JP2920053B2 - 端面型サーマルヘッド - Google Patents
端面型サーマルヘッドInfo
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Landscapes
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- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドに関す
る。更に詳述すると、本発明は、発熱基板の端面部に発
熱抵抗体が設けられた所謂端面型サーマルヘッドに関す
る。
る。更に詳述すると、本発明は、発熱基板の端面部に発
熱抵抗体が設けられた所謂端面型サーマルヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】端面型サーマルヘッドとしては、従来、
例えば図16および図17に示すようなものが提案され
ている。
例えば図16および図17に示すようなものが提案され
ている。
【0003】図16に示す厚膜端面型のサーマルヘッド
は、端面に発熱抵抗体101が設けられこの発熱抵抗体
101を駆動するドライバIC102が搭載される発熱
基板103と、この発熱基板103に固定された放熱板
104と、この放熱板104に接合され導線105およ
び発熱基板103上の配線用電極(図示省略)を介して
ドライバIC102を制御する信号を入力する信号入力
回路(図示省略)が形成される配線基板106とから主
に構成されている。この例の配線基板106は、コネク
タ107やコンデンサ108を強固に支持するために、
ベークライトやエポキシ樹脂等から形成された比較的厚
く且つ硬い板材から形成されている。なお、電源のノイ
ズ除去用のコンデンサ108として、ラジアル型のアル
ミ電解コンデンサが用いられている。
は、端面に発熱抵抗体101が設けられこの発熱抵抗体
101を駆動するドライバIC102が搭載される発熱
基板103と、この発熱基板103に固定された放熱板
104と、この放熱板104に接合され導線105およ
び発熱基板103上の配線用電極(図示省略)を介して
ドライバIC102を制御する信号を入力する信号入力
回路(図示省略)が形成される配線基板106とから主
に構成されている。この例の配線基板106は、コネク
タ107やコンデンサ108を強固に支持するために、
ベークライトやエポキシ樹脂等から形成された比較的厚
く且つ硬い板材から形成されている。なお、電源のノイ
ズ除去用のコンデンサ108として、ラジアル型のアル
ミ電解コンデンサが用いられている。
【0004】一方、図17に示す薄型端面型のサーマル
ヘッドは、配線基板106が薄いフィルムの上に配線パ
ターンが形成されたフレキシブルプリント基板(以下、
FPCと称する)109と、コネクタ107やコンデン
サ108を強固に支持するためにFPC109のほぼ全
面に重ねて接合された補強板110とから構成されてい
る。なお、電源のノイズ除去用のコンデンサ108は、
図17の例と同様に、ラジアル型のアルミ電解コンデン
サが用いられている。また、FPC109には、発熱基
板103の温度検出用のサーミスタ111も搭載されて
いる。
ヘッドは、配線基板106が薄いフィルムの上に配線パ
ターンが形成されたフレキシブルプリント基板(以下、
FPCと称する)109と、コネクタ107やコンデン
サ108を強固に支持するためにFPC109のほぼ全
面に重ねて接合された補強板110とから構成されてい
る。なお、電源のノイズ除去用のコンデンサ108は、
図17の例と同様に、ラジアル型のアルミ電解コンデン
サが用いられている。また、FPC109には、発熱基
板103の温度検出用のサーミスタ111も搭載されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示す端面型サーマルヘッドでは、配線基板106が厚
く且つ硬い板材から形成されており、また図17に示す
端面型サーマルヘッドでは配線基板106としてFPC
109を用いてもそのほぼ全面に補強板110が接合さ
れているので、両者共に配線基板106を折曲げること
ができず、サーマルヘッドの小型化および低背化を妨げ
ている。
に示す端面型サーマルヘッドでは、配線基板106が厚
く且つ硬い板材から形成されており、また図17に示す
端面型サーマルヘッドでは配線基板106としてFPC
109を用いてもそのほぼ全面に補強板110が接合さ
れているので、両者共に配線基板106を折曲げること
ができず、サーマルヘッドの小型化および低背化を妨げ
ている。
【0006】また、ラジアル型のアルミ電解コンデンサ
108は大形であり、やはりサーマルヘッドの小型化お
よび低背化を妨げる原因となっている。
108は大形であり、やはりサーマルヘッドの小型化お
よび低背化を妨げる原因となっている。
【0007】本発明は、小型且つ低背の端面型サーマル
ヘッドを提供することにある。
ヘッドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、端面部に発熱抵抗体が設けられ一方の主
平面にドライバICが搭載された発熱基板と、発熱基板
の他方の主平面に接合された放熱板と、発熱基板に接合
された配線基板とを備えている端面型サーマルヘッドに
おいて、配線基板としてフレキシブルプリント基板が用
いられ、フレキシブルプリント基板が折曲げられると共
に、発熱基板の温度検出用のサーミスタがフレキシブル
プリント基板の折曲げ部よりも発熱基板側のフレキシブ
ルプリント基板上に搭載されている。
め、本発明は、端面部に発熱抵抗体が設けられ一方の主
平面にドライバICが搭載された発熱基板と、発熱基板
の他方の主平面に接合された放熱板と、発熱基板に接合
された配線基板とを備えている端面型サーマルヘッドに
おいて、配線基板としてフレキシブルプリント基板が用
いられ、フレキシブルプリント基板が折曲げられると共
に、発熱基板の温度検出用のサーミスタがフレキシブル
プリント基板の折曲げ部よりも発熱基板側のフレキシブ
ルプリント基板上に搭載されている。
【0009】
【0010】また、本発明の端面型サーマルヘッドは、
信号入出力用のコネクタがフレキシブルプリント基板の
折曲げ部よりも発熱基板と反対側のフレキシブルプリン
ト基板上に搭載されている。
信号入出力用のコネクタがフレキシブルプリント基板の
折曲げ部よりも発熱基板と反対側のフレキシブルプリン
ト基板上に搭載されている。
【0011】また、本発明の端面型サーマルヘッドは、
フレキシブルプリント基板のコネクタを搭載した部分に
補強板が設けられている。
フレキシブルプリント基板のコネクタを搭載した部分に
補強板が設けられている。
【0012】また、本発明の端面型サーマルヘッドは、
配線基板の電源のノイズ除去用のチップ型のセラミック
コンデンサが表面実装法によりフレキシブルプリント基
板上に搭載されている。
配線基板の電源のノイズ除去用のチップ型のセラミック
コンデンサが表面実装法によりフレキシブルプリント基
板上に搭載されている。
【0013】
【作用】したがって、発熱抵抗体やドライバIC等を実
装した発熱基板と信号入出力用のコネクタ等を実装した
フレキシブルプリント基板とを部分的に重ねるように接
合してサーマルヘッドを組み立てる。そして、使用時に
は周辺機器との関係あるいは組み込む装置内スペースと
の関係に応じてフレキシブルプリント基板を折曲げる。
装した発熱基板と信号入出力用のコネクタ等を実装した
フレキシブルプリント基板とを部分的に重ねるように接
合してサーマルヘッドを組み立てる。そして、使用時に
は周辺機器との関係あるいは組み込む装置内スペースと
の関係に応じてフレキシブルプリント基板を折曲げる。
【0014】また、発熱基板の温度検出用のサーミスタ
が折曲げ部よりも発熱基板側のフレキシブルプリント基
板上に搭載されているので、サーミスタがフレキシブル
プリント基板の折曲げの障害とならない。
が折曲げ部よりも発熱基板側のフレキシブルプリント基
板上に搭載されているので、サーミスタがフレキシブル
プリント基板の折曲げの障害とならない。
【0015】また、信号入出力用のコネクタが折曲げ部
よりも発熱基板と反対側のフレキシブルプリント基板上
に搭載されている場合には、コネクタがフレキシブルプ
リント基板の折曲げの障害とならない。
よりも発熱基板と反対側のフレキシブルプリント基板上
に搭載されている場合には、コネクタがフレキシブルプ
リント基板の折曲げの障害とならない。
【0016】また、フレキシブルプリント基板のコネク
タを搭載した部分に補強板が設けられている場合には、
コネクタをフレキシブルプリント基板に挿入したり抜い
たりする時に、コネクタの端子に生じる応力をできるだ
け抑制する。
タを搭載した部分に補強板が設けられている場合には、
コネクタをフレキシブルプリント基板に挿入したり抜い
たりする時に、コネクタの端子に生じる応力をできるだ
け抑制する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
【0018】図1および図2に本発明の端面型サーマル
ヘッドの一実施例を示す。この端面型サーマルヘッド
は、図1と図2とに示すように端面に発熱抵抗体1が設
けられ一方の主平面上に発熱抵抗体1を駆動するドライ
バIC2が搭載され発熱抵抗体1およびドライバIC2
に接続された配線用電極5(図2参照)が形成されたセ
ラミック等からなる発熱基板3と、この発熱基板3の他
方の主平面上に固定された金属例えば軽量で熱伝導性に
優れたアルミニウム合金等からなる放熱板4と、発熱基
板3の配線電極5に接続されドライバIC2を制御する
信号を入力する信号入力回路7(図2参照)が形成され
折曲げ部8を有する配線基板としてのフレキシブルプリ
ント基板(以下、FPCと称する)9と、折曲げ部8よ
りも発熱基板3側のFPC9上に搭載される発熱基板3
の温度検出用のサーミスタ10と、FPC9の折曲げ部
8よりも発熱基板3と反対側のFPC9上に搭載される
信号入出力用のコネクタ11と、FPC9のコネクタ1
1搭載部分に設けられた補強板12と、FPC9上に表
面実装法によって搭載されるFPC9の電源のノイズ除
去用のチップ型のセラミックコンデンサ24と、ドライ
バIC2等の電子部品を保護するために設けられたカバ
ー13とから主に構成されている。
ヘッドの一実施例を示す。この端面型サーマルヘッド
は、図1と図2とに示すように端面に発熱抵抗体1が設
けられ一方の主平面上に発熱抵抗体1を駆動するドライ
バIC2が搭載され発熱抵抗体1およびドライバIC2
に接続された配線用電極5(図2参照)が形成されたセ
ラミック等からなる発熱基板3と、この発熱基板3の他
方の主平面上に固定された金属例えば軽量で熱伝導性に
優れたアルミニウム合金等からなる放熱板4と、発熱基
板3の配線電極5に接続されドライバIC2を制御する
信号を入力する信号入力回路7(図2参照)が形成され
折曲げ部8を有する配線基板としてのフレキシブルプリ
ント基板(以下、FPCと称する)9と、折曲げ部8よ
りも発熱基板3側のFPC9上に搭載される発熱基板3
の温度検出用のサーミスタ10と、FPC9の折曲げ部
8よりも発熱基板3と反対側のFPC9上に搭載される
信号入出力用のコネクタ11と、FPC9のコネクタ1
1搭載部分に設けられた補強板12と、FPC9上に表
面実装法によって搭載されるFPC9の電源のノイズ除
去用のチップ型のセラミックコンデンサ24と、ドライ
バIC2等の電子部品を保護するために設けられたカバ
ー13とから主に構成されている。
【0019】ここで、FPC9は、その折曲げ部8より
も発熱基板3側にサーミスタ10が搭載され、折曲げ部
8よりも発熱基板3と反対側にコネクタ11およびチッ
プ型のセラミックコンデンサ24が搭載され、使用時に
折曲げ部8にて折曲げ可能に構成されている。また、F
PC9のコネクタ11搭載部分に補強板12が貼り付け
られているのは、コネクタ11をFPC9に挿入したり
抜いたりする時に、コネクタ11の端子にできるだけ応
力が生じないようにして、コネクタ11の接続信頼性を
高めるようにするためである。サーミスタ10は、発熱
基板3と接して配置され、更に発熱基板3に固着した高
熱伝導樹脂23に被覆されており、発熱基板3の熱が良
好に伝導されるように設けられている。また、チップ型
のセラミックコンデンサ24が用いられているので、ラ
ジアル型のアルミ電解コンデンサに比べてサーマルヘッ
ド全体の一層の小型化・低背化が図られる。
も発熱基板3側にサーミスタ10が搭載され、折曲げ部
8よりも発熱基板3と反対側にコネクタ11およびチッ
プ型のセラミックコンデンサ24が搭載され、使用時に
折曲げ部8にて折曲げ可能に構成されている。また、F
PC9のコネクタ11搭載部分に補強板12が貼り付け
られているのは、コネクタ11をFPC9に挿入したり
抜いたりする時に、コネクタ11の端子にできるだけ応
力が生じないようにして、コネクタ11の接続信頼性を
高めるようにするためである。サーミスタ10は、発熱
基板3と接して配置され、更に発熱基板3に固着した高
熱伝導樹脂23に被覆されており、発熱基板3の熱が良
好に伝導されるように設けられている。また、チップ型
のセラミックコンデンサ24が用いられているので、ラ
ジアル型のアルミ電解コンデンサに比べてサーマルヘッ
ド全体の一層の小型化・低背化が図られる。
【0020】尚、FPC9は、図2に示すように、柔軟
性を有する樹脂等からなるベースフイルム20と、その
上に銅(Cu)等の導電性材料から例えば銅箔を貼り付
けてからエッチング等により不要部分を除去することに
より形成された信号入力回路7(端子部分7tを含む)
と、端子部分7tを除く信号入力回路7を保護する絶縁
性のカバーレイ21とから構成されている。このFPC
9における発熱基板3の端子部分7tの表面には、半田
メッキ22が形成されている。一方、発熱基板3の配線
用電極5の一部の端子部分5t(または配線用電極5の
全部)に銀−パラジウム(Ag−Pd)膜17が形成さ
れる。このAg−Pd膜17は、半田となじみが非常に
良く、接合強度を大きくするために形成されている。そ
して、半田ごて(図示省略)をFPC9の上から当てて
半田メッキ22を溶かし、溶融した半田によって発熱基
板3の端子部分5tのAg−Pd膜17とFPC9の端
子部分7tとを接合して発熱基板3とFPC9との接続
が行われる。
性を有する樹脂等からなるベースフイルム20と、その
上に銅(Cu)等の導電性材料から例えば銅箔を貼り付
けてからエッチング等により不要部分を除去することに
より形成された信号入力回路7(端子部分7tを含む)
と、端子部分7tを除く信号入力回路7を保護する絶縁
性のカバーレイ21とから構成されている。このFPC
9における発熱基板3の端子部分7tの表面には、半田
メッキ22が形成されている。一方、発熱基板3の配線
用電極5の一部の端子部分5t(または配線用電極5の
全部)に銀−パラジウム(Ag−Pd)膜17が形成さ
れる。このAg−Pd膜17は、半田となじみが非常に
良く、接合強度を大きくするために形成されている。そ
して、半田ごて(図示省略)をFPC9の上から当てて
半田メッキ22を溶かし、溶融した半田によって発熱基
板3の端子部分5tのAg−Pd膜17とFPC9の端
子部分7tとを接合して発熱基板3とFPC9との接続
が行われる。
【0021】この端面型サーマルヘッドの製造方法の一
例を主に図3〜図14に基づいて説明する。
例を主に図3〜図14に基づいて説明する。
【0022】まず、図3に示すようなほぼ直方体状のア
ルミナセラミック等からなる基板14(以下、セラミッ
ク基板14と称する)の上に保温層としてのアンダーグ
レーズ(図2に符号25で示す)を形成し、その上に図
4に示すように金(Au)層26を形成してからエッチ
ング等によって不要部分を除去する等して図5に示すよ
うな配線用電極5のパターンが形成される。続いて、図
6に示すように、セラミック基板14の端面に沿って高
融点金属をベースとした合金、酸化物、窒化物等からな
る発熱抵抗体1が形成される。続いて、図7に示すよう
に、セラミック基板14の端面上に保護層としてオーバ
ーグレーズ17が形成される。この図7のセラミック基
板14の一方の主平面が図8に示されており、この配線
用電極5の一部の端子部分(または配線用電極5の全
部)に図9に示すような銀−パラジウム(Ag−Pd)
膜17が形成され、半田によりFPCを接合する際の接
合強度を増大させるようにしている。次に、図10に示
すようにセラミック基板14の一方の主平面上にドライ
バIC2が必要数実装された後、図11に示すようにI
C封止樹脂19により封止される。このようにして、セ
ラミック基板14の上に発熱抵抗体1とドライバIC2
と配線用電極5が設けられた発熱基板3を得る。
ルミナセラミック等からなる基板14(以下、セラミッ
ク基板14と称する)の上に保温層としてのアンダーグ
レーズ(図2に符号25で示す)を形成し、その上に図
4に示すように金(Au)層26を形成してからエッチ
ング等によって不要部分を除去する等して図5に示すよ
うな配線用電極5のパターンが形成される。続いて、図
6に示すように、セラミック基板14の端面に沿って高
融点金属をベースとした合金、酸化物、窒化物等からな
る発熱抵抗体1が形成される。続いて、図7に示すよう
に、セラミック基板14の端面上に保護層としてオーバ
ーグレーズ17が形成される。この図7のセラミック基
板14の一方の主平面が図8に示されており、この配線
用電極5の一部の端子部分(または配線用電極5の全
部)に図9に示すような銀−パラジウム(Ag−Pd)
膜17が形成され、半田によりFPCを接合する際の接
合強度を増大させるようにしている。次に、図10に示
すようにセラミック基板14の一方の主平面上にドライ
バIC2が必要数実装された後、図11に示すようにI
C封止樹脂19により封止される。このようにして、セ
ラミック基板14の上に発熱抵抗体1とドライバIC2
と配線用電極5が設けられた発熱基板3を得る。
【0023】次に、図12に示すようにこの発熱基板3
に放熱板4を接合した後、更に図13に示すように発熱
基板3にFPC9を接合する。最後に、図14に示すよ
うに、図13の組立体の上にカバー13を取り付ける。
に放熱板4を接合した後、更に図13に示すように発熱
基板3にFPC9を接合する。最後に、図14に示すよ
うに、図13の組立体の上にカバー13を取り付ける。
【0024】使用時には、図1(B)に示すように、F
PC9を折曲げ部8において折曲げて全体を小型にす
る。
PC9を折曲げ部8において折曲げて全体を小型にす
る。
【0025】なお、上述の実施例は本発明の好適な実施
の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば図15に示すようにサーミスタ10をチップ
型とし、且つカバー13内に配置するようにしてもよ
い。このようにすると、サーミスタ10を小型化・軽量
化でき、また高熱伝導樹脂も不要となる。また、FPC
9の折曲げ角度も直角に限らず、周辺機器の状況に合わ
せて任意の角度に設定でき、丸みをつけて曲げてもよ
い。尚、FPC9は折曲げておいてから接合してもよい
のは勿論である。
の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば図15に示すようにサーミスタ10をチップ
型とし、且つカバー13内に配置するようにしてもよ
い。このようにすると、サーミスタ10を小型化・軽量
化でき、また高熱伝導樹脂も不要となる。また、FPC
9の折曲げ角度も直角に限らず、周辺機器の状況に合わ
せて任意の角度に設定でき、丸みをつけて曲げてもよ
い。尚、FPC9は折曲げておいてから接合してもよい
のは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の端面型サーマルヘッドは、発熱基板に接合したフレキ
シブルプリント基板が折曲げられて使用されるので、全
体的に小型且つ低背化できる。
の端面型サーマルヘッドは、発熱基板に接合したフレキ
シブルプリント基板が折曲げられて使用されるので、全
体的に小型且つ低背化できる。
【0027】また、発熱基板の温度検出用のサーミスタ
がフレキシブルプリント基板の折曲げ部よりも発熱基板
側のフレキシブルプリント基板上に搭載されているの
で、サーミスタがフレキシブルプリント基板の折曲げの
障害とならず、フレキシブルプリント基板の折曲げが容
易になる。
がフレキシブルプリント基板の折曲げ部よりも発熱基板
側のフレキシブルプリント基板上に搭載されているの
で、サーミスタがフレキシブルプリント基板の折曲げの
障害とならず、フレキシブルプリント基板の折曲げが容
易になる。
【0028】また、信号入出力用のコネクタがフレキシ
ブルプリント基板の折曲げ部よりも発熱基板と反対側の
フレキシブルプリント基板上に搭載されている場合に
は、コネクタがフレキシブルプリント基板の折曲げの障
害とならないので、フレキシブルプリント基板の折曲げ
が容易になる。
ブルプリント基板の折曲げ部よりも発熱基板と反対側の
フレキシブルプリント基板上に搭載されている場合に
は、コネクタがフレキシブルプリント基板の折曲げの障
害とならないので、フレキシブルプリント基板の折曲げ
が容易になる。
【0029】また、フレキシブルプリント基板のコネク
タを搭載した部分に補強板が設けられている場合には、
コネクタをフレキシブルプリント基板に挿入したり抜い
たりする時に、コネクタの端子に生じる応力を抑制する
ので、接続信頼性が高い。
タを搭載した部分に補強板が設けられている場合には、
コネクタをフレキシブルプリント基板に挿入したり抜い
たりする時に、コネクタの端子に生じる応力を抑制する
ので、接続信頼性が高い。
【0030】また、配線基板の電源のノイズ除去用とし
てチップ型のセラミックコンデンサが表面実装法により
搭載されている場合には、チップ型のセラミックコンデ
ンサがラジアル型のアルミ電解コンデンサに比較して小
型であるので、サーマルヘッドをいっそう小型化でき
る。
てチップ型のセラミックコンデンサが表面実装法により
搭載されている場合には、チップ型のセラミックコンデ
ンサがラジアル型のアルミ電解コンデンサに比較して小
型であるので、サーマルヘッドをいっそう小型化でき
る。
【図1】本発明の端面型サーマルヘッドの一実施例を示
しており、(A)は縦断面図、(B)はフレキシブルプ
リント基板を折曲げた状態図、(C)は平面図である。
しており、(A)は縦断面図、(B)はフレキシブルプ
リント基板を折曲げた状態図、(C)は平面図である。
【図2】図1の端面型サーマルヘッドの発熱基板とフレ
キシブルプリント基板との接合部分の拡大断面図であ
る。
キシブルプリント基板との接合部分の拡大断面図であ
る。
【図3】図1の端面型サーマルヘッドの製造に際して用
いられるアルミセラミックからなる基板の斜視図であ
る。
いられるアルミセラミックからなる基板の斜視図であ
る。
【図4】図3の基板上にAu層を形成した状態の斜視図
である。
である。
【図5】図4のAu層から配線用電極パターンを形成し
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図6】図5の基板の端面に発熱抵抗体を設けた状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図7】図6の発熱抵抗体の上にオーバーグレーズを形
成した状態の斜視図である。
成した状態の斜視図である。
【図8】図7の基板の正面図である。
【図9】図8の基板の配線用電極の端子部分にAg−P
d膜を形成した状態を示す正面図である。
d膜を形成した状態を示す正面図である。
【図10】図9の基板にドライバICを実装した状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図11】図10のドライバICをIC封止樹脂で封止
した状態を示す斜視図である。
した状態を示す斜視図である。
【図12】図11の発熱基板に放熱板を接合する前後の
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図13】図12の組立体にフレキシブルプリント基板
を接合する前後の状態を示す斜視図である。
を接合する前後の状態を示す斜視図である。
【図14】図13の組立体にカバーを取り付ける前後の
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図15】本発明の他の実施例を示す図であり、(A)
は縦断面図、(B)はフレキシブルプリント基板を折曲
げた状態図である。
は縦断面図、(B)はフレキシブルプリント基板を折曲
げた状態図である。
【図16】従来の端面型サーマルヘッドの一例を示す図
であり、(A)はカバーを外した状態の正面図、(B)
は縦断面図である。
であり、(A)はカバーを外した状態の正面図、(B)
は縦断面図である。
【図17】従来の端面型サーマルヘッドの他の例を示す
図であり、(A)はカバーを外した状態の正面図、
(B)は縦断面図である。
図であり、(A)はカバーを外した状態の正面図、
(B)は縦断面図である。
1 発熱抵抗体 2 ドライバIC 3 発熱基板 4 放熱板 5 配線用電極 7 信号入力回路 8 折曲げ部 9 配線基板としてのフレキシブルプリント基板(FP
C) 10 サーミスタ 11 コネクタ 12 補強板 24 コンデンサ
C) 10 サーミスタ 11 コネクタ 12 補強板 24 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−59560(JP,A) 特開 昭60−19549(JP,A) 特開 昭61−10471(JP,A) 実開 平6−23752(JP,U) 実開 平2−56640(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/335 B41J 2/345
Claims (4)
- 【請求項1】 端面部に発熱抵抗体が設けられ一方の主
平面にドライバICが搭載された発熱基板と、該発熱基
板の他方の主平面に接合された放熱板と、該発熱基板に
接合された配線基板とを備えている端面型サーマルヘッ
ドにおいて、前記配線基板としてフレキシブルプリント
基板が用いられ、前記フレキシブルプリント基板が折曲
げられると共に、前記発熱基板の温度検出用のサーミス
タが前記フレキシブルプリント基板の折曲げ部よりも発
熱基板側のフレキシブルプリント基板上に搭載されてい
ることを特徴とする請求項1記載の端面型サーマルヘッ
ド。 - 【請求項2】 信号入出力用のコネクタが前記フレキシ
ブルプリント基板の折曲げ部よりも発熱基板と反対側の
フレキシブルプリント基板上に搭載されていることを特
徴とする請求項1記載の端面型サーマルヘッド。 - 【請求項3】 前記フレキシブルプリント基板のコネク
タを搭載した部分に補強板が設けられていることを特徴
とする請求項2記載の端面型サーマルヘッド。 - 【請求項4】 前記配線基板の電源のノイズ除去用のチ
ップ型のセラミックコンデンサが表面実装法により前記
フレキシブルプリント基板上に搭載されていることを特
徴とする請求項1から3までのいずれか記載の端面型サ
ーマルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26943693A JP2920053B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 端面型サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26943693A JP2920053B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 端面型サーマルヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07101094A JPH07101094A (ja) | 1995-04-18 |
JP2920053B2 true JP2920053B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=17472414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26943693A Expired - Lifetime JP2920053B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 端面型サーマルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2920053B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101750489B1 (ko) * | 2014-11-24 | 2017-06-23 | 주식회사 엘지화학 | 전지모듈용 온도 센서 및 이를 포함하는 전지모듈 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1077135B1 (en) * | 1998-05-08 | 2004-07-28 | Shinko Electric Co. Ltd. | Thermal head and thermal printer |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP26943693A patent/JP2920053B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101750489B1 (ko) * | 2014-11-24 | 2017-06-23 | 주식회사 엘지화학 | 전지모듈용 온도 센서 및 이를 포함하는 전지모듈 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07101094A (ja) | 1995-04-18 |
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