JP2919985B2 - ピークホールド回路 - Google Patents

ピークホールド回路

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JP2919985B2
JP2919985B2 JP5491791A JP5491791A JP2919985B2 JP 2919985 B2 JP2919985 B2 JP 2919985B2 JP 5491791 A JP5491791 A JP 5491791A JP 5491791 A JP5491791 A JP 5491791A JP 2919985 B2 JP2919985 B2 JP 2919985B2
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switch
signal
input signal
capacitor
hold circuit
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宏美 野谷
晴房 近藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル統合網
(ISDN)等に用いられているピークホールド回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図2はこの種の従来のピークホールド回
路を示す図である。図において、1はホールド回路、3
cは比較器、4は比較器3cの出力に応じた信号を出力
する論理回路、S1はスイッチである。
【0003】比較器3cの一方入力はホールド回路1に
接続され、他方入力は入力端子10に接続されている。
ホールド回路1はスイッチS1を介して入力端子10に
接続されている。
【0004】ホールド回路1は、コンデンサC1,抵抗
R1より成る。コンデンサC1と抵抗R1は比較器3c
の一方入力と接地との間に並列に接続されている。スイ
ッチS1は、コンデンサC1と抵抗R1の共通接続点と
入力端子10との間に接続されている。
【0005】次に動作について説明する。今、コンデン
サC1には現在入力されている入力信号Xのピーク値に
応じた電圧が充電されているものとする。入力端子10
に入力されている入力信号Xのレベルが変化し、コンデ
ンサC1の充電電圧よりも大きくなると比較器3cは新
しいピーク値が入力されたことを知らせる信号Yを出力
する。論理回路4は信号Yに応答してスイッチS1をオ
ンさせるための信号Z1を出力する。スイッチS1は信
号Z1に応答して一定時間だけオンする。スイッチS1
がオンしている間にコンデンサC1が充電される。一定
時間経つと論理回路4は信号Z1の出力をやめる。する
と、スイッチS1はオフする。このようにしてホールド
回路1は入力信号Xのピーク値をホールドして出力端子
20から出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のピークホールド
回路は以上のように構成されているので、時定数を大き
くしたい場合(ピーク値のホールド時間を大きくしたい
場合)コンデンサC1の容量と抵抗R1の抵抗値を大き
くする必要がある。しかし、コンデンサC1の容量を大
きくすると充電にかかる時間が長くなり、スイッチS1
がオンしている間にコンデンサC1の充電電圧が入力信
号Xのピーク値に達せず、入力信号Xのピーク値をホー
ルドできない場合があるという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、入力信号のピーク値をより速く
ホールドでき、かつホールド時間が長いピークホールド
回路を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るピークホ
ールド回路は、入力信号が与えられる入力信号端子と、
前記入力信号のピーク値に比例した値がホールドされた
出力信号を出力する出力端子と、前記入力信号端子から
前記出力端子への間において直列に順次設けられた、サ
ンプリング回路、第1のスイッチ、及びホールド回路
と、前記入力信号と、前記出力信号とを比較した結果に
基づいて、前記第1のスイッチのオン/オフを制御する
第1の制御信号と、第2の制御信号を出力するスイッチ
ング制御手段とを備えている。前記ホールド回路は前記
出力信号の電位を支える第1の容量を有する。前記サン
プリング回路は、前記入力信号端子と前記第1のスイッ
チとの間に設けられ前記第2の制御信号によってそのオ
ン/オフが制御される第2のスイッチと、前記第1のス
イッチと前記第2のスイッチとの接続点における電位を
支え前記第1の容量よりも小さい容量を有する第2の容
量とを有する。そして、前記第2の制御信号によってそ
のオン/オフが制御され、オンする際には前記第1の容
量の電荷を放電させる第3のスイッチが更に備えられ
る。ここで前記入力信号に比例した値が前記出力信号よ
りも大きくなった場合には前記第1乃至第3のスイッチ
がそれぞれオン、オフ、オンし、その後一定時間経過し
た後に前記第1乃至第3のスイッチがそれぞれオフ、オ
ン、オフする。望ましくは前記スイッチング制御手段
は、前記入力信号を前記第1及び第2の容量の容量値の
比で分圧する分圧器を有する。そして、前記分圧器の出
力と、前記出力信号との比較に基づいて前記第1及び第
2の制御信号が生成される。
【0009】
【作用】この発明にかかるスイッチング制御手段は、入
力信号に比例した値が出力信号のそれより大きくなった
場合、第1乃至第3のスイッチをそれぞれオフ、オン、
オンさせ、サンプリング回路に入力信号をサンプリング
させるとともに第1の容量の電荷を放電させる。その
後、一定時間経過するとスイッチング制御手段は、第1
乃至第3のスイッチをそれぞれオン、オフ、オフさせ、
サンプリング回路に含まれる第2の容量が充電していた
電荷の一部をホールド回路に含まれる第1の容量に移動
させる。第2の容量は第1の容量よりも小さいので、第
2の容量は素速く充電され、第1の容量の放電時間は長
くなる。出力信号は入力信号のピーク値を、第1の容量
と第2の容量の比で分圧した値となるが、分圧器によっ
て前記入力信号を前記第1及び第2の容量の容量値の比
で分圧することにより、第1及び第2のスイッチの制御
を適切に行うことができる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明に係るピークホールド回路の
一実施例を示す回路図である。図において、図2に示し
た従来回路との相違点は、サンプリング回路2、抵抗R
3a,R3b、スイッチSRを新たに設けたことであ
る。
【0011】サンプリング回路2は、スイッチS2とス
イッチS1との間に接続されている。サンプリング回路
2はスイッチS2とコンデンサC2より成る。スイッチ
S2は入力端子10に接続され、入力信号Xを選択的に
出力する。コンデンサC2の容量(例えば1pF)はコ
ンデンサC1の容量(例えば10pF)に比べ小さく設
定されている。コンデンサC2はスイッチS2とスイッ
チS1の共通接続点と接地との間に接続されている。
【0012】抵抗R3aは入力端子10と比較器3cの
一方入力との間に接続されている。抵抗R3bは比較器
3cの一方入力と接地との間に接続されている。抵抗R
3a,R3bおよび比較器3cによりピーク判定回路3
が構成されている。なお、抵抗R3aと抵抗R3bの抵
抗値の比とコンデンサC1とコンデンサC2の容量の比
は等しいものとする。スイッチSRは出力端子20と接
地との間に接続されている。その他の構成は図2に示し
た従来回路と同様である。
【0013】次に動作について説明する。今、スイッチ
SR,S1,S2はオフしており、コンデンサC1は現
時点での入力信号Xのピーク値に応じた電圧に充電され
ているものとする。
【0014】入力端子10に現在のピーク値(コンデン
サC1の充電電圧に対応)より大きな値を持つ入力信号
Xが入力されると、ピーク判定回路3から論理回路4に
新しいピーク値Vpeakが入力されたことを知らせる信号
Yが入力される。論理回路4は信号Yに応答して信号Z
2をスイッチS2,SRに与える。スイッチS2および
スイッチSRは信号Z2に応答してオンする。スイッチ
S2がオンすることによりコンデンサC2は入力信号の
ピーク値Vpeakに応じた電圧に充電される。また、スイ
ッチSRがオンすることによりコンデンサC1のホール
ド電圧が放電される。コンデンサC2の容量はコンデン
サC1の容量より小さく設定しているので、コンデンサ
C2の充電時間はコンデンサC1の充電時間よりも短
い。
【0015】一定時間経過後、論理回路4は、信号Z2
出力をやめると同時に信号A2を出力する。すると、
スイッチSR,S2はオフし、スイッチSは信号A2
に応答してオンする。コンデンサC1の容量をコンデン
サC2の容量より大きく設定しているので、スイッチS
1のオン時間をスイッチS2のオン時間より長く設定し
ている。スイッチS1がオンすることによりコンデンサ
C1はコンデンサC2の充電電圧に応じた電圧に充電さ
れる。この時、ホールド回路1のホールド電圧V
holdは、電荷の分配により、
【0016】
【数1】
【0017】となる。ピーク判定回路3の抵抗R3aと
抵抗R3bの抵抗値の比を
【0018】
【数2】
【0019】と設定しているので、比較器3cの両入力
への入力電圧はどちらもC2/(C1+C2)倍される
ので電圧比較が簡単に行える。ここで、R3aは抵抗R
3aの抵抗値、R3bは抵抗R3bの抵抗値、C1はコ
ンデンサC1の容量、C2はコンデンサC2の容量であ
る。
【0020】なお、上記実施例ではピーク判定回路3を
抵抗R3a,R3bおよび比較器3cにより構成し、そ
の判定結果に基づき論理回路4によりスイッチS1,S
2,SRの制御信号を発生したが、入力信号Xのピーク
値に応じてスイッチS1,S2,SRを上述のように制
御できればどのような回路でもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば入力信
号のピーク値をより速くホールドできるとともに、ホー
ルド時間が長くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るピークホールド回路の一実施例
を示す回路図である。
【図2】従来のピークホールド回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ホールド回路 2 サンプリング回路 3 ピーク判定回路 4 論理回路 S1,S2,SR スイッチ C1,C2 コンデンサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が与えられる入力信号端子と、 前記入力信号のピーク値に比例した値がホールドされた
    出力信号を出力する出力端子と、 前記入力信号端子から前記出力端子への間において直列
    に順次設けられた、サンプリング回路、第1のスイッ
    チ、及びホールド回路と、 前記入力信号と、前記出力信号とを比較した結果に基づ
    いて、前記第1のスイッチのオン/オフを制御する第1
    の制御信号と、第2の制御信号を出力するスイッチング
    制御手段とを備え、 前記ホールド回路は、前記出力信号の電位を支える第1
    の容量を有し、 前記サンプリング回路は、前記入力信号端子と前記第1
    のスイッチとの間に設けられ、前記第2の制御信号によ
    ってそのオン/オフが制御される第2のスイッチと、前
    記第1のスイッチと前記第2のスイッチとの接続点にお
    ける電位を支え、前記第1の容量よりも小さい容量を有
    する第2の容量とを有し、 前記第2の制御信号によってそのオン/オフが制御さ
    れ、オンする際には前記第1の容量の電荷を放電させる
    第3のスイッチを更に備え、 前記入力信号に比例した値が前記出力信号よりも大きく
    なった場合には前記第1乃至第3のスイッチがそれぞれ
    オフ、オン、オンし、その後一定時間経過した後に前記
    第1乃至第3のスイッチがそれぞれオン、オフ、オフす
    るピークホールド回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング制御手段は、前記入力
    信号を前記第1及び第2の容量の容量値の比で分圧する
    分圧器を有し、前記分圧器の出力と、前記出力信号との
    比較に基づいて前記第1及び第2の制御信号を生成す
    る、請求項1記載のピークホールド回路。
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