JP2918877B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2918877B2
JP2918877B2 JP13506898A JP13506898A JP2918877B2 JP 2918877 B2 JP2918877 B2 JP 2918877B2 JP 13506898 A JP13506898 A JP 13506898A JP 13506898 A JP13506898 A JP 13506898A JP 2918877 B2 JP2918877 B2 JP 2918877B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image
function
image data
buffer memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13506898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1188882A (ja
Inventor
勝義 東島
弘雅 中島
靖雄 孝橋
仁 藤本
美佐子 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13506898A priority Critical patent/JP2918877B2/ja
Publication of JPH1188882A publication Critical patent/JPH1188882A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2918877B2 publication Critical patent/JP2918877B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話やテレビ会議システム等にお
いては通信回線の伝送速度が低く、膨大な画像データの
伝送には符号化処理が必須である。採用できる符号化方
式として、ITU−T(International Telecommunicat
ion Union - Telecommunication Standardization Sect
or:国際電気通信連合・電気通信標準化部門)の勧告で
あるH.261やH.263が知られている。これらの
勧告は、CIF(CommonIntermediate Format:共通中
間フォーマット)と、QCIF(Quarter CIF)とを規
定している。CIF画像は352×288個の画素で構
成され、QCIF画像は176×144個の画素で構成
される。符号化データの送受信にBCH(Bose-Chaudhu
ri-Hocquenghem Code)誤り訂正符号を用いる点も、こ
れらの勧告に規定されている。また、カラー静止画像圧
縮の国際標準であるJPEG(Joint Photographic Cod
ing Experts Group)や、メディア統合系動画像圧縮の
国際標準であるMPEG(Moving Picture Experts Gro
up)が、ISO(International Organization for Sta
ndardization:国際標準化機構)の専門家グループ名が
付けられた符号化方式として知られている。
【0003】符号化処理されてできた符号化データは、
復号処理によってアナログ映像信号に変換される。従来
は、画像の符号化処理のための装置すなわちエンコーダ
と、画像の復号処理のための装置すなわちデコーダとを
別々に作成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来は
画像のエンコーダとデコーダとを別々に作成していたの
で、2倍の設計費用が必要となり、画像処理システムの
コストアップにつながっていた。また、さまざまなアプ
リケーションに柔軟に対応することができないという問
題があった。
【0005】本発明の目的は、1つのハードウェアで複
数の機能を実現できる画像処理装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1〜3の発明に係る画像処理装置は、エンコ
ーダとデコーダとのいずれにもなれるように、符号化処
理と復号処理とに最大限のハードウェア資源を共用しつ
つ、データの流れる方向を切り替えるようにしたもので
ある。しかも、この画像処理装置は、符号化データの同
期伝送のために外部機器から送信された伝送クロック信
号を受信するスレーブ装置になったり、伝送クロック信
号を自ら送信するマスター装置になったりできるよう
に、伝送クロック信号の送受信機能を切り替える。
【0007】請求項4の発明に係る画像処理装置も、エ
ンコーダとデコーダとのいずれにも なれるように、符号
化処理と復号処理とに最大限のハードウェア資源を共用
しつつ、データの流れる方向を切り替えるようにしたも
のである。しかも、この画像処理装置は、自己の符号化
処理が開始し又は終了したことを外部機器に伝えるよう
にタイミング信号を送信したり、外部機器から受信した
タイミング信号に応答して自己の符号化処理を開始し又
は終了したり、外部機器に符号化処理を開始させ又は終
了させるようにタイミング信号を送信したり、外部機器
から受信したタイミング信号に応答して自己の復号処理
を開始し又は終了したりできるように、タイミング信号
の送受信機能を切り替える。
【0008】請求項5〜7の発明に係る画像処理装置
も、エンコーダとデコーダとのいずれにもなれるよう
に、符号化処理と復号処理とに最大限のハードウェア資
源を共用しつつ、データの流れる方向を切り替えるよう
にしたものである。しかも、この画像処理装置は、書き
込みレートとは異なるレートでデータの読み出しが行わ
れる第1のメモリと、該第1のメモリの前段及び後段の
いずれにも接続可能な遅延ラインメモリとして機能する
第2のメモリとを有するライン数変換器を備えたもので
ある。
【0009】請求項8の発明に係る画像処理装置も、エ
ンコーダとデコーダとのいずれにもなれるように、符号
化処理と復号処理とに最大限のハードウェア資源を共用
しつつ、データの流れる方向を切り替えるようにしたも
のである。しかも、この画像処理装置は、フレーム同期
の検出のための符号化データの一時格納と、復号処理の
対象である誤り訂正結果の一時格納とに同一のバッファ
メモリを共用するものである。
【0010】請求項9の発明に係る画像処理装置は、符
号化処理のためのエンコーダにおいて、符号化データの
同期伝送のために外部機器から送信された伝送クロック
信号を受信するスレーブ装置になったり、伝送クロック
信号を自ら送信するマスター装置になったりできるよう
に、伝送クロック信号の送受信機能を切り替えるように
したものである。
【0011】請求項10の発明に係る画像処理装置は、
復号処理のためのデコーダにおいて、復号処理の対象と
なる符号化データの同期伝送のために外部機器から送信
された伝送クロック信号を受信するスレーブ装置になっ
たり、伝送クロック信号を自ら送信するマスター装置に
なったりできるように、伝送クロック信号の送受信機能
を切り替えるようにしたものである。
【0012】請求項11の発明に係る画像処理装置は、
符号化処理のためのエンコーダにおいて、自己の符号化
処理が開始し又は終了したことを外部機器に伝えるよう
にタイミング信号を送信したり、外部機器から受信した
タイミング信号に応答して自己の符号化処理を開始し又
は終了したりできるように、タイミング信号の送受信機
能を切り替えるようにしたものである。
【0013】請求項12の発明に係る画像処理装置は、
復号処理のためのデコーダにおいて、外部機器に符号化
処理を開始させ又は終了させるようにタイミング信号を
送信したり、外部機器から受信したタイミング信号に応
答して自己の復号処理を開始し又は終了したりできるよ
うに、タイミング信号の送受信機能を切り替えるように
したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る画像処理装
置の構成例を示している。図1中の画像処理装置10
は、画像符号化処理のためのエンコーダと、画像復号処
理のためのデコーダとのいずれにもなる装置であって、
プログラムメモリ100と、処理ユニット101と、A
DC/DAC(analog-to-digital conversion/digital
-to-analog conversion)ユニット(以下、変換ユニッ
トという。)102と、第1のバッファメモリ103
と、データメモリ104と、第2のバッファメモリ10
5と、データ転送制御ユニット106と、処理制御ユニ
ット107と、モード制御ユニット108とを備えてい
る。
【0015】プログラムメモリ100は、画像処理装置
10の符号化方式を決めるものであって、画像の符号化
プログラムと復号プログラムとを格納している。
【0016】変換ユニット102は、与えられたアナロ
グ映像信号PICTをディジタルの画像データに変換す
る機能と、ディジタルの画像データをアナログ映像信号
PICTに変換する機能とを有する。
【0017】第1のバッファメモリ103は、変換ユニ
ット102によりAD変換されてできた1フィールド相
当のディジタルの画像データ、又は変換ユニット102
によりDA変換されるべき1フィールド相当のディジタ
ルの画像データを一時的に記憶するためのフィールドバ
ッファであって、例えばSRAM(static random acce
ss memory)で構成される。
【0018】データメモリ104は、符号化処理の対象
となる画像データ、又は復号処理されてできた画像デー
タを記憶するためのメモリであって、例えばDRAM
(dynamic random access memory)で構成される。
【0019】処理ユニット101は、プログラムメモリ
100からダウンロードされたプログラムを用いて画像
データを処理するためのプロセッサからなるエンコード
/デコードユニットであって、データメモリ104から
画像データを読み出しかつ該読み出した画像データを符
号化処理する機能と、与えられた符号化データを復号処
理しかつ該復号処理によってできた画像データをデータ
メモリ104に書き込む機能とを有する。
【0020】第2のバッファメモリ105は、処理ユニ
ット101により符号化処理されてできた符号化デー
タ、又は外部から供給された符号化データを一時的に記
憶するためのレートバッファであって、例えばSRAM
で構成される。
【0021】データ転送制御ユニット106は、第1の
データ転送制御器201と、第2のデータ転送制御器2
02とからなる。第1のデータ転送制御器201は、変
換ユニット102と第1のバッファメモリ103との間
の画像データの転送と、第1のバッファメモリ103と
データメモリ104との間の画像データの転送とを制御
する。図1中のDREQは、処理ユニット101から第
1のデータ転送制御器201へ発行されるデータ転送要
求信号であって、新しい画像データの転送要求を示すも
のである。第2のデータ転送制御器202は、処理ユニ
ット101と第2のバッファメモリ105との間の符号
化データの転送と、第2のバッファメモリ105の符号
化データの入出力とを制御するものである。この入出力
に係る符号化データは、ビットストリームSTRMであ
る。
【0022】処理制御ユニット107は、クロック送受
信器211と、クロックレート検出器212と、エンコ
ードレート制御器213と、タイミング制御器214と
からなる。クロック送受信器211は、画像処理装置1
0がエンコーダになる場合にはレートバッファ105か
ら出力されるビットストリームSTRMを外部機器に同
期入力させるように、画像処理装置10がデコーダにな
る場合にはレートバッファ105へ入力すべきビットス
トリームSTRMを外部機器に同期出力させるようにそ
れぞれ伝送クロック信号TCLKを送信するマスター機
能と、外部機器から供給された伝送クロック信号TCL
Kを受信しかつ該受信した伝送クロック信号に同期して
ビットストリームSTRMの入出力が行われるように該
受信した伝送クロック信号を第2のデータ転送制御器2
02へ供給するスレーブ機能とを有する。クロックレー
ト検出器212は、クロック送受信器211により受信
した伝送クロック信号TCLKの周波数を、当該画像処
理装置10の内部クロック信号ICLKを用いて検出す
る。エンコードレート制御器213は、クロックレート
検出器212により検出された周波数に応じて、処理ユ
ニット101で符号化処理されてできる符号化データの
量を制御するものである。タイミング制御器214は、
画像処理装置10がエンコーダになる場合には処理ユニ
ット101の符号化処理が開始し又は終了したことを外
部機器に伝えるように、画像処理装置10がデコーダに
なる場合には外部機器に符号化処理を開始させ又は終了
させるようにそれぞれタイミング信号START/ST
OPを送信する送信機能と、外部機器から供給されたタ
イミング信号START/STOPを受信しかつ処理ユ
ニット101に符号化処理又は復号処理を開始させ又は
終了させるように該受信したタイミング信号を処理ユニ
ット101へ供給する受信機能とを有する。
【0023】モード制御ユニット108は、スイッチ回
路11から与えられたエンコーダ/デコーダ切り替え信
号E/Dに応じて、画像データ及び符号化データの流れ
る方向を切り替えるようにデータ転送制御ユニット10
6のコンフィギュレーションを変更し、かつ処理ユニッ
ト101及び変換ユニット102の各々の機能を指定す
る。また、モード制御ユニット108は、与えられたマ
スター/スレーブ設定信号M/Sに応じて処理制御ユニ
ット107の機能を切り替えるように該処理制御ユニッ
ト107のコンフィギュレーションを変更する機能をも
備えている。例えば、E/D=“H”かつM/S=
“H”ならばマスターエンコーダのコンフィギュレーシ
ョンが、E/D=“H”かつM/S=“L”ならばスレ
ーブエンコーダのコンフィギュレーションが、E/D=
“L”かつM/S=“H”ならばマスターデコーダのコ
ンフィギュレーションが、E/D=“L”かつM/S=
“L”ならばスレーブデコーダのコンフィギュレーショ
ンがそれぞれ選択される。
【0024】まず、マスターエンコーダのコンフィギュ
レーションが選択された場合の動作を説明する。プログ
ラムメモリ100から処理ユニット101に、画像符号
化用のプログラムがダウンロードされる。タイミング制
御器214は、処理ユニット101に符号化処理を開始
させるように該処理ユニット101に信号を与えるとと
もに、符号化処理が開始したことを示すタイミング信号
STARTを送信する。変換ユニット102は、与えら
れたアナログ映像信号PICTをディジタルの画像デー
タに変換する。第1のデータ転送制御器201は、変換
ユニット102によりディジタル化された画像データを
定期的に取り込み、該取り込んだ画像データをフィール
ドバッファ103へ書き込む。更に、第1のデータ転送
制御器201は、処理ユニット101からデータ転送要
求信号DREQを受け取ると、フィールドバッファ10
3に1フィールド相当の画像データが既に蓄積されたこ
とを条件として、フィールドバッファ103からデータ
メモリ104へ画像データを高速転送する。処理ユニッ
ト101は、データメモリ104から画像データを読み
出し、該読み出した画像データを符号化処理する。符号
化処理されてできた符号化データは、第2のデータ転送
制御器202によりレートバッファ105へ書き込まれ
る。更に、第2のデータ転送制御器202は、レートバ
ッファ105から符号化データを読み出し、該読み出し
た符号化データをビットストリームSTRMとして出力
する。クロック送受信器211は、ビットストリームS
TRMに同期した伝送クロック信号TCLKを送信す
る。以上のマスターエンコード動作により、画像処理装
置10から送信される伝送クロック信号TCLKに同期
したビットストリームSTRMが得られる。符号化処理
を終了する場合、タイミング制御器214は、処理ユニ
ット101に符号化処理を終了させるように該処理ユニ
ット101に信号を与えるとともに、符号化処理が終了
したことを示すタイミング信号STOPを送信する。
【0025】次に、スレーブエンコーダのコンフィギュ
レーションが選択された場合の動作を説明する。タイミ
ング制御器214は、符号化処理の開始を促すタイミン
グ信号STARTを受信すると、処理ユニット101に
符号化処理を開始させるように該受信したタイミング信
号を処理ユニット101へ供給する。変換ユニット10
2からレートバッファ105に至るデータの転送経路
は、マスターエンコーダの場合と同様である。クロック
送受信器211は、外部から供給された伝送クロック信
号TCLKを受信し、該受信した伝送クロック信号を第
2のデータ転送制御器202へ供給する。第2のデータ
転送制御器202は、レートバッファ105から符号化
データを読み出し、該読み出した符号化データをビット
ストリームSTRMとして、クロック送受信器211に
より受信した伝送クロック信号TCLKに同期して出力
する。クロックレート検出器212は、クロック送受信
器211により受信した伝送クロック信号TCLKの周
波数を、内部クロック信号ICLKを用いて検出する。
エンコードレート制御器213は、クロックレート検出
器212により検出された周波数に応じて、処理ユニッ
ト101で符号化処理されてできる符号化データの量を
制御する。以上のスレーブエンコード動作により、画像
処理装置10に与えられた伝送クロック信号TCLKに
同期したビットストリームSTRMが得られる。タイミ
ング制御器214は、符号化処理の終了を促すタイミン
グ信号STOPを受信すると、処理ユニット101に符
号化処理を終了させるように該受信したタイミング信号
を処理ユニット101へ供給する。
【0026】次に、スレーブデコーダのコンフィギュレ
ーションが選択された場合の動作を説明する。プログラ
ムメモリ100から処理ユニット101に、画像復号用
のプログラムがダウンロードされる。タイミング制御器
214は、符号化処理が開始したことを示すタイミング
信号STARTを受信すると、処理ユニット101に復
号処理を開始させるように該受信したタイミング信号を
処理ユニット101へ供給する。クロック送受信器21
1は、外部から供給された伝送クロック信号TCLKを
受信し、該受信した伝送クロック信号を第2のデータ転
送制御器202へ供給する。第2のデータ転送制御器2
02は、外部から供給されたビットストリームSTRM
を、クロック送受信器211により受信した伝送クロッ
ク信号TCLKに同期して入力し、該入力したビットス
トリームを符号化データとしてレートバッファ105に
書き込む。更に、第2のデータ転送制御器202は、処
理ユニット101の要求に応じて、レートバッファ10
5に蓄積された符号化データを処理ユニット101へ転
送する。処理ユニット101は、レートバッファ105
から供給された符号化データを復号処理し、該復号処理
によってできた画像データをデータメモリ104に書き
込む。更に、処理ユニット101は、第1のデータ転送
制御器201へデータ転送要求信号DREQを与える。
第1のデータ転送制御器201は、処理ユニット101
からデータ転送要求信号DREQを受け取ると、データ
メモリ104からフィールドバッファ103へ画像デー
タを高速転送する。更に、第1のデータ転送制御器20
1は、フィールドバッファ103から画像データを定期
的に読み出し、該読み出した画像データを変換ユニット
102へ供給する。変換ユニット102は、供給された
ディジタルの画像データをアナログ映像信号PICTに
変換して出力する。以上のスレーブデコード動作によ
り、画像処理装置10に与えられた伝送クロック信号T
CLKに同期したアナログ映像信号PICTが得られ
る。タイミング制御器214は、符号化処理が終了した
ことを示すタイミング信号STOPを受信すると、処理
ユニット101に復号処理を終了させるように該受信し
たタイミング信号を処理ユニット101へ供給する。
【0027】最後に、マスターデコーダのコンフィギュ
レーションが選択された場合の動作を説明する。タイミ
ング制御器214は、符号化処理の開始を促すタイミン
グ信号STARTをエンコーダへ送信するとともに、処
理ユニット101に復号処理を開始させるように該処理
ユニット101に信号を与える。クロック送受信器21
1は、レートバッファ105へ入力すべきビットストリ
ームSTRMをエンコーダに同期出力させるように、伝
送クロック信号TCLKを送信する。レートバッファ1
05から変換ユニット102に至るデータの転送経路
は、スレーブデコーダの場合と同様である。以上のマス
ターデコード動作により、画像処理装置10から送信さ
れる伝送クロック信号TCLKに同期したアナログ映像
信号PICTが得られる。符号化処理を終了する場合、
タイミング制御器214は、符号化処理の終了を促すタ
イミング信号STOPを送信するとともに、処理ユニッ
ト101に復号処理を終了させるように該処理ユニット
101に信号を与える。
【0028】以上のように、図1によれば、外部からの
信号に応じて一部の回路がその性質を変えることによ
り、同一構成の装置で4つの異なる処理が可能になる。
それに伴い、多くのアプリケーションへの対応が可能と
なり、部品点数の削減にもつながる。
【0029】図2は、図1の構成を利用した画像処理シ
ステムを示している。図2では、第1の画像処理装置1
0aと第2の画像処理装置10bとが直結されている。
第1及び第2の画像処理装置10a,10bの各々の内
部構成は、図1のとおりである。第1の画像処理装置1
0aでは、設定信号M/Sの入力端子がプルアップさ
れ、かつスイッチ回路11aから“H”の切り替え信号
E/Dが与えられているので、マスターエンコーダのコ
ンフィギュレーションが選択される。第2の画像処理装
置10bでは、設定信号M/Sの入力端子がプルダウン
され、かつスイッチ回路11bから“L”の切り替え信
号E/Dが与えられているので、スレーブデコーダのコ
ンフィギュレーションが選択される。
【0030】図2の構成によれば、システムコントロー
ラがなくても、第1の画像処理装置10aがマスターエ
ンコーダになることで、画像処理システム全体を同期動
作させることができる。
【0031】図3は、図1の構成を利用した他の画像処
理システムを示している。図3でも、第1の画像処理装
置10aと第2の画像処理装置10bとが直結されてい
る。ただし、第1の画像処理装置10aでは、設定信号
M/Sの入力端子がプルダウンされ、かつスイッチ回路
11aから“H”の切り替え信号E/Dが与えられてい
るので、スレーブエンコーダのコンフィギュレーション
が選択される。第2の画像処理装置10bでは、設定信
号M/Sの入力端子がプルアップされ、かつスイッチ回
路11bから“L”の切り替え信号E/Dが与えられて
いるので、マスターデコーダのコンフィギュレーション
が選択される。
【0032】図3の構成によっても、第2の画像処理装
置10bがマスターデコーダになることで、画像処理シ
ステム全体を同期動作させることができる。なお、マス
ターデコーダである第2の画像処理装置10bが伝送ク
ロック信号TCLKを送信し、スレーブエンコーダであ
る第1の画像処理装置10aがタイミング信号STAR
T/STOPを送信することで、第1の画像処理装置1
0aと第2の画像処理装置10bとのハンドシェークを
実現するようにしてもよい。
【0033】図4は、図1の構成を利用した音声・画像
処理システムを示している。図4のシステムは、第1の
画像処理装置10aと、第2の画像処理装置10bと、
音声エンコーダ12と、システムコントローラ14と、
音声・画像デコーダ16とで構成されている。システム
コントローラ14は、“L”の設定信号M/Sを供給す
るためのモード制御器110を備えている。第1及び第
2の画像処理装置10a,10bの各々の内部構成は、
図1のとおりである。第1の画像処理装置10aでは、
システムコントローラ14から“L”の設定信号M/S
が供給され、かつスイッチ回路11aから“H”の切り
替え信号E/Dが与えられているので、スレーブエンコ
ーダのコンフィギュレーションが選択される。第2の画
像処理装置10bでも、同様にスレーブエンコーダのコ
ンフィギュレーションが選択される。システムコントロ
ーラ14は、伝送クロック信号TCLKを供給するため
のクロック送信器111と、タイミング信号START
/STOPを供給するためのタイミング信号送信器11
2と、第1及び第2の画像処理装置10a,10bの各
々からビットストリームSTRMすなわち符号化された
画像データを受け取るための画像データ受信器113
と、音声エンコーダ12から符号化された音声データを
受け取るための音声データ受信器114と、パケット単
位で多重化された音声・画像データを生成するためのデ
ータ多重化器115と、多重化されたデータを音声・画
像デコーダ16へ送信するための送信器116とを更に
備えている。
【0034】ここで、システムコントローラ14と音声
・画像デコーダ16との間の伝送路の通信速度が192
kbpsであり、第1の画像処理装置10aの画像符号
化データに128kbpsが、音声エンコーダ12の音
声符号化データに64kbpsがそれぞれ割り当てられ
たものとする。クロック送信器111は、周波数128
kHz(繰り返し周期:約7.81μs)かつデューテ
ィ比50%の伝送クロック信号TCLKを供給する。第
1の画像処理装置10aはアナログ映像信号PICT1
を、音声エンコーダ12はアナログ音声信号AUDIO
をそれぞれ符号化処理する。図1によれば、第1の画像
処理装置10aにおいて、クロック送受信器211はシ
ステムコントローラ14から供給された伝送クロック信
号TCLKをクロックレート検出器212へ供給する。
クロックレート検出器212は、クロック送受信器21
1により受信した伝送クロック信号TCLKの周波数
を、例えば周波数20MHz(繰り返し周期:50n
s)の内部クロック信号ICLKを用いて検出する。具
体的には、クロックレート検出器212は、伝送クロッ
ク信号TCLKの“H”の期間だけ内部クロック信号I
CLKのパルスをカウントする。本例の伝送クロック信
号TCLKでは“H”の期間の長さが約3.91μsで
あるのでカウントが約78となり、該カウントから伝送
クロック信号TCLKの周波数が128kHzであるこ
とが検出される。エンコードレート制御器213は、ク
ロックレート検出器212により検出された周波数に応
じて、処理ユニット101で符号化処理されてできる符
号化データの量を制御する。したがって、128kbp
sの画像符号化データが第1の画像処理装置10aから
システムコントローラ14へ供給されるように制御され
る。
【0035】第1の画像処理装置10aの画像符号化デ
ータ、第2の画像処理装置10bの画像符号化データ及
び音声エンコーダ12の音声符号化データにそれぞれ6
4kbpsを割り当てることもできる。この場合には、
クロック送信器111から供給される伝送クロック信号
TCLKの周波数が64kHz(繰り返し周期:約1
5.62μs)に変更される。第1の画像処理装置10
aはアナログ映像信号PICT1を、第2の画像処理装
置10bはアナログ映像信号PICT2を、音声エンコ
ーダ12はアナログ音声信号AUDIOをそれぞれ符号
化処理する。第1の画像処理装置10aにおいて、クロ
ックレート検出器212は、伝送クロック信号TCLK
の“H”の期間だけ内部クロック信号ICLKのパルス
をカウントする。本例の伝送クロック信号TCLKでは
“H”の期間の長さが約7.81μsであるのでカウン
トが約156となり、該カウントから伝送クロック信号
TCLKの周波数が64kHzであることが検出され
る。したがって、64kbpsの画像符号化データが第
1の画像処理装置10aからシステムコントローラ14
へ供給されるように制御される。第2の画像処理装置1
0bからも同様に、64kbpsの画像符号化データが
供給される。
【0036】以上のように、図4の構成によれば、第1
及び第2の画像処理装置10a,10bがスレーブエン
コーダになることで、システムコントローラ14の制御
下で画像処理システム全体を同期動作させることができ
る。しかも、伝送路の通信速度に応じて画像のエンコー
ドレートを制御することができる。なお、システムを構
成する画像処理装置、音声エンコーダ及び音声・画像デ
コーダの数は上記の例に限らない。
【0037】図5は、図1中の第1のデータ転送制御器
201の一部分の詳細構成例を示している。図5中のラ
イン数変換器300は、図1の画像処理装置10がエン
コーダになる場合には変換ユニット102から供給され
た画像データに前処理としてのライン数変換を施したう
えで該前処理済みの画像データをフィールドバッファ1
03へ供給する機能と、同画像処理装置10がデコーダ
になる場合にはフィールドバッファ103から供給され
た画像データに後処理としてのライン数変換を施したう
えで該後処理済みの画像データを変換ユニット102へ
供給する機能とを有する変換器であって、第1のマルチ
プレクサ301と、書き込みレートとは異なるレートで
データの読み出しが行われる第1のSRAM(第1のメ
モリ)302と、第2のマルチプレクサ303と、第3
のマルチプレクサ304と、遅延ラインメモリとして機
能する第2のSRAM(第2のメモリ)305と、3個
の係数乗算器306,307,308と、加算器309
と、16ビットワードを2個の8ビットワードに変換す
るためのPS(parallel-to-serial)変換器310と、
2個の8ビットワードを16ビットワードに変換するた
めのSP(serial-to-parallel)変換器311とを備え
ている。
【0038】アナログ映像信号の1つであるNTSC
(National Television System Committee)ビデオ信号
で定義される画像の1フレームは奇数フィールドと偶数
フィールドとで構成され、各フィールドは720×24
0個の画素で構成される。この場合、変換ユニット10
2のサンプリング周波数は13.5MHzである。一
方、処理ユニット101の便宜を考慮して、CIF画像
又はQCIF画像がフィールドバッファ103に格納さ
れることになっている。処理ユニット101における処
理周波数は、例えば27MHzである。
【0039】図5のライン数変換器300は、NTSC
画像の240ラインをCIF画像の288ラインへ5:
6アップスケーリングしたり、NTSC画像の240ラ
インをQCIF画像の144ラインへ5:3ダウンスケ
ーリングしたり、CIF画像の288ラインをNTSC
画像の240ラインへ6:5ダウンスケーリングした
り、QCIF画像の144ラインをNTSC画像の24
0ラインへ3:5アップスケーリングしたりする機能を
有する。ここでは、画像の水平方向における画素のアッ
プサンプリング及びダウンサンプリングについては、説
明を省略する。なお、図1の画像処理装置10がデコー
ダになる場合には必ずCIF画像がフィールドバッファ
103に格納されるように、処理ユニット101が動作
するようにしてもよい。
【0040】図6(a)はエンコーダのためのライン数
変換器300のコンフィギュレーションを、図6(b)
はデコーダのためのライン数変換器300のコンフィギ
ュレーションをそれぞれ示している。図5中の第1〜第
3のマルチプレクサ301,303,304のはたらき
により、エンコーダ・コンフィギュレーションの場合に
は第2のSRAM305が第1のSRAM302の後段
に、デコーダ・コンフィギュレーションの場合には第2
のSRAM305が第1のSRAM302の前段にそれ
ぞれ接続される。CIF画像の場合には2個の係数乗算
器306,307が、QCIF画像の場合には3個の係
数乗算器306,307,308がそれぞれ動作する。
【0041】図7は、図6(a)のエンコーダ・コンフ
ィギュレーションにおける第1のSRAM302の動作
を示している。図7によれば、第1のSRAM302
は、リードイネーブル信号REとライトイネーブル信号
WEとの制御により、書き込みレートの2倍のレートで
データの読み出しが行われる。したがって、1ライン
(1H)期間内に2ライン(2H)分のデータを第1の
SRAM302から読み出すことができる。図中のm及
びnは、それぞれアドレスを表している。
【0042】図8は、図6(b)のデコーダ・コンフィ
ギュレーションにおける第1のSRAM302の動作を
示している。図8によれば、第1のSRAM302は、
リードイネーブル信号REとライトイネーブル信号WE
との制御により、書き込みレートの半分のレートでデー
タの読み出しが行われる。つまり、第1のSRAM30
2は、1ライン(1H)期間の半分の期間で書き込まれ
たデータを1ライン(1H)期間かけて出力することが
できる。
【0043】図9は、エンコーダ及びデコーダ・コンフ
ィギュレーションにおける第2のSRAM305の動作
を示す図であって、CIF画像を取り扱う場合を示して
いる。図9によれば、第2のSRAM305が1ライン
(1H)の遅延メモリを構成する。
【0044】図10は、エンコーダ及びデコーダ・コン
フィギュレーションにおける第2のSRAM305の動
作を示す図であって、QCIF画像を取り扱う場合を示
している。図10によれば、第2のSRAM305は、
アドレスnのデータを読み取り、次に他のデータをアド
レスnに書き込み、次に1ライン離れたアドレスn+1
92のデータを読み取り、最後に先程読み取ったデータ
を前記1ライン離れたアドレスn+192に書き込むよ
うに制御される。これにより、第2のSRAM305
は、1ライン(1H)及び2ライン(2H)の遅延メモ
リとして機能できる。なお、上記アドレスのディスプレ
ースメント値「192」は、第2のSRAM305の1
ライン分の記憶容量の例を示し、該第2のSRAM30
5の構成に応じて変えられる。ただし、該ディスプレー
スメント値はQCIF画像の水平方向の画素数「17
6」以上である。
【0045】以上のように、図5の構成によれば、同一
のハードウェア資源を符号化処理と復号処理とに共用し
つつ、所要のライン数変換を実現できる。
【0046】図11は、図1中の第2のデータ転送制御
器202のデコーダ・コンフィギュレーションに係る一
部分の詳細構成例を示している。図11によれば、第2
のデータ転送制御器202は、レートバッファ105へ
アドレスを供給するためのR/W(リード/ライト)制
御器401と、新たな入力ビットストリームSTRMと
レートバッファ105に一時記憶された符号化データと
の間の同期パターンの照合によりフレーム同期の確立の
有無を検出し、かつフレーム同期が確立した後には入力
ビットストリームSTRMのみに基づいてフレーム同期
はずれを検出するためのフレーム同期検出器402と、
入力ビットストリームSTRMのBCH誤り訂正を実行
するための誤り訂正回路403と、フレーム同期がとれ
ていない間は誤り訂正回路403による誤り訂正前の入
力ビットストリームSTRMを、フレーム同期がとれて
いる間は誤り訂正回路403による誤り訂正の結果をそ
れぞれレートバッファ105へ供給するためのマルチプ
レクサ(MUX&SP)404と、フレーム同期がとれ
ていない間はレートバッファ105から読み出した符号
化データをフレーム同期検出器402へ供給し、フレー
ム同期がとれている間はレートバッファ105から読み
出した符号化データを処理ユニット101へ供給するた
めのスイッチ405とを備えている。フレーム同期がと
れていることは、同期確立信号SYLOCKによりフレ
ーム同期検出器402からR/W制御器401、マルチ
プレクサ404及びスイッチ405へ伝えられる。この
際、誤り訂正回路403の結果が有効になる。なお、マ
ルチプレクサ404は、誤り訂正前又は後のビットスト
リームSTRMを8ビットワードに変換する機能をも有
するものである。
【0047】図11の構成によれば、フレーム同期の検
出のためのビットストリームSTRMの一時格納と、復
号処理の対象である誤り訂正結果の一時格納とにレート
バッファ105を共用することができる。
【0048】なお、図1中のデータ転送制御ユニット1
06及び処理制御ユニット107は、リコンフィギュレ
ーション可能な1個のFPGA(field programmable g
atearray)で構成することもできる。このFPGAの内
部コンフィギュレーションは、例えばEPROM(elec
trically programmable read-only memory)に格納され
た回路情報に応じて変更される。
【0049】また、図1の例では画像処理装置10の外
部に設けられたスイッチ回路11がエンコーダ/デコー
ダ切り替え信号E/Dをモード制御ユニット108に与
えていたが、画像処理装置10の内蔵レジスタが同切替
信号E/Dをモード制御ユニット108に与えるように
してもよい。このレジスタが保持する信号は、例えばシ
ステムコントローラにより設定される。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、請求項1〜3
の発明に係る画像処理装置によれば、例えば、画像処理
システム全体の制御を司るシステムコントローラから受
信した伝送クロック信号に同期して符号化データを送信
するスレーブエンコーダの機能と、システムコントロー
ラが存在しない場合に符号化データとともに伝送クロッ
ク信号をデコーダへ送信するマスターエンコーダの機能
と、エンコーダから送信されてきた符号化データと伝送
クロック信号とを受信するスレーブデコーダの機能と、
エンコーダに符号化データを同期出力させるように伝送
クロック信号を送信するマスターデコーダの機能とを実
現できる。つまり、マスターエンコーダと、スレーブエ
ンコーダと、マスターデコーダと、スレーブデコーダと
のいずれにもなれ、さまざまなアプリケーションに柔軟
に対応することができ、付加価値が大幅に上がると同時
に、画像処理システムの大幅なコストダウンを実現でき
る。
【0051】請求項4の発明に係る画像処理装置によれ
ば、自己の符号化処理が開始し又は終了したことを外部
機器に伝えるようにタイミング信号を送信する機能を有
するエンコーダと、外部機器から受信したタイミング信
号に応答して自己の符号化処理を開始し又は終了する機
能を有するエンコーダと、外部機器に符号化処理を開始
させ又は終了させるようにタイミング信号を送信する機
能を有するデコーダと、外部機器から受信したタイミン
グ信号に応答して自己の復号処理を開始し又は終了する
機能を有するデコーダとを実現できる。
【0052】請求項5〜7の発明に係る画像処理装置に
よれば、符号化処理と復号処理とに資源を共用しつつ、
書き込みレートとは異なるレートでデータの読み出しが
行われる第1のメモリと、該第1のメモリの前段及び後
段のいずれにも接続可能な遅 延ラインメモリとして機能
する第2のメモリとを有するライン数変換器を備えた構
成を採用したので、符号化処理の前処理としてのライン
数変換と、復号処理の後処理としてのライン数変換とを
同一のハードウェア資源で実現できる。
【0053】請求項8の発明に係る画像処理装置によれ
ば、符号化処理と復号処理とに資源を共用しつつ、フレ
ーム同期の検出のための符号化データの一時格納と、復
号処理の対象である誤り訂正結果の一時格納とに同一の
バッファメモリを共用することとしたので、復号処理の
前段階におけるハードウェア資源を削減できる。
【0054】請求項9の発明に係る画像処理装置によれ
ば、例えば、画像処理システム全体の制御を司るシステ
ムコントローラから受信した伝送クロック信号に同期し
て符号化データを送信するスレーブエンコーダの機能
と、システムコントローラが存在しない場合に符号化デ
ータとともに伝送クロック信号をデコーダへ送信するマ
スターエンコーダの機能とを実現できる。
【0055】請求項10の発明に係る画像処理装置によ
れば、例えば、エンコーダから送信されてきた符号化デ
ータと伝送クロック信号とを受信するスレーブデコーダ
の機能と、エンコーダに符号化データを同期出力させる
ように伝送クロック信号を送信するマスターデコーダの
機能とを実現できる。
【0056】請求項11の発明に係る画像処理装置によ
れば、自己の符号化処理が開始し又は終了したことを外
部機器に伝えるようにタイミング信号を送信する機能を
有するエンコーダと、外部機器から受信したタイミング
信号に応答して自己の符号化処理を開始し又は終了する
機能を有するエンコーダとを実現できる。
【0057】請求項12の発明に係る画像処理装置によ
れば、外部機器に符号化処理を開始させ又は終了させる
ようにタイミング信号を送信する機能を有するデコーダ
と、外部機器から受信したタイミング信号に応答して自
己の復号処理を開始し又は終了する機能を有するデコー
ダとを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の構成を利用した画像処理システムのブロ
ック図である。
【図3】図1の構成を利用した他の画像処理システムの
ブロック図である。
【図4】図1の構成を利用した音声・画像処理システム
のブロック図である。
【図5】図1中の第1のデータ転送制御器の一部分の詳
細構成例を示すブロック図である。
【図6】図5中のライン数変換器の内部接続を示す説明
図であって、(a)はエンコーダのためのコンフィギュ
レーションを、(b)はデコーダのためのコンフィギュ
レーションをそれぞれ示している。
【図7】図6(a)のエンコーダ・コンフィギュレーシ
ョンにおける第1のメモリの動作を示すタイミングチャ
ート図である。
【図8】図6(b)のデコーダ・コンフィギュレーショ
ンにおける第1のメモリの動作を示すタイミングチャー
ト図である。
【図9】図6(a)及び図6(b)中の第2のメモリの
動作を示すタイミングチャート図であって、CIF画像
を取り扱う場合を示している。
【図10】図6(a)及び図6(b)中の第2のメモリ
の動作を示すタイミングチャート図であって、QCIF
画像を取り扱う場合を示している。
【図11】図1中の第2のデータ転送制御器の一部分の
詳細構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,10a,10b 画像処理装置 11,11a,11b スイッチ回路 12 音声エンコーダ 14 システムコントローラ 16 音声・画像デコーダ 100 プログラムメモリ 101 エンコード/デコードユニット(処理ユニッ
ト) 102 ADC/DACユニット(変換ユニット) 103 フィールドバッファ(第1のバッファメモリ) 104 データメモリ 105 レートバッファ(第2のバッファメモリ) 106 データ転送制御ユニット 107 処理制御ユニット 108 モード制御ユニット 201 第1のデータ転送制御器 202 第2のデータ転送制御器 211 クロック送受信器 212 クロックレート検出器 213 エンコードレート制御器 214 タイミング制御器 300 ライン数変換器 302 第1のSRAM(第1のメモリ) 305 第2のSRAM(第2のメモリ) 401 R/W制御器 402 フレーム同期検出器 403 誤り訂正回路 404 マルチプレクサ 405 スイッチ E/D 切り替え信号 ICLK 内部クロック信号 M/S 設定信号 PICT アナログ映像信号 START/STOP タイミング信号 STRM ビットストリーム(符号化データ) SYLOCK 同期確立信号 TCLK 伝送クロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 松本 美佐子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−308622(JP,A) 特開 平8−275152(JP,A) 特開 平6−178149(JP,A) 特開 平8−214313(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/24 - 7/68 H04N 1/41 - 1/419

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像符号化処理のためのエンコーダと、
    画像復号処理のためのデコーダとのいずれにもなる画像
    処理装置であって、 与えられたアナログ映像信号をディジタルの画像データ
    に変換する機能と、ディジタルの画像データをアナログ
    映像信号に変換する機能とを有する変換ユニットと、 前記変換ユニットによりアナログ映像信号から変換され
    てできた画像データ、又は前記変換ユニットによりアナ
    ログ映像信号に変換されるべき画像データを一時的に記
    憶するための第1のバッファメモリと、 符号化処理の対象となる画像データ、又は復号処理され
    てできた画像データを記憶するためのデータメモリと、 前記データメモリから画像データを読み出しかつ該読み
    出した画像データを符号化処理する機能と、与えられた
    符号化データを復号処理しかつ該復号処理によってでき
    た画像データを前記データメモリに書き込む機能とを有
    する処理ユニットと、 前記処理ユニットにより符号化処理されてできた符号化
    データ、又は外部から供給された符号化データを一時的
    に記憶するための第2のバッファメモリと、 前記変換ユニットと前記第1のバッファメモリとの間の
    画像データの転送と、前記第1のバッファメモリと前記
    データメモリとの間の画像データの転送と、前記処理ユ
    ニットと前記第2のバッファメモリとの間の符号化デー
    タの転送と、前記第2のバッファメモリの符号化データ
    の入出力とを制御するためのデータ転送制御ユニット
    と、 与えられた切り替え信号に応じて、前記画像データ及び
    前記符号化データの流れる方向を切り替えるように前記
    データ転送制御ユニットの機能を変更し、かつ前記変換
    ユニット及び前記処理ユニットの各々の機能を指定する
    ためのモード制御ユニットと、 前記画像処理装置がエンコーダになる場合には前記第2
    のバッファメモリから出力される符号化データを外部機
    器に同期入力させるように、前記画像処理装置がデコー
    ダになる場合には前記第2のバッファメモリへ入力すべ
    き符号化データを外部機器に同期出力させるようにそれ
    ぞれ伝送クロック信号を送信するマスター機能と、外部
    機器から供給された伝送クロック信号を受信しかつ該受
    信した伝送クロック信号に同期して前記第2のバッファ
    メモリの符号化データの入出力が行われるように該受信
    した伝送クロック信号を前記データ転送制御ユニットへ
    供給するスレーブ機能とを有するクロック送受信器とを
    備え、 前記モード制御ユニットは、与えられた設定信号に応じ
    て前記クロック送受信器のマスター機能とスレーブ機能
    とを切り替える機能を更に備えたことを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の画像処理装置において、 前記クロック送受信器により受信した伝送クロック信号
    の周波数を検出するためのクロックレート検出器と、 前記クロックレート検出器により検出された周波数に応
    じて、前記処理ユニットで符号化処理されてできる符号
    化データの量を制御するためのエンコードレート制御器
    とを更に備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載の画像処理装置において、 前記クロックレート検出器は、前記画像処理装置の内部
    クロック信号を用いて前記伝送クロック信号の周波数を
    検出することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像符号化処理のためのエンコーダと、
    画像復号処理のためのデコーダとのいずれにもなる画像
    処理装置であって、 与えられたアナログ映像信号をディジタルの画像データ
    に変換する機能と、ディジタルの画像データをアナログ
    映像信号に変換する機能とを有する変換ユニットと、 前記変換ユニットによりアナログ映像信号から変換され
    てできた画像データ、又は前記変換ユニットによりアナ
    ログ映像信号に変換されるべき画像データを一時的に記
    憶するための第1のバッファメモリと、 符号化処理の対象となる画像データ、又は復号処理され
    てできた画像データを記憶するためのデータメモリと、 前記データメモリから画像データを読み出しかつ該読み
    出した画像データを符号化処理する機能と、与えられた
    符号化データを復号処理しかつ該復号処理によってでき
    た画像データを前記データメモリに書き込む機能とを有
    する処理ユニットと、 前記処理ユニットにより符号化処理されてできた符号化
    データ、又は外部から供給された符号化データを一時的
    に記憶するための第2のバッファメモリと、 前記変換ユニットと前記第1のバッファメモリとの間の
    画像データの転送と、前記第1のバッファメモリと前記
    データメモリとの間の画像データの転送と、前記処理ユ
    ニットと前記第2のバッファメモリとの間の符号化デー
    タの転送と、前記第2のバッファメモリの符号化データ
    の入出力とを制御するためのデータ転送制御ユニット
    と、 与えられた切り替え信号に応じて、前記画像データ及び
    前記符号化データの流れる方向を切り替えるように前記
    データ転送制御ユニットの機能を変更し、かつ前記変換
    ユニット及び前記処理ユニットの各々の機能を指定する
    ためのモード制御ユニットと、 前記画像処理装置がエンコーダになる場合には前記処理
    ユニットの符号化処理が開始し又は終了したことを外部
    機器に伝えるように、前記画像処理装置がデコーダにな
    る場合には外部機器に符号化処理を開始させ又は終了さ
    せるようにそれぞれタイミング信号を送信する送信機能
    と、外部機器から供給されたタイミング信号を受信しか
    つ前記処理ユニットに符号化処理又は復号処理を開始さ
    せ又は終了させるように前記受信したタイミング信号を
    前記処理ユニットへ供給する受信機能とを有するタイミ
    ング制御器とを備え、 前記モード制御ユニットは、与えられた設定信号に応じ
    て前記タイミング制御器の送信機能と受信機能とを切り
    替える機能を更に備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 画像符号化処理のためのエンコーダと、
    画像復号処理のためのデコーダとのいずれにもなる画像
    処理装置であって、 与えられたアナログ映像信号をディジタルの画像データ
    に変換する機能と、ディジタルの画像データをアナログ
    映像信号に変換する機能とを有する変換ユニッ トと、 前記変換ユニットによりアナログ映像信号から変換され
    てできた画像データ、又は前記変換ユニットによりアナ
    ログ映像信号に変換されるべき画像データを一時的に記
    憶するための第1のバッファメモリと、 符号化処理の対象となる画像データ、又は復号処理され
    てできた画像データを記憶するためのデータメモリと、 前記データメモリから画像データを読み出しかつ該読み
    出した画像データを符号化処理する機能と、与えられた
    符号化データを復号処理しかつ該復号処理によってでき
    た画像データを前記データメモリに書き込む機能とを有
    する処理ユニットと、 前記処理ユニットにより符号化処理されてできた符号化
    データ、又は外部から供給された符号化データを一時的
    に記憶するための第2のバッファメモリと、 前記変換ユニットと前記第1のバッファメモリとの間の
    画像データの転送と、前記第1のバッファメモリと前記
    データメモリとの間の画像データの転送と、前記処理ユ
    ニットと前記第2のバッファメモリとの間の符号化デー
    タの転送と、前記第2のバッファメモリの符号化データ
    の入出力とを制御するためのデータ転送制御ユニット
    と、 与えられた切り替え信号に応じて、前記画像データ及び
    前記符号化データの流れる方向を切り替えるように前記
    データ転送制御ユニットの機能を変更し、かつ前記変換
    ユニット及び前記処理ユニットの各々の機能を指定する
    ためのモード制御ユニットとを備え、 前記データ転送制御ユニットは、前記画像処理装置がエ
    ンコーダになる場合には前記変換ユニットから供給され
    た画像データに前処理としてのライン数変換を施したう
    えで該前処理済みの画像データを前記第1のバッファメ
    モリへ供給する機能と、前記画像処理装置がデコーダに
    なる場合には前記第1のバッファメモリから供給された
    画像データに後処理としてのライン数変換を施したうえ
    で該後処理済みの画像データを前記変換ユニットへ供給
    する機能とを有するライン数変換器を備え、 前記ライン数変換器は、 書き込みレートとは異なるレートでデータの読み出しが
    行われる第1のメモリと、 前記第1のメモリの前段及び後段のいずれにも接続可能
    な遅延ラインメモリとして機能する第2のメモリとを有
    することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項記載の画像処理装置において、 前記第1のメモリは、前記画像処理装置がエンコーダに
    なる場合には書き込みレートの2倍のレートでデータの
    読み出しが行われ、かつ前記画像処理装置がデコーダに
    なる場合には書き込みレートの半分のレートでデータの
    読み出しが行われるように制御されることを特徴とする
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項記載の画像処理装置において、 前記第2のメモリは、該第2のメモリが1及び2ライン
    の遅延メモリを構成できるように、該第2のメモリのあ
    るアドレスのデータを読み取り、次に他のデータを前記
    アドレスに書き込み、次に1ライン離れたアドレスのデ
    ータを読み取り、最後に先程読み取ったデータを前記1
    ライン離れたアドレスに書き込むように制御されること
    を特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像符号化処理のためのエンコーダと、
    画像復号処理のためのデコーダとのいずれにもなる画像
    処理装置であって、 与えられたアナログ映像信号をディジタルの画像データ
    に変換する機能と、ディジタルの画像データをアナログ
    映像信号に変換する機能とを有する変換ユニットと、 前記変換ユニットによりアナログ映像信号から変換され
    てできた画像データ、又は前記変換ユニットによりアナ
    ログ映像信号に変換されるべき画像データを一時的に記
    憶するための第1のバッファメモリと、 符号化処理の対象となる画像データ、又は復号処理され
    てできた画像データを記憶するためのデータメモリと、 前記データメモリから画像データを読み出しかつ該読み
    出した画像データを符号化処理する機能と、与えられた
    符号化データを復号処理しかつ該復号処理によってでき
    た画像データを前記データメモリに書き込む機能とを有
    する処理ユニットと、 前記処理ユニットにより符号化処理されてできた符号化
    データ、又は外部から供給された符号化データを一時的
    に記憶するための第2のバッファメモリと、 前記変換ユニットと前記第1のバッファメモリとの間の
    画像データの転送と、前記第1のバッファメモリと前記
    データメモリとの間の画像データの転送と、前記処理ユ
    ニットと前記第2のバッファメモリとの間の符号化デー
    タの転送と、前記第2のバッファメモリの符号化データ
    の入出力とを制御するためのデータ転送制御ユニット
    と、 与えられた切り替え信号に応じて、前記画像データ及び
    前記符号化データの流れる方向を切り替えるように前記
    データ転送制御ユニットの機能を変更し、かつ前記変換
    ユニット及び前記処理ユニットの各々の機能を指定する
    ためのモード制御ユニットとを備え、 前記データ転送制御ユニットは、 外部から新たに供給された符号化データと前記第2のバ
    ッファメモリに一時記憶された符号化データとの間の同
    期パターンの照合によりフレーム同期の確立の有無を検
    出し、かつフレーム同期が確立した後には外部から供給
    された符号化データに基づいてフレーム同期はずれを検
    出するためのフレーム同期検出器と、 外部から供給された符号化データの誤りを訂正するため
    の誤り訂正回路と、 フレーム同期がとれていない間は前記誤り訂正回路によ
    る誤り訂正前の符号化データを、フレーム同期がとれて
    いる間は前記誤り訂正回路による誤り訂正の結果をそれ
    ぞれ前記第2のバッファメモリへ供給するためのマルチ
    プレクサと、 フレーム同期がとれていない間は前記第2のバッファメ
    モリから読み出した符号化データを前記フレーム同期検
    出器へ供給し、フレーム同期がとれている間は前記第2
    のバッファメモリから読み出した符号化データを前記処
    理ユニットへ供給するためのスイッチとを備えたことを
    特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 画像データを符号化処理するための処理
    ユニットと、 前記処理ユニットにより符号化処理されてできた符号化
    データを一時的に記憶するためのバッファメモリと、 前記処理ユニットから前記バッファメモリへの符号化デ
    ータの転送と、前記バッファメモリからの符号化データ
    の出力とを制御するためのデータ転送制御ユニットと、 前記バッファメモリから出力される符号化データを外部
    機器に同期入力させるように伝送クロック信号を送信す
    るマスター機能と、外部機器から供給された伝送クロッ
    ク信号を受信しかつ該受信した伝送クロック信号に同期
    して前記バッファメモリから符号化データが出力される
    ように該受信した伝送クロック信号を前記データ転送制
    御ユニットへ供給するスレーブ機能とを有するクロック
    送受信器と、 与えられた設定信号に応じて前記クロック送受信器の
    スター機能とスレーブ機能とを切り替えるためのモード
    制御ユニットとを備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 外部から供給された符号化データを一
    時的に記憶するためのバッファメモリと、 前記バッファメモリから与えられた符号化データを復号
    処理するための処理ユニットと、 前記バッファメモリへの符号化データの入力と、前記バ
    ッファメモリから前記処理ユニットへの符号化データの
    転送とを制御するためのデータ転送制御ユニットと、 前記バッファメモリへ入力すべき符号化データを外部機
    器に同期出力させるように伝送クロック信号を送信する
    マスター機能と、外部機器から供給された伝送クロック
    信号を受信しかつ該受信した伝送クロック信号に同期し
    て前記バッファメモリへ符号化データが入力されるよう
    に該受信した伝送クロック信号を前記データ転送制御ユ
    ニットへ供給するスレーブ機能とを有するクロック送受
    信器と、 与えられた設定信号に応じて前記クロック送受信器の
    スター機能とスレーブ機能とを切り替えるためのモード
    制御ユニットとを備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 画像データを符号化処理するための処
    理ユニットと、 前記処理ユニットの符号化処理が開始し又は終了したこ
    とを外部機器へ伝えるようにタイミング信号を送信する
    送信機能と、外部機器から供給されたタイミング信号を
    受信しかつ前記処理ユニットに符号化処理を開始させ又
    は終了させるように前記受信したタイミング信号を前記
    処理ユニットへ供給する受信機能とを有するタイミング
    制御器と、 与えられた設定信号に応じて前記タイミング制御器の
    信機能と受信機能とを切り替えるためのモード制御ユニ
    ットとを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 符号化データを復号処理するための処
    理ユニットと、 外部機器に符号化処理を開始させ又は終了させるように
    タイミング信号を送信する機能と、外部機器から供給さ
    れたタイミング信号を受信しかつ前記処理ユニットに復
    号処理を開始させ又は終了させるように前記受信したタ
    イミング信号を前記処理ユニットへ供給する機能とを有
    するタイミング制御器と、 与えられた設定信号に応じて前記タイミング制御器の
    信機能と受信機能とを切り替えるためのモード制御ユニ
    ットとを備えたことを特徴とする画像処理装置。
JP13506898A 1997-06-06 1998-05-18 画像処理装置 Expired - Fee Related JP2918877B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13506898A JP2918877B2 (ja) 1997-06-06 1998-05-18 画像処理装置

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-148907 1997-06-06
JP14890797 1997-06-06
JP18980597 1997-07-15
JP9-189805 1997-07-15
JP13506898A JP2918877B2 (ja) 1997-06-06 1998-05-18 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1188882A JPH1188882A (ja) 1999-03-30
JP2918877B2 true JP2918877B2 (ja) 1999-07-12

Family

ID=27317013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13506898A Expired - Fee Related JP2918877B2 (ja) 1997-06-06 1998-05-18 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2918877B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103000150B (zh) * 2012-11-28 2015-01-21 厦门赛特勒电子有限公司 一种液晶显示模块及显示数据的传输方法
CN114679525A (zh) * 2022-03-24 2022-06-28 中电海康集团有限公司 一种用于自动驾驶系统的图像处理装置及图像采集系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1188882A (ja) 1999-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100382015B1 (ko) 동화상 송신 장치 및 동화상 통신 장치
KR100519133B1 (ko) 화상처리장치
KR100678169B1 (ko) 서로 이격된 두 단말기 사이의 데이터 전송 시스템 및 방법
JP2006254456A (ja) 圧縮データ送信システムにおける誤り耐性を制御する方法、システム及び媒体または波形
EP1521465B1 (en) Method and apparatus of transferring the desktop of pc to video communication terminal
JP2918877B2 (ja) 画像処理装置
JPS62200994A (ja) 動画通信システム
JP2573177B2 (ja) 電子会議システムにおける図形表示装置
JP2003189299A (ja) 画像受信システム
KR20020070721A (ko) 동영상 전송장치
JP3330813B2 (ja) 画像圧縮装置および画像伸張装置
JP3178871B2 (ja) 画像通信装置
JPH06339139A (ja) データ伝送装置
JP2817818B2 (ja) 画像伝送装置
JPH0263288A (ja) 多地点テレビ会議の画像表示方式
JP3359143B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2994529B2 (ja) 静止画像伝送装置
KR100265880B1 (ko) 영상전화 및 영상회의 시스템의 영상 부호화기
JPH09271020A (ja) 画像監視装置
JPH08223582A (ja) 圧縮画像データ選択システムおよび画像処理システム
JPH04372293A (ja) テレビ電話機
JPH01254085A (ja) 画像通信方式
JPH0795567A (ja) 画像符号化・復号化装置
JPH0865646A (ja) 動画像音声伝送装置
JPH11340944A (ja) データ送受信システム及びデータ送受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990406

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees