JPH06347570A - 時間−電圧変換及びトラックホールド回路 - Google Patents

時間−電圧変換及びトラックホールド回路

Info

Publication number
JPH06347570A
JPH06347570A JP15812293A JP15812293A JPH06347570A JP H06347570 A JPH06347570 A JP H06347570A JP 15812293 A JP15812293 A JP 15812293A JP 15812293 A JP15812293 A JP 15812293A JP H06347570 A JPH06347570 A JP H06347570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
time
circuit
voltage
diode bridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15812293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Yamaguchi
和俊 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Tektronix Corp filed Critical Sony Tektronix Corp
Priority to JP15812293A priority Critical patent/JPH06347570A/ja
Publication of JPH06347570A publication Critical patent/JPH06347570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 時間−電圧変換回路として動作する時、選択
スイッチS3は基準電位を選択する。基準電位まで充電
されたホールド・キャパシタCxが測定時間間隔だけ閉
じるスイッチS6及び定電流源38により放電させられ
る。トラックホールド回路として動作する時、スイッチ
S3は入力信号を選択する。ダイオード・ブリッジ34
は、ホールド時のみ非導通となり、ホールド・キャパシ
タCxにはホールド時の入力信号電圧が保持される。 【効果】 殆どの回路構成を共用して時間−電圧変換回
路としても、トラックホールド回路としても使用可能な
安価な時間−電圧変換及びトラックホールド回路を提供
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時間間隔を電圧の変化
に変換する時間−電圧変換及び、信号を保持するトラッ
クホールドの両方に用いることができる時間−電圧変換
及びトラックホールド回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の時間−電圧変換回路であ
る。プラス電位源+V及びマイナス電位源−V間には、
定電流源10、スイッチS1、スイッチS2及び定電流
源12が直列に接続される。スイッチ制御回路14は、
スイッチS1及びS2の開閉のタイミングを制御する。
スイッチ制御回路14は被測定信号が入力される入力端
子16を有する。スイッチS1及びS2の接続点と、接
地電位との間にはホールド・キャパシタCx及びクラン
プ・ダイオードD1が並列に接続される。スイッチS1
及びS2の接続点には、バッファ・アンプ18の入力端
が接続され、その出力端にADC(アナログ−デジタル
変換器)20が接続される。
【0003】図2の回路のリセット動作時は、スイッチ
制御回路14が、スイッチS1を閉状態にし、スイッチ
S2を開状態にする。ホールド・キャパシタCxは、ス
イッチS1を通して定電流源10により充電される。ホ
ールド・キャパシタCxは充電されるに従って両端に生
じる電圧が増加するが、クランプ・ダイオードD1の順
方向電圧と等しくなると定電流源10による電流は、ク
ランプ・ダイオードD1に流れるようになりホールド・
キャパシタCxへの充電は終了する。充電終了後スイッ
チ制御回路14はスイッチS1及びS2を共に開状態と
して、図2の回路は待機状態になる。
【0004】待機状態の時に、入力端子16から信号が
入力されるとスイッチ制御回路14は、スイッチS2を
閉状態とする。スイッチS2が閉じるとホールド・キャ
パシタCxに蓄えられていた電荷は、スイッチS2を通
して定電流源12による予め定められた電流値により放
電する。入力端子16に入力されていた信号が無くなる
と、スイッチ制御回路14がスイッチS2を再び開状態
にする。
【0005】ホールド・キャパシタCxに残る電荷によ
るコンデンサ両端の電圧は、スイッチS2が閉じていた
時間すなわち放電時間に比例して減少する。つまり、ス
イッチS2が閉じていた時間間隔が電圧の変化に変換さ
れる。このホールド・キャパシタCxの両端の電圧をバ
ッファ・アンプ18を通してADC20がデジタル・デ
ータに変換する。このデジタル・データからスイッチS
2が閉じていた時間間隔をCPU等の演算装置(図示せ
ず)により求める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示すよ
うな従来の時間−電圧変換回路においては、クランプ・
ダイオードD1の温度変化によって、順方向電圧すなわ
ちクランプ電圧が変動してしまう。その結果、スイッチ
S2が同一時間閉じていたとしても、バッファ・アンプ
18の出力電圧は変動してしまい、正確な時間間隔測定
が行えない。
【0007】また、信号波形を図2の時間−電圧変換回
路に用いたADC20を共通に使用してデジタル変換す
る必要があるときには、ADC20の前段に別系統のト
ラックホールド回路を構成しなければならないので、回
路構成が大規模になるという問題も生じる。
【0008】よって、本発明の目的は、殆どの回路構成
を共用してトラックホールド回路としても用いることが
可能で安価なうえ、温度変化があっても精度の高い時間
−電圧変換及びトラックホールド回路を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するために本発明の時間−電圧変換及びトラックホール
ド回路においては、時間−電圧変換回路として動作する
ときには可変電位を選択し、トラックホールド回路とし
て動作するときには入力信号を選択する選択スイッチ
と、選択スイッチの出力端に接続されたダイオード・ブ
リッジと、ダイオード・ブリッジが導通になったとき選
択スイッチと電気的に接続を得るホールド・キャパシタ
と、時間−電圧変換回路として動作するときにホールド
・キャパシタを測定時間間隔中放電する時間間隔測定ス
イッチと、時間間隔測定スイッチと直列に接続されてホ
ールド・キャパシタの放電電流を一定にする定電流源
と、選択スイッチ、ダイオード・ブリッジ及び時間間隔
測定スイッチを制御するスイッチ制御回路を具えること
により、殆どの回路構成を共用して時間−電圧変換回路
としてもトラックホールド回路としても動作する。ま
た、ダイオード・ブリッジは温度変化が生じても入力端
電圧と出力端電圧が等しいのでホールド・キャパシタの
充電終了電圧は高精度である。
【0010】
【実施例】図1は本発明の時間−電圧変換及びトラック
ホールド回路の一実施例である。選択スイッチS3は、
図1の回路を時間−電圧変換回路として用いる場合には
基準電位源としての可変抵抗器VR1を選択し、トラッ
ク・ホールド回路として用いる場合には信号入力端子3
0を選択する。選択スイッチS3によって選択された信
号は、ドライブ・アンプ32を通してダイオード・ブリ
ッジ34の入力端に入力される。プラス電位+V及びマ
イナス電位−V間には、定電流源48、スイッチS4、
ダイオード・ブリッジ34、スイッチS5及び定電流源
50が直列に接続される。スイッチS4及びS5は、ダ
イオード・ブリッジ34を導通にするか非導通にするか
を決定する。ダイオード・ブリッジ34の出力端及び接
地電位間には、ホールド・キャパシタCxが接続され
る。ホールド・キャパシタCxと、ダイオード・ブリッ
ジ34の出力端との接続点にスイッチS6及び定電流源
38が直列に接続される。ホールド・キャパシタCx及
びスイッチS6の接続点にはバッファ・アンプ40の入
力端が接続され、出力端にはADC42が接続される。
スイッチ制御回路44は、スイッチS3の入力選択、並
びにスイッチS4、S5及びS6の開閉状態を制御す
る。スイッチ制御回路44には入力端子46が接続され
ている。
【0011】以下、図1の回路が時間−電圧変換回路と
して働くときの動作を説明する。選択スイッチS3はス
イッチ制御回路44によって常時可変電位源としての可
変抵抗器VR1を選択している。
【0012】リセット動作時は、スイッチ制御回路44
によって、スイッチS4及びS5が閉状態、スイッチS
6が開状態にされる。ホールド・キャパシタCxはVR
1によって設定された電位まで、ドライブ・アンプ32
及びダイオード・ブリッジ34を通して充電される。ダ
イオード・ブリッジの4つのダイオードの特性が等し
く、且つ熱的に結合されているとすれば、ダイオード・
ブリッジ34の各ダイオードの温度変化による順方向電
圧変動は互いに打ち消しあい補償される。スイッチS4
及びS5は、ホールド・キャパシタCxが基準電位まで
充電された後に、スイッチ制御回路44により開状態に
される。
【0013】時間間隔測定時は、入力端子46に信号が
入力されている間のみ、スイッチ制御回路44がスイッ
チS6を閉状態にする。このときスイッチS4及びS5
は開状態のままである。スイッチS6が閉状態の時、ホ
ールド・キャパシタCxに蓄えられていた電荷は、スイ
ッチS6を通して定電流源38による一定電流値で放電
する。このホールド・キャパシタCxの放電による電圧
の減少はスイッチS6が閉じられていた時間間隔、すな
わち入力端子46に信号が入力されていた時間に比例す
る。ホールド・キャパシタCxの両端の電圧をバッファ
・アンプ40を通してADC42がデジタル・データに
変換する。このデジタル・データからスイッチS6が閉
じていた時間間隔が求められる。
【0014】以下、図1の回路がトラック・ホールド回
路として働くときの回路動作を説明する。選択スイッチ
S3は、スイッチ制御回路44によって常時入力端子3
0を選択している。また、スイッチS6は常に開状態の
ままである。
【0015】トラック動作時を説明すると、スイッチS
4及びS5は、スイッチ制御回路44により閉状態にさ
れる。ダイオード・ブリッジ34は導通状態となるの
で、ホールド・キャパシタCxは、ダイオード・ブリッ
ジ34及びドライブ・アンプ34を通して入力端子30
に加えられた電位に応じて充電又は放電される。ホール
ド・キャパシタCxの両端の電圧は、入力端子30に加
えられた信号の電圧に追従するトラック動作を行う。
【0016】ホールド動作時は、ホールドする時点でス
イッチ制御回路が、スイッチS4及びS5を開状態にす
る。ダイオード・ブリッジ34は非導通状態になるの
で、その時点での信号入力端子30に加えられていた電
圧が、ホールド・キャパシタCxにより保持される。ホ
ールド・キャパシタCxの両端の電圧は、バッファ・ア
ンプ40を通してADC42によりデジタル信号に変換
される。
【0017】以上本発明の好適実施例について説明した
が、本発明はここに説明した実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応
じて種々の変形及び変更を実施し得ることは当業者には
明らかである。
【0018】例えば、実施例においては、本発明の回路
を時間間隔測定回路として用いるときに、入力端子46
に信号が入力されている間スイッチS4及びS5を閉じ
ていたが、入力信号はパルス波でもよく、またスイッチ
が閉じる時間はパルス波の立ち上がりからn回目までの
立ち上がりまで、また立ち下がりから次の立ち上がりま
で等、当業者には容易に変形及び変更を実施できるであ
ろう。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0020】殆どの回路構成を共用して時間−電圧変換
回路としても、トラックホールド回路としても使用可能
な安価な時間−電圧変換及びトラックホールド回路を提
供することができる。特に、時間−電圧変換動作モード
において、ダイオード・ブリッジに温度変化が生じても
ホールド・キャパシタの充電終了電圧に変動が無く、精
度の高い時間−電圧変換を行える。
【0021】更に、時間−電圧変換回路動作モードにお
いて、ホールド・キャパシタの充電終了電圧を任意に変
更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時間−電圧変換及びトラックホールド
回路の一実施例である。
【図2】従来の時間−電圧変換回路である。
【符号の説明】
30 信号入力端子 34 ダイオード・ブリッジ 38 定電流源 44 スイッチ制御回路 Cx ホールド・キャパシタ S3 選択スイッチ VR1 可変電位源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号又は、可変電位の何れか一方を
    選択する選択スイッチと、 該選択スイッチの出力端に接続されたダイオード・ブリ
    ッジと、 該ダイオード・ブリッジと基準電位源との間に接続され
    たホールド・キャパシタと、 上記ダイオード・ブリッジ及び上記ホールド・キャパシ
    タの接続点に、一端が接続された時間間隔測定スイッチ
    と、 該時間間隔測定スイッチの他端に接続された定電流源
    と、 上記選択スイッチ、上記ダイオード・ブリッジ及び上記
    時間間隔測定スイッチを制御するスイッチ制御回路とを
    具えることを特徴とする時間−電圧変換及びトラックホ
    ールド回路。
JP15812293A 1993-06-04 1993-06-04 時間−電圧変換及びトラックホールド回路 Pending JPH06347570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15812293A JPH06347570A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 時間−電圧変換及びトラックホールド回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15812293A JPH06347570A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 時間−電圧変換及びトラックホールド回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06347570A true JPH06347570A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15664783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15812293A Pending JPH06347570A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 時間−電圧変換及びトラックホールド回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06347570A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005017294A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Agilent Technol Inc サンプリング能動負荷回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434800A (ja) * 1990-05-30 1992-02-05 Yokogawa Electric Corp 波形サンプリング回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434800A (ja) * 1990-05-30 1992-02-05 Yokogawa Electric Corp 波形サンプリング回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005017294A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Agilent Technol Inc サンプリング能動負荷回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4338665A (en) Data gathering system for automotive vehicles
US20050184894A1 (en) Analog-to-digital converter and microcomputer in which the same is installed
JPH09163621A (ja) バッテリー充電モード制御回路
US4267468A (en) Temperature sensing circuit
JPS6141227A (ja) 検出されたパラメーターを積分する回路及び積分する方法
JPH06347570A (ja) 時間−電圧変換及びトラックホールド回路
KR100374097B1 (ko) 전기신호의아날로그/디지탈변환방법및그장치
US4584489A (en) Multichannel time-voltage converter
US4009402A (en) Time expander circuit for a frequency-to-digital converter
JPS58111417A (ja) 振幅制御装置
WO2001015306A1 (en) Dc/dc converter with a low-battery state indicator
JP7231490B2 (ja) データ伝送方法及びデータ転送装置
JPS6022682Y2 (ja) デイジタル・アナログ変換器
JPH06273476A (ja) 電圧印加電流測定回路
JPH07202701A (ja) 積分回路及びそれを用いたバッテリチャージャ
JP3024514B2 (ja) ソレノイド制御装置
JPH05107313A (ja) Ic試験器の負荷コンデンサ接続回路
SU1091336A1 (ru) Преобразователь напр жени в интервал времени
JPH0283612A (ja) マイクロコントローラ
SU1273836A2 (ru) Преобразователь разности фаз в напр жение
JP3238867B2 (ja) 電池電圧測定方法および装置
JPH0327425A (ja) マイクロコンピュータによる入力判別システム
JPH0534756A (ja) カメラのa/d変換装置
JPS6322264B2 (ja)
JPS60223226A (ja) カメラ