JPH08282808A - 収納棚 - Google Patents

収納棚

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JPH08282808A
JPH08282808A JP9100095A JP9100095A JPH08282808A JP H08282808 A JPH08282808 A JP H08282808A JP 9100095 A JP9100095 A JP 9100095A JP 9100095 A JP9100095 A JP 9100095A JP H08282808 A JPH08282808 A JP H08282808A
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JP
Japan
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pallet
elevator
shelf
shelves
cam
Prior art date
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Application number
JP9100095A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Onari
弘史 大成
Migaku Kuwayama
琢 桑山
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各棚上にパレットが収納されているときには
地震などの振動が生じても落下しないよう常にパレット
は各棚に固定されている収納棚を提供することにある。 【構成】 各棚7上にパレットPが収納されている場合
には、各棚7に設けられている係合手段43がパレット
Pの底面又は側面に係合されているので、地震などの振
動が生じてもパレットPは各棚7から落下するようなこ
とはない。エレベータ11によってパレットPを各棚上
から引き出す場合には、予め決められた棚7の位置にエ
レベータ11が到達して停止されると、エレベータ11
に設けられている当接手段45が係合手段43と当接す
ることにより係合手段43がパレットPの底面又は側面
から外れて、パレットPは棚7から自由に動き得る状態
となって棚7上からエレベータ11へ引き出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークを積載したパ
レットを収納せしめる収納棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫などの収納棚において
は、各棚にワークを積載したパレットが支持されて収納
されている。このワークWを積載したパレットPは図6
に示されているように、各棚101上から落下せぬよ
う、かつ出し入れが容易になるように出し入れ方向(図
6において左右方向)の両端には車輪103が設けられ
ている。前記各棚101上には別のストッパブロック1
05,107が設けられ、このストッパブロック105
とストッパブロック107との間に一方の車輪103が
係止するようになっている。前記パレットPの図6にお
いて左側には複数のフック109が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した収
納棚における各棚101上ではパレットPは一方(図6
において左方)の車輪103が各棚101上に設けられ
たストッパブロック105と107との間で係止されて
いて、通常の使用では問題ない。しかしながら、例えば
地震などの振動が発生すると、車輪103はストッパブ
ロック105,107を乗り越えてしまい、パレットP
毎地上に落下する恐れがある。
【0004】この発明の目的は、各棚上にパレットが収
納されているときには地震などの振動が生じても落下し
ないよう常にパレットは各棚に固定されている収納棚を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の収納棚は、枠組みされたフ
レームを立設せしめ、このフレームの高さ方向へ適宜な
間隔で複数の棚を設けると共に前記フレームの一側に上
下動自在なエレベータを設け、前記各棚にパレットの底
面又は側面が係脱する係合手段と、前記エレベータに設
けられ前記係合手段と当接自在な当接手段とで構成する
パレット落下防止装置を備えてなることを特徴とするも
のである。
【0006】請求項2によるこの発明の収納棚は、前記
係合手段が各棚に付勢部材の付勢力で常に上方向又は左
右方向へ突出しパレットの底面又は側面に係合するスト
ッパピンと、このストッパピンの一端に設けられた第1
カムフォロワと、前記各棚に設けられ付勢部材の付勢力
で常にエレベータ側へ位置する水平軸と、この水平軸の
一端に設けられ前記第1カムフォロワと係脱する第1カ
ムと、前記水平軸の他端に設けられた第2カムフォロワ
とからなると共に、前記当接手段が前記エレベータの内
側面に設けられ前記第2カムフォロワと当接自在な第2
カムからなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】以上のような請求項1によるこの発明の収納棚
とすることにより、各棚上にパレットが収納されている
場合には、各棚に設けられている係合手段がパレットの
底面又は側面に係合されているので、地震などの振動が
生じてもパレットは各棚から落下するようなことはな
い。
【0008】エレベータによってパレットを各棚上から
引き出す場合には、予め決められた棚の位置にエレベー
タが到達して停止されると、エレベータに設けられてい
る当接手段が係合手段と当接することにより係合手段が
パレットの底面又は側面から外れて、パレットは棚から
自由に動き得る状態となって棚上からエレベータへ引き
出される。
【0009】請求項2によるこの発明の収納棚とするこ
とにより、各棚上にパレットが収納されているときには
ストッパピンが付勢部材の付勢力で各棚より常に上方又
は左右方向へ突出してパレットの底面又は側面に係合さ
れているから、地震などの振動が生じてもパレットは各
棚から落下するようなことはない。
【0010】なお、この場合には、第1,第2カムフォ
ロワと第1,第2カムとはそれぞれ係合されていない状
態にあるものである。
【0011】エレベータによってパレットを各棚上から
引き出す場合には、予め決められた棚の位置にエレベー
タが到達して停止されると、エレベータの内側面に設け
られた第2カムが第2カムフォロワに当接することによ
り、水平軸が付勢部材の付勢力に抗してエレベータとは
反対側へ移動される。水平軸が移動されると第1カムフ
ォロワが第1カムに係合してストッパピンが付勢部材の
付勢力に抗して下降又は横方向へ移動してパレットの底
面又は側面から外れて、パレットは棚から自由に動き得
る状態となって棚上からエレベータが引き出される。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0013】図5を参照するに、自動倉庫などの収納棚
1は、枠組みされたフレーム3を備えており、このフレ
ーム3は4本の立設された再度フレーム5A,5B,5
C,5Dと、この各サイドフレーム5A〜5Dの上面に
は上部フレーム5Eが連結されている。しかも、このサ
イドフレーム5A,5Bとサイドフレーム5C,5Dと
の間には上下方向へ適宜な間隔で複数の棚7が設けられ
ている。
【0014】最下段には図5において右方向へ延伸され
たローダフレーム9が設けられている。前記各棚7、ロ
ーダフレーム9上にはワークWを積載したパレットPが
収納されるものである。なお、パレットPの構造はすで
に述べたものと同じなので同じ部品には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
【0015】前記サイドフレーム5A,5Bの図5にお
いて左側には上下動自在なエレベータ11が設けられて
いる。このエレベータ11上にはフック13を備えた自
走式のトラバーサ15が図5において左右方向へ移動自
在に設けられている。なお、トラバーサ15の移動機構
はすでに公知であるから、詳細な構造の説明を省略す
る。
【0016】前記サイドフレーム5A,5Bの上、下部
にはそれぞれスプロケット17,19が回転自在に設け
られていると共に、このスプロケット17とスプロケッ
ト19とにはチェン21が巻回されている。このチェン
21の両端は前記エレベータ11の後部に取付けられて
いる。
【0017】また、前記上部フレーム5E上にはモータ
ブラケット23を介して駆動モータ25が設けられてお
り、この駆動モータ25の出力軸には駆動スプロケット
27が回転自在に装着されている。この駆動スプロケッ
ト27と前記スプロケット17の軸に装着されたスプロ
ケット29とにはチェン31が巻回されている。
【0018】上記構成により、駆動モータ25を駆動せ
しめると、出力軸、駆動スプロケット27、チェン31
を介してスプロケット29が回転される。このスプロケ
ット29の回転によりスプロケット17が回転され、チ
ェン21に取付けられたエレベータ11が上下動される
ことになる。
【0019】前記サイドフレーム5A,5Bとサイドフ
レーム5C,5Dとの間におけるローダフレーム9の下
方には上下動自在なリフタ33が設けられていると共
に、前記ローダフレーム9の下部には左右方向へ移動自
在なローダ35が設けられている。このローダ35には
上下動自在な吸着フレーム37が設けられ、この吸着フ
レーム37には複数の吸着パッド39が設けられてい
る。
【0020】上記構成により、各棚7、ローダフレーム
9上に収納されているパレットPのフック109はサイ
ドフレーム5A,5Bの側面を上下動するエレベータ1
1上に設けられたトラバーサ15が図5において右方向
に移動されると共に、エレベータ11をわずか上昇せし
めると、トラバーサ15に設けられたフック13と係合
する。トラバーサ15を左側へ移動せしめることによっ
て、ワークWを積載したパレットPは各棚7、ローダフ
レーム9からエレベータ15上へ移載される。
【0021】エレベータ15を下降せしめて最下段の位
置で停止せしめた後、エレベータ11上のパレットPを
トラバーサ15の移動によってパレットPはエレベータ
11からリフタ33上に移載される。このリフタ33上
に移載されたパレットP上に積載されているワークW
は、吸着フレーム37を下降せしめて吸着パッド39に
より一番上から一枚ずつ吸着し、ローダ35を前記ロー
ダフレーム9に沿って右方向へ移動せしめることによっ
て、タレットパンチプレスやレーザ加工機などの板材加
工機へ搬送されることとなる。
【0022】なお、収納棚1におけるサイドフレーム5
A〜5Dの4側面のうち、エレベータ11が上下動しな
い3面はカバーなどで施され、パレットPが外へ出ない
ようになっているが、エレベータ11が上下動する側面
はパレットPの出入りのため開いている。
【0023】前記収納棚1には図1および図2に示され
ているように、パレット落下防止装置41が備えられて
いる。このパレット落下防止装置41は前記各棚7側に
設けられた係合手段43と、前記エレベータ11に設け
られた当接手段45とで構成されている。
【0024】前記当接手段45としては前記エレベータ
11の内側面に第2カム47が設けられている。また前
記係合手段43としては、水平方向(図1において上下
方向)へ移動可能なストッパピン49が設けられてい
る。このストッパピン49は前記各棚7の側面に複数の
ボルト51で取付けられた支持ブロック53に装着され
ている。前記ストッパピン49にはリング部材57が設
けられている。このリング部材57と前記支持ブロック
53との間には付勢部材としてのスプリング59が介在
されており、このスプリング59の付勢力によってスト
ッパピン49は図1に2点鎖線で示されているようにパ
レットPに形成された穴PH に常に係合されている。
【0025】前記ストッパピン49の一端(図2におい
て下端)には複数の第1カムフォロワ61がシャフト6
3で設けられている。前記各第1カムフォロワ61には
第1カム65が係合可能に設けられている。前記各棚7
の一部(図1において左側)には支持部材67が複数の
ボルト69で取付けられている。前記支持部材67には
水平軸71が装着されており、この水平軸71の一端
(図2において右端)には前記第1カム65が設けられ
ていると共に、水平軸71の他端(図1において左端)
にはシャフト73を介して複数の第2カムフォロワ75
が設けられている。
【0026】前記水平軸71の図2において左側にはリ
ング部材77が取付けられており、このリング部材77
と前記支持部材67との間には付勢部材としてのスプリ
ング79が介在されている。このスプリング79の付勢
力で水平軸71は図1に示されている状態より左側へ常
時待機されている。
【0027】上記構成により、各棚7上にパレットPが
収納されているときには、ストッパピン49が図1にお
いてスプリング59の付勢力により実線の位置から2点
鎖線の位置へ上方向に移動しパレットPの側面に形成さ
れた穴PH に係合されるから、地震などの振動が生じて
もパレットPは各棚7から落下するようなことはない。
【0028】なお、このときには、第2カムフォロワ7
5はエレベータ11の内側面に設けられた第2カム47
に当接されていないため、水平軸71はスプリング71
の付勢力により、図1において左側へ移動していて、第
2カム65は第1カムフォロワ61に係合されていな
い。したがって、ストッパピン49が図1においてスプ
リング59の付勢力で2点鎖線の位置に移動されている
のである。
【0029】パレットPを各棚7上から引き出す場合に
は、予め決められた棚7の位置にエレベータ11が到達
して停止されると、図1に示されているように、エレベ
ータ11の内側面に設けられた第2カム47が第2カム
フォロワ75に当接して水平軸71がスプリング79の
付勢力に抗して右側へ移動される。この水平軸71が右
側へ移動されることにより第1カム65が第1カムフォ
ロワ61に係合して、ストッパピン49がスプリング5
9の付勢力に抗して2点鎖線の位置から実線の位置へ移
動しストッパピン49の先端がパレットPの穴PH から
外れて自由に動き得る状態になる。
【0030】したがって、トラバーサ15を図5におい
て右側へ移動せしめると共にエレベータ11をわずか上
昇せしめることによってフック13がパレットPのフッ
ク109と係合する。次いでトラバーサ15を図5にお
いて左側へ移動せしめることにより、パレットPが棚7
からエレベータ11へ容易かつスムーズに引き出すこと
ができる。
【0031】図3には図1および図2の実施例に代る他
の実施例のパレット落下防止装置41が示されている。
すなわち、図3においてエレベータ11の内側面には当
接手段45としてバー81を介して第3カムフォロワ8
3が設けられている。また前記各棚7側には係合手段4
3が設けられ、ストッパピン49が各棚7に貫通した穴
85に上方向へ突出されている。しかも、ストッパピン
49の上端はパレットPに形成された貫通穴PH に係脱
するようになっていると共に、ストッパピン49の下端
には第4カム87が設けられている。この第4カム87
と各棚7との間にはスプリング59が上方向へ付勢され
て介在されている。
【0032】水平方向(図3において左右方向)へ移動
可能な水平軸71が設けられており、この水平軸71の
右端には前記第4カム87と係脱する第5カム89が設
けられていると共に、前記水平軸71の左端には前記第
3カムフォロワ83と当接自在な第3カムフォロワ91
が設けられている。前記水平軸71の途中には支持部材
93が設けられており、この支持部材93と前記第3カ
ムフォロワ91との間には左方向へ付勢されたスプリン
グ79が介在されている。
【0033】上記構成により、各棚7上にパレットPが
収納されているときには、ストッパピン49が図3にお
いてスプリング59の付勢力に抗して上方向へ突出しパ
レットPに形成され貫通穴PH に係合されるから、地震
などの振動が生じてもパレットPは落下するようなこと
はない。
【0034】なお、このときには第3カムフォロワ91
はエレベータ11の内側面にバー81を介して設けられ
た第3カム83に当接されていないため、水平軸71は
スプリング79の付勢力により、図3に示されているよ
うに、第5カム89は第4カム87に係合されている。
したがって、ストッパピン49の先端は図3においてス
プリング59の付勢力でパレットPの貫通穴PH に常時
係合されているものである。
【0035】パレットPを各棚7上から引き出す場合に
は、予め決められた棚7の位置にエレベータ11が到達
して停止されると、エレベータ11の内側面にバー81
を介して設けられた第3カムフォロワ83が第3カム9
1に当接して水平軸71がスプリング79の付勢力に抗
して右側へ移動されることにより、第5カム89が第4
カム87から外れてスプリング59の付勢力によりスト
ッパピン49が下降し、ストッパピン49の先端がパレ
ットPの貫通穴PH から外れて自由に動き得る状態にな
る。したがって、トラバーサ15を上述の実施例と同様
にまず図5において右側へ移動せしめると共にエレベー
タ11をわずか上昇せしめ、さらにトラバーサ15を左
側へ移動せしめることによってパレットPを各棚7から
エレベータ11へ容易かつスムーズに移動させることが
できる。
【0036】図4には他の実施例のパレット落下防止装
置41が示されている。図1における部品と同じ部品に
は同一の符号を付して重複する部分の説明を省略する。
【0037】図4において、ストッパピン49が垂直部
49Vと水平部49HからなるL形状のバーからなって
おり、この垂直部49Vと水平部49Hとの連結部には
回動自在なバー95が図4において紙面に対して直交す
る方向へ延伸されている。しかもこのバー95は図示省
略の棚フレーム又は各棚7に設けられている。したがっ
て、ストッパピン49はバー95を支点として揺動され
るようになっている。
【0038】前記ストッパピン49の水平部49Hにお
ける図4において左端には前記第2カム47に当接自在
な第2カムフォロワ75が設けられている。また、スト
ッパピン49の水平部49Hにおける途中と各棚7との
間にはスプリング97が下方向へ付勢されて設けられて
いる。前記各棚7にはストッパピン49の垂直部49V
が揺動するための穴7Hが設けられている。さらにパレ
ットPの左側における下面には円弧形状の貫通穴PH
設けられている。
【0039】上記構成により、各棚7上にパレットPが
収納されているときには、ストッパピン49が図4にお
いてスプリング97の付勢力で2点鎖線の位置から実線
の位置へバー95を支点として揺動して待機しているの
で、ストッパピン49の垂直部49VがパレットPに形
成された貫通穴PH に係合されているから、地震などの
振動が生じてもパレットPは各棚7から落下するような
ことはない。
【0040】なお、このときには、第2カムフォロワ7
5はエレベータ11の内側面に設けられた第2カム47
とは当接されていないため、ストッパピン49は上述し
た如く、実線の位置にあるのである。
【0041】パレットPを各棚7上から引き出す場合に
は、予め決められた棚7の位置にエレベータ11が到達
して停止されると、図4においてエレベータ11の内側
面に設けられた第2カム47が第2カムフォロワ75に
当接してストッパピン49がバー95を支点としてスプ
リング97の付勢力に抗して実線の位置から2点鎖線の
位置へ移動するので、ストッパピン49の垂直部49V
がパレットPの貫通穴PH から外れて自由に動き得る状
態となる。したがって、上述した実施例と同様にパレッ
トPが各棚7からエレベータ11に容易かつスムーズに
引き出すことができる。
【0042】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。ストッパピン49をパ
レットPに係合させる場合には、パレットPの底面又は
側面のどちらであっても構わないものである。
【0043】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項1,2によるこの発明によれば、各棚
上にパレットが収納されている場合には、各棚に設けら
れている係合手段がパレットの底面又は側面に係合され
ているので、地震などの振動が生じてもパレットは各棚
から落下することをなくすことができる。
【0044】エレベータによってパレットを各棚上から
引き出す場合には、予め決められた棚の位置にエレベー
タが到達して停止されると、エレベータに設けられてい
る当接手段が係合手段と当接することにより係合手段が
パレットの底面又は側面から外れて、パレットは棚から
自由に動き得る状態となって棚上からエレベータへ容易
かつスムーズに引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の収納棚に設けられたパレット落下防
止装置の底面図である。
【図2】図1における側面図である。
【図3】パレット落下防止装置の他の実施例を示す側面
図である。
【図4】パレット落下防止装置の他の実施例を示す側面
図である。
【図5】この発明を実施する一実施例の収納棚の側面図
である。
【図6】従来の収納棚における各棚に収納されているパ
レットの側面図である。
【符号の説明】
1 収納棚 7 棚 11 エレベータ 13 フック 15 トラバーサ 33 リフタ 41 パレット落下防止装置 43 係合手段 45 当接手段 P パレット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠組みされたフレームを立設せしめ、こ
    のフレームの高さ方向へ適宜な間隔で複数の棚を設ける
    と共に前記フレームの一側に上下動自在なエレベータを
    設け、前記各棚にパレットの底面又は側面が係脱する係
    合手段と、前記エレベータに設けられ前記係合手段と当
    接自在な当接手段とで構成するパレット落下防止装置を
    備えてなることを特徴とする収納棚。
  2. 【請求項2】 前記係合手段が各棚に付勢部材の付勢力
    で常に上方向又は左右方向へ突出しパレットの底面又は
    側面に係合するストッパピンと、このストッパピンの一
    端に設けられた第1カムフォロワと、前記各棚に設けら
    れ付勢部材の付勢力で常にエレベータ側へ位置する水平
    軸と、この水平軸の一端に設けられ前記第1カムフォロ
    ワと係脱する第1カムと、前記水平軸の他端に設けられ
    た第2カムフォロワとからなると共に、前記当接手段が
    前記エレベータの内側面に設けられ前記第2カムフォロ
    ワと当接自在な第2カムからなることを特徴とする請求
    項1記載の収納パレット。
JP9100095A 1995-04-17 1995-04-17 収納棚 Pending JPH08282808A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265011A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Shinko Electric Co Ltd ストッカ用ロボット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265011A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Shinko Electric Co Ltd ストッカ用ロボット
JP4543567B2 (ja) * 2001-03-12 2010-09-15 ムラテックオートメーション株式会社 ストッカ用ロボット

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