JP2920280B2 - 袋保持装置 - Google Patents

袋保持装置

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JP2920280B2
JP2920280B2 JP21887694A JP21887694A JP2920280B2 JP 2920280 B2 JP2920280 B2 JP 2920280B2 JP 21887694 A JP21887694 A JP 21887694A JP 21887694 A JP21887694 A JP 21887694A JP 2920280 B2 JP2920280 B2 JP 2920280B2
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  • Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーマーケット等
の各種店舗のレジで行う商品等の袋詰めや、その他の作
業現場などにて各種袋詰めを行う際に、袋を手で持って
開けておく事なく袋詰め作業の出来る袋保持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットのレジなどでは、会
計処理を済ませた商品は、顧客が各自でビニール等の合
成樹脂からなる持ち帰り用の買物袋に詰め替えるのが普
通である。この様なセルフサービスは、レジの回転を早
くし、人件費の軽減による顧客への利益還元などを謳い
文句にしているが、顧客にすれば煩わしく、店舗にすれ
ば顧客サービスに欠ける面があった。
【0003】これに対し、図12,13に示すような袋
保持装置200が提供されており、前記のような問題に
応えようとしている。この袋保持装置200は、大きさ
が大小2種類の買物袋を必要に応じて取り出し、袋詰め
に役立てるものであり、この大小の袋に対応した大袋保
持部210と小袋保持部220をそなえている。
【0004】この大袋保持部210は、カウンター側板
211に保持片212を設け、これに、図3に示すよう
に、使用前の閉じた大サイズの袋90を予め多数重ねて
係止し、必要な荷詰めに備えて保持してある。そして使
用の際には、図3,4に示すように、一番手前の袋90
aの、開口部手前側の吊り輪部91を引き出し、保持片
212と適間隔にて対面する位置に固設してある係止片
230に係止するものである。この様にすれば、袋の吊
り輪部91は保持片212と係止片230で係止するた
め、袋90aは開口部92が開口して係止される。その
ため、会計処理の済んだ商品を店舗に備え付けの買物カ
ゴに入れる代わりに直接この袋に入れていけばよく、ま
た、この際、袋を保持してる場所がそのまま袋詰めをす
る場所になっている。そのため、従来のように、店員が
脇からその都度、備えてある袋を取り出す必要もなく、
また、袋詰めの最中も袋を手で持つ必要がない。
【0005】また小袋保持部220は、図12,13に
示すように、スライドするように立設した基板221の
上方に保持片222を設け、これに使用前の閉じた小サ
イズの袋90を予め多数重ねて係止し、前記同様に必要
な荷詰めに備えて保持してある。そして大袋保持部の時
と同様の使い方ができるため、やはり袋を手で支える必
要もない。また基板221の下方には水平板223が設
けられ袋の底部93を支持するようにしてある。つま
り、小サイズの袋はその底部93がカウンターの底板に
触れることなく支えられており、従って、この袋は詰め
た商品の自重で、図15に示すような閉じ気味の状態に
はならず、図14に示すように、充分な開口状態を保っ
て、商品等の詰め込み作業の便宜に役立てている。
【0006】以上のように構成された袋保持装置200
は、通常は小袋保持部220が係止片230と対面して
おり、小サイズの袋への袋詰めが行えるようになってい
る。また、商品が多いときの様に大サイズの袋を使いた
い時には、基板221を図12に示す様に横にスライド
させて収納部240へ退避させる事ができ、これにより
大袋保持部210が現れ、係止片230と対面して使用
可能になる。この様に、従来の袋保持装置は2種類の袋
を必要に応じて使い分ける事が出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の袋保持
装置においては、小袋保持部をスライドして引き込むた
め、これを収納するための収納部が必要となり、そのた
めカウンターの縦幅(図13中のL)が大きなものにな
り、この様なカウンターを多数並べるのが店舗の床スペ
ースを広く使い過ぎる点で問題であった。しかも、使用
する袋の種類を切り替える際には、その都度、小袋保持
部を出し入れの為にスライドするのが煩わしく、収納部
が店員の手元より遠方になるため、特に出すときは前か
がみ気味で手を伸ばさねばならず一層煩わしかった。そ
のうえ、このスライド方向が保持片の突き出し方向に直
角方向であるため、保持片222が軸の役割を果してし
まい、小袋保持部を出し入れする度に閉じた状態で重ね
られた袋が大きく左右に搖れて、使い勝手が大変悪かっ
た。更に、スライド方向が袋の横方向であるため、袋が
膜状の薄い買物袋などであるとメクレ上がるなどして誠
に具合いが悪かった。また、扱える袋の種類が2種類に
限られており、この2種類よりも大きい袋や小さい袋の
必要なときは、別途、その袋を取り出して従来通り店員
が袋詰めするなどの不都合があった。また更に、小袋保
持部と大袋保持部とでは各保持片と係止片の間隔が異な
って固定されているために、どちらかが広すぎたり狭す
ぎたり、あるいは、この間隔と袋の開口部の大きさが合
わなかったりして、丁度使いよい間隔というものが実現
出来にくかった。そして、荷詰めの終わった袋は、両手
で保持片と係止片から取り外さねばならず、開き切った
袋の吊り輪部が係止片などに引っかかるなどの外しづら
さがあった。以上の問題を鑑み、本願発明の目的とする
ところは、カウンターの寸法を小さくすることができ、
扱える袋の種類が多数であり、袋の種類切り替えを容易
に行う事ができ、袋開口部の大きさにバラツキがあって
も各々に合わせて係止することができ、荷詰め後の袋の
取り外しが容易な袋保持装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めの手段として、請求項1記載の発明は、「使用前の閉
じた状態の袋を予め多数保持しておく第一の袋保持手段
と、この袋保持手段と適間隔にて対面して設置され、こ
の袋保持手段に保持された袋の手前側の吊り輪部を順次
引き出してその開かれた袋の吊り輪部を一時的に係止す
る係止片と、を袋詰めする作業員から見た左右方向に配
置し、 更に、前記第一の袋保持手段の前方にて前記係止
片に対面して配置され、使用前の閉じた状態の袋を予め
多数保持しておく第二の袋保持手段を略水平回動可能な
アーム(22)に設け、その際、前記アーム(22)の回動
軸を操作員側に設けると共に前記アーム(22)を回動操
作するためのハンドルをアーム(22)の基端側に設け、
このハンドル操作により前記第二の袋保持装置を約90
度回動させて前記第一の袋保持手段の前方から退避する
ことができるように設けられたこと」をその要旨とす
る。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載の発明に加え、「第二の袋保持手段の前方には、係
止片に対面して配置され、使用前の閉じた状態の袋を予
め多数保持しておく第三の袋保持手段を略水平回動可能
なアーム(32)に設け、その際、前記アーム(32)の回
動軸を操作員側に設けると共に前記アーム(32)を回動
操作するためのハンドルをアーム(32)の基端側に設
け、このハンドル操作により前記第三の袋保持装置を約
90度回動させて前記第二の袋保持手段の前方から退避
することができるように設けられたこと」をその要旨と
する。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2に記載の発明に加え、「係止片が、対面する前記袋
保持手段側へ引き出しにより間隔調整可能に設けられ
たこと」をその要旨とする。
【0011】
【作用】上記の手段を採ることにより、請求項1記載の
発明によれば、第二の袋保持手段を係止片に対面して配
置させる事ができると共に、第二の袋保持手段を回動し
て第一の袋保持手段前方から退避させることにより、第
一の袋保持手段を係止片に対面して配置させる事ができ
る。つまり、第一の袋保持手段と第二の袋保持手段の何
れかを選び係止片に対面させる事ができる。その際は、
アーム(22)の回動軸を操作員側に設け、またこのアー
ム(22)を回動操作するためのハンドルがアーム(22)
の基端側に設けてあるため、手近にあるハンドルの操作
で、第二の袋保持手段を回動を行うことができる。しか
も、約90度回動させるので待避させた第二の袋保持手
段とそのアームは、操作員から見た左右方向と成り、袋
保持装置の前後幅を大きくさせるような影響は無い。
た、保持片の回動方向が、保持された袋の左右方向にほ
ぼ垂直方向であるため回動時に袋のメクレ上がることも
なく、この袋が保持片を軸に袋の左右方向に搖れること
もない。また更に、荷詰めが第二の袋保持手段に係止し
た袋で行われた場合については、袋を取り外す際に、こ
の第二の袋保持手段を回動させて係止片に接近させる事
ができる。そのため、両側の吊り輪部が近接し、この両
方の吊り輪部を片手で掴み、取り外すことが出来る。
【0012】請求項2記載の発明によれば、請求項1に
係る作用の他、第三の袋保持手段を係止片に対面して配
置させる事ができると共に、第三の袋保持手段を回動し
て第二の袋保持手段前方から退避させることにより、第
二の袋保持手段を係止片に対面して配置させる事ができ
る。つまり、第一の袋保持手段,第二の袋保持手段また
は第三の保持手段の何れかを選び係止片に対面して配置
させる事ができる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、各袋保持手
段と係止片の間隔を調節することが出来る。
【0014】
【実施例】請求項1〜3記載の発明の実施例を、本発明
を組み込んだいわゆるレジカウンターとして、以下に示
す。このカウンター100はその全体が、細長い矩形の
机状であり、このカウンターは長辺部分の一方が店員側
101を、他方が顧客側102を成している(図1、2
参照)。また、このカウンターの長手方向の一方は商品
の会計処理をするレジ台110となっており、カウンタ
ーの他方は各種用途の作業台120として顧客の便宜に
当ててある。そしてレジ台110と作業台120は、図
1に示すように、その間を隔てて底板130のみでつな
がっており本発明の袋保持装置1が、レジ台110と作
業台120の両側板111,121に挟まれて設けられ
ている。そして、この袋保持装置1は特大、大、中の3
サイズの買物袋が保持できるようになっている。
【0015】まず、作業台側板121の上方には買物袋
の吊り輪部91に嵌挿できる保持片10が第一の袋保持
手段として設けられている。この保持片10は、図5に
示すように細身の鉄棒材を折曲げ形成し、使用前の重ね
た買物袋を多数吊せる約5cm長の水平部10aと、そ
の先端で上に折曲げた抜け防止部10bから成ってい
る。そして、特大サイズの買物袋を吊したときに袋底部
93がカウンターの底板上面131に載る程度の高さに
設けられ、底板上面131が袋底部93を支えるように
なっている。
【0016】次に、レジ台110とこの作業台120は
各々の向かい合う側板111,121が約49cmの間
隔にあり、このレジ台側板111には買物袋の吊り輪部
を係止する係止片40が設けてある。この係止片40
は、前記保持片10同様に細身の鉄棒材を折曲して成
し、その形状もほぼ保持片10と同様でありながら、そ
の水平部40aを長くしてある。そして、この様な係止
片40が保持片10の水平部の延長線上に対面して設置
され、長い水平部40aにより保持片10側へ引き出し
可能に設けられている。
【0017】また、カウンター底板130の店員側に
は、作業台側板121から約6cmの間隔をおいて回動
可能な支柱21を立設し、この支柱の上端には水平なア
ーム22の基端を取り付け、図6に示すように、この回
動するアーム22の先端側に立起部23を立設し、これ
に設けた保持片20を第二の袋保持手段としている。こ
の保持片20は、やはり細身の鉄棒材により保持片10
と略同形状を成し、保持片10の水平部の延長線上にて
係止片40と対面するように配置されている。そして、
この支柱21の基端部には、図1に示すように、ラッチ
24を設け、前記の位置から作業中の些細な力では回動
しないようにしてある。また、支柱21上端にはハンド
ル25を設け、後述する回動操作を行い易くしている。
また、保持片20の下方には支柱21に取り付けられた
水平板26を備え、大サイズの買物袋を吊したときに袋
底部93がこの水平板に載る程度の高さに設けられ袋底
部の受け皿になっている。
【0018】更に、保持片30が保持片20の前方に配
置され、そのアーム32や支柱31は保持片20のアー
ム22や支柱21と殆ど同じに構成されている。ただ、
支柱31を立てる位置が支柱21と異なっており、図7
に示すように、作業台側板121から約12cmの間隔
が設けられており、また、支柱21より約6cm手前に
(店員側101に)寄っており、アーム32の長手方向
と約45度の角度をなす線(図7のX)上に立設してあ
る。そして、位置が手前に寄った分だけアーム32を先
へ長くしてあり、この保持片30は、やはり前述の保持
片10,20の水平部の延長線上にて係止片40と対面
するように位置させてある。また、この保持片30は中
サイズの買物袋用なので水平板36は前述の水平板26
よりも少し高い位置に設けられている。
【0019】以上のように構成された、本発明の袋保持
装置1を組み込んだレジカウンター100は、次のよう
に用いる。まず、事前に未使用の閉じた状態の買物袋を
サイズ(特大、大、中)毎に多数重ねておき、図3に示
すように、その吊り輪部91を保持片10,20,30
にそれぞれ挿通して保持しておく。そして、各保持片
は、図1に示す位置に揃えておき、これにより、図1,
2に於いて、右から中、大、特大のサイズ順に保持され
ている。
【0020】まず最初に、中サイズの買物袋に袋詰めす
る際には、保持片30に吊してある一番先頭の袋の手前
側の吊り輪部91を引き出して、図4に示すように、そ
の開かれた袋の吊り輪部91を係止片40に係止する。
この際、支柱31はラッチ34で軽く止めてあり、吊り
輪部91を引き出してもアーム32が釣られて付いて来
ることもない。そして、もう一方の吊り輪部91は保持
片30側に残っており、この様に保持片30と係止片4
0に掛け渡して係止された買物袋は開口部92が開き、
また、手で持つ必要もない。そして、レジ台110に於
いては顧客の持ってきた買物カゴの商品を、会計処理を
済ませると同時にそのまま直接前記の袋90に入れれば
良く、この際、袋底部93は水平板36に支えられてお
り、入れた商品の自重で袋が、図15に示すように閉じ
気味になる事もなく、開口部92の広げた状態が、図1
4に示すように保たれる。この様な操作を買物カゴの商
品一つ一つに順次行ってゆけば、会計処理が終わると同
時に袋詰めも終わり、買物袋を取り外して顧客に手渡し
する事が出来る。袋を取り外す際には、片手を保持片側
の吊り輪部に掛けて引き寄せ、保持片30を回動させて
係止片40に接近させれば、両側の吊り輪部が近接す
る。そのため、この両方の吊り輪部を片手で掴み、取り
外すことが出来る。取り外した後の保持片30は元の位
置に戻すか、回動して退避させるかして次の作業に移れ
ばよい。
【0021】また次に、袋詰めする商品が多いときには
大サイズの買物袋を用いればよい。その際には、アーム
32をハンドル35で係止片側に約90度回動させ、保
持片20の前方から退避させればよい。ハンドル35は
カウンター100の店員側101にあるため手近であり
簡単に操作できる。また、保持片30の回動方向が、買
物袋の左右方向とほぼ垂直方向であるため回動時にこの
袋90がメクレ上がることもなく、更には、この袋が保
持片30を軸に左右に搖れて操作の邪魔になる事もな
い。そして、この様に中サイズ用の保持片30を退避さ
せることにより、大サイズ用の保持片20を新たに係止
片40と対面させることが出来る。その後の操作は中サ
イズの袋の時と同様であり、保持片20に吊してある一
番先頭の袋の手前側の吊り輪部91を引き出して、その
開かれた袋の吊り輪部91を係止片40に係止し、会計
処理と共に荷詰めしてゆけばよい。
【0022】更に、袋詰めする商品が多いときには特大
サイズの買物袋を用いればよい。その際には、大サイズ
用のアーム22を前述同様にハンドル25で係止片側に
約90度回動させ保持片の前方から退避させればよい。
中サイズ用の支柱31は大サイズ用の支柱21よりも店
員側に位置しているため、図7に示すように、大サイズ
用のアーム22の回動の邪魔にならない。この様にし
て、特大サイズ用の保持片10を新たに係止片40と対
面させる事が出来る。また、この特大サイズ用の保持片
10は係止片40から一番離れているが、吊り輪部91
の掛け渡しにくい間隔であるなら係止片40を引き出し
調節して適した間隔にすることが出来る。また逆に、袋
を小さいものに切り換えるときには、以上の手順を逆に
行えばよい。
【0023】以上のようにして、本発明の袋保持装置1
によれば、カウンター100全体の大きさが、従来の袋
保持装置を用いたカウンター200よりも小型になり、
扱える袋の種類も多くする事ができる。また、こうした
袋の種類を切り換える際にも、操作が手近で行うことが
でき、操作中の袋の納まり具合いもよい。また、袋90
の深さが同一でも開口部の大きさは袋の型によりマチマ
チであるが、この様な開口部のバラツキにも無理なく袋
を係止することができる。しかも、袋は片手で容易に取
り外せる。
【0024】尚、本発明は上記の実施例に限るものでは
なく、以下のようにしてもよい。まず、保持片の数は3
つに限る事なく必要に応じ、増減して設ければよい。ま
た、回動する保持片はどの様に設置してもよく、アーム
に限らず支持し得るものなら何でもよい。また、アーム
に設けるにしても各種あり、図8に示すように、1本の
支柱に複数本のアームを取り付けてもよく、図9に示す
ようにカウンター側板に設けた支持腕に取り付けてもよ
く、図10に示すように側板に直接取り付けてもよい。
また、保持片の形状も上記に限らず板状でも棒状でもよ
く、保持片先端の抜け防止部は、図11に示すように、
鋭角に折れ曲がっていれば抜け防止の効果を大きくする
ことができる。水平板は、上記実施例と異なり高さが変
えられるものでもよく、不要なら無くしてもよい。以
上、用途を店舗に例示して説明したが、本発明はこれに
用途を限らず袋による荷詰めをするならどの様なところ
でも用いることができ、例えば、配送センターでの袋詰
めをする場合に用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の袋保持装置においては、保持手段のための収納部のよ
うな場所を特別に設ける必要もなく、また約90度回動
させるので待避させた第二の袋保持手段とそのアーム
は、操作員から見た左右方向と成り、袋保持装置の前後
幅を大きくさせる影響が無いので、本装置を組み込んだ
カウンターは従来の袋保持装置によるカウンターよりも
小さくすることができる。また、2つの袋保持手段を
手元のハンドルによる容易な切り替えにて使うことが可
能となり、これにより、一度に2種類の袋を容易に選択
して扱うことが出来る。また更に、袋の種類を切り替え
る時には袋のメクレや搖れがないため捌き易く、袋を取
り外す際には片手で掴み取り外すことが出来る。また、
請求項2に記載の袋保持装置においては、3つの袋保持
手段を切り替えて使うことが可能となり、これにより、
一度に3種類、或いはそれ以上の袋を扱うことが出来
る。また更に、請求項3に記載の袋保持装置において
は、係止片が引き出し可能なため、袋保持手段の切り換
えにより起こる袋保持手段と係止片の間隔のバラツキ
や、袋開口部の大きさのバラツキがあっても、適切な間
隔調節が行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の袋保持装置を組み込んだ実施例のカ
ウンターの斜視図である。
【図2】 図1のカウンターの平面図である。
【図3】 袋を保持片に保持させた斜視図である。
【図4】 袋を保持片と係止片に係止させた斜視図であ
る。
【図5】 本発明の実施例に用いた保持片及び係止片の
部分斜視図である。
【図6】 本発明の実施例に用いたアームに設けられた
保持片の斜視図である。
【図7】 アームを回動させた様子を示した部分平面図
である。
【図8】 実施例とは異なった設け方をした保持片の斜
視図である。
【図9】 実施例とは異なった設け方をした保持片の斜
視図である。
【図10】 実施例とは異なった設け方をした保持片の
斜視図である。
【図11】 本発明の袋保持装置における保持片及び係
止片の別の例の斜視図である。
【図12】 従来の袋保持装置を組み込んだカウンター
の斜視図である。
【図13】 図12の袋保持装置の保持片に袋を保持し
た時のカウンターの部分平面図である。
【図14】 水平板のある袋保持装置に係止した袋に荷
詰めをした様子を示す模式図である。
【図15】 水平板のない袋保持装置に係止した袋に荷
詰めをした様子を示す模式図である。
【符号の説明】
1 袋保持装置 10,20,30 保持片 21,31 支柱 22,32 アーム 24,34 ラッチ 25,35 ハンドル 26,36 水平板 40 係止片 100 本発明の袋保持装置を組み込んだカウンター 110 レジ台 120 作業台 200 従来の袋保持装置を組み込んだカウンター
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−134004(JP,U) 実開 平3−108646(JP,U) 実開 平5−10302(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 67/12 B65B 43/00 - 43/62

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用前の閉じた状態の袋を予め多数保持
    しておく第一の袋保持手段と、 この袋保持手段と適間隔にて対面して設置され、この袋
    保持手段に保持された袋の手前側の吊り輪部を順次引き
    出してその開かれた袋の吊り輪部を一時的に係止する係
    止片と、を袋詰めする作業員から見た左右方向に配置
    し、 更に、 前記第一の袋保持手段の前方にて前記係止片に対
    面して配置され、使用前の閉じた状態の袋を予め多数保
    持しておく第二の袋保持手段を略水平回動可能なアーム
    (22)に設け、その際、前記アーム(22)の回動軸を操
    作員側に設けると共に前記アーム(22)を回動操作する
    ためのハンドルをアーム(22)の基端側に設け、このハ
    ンドル操作により前記第二の袋保持装置を約90度回動
    させて前記第一の袋保持手段の前方から退避することが
    できるように設けられたことを特徴とする袋保持装置。
  2. 【請求項2】二の袋保持手段の前方には、 止片に対面して配置され、使用前の閉じた状態の袋を
    予め多数保持しておく第三の袋保持手段を略水平回動可
    能なアーム(32)に設け、その際、前記アーム(32)の
    回動軸を操作員側に設けると共に前記アーム(32)を回
    動操作するためのハンドルをアーム(32)の基端側に設
    け、このハンドル操作により前記第三の袋保持装置を約
    90度回動させて前記第二の袋保持手段の前方から退避
    することができるように設けられたことを特徴とする請
    求項1記載の袋保持装置。
  3. 【請求項3】止片が、対面する前記袋保持手段側へ
    引き出しにより間隔調整可能に設けられたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の袋保持装置。
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