JP2920948B2 - モータ - Google Patents

モータ

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JP2920948B2
JP2920948B2 JP1224292A JP22429289A JP2920948B2 JP 2920948 B2 JP2920948 B2 JP 2920948B2 JP 1224292 A JP1224292 A JP 1224292A JP 22429289 A JP22429289 A JP 22429289A JP 2920948 B2 JP2920948 B2 JP 2920948B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A産業上の利用分野 本発明はモータに関し、例えば磁気デイスクを回転駆
動するようになされたモータに適用して好適なものであ
る。
B発明の概要 本発明は、固定部材上に軸を植立固定したモータにお
いて、固定部材及び軸を一体に形成することによつて剛
性を向上し得、これによりモータを一段と小型薄型化し
得る。
C従来の技術 従来例えば磁気デイスクを回転駆動するようになされ
たモータとしては、固定された鉄心に対して回転するよ
うになされた筐体上に磁気デイスクを直接固定すること
によつて、磁気デイスク装置を小型、薄型化し得るよう
になされたものがある。
すなわち第3図に示すように、モータ1はフランジ形
状の固定部材2の凹部上側面2Aに固定軸3が植立して設
けられており、さらに鉄心5が中心部に設けられた係合
孔5Aを固定軸3に係合して固定部材2上に固着されてい
る。
またモータ1の筐体を形成する回転ハブ6は、第2図
に示すように、係合孔6Aに嵌合されたベアリング7の内
周面7Aを固定軸3に係合することによつて、当該固定軸
3に回転自在に係合されている。
また回転ハブ6は上側面に突設された突起部6Bの外周
面に、間座8A及び8Bを介挿して第1及び第2の磁気デイ
スク10A及び10Bを嵌合すると共に、固定円板12を当該突
起部6Bの上側面6Cにねじ9によつてねじ止めすることに
よつて磁気デイスク10A及び10Bを固定するようになされ
ている。
また回転ハブ6の下側面には外周に沿つて下方向に突
設したスカート部6Dが設けられており、当該スカート部
の内周面に環状磁石13が固着されている。
従つて環状磁石13に鉄心5が対向する位置に回転ハブ
6を装着することによつて環状磁石13及び鉄心5によつ
て磁気回路を構成し、鉄心に駆動電流を導通することに
よつて、当該回転ハブ6が回転駆動され、これにより磁
気デイスク10A及び10Bが回転駆動される。
D発明が解決しようとする課題 ここで磁気デイスクを回転駆動するモータとしては、
第2図及び第3図に示すように、固定部材2に設けられ
た係合孔2Bに固定軸3を圧入又は接着することによつて
当該固定軸3を固定するようになされており(実開昭63
−109556号公報)、固定軸3及び固定部材2の係合部に
おいて所定の剛性を持たせるようになされている。
従つて固定軸3及び固定部材2全体として固定軸3の
倒れに対する剛性を高めることによつて、回転ハブ6及
び磁気デイスク10A及び10Bを回転駆動した際に、各構成
部品によつて発生する振動の共振周波数を高めるように
なされている。
ここで一般に高い周波数で発生する共振は、低い周波
数で発生する場合に比して振動量が小さくなる。
従つてモータ1を回転駆動した際に生じる振動量を実
用上十分な程度に収め、これにより当該モータ1に装着
された磁気デイスク10A、10Bの振動量を低減して、トラ
ツキング精度を向上するようになされている。
ところが磁気デイスク10A及び10Bを回転駆動するモー
タ1においては、構成をできるだけ簡易化すると共に各
構成部品の寸法及び材厚を一段と小さくすることによつ
て小型薄型化し、磁気デイスク装置を全体として小型化
することが考えられている。
従つてこの場合固定軸3が一段と小型化されることに
よつて固定軸3及び固定部材2の係合部において剛性が
低下すると共に、固定部材2の材厚が薄く形成されるこ
とによつて固定軸3及び固定部材2でなる固定部の剛性
が全体として低下し、これによりモータを回転駆動した
際に発生する振動量が増加する問題があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、モータ
を駆動した際の振動量を低減し得ると共に、全体として
簡易な構成で一段と小型薄型化し得るモータを提案しよ
うとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するための本発明においては、円
筒状固定部材21Aの内側の中心位置に固定軸21Cの根元側
部分が植立され、固定軸21Cの先端側部分に軸受を介し
て回転部23を回転自在に取り付けると共に、固定軸21C
の根元側部分に駆動磁界発生部5、5Aを取り付けてなる
モータ20において、固定軸21Cは円筒状固定部材21Aと同
一の材料によつて一体に構成され、かつ固定軸21Cの根
元側部分の径が先端側部分の径より格段的に太い値に選
定され、かつ根元側部分の長さが先端側部分の長さより
格段的に短い値に選定され、固定軸21Cの根元側部分が
植立される円筒状固定部材21Aの中心部分の厚さが外周
部分の厚さより厚い値に選定され、これにより当該外周
部分に凹部21Dが形成され、駆動磁界発生部5、5Aは外
周部分に導電線5Aを巻装してなる鉄心5を有し、鉄心5
の導電線5Aが巻装された部分が円筒状固定部材21Aの凹
部21Dに対向しかつ鉄心5の導電線5Aが巻装されていな
い内周部分が円筒状固定部材21Aの厚さが厚い内周部分2
1Bと対向するように、鉄心5を固定軸21Cに固着するよ
うに構成する。
F作用 円筒状固定部材21A及び固定軸21Cを一体に形成すると
共に、固定軸21C及び円筒状固定部材21Aの構造を特定し
たことにより、固定軸21Cの倒れに対する剛性を向上し
得ると共に、鉄心5の導電線5Aを巻装した部分を凹部21
Dに対向するように鉄心5を固定軸21Cの根元側部分に固
着することにより駆動磁界発生部5、5Aが固定軸21Cの
短い根元側部分に対応する薄い空間に収まるようにし、
これにより回転駆動した際の振動量を低減し得かつ小型
薄型のモータを実現できる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第3図との対応部分に同一符号を付して示す第1図に
おいて、磁気ディスク回転駆動用のモータ20は、例えば
アルミニウムを鍛造することによつてフランジ形状の固
定部21A及び当該固定部21Aの凹部上側面21Bに軸部21Cが
一体に形成されて支持部材21を構成している。
また固定部21Aの凹部上側面21Bにおいては、当該固定
部21Aの材厚が従来に比して厚く形成されており、さら
に上側面21Bが鉄心5に巻装されて導電線5Aに接触しな
いように凹部21Dが形成されている。
従つて一体に形成された軸部21C及び固定部21Aは全体
として軸部21Cの倒れに対して剛性が一段と高くなるよ
うに形成されている。
また軸部21Cにはベアリング7を介して回転ハブ23が
回転自在に取り付けられており、当該回転ハブ23の突起
部23Aには、磁気デイスク10A及び10Bが嵌合され、固定
円板12を当該回転ハブ23の貫通構造のねじ孔23Bにねじ
9によつてねじ止めすることによつて磁気デイスク10A
及び10Bが回転ハブ23に固定されている。
従つて磁気デイスク10A及び10Bは回転ハブ23が回転駆
動される際に、これと一体に回転駆動されるようになさ
れている。
また貫通構造のねじ孔23Bには回転ハブ23の下側面23C
から封止部材24が固着されており、当該モータ20を封止
構造にするようになされている。
以上の構成において、鉄心5に巻装された導電線5Aに
駆動電流を導通すると、回転ハブ23及び磁気デイスク10
A、10Bが回転駆動される。
このときモータ20を構成する各構成部品の振動によつ
て発生する共振は、軸部21Cの倒れに対する剛性が従来
に比して一段と高くなるように構成されることにより、
従来の場合に比して一段と高い周波数で発生する。
従つて共振による振動レベルは実用上十分な程度に収
められることによつて回転ハブ23及び当該回転ハブ23上
に固定された磁気デイスク10A及び10Bの振動量を低減さ
せることができる。
以上の構成によれば、軸部21C及び固定部21Aを一体に
形成すると共に、固定部21Aの材厚を厚く形成したこと
により、軸部21Cの倒れに対する剛性を一段と高くする
ことができ、これによりモータ20を一段と小型薄型化す
るにつき剛性の低下を防止し得、モータ20に発生する振
動量の増加を未然に防止することができる。
かくするにつき磁気デイスク10A及び10B上から情報を
記録及び又は再生する際のトラツキング精度の劣化を防
止し得る。
因に軸部21C及び固定部21Aを一体に形成するようにし
たことにより、部品点数を削減して全体として簡易な構
成にし得ると共に、軸部21C及び固定部21Aの同芯度及び
固定軸の振れ精度を向上させることができる。
また軸部21C及び固定部21Aを同一材料によつて一体に
形成したことにより、熱変化による剛性の変化が生じな
いようにし得る。
なお上述の実施例においては、支持部材21をアルミニ
ウムを鍛造することによつて形成した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば鉄系の材料を鍛造
したり、さらには鍛造等、他の材料及び製造方法を適用
し得る。
また上述の実施例においては、本発明を磁気デイスク
を回転駆動するモータ20に適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、他の種々のモータにも適用
し得る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、固定軸の構成を、円
筒状固定部材と同一材料によつて一体に形成したこと、
根元側部分の径を先端側部分より格段的に太くしたこ
と、根元側部分の長さを先端側部分より格段的に短く
したことに加えて、円筒状固定部材の構造を、中心部
分の厚さを外周部分の凹部の厚さより厚くしたことによ
り、固定軸の倒れに対する剛性を向上し得ると共に、
鉄心の導電線を巻装した部分を凹部に対向するように鉄
心を固定軸の根元側部分に固着することにより駆動磁界
発生部が固定軸の短い根元側部分に対応する薄い空間に
収まるようにし、これにより固定軸に軸受を介して取り
付けられ回転部の回転によつて発生する振動を確実に抑
制し得かつ小型薄型のモータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるモータの一実施例を示す断面図、
第2図は磁気デイスク装置用モータの全体構成を示す斜
視図、第3図は従来例を示す断面図である。 1、20……モータ、2……固定部材、3……固定軸、5
……鉄心、6、23……回転ハブ、10A、10B……磁気デイ
スク、21……支持部材、21A……固定部、21C……軸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 21/22,29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状固定部材の内側の中心位置に固定軸
    の根元側部分が植立され、上記固定軸の先端側部分に軸
    受を介して回転部を回転自在に取り付けると共に、上記
    固定軸の根元側部分に駆動磁界発生部を取り付けてなる
    モータにおいて、 上記固定軸は上記円筒状固定部材と同一の材料によつて
    一体に構成され、かつ上記固定軸の上記根元側部分の径
    が上記先端側部分の径より格段的に太い値に選定され、
    かつ上記根元側部分の長さが上記先端側部分の長さより
    格段的に短い値に選定され、 上記固定軸の上記根元側部分が植立される上記円筒状固
    定部材の中心部分の厚さが外周部分の厚さより厚い値に
    選定され、これにより当該外周部分に凹部が形成され、 上記駆動磁界発生部は外周部分に導電線を巻装してなる
    鉄心を有し、上記鉄心の上記導電線が巻装された部分が
    上記円筒状固定部材の上記凹部に対向しかつ上記鉄心の
    上記導電線が巻装されていない内周部分が上記円筒状固
    定部材の厚さが厚い内周部分と対向するように、上記鉄
    心を上記固定軸に固着した ことを特徴とするモータ。
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