JP2879915B2 - 工業化住宅 - Google Patents

工業化住宅

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JP2879915B2
JP2879915B2 JP33229589A JP33229589A JP2879915B2 JP 2879915 B2 JP2879915 B2 JP 2879915B2 JP 33229589 A JP33229589 A JP 33229589A JP 33229589 A JP33229589 A JP 33229589A JP 2879915 B2 JP2879915 B2 JP 2879915B2
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housing
industrialized house
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千晶 宮園
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユニット工法で建てられる工業化住宅に関
する。
〔背景技術〕
第4図はユニット工法による工業化住宅を建てる場合
に使用される住宅ユニット1の骨組みフレーム2を示
し、この骨組みフレーム2は四隅の4本の柱3の上下端
間を各4本の上下梁4で結合することにより直方体状に
構成されている。骨組みフレーム2に壁材や天井材、床
材等が工場で取り付けられて住宅ユニット1が生産さ
れ、このように予め工場で生産された複数の住宅ユニッ
ト1をトラックで建設現場に運び、そしてこれらの住宅
ユニット1を骨組みフレーム相互を結合しながら組み合
わせることにより、第5図で示す工業化住宅5が建てら
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようにして建てられた工業化住宅5は、それぞれ
の住宅ユニット1が直方体状の骨組みフレーム2を有す
るものとなっているため、大きな剛性、耐力を備えてい
るが、例えば台風通過地域や豪雪地域に建てられる工業
化住宅では通常の地域に建てられる工業化住宅よりも大
きい剛性、耐力を備えていることが求められ、このよう
な要望に応えられる構造を案出することが要求されてい
る。
工業化住宅の剛性、耐力を大きくするためには、住宅
ユニット1の骨組みフレーム2にブレースや耐力壁等の
補強材を設けてもよいが、これによると、骨組みフレー
ム2を構成する部材以外に特別な補強材を製作しなけれ
ばならなくなり、材料製作の点で問題が生じ、また、ブ
レースや耐力壁を設けると、住宅の間取りを設計する上
でこれらが障害となり、自由な設計の妨げになる。
本発明の目的は、特別な補強材を使用することなく剛
性、耐力を大きくでき、また補強構造体を建物の外部に
構築することによって居住部分の自由な設計プランニン
グが可能になる工業化住宅を提供するところにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る工業化住宅は、工場で生産された複数の
住宅ユニットを建設現場で組み合わせることにより建て
られる工業化住宅において、前記住宅ユニットの骨組み
フレームが付設されて建てられることを特徴とするもの
である。
〔作用〕
住宅ユニットの骨組みフレームはもともと住宅ユニッ
トの剛性、耐力を確保するための構造体であるため、こ
の骨組みフレームを工業化住宅に付設するとそれだけ工
業化住宅の剛性、耐力が大きくなり、しかも、工業化住
宅の剛性、耐力を特別の補強材を使用することなく大き
くできることになる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。以下の説明では既に説明した部材と同じ部材には同
一符号を付し、その説明を簡略または省略する。
第1図で示した工業化住宅10は住宅ユニット1を上下
2段に積み重ねた2階建てであるとともに、住宅ユニッ
ト1を平面十字形をなすように前後方向および左右方向
に1列4個の2列に配置することにより建てられ、四隅
にはスペース11が設けられている。
それぞれのスペース11には前記骨組みフレーム2が上
下2段に積み重ねられて配置され、これにより工業化住
宅10は骨組みフレーム2が付設されたものとなってい
る。
工業化住宅10を建てるためには、工場で壁材や床材、
天井材等が取り付けられた住宅ユニット1、および骨組
みフレーム2だけのものを生産した後、これらをトラッ
クで建設現場へ運び、これらの住宅ユニット1、骨組み
フレーム2をクレーンによる吊り込み作業で所定位置に
配置し、住宅ユニット1の骨組みフレーム2相互、住宅
ユニット1の骨組みフレーム2と骨組みフレーム2だけ
のもの、および骨組みフレーム2だけのもの相互をそれ
ぞれ結合しながら住宅ユニット1と骨組みフレーム2と
を組み合わせる。
骨組みフレーム2はもともと住宅ユニット1の剛性、
耐力を確保するための構造体であるため、工業化住宅10
に骨組みフレーム2を付設すると、その分だけ工業化住
宅10の剛性、耐力は大きくなり、ブレース等の特別な補
強材を使用しなくても、工業化住宅10に十分に大きな剛
性、耐力を付与できる。特に、骨組みフレーム2は住宅
ユニット1を生産するために作られるものであるため、
この骨組みフレーム2が結合される住宅ユニット1内の
骨組みフレーム2と同じ上下、前後、左右の寸法となっ
ているため、これらの結合を容易に行える。
また、本実施例のように、複数の住宅ユニット1を平
面十字形をなすように配置し、これにより工業化住宅10
が四隅にスペース11ができる構造となっていても、この
スペース11に骨組みフレーム2を配置することによりス
ペース11の部分の剛性、耐力を確保できるようになり、
この結果、工業化住宅10を全体として剛性、耐力の小さ
な部分がない構造にすることができる。
また、骨組みフレーム2によって工業化住宅10の剛
性、耐力を大きくしても、骨組みフレーム2は工業化住
宅10の外部に設けられているため、骨組みフレーム2は
工業化住宅10の間取り設計を行う場合に障害物になら
ず、自由な設計が可能になる。
さらに、工業化住宅10を後に増築することが必要にな
った場合には、骨組みフレーム2に床材や天井材、壁材
等を取り付けることにより、骨組みフレーム2の配置箇
所に新たな居住空間を設けることができる。
第2図は別実施例に係る工業化住宅20を示し、この工
業化住宅20は複数の住宅ユニット1を平面L字型に配置
することにより建てられており、入り隅部21に骨組みフ
レーム2が配置されている。
第3図はさらに別実施例の工業化住宅30を示し、この
工業化住宅30は、複数の住宅ユニット1を直方体を形成
するように組み合わせた組合体31の前面左右に各1個の
骨組みフレーム2を配置したものとなっている。
このように本発明は任意な形状の工業化住宅に適用で
き、また、骨組みフレーム2の配置位置およびその個数
は自由に決定できる。具体的には、工業化住宅が1階建
ての場合、あるいは3階建て以上の場合にも本発明は適
用可能であり、中庭が設けられた工業化住宅のその中庭
部分に骨組みフレームを配置したり、2階の所定箇所だ
けに骨組みフレームを配置してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ユニット工法による工業化住宅の剛
性、耐力を特別の補強材を使用することなく大きくでき
るようになり、従って材料製作上有利であり、また、工
業化住宅の自由な間取り設計も確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る工業化住宅を示す斜視図、第
2図は第2実施例に係る工業化住宅を示す斜視図、第3
図は第3実施例に係る工業化住宅を示す斜視図、第4図
は住宅ユニットの骨組みを示す斜視図、第5図は従来の
工業化住宅を示す斜視図である。 1…住宅ユニット、2…骨組みフレーム、3…柱、4…
梁、10,20,30…工業化住宅。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工場で生産された複数の住宅ユニットを建
    設現場で組み合わせることにより建てられる工業化住宅
    において、前記住宅ユニットの骨組みフレームが付設さ
    れて建てられることを特徴とする工業化住宅。
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