JP2926745B2 - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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JP2926745B2
JP2926745B2 JP1098380A JP9838089A JP2926745B2 JP 2926745 B2 JP2926745 B2 JP 2926745B2 JP 1098380 A JP1098380 A JP 1098380A JP 9838089 A JP9838089 A JP 9838089A JP 2926745 B2 JP2926745 B2 JP 2926745B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般に知られている機械翻訳装置に於い
て、入力されたソース語を解析し、翻訳語に変換生成す
る際に、ソース語と翻訳語の意味的、構造的な差異に対
応できるようにした機械翻訳装置に関するものである。
[従来技術] 従来の機械翻訳装置の翻訳辞書は、見出し語に対応す
る派生語に情報を載せる際に、異なる品詞の派生語を載
せておき、ソース語と翻訳語が構造的に異なる場合にの
み、動詞を名詞にしたり、形容詞にしたりして対応させ
ていた。また、たとえば日本語などで入力されたソース
語に例えば否定などの意味を付加する接頭・接尾辞
(「不」,「非」など)がついている場合、意味を解析
した上で翻訳語を生成する際に、“not"“no"などの修
飾語を表わす形容詞、副詞を挿入して補ったり、ソース
語・翻訳語共に接頭・接尾辞をつけた形で見出し語をた
て登録辞書を作成することで対応していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ソース語と翻訳語との間で意味的、構
造的に差異がある場合、ソース語を文字通り翻訳語に置
き替えただけでは翻訳語の文章として適さないことがあ
る。その場合、従来の辞書ではソース語を文字通り翻訳
語に置き替えていくことしかできなかった。又、例えば
翻訳語に“not possible"という文字列があれば、“im
possible"に置き替えるといった個別の文法で対応する
ことはできても、本来構造を変換生成するべき文法に負
担がかかり、また煩雑になるといった問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、登録辞書内に見出し語と、派生語と、その
派生語の見出し語に対する意味関係の情報があり、か
つ、派生語が見出し語として立っている辞書があれば、
その辞書引きができることにより、ソース語の解析結果
に従って見出し語、または派生語の情報を随時辞書から
取り出すことができる翻訳辞書を備えた機械翻訳装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために請求項1に係る発明の機械
翻訳装置は、見出し語と、その見出し語に否定の意味を
持つ接頭辞が付いて形成された派生語の情報と、その派
生語が前記見出し語に対して持つ意味情報とから成る第
1の辞書フォーマットを記憶する第1辞書フォーマット
記憶手段と、翻訳するソース語の文を入力する入力手段
と、該入力手段により入力されたソース語の文を記憶す
るソース語記憶手段と、該ソース語記憶手段に記憶され
たソース語の文の解析処理を行う解析手段と、該解析手
段の解析結果に基づいて、ソース語の文を翻訳語の文に
翻訳する変換手段と、該変換手段により翻訳された翻訳
語の文が否定の修飾語を持っているか否かを判断する否
定語判断手段と、該否定語判断手段により前記翻訳語の
文が否定の修飾語を持っていると判断された場合に、前
記翻訳語の文中で前記否定の修飾語に修飾されている単
語が、前記第1辞書フォーマット記憶手段に記憶された
第1の辞書フォーマットに見出し語として存在するか否
かを判断する見出し語判断手段と、該見出し語判断手段
により見出し語として存在すると判断された場合に、前
記第1の辞書フォーマット中に該見出し語が否定の意味
を持つ派生語を有するか否かを判断する派生語判断手段
と、該派生語判断手段により、否定の意味を持つ派生語
を有すると判断された場合に、前記否定の修飾語と該修
飾語に修飾されている単語とを該否定の意味を持つ派生
語に置き替える置替手段とを備えた構成となっている。
[作用] 上記の構成を有する請求項1に係る発明の機械翻訳装
置では、第1辞書フォーマット記憶手段に、見出し語
と、その見出し語に否定の意味を持つ接頭辞が付いて形
成された派生語の情報と、その派生語が前記見出し語に
対して持つ意味情報とから成る第1の辞書フォーマット
が記憶され、入力手段から翻訳するソース語の文が入力
されると、ソース語記憶手段が入力されたソース語の文
を記憶し、解析手段がソース語記憶手段に記憶されたソ
ース語の文の解析処理を行い、該解析手段の解析結果に
基づいて、変換手段がソース語の文を翻訳語の文に翻訳
する。そして、否定語判断手段は、該変換手段により翻
訳された翻訳語の文が否定の修飾語を持っているか否か
を判断し、否定の修飾語を持っていると判断された場合
に、見出し語判断手段は、前記翻訳語の文中で該否定の
修飾語に修飾されている単語が、前記第1辞書フォーマ
ット記憶手段に記憶された第1の辞書フォーマットに見
出し語として存在するか否かを判断し、見出し語として
存在すると判断された場合に、派生語判断手段は、前記
第1の辞書フォーマット中に該見出し語が否定の意味を
持つ派生語を有するか否かを判断し、否定の意味を持つ
派生語を有すると判断された場合に、置替手段は、前記
否定の修飾語と該修飾語に修飾されている単語とを該派
生語に置き替える。
従って、翻訳文の冗長性を軽減してより適切な翻訳語
が引き出される。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
最初に第1図を参照して機械翻訳システムの構成を説
明すると、翻訳機1は例えば、入力された日本文を英文
に翻訳処理を行う翻訳部5と、キーボード3からの入
力、前処理あるいは後処理、編集を行い、その入力文、
出力文を画像表示のための陰極線管(CRT)2に送る編
集部12と、ソース語の解析をする際に辞書引きが行われ
る解析辞書7と、そのソース語から翻訳語への変換を行
う際に辞書引きが行われる変換辞書9と、翻訳語を生成
する際に辞書引きが行われる生成辞書11により構成され
る電子辞書0とから成る。さらに前記翻訳部5は、ソー
ス語の構造を解析を行うための処理プログラム(以下文
法と呼ぶ)からなる解析部6と、ソース語の構造から翻
訳語の構造へ変換するための文法からなる変換部8と、
翻訳語の構造を生成する文法からなる生成部10とから構
成される。例えば、日英機械翻訳システムを例にとる
と、キーボード3から仮名漢字変換された日本語が編集
部12を通してファイルされる。そこから一文ずつ、ある
いはファイルごとに翻訳部5に送られ、翻訳語である英
語となって生成され、再度編集部12に送られるしくみで
ある。その際、例えば日本語(ソース語)の入力文が
「彼が大学に受かるのは不可能である。」であった場
合、前記解析辞書7により「不可能だ」という一語の形
容動詞か、「『不』という否定の意味を表わす接頭辞+
『可能だ』という形容動詞」で一語の形容動詞になって
いると解析される。このように、一語としてまとめられ
ていれば、次の変換部8で「impossible」という訳語が
そのまま当てられることになる。しかし、入力文が「・
・・可能ではない。」となると、「『可能だ』+副助詞
『は』+形容詞『ない』」と解析されて、そのまま「no
t possible」と訳されることになる。また逆に「不可
能ではない。」などの二重否定が入力文として入ると、
「not impossible」と訳されることになる。しかし、
より自然な英語を生成するためには「not possible」
や「not impossible」が適さないことがあり得るの
で、例えば前記変換部8で「not possible(又は否定
の情報に修飾されている)」という情報がつけられ、生
成部10に来た時に「impossible」に置き替える要求が強
く出てくる。そこで、第2図にあるように「possible」
の辞書フォーマットAにも派生語情報14と、その派生語
が見出し語13の「possible」に対して持つ意味を派生語
意味情報15に格納しておき、また同時にフォーマットB
の見出し語16「impossible」とその見出し語16の派生語
「possible」を派生語情報17に、「possible」が「impo
ssible」に対して持つ派生の意味を派生語意味情報18に
格納しておき、前記見出し語13と16は前記生成辞書11内
で相互にリンクさせる。
ここで、第3図のフローチャートを参照して、生成部
10における置替処理について説明する。
上記のように「可能ではない」というソース語が変換
部8で「nos possible」という訳語に訳されていると
きに、生成部10において第3図に示すフローチャートに
従った処理が行われる。ここで、変換部8で訳された
「not possible」は、変換部8から生成部10に受け渡
されて、生成部10に記憶されている。
まず、本処理では、生成辞書11の生成辞書引きが行わ
れる(S1)。具体的には、生成辞書11に記憶された辞書
フォーマットA19の見出し語に、変換部8で訳された「n
ot possible」のうちの「possible」があるかどうか検
索する。
本実施例の場合では、第2図に示す辞書フォーマット
A19の見出し語に「possible」が存在し、その派生語情
報14として「impossible」が存在するので、その見出し
語の情報及び派生語の情報を生成部10で一時的に記憶す
る(S1)。
次に、英語生成処理が開始される(S2)。この英語生
成処理の一つとして、具体的には、第3図に示すフロー
チャートのS3からS9の処理が行われる。
まず、変換部8で訳された「not possible」に否定
の要素があるか否かが判断される(S3)。ここでは、
「not possible」に「not」と否定の要素があるので
(S3・YES)、S4において、上記S1における生成辞書引
きで、生成部10で一時的に記憶した派生語情報の中に
「否定」のものが有るか否かが判断される(S4)。本実
施例では、派生語情報として「否定」である「impossib
le」が存在するので(S4・YES)、前記生成辞書11に記
憶された辞書フォーマットB20を参照して、当該派生語
「impossible」が前記生成辞書11に記憶された辞書フォ
ーマットB20の見出し語にあるか否かが判断される(S
6)。すると、第2図の辞書フォーマットBにあるよう
な形で、当該派生語「impossible」が前記生成辞書11に
記憶された辞書フォーマットB20の見出し語にあるので
(S6・YES)、当該辞書フォーマットB20の見出し語「im
possible」の辞書情報が生成部10に記憶され、無ければ
(S6・NO)、「not possible」を「impossible」と単
語のみ置き替えて、その他の辞書情報はもとの見出し語
の「possible」のものを引き継ぐようにする。ここで、
その他の辞書情報には、「量、大小長短、形状、年齢、
温度、色、材質、動詞分詞形、固有形容詞、様態を表す
意味情報」と、「比較級の形式の情報」と、「先頭の発
音が子音または母音かを表す先頭発音の情報」とがあ
る。
なお、単語によっては、接頭・接尾辞などをつけて派
生することがないものもあるので(S4・NO)、そのよう
な単語は「not」などで修飾された形で生成する(S
7)。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれ
ば、機械翻訳装置内で、ソース語の文を解析し、翻訳語
の文に変換、生成する際にそのまま翻訳語に置き替えた
だけでは自然な翻訳語とは言えない部分を、生成辞書内
に派生語情報、派生語意味情報を持たせることにより、
翻訳文の冗長性を軽減して、より自然な翻訳語文を生成
し、かつ構造を変換する処理プログラム(文法)と、語
量の情報を受け持つ辞書の役割分担が明確になり処理プ
ログラム(文法)への負担を軽減することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は本発明を含む機械翻訳装置のブロッ
ク図であり、第2図は第1図に於ける生成辞書内に登録
されている辞書のフォーマットを示す図であり、第3図
は辞書引きと置き替えのフローチャート図である。 13……辞書フォーマットAの見出し語情報、14……辞書
フォーマットAの派生語情報、15……辞書フォーマット
Aの派生語意味情報、16……辞書フォーマットBの見出
し語情報、17……辞書フォーマットBの派生語情報、18
……辞書フォーマットBの派生語意味情報、19……辞書
フォーマットA、20……辞書フォーマットB、0……電
子辞書。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】見出し語と、その見出し語に否定の意味を
    持つ接頭辞が付いて形成された派生語の情報と、その派
    生語が前記見出し語に対して持つ意味情報とから成る第
    1の辞書フォーマットを記憶する第1辞書フォーマット
    記憶手段と、 翻訳するソース語の文を入力する入力手段と、 該入力手段により入力されたソース語の文を記憶するソ
    ース語記憶手段と、 該ソース語記憶手段に記憶されたソース語の文の解析処
    理を行う解析手段と、 該解析手段の解析結果に基づいて、ソース語の文を翻訳
    語の文に翻訳する変換手段と、 該変換手段により翻訳された翻訳語の文が否定の修飾語
    を持っているか否かを判断する否定語判断手段と、 該否定語判断手段により前記翻訳語の文が否定の修飾語
    を持っていると判断された場合に、前記翻訳語の文中で
    該否定の修飾語に修飾されている単語が、前記第1辞書
    フォーマット記憶手段に記憶された第1の辞書フォーマ
    ットに見出し語として存在するか否かを判断する見出し
    語判断手段と、 該見出し語判断手段により見出し語として存在すると判
    断された場合に、前記第1の辞書フォーマット中に該見
    出し語が否定の意味を持つ派生語を有するか否かを判断
    する派生語判断手段と、 該派生語判断手段により、否定の意味を持つ派生語を有
    すると判断された場合に、前記否定の修飾語と該修飾語
    に修飾されている単語とを該否定の意味を持つ派生語に
    置き替える置替手段と を備えたことを特徴とする機械翻訳装置。
JP1098380A 1989-04-18 1989-04-18 機械翻訳装置 Expired - Lifetime JP2926745B2 (ja)

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