JP2920536B2 - 耐力壁の構成方法 - Google Patents

耐力壁の構成方法

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JP2920536B2
JP2920536B2 JP63088521A JP8852188A JP2920536B2 JP 2920536 B2 JP2920536 B2 JP 2920536B2 JP 63088521 A JP63088521 A JP 63088521A JP 8852188 A JP8852188 A JP 8852188A JP 2920536 B2 JP2920536 B2 JP 2920536B2
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惠一 冨山
道夫 細川
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Sekisui House Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば、プレハブ住宅の間仕切壁として
用いられる耐力壁フレームに関するものである。
従来の技術 従来、この種の耐力壁フレームとしては、第3図のよ
うに、方形枠体(1)内に、その対角線方向にブレース
(2)(2)を交差状に配置したものと、第4図のよう
に、同じく方形枠体(1)内に、横桟(3)とブレース
(2)(2)…をダイアモンド形に配置したものとが用
いられている。その他、このようなブレース(2)を用
いない方法として、各部を剛接接合としたラーメン構造
のフレームを用いることが行なわれている。
発明が解決しようとする課題 一般に、建築物の間仕切壁としての耐力壁は、そのフ
レーム剛性が高いということよりも、寧ろ、外壁の剛性
との釣合いが重要であり、したがって、剛性が高過ぎて
も低過ぎても不都合を生ずる。しかるに、上記第3図及
び第4図の耐力壁フレームにおいては、ブレース(2)
を配置すると、材質を変更しない限りその剛性が一義的
に定まってしまうという欠点がある。すなわち、間仕切
耐力壁においては、外壁の剛性と釣り合わせるため、そ
の外壁側に合わせて剛性を任意に変更できることが必要
であるが、上記従来のものにおいては、そのように剛性
を変更できないという不都合があった。このことはラー
メン構造の場合でも同様であり、やはりフレームの剛性
は使用する材質等によって一義的に定まってしまうもの
であって、同様に外壁側に合わせて任意に剛性を変更で
きない欠点を有している。
この発明は、かかる点に鑑みて、主として間仕切壁と
して用いられる場合に、その剛性を外壁側と釣り合わせ
るよう任意に変更できるようにした耐力壁フレームを提
供するものである。
課題を解決するための手段 そして、上記目的を達成するため、この発明では、間
仕切壁に用いられる耐力壁であって、建物の平面方向の
基準長さPに対して、その壁方向の幅が前記基準長さP
を複数の単位に分割したときの単位長さに等しい耐力壁
構成部材(1)を、前記壁方向に連結して任意の剛性の
耐力壁を構成することにより、外壁との剛性バランスを
取ることを特徴とするものである。
作用 上記のこの発明の構成方法によれば、基準長さPより
も小さく形成された耐力壁構成部材(1)を壁方向へ連
結することにより、任意の大きさの耐力壁が構成される
とともに、その連結個数を増減することによって、外壁
等に合わせてその変形量を自由に設定できる。
実 施 例 第1図は、この発明の実施例を示しており、(1)
(1)は、この発明の耐力壁構成部材である。この耐力
壁構成部材(1)は、左右の竪枠(2)(2)、両竪枠
(2)(2)の上下両端間に渡した横枠(3)(3)、
これらの竪枠(2)と横枠(3)によって形成される長
方形の対角方向に渡した一対の斜材(4)(4)とから
構成されている。そして、これら各構成部材(1)
(1)は、建物の基準長さをPとすると、その半分の0.
5Pの幅に形成され、これらを2個連結することによっ
て、基準長さPとなるようになされている。各耐力壁構
成部材(1)(1)の連結は、例えば互いに隣接する竪
枠(2)(2)同志をボルトで綴る等の方法により行な
われる。そして、アンカー(5)(5)側への連結は、
連結された耐力壁構成部材(1)(1)の最外端部にお
いて取り付けられる。この場合、耐力壁フレームの大き
さを例えば2Pのものとする場合には、その連結された耐
力壁構成部材(1)(1)の側方に、斜材(4)を有し
ない長さPの通常の方形フレーム(6)を取り付ければ
よい。
第2図は、上記のような耐力壁構成部材(1)(1)
…を4個連結して、全体の長さを2Pとしたものを示して
いる。そして、耐力壁構成部材(1)(1)…の連結個
数を変えることによって、水平荷重に対する全体の変形
量即ち剛性を任意に調節することが可能であり、この場
合、耐力壁構成部材(1)(1)…の連結個数を多くす
ればするほど剛性が高くなる。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、建物の基準長さP
に対して複数に分解した長さの耐力壁を組合せること
で、外壁との剛性のバランスを取るようにしているか
ら、建物全体として剛性バランスの良い安定した構造を
得ることが出来るとともに、同じ寸法の構成部材を適宜
連結することで基準寸法よりも幅の小さい耐力壁から大
きなものまで同じ種類の構成部材を用いるために、構成
部材の種類が少なくて済み、製造コストを低減出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、夫々この発明の実施例を示す耐力
壁構成部材の連結状態の正面図、第3図及び第4図は、
従来の耐力壁パネルの概略図である。 (1)……耐力壁構成部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/56 - 2/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間仕切壁に用いられる耐力壁であって、建
    物の平面方向の基準長さPに対して、その壁方向の幅が
    前記基準長さPを複数の単位に分割したときの単位長さ
    に等しい耐力壁構成部材を、前記壁方向に連結して任意
    の剛性の耐力壁を構成することにより、外壁との剛性バ
    ランスを取ることを特徴とする耐力壁の構成方法。
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WO2014155711A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 大和ハウス工業株式会社 建物の構造

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JPS6028991B2 (ja) * 1980-03-15 1985-07-08 ナショナル住宅産業株式会社 建築構造体

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