JP3255294B2 - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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JP3255294B2 JP18830591A JP18830591A JP3255294B2 JP 3255294 B2 JP3255294 B2 JP 3255294B2 JP 18830591 A JP18830591 A JP 18830591A JP 18830591 A JP18830591 A JP 18830591A JP 3255294 B2 JP3255294 B2 JP 3255294B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械翻訳装置に関し、さ
らに詳細には第1言語における補文構造を第2言語に翻
訳する場合に自然な翻訳が得られる機械翻訳装置に関す
る。
【0002】文中に他の文が埋め込まれている文構造を
本明細書において補文構造と記し、埋め込まれている文
を補文と記す。補文構造の1例は〃私は彼にここに来る
ようにたのんだ〃であり、この例では補文は〃ここに来
るように〃である。これに対して、〃私は彼にたのんだ
〃が主文である。
【0003】
【従来の技術】従来、機械翻訳装置においては第1言語
の補文における用言の格要素は、第2言語においても補
文における用言の格要素に変換されていた。その例を示
せば、和文を英訳する場合、和文の補文における主格お
よび目的格はそのまま英訳して配置していた。その結果
例えば図3(a)に示す補文構造の文、〃私は母が皿を
洗うのを手伝った。〃という和文を英訳した場合、自然
な英語とは言えないような例えば図3(c)に示す英文
に翻訳されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1言
語においての補文における用言の格要素が第2言語では
主文における用言の格要素となる場合が多く、第2言語
において補文における用言の格要素として訳出されると
不自然な訳文になってしまうという問題点があった。
【0005】本発明は補文構造で補文における第1言語
の用言の格要素が第2言語では主文における用言の格要
素となる場合の訳語情報を設けて該訳語情報を参照する
ことによって、補文構造内の補文における用言の格要素
を自然な第2言語に翻訳できる機械翻訳装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の機械翻訳装置
は、第1言語の入力文を入力するための入力手段と、
の入力手段により入力された入力文を解析する解析部
と、 解析部での解析結果を受けて解析された入力文の構
造および意味表現に基づい て英語に変換する変換部と、
変換部において変換された英語の構造および意味表現に
基づき翻訳文を生成する生成部とからなる変換手段とを
備え、入力された第1言語の入力文を第2言語に翻訳し
て出力する機械翻訳装置において、第1言語の用言に対
する格要素情報が格納されている第1の領域と、第1言
語の用言に対応する第2言語の訳語に対する格要素情報
が格納されている第2の領域と、訳語の補文構造の内、
主文における用言の格要素情報中のどの格要素に、第1
言語における補文の用言に対する格要素情報中のどの格
要素を対応付けるかの対応付け情報が格納されている第
3の領域とを備えた記憶部と、翻訳に際し、前記第3の
領域の対応付け情報を検索し、対応付け情報によって対
応付けされた格要素情報中の格要素を判別する判別手段
と、を備え、 前記変換手段は、前記判別手段の判別結果
に基づき、第1言語における補文の用言に対する格要素
であって前記対応付け情報により指示された格要素を、
前記対応付け情報により指示された第2言語の主文にお
ける用言の格要素として翻訳文を生成することを特徴と
する。
【0007】
【作用】本発明の機械翻訳装置においては、入力手段に
より第1言語の入力文が入力されると、解析部により入
力文が解析され、変換手段の変換部で解析された入力文
の構造が英語の構造に変換され、変換手段の生成部で翻
訳文が生成される。ここで、記憶部の第1の領域には第
1言語の用言に対する格要素情報が格納されており、第
2の領域には第1言語の用言に対応する第2言語の訳語
に対する格要素情報が格納されており、第3の領域には
訳語の補文構造の内、主文における用言の格要素情報中
のどの格要素に、第1言語における補文の用言に対する
格要素情報中のどの格要素を対応付けるかの対応付け情
報が格納されている。そして、判別手段は翻訳に際し、
前記第3の領域の対応付け情報を検索し、対応付け情報
によって対応付けされた格要素情報中の格要素を判別す
るのである。この判別結果に 基づき、前記変換部と生成
部からなる変換手段は、第1言語における補文の用言に
対する格要素であって前記対応付け情報により指示され
た格要素を、前記対応付け情報により指示された第2言
語の主文における用言の格要素として翻訳文を生成する
のである。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。ここ
では第1言語を日本語、第2言語を英語の場合を例に説
明する。本実施例の機械翻訳装置は、翻訳される日本語
を入力するキ−ボ−ドからなる入力装置2と、入力され
た文を翻訳処理する翻訳部3と、翻訳部3によって翻訳
された結果を表示するCRTからなる出力装置4とから
構成されている。翻訳部3は入力装置2を介して入力さ
れた入力文を解析する解析部5と、解析部5での解析結
果を受けて解析された日本語の構造および意味表現に基
づいて英語に変換する変換部6と、変換部6において変
換された英語の構造および意味表現に基づき翻訳文を生
成する生成部7と、解析部5、変換部6および生成部7
における各処理の途中で参照される翻訳のための情報が
格納されているメモリからなる辞書部8とを備えてい
る。
【0009】図2は辞書部8の記憶内容の1部を示す模
式図である。辞書部8には日本語の見出し語が格納され
ている見出し語記憶領域9、見出し語記憶領域9に格納
された見出し語の格要素情報が格納されている格要素情
報記憶領域10、見出し語記憶領域9に格納されている
見出し語に対応する訳語が格納されている訳語記憶領域
11、訳語記憶領域11に格納された訳語の格要素情報
が格納されている訳語格要素情報記憶領域12、訳語の
主文における用言の格要素情報のうちどの格要素に、日
本語の補文における格要素を対応付けるかを示すための
フラグが訳語の格要素に対応して格納されているフラグ
領域13を備えている。
【0010】辞書部8の格要素情報記憶領域に格納され
ている情報を図3(a)に示す補文構造の文、〃私は母
が皿を洗うのを手伝った。〃という和文で具体的に例示
する。見出し語領域9には〃手伝う〃が格納されてお
り、格要素情報記憶領域10には〃手伝う〃に対する格
要素情報である〃主格〃(図2では〃が〃で示してあ
る)および〃目的格〃(図2では〃を〃で示してある)
が格納されており、訳語記憶領域11には〃手伝う〃に
対する訳語〃help〃が格納されており、訳語格要素
情報記憶領域12には〃help〃に対する格要素情報
である〃主格〃、〃目的格〃および〃目的格の内容を表
わす格〃が格納されており、この例では日本語の補文に
おける主格が英文の目的格になるときであって、フラグ
領域13には訳文側の目的格に対応してフラグがセット
されている。
【0011】図3は本実施例の作用を説明するために例
示した翻訳される日本文と訳文を示し、図4は本実施例
の作用の説明に供するフロ−チャ−トである。これらを
用いて、補文構造内における格要素の変換について説明
する。入力装置2を介して図3(a)に示した日本文〃
私は母が皿を洗うのを手伝った。〃が入力されると(ス
テップS1)、解析部5において辞書部8を参照しなが
ら入力された日本文が解析される(ステップS2)。ス
テップS2の解析結果に基づいて変換部6において英語
へ構造変換される(ステップS3)。
【0012】ステップS3に続いて変換部6で辞書部8
が検索され(ステップS4)、見出し語記憶領域9中の
〃手伝う〃に対応して補文の用言の格要素を主文の用言
のどの格要素に変換するかの訳語情報としての格要素変
換情報が用意されているか否かがチェックされる(ステ
ップS5)。すなわち、フラグ領域13においてフラグ
が立っているか、立っているときは訳語格要素情報記憶
領域12中のどの格要素に対応してフラグが立っている
か否かがチェックされる。
【0013】本例においてはフラグが立っており、ステ
ップS5において訳語格要素情報記憶領域12中の目的
格に対応してフラグが立っていると判別される。この判
別の結果、見出し語記憶領域9中の見出し語〃手伝う〃
にに関して、格要素変換情報ありのフラグが付与され、
さらに見出し語〃手伝う〃に対応する訳語〃help〃
が変換結果に付与される(ステッS6)。ステップS6
に続いて生成部7において辞書部8を参照しながら訳文
が生成され、さらにこの訳文の生成の際フラグが参照さ
れて補文の主格〃母が〃の訳語〃my mother〃
が訳文における主文の目的格の位置に生成される(ステ
プS7)。この結果の訳文が出力装置4に表示される
(ステップS10)。英訳結果は図3(b)に示した〃
I helped my mother to wash t
he dishes.〃のように自然な英文となってい
る。
【0014】仮に本例の英訳において、従来のようにフ
ラグ領域が無い場合、見出し語記憶領域9中の〃手伝う
〃に対応して補文の用言の格要素を主文の用言のどの格
要素に変換するかの情報が用意されていない場合、ステ
ップS5においてフラグが立っていないと判別され、見
出し語記憶領域9中の見出し語〃手伝う〃に対応する訳
語〃help〃が変換結果に付与され(ステップS
8)、次いで生成部7において辞書部8を参照しながら
訳文が生成される(ステップS9)。この結果の訳文が
出力装置4に表示される。この場合、補文の主格〃母が
〃の訳語〃my mother〃が訳文における主文の
目的格の位置に生成されず、図3(c)に示す如く英文
として自然な英文とは言えないような訳文となる。
【0015】勿論、第1言語の補文における格要素が第
2言語の補文における格要素に翻訳しても自然な訳文と
なるときは、フラグ領域13にフラグは立てられてはお
らず、フラグが立っていないためにステップS5におい
てフラグが立っていないと判別されて、ステップS5か
らステップS8〜ステップS10が実行される。この場
合は第1言語の補文における格要素が第2言語の補文に
おける格要素に翻訳しても自然な訳文となるときであっ
て、自然な英文に翻訳されることになることになる。
【0016】なお、上記した実施例において日本文を英
文に翻訳する場合を例示したがその他の言語の場合も本
発明を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、訳語
の補文構造の内、主文における用言の格要素情報中のど
の格要素に、第1言語における補文の用言に対する格要
素情報中のどの格要素を対応付けるかの対応付け情報に
よって対応付けられた格要素情報中の格要素が判別さ
れ、判別結果に基づいて、第1言語における補文の用言
に対する格要素であって前記対応付け情報により指示さ
れた格要素が、前記対応付け情報により指示された第2
言語の主文における用言の格要素情報として訳出される
ために、第1言語が自然な第2言語に翻訳される効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における辞書部の記憶内容の
一部を示す模式図である。
【図3】本実施例の作用を説明するために例示した翻訳
される日本文と訳文を示した図である。
【図4】本実施例の作用の説明に供するフロ−チャ−ト
である。
【符号の説明】
2 入力装置 3 翻訳部 4 出力装置 5 解析部 6 変換部 7 生成部 8 辞書部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1言語の入力文を入力するための入力
    手段と、 その入力手段により入力された入力文を解析する解析部
    と、 解析部での解析結果を受けて解析された入力文の構造お
    よび意味表現に基づいて英語に変換する変換部と、変換
    部において変換された英語の構造および意味表現に基づ
    き翻訳文を生成する生成部とからなる変換手段とを備
    え、入力された第1言語の入力文を 第2言語に翻訳して
    出力する機械翻訳装置において、 第1言語の用言に対する格要素情報が格納されている第
    1の領域と、第1言語の用言に対応する第2言語の訳語
    に対する格要素情報が格納されている第2の領域と、訳
    語の補文構造の内、主文における用言の格要素情報中の
    どの格要素に、第1言語における補文の用言に対する格
    要素情報中のどの格要素を対応付けるかの対応付け情報
    が格納されている第3の領域とを備えた記憶部と、 翻訳に際し、前記第3の領域の対応付け情報を検索し、
    対応付け情報によって対応付けされた格要素情報中の格
    要素を判別する判別手段と、を備え、 前記変換手段は、前記判別手段の 判別結果に基づき、第
    1言語における補文の用言に対する格要素であって前記
    対応付け情報により指示された格要素を、前記対応付け
    情報により指示された第2言語の主文における用言の格
    要素として翻訳文を生成することを特徴とする機械翻訳
    装置。
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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
株式会社桐原書店「高校 新総合英語 <三訂版>」(1984年4月10日)p.299−p.311

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