し、そして絞ることを
手を触れずに行えるように設けられる。上記補助的な固
定部材は、モップホルダのフラップがともにスナップ結
合されるとき、補助的な固定部材からつり下げられモッ
プヘッドが洗いバケツあるいはプレスに唯一差し込むこ
とができるように上記ポケットから自由になるような方
法にて設計される。このような構造によれば、モップヘ
ッドは、一端のみにて固定されるところのホルダフラッ
プから縦に垂れさがるか、あるいは両端にて固定される
ところのモップホルダからぶら下がるように垂れ下が
る。絞られた後、モップヘッドは床上に戻され、ホルダ
フラップの端はポケットへ挿入され、モップホルダはロ
ックされた作業位置へ導かれる。上述したすべての動作
は、清掃者がモップヘッドに手を触れずに行えるように
考えられる。

しかしながらこの要件から見て、公知のモップヘッド
は使用者の手が結果的にモップヘッドに触れてしまうと
いう問題点を有する。

DE-PS 32 46 161にて述べられている説明において、
補助的な固定板は、ポケットの内側にて布地層の長手方
向端部にて上記ポケットに縫われている。今、もし補助
的な固定部材に取り付けられるフラップの端部がポケッ
トから外れると、モップヘッドは、モップホルダの柄の
ホルダに面する開口端によってあるいはむしろポケット
の幅によってそのように動作することが妨げられるの
で、いずれの方法においてもフラップ端部のほぼ垂直方
向への延長を形成する、縦の下方へに伸びることができ
ない。ポケットは布地層に縫い着けられ、フラップ端部
が実質的に垂直にモップヘッドの広い範囲に延在するの
で、モップヘッドの一部は上記布地層の長手方向にポケ
ットの幅に実質的に一致して、常に多かれ少なかれそれ
に水平に傾く。この部分は、例えばローラプレスにて、
ぬれたモップを完全に絞ることを妨げる。上記端部は、
ローラプレスへ正確に挿入することができない、あるい
は全く絞ることができないようにフラップの端部上に折
れ曲がることさえあるという危険がある。

さらに、補助的な固定板はそれに取り付けられるフラ
ップ端部がポケットから外れることができないような長
さでなければならない。折り重なり曲げられることで補
助的な固定板はフラップ端部がポケットへ挿入されるの
を妨げるので、上述した問題は、フラップの端部がポケ
ットへ再挿入されたときに発生する。又、このような問
題点は、ポケットのほかにも、補助的な固定板が布地層
の長手方向の両端にてポケットの外側に配設されるとい
う他の公知の説明をも伴う。

上述したような問題点から見て、この洗浄システムの
使用者は、発生した不都合を取り除くために素早くかつ
自発的に自分の手を使用してしまう。

公知のモップヘッドにおいて、さらに固定部がポケッ
トに補助的に設けられ、ポケットよりもさらに長く作ら
れる。このことは、２つのポケットを有する標準モップ
ヘッドに関係して必要となる、追加の材料及び追加の生
産工程により湿ったふきとりモップのコストに追加され
る。

本発明にて提案される課題は、衛生的な洗濯及び絞り
並びに使い良さの両方に関して改良されたモップヘッド
を提供することである。

冒頭で定義したタイプのモップヘッドにおいて、本発
明により提供されるような上記課題の解決は、ポケット
の反対側の領域は、固定部材とともに固定板の形状であ
り、布地層に固定され、固定部材によってプラスチック
フラップにしっかりと固定されるように設計される。

本発明は、互いにスナップ結合されるフラップ端部と
ともにホルダにヘッドを合わせ取り付けた後、固定板に
取り付けられたフラップの端部からその全長にわたりモ
ップヘッドが垂直につり下げられるように一つのフラッ
プの端部はポケットから外れる、モップヘッドを提供す
る。このようにすることで、モップヘッドは容易にロー
ラプレスへ取り入れられ、全長にわたり絞ることができ
る。清掃者は、もはやモップヘッドに手を触れることは
なくなる。他の有利な点は、一つのポケット及び固定板
のみが湿気ふきモップ上に形成されるということであ
る。このことは、公知のモップヘッド以上にかなり材料
を減じることを意味する。

さらに材料を減じることは、固定板が従来のものより
明らかに短く製作できるという事実により達成される。
なぜならば、本発明によれば固定板に取り付けられるフ
ラップの端部はポケットから外れないからである。固定
板はフラップの端部に固定するため固定部とともに上記
固定板を設けることができるのに適切な長さを有するこ
とのみが必要とされる。

モップヘッドをつり下げることに関連して垂直方向に
関して固定板に十分な柔軟性を与えるため、固定板は布
地層のフリンジを備えた部分に直接固定され、柔軟に、
特に少なくともこの固定領域においてはフィルム状に作
成される。

フラップの端部に固定板を固定するために固定部材に
加えて、フラップの端部への安定性及び力の伝達を改善
し、フラップ端部を調節するため固定板上にループ状あ
るいは環状（loop-1ike or annular）のホルダを設ける
ことを要求することは、本発明の他の実施例によれば有
益なものである。

本発明の他の実施例によれば、もしも固定板が長手方
向にて布地層に縫われた１ないし3cm幅の細長い帯状で
あれば、公知のモップヘッドに関連して特に材料の消費
及び低い投入が達成される。

本発明の他の実施例において、固定部材は固定板上及
び布地層への固定板の取付具のすぐ近くにおけるフラッ
プ端部に配設される。この方法にて得られるフラップ端
部への固定板の取り付けは、ふきとり動作に特に好まし
く、及び力の分配及び伝達を伴うものに特に適切であ
る。

幾つかの場合、モップヘッドは、侵略的な洗浄剤（ag
gressive cleaning products）と接触し、及び固定板は
少なくとも局部的に柔軟性を有するので、本発明の他の
実施例では固定板はプラスチックで、より特別にはポリ
エーテルエステル系の熱可塑性であることを特徴とす
る。

ふきとり動作の間、モップホルダとモップヘッドとの
間に生じる力を伝達するため、ふきとり動作の間、上記
ホルダから布地層へ力の伝達に関する十分な固有剛性を
固定板が有していれば特に有益である。本発明のこの実
施例は、上記ホルダに配設される固定部（fastenings）
によって布地層にそれ自身固定される固定板に配設され
る固定部を介して上記ホルダからの効果的でかつ問題の
ない（problem-free）力の伝達を提供する。

上記固有剛性は、又、取り付けられる固定板及びフラ
ップが互いに関連し変位可能であるような場合には特に
有益である。

固定板を容易にフラップに取り付けることを可能にす
るため、本発明の他の実施例は、固定部材が、固定板内
の穴と、該穴に対応し該穴と共働する、一つのフラップ
の端部上に固定して形成される突出したねじ頭あるいは
植込ボルトとにより形成されるという特徴とする。

最後に、固定板とフラップの間の相対的な変位を許容
するため、本発明の他の実施例は固定板の固定部が溝で
あることを特徴とする。

本発明について以下の図面を参照しより詳しく説明す
る。

図１は、モップヘッドの第１の実施例について作業位
置におけるモップホルダを示す図である。

図２は、モップヘッドの他の実施例について作業位置
におけるモップホルダを示す図である。

図３は、モップヘッドの他の実施例について作業位置
におけるモップホルダを示す図である。

図１ないし３において、同一の構成部分は同じ符号を
付している。

図１は、床のぬれた、あるいは湿ったふきとり動作の
ためのモップヘッド１を示している。モップヘッド１
は、モップホルダ２に取り付けられる。モップホルダ２
は、図に示すロックされた作業位置からともにスナップ
結合するように設計される二つのプラスチックのフラッ
プ３及び４からなる。さらに、モップヘッドは、プラス
チックフラップ４に配設される停止自在な柄取付台５と
柄取付台５に固定される柄６とを備えている。固定され
突出するねじ頭あるいは植込ボルトの形の固定（fasten
ing）部材７は、モップヘッド１を取り外し可能に固定
するプラスチックフラップ４の上面に配設される。固定
部材７は、モップヘッド１に同様に形成される固定部
（fastenings）とともに共働する。図１及び図２に示さ
れる実施例において、これらの固定部は穴８によって構
成され、図３に示す実施例においては溝18にて構成され
る。しかしながら、固定部材７及び８は、ボタン、押し
ボタン、フックとループによる固定部、あるいはそのよ
うなものにても構成することができる。二つのプラスチ
ックフラップ３及び４は、互いにスナップ結合可能なよ
うに軸９の回りで旋回するように装着される。フットキ
ー10は、図１ないし３に示すロックされた作業位置を解
除するために使用される。

モップヘッド１は、モップホルダ２の形状に対応した
細長い布地層から構成される。モップフリンジ12は、布
地層11の下に固定される。布地層11は、その上面にフリ
ンジのない領域（fringe-free zones）を有する。これ
らのフリンジのない領域は、モップヘッド１の長手方向
の一端ではポケット13の形状となっており、他端では固
定板14の形状となっている。ポケット13は、上記長手方
向の端部及び横側の両方にてモップヘッド１の上面に縫
い着けられるのが好ましい。これに対し、固定板14はそ
の長手方向端部にて布地層11にただ固定される。固定板
14はプラスチックのフィルム状の構造からなり、布地層
11の上面でモップヘッド１の長手方向端部に平行に延在
する縫い目15によってフリンジ12を支える部分に直接縫
い着けられる。固定板14は柔軟性があり、特に少なくと
も縫い目15の領域はフィルム状である。

固定板14はポリエーテルエステル系の熱可塑性のもの
からなる。当該熱可塑性のものは、部分的に結晶質であ
り「アーニテル（ARNITEL）」の登録商標で販売されて
いる。

固定板14及び固定部材８及び18並びにフラップ４の固
定部７は、固定板14がホルダ２の長手方向にフラップ４
にしっかりと固定可能となるように設計される。図示さ
れた実施例においては、穴８あるいは溝18に固定部材７
を「ねじ込む（threading）」ことによる。図３に示さ
れる実施例は、固定部材７が、フラップ３及び４が互い
にスナップ結合された状態で溝境界の長手方向端部に逆
らって進む位置であって、図示するロックされた作業位
置から柄に面する溝境界に逆らって移動する位置であっ
て反対側の停止位置へ移動するという特別な特徴を有す
る。このことは、縫い目15とフラップ４の長手方向端部
19との間の距離が増加するように、固定板とフラップ４
との間で相対的な変位が生じる。ローラプレスにてモッ
プヘッド１を絞るために、このようにして、モップヘッ
ド１が垂直に縦につり下げられた状態で、モップのフリ
ンジ12を支える布地層11の長手方向端とフラップの端部
19との間に、より広いスペースが作られる。

固定板14は、撓むことができ、かつ、特に少なくとも
縫い目15の領域においてフィルム状であるけれども、ふ
きとり動作の間、ホルダ２から布地層へ力が伝達される
ため、及び図３に示される実施例においては固定板14と
フラップ４との間の相対的な変位のために、固定板14は
十分な固有の剛性をさらに有する。換言すると、固定板
14の固有の剛性は、特に矢印20の方向にふきとり動作を
行う間、固定部材７を介して固定板14に作用する力を吸
収し、固定板14が折り返ったりあるいは曲がったりせず
に布地層に力を伝達するのに十分なものである。

図１に示される実施例において、ループ状のあるいは
環状のホルダ16がフラップ４の端部を調節するために固
定板14の下面に形成される。図２に示される実施例にお
いて、固定板14は１ないし3cm幅の狭い細長い帯状であ
る。さらに、固定部材８に対応するようにフラップ４の
端部に形成される固定部材７は、図示するようにモップ
ヘッド１がフラップ４の端部に固定されるとき、固定板
14の固定部材とフラップ４の端部とが縫い目15のすぐ近
くに位置するように、フラップ４の長手方向端部に非常
に近接して配設される。

使用に際し、モップホルダは、フラップが互いに折り
曲げられてモップヘッドに提供される。プラスチックフ
ラップ３は、ポケット13にまず挿入され、その後にモッ
プホルダ２が図１ないし図３に示されるロックされた作
業位置に押し付けられる。それから固定板14は、固定部
材７及び８あるいは７及び18によってフラップ４に固定
される。図示される固定部材を用いて、このことは固定
板14の穴８あるいは溝18内へねじ状の頭７をねじ込むこ
とで行なわれる。このような状態において、モップホル
ダ２とともにモップヘッド１はふきとり動作の準備が整
う。モップを洗いそして絞るために、柄６が持ち上げら
れたとき、フラップ３及び４がロックされておらず互い
にスナップ結合されるように、フットキー10をただ押し
下げなければならない。ポケット13は、モップヘッド１
が固定板14によって他方のフラップ４の端部のみにて支
えられるようにフラップ３の端部から滑りでる。そして
モップヘッド１は、モップフリンジを備えた布地層11の
長手方向端部のすぐ隣接する長手方向端部の縫い目15に
よってのみ固定板14が撓ことができるように固定される
ので、フラップ４からほぼ垂直につり下げられる。固定
板14は、布地層11の横側に厄介な固定具は一切有してい
ない。フラップ４の端部において、図１にて設けられて
いるループ状のホルダ16は、布地層11の上面ではなく、
固定板14の下面あるいは内側にのみ取り付けられること
について指摘したい。上述の垂直のつり下げ状態におい
て、モップヘッド１は洗いバケツ内及びプレス内の両方
に置くことができ、フリンジを備えた部分の全長にわた
りプレスへ導き、絞ることができる。そしてモップヘッ
ド１は再び床に戻され、フラップ３がポケット13内へ再
度挿入される。

フラップ４の端部の挿入のため、ポケット13の開口と
同様に、開口位置に固定板14を提供するため、モップヘ
ッド１の横側17に平行である固定板14の側端にプラスチ
ックバーあるいはプラスチックリブを配設することがで
きる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シェラー、ベルンフリート ドイツ連邦共和国 デー―5024 プルハ イム、ベートホーフェンシュトラアセ 110番 (72)発明者 シュンター、ローラント ドイツ連邦共和国 デー―7073 ロルフ ―ヴァルトハウゼン、ビルケンシュトラ アセ ９番 (72)発明者 ベルクマン、ミヒャエル ドイツ連邦共和国 デー―4000 デュッ セルドルフ 31、エトムント―ベルトラ ムス―シュトラアセ 13番 (56)参考文献 特開 平２−182228（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−108259（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−155756（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭11−16958（ＪＰ，Ｙ１) 欧州公開111820（ＥＰ，Ａ２) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) A47L 13/24 - 13/258

Claims (9)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】モップヘッド（１）とモップホルダ（２）
   とを有し、床のぬれたあるいは湿ったふきとり動作用の
   モップであって、上記モップホルダ（２）は、二つのプ
   ラスチックフラップ（３、４）と、上記モップヘッド
   （１）を固定する取り外し可能な上記モップホルダ
   （２）の固定部材（７）とを備え、上記フラップは、互
   いをスナップ結合して当該フラップを作業位置に保持す
   る固定手段を有し、上記モップヘッド（１）は、細長い
   布地層（11）を有し、該布地層（11）は、モップフリン
   ジ（12）を支持しかつ上記２つのフラップ（３、４）の
   形状に適合しており、さらに、該布地層の長手方向の両
   端部にて該布地層の上面に設けられるフリンジのない部
   分と、上記モップホルダ（２）の固定部材（７）に対応
   して係合するように設計された上記布地層（11）の固定
   部材（８、18）とを備え、上記布地層（11）の上記布地
   層の固定部材（８、18）は、上記布地層（11）の一方の
   長手方向端領域に設けられ、さらに上記布地層（11）
   は、上記布地層（11）の他方の長手方向端領域に設けら
   れかつ締め具を有せずかつ上記モップホルダの一方のプ
   ラスチックフラップ（３）と係合する一つのポケット
   （13）を備えた、モップにおいて、 上記布地層（11）の上面でかつ上記ポケット（13）の反
   対側の領域に固定される固定板（14）を備え、該固定板
   は、上記布地層の固定部材（８、18）を備え、上記モッ
   プホルダの固定部材（７）及び上記布地層の固定部材
   （８、18）によって他方のプラスチックフラップ（４）
   をしっかりと締結するように設計されることを特徴とす
   るモップ。
2. 【請求項２】上記固定板（14）は、上記布地層（11）の
   フリンジ支持部分に直接に隣り合う固定領域（15）に固
   定され、かつ柔軟性があり、特に少なくとも上記固定領
   域（15）ではフィルム状に作製される、請求項１記載の
   モップ。
3. 【請求項３】ループ状あるいは環状のホルダ（16）は、
   上記他方のフラップ（４）の端部を収納するために固定
   板（14）に形成される、請求項１又は２記載のモップ。
4. 【請求項４】上記固定板（14）は、１から3cm幅の細長
   い帯状であり、該帯状の長手方向に沿った一側縁部は上
   記ポケット（13）とは反対側における上記布地層（11）
   の長手方向端部に縫い付けられる、請求項１又は２記載
   のモップ。
5. 【請求項５】上記布地層の固定部材（８）は、上記布地
   層（11）への上記固定板（14）の上記縫い付け部分（1
   5）のすぐ近くにて上記固定板（14）上に設けられる、
   請求項１ないし４のいずれかに記載のモップ。
6. 【請求項６】上記固定板（14）は、プラスチック、特に
   ポリエーテルエステル系の熱可塑性のものにて作られ
   る、請求項１ないし５のいずれかに記載のモップ。
7. 【請求項７】上記固定板（14）は、ふきとり動作中、上
   記モップホルダ（２）から布地層（11）へ力を伝達する
   ために十分な固有の剛性を有する、請求項１ないし６の
   いずれかに記載のモップ。
8. 【請求項８】上記布地層の固定部材（８、18）は、上記
   固定板（14）における穴（８、18）により構成され、上
   記モップホルダの固定部材（７）は、上記穴（８、18）
   と共働するように上記フラップ（４）の一端に固定して
   形成された突出したネジ頭若しくは植込ボルト（７）に
   より構成される、請求項１ないし７のいずれかに記載の
   モップ。
9. 【請求項９】上記布地層の固定部材（18）は、上記固定
   板（14）における溝（18）により構成され、上記モップ
   ホルダの固定部材（７）は、上記溝（18）と共働するよ
   うに上記他方のフラップ（４）の一端に固定して形成さ
   れた突出したネジ頭若しくは植込ボルト（７）により構
   成される、請求項１ないし７のいずれかに記載のモッ
   プ。