JP2920410B2 - 感光性平版印刷版の現像処理装置 - Google Patents
感光性平版印刷版の現像処理装置Info
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- JP2920410B2 JP2920410B2 JP2183368A JP18336890A JP2920410B2 JP 2920410 B2 JP2920410 B2 JP 2920410B2 JP 2183368 A JP2183368 A JP 2183368A JP 18336890 A JP18336890 A JP 18336890A JP 2920410 B2 JP2920410 B2 JP 2920410B2
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/26—Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
- G03F7/30—Imagewise removal using liquid means
- G03F7/3092—Recovery of material; Waste processing
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2227/00—Photographic printing apparatus
- G03B2227/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
- G03B2227/325—Microcapsule copiers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性平版印刷版の現像処理装置に関し、
さらに詳しくは、感光性平版印刷版の1枚毎に実質的に
未使用のケイ酸アルカリを含有する水溶液を供給して現
像し、現像液を使い捨てる現像方式の場合に現像液中に
スラッジが生成する問題及び該スラッジにより印刷版に
汚れが発生する問題が改善される現像処理装置に関す
る。
さらに詳しくは、感光性平版印刷版の1枚毎に実質的に
未使用のケイ酸アルカリを含有する水溶液を供給して現
像し、現像液を使い捨てる現像方式の場合に現像液中に
スラッジが生成する問題及び該スラッジにより印刷版に
汚れが発生する問題が改善される現像処理装置に関す
る。
感光性平版印刷版を現像処理する方法として、ケイ酸
アルカリの濃厚液を希釈水で希釈し感光性平版印刷版の
版面に供給して現像する方法が知られており、該水溶液
の希釈には通常の水道水が用いられている。
アルカリの濃厚液を希釈水で希釈し感光性平版印刷版の
版面に供給して現像する方法が知られており、該水溶液
の希釈には通常の水道水が用いられている。
しかし、希釈水として水道水や井戸水をそのまま使用
すると、水道水や井戸水が含有するカルシウムイオンが
現像液中のケイ酸と結合して沈澱物を生成し、該沈澱物
による供給ポンプ及び温度調節用ヒータの詰まり並びに
感光性平版印刷版へ該沈澱物が付着して印刷汚れを発生
する問題がある。
すると、水道水や井戸水が含有するカルシウムイオンが
現像液中のケイ酸と結合して沈澱物を生成し、該沈澱物
による供給ポンプ及び温度調節用ヒータの詰まり並びに
感光性平版印刷版へ該沈澱物が付着して印刷汚れを発生
する問題がある。
特開昭58−54341号公報には、現像液のpHにおける封
鎖率が50%以上の硬水軟化剤の特定量をアルカリ剤等を
含有する現像液に含有させることによって感光層中に含
まれている酸価10〜200を有する有機高分子重合体の現
像液中への溶出物とカルシウム及び/又はマグネシウム
イオンとのイオン架橋反応物によるヘドロ状物の発生を
防止する技術が開示されている。また、特開昭58−1909
52号公報には、ケイ酸アルカリ水溶液からなる現像液に
キレート剤を含有させることによって、該現像液中のケ
イ酸アルカリと希釈水中のカルシウムイオンやマグネシ
ウムイオンとが反応して不溶性のケイ酸カルシウムやケ
イ酸マグネシウムを生成するのを防止する技術が開示さ
れている。
鎖率が50%以上の硬水軟化剤の特定量をアルカリ剤等を
含有する現像液に含有させることによって感光層中に含
まれている酸価10〜200を有する有機高分子重合体の現
像液中への溶出物とカルシウム及び/又はマグネシウム
イオンとのイオン架橋反応物によるヘドロ状物の発生を
防止する技術が開示されている。また、特開昭58−1909
52号公報には、ケイ酸アルカリ水溶液からなる現像液に
キレート剤を含有させることによって、該現像液中のケ
イ酸アルカリと希釈水中のカルシウムイオンやマグネシ
ウムイオンとが反応して不溶性のケイ酸カルシウムやケ
イ酸マグネシウムを生成するのを防止する技術が開示さ
れている。
しかしながら、上記公知技術を適用しても、希釈水中
のカルシウムイオンがケイ酸と結合して沈澱物を生成す
る現象を防止する効果が十分とはいえない。特に、実質
的に未使用の現像液を感光性平版印刷版1枚毎に供給し
て現像し、現像液を使い捨てる方式に適用した場合、沈
澱物の生成を防止する効果が十分とはいえない。これ
は、実質的に未使用の現像液を感光性平版印刷版に供給
する場合、濃縮現像液と希釈水とが混合された使用液が
ポンプや温調ヒータを通過する量が現像液を循環して使
用する場合と比べて多く、更に、現像液を循環して使用
する場合には、カルシウムやマグネシウムが一度スラッ
ジとなればその分だけ減るが、新液使い捨て方式の場合
はこのようなことがないため、ポンプや温調ヒータを通
る現像液は循環使用方式と比べて常にカルシウムやマグ
ネシウムが多く、従ってスラッジの発生が多いことに一
つの原因があると推測される。
のカルシウムイオンがケイ酸と結合して沈澱物を生成す
る現象を防止する効果が十分とはいえない。特に、実質
的に未使用の現像液を感光性平版印刷版1枚毎に供給し
て現像し、現像液を使い捨てる方式に適用した場合、沈
澱物の生成を防止する効果が十分とはいえない。これ
は、実質的に未使用の現像液を感光性平版印刷版に供給
する場合、濃縮現像液と希釈水とが混合された使用液が
ポンプや温調ヒータを通過する量が現像液を循環して使
用する場合と比べて多く、更に、現像液を循環して使用
する場合には、カルシウムやマグネシウムが一度スラッ
ジとなればその分だけ減るが、新液使い捨て方式の場合
はこのようなことがないため、ポンプや温調ヒータを通
る現像液は循環使用方式と比べて常にカルシウムやマグ
ネシウムが多く、従ってスラッジの発生が多いことに一
つの原因があると推測される。
本発明の目的は、希釈水中のカルシウムイオンが現像
液中のケイ酸と結合して沈澱物を生成する現象を防止す
る改良された効果を有する感光性平版印刷版の現像処理
装置を提供することである。
液中のケイ酸と結合して沈澱物を生成する現象を防止す
る改良された効果を有する感光性平版印刷版の現像処理
装置を提供することである。
本発明の上記目的は、感光性平版印刷版の1枚毎に実
質的に未使用の現像液を供給して現像処理する現像処理
装置において、カルシウムイオン濃度が10mg/l以下の希
釈水を作る水のイオン交換手段、濃縮現像液と該希釈水
とを混合して上記実質的に未使用の現像液にする手段、
上記実質的に未使用の現像液を加熱する手段、及び上記
加熱された実質的に未使用の現像液を搬送されている感
光性平版印刷版の表面に塗布する手段を有することを特
徴とする感光性平版印刷版の現像処理装置によって達成
される。
質的に未使用の現像液を供給して現像処理する現像処理
装置において、カルシウムイオン濃度が10mg/l以下の希
釈水を作る水のイオン交換手段、濃縮現像液と該希釈水
とを混合して上記実質的に未使用の現像液にする手段、
上記実質的に未使用の現像液を加熱する手段、及び上記
加熱された実質的に未使用の現像液を搬送されている感
光性平版印刷版の表面に塗布する手段を有することを特
徴とする感光性平版印刷版の現像処理装置によって達成
される。
以下、本発明について詳述する。
本発明の現像処理装置において、ケイ酸アルカリを含
有する水溶液中のカルシウムイオン濃度を10mg/以下
とする手段について制限はないが、該手段として、濃縮
現像液を希釈するために使用する希釈水中のカルシウム
イオン濃度を10mg/以下にする手段が好ましいことを
本発明者は見いだした。希釈水中のカルシウムイオン濃
度を10mg/以下とする好ましい手段として希釈水をイ
オン交換する方法が挙げられる。イオン交換には陽イオ
ン交換樹脂又は陽、陰両イオン交換樹脂を使用する公知
の手段を適用することができる。希釈水中のカルシウム
イオン濃度は、より好ましくは1mg/以下であり、0mg/
であることが最も好ましい。
有する水溶液中のカルシウムイオン濃度を10mg/以下
とする手段について制限はないが、該手段として、濃縮
現像液を希釈するために使用する希釈水中のカルシウム
イオン濃度を10mg/以下にする手段が好ましいことを
本発明者は見いだした。希釈水中のカルシウムイオン濃
度を10mg/以下とする好ましい手段として希釈水をイ
オン交換する方法が挙げられる。イオン交換には陽イオ
ン交換樹脂又は陽、陰両イオン交換樹脂を使用する公知
の手段を適用することができる。希釈水中のカルシウム
イオン濃度は、より好ましくは1mg/以下であり、0mg/
であることが最も好ましい。
本発明の処理装置による処理方法に用いられる現像液
としてケイ酸アルカリを含有する水溶液が用いられる。
該現像液とが含有するケイ酸アルカリとしては、ケイ酸
ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸リチウム等が挙げ
られ、その濃度が少なくとも0.5〜5重量%の範囲にお
いて本発明の効果が得られる。
としてケイ酸アルカリを含有する水溶液が用いられる。
該現像液とが含有するケイ酸アルカリとしては、ケイ酸
ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸リチウム等が挙げ
られ、その濃度が少なくとも0.5〜5重量%の範囲にお
いて本発明の効果が得られる。
次に、本発明に係る現像処理装置について図面を参照
して説明する。
して説明する。
第1図は本発明に係る現像処理装置の構成図で、1は
現像液の濃縮液と希釈水とを混合して使用液にする混合
タンク、2は濃縮現像液を入れる濃縮現像液タンク、3
は濃縮現像液の希釈に用いられるイオン交換された希釈
用水を入れる希釈水タンク、4はイオン交換装置、5a、
5b、5cは定量ポンプ、6は電磁弁、7は現像液を一定温
度に加熱するためのヒータ及びサーモスタット装置であ
る。混合タンク1、濃縮現像液タンク2及び希釈水タン
ク3内の各液位は、図示しない液面センサと制御機構に
より、ポンプ5b、5c、電磁弁6の作動を制御し、一定範
囲に制御されるように構成されている。11、12はそれぞ
れ感光性平版印刷版を搬送するための搬送ローラ対及び
搬送ローラ、13は現像液供給用ノズル、14は感光性平版
印刷版の版面上に混合タンク1で混合された未使用の現
像液(新液)を付与する現像液供給部材、15はブラシロ
ーラ、16は廃液タンクである。このように、本発明の現
像処理装置は、搬送されている感光性平版印刷版にその
都度現像液を新液で塗布し、現像に使用された液は廃棄
する使い捨て方式になっている。
現像液の濃縮液と希釈水とを混合して使用液にする混合
タンク、2は濃縮現像液を入れる濃縮現像液タンク、3
は濃縮現像液の希釈に用いられるイオン交換された希釈
用水を入れる希釈水タンク、4はイオン交換装置、5a、
5b、5cは定量ポンプ、6は電磁弁、7は現像液を一定温
度に加熱するためのヒータ及びサーモスタット装置であ
る。混合タンク1、濃縮現像液タンク2及び希釈水タン
ク3内の各液位は、図示しない液面センサと制御機構に
より、ポンプ5b、5c、電磁弁6の作動を制御し、一定範
囲に制御されるように構成されている。11、12はそれぞ
れ感光性平版印刷版を搬送するための搬送ローラ対及び
搬送ローラ、13は現像液供給用ノズル、14は感光性平版
印刷版の版面上に混合タンク1で混合された未使用の現
像液(新液)を付与する現像液供給部材、15はブラシロ
ーラ、16は廃液タンクである。このように、本発明の現
像処理装置は、搬送されている感光性平版印刷版にその
都度現像液を新液で塗布し、現像に使用された液は廃棄
する使い捨て方式になっている。
現像液供給部材14は、2枚の可撓性を有する板材(例
えば、厚さ75〜175μmのポリエチレンテレフタレート
板)で形成されるスリットを下端に有し、該スリット半
減像液供給ノズル13からの現像液流出量に応じてスリッ
トの間隙が増減されるようになっている。現像液供給部
材14については特開昭62−238564号公報、特開平1−20
0257号公報等の記載を参照できる。Pは感光性平版印刷
版の搬送経路である。
えば、厚さ75〜175μmのポリエチレンテレフタレート
板)で形成されるスリットを下端に有し、該スリット半
減像液供給ノズル13からの現像液流出量に応じてスリッ
トの間隙が増減されるようになっている。現像液供給部
材14については特開昭62−238564号公報、特開平1−20
0257号公報等の記載を参照できる。Pは感光性平版印刷
版の搬送経路である。
イオン交換装置4としては、陽イオン交換樹脂又は
陽、陰両イオン交換樹脂を用いた装置を使用することが
できる。イオン交換樹脂として、例えば、三菱化成工業
(株)製「ダイヤイオン」又はアンバーライトMB−2型
を使用することができる。
陽、陰両イオン交換樹脂を用いた装置を使用することが
できる。イオン交換樹脂として、例えば、三菱化成工業
(株)製「ダイヤイオン」又はアンバーライトMB−2型
を使用することができる。
本発明の装置においては、処理の度毎に実質的に未使
用の現像液を感光性平版印刷版の現像すべき面に供給す
る。ここで未使用の現像液とは感光性平版印刷版の現像
に使用していない現像液をいう。実質的に未使用の現像
液とは、未使用の現像液でなくても未使用の現像液と実
質上同等の現像能力を有するものをいい、例えば、一度
感光性平版印刷版に供給され、殆ど現像に利用されずに
流下した現像液を未使用の現像液に混合して使用するよ
うな場合が含まれる。
用の現像液を感光性平版印刷版の現像すべき面に供給す
る。ここで未使用の現像液とは感光性平版印刷版の現像
に使用していない現像液をいう。実質的に未使用の現像
液とは、未使用の現像液でなくても未使用の現像液と実
質上同等の現像能力を有するものをいい、例えば、一度
感光性平版印刷版に供給され、殆ど現像に利用されずに
流下した現像液を未使用の現像液に混合して使用するよ
うな場合が含まれる。
本発明が適用される感光性平版印刷版は、ケイ酸アル
カリを含有する水溶液で現像処理するもので、例えば支
持体上に感光成分としてジアゾ化合物を用いた感光層を
有するネガ型感光性平版印刷版、支持体上に感光成分と
してo−キノンジアジド化合物を用いたポジ型感光性平
版印刷版、支持体上に光導電性層を設け電子写真方式に
よってトナー画像を形成した後、溶出処理によって非画
像部の該光読電性層を除去しうる平版印刷材料等が包含
され、現像液には、ケイ酸アルカリの他に、有機用材、
界面活性剤、無機還元剤、キレート剤、消泡剤等を含有
する現像液が包含される。
カリを含有する水溶液で現像処理するもので、例えば支
持体上に感光成分としてジアゾ化合物を用いた感光層を
有するネガ型感光性平版印刷版、支持体上に感光成分と
してo−キノンジアジド化合物を用いたポジ型感光性平
版印刷版、支持体上に光導電性層を設け電子写真方式に
よってトナー画像を形成した後、溶出処理によって非画
像部の該光読電性層を除去しうる平版印刷材料等が包含
され、現像液には、ケイ酸アルカリの他に、有機用材、
界面活性剤、無機還元剤、キレート剤、消泡剤等を含有
する現像液が包含される。
更に具体的には、例えば特開昭62−175757号公報第5
頁左下欄第18行〜第7頁右上欄第11行に記載されている
ような感光性平版印刷版、例えば特開昭62−24263号、
同62−24264号、同62−25761号、同62−35351号、同62
−73271号、同62−75535号、同62−89060号、同62−125
357号、同62−133460号、同62−159148号、同62−16816
0号、同62−175757号、同62−175758号、同63−200154
号、同63−205658号各公報に記載されているような感光
性平版印刷版とその現像液、例えば特開昭58−25477号
公報に記載されているような電子写真方式の感光性平版
印刷版が包含される。
頁左下欄第18行〜第7頁右上欄第11行に記載されている
ような感光性平版印刷版、例えば特開昭62−24263号、
同62−24264号、同62−25761号、同62−35351号、同62
−73271号、同62−75535号、同62−89060号、同62−125
357号、同62−133460号、同62−159148号、同62−16816
0号、同62−175757号、同62−175758号、同63−200154
号、同63−205658号各公報に記載されているような感光
性平版印刷版とその現像液、例えば特開昭58−25477号
公報に記載されているような電子写真方式の感光性平版
印刷版が包含される。
以下、本発明の処理装置を用いた処理方法の実施例を
示す。
示す。
ケイ酸カリウムを主成分とし、カルシウムイオン濃度
を下記表1のとおりに異ならせた現像液で感光性平版印
刷版を第1図に示す現像処理装置で処理し、2ケ月間で
の沈澱物の発生状況を調べた。濃縮現像液としては Aケイ酸カリウム水溶液 (SiO2 27%,K2O 13%) 16重量部 50%KOH水溶液 21重量部 水 82重量部 を使用し、6倍に希釈した液を使用液とした。
を下記表1のとおりに異ならせた現像液で感光性平版印
刷版を第1図に示す現像処理装置で処理し、2ケ月間で
の沈澱物の発生状況を調べた。濃縮現像液としては Aケイ酸カリウム水溶液 (SiO2 27%,K2O 13%) 16重量部 50%KOH水溶液 21重量部 水 82重量部 を使用し、6倍に希釈した液を使用液とした。
希釈水としては、カルシウムイオン濃度が200mg/の
水を使用し、希釈水中のカルシウムイオンをイオン交換
器としてカートリッジ純水器G−10(ヤマト科学(株)
製)を使用して除去した。結果を下記表1に示す。
水を使用し、希釈水中のカルシウムイオンをイオン交換
器としてカートリッジ純水器G−10(ヤマト科学(株)
製)を使用して除去した。結果を下記表1に示す。
表1から明らかなように、ケイ酸アルカリを含有する
現像液中のカルシウムイオン濃度が10mg/以下であれ
ば、ポンプの目詰まり、ヒータの目詰まり及び印刷版へ
の沈澱物の付着が認められなかった。
現像液中のカルシウムイオン濃度が10mg/以下であれ
ば、ポンプの目詰まり、ヒータの目詰まり及び印刷版へ
の沈澱物の付着が認められなかった。
本発明の処理装置によれば、ケイ酸アルカリを含有す
る濃縮現像液と希釈水とを混合して現像液として現像処
理に使用する場合、現像液を送るポンプ、現像液の管路
に設けた温度調節用ヒータ等の詰まり並びに処理して得
られる印刷版への沈澱物の付着の問題が改良される。従
って、感光性平版印刷版の現像処理の安定性が改良され
る。
る濃縮現像液と希釈水とを混合して現像液として現像処
理に使用する場合、現像液を送るポンプ、現像液の管路
に設けた温度調節用ヒータ等の詰まり並びに処理して得
られる印刷版への沈澱物の付着の問題が改良される。従
って、感光性平版印刷版の現像処理の安定性が改良され
る。
更に、本発明の装置によれば、現像処理装置にイオン
交換機構が組み込まれているため、通常の水道水や井戸
水をそのまま現像処理装置に供給することができるので
作業性が大幅に向上するだけでなく、希釈水のイオン交
換が濃縮現像液と希釈水の混合の直前になされるので、
炭酸ガス、酸素等の影響を小さくすることが可能なた
め、沈澱物の発生を従来より減少させることができる。
交換機構が組み込まれているため、通常の水道水や井戸
水をそのまま現像処理装置に供給することができるので
作業性が大幅に向上するだけでなく、希釈水のイオン交
換が濃縮現像液と希釈水の混合の直前になされるので、
炭酸ガス、酸素等の影響を小さくすることが可能なた
め、沈澱物の発生を従来より減少させることができる。
なお、本発明は、現像液に硬水軟化剤を含有させる公
知の技術と比較して、希釈水の硬度が高い場合に上記効
果が特に大きい。
知の技術と比較して、希釈水の硬度が高い場合に上記効
果が特に大きい。
第1図は本発明の現像処理装置の例を示す構成図であ
る。 1……混合タンク 2……濃縮現像液タンク 3……希釈水タンク 4……イオン交換器 14……現像液供給部材 P……感光性平版印刷版の搬送経路
る。 1……混合タンク 2……濃縮現像液タンク 3……希釈水タンク 4……イオン交換器 14……現像液供給部材 P……感光性平版印刷版の搬送経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−172270(JP,A) 特開 昭62−159148(JP,A) 特開 昭61−162050(JP,A) 特開 昭58−190952(JP,A) 特開 昭59−55439(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/00,7/30
Claims (1)
- 【請求項1】感光性平版印刷版の1枚毎に実質的に未使
用の現像液を供給して現像処理する現像処理装置におい
て、カルシウムイオン濃度が10mg/l以下の希釈水を作る
水のイオン交換手段、濃縮現像液と該希釈水とを混合し
て上記実質的に未使用の現像液にする手段、上記実質的
に未使用の現像液を加熱する手段、及び上記加熱された
実質的に未使用の現像液を搬送されている感光性平版印
刷版の表面に塗布する手段を有することを特徴とする感
光性平版印刷版の現像処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183368A JP2920410B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 感光性平版印刷版の現像処理装置 |
US07/944,013 US5321458A (en) | 1990-07-11 | 1992-09-11 | Method and apparatus for developing presensitized offset printing plates |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183368A JP2920410B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 感光性平版印刷版の現像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0470751A JPH0470751A (ja) | 1992-03-05 |
JP2920410B2 true JP2920410B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=16134546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2183368A Expired - Fee Related JP2920410B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 感光性平版印刷版の現像処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5321458A (ja) |
JP (1) | JP2920410B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2306697A (en) * | 1995-11-02 | 1997-05-07 | Horsell Graphic Ind Ltd | Plate processing |
US6247856B1 (en) | 1998-01-22 | 2001-06-19 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Developing system of photosensitive resin plates and apparatus used therein |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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