JP2921499B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子デバイス等の
製造プロセスに用いられる半導体素子基板等のエッチン
グもしくは薄膜形成等にマイクロ波を導入しプラズマ処
理を行うプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】低ガス圧力に保った真空反応容器内に、
マイクロ波を導入することによりガス放電を起こし得ら
れたプラズマを、試料に照射する事によりエッチングや
薄膜形成等の処理を行うプラズマ処理装置は、高集積半
導体素子や液晶の製造に欠かせない。特に、プラズマ生
成に関わるマイクロ波と生成されたプラズマ中のイオン
の加速を行うための電力とをそれぞれ独立に制御出来る
プラズマ処理装置が、ドライエッチング技術及び薄膜形
成技術において望まれる。
【0003】図4は従来のプラズマ処理装置の一例を示
す模式断面図である。プラズマの生成とプラズマ中のイ
オンの加速とを独立に制御する事が出来るプラズマエッ
チング装置は、例えば、T.Akimoto et a
l.,J.J.A.P.,33(1994),H.Ma
buchi et al.,Proc.16th S−
ymp.Dry Process,P235(199
4)に開示されている。このプラズマ処理装置は、図4
に示すように、アルミニウム、ステンレス等の金属によ
り形成されている中空直方体形状の反応容器1と、この
反応容器1の上部に配置されるとともにマイクロ波の透
過性を有し誘電損失が小さくかつ耐熱性をもつ、例え
ば、石英ガラスまたはAl2 3 等を用いて形成された
誘電体板2を備えている。
【0004】また、反応容器1の上方には誘電体板2と
所定の間隔をおいて対向し誘電体板2を覆いうる大きさ
の誘電体線路3が設置されている。この誘電体線路3は
誘電損失の小さいフッ素樹脂等の誘電体材料で形成され
た誘電体層とこの誘電体層の上面に設置されたAl等の
金属板4とで構成されている。さらに、誘電体線路3に
はマイクロ波発振器5より導波管6を介してマイクロ波
が導入されるようになっており、誘電体線路3の終端は
金属板4で封止されている。
【0005】反応室1の内部には処理対象物である試料
Sを保持するための試料保持部7を有する試料台8が設
けられており、試料保持部7には試料S表面にバイアス
電圧を発生させるための高周波電源9が接続されてい
る。試料Sに対向する誘電体板2の下面には、反応容器
1を介してアース10に接続されたアルミ製の対向電極
11が密接して設置されている。また、この対向電極1
1にはマイクロ波が反応容器1内に進入出来るように多
数のマイクロ波の導入窓14が形成されている。
【0006】この金属製の対向電極11は高周波電源9
が供給されるカソード(試料保持部7)に対するアノー
ドとなり、アース電極として、電極間に歪みのない電界
を発生させ、カソード上に載置された試料Sにおいて均
一なバイアス電圧を発生させることができる。即ちこの
アノードは、このプラズマ処理装置において非常に重要
な構成部品となっている。
【0007】一方、反応容器1の下部壁には反応容器1
を真空に排気するための排気装置に接続された排気管1
2が連結されており、さらに、反応容器1の側壁には反
応容器1内に必要な反応ガスを供給するためガス供給管
13が接続されている。また、反応容器及び上部電極に
はそれぞれヒーター15及び16を設置し、反応容器1
及び上部電極を予め加熱し、デポジションの付着を防止
している。さらに、それぞれのヒーター15,16に対
し、電力を供給するためのヒーター電源19が設置され
ている。
【0008】上記のように構成されたプラズマ処理装置
にあっては、以下のようにして試料S表面にプラズマ処
理が施される。まず、排気管12から排気を行って反応
容器1内を所定の圧力に設定し、その後ガス供給管13
から反応ガスを供給する。次に、マイクロ波発信器5に
おいてマイクロ波を発振させ、導波管6を介して誘電体
線路3に導入する。すると誘電体線路3下方に電界が形
成され、形成された電界が誘電体板2を透過しアースさ
れた対向電極11のマイクロ波の導入窓14をとおり抜
けて反応容器1内においてプラズマを発生する。同時
に、前記プラズマ中のイオンのエネルギーを制御するた
め、高周波電源9により試料Sが載置されている試料保
持部7に高周波電源を印加し、試料S表面にバイアス電
圧を発生させる。このバイアス電圧により、イオンを試
料Sに対して垂直に入射させるとともに、試料Sに入射
するイオンのエネルギーを制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5は図4の対向電極
を下から見て示す平面図である。上述した従来のプラズ
マ処理装置では、対向電極11は反応容器1の内部にあ
り、対向電極11がプラズマに直接触れる構造になって
いる。また、この対向電極11はアルミを母材としその
表面はアルマイトでコーティングされている。しかしな
がら、対向電極11をプラズマ処理装置に設置し、プラ
ズマ処理を行うと表面のアルマイトコーティングに亀裂
が入り、母材であるアルミとフッ素が反応しAlF3
主成分としたゴミが発生するという問題が発生した。
【0010】この問題を確認する意味で、以下に実際に
行った実験の結果を示す。
【0011】まず、CF4 /CH2 2 =40/40s
ccm、μ/RF=1300/600W、プラズマ照射
時間2分の条件でダミーウェハ25枚を処理し、直後に
ダミーウェハをCF4 /CH2 2 =40/40scc
mの条件でガスを噴き出させながらプラズマを生成させ
ずにチャンバ内を搬送させた。その結果、直径0.4μ
mのゴミが8インチウェハ上で2万個程度測定された。
さらにそのゴミをX線光電子分光分析装置(ESCA)
を用いて分析した結果、AlF3 と同定出来た。このよ
うに、Al製対向電極11が反応容器1内に存在する
と、プラズマ処理を行うことで多くのゴミを発生し、半
導体素子製造の障害となる。
【0012】従って、本発明の第1の目的は、ゴミの発
生を抑制することを目的としたものである。
【0013】また、上述した従来のプラズマ処理装置に
おける誘電体板2は、厚さ2cmのAl2 3 或いは石
英ガラス製である。Al2 3 或いは石英ガラスは熱容
量が大きく、反応容器中でプラズマ処理を行うと、次第
に温度が上昇しやがて飽和温度に達する。誘電体板2の
温度上昇は、誘電体板に付着していたデポジションが温
度上昇により放出されエッチング特性に大きな影響を与
える。即ち、誘電体板2の温度が上昇すると、ウェハ上
へのデポジションが増大するためエッチレートの低下や
選択比の変化が観察される。
【0014】この問題を確認する意味で、以下の実験を
行なった。
【0015】まず、CF4 /CH2 2 =40/40s
ccm、μ/RF=1300/600W、プラズマ照射
時間2分の条件でPoly−Siのウェハ7枚を処理し
つつ、それぞれのウェハ処理ごとの誘電体板2の中心部
の温度変化及びPoly−Siのエッチレート変化を確
認した。また、耐熱製板である誘電体板2は反応容器に
取り付けられたヒーター15と対向電極11の周囲に取
り付けられたシート状のラバーヒーター16からの熱伝
導で予め加熱されており、その設定温度は170℃であ
る。しかしながら、誘電体板2の中心部の温度は143
℃となった。このことは、ラバーヒーター16により誘
電体板2を均一に加熱する事は困難であることが判明し
た。誘電体板2の中心部の温度変化及びPoly−Si
のエッチレート変化を表1に示す。
【0016】
【0017】このように不安定なエッチング特性は、デ
バイス製造においてウェハ間に差を生じさせる原因とな
る。
【0018】従って、本発明の第2の目的は、中央部の
誘電体板の温度変化を抑制し誘電体板の温度を均一にす
ることを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、処理す
べき試料基板を載置するために設けられた試料保持部を
具備する試料保持台収納する反応容器と、この反応容
器の上側の該反応容器外に所定の距離をおいて配置され
るとともにマイクロ波発振器からのマイクロ波が導波管
を介して伝送される誘電体線路部材と、この誘電体部材
に密着しかつ前記反応容器外に配置されるとともに複数
のマイクロ波導入窓を有し前記反応容器に真空シール介
して取付けられる対向電極と、前記対向電極の隣接する
前記マイクロ波導入窓の間のそれぞれの部分に内蔵され
るヒーターとを備えるプラズマ処理装置である。
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施の形態における
プラズマ処理装置を示す模式断面図である。このプラズ
マ処理装置は、図1に示すように、アルミニウム、ステ
ンレス等の金属により形成されている反応容器1と、こ
の反応容器1の上部に気密に取付けられるとともにマイ
クロ波の透過性を有し誘電損失が小さくかつ耐熱性をも
つ、例えば、石英ガラスまたはAl2 3 等を用いて形
成された誘電体板2と、複数のマイクロ波の導入窓14
を有し誘電体板2と密着するように反応容器外側に設置
される対向電極11とを備えている。
【0023】すなわち、対向電極11が直接プラズマに
さらされないように反応容器1外に配置させたことであ
る。この構造にすることにより、対向電極11の母材で
あるAlとフッ素プラズマが反応することにより生成す
るAlF3 を主成分とするゴミの発生を抑制できる。ま
た、この対向電極11の周囲にはヒーター16を設置
し、対向電極11と密着した誘電体板2を加熱しデポジ
ションの付着を抑制している。
【0024】次に、このプラズマ処理装置の動作を説明
する。まず、排気管12から排気を行って反応容器1内
を所定の圧力に設定しその後ガス供給管13から反応ガ
スを供給する。次に、マイクロ波発振器5においてマイ
クロ波を発振させ、導波管6を介して誘電体線路3に導
入する。このことにより、誘電体線路3下方に電界が形
成され、形成された電界がアースされた対向電極11の
マイクロ波導入窓をとおり抜け、さらに誘電体板2を透
過し反応室1内においてプラズマを発生する。同時に、
プラズマ中のイオンエネルギーを制御するため、高周波
電源9により試料Sが載置されている試料保持部7に高
周波電力を印加し、試料S表面にバイアス電圧を発生さ
せる。このバイアス電圧により、イオンを試料Sに対し
て垂直に入射させるとともに、試料Sに入射するイオン
のエネルギーを制御しつつ試料Sであるウェハに対する
処理を行う。
【0025】次に、上述のプラズマ処理装置を用いて実
験を行った結果を説明する。まず、CF4 /CH2 2
=40/40sccm、μ/RF=1300/600
W、プラズマ照射時間2分の条件でダミーウェハ25枚
を処理し、直後にダミーウェハをCF4 /CH2 2
40/40sccmの条件でガスを噴き出させながらプ
ラズマを生成させずにチャンバ内を搬送させた。その結
果、観測されたゴミが8インチウェハ上で20個程度で
あった。さらにこのゴミをX線光電子分光分析装置(E
SCA)を用いて分析した結果、AlF3 は検出され
ず、主成分はデポジションの構成分子であるフルオロカ
ーボンであることが判明した。以上の結果より、ゴミの
低減に大きな効果を発揮する事が分かった。
【0026】図2は本発明の第2の実施の形態における
プラズマ処理装置を示す模式断面図、図3(a)および
(b)は図2の対向電極を抽出して示す平面図およびA
A断面図である。このプラズマ処理装置は、図1に示す
前述の実施の形態で説明したプラズマ処理装置の対向電
極11に替えて、図3に示すように、マイクロ波の導入
窓14の間のそれぞれに独立してヒーター17が内蔵さ
れた対向電極18を設置する。この対向電極18によ
り、対向電極18の下側に設置されかつ対向電極18と
密着し反応容器1を真空シールしている石英ガラス或い
はAl2 3 で形成された誘電体板2をそれぞれのヒー
ターへの電流を制御し予め均一に加熱することで、誘電
体板2の温度変化を抑制出来る構造を特徴としている。
【0027】次に、このプラズマ処理装置を用いて上述
した処理の手段による実際に実験を行った。結果を示
す。まず、CF4 /CH2 2 =40/40sccm、
μ/RF=1300/600W、プラズマ照射時間2分
の条件でPoly=Siのベタウェハ7枚を処理しつ
つ、それぞれのウェハ処理ごとの誘電体板2の中心部の
温度変化及びPoly−Siのエッチレート変化を確認
した。対向電極18に内蔵したヒーター17は、170
℃に設定した。この時誘電体板2は対向電極に内蔵され
たヒーター17により直接加熱され、また反応容器1に
取り付けられたヒーター15と対向電極18の周囲に取
り付けられたヒーター16からの熱伝導によりその初期
温度は168℃であった。なお、温度測定は蛍光温度計
を用い、誘電体板2の反応容器面中心の温度を測定し
た。結果を次に示す。
【0028】
【0029】以上の結果より、Poly−Siのエッチ
レートがウェハ処理枚数に対し安定している事から、プ
ロセス安定性に対し大きな効果を有することが分かっ
た。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、対向電極
を反応容器外側に設置し対向電極が直接プラズマにさら
されない構造とすることにより、プラズマ処理を行うこ
とによる対向電極の表面のアルマイトコーティングに亀
裂や、母材であるアルミとプラズマガスが反応し生成さ
れるゴミが無くなり、デバイス製造の歩留りを向上させ
ることができるという効果がある。
【0031】また、マイクロ波導入窓をもつ対向電極に
一様にヒーターの複数個を内蔵させ、対向電極の下側に
密着させ設置されるとともに反応容器を真空シールを介
して密閉する石英ガラス或いはAl2 3 で形成された
誘電体板をこれらヒーターにより予め加熱することで、
誘電体板の中央部の温度上昇を抑制できプロセスの安定
性が向上し、ウェハ間の処理のばらつきが無くなるとい
う効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるプラズマ処
理装置を示す模式断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるプラズマ処
理装置を示す模式断面図である。
【図3】図2の対向電極を抽出して示す平面図およびA
A断面図である。
【図4】従来のプラズマ処理装置の一例を示す模式断面
図である。
【図5】図4の対向電極を下から見て示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 反応容器 2 誘電体板 3 誘電体線路 4 金属板 5 マイクロ波発振器 6 導波管 7 試料保持部 8 試料台 9 高周波電源 10 アース 11,18 対向電極 12 排気管 13 ガス供給管 14 導入窓 15,16,17 ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/3065 C23C 16/50 C23F 4/00 H01L 21/205 H05H 1/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理すべき試料基板を載置するために設
    けられた試料保持部を具備する試料保持台収納する反
    応容器と、この反応容器の上側の該反応容器外に所定の
    距離をおいて配置されるとともにマイクロ波発振器から
    のマイクロ波が導波管を介して伝送される誘電体線路部
    材と、この誘電体部材に密着しかつ前記反応容器外に配
    置されるとともに複数のマイクロ波導入窓を有し前記反
    応容器に真空シール介して取付けられる対向電極と、前
    記対向電極の隣接する前記マイクロ波導入窓の間のそれ
    ぞれの部分に内蔵されるヒーターとを備えることを特徴
    とするプラズマ処理装置。
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