JP2922016B2 - ドアロツク装置 - Google Patents

ドアロツク装置

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JP2922016B2
JP2922016B2 JP12140791A JP12140791A JP2922016B2 JP 2922016 B2 JP2922016 B2 JP 2922016B2 JP 12140791 A JP12140791 A JP 12140791A JP 12140791 A JP12140791 A JP 12140791A JP 2922016 B2 JP2922016 B2 JP 2922016B2
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/36Noise prevention; Anti-rattling means
    • E05B77/40Lock elements covered by silencing layers, e.g. coatings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/26Cooperation between bolts and detents

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアロツク装置に関す
るものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のドアロツク装置として
は、図5に示されるものが知られている。これは、ハウ
ジング1と、ハウジング1に回動可能に支持されラツチ
本体部2aとラツチ本体部2aを覆う樹脂層2bよりな
り且つストライカ(図示せず)と係合可能なラツチ2
と、ハウジング1に回動可能に支持されストライカとラ
ツチ2との係合状態においてラツチ2と係合してラツチ
2の回動を規制するポール3とを有し、図5に示される
アンロツク状態時から、ストライカの進入によりラツチ
2がストライカに押圧されながら回動してポール3と係
合状態となることにより、ラツチ2の回動が規制されて
ストライカとラツチ2とが係合状態つまりロツク状態と
なるものであつて、ハウジングには、ラツチ2がロツク
状態からアンロツク状態へ復帰する際におけるラツチ2
のアンロツク位置を設定するためのストツパピン4が形
成されており、このストツパ4回りにはラツチ2とスト
ツパ4との当接時における衝突音を防止するためのハウ
ジング2とは別部材の弾性力を持つゴムチユーブ5が配
設されているものであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したドア
ロツク装置であると、ゴムチユーブ5は、そのもの自体
が小さく且つ容易に変形しやすいことや組付け時におけ
るストツパピン4に対する位置決め精度を必要とするこ
とから、組付工数を大幅に必要とするものであり、又、
紛失や組付け時の欠品等も発生しやすく、組付け性の悪
いものものであつた。
【0005】故に、本発明は、ラツチのアンロツク位置
への復帰時における衝突音の発生を防止するための消音
部(ゴムチユーブ)の組付け性を向上させることを、そ
の技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ハウジン
グに形成されストライカとラツチとの非係合状態におけ
るアンロツク位置において前記ラツチと当接可能な壁部
と、前記ラツチと前記壁部との当接部に一体形成された
消音部とを有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。消音部
はラツチと壁部との当接部に一体形成されている。これ
により、消音部を別部材として新たに設ける必要がな
く、これにより、組付け性が向上され得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1に示されるように、ハウジング10に
はピン11,12が立設されており、このピン11回り
にはラツチ13が、ピン12にはポール14が夫々回動
自在に支持されている。このラツチ13は金属製のラツ
チ本体部13cとラツチ本体部13cを覆う樹脂層13
dよりなり、ポール14は金属材料よりなる。又、ラツ
チ13にはハーフラツチ係止部13a及びフルラツチ係
止部13bが形成されており、ポール14にはハーフラ
ツチ係止部13a又はフルラツチ係止部13bと係合可
能な爪部14aが形成されている。更に、ラツチ13に
はストライカ(図示せず)と係合可能な係合溝13eが
形成されている。ハウジング10のピン11,12間に
位置するラツチ13の回動による係合溝13eの回動軌
跡上には、開口したストライカ挿入溝10aが形成され
ている。又、ハウジング10には溝10bが形成されて
おり、この溝10b内には一端がハウジング10に係止
され且つ他端がラツチ13に形成された突部13fに係
止されたスプリング15が配設されている。ラツチ13
は、このスプリング15の付勢力によりアンロツク方向
(図1示時計方向)に常時付勢されている。更に、ハウ
ジング10には溝10cが形成されており、この溝10
c内には一端がハウジング10に係止され且つ他端がポ
ール14に形成された突部14bに係止されたスプリン
グ16が配設されている。ポール14は、このスプリン
グ16の付勢力により爪部14aとハーフラツチ係止部
13a又はフルラツチ係止部13bとが係合する方向
(図1示反時計方向)に常時付勢されている。
【0011】図1及び図2に示されるように、ハウジン
グ10にはラツチ13と当接してラツチ13のアンロツ
ク位置を設定する壁部17が一体形成されている。この
壁部17には平面部18が一体形成されている。又、ラ
ツチ13の樹脂層13dには平面部18と当接する凸部
19が一体形成されており、この凸部19内には間隙部
20が一体形成されている。この平面部18,凸部19
及び間隙部20によつて消音部21を構成する。
【0012】尚、ラツチ13及びポール14が配設され
たハウジング10は車両ドア(図示せず)側に設けられ
且つストライカは車両ボデー(図示せず)側に設けられ
る。
【0013】次に本発明の作動について説明する。
【0014】図1は車両ドアが車両ボデーに対して開状
態又は開可能状態とされたアンロツク状態を示す。この
状態において、ドアを閉めると、ストライカがストライ
カ挿入溝10a内に進入してラツチ13の係合溝13e
と係合する。ラツチ13はこのストライカの進入により
押圧されスプリング13Fの付勢力に抗して図1示反時
計方向に回動し、ハーフラツチ係止部13a又はフルラ
ツチ係止部13bがポール14の爪部14aと係合す
る。これにより、ラツチ13の回動が規制されてストラ
イカが係合溝13eに係合されたロツク状態となる。こ
の時、ハーフラツチ係止部13a又はフルラツチ係止部
13bと爪部14aとの係合はポール14のスプリング
16による図1示反時計方向への付勢により維持され
る。この結果、車両ドアは車両ボデーに対して閉状態と
なる。又、この閉状態において、ドアに設けられたハン
ドル(図示せず)を操作すると、ポール14がスプリン
グ16の付勢力に抗して図1示時計方向に回動する。こ
れにより、ハーフラツチ係止部13a又はフルラツチ係
止部13bと爪部14aとの係合が解除されラツチ13
はスプリング15の付勢力により図1示時計方向に回動
してアンロツク位置に復帰し、ストライカと係合溝13
eとの係合が解除される。この結果、車両ドアは車両ボ
デーに対して開状態又は開可能状態となる。このラツチ
13の回動はラツチ13と壁部17との当接によつて規
制されアンロツク位置に確実に復帰する。
【0015】この時、ラツチ13と壁部17との当接
は、平面部18と凸部19との当接によつてなされ間隙
部20の作用による凸部19のたわみにより当接時の衝
撃を吸収する。これにより、ラツチ13と壁部17との
当接による衝突音を軽減することができる。
【0016】上記したように、ラツチ13と壁部17と
の当接による衝突音を軽減するための消音部21はハウ
ジング10の壁部17に一体成形された平面部18及び
ラツチ13の樹脂層13dに一体成形された凸部19に
より構成されている。このため、消音部21を別部材と
して新たに組付ける必要がなく、ラツチ13をハウジン
グ10に組付けたことによつて消音部21が存在するこ
ととなる。これにより、組付け性を向上させることがで
きる。
【0017】図3に示されるように、消音部21は、ラ
ツチ13のラツチ本体部13cに一体形成された凹部2
2と、ラツチ13の樹脂層13dに一体形成され凹部2
2を覆い且つ内部に凹部22に沿つて間隙部23が一体
形成された平面部24と、壁部17に一体成形され平面
部24の間隙部23が位置する部位と当接する凸部25
とから構成してもよい。この場合、ラツチ13と壁部1
7との当接は、平面部24と凸部25との当接によつて
なされ間隙部23の作用による平面部24のたわみによ
り当接時の衝撃を吸収して、ラツチ13と壁部17との
当接による衝突音を軽減する。図4に示されるように、
ラウッチ13の樹脂層13dに一体形成された平面部2
6と、壁部17に一体形成され平面部26と当接する凸
部27と、凸部27内に一体形成された間隙部28とか
ら構成してもよい。この場合、ラツチ13と壁部17と
の当接は、平面部26と凸部27との当接によつてなさ
れ間隙部28の作用による凸部27のたわみにより当接
時の衝撃を吸収して、ラツチ13と壁部17との当接に
よる衝突音を軽減する。
【0018】
【発明の効果】本発明は、ハウジングと、該ハウジング
に回動可能に支持されラツチ本体部とラツチ本体部を覆
う樹脂層よりなり且つストライカと係合可能なラツチ
と、前記ハウジングに回動可能に支持され前記ストライ
カと前記ラツチとの係合状態において前記ラツチと係合
して前記ラツチの回動を規制するポールとを有するドア
ロツク装置において、前記ハウジングに形成され前記ス
トライカと前記ラツチとの非係合状態におけるアンロツ
ク位置において前記ラツチと当接可能な壁部と、前記ラ
ツチと前記壁部との当接部に一体形成された消音部とを
有してドアロツク装置を構成したので、以下の如く効果
を有する。
【0019】ラツチと壁部との当接による衝突音を軽減
するための消音部を別部材として新たに設ける必要がな
く、ラツチをハウジングに組付けたことによつて消音部
が存在することとなる。これにより、消音部の組付工数
が低減されると共に消音部の紛失や欠品等もなくなり、
組付け性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るドアロツク装置を示す平面図であ
る。
【図2】消音部を示す第1図の部分拡大図である。
【図3】消音部の第1変形例を示す第2図に相当する拡
大図である。
【図4】消音部の第2変形例を示す第2図に相当する拡
大図である。
【図5】従来のドアロツク装置を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 13 ラツチ 14 ポール 17 壁部 21 消音部 13c ラツチ本体部 13d 樹脂層
フロントページの続き (72)発明者 高 橋 敏 郎 愛知県刈谷市野田町場割11番地 アイシ ン豊容株式会社内 審査官 原 光明 (56)参考文献 実開 昭60−191655(JP,U) 実開 平3−54569(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 65/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングに回動可能
    に支持されラツチ本体部とラツチ本体部を覆う樹脂層よ
    りなり且つストライカと係合可能なラツチと、前記ハウ
    ジングに回動可能に支持され前記ストライカと前記ラツ
    チとの係合状態において前記ラツチと係合して前記ラツ
    チの回動を規制するポールとを有するドアロツク装置に
    おいて、前記ハウジングに形成され前記ストライカと前
    記ラツチとの非係合状態におけるアンロツク位置におい
    て前記ラツチと当接可能な壁部と、前記ラツチと前記壁
    部との当接部に一体形成された消音部とを有するドアロ
    ツク装置。
  2. 【請求項2】 前記消音部は、前記壁部に一体形成され
    た平面部と、前記樹脂層に一体形成され前記平面部と当
    接する凸部と、該凸部内に一体形成された間隙部とを有
    する請求項1記載のドアロツク装置。
  3. 【請求項3】 前記消音部は、前記ラツチ本体部に一体
    形成された凹部と、前記樹脂層に一体形成され前記凹部
    を覆い且つ内部に前記凹部に沿つて間隙部が一体形成さ
    れた平面部と、前記壁部に一体形成され平面部の前記間
    隙部が位置する部位と当接する凸部とを有する請求項1
    記載のドアロツク装置。
  4. 【請求項4】 前記消音部は、前記樹脂層に一体形成さ
    れた平面部と、前記壁部に一体形成され前記平面部と当
    接する凸部と、該凸部内に一体形成された間隙部とを有
    する請求項1記載のドアロツク装置。
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