JP2923286B2 - 試験機能を備えた力・加速度・磁気のセンサ - Google Patents

試験機能を備えた力・加速度・磁気のセンサ

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JP2923286B2
JP2923286B2 JP10102194A JP10219498A JP2923286B2 JP 2923286 B2 JP2923286 B2 JP 2923286B2 JP 10102194 A JP10102194 A JP 10102194A JP 10219498 A JP10219498 A JP 10219498A JP 2923286 B2 JP2923286 B2 JP 2923286B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試験機能を備えた
力・加速度・磁気のセンサに関し、特に、実際に力、加
速度、磁力を作用させることなしに動作試験を行うこと
のできるセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、機械的変形によって電気抵抗が変
化するというピエゾ抵抗効果の性質を備えた抵抗素子
を、半導体基板上に配列し、この抵抗素子の抵抗値の変
化から力を検出する力センサが提案されている。更に、
この力センサを応用した加速度センサあるいは磁気セン
サも提案されている。いずれの装置においても、部分的
に可撓性をもった起歪体が用いられ、この起歪体に生じ
る機械的変形を抵抗素子の電気抵抗の変化として検出し
ている。起歪体に力を作用させるために作用体が設けら
れる。この作用体として、加速度に反応する重錘体を用
いれば加速度センサとなり、磁気に反応する磁性体を用
いれば磁気センサとなる。たとえば、特許協力条約に基
づく国際出願の国際公開第WO88/08522号公報
には、本願発明者と同一人の発明による抵抗素子を用い
た力・加速度・磁気のセンサが開示されている。また、
この種のセンサの新規な製造方法は、特開平3−253
5号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような力の作用体
を有するセンサを大量生産して市場に出すためには、製
造工程の最後に試験を行う必要がある。力センサについ
ての試験は比較的容易に行うことができる。すなわち、
力検出子に所定の大きさの力を所定の方向に作用させ、
このときの検出出力をチェックすればよい。ところが、
加速度センサや磁気センサについての試験はより複雑に
なる。センサ本体は密封された状態となっているため、
実際に外部から加速度あるいは磁気を作用させながら、
検出出力をチェックする必要がある。特に、加速度セン
サでは、振動発生装置を用いてセンサ本体に振動を与え
て試験を行っているのが現状であり、試験装置が大掛か
りになる上、振動という動的な加速度についての試験し
か行うことができないという問題もある。
【0004】そこで本発明は、力・加速度・磁気などの
力の作用体を有するセンサにおいて、簡単な方法で試験
を行う機能を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明の第1の態様は、外力の作用を検出する力
センサにおいて、力の作用を受ける作用部と、この作用
部の周囲に形成され可撓性をもった可撓部と、この可撓
部の周囲に形成されセンサ本体に固定された固定部と、
を有する板状の起歪体と、可撓部の可撓性を利用して三
次元座標系における各座標軸方向に移動可能となるよう
に作用部に接続され、作用した外力を作用部に伝達して
起歪体に機械的変形を生じさせるための作用体と、起歪
体の上面に形成され、起歪体に生じる機械的変形を電気
信号に変換することにより、作用体に作用した力を電気
信号として検出する検出手段と、起歪体の固定部に接続
された外縁部と、外縁部によって囲まれた板状の本体部
とを有し、本体部が起歪体の上方に所定間隔をおいて配
置される構造をもった制御部材と、起歪体の機械的変形
とともに変位するように、起歪体の上面に形成された第
1の電極層と、第1の電極層に対向するように、制御部
材の本体部の下面に形成された第2の電極層と、検出手
段、第1の電極層、および第2の電極層を、外部の電気
回路と接続させるための配線手段と、を設け、第1の電
極層および第2の電極層に所定の電圧を印加して両電極
層間にクーロン力を作用させることにより、外力が作用
していない状態であっても起歪体に機械的変形を生じさ
せることができるように構成したものである。
【0006】(2) 本発明の第2の態様は、センサ本体
に加わる加速度を検出する加速度センサにおいて、力の
作用を受ける作用部と、この作用部の周囲に形成され可
撓性をもった可撓部と、この可撓部の周囲に形成されセ
ンサ本体に固定された固定部と、を有する板状の起歪体
と、可撓部の可撓性を利用して三次元座標系における各
座標軸方向に移動可能となるように作用部に接続され、
センサ本体に加わる加速度によって力の作用を受け、こ
の作用した力を作用部に伝達して起歪体に機械的変形を
生じさせるための重錘体と、起歪体の上面に形成され、
起歪体に生じる機械的変形を電気信号に変換することに
より、作用体に作用した力を電気信号として検出する検
出手段と、起歪体の固定部に接続された外縁部と、外縁
部によって囲まれた板状の本体部とを有し、本体部が起
歪体の上方に所定間隔をおいて配置される構造をもった
制御部材と、起歪体の機械的変形とともに変位するよう
に、起歪体の上面に形成された第1の電極層と、第1の
電極層に対向するように、制御部材の本体部の下面に形
成された第2の電極層と、検出手段、第1の電極層、お
よび第2の電極層を、外部の電気回路と接続させるため
の配線手段と、を設け、第1の電極層および第2の電極
層に所定の電圧を印加して両電極層間にクーロン力を作
用させることにより、加速度が作用していない状態であ
っても起歪体に機械的変形を生じさせることができるよ
うに構成したものである。
【0007】(3) 本発明の第3の態様は、センサ本体
に作用する磁力を検出する磁気センサにおいて、力の作
用を受ける作用部と、この作用部の周囲に形成され可撓
性をもった可撓部と、この可撓部の周囲に形成されセン
サ本体に固定された固定部と、を有する板状の起歪体
と、可撓部の可撓性を利用して三次元座標系における各
座標軸方向に移動可能となるように作用部に接続され、
センサ本体が置かれた磁界によって力の作用を受け、こ
の作用した力を作用部に伝達して起歪体に機械的変形を
生じさせるための磁性体と、起歪体の上面に形成され、
起歪体に生じる機械的変形を電気信号に変換することに
より、作用体に作用した力を電気信号として検出する検
出手段と、起歪体の固定部に接続された外縁部と、外縁
部によって囲まれた板状の本体部とを有し、本体部が起
歪体の上方に所定間隔をおいて配置される構造をもった
制御部材と、起歪体の機械的変形とともに変位するよう
に、起歪体の上面に形成された第1の電極層と、第1の
電極層に対向するように、制御部材の本体部の下面に形
成された第2の電極層と、検出手段、第1の電極層、お
よび第2の電極層を、外部の電気回路と接続させるため
の配線手段と、を設け、第1の電極層および第2の電極
層に所定の電圧を印加して両電極層間にクーロン力を作
用させることにより、磁気に基づく力が作用していない
状態であっても起歪体に機械的変形を生じさせることが
できるように構成したものである。
【0008】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第1
〜第3の態様に係るセンサにおいて、第1の電極層と第
2の電極層のうち、一方の電極層を電気的に単一の電極
層で構成し、他方の電極層を電気的に独立した複数の副
電極層で構成し、各副電極層に印加する電圧の極性を選
択することにより、起歪体に生じる機械的変形に方向性
をもたせうるようにしたものである。
【0009】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第4
の態様に係るセンサにおいて、他方の電極層を電気的に
独立した2枚の副電極層で構成し、各副電極層に印加す
る電圧の極性を選択することにより、2枚の副電極層の
中心を結ぶ線方向に関する機械的変形と、2枚の副電極
層の層面に対して垂直な方向に関する機械的変形と、を
起歪体に生じさせるようにしたものである。
【0010】(6) 本発明の第6の態様は、上述の第4
の態様に係るセンサにおいて、他方の電極層を電気的に
独立した4枚の副電極層で構成し、これらの副電極層を
直交する2線分の各端点位置に配置し、各副電極層に印
加する電圧の極性を選択することにより、2線分のうち
の第1の線分方向に関する機械的変形と、第2の線分方
向に関する機械的変形と、4枚の副電極層の層面に対し
て垂直な方向に関する機械的変形と、を起歪体に生じさ
せるようにしたものである。
【0011】(7) 本発明の第7の態様は、上述の第1
〜第6の態様に係るセンサにおいて、機械的変形に基づ
き電気抵抗が変化する性質をもった抵抗素子と、第1の
電極層と、抵抗素子および第1の電極層に対する配線層
と、をいずれも起歪体の上面に形成し、抵抗素子を検出
手段として用いるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示する実施形態に
基づいて詳述する。§1. センサの構造 はじめに、本発明の基本となる力の作用体を有するセン
サの構造を簡単に説明する。図1は加速度センサの一例
を示す構造断面図である。このセンサの中枢ユニットと
なるのは、半導体ペレット10である。この半導体ペレ
ット10の上面図を図2に示す。図1の中央部分に示さ
れている半導体ペレット10の断面は、図2をX軸に沿
って切断した断面に相当する。この半導体ペレット10
は、内側から外側に向かって順に、作用部11、可撓部
12、固定部13の3つの領域に分けられる。図2に破
線で示されているように、可撓部12の下面には、環状
に溝が形成されている。この溝によって、可撓部12は
肉厚が薄くなり、可撓性をもつことになる。したがっ
て、固定部13を固定したまま作用部11に力を作用さ
せると、可撓部12が撓んで機械的変形を生じる。こう
して半導体ペレット10は起歪体としての機能をもつ。
可撓部12の上面には、図2に示すように、抵抗素子R
x1〜Rx4,Ry1〜Ry4,Rz1〜Rz4が所定の向きに形成
されている。
【0013】図1に示すように、作用部11の下方には
重錘体20が接合されており、固定部13の下方には台
座21,22が接続されている。また、図1には示され
ていないが、紙面垂直方向に、更に台座23,24が配
置されており、斜め方向には台座21a〜24aが配置
されている。この様子は、重錘体20と台座21〜2
4,21a〜24aのみの上面を示す図3に明瞭に示さ
れている。図1に示されている断面は、図3を切断線A
Aに沿って切断した断面に相当する。なお、台座が図3
に示すような状態で配されているのは、特開平3−25
35号公報に開示されている製造工程を実施したためで
あり、詳細は同公報を参照されたい。台座21〜24の
下方には、制御部材30が接続されている。この制御部
材30の上面を図4に示す。制御部材30の上面には、
矩形の溝31(図4でハッチングを施す部分)が形成さ
れている。図1に示されている断面は、図4を切断線B
Bに沿って切断した断面に相当する。また、半導体ペレ
ット10の上面には、制御部材40が被さっている。こ
の制御部材40の下面を図5に示す。制御部材40の下
面には、矩形の溝41(図5でハッチングを施す部分)
が形成されている。図1に示されている断面は、図5を
切断線CCに沿って切断した断面に相当する。要する
に、制御部材40は、外縁部とこの外縁部によって囲ま
れた本体部(矩形の溝41が形成された部分)とから構
成され、外縁部の底面は半導体ペレット10の上面に接
合されている。
【0014】制御部材30の底面はパッケージ50の内
側底面に接合されており、半導体ペレット10および重
錘体20は台座21〜24および21a〜24aによっ
て支持される。重錘体20は内部で宙吊りの状態となっ
ている。パッケージ50には、蓋51が被せられる。半
導体ペレット10に設けられたボンディングパッド14
は、各抵抗素子に対してペレット内で電気的に接続され
ており、このボンディングパッド14とパッケージ側方
に設けられたリード52とは、ボンディングワイヤ15
によって接続されている。
【0015】このセンサに加速度が加わると、重錘体2
0に外力が作用することになる。この外力は作用部11
に伝達され、可撓部12に機械的変形が生じる。これに
よって、抵抗素子の電気抵抗に変化が生じ、この変化は
ボンディングワイヤ15およびリード52を介して外部
に取り出すことができる。作用部11に加わった力のX
方向成分は抵抗素子Rx1〜Rx4の電気抵抗の変化によ
り、Y方向成分は抵抗素子Ry1〜Ry4の電気抵抗の変化
により、Z方向成分は抵抗素子Rz1〜Rz4の電気抵抗の
変化により、それぞれ検出される。この検出方法につい
ては本発明の本旨ではないため、ここでは説明を省略す
る。詳細は特許協力条約に基づく国際出願の国際公開第
WO88/08522号公報などを参照されたい。
【0016】加速度センサとして実用した場合、大きな
加速度がかかると、重錘体20に過度な外力が作用する
ことになる。その結果、可撓部12に大きな機械的変形
が生じ、半導体ペレット10が破損する可能性がある。
このような破損を防ぐため、図1に示すセンサでは、制
御部材30および40が設けられている。制御部材30
は、重錘体20の下方向の変位が許容値を越えないよう
に制御するものであり、制御部材40は、重錘体20
(実際には作用部11)の上方向の変位が許容値を越え
ないように制御するものである。また、台座21〜24
は、重錘体の横方向の変位が許容値を越えないように制
御する役割を果たす。重錘体20に過度の外力が作用し
て、上述の許容値を越えて動こうとしても、重錘体20
はこれらの部材に衝突してその移動が阻まれることにな
る。結局、半導体ペレット10には、許容値以上の機械
的変形が加えられることはなく、破損から保護される。§2. 本発明に係るセンサの試験方法の原理 上述のような加速度センサを大量生産するための方法
は、特開平3−2535号公報に開示されているが、こ
れを製品として出荷する前に、加速度センサとしての機
能に支障がないか試験を行う必要がある。この試験方法
として、振動発生装置によってこの加速度センサに振動
を与え、そのときのセンサからの出力を検査することに
よって試験を行うことは可能であるが、前述のように、
試験装置が大掛かりとなり、動的特性しか得ることがで
きない。特に、このセンサは3次元座標系におけるXY
Zのすべての方向についての加速度を検出することがで
きるため、3次元の方向を考慮して振動を与える必要が
あり、試験装置はかなり複雑なものとなってしまう。
【0017】本発明による試験方法では、実際に加速度
を与えることなしに、このセンサを加速度が作用したの
と同じ環境におくことができるのである。その基本原理
は次のとおりである。まず、センサ内部の所定箇所に、
いくつかの電極層を形成する。この電極層は導電性の材
質からなる層であればどのようなものでもかまわない。
実際には、所定箇所にアルミニウムのような金属を蒸着
あるいはスパッタリングによって薄く形成するようにす
ればよい。なお、アルミニウムの上面は、表面保護のた
めに、SiO膜あるいはSiN膜で覆うのが好まし
い。電極層は次のような各部に形成する。まず図4に示
すように、制御部材30に設けられた溝31内に電極層
E1を、そして図5に示すように、制御部材40に設け
られた溝41内に電極層E2を、それぞれ形成する。更
に、図6に示すように、重錘体20の全側面および底面
に電極層E3(5面に渡って形成されるが、電気的には
導通している1枚の電極層である)を形成し、台座21
〜24の各内側面に電極層E4〜E7を形成する。ま
た、半導体ペレット10の上面には、図7に示すよう
に、抵抗素子Rを避けるように電極層E8を形成する。
こうして、図4〜図7において、ハッチングを施す各領
域にそれぞれ電極層を形成する。すると、パッケージ内
のセンサ中枢部の断面図は図8のようになる(なお、以
下の各図においては、ハッチングを施した部分は電極層
を示し、断面を示すハッチングは図が繁雑になるため省
略する)。図8によって、各電極層E1〜E8の相対的
な位置関係が理解できよう。なお、図8における波線
は、各電極層に対する配線を示す。このような配線は、
更にボンディングワイヤによって、パッケージ外部のリ
ード52(図1参照)に接続することができる。また、
重錘体20の表面に形成された電極層E3に対しては、
ボンディングワイヤ25によって配線がなされている。
【0018】このように形成された各電極層E1〜E8
の特徴は、それぞれ対となる電極層ごとに対向した位置
に形成されている点である。すなわち、図8に示すよう
に、E2:E8、E3:E4、E3:E5、E3:E
6、E3:E7、E3:E1、がそれぞれ対向した位置
に形成されている(電極層E3は、5面がそれぞれ別な
電極層に対向している)。このように対向した電極層
に、それぞれ電圧を印加すると両者間にクーロン力が作
用する。すなわち、両者間に同じ極性の電圧を印加すれ
ば斥力が作用し、異なる極性の電圧を印加すれば引力が
作用する。そこで、E3:E4間に斥力、E3:E5間
に引力、が作用するように電圧を印加したとすると、重
錘体20に+X方向の力が作用したのと同じ現象が起こ
る。別言すれば、センサ本体に−X方向の加速度が作用
しているのと同じ環境下にこのセンサを置くことができ
る(センサ本体に加速度が作用すると、重錘体にはこれ
と逆方向の慣性力が作用する)。この環境下において、
抵抗素子の抵抗値の変化を示す出力が−X方向の加速度
を検出したことを示しているか否かを調べれば、−X方
向の加速度に関する試験を行うことができる。引力と斥
力とを逆に作用させれば、+X方向の加速度に関する試
験を行うこともできる。全く同様にして、E3:E6間
に引力、E3:E7間に斥力が作用するように電圧を印
加すれば、−Y方向(図8の紙面に垂直上方向)の加速
度に関する試験を行うことができ、引力と斥力を逆に作
用させれば、+Y方向(図8の紙面に垂直下方向)の加
速度に関する試験を行うことができる。更に、E2:E
8間に引力、E3:E1間に斥力が作用するように電圧
を印加すれば、−Z方向の加速度に関する試験を行うこ
とができ、引力と斥力を逆に作用させれば、+Z方向の
加速度に関する試験を行うことができる。前述のように
各電極層も、加速度検出用の各抵抗素子も、いずれもボ
ンディングワイヤによってパッケージ外部のリード52
(図1参照)に電気的に接続されているので、上述の試
験は、単に所定のリード端子に所定の電圧を印加しなが
ら、所定のリード端子から出力される加速度検出信号を
モニターするだけの操作ですむ。このように、本発明に
よる試験方法によれば、非常に簡単に、3次元のすべて
の方向に関する加速度検出試験を行うことが可能にな
る。§3. より実用的な実施形態 図8に示す実施形態では、電極層をかなり多くの箇所に
形成する必要があるため、あまり実用的ではない。でき
れば、必要最小限の箇所に設けた電極層によって、3次
元のすべての方向に関する加速度検出試験を行うのが好
ましい。そこで、次のようなモデルを考える。図9は、
この加速度センサの中枢部の断面図である。いま、半導
体ペレット10上の2か所に点P1およびP2をとり、
制御部材40の内側の2か所に点Q1およびQ2をと
る。点P1とQ1とが対向し、点P2とQ2とが対向す
る。ここで、点P1:Q1間に引力を作用させ、点P
2:Q2間に斥力を作用させると、点P1,P2は点Q
1,Q2に対して変位し、図10に示すように半導体ペ
レット10が機械的変形を生じる。この状態は、重錘体
20に+X方向の力Fxが作用したのと同じ状態であ
る。別言すれば、センサ本体に−X方向の加速度が作用
したのと同じ状態である。また、引力と斥力とを逆に作
用させれば、+X方向の加速度が作用したのと同じ状態
になる。これで、半導体ペレット10の上面の所定箇所
と、制御部材40の下面の所定箇所と、に電極層を形成
しておけば、±X方向の加速度検出試験が可能なことが
わかる。±Y方向の加速度検出試験も、電極層の位置を
90°変えれば同様に行うことができる。次に、点P
1:Q1間に斥力を作用させ、点P2:Q2間にも斥力
を作用させると、図11に示すように、重錘体20に−
Z方向の力−Fzが作用したのと同じ状態になる。別言
すれば、センサ本体に+Z方向の加速度が作用したのと
同じ状態になる。また、両者ともに引力を作用させれ
ば、−Z方向の加速度が作用したのと同じ状態になる。
これで、半導体ペレット10の上面の所定箇所と、制御
部材40の下面の所定箇所と、に電極層を形成しておけ
ば、±Z方向の加速度検出試験も可能なことがわかる。
【0019】以上のとおり、結局は、半導体ペレット1
0の上面の所定箇所と、制御部材40の下面の所定箇所
と、に電極層を形成しておけば、3次元のすべての方向
に関する加速度検出試験を行うことが可能である。更に
具体的な電極層配置の例を以下に説明してみる。まず、
半導体ペレット10の上面には、図12にハッチングを
施して示すように、4つの電極層E9〜E12を形成す
る。各電極層は、抵抗素子Rの形成領域を避けるように
して形成されており、それぞれ配線層W9〜W12によ
ってボンディングパッドB9〜B12に接続されてい
る。ボンディングパッドB9〜B12には、ボンディン
グワイヤ(図示されていない)が接続され、最終的には
パッケージ外部のリードに対する電気的接続がなされ
る。なお、図12には図示されていないが、各抵抗素子
Rも各ボンディングパッド14に対して接続されてお
り、パッケージ外部のリードに対して電気的に接続され
ている。半導体ペレット10には、この抵抗素子Rに対
する配線を行うために、アルミニウムなどによる配線層
が形成されているが、電極層E9〜E12や配線層W9
〜W12を形成するには、このアルミニウムなどによる
配線層と同じマスクを用いるようにするのが好ましい。
こうすれば、従来のマスクパターンを変更するだけの作
業を追加するだけで、試験用の付加的な電極層E9〜E
12や配線層W9〜W12を形成することができる。も
ちろん配線層W9〜W12は、ゲージ抵抗等を形成する
ための拡散工程を利用して拡散層として形成してもよ
い。半導体ペレット10の製造プロセスは従来と全く同
じプロセスですむ。一方、制御部材40の下面には、図
5に示す電極層E2を形成しておけばよい。これは、ア
ルミニウムなどを蒸着あるいはスパッタリングによって
表面に付着させればよい。以上のような電極層を形成し
たときの断面図を図13に示す。電極層E2について
は、図の波線で示すような配線がなされ、更に外部のリ
ードへと接続される。このように、一方の電極層として
単一の電極層E2を形成し、これに対向する他方の電極
層として4枚の副電極層E9〜E12を形成したことに
なる。
【0020】このような加速度センサについて試験を行
うには、電極層E2に+Vなる電圧を印加しておき、次
のようにすれば、3次元のすべての方向についての加速
度検出試験が可能である。 (1) E10に+V、E12に−Vを印加すれば、重錘体
20に力+Fxを作用させることができ、−X方向の加
速度検出試験を行うことができる。 (2) E10に−V、E12に+Vを印加すれば、重錘体
20に力−Fxを作用させることができ、+X方向の加
速度検出試験を行うことができる。 (3) E11に+V、E9に−Vを印加すれば、重錘体2
0に力+Fyを作用させることができ、−Y方向の加速
度検出試験を行うことができる。 (4) E11に−V、E9に+Vを印加すれば、重錘体2
0に力−Fyを作用させることができ、+Y方向の加速
度検出試験を行うことができる。 (5) E9〜E12のすべてに−Vを印加すれば、重錘体
20に力+Fzを作用させることができ、−Z方向の加
速度検出試験を行うことができる。 (6) E9〜E12のすべてに+Vを印加すれば、重錘体
20に力−Fzを作用させることができ、+Z方向の加
速度検出試験を行うことができる。
【0021】以上、X,Y,Z軸上の加速度検出試験に
ついて述べたが、X,Y,Z軸上にない方向の加速度に
ついても、電極層E9〜E12に所定の電圧を印加する
ことにより検出試験を行うことができる。
【0022】なお、印加する電圧+Vおよび−Vは、抵
抗素子Rの抵抗値の変化が十分検出できるような電圧値
にする。この値は環状のダイヤフラムを形成している可
撓部12の厚さや径に依存する。§4. 他の実施形態 上述の実施形態は、本発明の一態様であり、この他にも
種々の実施形態が考えられる。以下にそのいくつかを説
明する。図14に断面を示す実施形態は、上述の実施形
態の電極層E2の代わりに、電極層E13を形成したも
のである。電極層E13は制御部材40の上面に形成さ
れているため、外部への配線が容易になる。ただし、電
極間に作用するクーロン力は前述の実施形態よりもやや
弱くなる。
【0023】図15に示す実施形態は、上述の実施形態
の電極層E9〜E12の代わりに、電極層E14〜E1
7を形成し、これに対する配線層W14〜W17および
ボンディングパッドB14〜B17を形成したものであ
る。このような配置は、抵抗素子Rに対する配線の妨げ
になることが少ないという利点はあるが、半導体ペレッ
ト10のもっとも可撓性をもった位置よりも内側に電極
層が配置されており、また電極の面積が小さくなるた
め、力の作用効率は低下する。
【0024】図16および図17に示す実施形態は、い
ままで述べてきた実施形態の電極層の上下の関係を逆に
したものである。すなわち、制御部材40の下面の溝4
1内に、4つの電極層E18〜E21およびその配線層
W18〜W21が形成されている。これに対向する電極
は、たとえば図7に示すような半導体ペレット10上に
形成された単一の電極E8でよい。
【0025】この他にも種々の実施形態が考えられる。
要するに本発明は、力の作用により変位を生じる第1の
部位と、この第1の部位に対向した位置にある第2の部
位と、の間にクーロン力を作用させるようにできれば、
どのような構成をとってもかまわない。
【0026】また、上述の実施形態は、いずれも加速度
センサについてのものであるが、重錘体の代わりに磁性
体を用いた磁気センサについても、あるいは力センサに
ついても、全く同様に本発明を適用することが可能であ
る。更に、3次元のセンサだけでなく、2次元あるいは
1次元のセンサについても適用可能である。たとえば、
XおよびZ軸方向の加速度や磁気を検出する2次元のセ
ンサやX軸方向の加速度や磁気を検出する1次元のセン
サでは、図12に示す4つの電極E9〜E12のうち、
E10,E12の2つの電極を設けるだけですむ。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係るセンサによれ
ば、起歪体の上面に形成した第1の電極層と、制御部材
の下面に形成した第2の電極層との間に、クーロン力を
作用させて起歪体に機械的変形を誘起させ、作用体に外
力を作用させたのと同じ状態を創り出すようにしたた
め、実際に外力を作用させることなしにセンサの試験を
行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る試験方法の対象となる加速度セン
サの断面図である。
【図2】図1のセンサの中枢となる半導体ペレットの上
面図である。
【図3】図1のセンサの重錘体および台座の上面図であ
る。
【図4】図1のセンサの下部制御部材の上面図である。
【図5】図1のセンサの上部制御部材の下面図である。
【図6】図1のセンサの重錘体および台座に電極層を形
成した状態を示す斜視図である。
【図7】図1のセンサの半導体ペレットに電極層を形成
した状態を示す上面図である。
【図8】図1のセンサの中枢部の各部に電極層を形成し
た状態を示す断面図である。
【図9】図1のセンサの中枢部の変位状態を示す断面図
である。
【図10】図1のセンサの中枢部の別な変位状態を示す
断面図である。
【図11】図1のセンサの中枢部の更に別な変位状態を
示す断面図である。
【図12】図1のセンサの半導体ペレットに実用的な電
極層を形成した状態を示す上面図である。
【図13】図1のセンサの中枢部の所定箇所に実用的な
電極層を形成した状態を示す断面図である。
【図14】図1のセンサの中枢部の所定箇所に別な実施
形態に係る電極層を形成した状態を示す断面図である。
【図15】図1のセンサの半導体ペレットに更に別な実
施形態に係る電極層を形成した状態を示す上面図であ
る。
【図16】図1のセンサの上部制御部材にまた別な実施
形態に係る電極層を形成した状態を示す下面図である。
【図17】図1のセンサの中枢部の所定箇所にまた別な
実施形態に係る電極層を形成した状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10…半導体ペレット 11…作用部 12…可撓部 13…固定部 14…ボンディングパッド 15…ボンディングワイヤ 20…重錘体 21〜24…台座 25…ボンディングワイヤ 30…制御部材 31…溝 40…制御部材 41…溝 50…パッケージ 51…蓋 52…リード R…抵抗素子 E1〜E21…電極層 W9〜W21…配線層 B9〜B21…ボンディングパッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01P 21/00 G01L 25/00 G01L 27/00 G01R 33/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 力の作用を受ける作用部と、この作用部
    の周囲に形成され可撓性をもった可撓部と、この可撓部
    の周囲に形成されセンサ本体に固定された固定部と、を
    有する板状の起歪体と、 前記可撓部の可撓性を利用して三次元座標系における各
    座標軸方向に移動可能となるように前記作用部に接続さ
    れ、作用した外力を前記作用部に伝達して前記起歪体に
    機械的変形を生じさせるための作用体と、 前記起歪体の上面に形成され、前記起歪体に生じる機械
    的変形を電気信号に変換することにより、前記作用体に
    作用した力を電気信号として検出する検出手段と、 前記起歪体の固定部に接続された外縁部と、前記外縁部
    によって囲まれた板状の本体部とを有し、前記本体部が
    前記起歪体の上方に所定間隔をおいて配置される構造を
    もった制御部材と、 前記起歪体の機械的変形とともに変位するように、前記
    起歪体の上面に形成された第1の電極層と、 前記第1の電極層に対向するように、前記制御部材の前
    記本体部の下面に形成された第2の電極層と、 前記検出手段、前記第1の電極層、および前記第2の電
    極層を、外部の電気回路と接続させるための配線手段
    と、 を備え、前記第1の電極層および前記第2の電極層に所
    定の電圧を印加して両電極層間にクーロン力を作用させ
    ることにより、外力が作用していない状態であっても前
    記起歪体に機械的変形を生じさせることができるように
    構成したことを特徴とする力センサ。
  2. 【請求項2】 力の作用を受ける作用部と、この作用部
    の周囲に形成され可撓性をもった可撓部と、この可撓部
    の周囲に形成されセンサ本体に固定された固定部と、を
    有する板状の起歪体と、 前記可撓部の可撓性を利用して三次元座標系における各
    座標軸方向に移動可能となるように前記作用部に接続さ
    れ、センサ本体に加わる加速度によって力の作用を受
    け、この作用した力を前記作用部に伝達して前記起歪体
    に機械的変形を生じさせるための重錘体と、 前記起歪体の上面に形成され、前記起歪体に生じる機械
    的変形を電気信号に変換することにより、前記作用体に
    作用した力を電気信号として検出する検出手段と、 前記起歪体の固定部に接続された外縁部と、前記外縁部
    によって囲まれた板状の本体部とを有し、前記本体部が
    前記起歪体の上方に所定間隔をおいて配置される構造を
    もった制御部材と、 前記起歪体の機械的変形とともに変位するように、前記
    起歪体の上面に形成された第1の電極層と、 前記第1の電極層に対向するように、前記制御部材の前
    記本体部の下面に形成された第2の電極層と、 前記検出手段、前記第1の電極層、および前記第2の電
    極層を、外部の電気回路と接続させるための配線手段
    と、 を備え、前記第1の電極層および前記第2の電極層に所
    定の電圧を印加して両電極層間にクーロン力を作用させ
    ることにより、加速度が作用していない状態であっても
    前記起歪体に機械的変形を生じさせることができるよう
    に構成したことを特徴とする加速度センサ。
  3. 【請求項3】 力の作用を受ける作用部と、この作用部
    の周囲に形成され可撓性をもった可撓部と、この可撓部
    の周囲に形成されセンサ本体に固定された固定部と、を
    有する板状の起歪体と、 前記可撓部の可撓性を利用して三次元座標系における各
    座標軸方向に移動可能となるように前記作用部に接続さ
    れ、センサ本体が置かれた磁界によって力の作用を受
    け、この作用した力を前記作用部に伝達して前記起歪体
    に機械的変形を生じさせるための磁性体と、 前記起歪体の上面に形成され、前記起歪体に生じる機械
    的変形を電気信号に変換することにより、前記作用体に
    作用した力を電気信号として検出する検出手段と、 前記起歪体の固定部に接続された外縁部と、前記外縁部
    によって囲まれた板状の本体部とを有し、前記本体部が
    前記起歪体の上方に所定間隔をおいて配置される構造を
    もった制御部材と、 前記起歪体の機械的変形とともに変位するように、前記
    起歪体の上面に形成された第1の電極層と、 前記第1の電極層に対向するように、前記制御部材の前
    記本体部の下面に形成された第2の電極層と、 前記検出手段、前記第1の電極層、および前記第2の電
    極層を、外部の電気回路と接続させるための配線手段
    と、 を備え、前記第1の電極層および前記第2の電極層に所
    定の電圧を印加して両電極層間にクーロン力を作用させ
    ることにより、磁気に基づく力が作用していない状態で
    あっても前記起歪体に機械的変形を生じさせることがで
    きるように構成したことを特徴とする磁気センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のセンサ
    において、第1の電極層と第2の電極層のうち、一方の
    電極層を電気的に単一の電極層で構成し、他方の電極層
    を電気的に独立した複数の副電極層で構成し、各副電極
    層に印加する電圧の極性を選択することにより、起歪体
    に生じる機械的変形に方向性をもたせうるようにしたこ
    とを特徴とするセンサ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のセンサにおいて、他方
    の電極層を電気的に独立した2枚の副電極層で構成し、
    各副電極層に印加する電圧の極性を選択することによ
    り、前記2枚の副電極層の中心を結ぶ線方向に関する機
    械的変形と、前記2枚の副電極層の層面に対して垂直な
    方向に関する機械的変形と、を起歪体に生じさせるよう
    にしたことを特徴とするセンサ。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のセンサにおいて、他方
    の電極層を電気的に独立した4枚の副電極層で構成し、
    これらの副電極層を直交する2線分の各端点位置に配置
    し、各副電極層に印加する電圧の極性を選択することに
    より、前記2線分のうちの第1の線分方向に関する機械
    的変形と、第2の線分方向に関する機械的変形と、前記
    4枚の副電極層の層面に対して垂直な方向に関する機械
    的変形と、を起歪体に生じさせるようにしたことを特徴
    とするセンサ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のセンサ
    において、機械的変形に基づき電気抵抗が変化する性質
    をもった抵抗素子と、第1の電極層と、前記抵抗素子お
    よび前記第1の電極層に対する配線層と、をいずれも起
    歪体の上面に形成し、前記抵抗素子を検出手段として用
    いるようにしたことを特徴とするセンサ。
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