JP2925067B2 - ジョークラッシャーのチークプレートの固定構造 - Google Patents

ジョークラッシャーのチークプレートの固定構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固定歯およびスィン
グジョーに取り付けた動歯と共にその側面を仕切って断
面V字形の破砕室を形成するジョークラッシャーのチー
クプレートの固定構造に係る。
【0002】
【従来の技術】砕石現場などで使用される一次、二次破
砕用のジョークラッシャーの一般的な従来技術を図6に
例示する。図においてフレーム11内に組み込まれた破
砕室12は、図の右方に偏心軸13を介して揺動するス
ィングジョー14の表面に取り付けられた動歯15と、
左方に固設された固定歯3aとの間で断面V字形に形成
され、その側面はサイドフレームの内面に添着されたチ
ークプレート2aによって仕切られている。被砕物、た
とえば採取された原石などは破砕室12の上方から装入
され、破砕室12内で揺動する動歯15と固定歯3aと
の間に挾圧されて噛み砕かれ、破砕室12下端の出口隙
間より細かく破砕されると、その隙間を通過して下方へ
排出され、効率的に破砕比の大きい破砕作用を発揮する
ので、大部分の砕石現場で汎用化されている。
【0003】破砕室12の両側面を区切って破砕機の容
量、能力を決定する要素の一つがサイドフレームの寸法
であり破砕室の横幅を決定するが、当然その表面は両歯
板と同様に激しい摩耗作用に直面するので、歯板と同一
成分である高マンガン鋳鋼で製造したチークプレート2
a(サイドライナー)を添着して摩耗作用に対抗する構
造が一般に採られる。しかし、両歯板と同様にチークプ
レート2aを如何に耐摩耗性に優れた材料で製造するに
しても、破砕室12内で進行する摩耗作用もきわめて強
力であり、摩耗の進むにつれてその寸法も変動して破砕
効率を低下する影響が現われるから、適宜新しい部材と
取り替えて破砕機能を回復させなければならない。その
ため、ジョークラッシャーの破砕室12内の各部材は、
後日の取り替えが能率よく容易に行なわれるように初め
から組み立てられている。
【0004】図7は図6のX−X断面図であり、チーク
プレート2aをフレーム内へ組み込む一般的な従来技術
の一例を示す。ジョークラッシャーのフレーム11のう
ち、破砕室の側面を仕切るサイドフレーム1aの内面に
チークプレート2aが添着されて耐摩耗性を強化する
が、その取り付けのためにチークプレート2aの一端は
傾斜面21aで形成して固定歯3aの端部に設けた傾斜
面31aと密接して垂直方向に係合している。チークプ
レート2aの他端も傾斜面22aで形成して、サイドフ
レーム1aの内面に固設した固定金具4aの傾斜面16
と密接して係合し、結局チークプレート2aは両端の傾
斜面21a、22aがそれぞれ固定歯3aの端部と固定
金具4aの端部の傾斜面31a,16に係合し、両傾斜
面に挟まれた楔作用によってその位置を固定する構造を
採っている。この取り付け構造の場合であれば、チーク
プレート2aが摩耗して取り替える必要が生じると、チ
ークプレート2aだけを上方から吊り上げて垂直に引き
抜いて取り外し、新しいチークプレート2aを吊り下げ
て取り替える作業が行なわれる。
【0005】一方、チークプレート(サイドライナー)
の取り付け構造を改良しようとする従来技術も見出され
る。たとえば実公昭60−31784号公報において
は、図8で示すようにサイドフレーム1bの内側に固定
した支持部材4bとチークプレート2bのテーパ状端縁
22bの間へ楔片17を嵌入し、打込んだボルト6bに
よって固定する構造であって、楔片17の端面である傾
斜面18と前記チークプレート2bのテーパ端縁22b
との干渉によって楔作用が発生して、チークプレート2
bを固定歯の端面に押圧して固定する方式を提案してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】既に述べた通りジョー
クラッシャーの強力な破砕作用は、その反作用として破
砕室を構成する固定歯、動歯、および側面のチークプレ
ートの激しい摩耗を誘発する。図7のような一般に使用
される取り付け構造の場合には、この摩耗作用は単にチ
ークプレート2aの表面だけに留まらず、破砕室内に装
入された岩石などを強制的に揺動した結果、チークプレ
ート自体が固定歯と固定金具間に挟まれて微細な水平方
向の揺動が際限なく繰り返され、端面(傾斜面22a)
と接触する相手部材の端面16間にも摩耗と噛み込みが
発生することが珍しくない。噛み込みはチークプレート
2aの端面が接触する傾斜面における偏摩耗や不均等な
塑性変形が複雑に錯綜して始まり、一旦、この噛み込み
が両面間に発生すると、双方の表面が咬持し合って見か
け上は癒着に近い境界面と化して容易に離脱できなくな
り、上方から吊り上げただけではチークプレート2aが
微動もせず、そのままではチークプレート2aの取り外
しがほとんど不可能となる。チークプレート2aと固定
金具4aとの接する傾斜面は、図6の2点鎖線で表わす
ように、スィングジョーの側面とサイドフレームとの間
の極く限られた狭隘な位置に相当するから、噛み込みの
ためにチークプレート2aの取り外しができないような
ときには、作業員が狭い破砕室内に潜り込んでスィング
ジョーを分解して取り外した後、サイドフレームの内面
で見かけ上は癒着状態にあるチークプレート2aと固定
金具4aの境界面を切り離すという、煩雑な作業を強い
られることとなる。
【0007】このようなトラブルは、図8に示した従来
技術においても同様に遭遇する可能性が否定できない。
すなわち、チークプレート2bの傾斜面22bと楔片1
7の傾斜面18とが密着して楔効果を発揮するために、
チークプレート2bの位置が固定されるのであるが、こ
の構造においても摩耗が進行して取り替えの必要な時機
に到達したときには、やはり双方の傾斜面間に激しい揺
動に随伴する噛み込みが発生し、楔片17とチークプレ
ート2bの接する傾斜面は、癒着に近い咬持状態となる
から、両部材を境界面から引き離すことが困難となり、
スィングジョーの取り外しという大規模な分解撤去作業
を強いられる可能性は否定し難い。
【0008】本発明は以上の課題を解決するために、チ
ークプレートが摩耗して取り替える時機が到来したと
き、極く簡単に他の部材との境界面における噛み込みを
断ち切り、チークプレートだけを容易に取り外すことが
できるチークプレートの固定構造の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るジョークラ
ッシャーのチークプレートの固定構造は、ジョークラッ
シャーのサイドフレーム1に添着するチークプレート2
の一端は固定歯3の端面31と傾斜面21で垂直に添着
し、他端はサイドフレーム1の内側に固設した固定金具
4と係合して位置を固定することを前提条件とし、請求
項1記載の発明はチークプレート2の他方の傾斜面22
に添着する傾斜面51を具えたスペーサ5を、固定金具
4とチークプレート2の間に介装して、サイドフレーム
1の外側から締結ボルトナット6によって固着し、か
つ、該スペーサ5の添着面52へ、サイドフレーム1の
外側よりの付勢力を伝え得る貫通孔10をサイドフレー
ム1に穿孔する構成を特徴とする。この構成に基づい
て、所望の時機に締結ボルトナット6を緩め、サイドフ
レーム1の外側から貫通孔10を通じて付勢力をスペー
サ5の添着面52に加えると、噛み込んで咬持し合って
いるチークプレート2の傾斜面22とスペーサ5の傾斜
面51との縁が切れて相互に分離し、課題を解決するこ
とができる。ここで付勢力とは衝撃的な外力でもよく、
また静圧であってもよい。また、機械的な外力を適用し
てもよいし、担当員の手作業に依存してもよい。要はサ
イドフレーム1の外側から穿孔した貫通孔10を通過し
てスペーサ5の添着面52を破砕室の内側へ押し込む外
力が加えられれば、どのような形態であってもすべて課
題の達成を可能とする。
【0010】請求項2記載の発明も同じ課題を解決する
手段であり、請求項1における貫通孔10に代えて、サ
イドフレーム1にナット7を固着し、サイドフレーム1
とスペーサ5との締結ボルトナット6の他に、該ナット
7に螺合して先端がスペーサ5の添着面52に達する押
圧ボルト8を嵌挿した構成を採る。このケースでは、締
結ボルト6によって通常はスペーサ5がサイドフレーム
1に固定されて固定歯3と共にチークプレート2を挾圧
する楔作用が働いているが、チークプレート2の取り替
えの時機には、締結ボルトナット6を緩めて両者の緊着
を解除し、押圧ボルト8をサイドフレーム1外から回動
すると、サイドフレーム1の外面に固着したナット7が
不動であるため、押圧ボルト8の先端が反作用的にスペ
ーサ5の添着面52を押圧して強制的にスペーサ5をサ
イドフレーム1の内面から引き離し、チークプレート2
の傾斜面22との縁を切って、両者の境界面が分離して
課題を解決する。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1における
貫通孔10とスペーサ5に代えて、サイドフレーム1を
貫通し、さらに続いて内面へ添着するスペーサ5Aも貫
通する貫通孔のスペーサ部分の内周面に雌ねじ53を刻
設し、サイドフレーム1とスペーサ5Aとを共通して嵌
挿する締結ボルト6Aがスペーサ5Aと螺合すると共
に、付勢力をスペーサ5Aに伝える媒体ともなり得る構
成を特徴とする。この場合には、締結ボルト6Aがスペ
ーサ5Aをサイドフレームへ締結する作用を通常果たす
と共に、チークプレート2の取り替えの時機には、この
締結ボルト6Aを緩め、この締結ボルト6A自体を付勢
力の媒体としてボルト頭部から付勢力を伝えることによ
って、スペーサ5Aとチークプレート2との境界面の縁
を切り、噛み込みを解除して課題を解決する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の実施の一形
態を示し、図1がジョークラッシャー全体の正面図、図
2は図1のX−X断面図、図3はスペーサと固定金具の
周辺だけを取り出した正面図(A)とそのY−Y断面図
である。ジョークラッシャー自体の構成とその機能は従
来技術と同様であり、とくに変わる点はないが、本発明
の特徴はサイドフレーム1の内面に添着するチークプレ
ート2の位置を固定するために、固定金具4とチークプ
レート2との間にスペーサ5を介装する点にある。チー
クプレート2の一端は固定歯3の端面に相当する傾斜面
31に係合する傾斜面21よりなり、他端はスペーサ5
端部の傾斜面51に添着する傾斜面22よりなる。スペ
ーサ5のもう一方の端面は傾斜なしの垂直面55であ
り、固定金具4の端面41と接している。スペーサ5は
サイドフレーム1を貫通する締結ボルトナット6によっ
てサイドフレーム1に締結され、その添着面52がサイ
ドフレーム1の内面に密着して固定されている。サイド
フレーム1にはこの締結ボルトナット6が貫通する取り
付け孔の他に貫通孔10が穿孔され、この部分の内面に
相当する添着面だけがサイドフレーム1外から貫通孔1
0を透して目視可能に露呈している。
【0013】チークプレート2の更新時には、締結ボル
トナット6を回動して固定を解除する。なお、図示省略
したが締結ボルトの頭部は、廻り止め金具により、とも
廻りが防止されている。また、貫通孔10を介してスペ
ーサ5の添着面52へ付勢力を掛ける方法は、特に問う
ところではないが、実施の形態として比較的小型の二次
破砕用であれば、直接貫通孔10に鉄鋼製の打撃ロッド
を嵌挿し、その先端を作業員がハンマーで叩き込んで衝
撃的な外力を与える方法で足りる。しかし、一般に一次
破砕用などジョークラッシャーが大型化するほど手作業
の限界を超えるようになり、機械的な付勢力に依存する
方が有利となる場合が増え、岩石などの破砕に使用する
エアハンマーで代表される衝撃力や、油圧ジャッキで代
表される静的な押圧力を利用することが好適な形態とな
る。
【0014】図4(A)(B)は本発明の別の実施の形
態を示し、先の形態における貫通孔10に代えて、サイ
ドフレーム1にナット7を固着し、該ナット7に螺合し
て先端がスペーサ5の添着面52に達する押圧ボルト8
を設けている。サイドフレーム1とスペーサ5は締結ボ
ルトナット6によってを締結して固着するが、チークプ
レート2の更新時には、締結ボルト6を回動して固定を
解除し、各締結ボルト6間に介装する押圧ボルト8を回
動する。押圧ボルト8は、サイドフレーム1の外面に溶
接などで固着したナット7と螺合しているから、回動の
反力として押圧ボルト8の先端がスペーサ5の添着面5
2を押圧し、その加圧力によってスペーサ5が内側へ押
し込まれてチークプレートとの傾斜面における噛み込み
状態の縁を切る。
【0015】図5(A)(B)は本発明のさらに別の実
施の形態を示し、先の形態における貫通孔10とスペー
サ5に代えて、サイドフレーム1を貫通し、さらに続い
て内面へ添着するスペーサ5Aも貫通する貫通孔のスペ
ーサ部分の内周面に雌ねじ53を刻設し、サイドフレー
ム1とスペーサ5Aとを共通して嵌挿する締結ボルト6
Aがスペーサ5Aと螺合している。チークプレートの交
換時には、締結ボルト6Aをサイドフレーム1外から回
動してねじを緩め、締結ボルト6Aのボルト頭部から外
力を加えてスペーサ5Aとチークプレート2との傾斜面
間の縁を切る。付勢力は前形態と同様、小型ジョークラ
ッシャーであれば直接手作業によるハンマーの槌打でも
課題を解決できるが、大型であればエアハンマーによる
打撃、または油圧ジャッキなどの機械的な動圧、静圧を
与えることが望ましい。
【0016】
【実施例】本発明の実施は図1から図5に例示した各形
態を踏襲すればすべて可能である。この場合、スペーサ
の材質としてはチークプレートと同様な摩耗条件に直面
することを考慮して高マンガン鋳鋼製とする。また、そ
の肉厚もチークプレートと同一に揃えて偏摩耗の防止を
図る。寸法的には破砕室の容積、破砕能力などを勘案し
て設定するが、図1〜図3の実施形態における一例を挙
げると、 チークプレートの上面長さ:850mm,下面長さ:
400mmのとき、 スペーサの寸法:幅110mm×長さ700mm 締結ボルト:M30×3本 貫通孔:孔径35mm×2個 付勢力:手動によるハンマーの槌打 で目的を達成できた。
【0017】図4に示す実施形態の具体例としては、 チークプレートの寸法は前例と同一 締結ボルトナット:M30×3本 押圧ボルト:M30×2本 付勢力:エアドライバーによる回動 で目的を達成できた。
【0018】
【発明の効果】従来はジョークラッシャーに装備したチ
ークプレート2が摩耗したために更新する必要の生じた
とき、チークプレート2を破砕室12内で位置を固定す
るために設けた部材との接触面において噛み込み、咬持
が進行して疑似的な癒着現象が起こって容易に取り外す
ことが不可能となるトラブルが頻発していたが、本発明
によるチークプレートの固定構造を採れば、そのような
状態に陥っていても簡単に境界面間の縁を切って両者を
分離し、何らに煩わされる支障もなく本来の更新作業を
手早く終えることができる。また、従来技術では煩瑣な
手作業に人手を浪費するばかりでなく、破砕室内でのス
ィングジョーの取り外し、取り付けなど狭隘で粉塵の濃
密な空間において、不安全、非衛生な手作業を余儀なく
強いられていたのであるから、この難作業を免れること
は、単なる工数や時間の節約以上に価値ある現場環境の
改善に直結する効果がきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態全体を例示する正面図であ
る。
【図2】図1におけるX−X断面図である。
【図3】同じ形態のスペーサ付近だけを示す正面図
(A)とそのY−Y断面図(B)である。
【図4】本発明の別の実施形態を示すスペーサ付近の正
面図(A)とそのY−Y断面図(B)である。
【図5】本発明のさらに別の実施形態を示すスペーサ付
近の正面図(A)とそのY−Y断面図(B)である。
【図6】従来技術の一例を示す全体正面図である。
【図7】図6におけるチークプレートの固定構造を示す
X−X断面図である。
【図8】別の従来技術の平面断面図である。
【符号の説明】
1 サイドフレーム 2 チークプレート 3 固定歯 4 固定金具 5 スペーサ 6 締結ボルト 7 ナット 8 押圧ボルト 10 貫通孔 11 フレーム 12 破砕室 13 偏心軸 14 スィングジョー 15 動歯 21 傾斜面 22 傾斜面 31 傾斜面 41 垂直面 51 傾斜面 52 添着面 53 雌ねじ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョークラッシャーのサイドフレーム1
    に添着するチークプレート2の一端は固定歯3の端面3
    1と傾斜面21で垂直に係合し、他端はサイドフレーム
    1の内側に固設した固定金具4と係合して位置を固定す
    るチークプレートの固定構造において、チークプレート
    2の他方の傾斜面22に添着する傾斜面51を具えたス
    ペーサ5を、固定金具4とチークプレート2の間に介装
    して、サイドフレーム1の外側から締結ボルトナット6
    によって固着し、かつ、該スペーサ5の添着面52へ、
    サイドフレーム1の外側よりの付勢力を伝え得る貫通孔
    10をサイドフレーム1に穿孔したことを特徴とするジ
    ョークラッシャーのチークプレートの固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1における貫通孔10に代えて、
    サイドフレーム1にナット7を固着し、サイドフレーム
    1とスペーサ5との締結ボルトナット6の他に、該ナッ
    ト7に螺合してスペーサ5の添着面52に達する押圧ボ
    ルト8を嵌挿したことを特徴とするジョークラッシャー
    のチークプレートの固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項1における貫通孔10とスペーサ
    5に代えて、サイドフレーム1を貫通し、さらに続いて
    内面へ添着するスペーサ5Aも貫通する貫通孔のスペー
    サ部分に雌ねじ53を刻設し、サイドフレーム1とスペ
    ーサ5Aとを共通して嵌挿する締結ボルト6Aがスペー
    サ5Aと螺合すると共に、付勢力を伝え得る媒体ともな
    ることを特徴とするジョークラッシャーのチークプレー
    トの固定構造。
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