JP2923679B2 - カードホルダ - Google Patents

カードホルダ

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JP2923679B2
JP2923679B2 JP21943690A JP21943690A JP2923679B2 JP 2923679 B2 JP2923679 B2 JP 2923679B2 JP 21943690 A JP21943690 A JP 21943690A JP 21943690 A JP21943690 A JP 21943690A JP 2923679 B2 JP2923679 B2 JP 2923679B2
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card
card holder
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plate
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忠三 森
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KAARU JIMUKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば電話帖とか住所録などのカードを対
象としたカードホルダの改良に関するものである。
(従来の技術) 最も代表的なものとして電話帖を例に説明すると、従
来の電話帖は第8図に示すようにベース板1と蓋板2と
をヒンジ部3で連結して蓋板2を開閉可能にし、ヒンジ
部3の内側に位置して同軸に円筒状のカード保持部材4
がベース板1に固定されている。そしてカード5は第7
図に示すようにその端縁を切欠いて突出状の係止部501
を形成しカード5をカード保持部材4に保持するときに
はカード5を湾曲しながらその係止部501をカード保持
部材4の円筒内に係合してカード5を保持するようにし
ていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来のカードホルダにおいてカードはベース板に
固定したカード保持部材にその係止部を係止して保持し
ていたので次のような問題があった。すなわち、第8図
において電話帖に氏名と電話番号を記入する際に平面上
にあるカード5への記入の場合には問題はないが、起立
状態にあるカード502への記入の場合にはカード502を保
持したまま記入するのは困難である。そこでカード502
を湾曲しながらカード5の係止部501をカード保持部材
4から外して記入し、記入後カード502を再び湾曲しな
がらカード502の係止部501をカード保持部材4に係合し
て保持する必要がある。このように起立側にあるカード
に氏名と電話番号を記入するたびにカードをカード保持
部材から取り外さなければならずその操作は非常に面倒
であり、かつ、何回も取り外しているとカードの係止部
が破損してしまうという問題がある。そしてこのように
カードの係止部が破損した場合にはその破損したカード
のみを購入するわけにはいかずカード一冊を購入しなけ
れなならないこと、および、その新しいカードにこれま
での氏名と電話番号を写し変えなければならないという
煩わしさがある。
本発明はカード一冊をそのままカードホルダから取り
外し可能にして上記問題を解決したカードホルダを提供
するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明に係る手段は、ベー
ス板と蓋板の端縁両側にヒンジを設けて蓋板を開閉可能
に連結し、前記ヒンジの内側に位置してC型のカードホ
ルダクリップを前記ベース板に固定し、一方円筒体の中
央部を切欠いてカード挿入部を形成するとともにその両
端に円筒部を残してカード係止部を形成し該カード係止
部の両側端に突出して前記カードホルダクリップに係合
するカードホルダ係止部を設けて成るカードホルダ部材
を設けたことを特徴とするものである。
(作用) 本発明はこのように構成したので、起立側にあるカー
ドに氏名と電話番号を記入するときにはベース板に固定
したカードホルダクリップからカードホルダ部材のカー
ドホルダ係止部の係合を外すことによりカードはカード
ホルダ部材に保持された状態で一冊のままベース板から
取り外される。そしてカードに氏名と電話番号を記入し
た後にカードホルダ部材のカードホルダ係止部をカード
ホルダクリップに係合することによりカードはカードホ
ルダに保持される。
(実施例) 以下本発明の一実施例について説明する。第1図にお
いてカードホルダはベース板1と蓋板2とが後で詳述す
るヒンジ部3を介して開閉可能に結合されている。この
ヒンジ部3の内側に位置してカードホルダクリップ7が
ベース板1に固定されている。カード5の係止部501
(第7図)はカードホルダ部材6の両端に設けたカード
係止部8に係止され、カードホルダ部材6のカードホル
ダ係止部9をカードホルダクリップ7に係合することに
よりカード5はベース板1に保持されるようになってい
る。蓋板2にはインデックスつまみ10に一体に結合され
たカーソル11が摺動可能に設けられている。第6図を用
いて更に詳しく説明すると、ベース板1の端縁両側には
ヒンジ12が一体に設けられている。このヒンジ12に対向
して蓋板2のヒンジ12が挟まって蓋板2が安定するよう
に挟持板13がベース板1に一体に設けられこの挟持板13
の側面には半分割のスプリング受15が一体に設けられて
いる。そしてスプリング16はこのスプリング受15とスプ
リング押え17との間に介在されてスプリング押え17をベ
ース板1に形成した凹部18に嵌合してスプリング16はベ
ース板1に固定される。カードホルダクリップ7はその
受面20がC型に形成されていてその基部21をベース板1
に形成された凹部19に嵌合してベース板1に固定され
る。このスプリング押え17とカードホルダクリップ7の
固定は次のようにして行なう。すなわち、スプリング押
え17を凹部18に嵌合しカードホルダクリップ7の基部21
を凹部19に嵌合してその上から鉄板24を載せて四個のか
しめピン23にて鉄板24を固定する(第4図)。これによ
り凹部18、19の高さと突起22の高さが等しいのでこれら
突起22と凹部18、19の上に載せられた鉄板24により凹部
18、19に嵌合されたスプリング押え17とカードホルダク
リップ7の基部21が押えられて固定される。カードホル
ダ部材6は円筒体の中央部を切欠いてカード挿入部25を
形成しその両端を残して円筒状のカード係止部8を形成
している。そしてこのカード係止部8の端部に突起して
カードホルダクリップ17の受面20に嵌合するようにカー
ドホルダ係止部9が形成されている。このカードホルダ
クリップ7の受面20とカードホルダ係止部9との係合は
第5図に示すようにカードホルダ係止部9にストッパ部
26を設けてカードホルダクリップ7の受面20の開口端と
の間に間隙Cを形成し、間隙Cの間でカードホルダ部材
6の回転を許容するとともにある一定の回転角度で拘束
するようになっている。第6図中27は鉄板24の表面に貼
着される化粧板、28はインデックスばね、29はカーソル
シール、30はインデックスシール、31はインデックスプ
レート、33は蓋押え部材、34はスプリングである。
このように構成した本実施例の作用について次に説明
する。先ずベース板1と蓋板2との組み付けは第6図に
おいて蓋板2にインデックスシール30、インデックスプ
レート31を固定しカーソルシール29を貼着したカーソル
11とインデックスつまみ10とをインデックスばね28を介
在して蓋板2に摺動可能に螺子35にて一体に結合する。
このように付属部品を取り付けた蓋板2はそのヒンジ12
をベース板1のヒンジ12およびヒンジ12と挟持板13の間
に挿入してピン32にて両者を結合する。次にスプリング
16をスプリング受15とスプリング押え17との間に介在し
てスプリング押え17を凹部18に嵌入するとともにカード
ホルダクリップ7の基部21を凹部19に嵌入する。そして
鉄板24を突起22、凹部18、19の上に載置し、かしめピン
23にて鉄板24をベース板2に固定する。蓋押え部材33は
第3図に示すようにスプリング34を介在してL字状に曲
げられた水平部35を鉄板24の裏側に差し込むようにして
ベース板1に組み付けられる。一方カード5は第2図に
示すようにカードホルダ部材6のカード係止部8にカー
ド5の係止部501を係止した状態でカード一冊分として
保持されている。そして第3図に示すようにカードホル
ダ部材6にて保持された一冊のカード5′はそのままの
状態でカードホルダ6のカードホルダ係止部9′をカー
ドホルダクリップ7に係合することにより一冊のカード
5はベース板1に保持される。そして蓋板2をスプリン
グ16の弾性力に抗して閉める方向に回動することにより
蓋板2の爪37が蓋押え板33の孔36に係合し蓋板2は閉じ
られた状態を保持する。次にカード5に氏名および電話
番号を記入するときにはばね34の弾性力に抗して蓋押え
板33を押すことにより爪37と孔36との係合が解除されて
蓋板2はスプリング16の弾性力にて開かれる。そして一
冊のカード5を引っ張ることによりカードホルダ部材6
のカードホルダ係止部9とカードホルダクリップ7との
係合が外れてカード5はカードホルダ部材6と一緒に取
り出される。これによりカード5への氏名と電話番号の
記入が容易に行なわれる。
また、カードホルダ係止部9とカードホルダクリップ
7との係合においてカードホルダ係止部9にストッパ26
を設けカードホルダ部材6の回転を拘束したので蓋板2
を閉じたときのヒンジ部3におけるベース板1と蓋板2
との間の後部隙間はカード挿入部25が表われずにカード
ホルダ部材6の円筒部分が表われてカードホルダの外観
が損なわれない。そしてストッパ26とカードホルダクリ
ップ7の受面20の開口端部との間に間隙Cを設けたので
カード5を引っ張って取り外すときの引っ張り方向にそ
の間隙Cだけ自由度を持たせるようにしてカード5の取
り外しを容易にしている。そしてベース板1に鉄板24を
取り付けることによりカードホルダクリップ7およびス
プリング押え17の固定を容易にしてカードホルダの組み
立てが容易になるとともにこの鉄板24の重力によりベー
ス板1の定置を安定化させる。
(発明の効果) 以上詳述した通り本発明によれば、蓋板とベース板と
をヒンジを介して蓋板を開閉可能にしたベース板にカー
ドホルダクリップを固定し、このカードホルダクリップ
に係合するカードホルダ部材にカードを保持するように
したので、カードホルダからのカードの取り出しはカー
ドホルダ部材と一緒に一冊のまま取り出すことができ
る。
これによりカードへの必要事項の記入は容易になると
ともに、カードは一冊の状態でカードホルダ部材ととも
に取り出されるのでカードの係止部を破損するようなこ
とはない。そしてカードの取り出しおよび装着は容易に
行なうことができるのでそこには煩わしさはなく実用的
効果は多大なものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図におけるカードホルダ部材にカードが保持されている
状態を示す斜視図、第3図は第1図の要部を示した縦断
面、第4図は第1図のカードホルダクリップの部分拡大
縦断面図、第5図はカードホルダクリップとカードホル
ダ係止部との係合状態を示す縦断面図、第6図は第1図
の分解組み立て斜視図、第7図はカードを平面図で示す
説明用図、第8図は従来のカードホルダの斜視図であ
る。 1……ベース板 2……蓋板 6……カードホルダ部材 7……カードホルダクリップ 8……カード係止部 9……カードホルダ係止部 12……ヒンジ 25……カード挿入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42F 17/34 B42D 1/00 B42D 3/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース板と蓋板の端縁両側にヒンジを設け
    て蓋板を開閉可能に連結し、前記ヒンジの内側に位置し
    てC型のカードホルダクリップを前記ベース板に固定
    し、一方円筒体の中央部を切欠いてカード挿入部を形成
    するとともにその両端に円筒部を残してカード係止部を
    形成し該カード係止部の両側端に突出して前記カードホ
    ルダクリップに係合するカードホルダ係止部を設けて成
    るカードホルダ部材を設けたことを特徴とするカードホ
    ルダ。
JP21943690A 1990-08-21 1990-08-21 カードホルダ Expired - Lifetime JP2923679B2 (ja)

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