JP2922137B2 - ラベルシート - Google Patents
ラベルシートInfo
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- JP2922137B2 JP2922137B2 JP18471495A JP18471495A JP2922137B2 JP 2922137 B2 JP2922137 B2 JP 2922137B2 JP 18471495 A JP18471495 A JP 18471495A JP 18471495 A JP18471495 A JP 18471495A JP 2922137 B2 JP2922137 B2 JP 2922137B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は商品や製品に貼着し商標
や品質マーク，安全マーク，商品情報等を表示するラベ
ルが多数印刷されたラベルシートに関し、特に、製造者
の表示やロット番号，製造年月等の製造情報を表示する
マーク部を剥離紙やラベルに有するラベルシートに関す
るものである。
や品質マーク，安全マーク，商品情報等を表示するラベ
ルが多数印刷されたラベルシートに関し、特に、製造者
の表示やロット番号，製造年月等の製造情報を表示する
マーク部を剥離紙やラベルに有するラベルシートに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、商品や製品の表面に修飾された商
品名やロゴ或いは文様等からなる商標その他製造物責任
法の施行に伴い安全マーク等がカラフルに印刷されたラ
ベルが需要者に商品を印象付けたり、注意を喚起するた
めに用いられている。このラベルは多量に使用され、ま
た生産性良く商品に貼着されねばならないので剥離紙上
にコンパクトに複数配置されたラベルシートの形で取引
され保管や搬送が行われている。ラベルシートは納品さ
れると納品先の生産ラインに組み込まれて商品に貼着さ
れる。このラベルシートは機械に組み込まれるため高い
寸法精度と安定した品質が要求されるとともに十分な強
度も求められている。このような要求に応えるためラベ
ルシートには種々の工夫がなされ開発されている。例え
ば、特開平５−２５４２７８号公報には、葉書等のサイ
ズでの区分け部分が複数個配置され、その天のみを除い
た３辺にスリットが連続形成されている葉書のような厚
さや剛性を有し、かつワードプロセッサーや通常使用さ
れるプリンターの用紙と同サイズのラベルと、該ラベル
の全面を付着保持し、ラベルに形成の区分け部分と同一
位置に区分け部分と同サイズの切欠き窓が形成された剥
離紙と、からなる葉書専用の給紙装置や名刺専用のプリ
ンターを使用することなく通常のプリンターで印刷が可
能なラベルシートが開示されている。また、実開平６−
６９９７２号公報には、ラベル片の各々について帯方向
に切断線の中央部に各ラベル片同士を連結するための微
小幅のアンカット部を設け、幅方向のラベル片を一続き
に剥がすときに互いのラベル片の捻じれが生じることな
く幅方向にラベル片全体を一枚のラベル片として剥がす
ことができるラベル連結体が開示されている。
品名やロゴ或いは文様等からなる商標その他製造物責任
法の施行に伴い安全マーク等がカラフルに印刷されたラ
ベルが需要者に商品を印象付けたり、注意を喚起するた
めに用いられている。このラベルは多量に使用され、ま
た生産性良く商品に貼着されねばならないので剥離紙上
にコンパクトに複数配置されたラベルシートの形で取引
され保管や搬送が行われている。ラベルシートは納品さ
れると納品先の生産ラインに組み込まれて商品に貼着さ
れる。このラベルシートは機械に組み込まれるため高い
寸法精度と安定した品質が要求されるとともに十分な強
度も求められている。このような要求に応えるためラベ
ルシートには種々の工夫がなされ開発されている。例え
ば、特開平５−２５４２７８号公報には、葉書等のサイ
ズでの区分け部分が複数個配置され、その天のみを除い
た３辺にスリットが連続形成されている葉書のような厚
さや剛性を有し、かつワードプロセッサーや通常使用さ
れるプリンターの用紙と同サイズのラベルと、該ラベル
の全面を付着保持し、ラベルに形成の区分け部分と同一
位置に区分け部分と同サイズの切欠き窓が形成された剥
離紙と、からなる葉書専用の給紙装置や名刺専用のプリ
ンターを使用することなく通常のプリンターで印刷が可
能なラベルシートが開示されている。また、実開平６−
６９９７２号公報には、ラベル片の各々について帯方向
に切断線の中央部に各ラベル片同士を連結するための微
小幅のアンカット部を設け、幅方向のラベル片を一続き
に剥がすときに互いのラベル片の捻じれが生じることな
く幅方向にラベル片全体を一枚のラベル片として剥がす
ことができるラベル連結体が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のラベルシートでは、以下のような問題点を有してい
た。 （１）ラベル使用者（納入先）が同一のラベルを複数の
製造業者に製造委託している場合、ラベルについて印刷
ミス等の欠陥を発見した場合、ラベルやラベルシートに
ラベル製造業者を特定できる目印等のマークの表示がな
いためラベル製造業者の特定が困難で後処理に混乱を生
じるという問題点を有していた。一方、ラベル製造業者
は自社が製造したものではないにもかかわらず、納入先
からクレームがつき営業に支承をきたすという問題点を
有していた。 （２）ラベルやラベルシートに製造年月日等の製造表示
がないため、製造業者は同一のラベルの製造委託を受け
た場合に、極めて多数の版下を収納している版下庫から
同一の版下を探し出すのに多大の時間を要し生産性を下
げるという問題点を有していた。また、ラベル使用者等
は在庫管理等が困難で耐用年月の管理等が十分できない
という問題点を有していた。 （３）また、ディンプルや印刷等で剥離紙の裏面に上記
情報を表示する方法では、ディンプルや印刷の表示面が
隆起するので、ラベルシートをロール状に巻いた場合局
所的にロールにふくれが発生し巻き取りが正確に行われ
難いため、巻き取りの際や使用時にロールにずれ等が発
生し形崩れが生じるという問題点を有していた。 （４）更に、ディンプルや印刷等で剥離紙に上記情報を
表示する方法では、印刷用のインク等が印刷手段を要
し、複雑な印刷装置を使用せねばならずメンテナンス等
が困難で更に装置が大型化するという問題点を有してい
た。
のラベルシートでは、以下のような問題点を有してい
た。 （１）ラベル使用者（納入先）が同一のラベルを複数の
製造業者に製造委託している場合、ラベルについて印刷
ミス等の欠陥を発見した場合、ラベルやラベルシートに
ラベル製造業者を特定できる目印等のマークの表示がな
いためラベル製造業者の特定が困難で後処理に混乱を生
じるという問題点を有していた。一方、ラベル製造業者
は自社が製造したものではないにもかかわらず、納入先
からクレームがつき営業に支承をきたすという問題点を
有していた。 （２）ラベルやラベルシートに製造年月日等の製造表示
がないため、製造業者は同一のラベルの製造委託を受け
た場合に、極めて多数の版下を収納している版下庫から
同一の版下を探し出すのに多大の時間を要し生産性を下
げるという問題点を有していた。また、ラベル使用者等
は在庫管理等が困難で耐用年月の管理等が十分できない
という問題点を有していた。 （３）また、ディンプルや印刷等で剥離紙の裏面に上記
情報を表示する方法では、ディンプルや印刷の表示面が
隆起するので、ラベルシートをロール状に巻いた場合局
所的にロールにふくれが発生し巻き取りが正確に行われ
難いため、巻き取りの際や使用時にロールにずれ等が発
生し形崩れが生じるという問題点を有していた。 （４）更に、ディンプルや印刷等で剥離紙に上記情報を
表示する方法では、印刷用のインク等が印刷手段を要
し、複雑な印刷装置を使用せねばならずメンテナンス等
が困難で更に装置が大型化するという問題点を有してい
た。
【０００４】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ラベルの製造者や製造年月日等の製造情報を表示で
きロールの隆起や擦れ等の発生がなく高い品質を有し強
度の均一な生産性に優れるラベルシートの提供を目的と
する。
で、ラベルの製造者や製造年月日等の製造情報を表示で
きロールの隆起や擦れ等の発生がなく高い品質を有し強
度の均一な生産性に優れるラベルシートの提供を目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は以下の構成を有している。請求項１に記載の
ラベルシートは、剥離紙と、前記剥離紙の表面に接着剤
を介して貼設され図柄、文字、記号、数字等が印刷され
たラベルと、前記剥離紙及び／又は前記ラベルに所定の
間隔で５ｍｍ〜１５ｍｍの大きさに切込み形成され文
字、数字、記号、バーコード、図柄等を表示するマーク
部と、を備えた構成を有している。請求項２に記載のラ
ベルシートは、請求項１において、前記マーク部の文
字、数字、記号、バーコード、図柄等の線図の表示が各
単位線毎に分離して前記剥離紙及び／又は前記ラベルに
切込み形成されている構成を有している。請求項３に記
載のラベルシートは、請求項１又は２において、前記マ
ーク部が前記ラベルが印刷されていない位置の剥離紙に
切込み形成されている構成を有している。請求項４に記
載のラベルシートは、請求項１乃至３の内いずれか１に
おいて、前記マーク部が前記剥離紙の長尺方向に平行に
切込み形成されている構成を有している。
に本発明は以下の構成を有している。請求項１に記載の
ラベルシートは、剥離紙と、前記剥離紙の表面に接着剤
を介して貼設され図柄、文字、記号、数字等が印刷され
たラベルと、前記剥離紙及び／又は前記ラベルに所定の
間隔で５ｍｍ〜１５ｍｍの大きさに切込み形成され文
字、数字、記号、バーコード、図柄等を表示するマーク
部と、を備えた構成を有している。請求項２に記載のラ
ベルシートは、請求項１において、前記マーク部の文
字、数字、記号、バーコード、図柄等の線図の表示が各
単位線毎に分離して前記剥離紙及び／又は前記ラベルに
切込み形成されている構成を有している。請求項３に記
載のラベルシートは、請求項１又は２において、前記マ
ーク部が前記ラベルが印刷されていない位置の剥離紙に
切込み形成されている構成を有している。請求項４に記
載のラベルシートは、請求項１乃至３の内いずれか１に
おいて、前記マーク部が前記剥離紙の長尺方向に平行に
切込み形成されている構成を有している。
【０００６】ここで、マーク部の切り込み形成は、ラベ
ル側もしくは剥離紙側から行われるが、剥離紙側から行
われるのが望ましい。印刷面にキズを付けたりするのを
防止できるためである。剥離紙側から切り込み形成する
場合は、切り込みの深さはラベルまで貫設されてもよ
く、もしくは剥離紙の表面、乃至は剥離紙の途中までで
表面まで届かない深さでも良い。切り込みの幅は０．０
０５〜１mmで形成される。ラベルシートの強度を劣化さ
せないためである。マーク部の大きさは識別可能な大き
さであればよく、５mm〜１５mmに形成される。大きさが
５mmよりも小さくなるにつれマークの種類によっては表
示が認識し難くなる傾向があるので好ましくない。ま
た、大きさが１５mmを越えるにつれラベルが小さいと、
マーク部がラベルシートに多数形成されるため剥離紙の
強度が弱くなる傾向があり好ましくない。切り込みを入
れた線図の各単位線の間隔は０．０１mm〜２mmが好適に
用いられる。間隔が０．０１mmよりも小さくなるにつれ
剥離紙の強度が弱くなる傾向が現れだし、また、間隔が
２mmを越えるにつれ文字等のマークが散漫になり識別が
困難になる傾向があり、いずれも好ましくない。
ル側もしくは剥離紙側から行われるが、剥離紙側から行
われるのが望ましい。印刷面にキズを付けたりするのを
防止できるためである。剥離紙側から切り込み形成する
場合は、切り込みの深さはラベルまで貫設されてもよ
く、もしくは剥離紙の表面、乃至は剥離紙の途中までで
表面まで届かない深さでも良い。切り込みの幅は０．０
０５〜１mmで形成される。ラベルシートの強度を劣化さ
せないためである。マーク部の大きさは識別可能な大き
さであればよく、５mm〜１５mmに形成される。大きさが
５mmよりも小さくなるにつれマークの種類によっては表
示が認識し難くなる傾向があるので好ましくない。ま
た、大きさが１５mmを越えるにつれラベルが小さいと、
マーク部がラベルシートに多数形成されるため剥離紙の
強度が弱くなる傾向があり好ましくない。切り込みを入
れた線図の各単位線の間隔は０．０１mm〜２mmが好適に
用いられる。間隔が０．０１mmよりも小さくなるにつれ
剥離紙の強度が弱くなる傾向が現れだし、また、間隔が
２mmを越えるにつれ文字等のマークが散漫になり識別が
困難になる傾向があり、いずれも好ましくない。
【０００７】マーク部の文字は平仮名、片仮名、漢字、
アルファベット等が用いられる。数字としては、アラビ
ア数字、ローマ数字、等が用いられる。図柄としては製
造業者の社章やコーポレートアイデンティティー等のシ
ンボルマーク、ラベルシートのロット番号，製造年月等
の製造表示等が用いられる。剥離紙はシート状、ロール
状、長尺形状のものが好適に用いられる。マーク部は剥
離紙の長手方向に等間隔に切込み形成され、或いは、長
手方向に所定の傾斜角度で斜めに切込み形成されても良
い。マーク部の認識が確実で剥離紙の強度を弱化させな
いからである。また、剥離紙のラベルの間隔の最も大き
い位置の裏面にマーク部を配置するのも好ましい。マー
ク部の形状を大きくできるからである。
アルファベット等が用いられる。数字としては、アラビ
ア数字、ローマ数字、等が用いられる。図柄としては製
造業者の社章やコーポレートアイデンティティー等のシ
ンボルマーク、ラベルシートのロット番号，製造年月等
の製造表示等が用いられる。剥離紙はシート状、ロール
状、長尺形状のものが好適に用いられる。マーク部は剥
離紙の長手方向に等間隔に切込み形成され、或いは、長
手方向に所定の傾斜角度で斜めに切込み形成されても良
い。マーク部の認識が確実で剥離紙の強度を弱化させな
いからである。また、剥離紙のラベルの間隔の最も大き
い位置の裏面にマーク部を配置するのも好ましい。マー
ク部の形状を大きくできるからである。
【０００８】
【作用】この構成によって、剥離紙の裏面に文字、数
字、記号、バーコード記号、図柄等を切込み形成したマ
ーク部を有するので、ラベル使用者は一見しただけでラ
ベル製造業者の特定ができ容易に対策を取ることができ
るとともに、ラベル製造業者は自社の製造したラベルか
否か、また、何時どの工場で製造したか等の製造情報等
を容易に確認できる。マーク部は切り込みで小さく形成
されているので、剥離紙の強度を変化させず均一で高い
強度を維持でき、ラベルの製品への張りつけ工程におい
て品質へ悪影響を与えるのを防止できる。剥離紙に盛り
上がり等の変形がないのでロール状に巻き取った場合で
も剥離紙の局所的なふくれや巻き取りの斜行による幅方
向へのずれ等が発生するのを防止でき、搬送時等の荷崩
れや形崩れを防止できる。また、切り込みによりマーク
部を形成するのでラベル製造機の剥離紙側に切刃を配設
し、印刷部と同調させることにより簡単にマーク部を形
成でき製造速度を速く生産性を高くできる。マーク部が
切込み形成により形成されるので、切刃を配設するだけ
で印刷用の版下やインク等の他の資材を必要とせず、高
い生産性でかつ低原価に製造できる。マーク部が長手方
向に平行に又線図毎に分離して切込み形成される場合
は、剥離紙の強度を保持し弱化を防止できる。マーク部
がラベルのない位置の裏面に切込み形成されている場合
は、ラベルを変形したり傷等を付けたりすることがな
い。
字、記号、バーコード記号、図柄等を切込み形成したマ
ーク部を有するので、ラベル使用者は一見しただけでラ
ベル製造業者の特定ができ容易に対策を取ることができ
るとともに、ラベル製造業者は自社の製造したラベルか
否か、また、何時どの工場で製造したか等の製造情報等
を容易に確認できる。マーク部は切り込みで小さく形成
されているので、剥離紙の強度を変化させず均一で高い
強度を維持でき、ラベルの製品への張りつけ工程におい
て品質へ悪影響を与えるのを防止できる。剥離紙に盛り
上がり等の変形がないのでロール状に巻き取った場合で
も剥離紙の局所的なふくれや巻き取りの斜行による幅方
向へのずれ等が発生するのを防止でき、搬送時等の荷崩
れや形崩れを防止できる。また、切り込みによりマーク
部を形成するのでラベル製造機の剥離紙側に切刃を配設
し、印刷部と同調させることにより簡単にマーク部を形
成でき製造速度を速く生産性を高くできる。マーク部が
切込み形成により形成されるので、切刃を配設するだけ
で印刷用の版下やインク等の他の資材を必要とせず、高
い生産性でかつ低原価に製造できる。マーク部が長手方
向に平行に又線図毎に分離して切込み形成される場合
は、剥離紙の強度を保持し弱化を防止できる。マーク部
がラベルのない位置の裏面に切込み形成されている場合
は、ラベルを変形したり傷等を付けたりすることがな
い。
【０００９】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。 （実施例１）図１は本発明の第１実施例におけるラベル
シートの全体斜視図であり、図２は本発明の第１実施例
におけるラベルシートの要部背面図である。図１又は図
２において、１は剥離紙の裏面にマーク部を所定の間隔
で切り込みを入れて切込み形成した第１実施例における
ラベルシート、２は長尺でロール状に巻き取られ表面に
剥離剤処理を施したアート紙からなり後述するラベルを
剥離自在に貼設された剥離紙、３は剥離紙２の表面に所
定の間隔で複数枚貼設され剥離紙から剥離して製品や商
品に張りつける表面に文様、文字、記号、数字等が印刷
され裏面に接着剤層を備えた四角形や種々の形状に形成
されたラベル、４は剥離紙２の裏面に切り込みを入れて
川の字状に切込み形成されラベルシート１を識別するマ
ーク部である。
照しながら説明する。 （実施例１）図１は本発明の第１実施例におけるラベル
シートの全体斜視図であり、図２は本発明の第１実施例
におけるラベルシートの要部背面図である。図１又は図
２において、１は剥離紙の裏面にマーク部を所定の間隔
で切り込みを入れて切込み形成した第１実施例における
ラベルシート、２は長尺でロール状に巻き取られ表面に
剥離剤処理を施したアート紙からなり後述するラベルを
剥離自在に貼設された剥離紙、３は剥離紙２の表面に所
定の間隔で複数枚貼設され剥離紙から剥離して製品や商
品に張りつける表面に文様、文字、記号、数字等が印刷
され裏面に接着剤層を備えた四角形や種々の形状に形成
されたラベル、４は剥離紙２の裏面に切り込みを入れて
川の字状に切込み形成されラベルシート１を識別するマ
ーク部である。
【００１０】以上のように本実施例によれば、剥離紙の
裏面に切り込みを入れて切込み形成された川の字状のマ
ーク部が設けられているので、ラベルシートの製造元や
製造年月日等の識別が容易かつ確実に行うことができ
る。また、搬送過程や製造過程においてもラベルシート
に直接納入者の特定ができる情報が記載されるのでラベ
ルシートの管理が容易である。剥離紙にふくれや変形が
ないのでロール状に巻き取ってもロールにふくれやロー
ルの斜行が発生せずラベルシートの品質を劣化すること
がない。マーク部が長手方向に平行に切込み形成される
のでラベル張りつけ工程における長手方向にかかる張力
に対する抵抗力の変化が少なく前記工程中に剥離紙が破
壊されることなく耐久性に優れる。
裏面に切り込みを入れて切込み形成された川の字状のマ
ーク部が設けられているので、ラベルシートの製造元や
製造年月日等の識別が容易かつ確実に行うことができ
る。また、搬送過程や製造過程においてもラベルシート
に直接納入者の特定ができる情報が記載されるのでラベ
ルシートの管理が容易である。剥離紙にふくれや変形が
ないのでロール状に巻き取ってもロールにふくれやロー
ルの斜行が発生せずラベルシートの品質を劣化すること
がない。マーク部が長手方向に平行に切込み形成される
のでラベル張りつけ工程における長手方向にかかる張力
に対する抵抗力の変化が少なく前記工程中に剥離紙が破
壊されることなく耐久性に優れる。
【００１１】（実施例２）図３は本発明の第２実施例に
おけるラベルシートの要部背面図である。図３におい
て、２は剥離紙、３はラベルである。これらは第１実施
例と同様のものであり同一の符号を付けて説明を省略す
る。１０はＨの線図のマーク部を有する第２実施例にお
けるラベルシート、１１は剥離紙２の裏面に切り込みを
入れて線図の各単位線の間隔を１mm毎に分離して切込み
形成されたＨの線図のマーク部である。以上のように本
実施例によれば、Ｈの字状のマーク部を設けたので、第
１実施例で挙げた効果の他にＨというアルファベットで
製造元の情報を表現できる。
おけるラベルシートの要部背面図である。図３におい
て、２は剥離紙、３はラベルである。これらは第１実施
例と同様のものであり同一の符号を付けて説明を省略す
る。１０はＨの線図のマーク部を有する第２実施例にお
けるラベルシート、１１は剥離紙２の裏面に切り込みを
入れて線図の各単位線の間隔を１mm毎に分離して切込み
形成されたＨの線図のマーク部である。以上のように本
実施例によれば、Ｈの字状のマーク部を設けたので、第
１実施例で挙げた効果の他にＨというアルファベットで
製造元の情報を表現できる。
【００１２】（実施例３）図４は本発明の第３実施例に
おけるラベルシートの要部背面図である。図４におい
て、２は剥離紙、３はラベルである。これらは第１実施
例と同様のものであり同一の符号を付けて説明を省略す
る。２０は数字を表現したマーク部を有する第３実施例
におけるラベルシート、２１は剥離紙２の裏面に切り込
みを入れて各辺毎に分離して切込み形成された数列状の
マーク部である。以上のように本実施例によれば、数列
からなるマーク部を設けたので、第１実施例で挙げた効
果の他に数字による情報、例えばロットナンバー、製造
年月日等を表現できる。
おけるラベルシートの要部背面図である。図４におい
て、２は剥離紙、３はラベルである。これらは第１実施
例と同様のものであり同一の符号を付けて説明を省略す
る。２０は数字を表現したマーク部を有する第３実施例
におけるラベルシート、２１は剥離紙２の裏面に切り込
みを入れて各辺毎に分離して切込み形成された数列状の
マーク部である。以上のように本実施例によれば、数列
からなるマーク部を設けたので、第１実施例で挙げた効
果の他に数字による情報、例えばロットナンバー、製造
年月日等を表現できる。
【００１３】（実施例４）図５は本発明の第４実施例に
おけるラベルシートの要部背面図である。図５におい
て、２は剥離紙、３はラベルである。これらは第１実施
例と同様のものであり同一の符号を付けて説明を省略す
る。３０はバーコード記号を切込み形成した第４実施例
におけるラベルシート、３１は剥離紙２の裏面に切込み
形成されたバーコード記号からなるマーク部である。以
上のように本実施例によれば、バーコード記号からなる
マーク部を設けたので、第１実施例で挙げた効果の他に
多数の複雑な情報をバーコード記号の形で表示できる。
おけるラベルシートの要部背面図である。図５におい
て、２は剥離紙、３はラベルである。これらは第１実施
例と同様のものであり同一の符号を付けて説明を省略す
る。３０はバーコード記号を切込み形成した第４実施例
におけるラベルシート、３１は剥離紙２の裏面に切込み
形成されたバーコード記号からなるマーク部である。以
上のように本実施例によれば、バーコード記号からなる
マーク部を設けたので、第１実施例で挙げた効果の他に
多数の複雑な情報をバーコード記号の形で表示できる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明のラベルシートによ
れば、剥離紙と、剥離紙の表面に所定の間隔で接着剤を
介して貼設され図柄、文字、記号、数字等が印刷された
ラベルと、剥離紙の裏面に所定の間隔で切込み形成され
たマーク部と、を備えているので、以下のような優れた
効果を実現できる。 （１）剥離紙に製造者、製造年月日、ロットナンバー、
その他種々の情報を表示できるのでラベルシートの識別
や判別が目視で容易かつ確実に行え製造工場での管理や
クレーム発生時の後処理等をスムーズに行うことができ
る。 （２）剥離紙に切り込み形成を行うので、ラベルシート
をロール状に巻き取っても局部的なふくれやロールの型
崩れ等の変形が生じず搬送性や保管性に優れている。従
って、ラベル張り付け装置に装着した場合でも微妙なず
れ等が生じず正確で高い品質でラベルを製品に張りつけ
ることができる。 （３）剥離紙のマーク部での強度が弱化せず均一に保持
されるので耐久性やラベル貼着時の作業性に優れる。 （４）マーク部を形成するにインク等の部材を必要とせ
ず直接剥離紙に切込み形成するだけであり、かつ、切刃
は何度も使用できるので維持管理が容易で低原価にラベ
ルシートを製造できる。 （５）バーコード記号を用いるので複雑で多岐にわたる
情報をコンパクトに表示でき、ラベル製造業者やラベル
使用者の商品管理等の作業性を著しく向上させることが
できる。
れば、剥離紙と、剥離紙の表面に所定の間隔で接着剤を
介して貼設され図柄、文字、記号、数字等が印刷された
ラベルと、剥離紙の裏面に所定の間隔で切込み形成され
たマーク部と、を備えているので、以下のような優れた
効果を実現できる。 （１）剥離紙に製造者、製造年月日、ロットナンバー、
その他種々の情報を表示できるのでラベルシートの識別
や判別が目視で容易かつ確実に行え製造工場での管理や
クレーム発生時の後処理等をスムーズに行うことができ
る。 （２）剥離紙に切り込み形成を行うので、ラベルシート
をロール状に巻き取っても局部的なふくれやロールの型
崩れ等の変形が生じず搬送性や保管性に優れている。従
って、ラベル張り付け装置に装着した場合でも微妙なず
れ等が生じず正確で高い品質でラベルを製品に張りつけ
ることができる。 （３）剥離紙のマーク部での強度が弱化せず均一に保持
されるので耐久性やラベル貼着時の作業性に優れる。 （４）マーク部を形成するにインク等の部材を必要とせ
ず直接剥離紙に切込み形成するだけであり、かつ、切刃
は何度も使用できるので維持管理が容易で低原価にラベ
ルシートを製造できる。 （５）バーコード記号を用いるので複雑で多岐にわたる
情報をコンパクトに表示でき、ラベル製造業者やラベル
使用者の商品管理等の作業性を著しく向上させることが
できる。
【図１】本発明の第１実施例におけるラベルシートの全
体斜視図
体斜視図
【図２】本発明の第１実施例におけるラベルシートの要
部背面図
部背面図
【図３】本発明の第２実施例におけるラベルシートの要
部背面図
部背面図
【図４】本発明の第３実施例におけるラベルシートの要
部背面図
部背面図
【図５】本発明の第４実施例におけるラベルシートの要
部背面図
部背面図
１ 第１実施例におけるラベルシート ２ 剥離紙 ３ ラベル ４ マーク部 １０ 第２実施例におけるラベルシート １１ マーク部 ２０ 第３実施例におけるラベルシート ２１ マーク部 ３０ 第４実施例におけるラベルシート ３１ マーク部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G09F 3/10 B42D 15/00 G09F 3/02 G09F 13/18
Claims (4)
- 【請求項１】 剥離紙と、前記剥離紙の表面に接着剤を
介して貼設され図柄、文字、記号、数字等が印刷された
ラベルと、前記剥離紙及び／又は前記ラベルに所定の間
隔で５ｍｍ〜１５ｍｍの大きさに切込み形成され文字、
数字、記号、バーコード、図柄等を表示するマーク部
と、を備えたことを特徴とするラベルシート。 - 【請求項２】 前記マーク部の文字、数字、記号、バー
コード、図柄等の線図の表示が各単位線毎に分離して前
記剥離紙及び／又は前記ラベルに切込み形成されている
ことを特徴とする請求項１に記載のラベルシート。 - 【請求項３】 前記マーク部が前記ラベルが印刷されて
いない位置の剥離紙に切込み形成されていることを特徴
とする請求項１又は２に記載のラベルシート。 - 【請求項４】 前記マーク部が前記剥離紙の長尺方向に
平行に切込み形成されていることを特徴とする請求項１
乃至３の内いずれか１に記載のラベルシート。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP18471495A JP2922137B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | ラベルシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18471495A JP2922137B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | ラベルシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0916085A JPH0916085A (ja) | 1997-01-17 |
| JP2922137B2 true JP2922137B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=16158086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18471495A Expired - Fee Related JP2922137B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | ラベルシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2922137B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-06-27 JP JP18471495A patent/JP2922137B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH0916085A (ja) | 1997-01-17 |
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