JP2921029B2 - 位相変調回路 - Google Patents
位相変調回路Info
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- JP2921029B2 JP2921029B2 JP12980590A JP12980590A JP2921029B2 JP 2921029 B2 JP2921029 B2 JP 2921029B2 JP 12980590 A JP12980590 A JP 12980590A JP 12980590 A JP12980590 A JP 12980590A JP 2921029 B2 JP2921029 B2 JP 2921029B2
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- Japan
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- phase
- switch
- input
- terminal
- operational amplifier
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタルデータ伝送等で用いられるスイッチ
ングタイプの位相変調回路に関する。
ングタイプの位相変調回路に関する。
従来、スイッチングタイプの位相変調回路の代表的な
ものとしては、ダイオード，トランス等を使用したいわ
ゆるリング変調回路が多く用いられているが、リング変
調回路においてはバランスのとれた４個のダイオードを
必要とし、またトランスを使用していることからバラン
スの調製が不可欠であった。
ものとしては、ダイオード，トランス等を使用したいわ
ゆるリング変調回路が多く用いられているが、リング変
調回路においてはバランスのとれた４個のダイオードを
必要とし、またトランスを使用していることからバラン
スの調製が不可欠であった。
〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の位相変調回路は２相から４相へと相数
が増すにしたがって各相間のバランスの調整が微細とな
って来るので、調整に多くの時間を必要とする欠点があ
る。又、トランス等により価格も高くなるという欠点が
あった。
が増すにしたがって各相間のバランスの調整が微細とな
って来るので、調整に多くの時間を必要とする欠点があ
る。又、トランス等により価格も高くなるという欠点が
あった。
本発明の目的は、無調整化が可能であり、かつ低価格
な部品で回路を構成することができる位相変調回路を提
供することにある。
な部品で回路を構成することができる位相変調回路を提
供することにある。
本発明の位相変調回路は入力搬送波信号を各切替制御
端子からの信号によってそれぞれ切替える第１および第
２の切替器と、これら第１および第２の切替器の各切替
制御端子に第１のデジタルデータ信号とその反転信号と
をそれぞれ供給する制御入力回路と、前記第１および第
２の切替器の各出力をそれぞれ同相および逆相の端子に
入力して増幅する演算増幅器と、この演算増幅器の出力
を前記演算増幅器の逆相の入力端子に接続する帰還抵抗
と、この帰還抵抗と並列に接続されたコンデンサおよび
第３の切替器を備えた帰還回路とを有し、前記第３の切
替器の切替制御端子に第２のディジタルデータ信号を入
力している。
端子からの信号によってそれぞれ切替える第１および第
２の切替器と、これら第１および第２の切替器の各切替
制御端子に第１のデジタルデータ信号とその反転信号と
をそれぞれ供給する制御入力回路と、前記第１および第
２の切替器の各出力をそれぞれ同相および逆相の端子に
入力して増幅する演算増幅器と、この演算増幅器の出力
を前記演算増幅器の逆相の入力端子に接続する帰還抵抗
と、この帰還抵抗と並列に接続されたコンデンサおよび
第３の切替器を備えた帰還回路とを有し、前記第３の切
替器の切替制御端子に第２のディジタルデータ信号を入
力している。
次に本発明について図面に参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例の回路図である。第１図の
実施例において、21は搬送波入力端子、1,2,3は外部制
御端子つき切替器、4,5は入力抵抗、６は演算増幅器、
７は帰還抵抗、８は基準抵抗、９はコンデンサ、10は入
力制御回路となる否定演算器、22,23は第１および第２
のデータ入力端子、24は変調出力端子である。搬送波入
力端子21から入力された搬送波は、第1,第２の切替器1,
2、及び入力抵抗、4,5を介して演算増幅器６の同相及び
逆相入力端子に加えられる。この演算増幅器６には、演
算増幅器の利得を決める帰還抵抗７及び演算増幅器の動
作基準電圧を決める抵抗８が接続されている。一方、第
１のデータ入力端子22に入力された２値デジタルデータ
信号は、第１の切替器１の外部制御端子に加えられると
共に否定演算器10を介して第２の切替器２の外部制御端
子に加えられる。これら第１および第２の切替器1,2
は、その外部制御端子に加えられる２値デジタル信号の
状態により導通又は非導通が制御され、第２の切替器２
の制御端子には、否定演算器10が接続されているので、
例えば第１の切替器１が導通状態の時は第２の切替器２
が非導通状態となっている。このような切替器1,2の状
態では、入力された搬送波は、演算増幅器６で同相増幅
され、入力搬送波と同相の出力信号が変調出力端子24に
出力される。逆に第１の切替器１が非導通状態の時は、
第２の切替器２が導通状態となっている状態では、入力
された搬送波は演算増幅器６で逆相増幅されるので、変
調出力端子24には入力搬送波と逆相の、すなわち180゜
位相の異った出力信号が出力される。したがって、入力
搬送波の位相は第１のデータ入力端子22に入力された２
値デジタルデータ信号の状態に対応して０゜（同相）、
180゜（逆相）の２つの状態をとることになる。さらに
演算増幅器６の帰還抵抗７に並列に接続された第３の切
替器３とコンデンサ９により第３の切替器３が導通状態
の時には、演算増幅器６を通過する搬送波の位相を90゜
回転させるように、コンデンサ９の定数を選んでおく。
このような回路条件で第３の切替器３に第２のデータ入
力端子から２値デジタルデータ信号を入力して導通また
は非導通の状態として90゜の位相回転を与えるか否かを
切替える。このように第1,第２のデータ入力端子22,23
の２値デジタルデータ信号の状態（すなわち、00,01,1
0,11の４通り）によって、結局０゜,90゜,180゜,270゜
の４つの位相状態をとり、変調出力端子24に出力される
ことになる。このような回路構成とすることにより入力
された搬送波信号の位相は２つの２値ディジタルデータ
信号により４相位相変調されて取り出すことができる。
実施例において、21は搬送波入力端子、1,2,3は外部制
御端子つき切替器、4,5は入力抵抗、６は演算増幅器、
７は帰還抵抗、８は基準抵抗、９はコンデンサ、10は入
力制御回路となる否定演算器、22,23は第１および第２
のデータ入力端子、24は変調出力端子である。搬送波入
力端子21から入力された搬送波は、第1,第２の切替器1,
2、及び入力抵抗、4,5を介して演算増幅器６の同相及び
逆相入力端子に加えられる。この演算増幅器６には、演
算増幅器の利得を決める帰還抵抗７及び演算増幅器の動
作基準電圧を決める抵抗８が接続されている。一方、第
１のデータ入力端子22に入力された２値デジタルデータ
信号は、第１の切替器１の外部制御端子に加えられると
共に否定演算器10を介して第２の切替器２の外部制御端
子に加えられる。これら第１および第２の切替器1,2
は、その外部制御端子に加えられる２値デジタル信号の
状態により導通又は非導通が制御され、第２の切替器２
の制御端子には、否定演算器10が接続されているので、
例えば第１の切替器１が導通状態の時は第２の切替器２
が非導通状態となっている。このような切替器1,2の状
態では、入力された搬送波は、演算増幅器６で同相増幅
され、入力搬送波と同相の出力信号が変調出力端子24に
出力される。逆に第１の切替器１が非導通状態の時は、
第２の切替器２が導通状態となっている状態では、入力
された搬送波は演算増幅器６で逆相増幅されるので、変
調出力端子24には入力搬送波と逆相の、すなわち180゜
位相の異った出力信号が出力される。したがって、入力
搬送波の位相は第１のデータ入力端子22に入力された２
値デジタルデータ信号の状態に対応して０゜（同相）、
180゜（逆相）の２つの状態をとることになる。さらに
演算増幅器６の帰還抵抗７に並列に接続された第３の切
替器３とコンデンサ９により第３の切替器３が導通状態
の時には、演算増幅器６を通過する搬送波の位相を90゜
回転させるように、コンデンサ９の定数を選んでおく。
このような回路条件で第３の切替器３に第２のデータ入
力端子から２値デジタルデータ信号を入力して導通また
は非導通の状態として90゜の位相回転を与えるか否かを
切替える。このように第1,第２のデータ入力端子22,23
の２値デジタルデータ信号の状態（すなわち、00,01,1
0,11の４通り）によって、結局０゜,90゜,180゜,270゜
の４つの位相状態をとり、変調出力端子24に出力される
ことになる。このような回路構成とすることにより入力
された搬送波信号の位相は２つの２値ディジタルデータ
信号により４相位相変調されて取り出すことができる。
以上説明したように本発明は、90゜ずつ異なる４つの
の位相状態を作り出すのに演算増幅器の同相及び逆相増
幅作用と、コンデンサによる位相回転作用とを利用して
いるので、全く調整を必要とせず、又回路を構成する部
品も一般に広く使用されている低価格な部品を使用する
ことが可能である。したがって従来例に比べて無調整で
低価格なスイッチングタイプの４相位相変調回路を構成
することが可能となる効果がある。
の位相状態を作り出すのに演算増幅器の同相及び逆相増
幅作用と、コンデンサによる位相回転作用とを利用して
いるので、全く調整を必要とせず、又回路を構成する部
品も一般に広く使用されている低価格な部品を使用する
ことが可能である。したがって従来例に比べて無調整で
低価格なスイッチングタイプの４相位相変調回路を構成
することが可能となる効果がある。
第１図は本発明の一実施例の回路図である。 １……第１の切替器、２……第２の切替器、３……第３
の切替器、4,5,7,8……抵抗、６……演算増幅器、９…
…コンデンサ、10……否定演算器、21……搬送波入力端
子、22……第１のデータ入力端子、23……第２のデータ
入力端子、24……変調出力端子。
の切替器、4,5,7,8……抵抗、６……演算増幅器、９…
…コンデンサ、10……否定演算器、21……搬送波入力端
子、22……第１のデータ入力端子、23……第２のデータ
入力端子、24……変調出力端子。
Claims (2)
- 【請求項１】入力搬送波信号を各切替制御端子からの信
号によってそれぞれ切替える第１および第２の切替器
と、これら第１および第２の切替器の各切替制御端子に
第１のデジタルデータ信号とその反転信号とをそれぞれ
供給する制御入力回路と、前記第１および第２の切替器
の各出力をそれぞれ同相および逆相の端子に入力して増
幅する演算増幅器と、この演算増幅器の出力を前記演算
増幅器の逆相の入力端子に接続する帰還抵抗と、この帰
還抵抗と並列に接続されたコンデンサおよび第３の切替
器を備えた帰還回路とを有し、前記第３の切替器の切替
制御端子に第２のディジタルデータ信号を入力すること
を特徴とする位相変調回路。 - 【請求項２】前記第２のディジタルデータ信号により前
記第３の切替器をオンとした状態の時に前記演算増幅器
を通過した前記搬送波信号の位相が90度移相されるよう
に前記コンデンサの容量値が選択されていることを特徴
とする請求項１記載の位相変調回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12980590A JP2921029B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 位相変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12980590A JP2921029B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 位相変調回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425260A JPH0425260A (ja) | 1992-01-29 |
| JP2921029B2 true JP2921029B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=15018662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12980590A Expired - Lifetime JP2921029B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 位相変調回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2921029B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19829197C2 (de) | 1998-06-30 | 2002-06-20 | Siemens Ag | Strahlungsaussendendes und/oder -empfangendes Bauelement |
| JP4676516B2 (ja) * | 2008-07-22 | 2011-04-27 | 日本電信電話株式会社 | 位相変調回路 |
| CN102228751B (zh) * | 2011-05-26 | 2013-05-29 | 青岛天兰环境工程有限公司 | 一种活性炭过滤器的复生方法 |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP12980590A patent/JP2921029B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0425260A (ja) | 1992-01-29 |
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