JP2925877B2 - 棚のストッパー装置 - Google Patents

棚のストッパー装置

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JP2925877B2
JP2925877B2 JP5023124A JP2312493A JP2925877B2 JP 2925877 B2 JP2925877 B2 JP 2925877B2 JP 5023124 A JP5023124 A JP 5023124A JP 2312493 A JP2312493 A JP 2312493A JP 2925877 B2 JP2925877 B2 JP 2925877B2
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stopper
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JP5023124A
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武士 名賀
昭次 今津
英吉 中西
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫などにおい
て、ハンドリング装置などを備えた荷出入装置を用いて
荷を搬入搬出する棚のストッパー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の棚に設けられる棚のストッパー装
置は、たとえば図4に示すように、棚板30の前端部に
ストッパレバー31を横軸32を介して上下方向に回動
自在に取り付け、ストッパレバー31の下部に、リンク
33を介してストッパレバー31に連結された解除パッ
ト34を、コイルばね35により前方に付勢して出退自
在に設けたものである。上記ストッパー装置では、荷の
搬入搬出時に荷出入装置等に設けられたプッシャー41
により解除パット34を押し込み、リンク33を介して
ストッパレバー31を下方に回動することにより、スト
ッパレバー31先端の爪31aを棚板36の支持レベル
Lより下方に移動して規制を解除するように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ストッパ
ー装置によれば、(1)解除パット34を押し込む為の
プッシャー41等の駆動機構と駆動力が荷出入装置側に
必要である。(2)ストッパレバー31の下方に解除パ
ット34が配置されているため、棚板30の上下間隔が
広くなり、コンパクト化が困難である。(3)リンク機
構や軸受等が必要で構造がシンプルでない。などの問題
があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、ストッ
パー解除の為に荷出入装置側に特別な駆動機構が不要
で、棚間の上下間隔も小さくできてコンパクト化を図れ
るとともに、構造も簡単にできかつ廉価な棚のストッパ
ー装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の棚のストッパー装置は、荷支持部材の前部
に、弾性部材により起立側に付勢されて起立位置と後方
に倒れた傾倒位置の間で起倒自在なストッパー部材を設
け、このストッパー部材を先端部が起立位置で荷支持部
材の荷支持レベル上方に突出しかつ傾倒位置で荷支持部
材の荷支持レベル下方に没するように形成するととも
に、ストッパー部材の先端部に、頂部が先端側および前
方に突出され、搬入される荷が当接してストッパー部材
を起立位置から傾倒位置まで回動させ荷の底面を転動す
るストッパローラーを水平軸心回りに回転自在に取り付
け、荷の搬出時に荷支持部側に突出移動する荷保持部材
に、前記ストッパローラーに当接させてストッパー部材
を傾倒可能な解除部材を設けたものである。
【0006】
【作用】上記構成において、荷支持部材への荷の搬入時
は、荷保持部材に保持させた荷を、荷支持部材から荷支
持レベルに沿って荷支持部材側に移動させることによ
り、荷の先端部をストッパローラーを当接させて、弾性
部材に抗してストッパー部材を起立位置から後方に傾倒
し、荷を荷支持部材上に搬入する。そして、荷がストッ
パローラーを過ぎると、荷保持部材の解除部材がストッ
パー部材を傾倒させて傾倒状態を維持し、荷保持部材が
荷を解放して後退すると、解除部材がストッパローラー
から離れて、ストッパー部材が弾性部材により傾倒位置
から起立位置に起立させ、荷支持部材上の荷のずれを規
制する。
【0007】荷支持部材から荷の搬出には、荷保持部材
を荷支持部材側に移動させることにより、解除部材がス
トッパローラーに当接してストッパー部材を後方に傾倒
させ、荷保持部材により荷を保持した後,後退させる
と、ストッパローラーは解除部材から荷の底部を転動
し、荷の後退後ストッパローラーが荷から離れると、ス
トッパー部材が弾性部材により起立位置に起立される。
【0008】したがって、リンク機構を使用したり荷出
入装置側の駆動機構を使用することなく、荷の搬入搬出
を円滑に行え、簡単な構成でかつ荷支持部材の下方に配
置する部材もなく、荷支持部材の上下間隔を小さくして
棚のコンパクト化を図れるとともに、低コスト化を実現
することができる。また、頂部が先端側および前方に突
出するストッパローラーにより、荷の搬入時には、荷を
前方から荷支持部材側に押し込むことで、荷によりスト
ッパーローラーを介してストッパー部材を起立位置から
傾倒位置に回動させることができ、解除部材の作用は不
要で、荷出入装置をコンパクトに構成できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る棚のストッパー装置の一
実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】この棚は、工場などの自動倉庫に設置され
て荷出入装置によりハンドリング装置21を介してたと
えば鋼板Pを1枚ずつまたは数枚ずつまとめて搬入搬出
し、収納可能な荷支持部1が所定ピッチで多数段に設け
られたもので、各荷支持部1には幅方向に所定間隔をあ
けて複数の荷支持部材2が設けられている。この荷支持
部材2は、棚の幅方向に設けられた横フレーム3間に前
後方向のガイドレール2aが掛け渡されるとともに、前
端部および後端部に半円状の円弧状レール2bがそれぞ
れ設けられ、これらガイドレール2aおよび円弧状レー
ル2b外周部に、無端状のチェーンリンク4aに多数の
支持ローラー4bが回転自在に設けられたチェーンロー
ラー4が巻回されて構成されている。
【0011】各荷支持部材2の前端部には、前部横フレ
ーム3から前方にローラー支持ブラケット5が突設さ
れ、ローラー支持ブラケット5の前部には、頂部がチェ
ーンローラー4の荷支持レベルLと一致する荷受けロー
ラー6がローラーブラケット7を介して水平軸心回りに
回転自在に設けられている。
【0012】また、ローラー支持ブラケット5の側部に
は、前部横フレーム3からローラー支持ブラケット5よ
り前方に突出するストッパー取付アーム11が設けられ
ており、ストッパー取付部材アーム11の先端部には水
平軸12を介して回動自在な矩形状のストッパー板(ス
トッパー部材)13が取り付けられ、このストッパー板
13は水平軸12に外嵌されたコイルバネ14により起
立側に付勢されてストッパー取付アーム11の係止部1
1aにより起立位置で規制され、起立位置と荷支持部材
2側に倒れた傾倒位置の間で起倒自在に構成されてい
る。このストッパー板13はその上部が起立位置で荷支
持レベルLより上位に突出し、さらにストッパー板13
の先端側前部に、ストッパー板13の前方および上方に
突出するストッパローラー15が水平ピン16を介して
回転自在に取り付けられている。
【0013】この棚への鋼板Pの搬入搬出を行うハンド
リング装置21は、上下一対の把持ハンド(荷保持部
材)22A,22Bが複数組開閉自在に設けられてお
り、先端部には鋼板Pの上面と下面をそれぞれ把持する
把持部22a,22bが設けられている。また、下部の
把持ハンド22Bには、解放位置で先端側が僅かに上方
に傾斜する解除板(解除部材)23が、保持する鋼板P
の底面近傍でかつ鋼板Pの後端より後方に取り付けられ
て、ストッパローラー15に当接可能に構成されてい
る。
【0014】上記構成における作用を説明する。鋼板P
の搬入作業は、まず荷出入装置により荷支持部1の前方
に搬送されてきた鋼板Pを把持ハンド22A,22Bに
保持し、荷支持レベルLに沿って荷支持部材2側に押し
出すと、鋼板Pの先端部が起立位置のストッパー板13
のストッパローラー15に当接して、ストッパー板13
をコイルバネ14に抗して矢印Aで示す後方に傾倒させ
る。そして、ストッパローラー15が鋼板Pの底面を転
動する状態で、鋼板Pは荷受けローラー6からチェーン
ローラー4上に押し込まれ、支持ローラー4bの回転と
チェーンリンク4aの移動により、さらに奥に移送され
て荷支持部材2上に支持される。さらに、把持ハンド2
2A,22Bが荷支持部1の前部に達して、鋼板Pがス
トッパローラー15より棚支持部材2側に押し込まれる
と、ストッパローラー15が鋼板Pの底面から解除板2
3の底面に当接して、ストッパー板13の傾倒姿勢が維
持される。この状態で、把持ハンド22A,22Bが開
動されて鋼板Pを解放し、ストッパー板13が開放分だ
け押し下げられる。そして、把持ハンド22A,22B
を後退させると、ストッパローラー15が解除板23か
ら離れてコイルバネ14の作用により矢印Bで示す前方
に回動され、起立位置に戻される。ストッパー板13に
より、搬入は完了し、地震や振動等の原因による鋼板P
の飛び出しが防止される。
【0015】次に鋼板Pの搬出作業は、把持ハンド22
A,22Bを荷支持部2側に突出移動させ、解除板23
をストッパー板13からストッパローラー15に当接し
てストッパー板13を矢印A方向に傾倒させる。そし
て、把持ハンド22A,22Bを閉動して鋼板Pを保持
させ、後退させる。すると、ストッパローラー15は解
除板13から鋼板Pの底面に転動してストッパー板13
の傾倒姿勢が維持され、さらに鋼板Pが荷支持部材2上
から荷受けローラー6を介して荷出入装置側に引き出さ
れる。これにより、ストッパローラー15が開放されて
コイルバネ14により矢印B方向に回動され、起立位置
に戻される。
【0016】なお、搬出時に鋼板Pがストッパー板13
に当接する位置にずれていた場合には、解除板23によ
るストッパー板13の傾倒により、鋼板Pを荷支持部材
2側に押し込むことができるので、搬出作業に支障を来
すことはない。
【0017】上記実施例によれば、荷支持部材2の前部
に、荷支持部材2側に傾倒自在なストッパー板13をコ
イルバネ14により起立側に付勢して設けただけの簡単
な構成で、鋼板Pの搬入および搬出をスムーズに行える
とともに、鋼板Pのずれ出しを確実に防止することがで
きる。したがって、荷支持部材2間の上下の間隔を小さ
くすることができ、棚のコンパクト化が図れる。また、
荷出入装置側には、把持ハンド22Bに解除板23を設
けただけで、特別な駆動部材も不要で部材も少なく構成
でき、荷の入出庫サイクルタイムも速くなり、かつ製造
コストを低くできる。さらに、ストッパー板13の前方
および上方に突出するストッパローラー15により、搬
入時に押出される鋼板Pを受けてストッパー板13を傾
倒させ解除することができるので、搬入時に解除板23
の作用は不要となり、コンパクト化を図ることができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、荷
支持部材の前部に、荷支持部材側に傾倒自在なストッパ
ー部材を弾性部材により起立側に付勢して設けただけの
簡単な構成で、荷の搬入および搬出をスムーズに行える
とともに、荷のずれ出しを確実に規制することができ
る。したがって、荷支持部材間の上下の間隔を小さくす
ることができ、コンパクト化が図れる。また、荷出入装
置側には、荷保持部材に解除部材を設けただけで特別な
駆動部材も不要とし、全体の部材も少なく製造コストを
低くすることができる。さらに、頂部が先端側および前
方に突出するストッパローラーにより、荷の搬入時に
は、荷を前方から荷支持部材側に押し込むことで、荷に
よりストッパーローラーを介してストッパー部材を起立
位置から傾倒位置に回動させることができ、解除部材の
作用は不要で、荷出入装置をコンパクトに構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る棚のストッパー装置の一実施例を
示す側面図である。
【図2】同ストッパー装置の平面図である。
【図3】同ストッパー装置の搬入、搬出動作を示す側面
図である。
【図4】従来のストッパー装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 荷支持部 2 荷支持部材 3 横フレーム 4 チェーンローラー 5 ローラー支持ブラケット 6 荷受けローラー 7 ローラーブラケット 11 ストッパー取付アーム 11a 係止部 12 水平軸 13 ストッパー板 14 コイルバネ 15 ストッパローラー 16 水平ピン 21 ハンドリング装置 22A,22B 把持ハンド 23 解除板 L 荷支持レベル P 鋼板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−345410(JP,A) 特開 昭61−232804(JP,A) 特開 昭59−172309(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷支持部材の前部に、弾性部材により起立
    側に付勢されて起立位置と後方に倒れた傾倒位置の間で
    起倒自在なストッパー部材を設け、 このストッパー部材の先端部を起立位置で荷支持部材の
    荷支持レベル上方に突出しかつ傾倒位置で荷支持部材の
    荷支持レベル下方に没するように形成するとともに、 ストッパー部材の先端部に、頂部が先端側および前方に
    突出され、搬入される荷が当接してストッパー部材を起
    立位置から傾倒位置まで回動させ荷の底面を転動するス
    トッパローラーを水平軸心回りに回転自在に取り付け、荷の搬出時に 荷支持部側に突出移動する荷保持部材に、
    前記ストッパローラーに当接させてストッパー部材を傾
    倒可能な解除部材を設けたことを特徴とする棚のストッ
    パー装置。
JP5023124A 1993-02-12 1993-02-12 棚のストッパー装置 Expired - Lifetime JP2925877B2 (ja)

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JP4822425B2 (ja) * 2006-03-30 2011-11-24 サミー株式会社 遊技機、および遊技媒体払出装置のロック機構
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JPH06239423A (ja) 1994-08-30

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