JP2919342B2 - 増幅装置 - Google Patents
増幅装置Info
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- JP2919342B2 JP2919342B2 JP8091452A JP9145296A JP2919342B2 JP 2919342 B2 JP2919342 B2 JP 2919342B2 JP 8091452 A JP8091452 A JP 8091452A JP 9145296 A JP9145296 A JP 9145296A JP 2919342 B2 JP2919342 B2 JP 2919342B2
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は増幅装置に関し、特
に携帯電話装置などに使用される受話系のレシーバを駆
動するためのＢＴＬ方式の増幅装置に関する。
に携帯電話装置などに使用される受話系のレシーバを駆
動するためのＢＴＬ方式の増幅装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の増幅装置はＢＴＬ（Ｂａ
ｌａｎｃｅｄ Ｔｒａｎｓｆｏｒｍｅｌｅｓｓ）方式の
増幅回路を用い限定された電源電圧でより大電力の出力
を得るようにしたものである。
ｌａｎｃｅｄ Ｔｒａｎｓｆｏｒｍｅｌｅｓｓ）方式の
増幅回路を用い限定された電源電圧でより大電力の出力
を得るようにしたものである。
【０００３】この増幅装置は、入出力間で位相が反転し
た反転増幅回路を２段に構成し、１段目の反転増幅回路
の出力信号を入力信号のレベルまで減衰させて２段目の
反転増幅回路の入力信号とし、レシーバーへ接続する出
力信号は各反転増幅回路の出力端間から得るようにして
いる。即ち、２段目の反転増幅回路の入力信号は１段目
の反転増幅回路の出力信号と同相であるので、両反転増
幅回路の各出力信号は逆相関係でこの出力間電圧では単
独の増幅回路の２倍になり、利得は６ｄＢ増加するよう
になっている。
た反転増幅回路を２段に構成し、１段目の反転増幅回路
の出力信号を入力信号のレベルまで減衰させて２段目の
反転増幅回路の入力信号とし、レシーバーへ接続する出
力信号は各反転増幅回路の出力端間から得るようにして
いる。即ち、２段目の反転増幅回路の入力信号は１段目
の反転増幅回路の出力信号と同相であるので、両反転増
幅回路の各出力信号は逆相関係でこの出力間電圧では単
独の増幅回路の２倍になり、利得は６ｄＢ増加するよう
になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の増幅
装置はＢＴＬ方式増幅回路を用いているので、利得が大
きいが、一方コモンモードノイズの影響を受け易く、入
力側におけるノイズ、例えば電源リップルなどの低周波
ノイズ、あるいは放射ノイズなどのノイズを拾い易く、
これを増幅出力してレシーバーで４０ｄＢＳＰＬ程度の
音圧音となると、人の耳に十分聞こえてしまうノイズと
なり耳ざわりであるという問題がある。
装置はＢＴＬ方式増幅回路を用いているので、利得が大
きいが、一方コモンモードノイズの影響を受け易く、入
力側におけるノイズ、例えば電源リップルなどの低周波
ノイズ、あるいは放射ノイズなどのノイズを拾い易く、
これを増幅出力してレシーバーで４０ｄＢＳＰＬ程度の
音圧音となると、人の耳に十分聞こえてしまうノイズと
なり耳ざわりであるという問題がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の増幅装置は、並
列に配置された２つの増幅器と、前記増幅器の入力レベ
ルが基準値以上の場合は前記増幅器の各々の出力信号を
逆相で出力端間から得るようにし、前記入力レベルが基
準値以下の場合は前記出力信号を同相で出力端間から得
るようにした手段とを備えている。
列に配置された２つの増幅器と、前記増幅器の入力レベ
ルが基準値以上の場合は前記増幅器の各々の出力信号を
逆相で出力端間から得るようにし、前記入力レベルが基
準値以下の場合は前記出力信号を同相で出力端間から得
るようにした手段とを備えている。
【０００６】また、具体的にはそれぞれの出力の出力端
間から出力信号を得るように接続された第１および第２
の反転増幅回路と前記第１の反転増幅回路の出力信号を
入力しこの第１の反転増幅回路の入力信号のレベルまで
減衰させ出力するレベル減衰器と、前記第１の反転増幅
回路の入力信号のレベルを検出し基準値以上の場合は切
替信号「１」、基準値以下の場合は切替信号「０」を出
力するレベル検出回路と、前記第２の反転増幅回路の入
力信号を前記切替信号「１」の場合は前記レベル減衰器
の出力信号に前記切替信号「０」の場合は前記入力信号
に切替える切替器とを備えている。
間から出力信号を得るように接続された第１および第２
の反転増幅回路と前記第１の反転増幅回路の出力信号を
入力しこの第１の反転増幅回路の入力信号のレベルまで
減衰させ出力するレベル減衰器と、前記第１の反転増幅
回路の入力信号のレベルを検出し基準値以上の場合は切
替信号「１」、基準値以下の場合は切替信号「０」を出
力するレベル検出回路と、前記第２の反転増幅回路の入
力信号を前記切替信号「１」の場合は前記レベル減衰器
の出力信号に前記切替信号「０」の場合は前記入力信号
に切替える切替器とを備えている。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は実施の形態例を示す
ブロック図である。
て図面を参照して説明する。図１は実施の形態例を示す
ブロック図である。
【０００８】図１において、本増幅装置は携帯電話装置
に用いられ、受話音声信号を電力増幅しレシーバー鳴動
させるためのものである。それぞれ入力と出力との位相
が反転する特性が全く同じ２つの反転増幅回路１、２
と、反転増幅回路１の出力信号を入力信号のレベルまで
下げるための減衰器３と、入力信号のレベルを検出する
レベル検出回路４、レベル検出回路４からの信号で反転
増幅回路２への入力信号を反転増幅回路１の出力信号と
するか、入力端子１１の受話音声入力信号とするかを切
り替えるＳＷ５とから構成される。レシーバ６は出力端
子１２，１３の端子間に接続される。
に用いられ、受話音声信号を電力増幅しレシーバー鳴動
させるためのものである。それぞれ入力と出力との位相
が反転する特性が全く同じ２つの反転増幅回路１、２
と、反転増幅回路１の出力信号を入力信号のレベルまで
下げるための減衰器３と、入力信号のレベルを検出する
レベル検出回路４、レベル検出回路４からの信号で反転
増幅回路２への入力信号を反転増幅回路１の出力信号と
するか、入力端子１１の受話音声入力信号とするかを切
り替えるＳＷ５とから構成される。レシーバ６は出力端
子１２，１３の端子間に接続される。
【０００９】次に動作について説明する。入力端子１１
の受話音声入力信号をレベル検出回路４でレベル検出
し、この入力レベルが一定レベル以上のときは、レベル
検出回路４の出力信号は「１」となり、ＳＷ５はａ側へ
倒れ、反転増幅回路１の出力信号は、レベル減衰器３を
介し反転増幅回路２へ入力され、反転増幅回路１，２は
通常のＢＴＬ方式増幅装置として動作する。
の受話音声入力信号をレベル検出回路４でレベル検出
し、この入力レベルが一定レベル以上のときは、レベル
検出回路４の出力信号は「１」となり、ＳＷ５はａ側へ
倒れ、反転増幅回路１の出力信号は、レベル減衰器３を
介し反転増幅回路２へ入力され、反転増幅回路１，２は
通常のＢＴＬ方式増幅装置として動作する。
【００１０】即ち、受話音声入力信号は反転増幅回路１
で反転増幅され出力１端子１２へ反転出力され、一方、
反転増幅回路２では再び反転増幅されるので出力２端子
１３へ非反転出力が出力される。そして出力１、出力２
端子間の出力端間に接続されたレシーバー６へ増幅加算
された受話音声信号が出力される。
で反転増幅され出力１端子１２へ反転出力され、一方、
反転増幅回路２では再び反転増幅されるので出力２端子
１３へ非反転出力が出力される。そして出力１、出力２
端子間の出力端間に接続されたレシーバー６へ増幅加算
された受話音声信号が出力される。
【００１１】また、受話音声入力信号が一定レベル未満
のときは、レベル検出回路４からの出力信号は「０」と
なり、ＳＷ５はｂ側へ倒れ、受話音声入力信号は反転増
幅回路１、２の両方に同相で入力される。従って、出力
１，２端子１２，１３には同相の信号が出力され、出力
端間に接続されたレシーバー６へは両出力は減算される
ので信号がなく全くの無音になる。即ち、一定レベル未
満の受話音声入力信号は無音時のノイズと見放し、この
ノイズはレシーバー６には出力されない。
のときは、レベル検出回路４からの出力信号は「０」と
なり、ＳＷ５はｂ側へ倒れ、受話音声入力信号は反転増
幅回路１、２の両方に同相で入力される。従って、出力
１，２端子１２，１３には同相の信号が出力され、出力
端間に接続されたレシーバー６へは両出力は減算される
ので信号がなく全くの無音になる。即ち、一定レベル未
満の受話音声入力信号は無音時のノイズと見放し、この
ノイズはレシーバー６には出力されない。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明の増幅装置
は、入力レベルが一定レベル以上の時は通常のＢＴＬ方
式の増幅装置として動作するが、一定レベル未満の時、
即ちノイズ入力に対しては出力信号は同相となり打消す
ので出力がなくなり、レシーバーにはノイズ音が発生し
ないという効果がある。
は、入力レベルが一定レベル以上の時は通常のＢＴＬ方
式の増幅装置として動作するが、一定レベル未満の時、
即ちノイズ入力に対しては出力信号は同相となり打消す
ので出力がなくなり、レシーバーにはノイズ音が発生し
ないという効果がある。
【図１】本発明の実施の形態例を示すブロック図であ
る。
る。
１，２ 反転増幅回路 ３ レベル減衰器 ４ レベル検出回路 ５ ＳＷ（スイッチ） ６ レシーバー
Claims (2)
- 【請求項１】 並列に配置された２つの増幅器と、前記
増幅器の入力レベルが基準値以上の場合は前記増幅器の
各々の出力信号を逆相で出力端間から得るようにし、前
記入力レベルが基準値以下の場合は前記出力信号を同相
で出力端間から得るようにした手段とを備えることを特
徴とする増幅装置。 - 【請求項２】 それぞれの出力の出力端間から出力信号
を得るように接続された第１および第２の反転増幅回路
と前記第１の反転増幅回路の出力信号を入力しこの第１
の反転増幅回路の入力信号のレベルまで減衰させ出力す
るレベル減衰器と、前記第１の反転増幅器の入力信号の
レベルを検出し基準値以上の場合は切替信号「１」、基
準値以下の場合は切替信号「０」を出力するレベル検出
回路と、前記第２の反転増幅回路の入力信号を前記切替
信号「１」の場合は前記レベル減衰器の出力信号に前記
切替信号「０」の場合は前記入力信号に切替える切替器
とを備えること特徴とする増幅装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8091452A JP2919342B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8091452A JP2919342B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 増幅装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09284067A JPH09284067A (ja) | 1997-10-31 |
| JP2919342B2 true JP2919342B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=14026765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8091452A Expired - Fee Related JP2919342B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 増幅装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2919342B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP8091452A patent/JP2919342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09284067A (ja) | 1997-10-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990323 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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