JP2918257B2 - 減衰力可変型緩衝器 - Google Patents

減衰力可変型緩衝器

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、振動周波数に感応して減衰力特性を自動的
に変化させる液圧緩衝器に関する。
(従来の技術) 従来の減衰力可変型緩衝器としては、例えば、実公昭
63−11401号公報に記載されているようなものが知られ
ている。
この従来の減衰力可変型緩衝器は、下部液室とリザー
バ室とを連通して形成された圧側連通路及びこの圧側連
通路と並列に形成された圧側バイパス路と、前記圧側連
通路に設けられた弁座が1つの減衰バルブと、圧側バイ
パス路の途中に可変絞りを形成して摺動自在に設けられ
たスプールとを備えた構造となっていた。
即ち、ピストンの圧行程において、その摺動周波数が
一定値以下(低周波)である時は、受圧室内の液圧が上
昇してスプールを下方へ摺動させ、この摺動で可変絞り
を閉じて圧側バイパス路側の流通が規制され、これによ
り、圧側連通路側の減衰バルブで高減衰力レンジの減衰
力を発生させ、一方、その振動周波数が一定値以上(高
周波)である時は、絞りによる高周波カット作用で受圧
室の液圧上昇を阻止し、これにより、圧側バイパス路側
の可変絞りを開放状態に維持して低減衰力レンジの減衰
力を発生させるようにしたものであった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の減衰力可変型緩衝器
にあっては、圧側バイパス路が流通可能な低減衰力レン
ジの場合、ピストンの低速域における減衰力特性が、圧
側バイパス路の流路断面積で決定されるもので、この場
合、流路断面積が一定であるので高速になる程減衰力の
変化率が逓増する速度2乗特性となり、ピストンの極低
速域における減衰力が低くなりすぎるし、また、この極
低速域の減衰力特性を流路断面積の調整のみで設定する
のは困難であった。
また、圧側連通路の流通のみが可能な高減衰力レンジ
の場合は、減衰力が減衰バルブの特性のみにより決定さ
れ、この減衰バルブは、弁座が1つのみであるので、そ
の減衰力特性は低速になる程減衰力の変化率が逓増する
速度2/3乗特性となるもので、この場合、ピストンの極
低速域における減衰力が高くなりすぎるという問題があ
る。
以上のように、従来の緩衝器は、減衰力特性が、特
に、低速域においてピストン速度に対して1次比例の直
線的な特性ではなく、さらに、極低速域0.1m/s以下の領
域にあっては、減衰力特性を任意に設定することができ
ないという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題に着目して成され
たもので、ピストン速度に対して1次比例の直線的な減
衰力特性を得ることができると共に、極低速域の減衰力
特性を任意に設定可能な減衰力可変型緩衝器を提供する
ことを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上述のような目的を達成するために、本発明の減衰力
可変型緩衝器では、バルブボディにより画成された2室
を連通して並列に形成された第1連通路及び第2連通路
と、前記第1連通路の途中に設けられて第1連通路を開
閉する高減衰バルブと、前記第2連通路の途中に設けら
れて第2連通路を開閉する低減衰バルブと、前記第2連
通路の途中に可変絞りを形成して摺動自在に設けられた
スプールと、前記スプールを収容したハウジング部材
と、該ハウジング部材の内側に形成されて、スプールの
一端面側に形成され、絞りを介して一方の室に連通され
た受圧室と、該スプールを、受圧方向とは逆方向に付勢
する付勢手段と、を備え、前記ハウジング部材を、相互
にねじが形成された締結用の部材と螺合させることで、
ハウジング部材と締結用の部材との間に、高減衰バルブ
およびバルブボディが挟持されている減衰力可変型緩衝
器において、前記高減衰バルブが当接する弁座を直列に
複数形成し、前記ハウジング部材の内側にスプールボデ
ィを固定するとともに、該スプールボディの内側に前記
スプールを摺動自在に収容し、前記スプールボディに前
記可変絞りを構成する連通孔を、スプールの摺動に伴っ
て開口面積が変更されるよう開口するとともに、前記低
減衰バルブをスプールボディで支持して、前記第2連通
路を、ハウジング部材内に形成した手段とした。
尚、前記複数の弁座を有した高減衰バルブとは、2重
等の複数重に形成された弁座に当接させた1枚のバルブ
で構成するようにしてもよいし、複数の弁座に対して複
数枚のバルブを当接させて構成するようにしてもよい。
(作 用) ピストンのストロークにより画成された2室間に液圧
差が生じると、この間で流体の流通が生じるが、本発明
の場合、その流通経路として、少なくとも第1連通路及
び第2連通路がある。
可変絞りが開かれている時には、流体は両連通路を流
通可能であり、ピストン速度の低速作動域では、流体は
流通抵抗の低い第2連通路を流通し、この場合、可変絞
りによる速度2乗特性の減衰力と低減衰バルブによる速
度2/3乗特性の減衰力が直列に生じ、対称的な変化率の
変化が相殺されて直線的な低い減衰力が発生する。そし
て、この低速域の減衰力特性は、第2連通路の流路断面
積と低減衰バルブのバルブ特性とにより設定することが
できる。
一方、ピストン速度の高速作動域では、流体は高減衰
バルブが開弁して第1連通路を流通し、この場合、高減
衰バルブにおいて、複数の弁座で速度2/3乗特性の減衰
力が直列に生じ、それにより、高速作動域における変化
率の低下が抑制されて変化率が平均化された直線的な減
衰力特性が得られる。よって、この高速作動域の減衰力
特性は、高減衰バルブのバルブ特性により設定すること
ができる。
また、可変絞りが閉じられて第2連通路の流通が規制
された場合には、流体は第1連通路を流通し、上述のよ
うに複数の弁座で速度2/3乗特性の減衰力が直列に生
じ、高速作動域において直線的な減衰力特性が得られ
る。よって、この場合の減衰力特性は、低速作動域も高
速作動域も高減衰バルブのバルブ特性により設定するこ
とができる。
ところで、上述の可変絞りの絞り変化は、スプールの
摺動により成されるもので、このスプールの摺動は、一
方の室側の液圧が受圧室に伝達されることによって成さ
れ、この伝達量は液圧の振動周波数に応じて変化する。
即ち、増圧室側の液圧振動周波数が一定値以上(高周
波)である時は、絞りによる高周波カット作用で、受圧
室側への液圧伝達はなく、スプールは、付勢手段の付勢
力により所定位置に配置され摺動しない。
一方、増圧室側の液圧振動周波数が一定値未満(低周
波)である時は、絞りを通過して受圧室側へ液圧が伝達
され、スプールは、この受圧室の液圧を受圧して摺動す
る。
このようなスプールの位置変化により可変絞りにおけ
る絞り量が変化するもので、可変絞りの絞り量は、液圧
振動周波数に応じて連続的に無段階に変化し、これによ
り、減衰力レンジも連続的に無段階に変化する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成について説明する。
第1図は、本発明実施例の減衰力可変型緩衝器の主要
部であるピストン部分を示す断面図であって、図中1は
円筒状のシリンダを示している。このシリンダ1は、摺
動自在に装填されたピストン(バルブボディ)2によっ
て、上部室Aと下部室Bとに画成され、両室A,Bには油
等の流体が充填されている。
前記ピストン2はピストンロッド3の先端小径部3aに
取り付けられている。
尚、前記ピストンロッド3の軸心部には、上部室Aと
下部室Bとを連通する貫通穴3bが穿設されている。
そして、ピストン2は、前記ピストンロッド3の先端
小径部3aに対し、リテーナ4a,ワッシャ5a,圧側減衰バル
ブ6,ピストン2,伸側1段目減衰バルブ(高減衰バルブ)
7,ワッシャ5b,リテーナ4b,伸側2段目減衰バルブ(高減
衰バルブ)8,ワッシャ5c,スプリングシート9,スプリン
グ10を順次装着し、最後にナット11で締結して取り付け
られている。
さらに詳述すると、上部室A側であるピストン2の上
端面には、内外二重に内側環状溝2aと外側環状溝2bが形
成されており、そして、この両環状溝2a,2bは、ピスト
ン2に上下方向に穿設された複数個の伸側連通路2c及び
圧側連通路2dによりそれぞれ下部室Bに連通されてい
る。
前記圧側連通路2dの外側環状溝2bには前記圧側減衰バ
ルブ6が当接され、この圧側減衰バルブ6により圧側連
通路2dが開閉可能となっている。尚、伸側連通路2cの内
側環状溝2aは、圧側減衰バルブ6に開設された連通穴6a
により上部室A側に開放された状態となっている。
前記伸側連通路2cの下端部には内側環状溝2eが形成さ
れると共に、その周部には第1シート面(弁座)2fが形
成され、この第1シート面2fには、前記伸側1段目減衰
バルブ7が当接されていて、この伸側1段目減衰バルブ
7により伸側連通路2cが開閉可能となっている。
また、前記第1シート面2fの外周には外側環状溝2gが
形成され、さらにその外周でかつ前記第1シート面2fよ
り下方位置には、第2シート面(弁座)2hが形成され、
この第2シート面2hには、前記伸側2段目減衰バルブ8
が当接されていて、この伸側2段目減衰バルブ8により
伸側連通路2cが開閉可能となっている。
そして、この伸側2段目減衰バルブ8の第2シート面
2h位置にはスプリングシート9を開してスプリング10の
セット荷重が付与されており、また、第2シート面2hに
はコンスタントオリフィス2kが形成されている(第2図
参照)。
また、前記貫通穴3bと連通したナット11の下端には、
その下端開口部を閉塞する状態でチェックボディ12が装
着され、さらに、その下端にはスプールボディ13が装着
されている。そして、両ボディ12,13は、円筒状のハウ
ジング14内に収容されると共に、該円筒状のハウジング
14の上端部を前記ナット11の下端外周部にねじ結合する
ことにより、ハウジング14の段部14aとナット11の下端
面相互間に挟持状態で設けられている。
さらに詳述すると、前記チェックボディ12の上面には
環状のシート面12aが突出状に形成されており、このシ
ート面12aの上面にはチェックプレート12bが当接されて
いる。そして、このチェックプレート12bは、シート面1
2aより外側位置に連通穴12cが穿設され、中央部にはナ
ット11の貫通穴11aとシート面12aの内方とを連通するプ
レートオリフィス(絞り)12dが穿設されると共に、そ
の外周部をナット11の下端面とバルブボディ12の環状突
出部相互間に挟持された状態で固定されている。
また、前記シート面12aにはコンスタントオリフィス
(絞り)12eが形成されている。
前記スプールボディ13は、その軸心部に上端を開口し
たスプール穴13aが形成されると共に、その外周面上端
部と中途部には環状溝13b,13cが形成されている。
そして、上端部側の環状溝13bは、その上端面側が開
放され、前記チェックボディ12の外周部に形成された連
通穴12f及びナット11の下端面に形成された連通溝11bに
より、ナット11の貫通穴11aと連通されている。
また、各環状溝13b,13cの底部には、スプール穴13aと
連通する上側連通孔13d及び下側連通孔13eがそれぞれ2
個づつ形成されており、各上側連通孔13d,13dは、上下
方向にその開口半径分だけ互いに位置をずらせた状態で
形成されている。
前記スプール穴13a内には、その上面側に受圧室D1
画成してスプール19が上下方向摺動可能に設けられてお
り、このスプール19の外周面には、該スプール19が上方
へ摺動した状態で前記上側連通孔13dと下側連通孔13eを
連通する環状溝19aが形成されている。そして、スプー
ル19が上端部まで摺動した状態では、環状溝19aの上端
縁が高い方の上側連通孔13dの中央部に位置するように
なっており、この両上側連通孔13dと環状溝19aとの間で
伸側可変絞り30が形成されている。
また、スプール穴13aの底部とスプール19との間に
は、該スプール19を上方へ押圧付勢するスプリング15が
介装されている。
尚、前記チェックボディ12には、スプール穴13aとシ
ート面12aの内方とを連通する連通孔12gが穿設されてい
る。
従って、前記受圧室D1には、貫通穴3b,貫通穴11a,プ
レートオリフィス(絞り)12d及びコンスタントオリフ
ィス(絞り)12e,連通孔12gを経由して上部室A側の液
圧が伝達可能となっている。
また、スプールボディ13の下端面には環状溝13fが形
成され、該環状溝13fの外周には環状のシート面13gが突
出状に形成されている。そして、このシート面13gには
伸側減衰バルブ(低減衰バルブ)16が当接され、該伸側
減衰バルブ16はその内周部がボルト17で固定された状態
で設けられている。
また、スプールボディ13には、中途部の環状溝13cと
環状溝13fとを連通する複数の油路13hが穿設されてい
る。尚、スプール穴13aの底部と下部室Bとの間がボル
ト17に形成され油路17aにより連通されている。
以上のように、この実施例では、連通穴6aと内側環状
溝2aと伸側連通路2cと内側環状溝2eと外側環状溝2gによ
り、請求の範囲の第1連通路に相当する伸側第1連通路
Iを構成している。
また、貫通穴3bと貫通穴11aと連通溝11bと連通穴12f
と環状溝13bと上側連通孔13dと環状溝19aと下側連通孔1
3eと環状溝13cと油路13hと環状溝13fにより、請求の範
囲の第2連通路に相当する伸側第2連通路IIを構成して
いる。
次に、第3図に示す、ベース部分にも、本発明が適用
されている。
即ち、シリンダ1の下端部には、シリンダ1の外周部
に外筒21により形成されたリザーバ室Cと前記下部室B
とを画成するベース20が設けられ、このベース20と外筒
21の底部に固着された底部材21aとの間に、リザーバ室
Cに連通された液溜め室Eが形成されている。
そして、このベース20の中心部には、円筒状ハウジン
グ22がその下端ボルト部22aを上方から貫通した状態で
取り付けられている。即ち、この下端ボルト部22aに対
し、リテーナ23,チェックスプリング24,チェックプレー
ト25,ベース20,圧側1段目減衰バルブ(高減衰バルブ)
26,ワッシャ28a,圧側2段目減衰バルブ(高減衰バル
ブ)27,ワッシャ28bを順次装着し、最後にナット29で締
結して取り付けられている。
さらに詳述すると、下部室B側であるベース20の上端
面には、内外二重に内側環状溝20aと外側環状溝20bが形
成されており、そして、この両環状溝20a,20bは、ベー
ス20に上下方向に穿設された複数個の圧側連通路20c及
び伸側連通路20dによりそれぞれ液溜め室Eに連通され
ている。
前記伸側連通路20dの外側環状溝20bには前記チェック
プレート25が当接され、このチェックプレート25により
伸側連通路20dが開閉可能となっている。尚、圧側連通
路20cの内側環状溝20aは、チェックプレート25に開設さ
れた連通穴25aにより下部室B側に開放された状態とな
っている。
前記圧側連通路20cの下端部には、内部環状溝20eが形
成されると共に、その周部には第1シート面(弁座)20
fが形成され、この第1シート面20fには、前記圧側1段
目減衰バルブ26が当接されていて、この1段目減衰バル
ブ26により圧側連通路20cが開閉可能となっている。
また、前記第1シート面20fの外周には外側環状溝20g
が形成され、さらにその外周でかつ前記第1シート面20
fより下方位置には、第2シート面(弁座)20hが形成さ
れ、この第2シート面20hには、前記圧側2段目減衰バ
ルブ27が当接されていて、この2段目減衰バルブ27によ
り圧側連通路20cが開閉可能となっている。そして、第
2シート面20hにはコンスタントオリフィス20kが形成さ
れている(第4図参照)。
尚、前記下端ボルト部22aの軸心部に、円筒状ハウジ
ング22の中空部22b内と液溜め室Eとを連通する貫通孔2
2cが穿設されている。
また、前記円筒状ハウジング22の中空部内には、その
底部より、押圧部材40,スプールボディ43,チェックボデ
ィ42,環状スペーサ41が順次装着収容され、最後に円筒
状ハウジング22の上端開口部に上蓋部材48をねじ結合す
ることによって、上蓋部材48とハウジング22における中
空部22bの内底部との間に挟持状態で設けられている。
さらに詳述すると、前記チェックボディ42の上面には
環状のシート面42aが突出状に形成されており、このシ
ート面42aの上面にはチェックプレート42bが当接されて
いる。そして、このチェックプレート42bは、シート面4
2aより外側位置に連通穴42cが穿設され、中央部には環
状スペーサ41の中心穴41aとシート面42aの内方とを連通
するプレートオリフィス(絞り)42dが穿設されると共
に、その外周部を環状スペーサ41の下端面とチェックボ
ディ42の環状突出部相互間に挟持された状態で固定され
ている。
また、前記シート面42aにはコンスタントオリフィス
(絞り)42eが形成されている。
前記スプールボディ43は、その軸心部に上端を開口し
たスプール穴43aが形成されると共に、その外周面上端
部と中途部には環状溝43b,43cが形成されている。
そして、上端部側の環状溝43bは、その上端面側が開
放され、前記チェックボディ42の外周部に形成された連
通穴42f及び環状スペーサ41の下端面に形成された連通
溝41bにより、環状スペーサ41の中心穴41aと連通されて
いる。
また、各環状溝43b,43cの底部には、スプール穴43aと
連通する上側連通孔43d及び下側連通孔43eがそれぞれ2
個づつ形成されており、各上側連通孔43d,43dは、上下
方向にその開口半径分だけ互いに位置をずらせた状態で
形成されている。
前記スプール穴43a内には、その上面側に受圧室D2
画成してスプール44が上下方向摺動可能に設けられてお
り、このスプール44の外周面には、該スプール44が上方
へ摺動した状態で前記上側連通孔43dと下側連通孔43eを
連通する環状溝44aが形成されている。そして、スプー
ル44が上端部まで摺動した状態では、環状溝44aの上端
縁が高い方の上側連通孔43dの中央部に位置するように
なっており、この両上側連通孔43dと環状溝44aとの間で
圧側可変絞り31が形成されている。
また、スプール穴43aの底部とスプール44との間に
は、該スプール44を上方へ押圧付勢するスプリング45が
介装されている。
尚、前記チェックボディ42には、スプール穴43aの受
圧室D2とシート面42aの内方とを連通する連通孔42gが穿
設され、また、上蓋部材48には環状スペーサ41の中心穴
41aと下部室Bとを連通する油路48aが形成されている。
従って、前記受圧室D2には、油路48a,中心穴41a,プレ
ートオリフィス(絞り)42d及びコンスタントオリフィ
ス(絞り)42e,連通孔42gを経由して下部室B側の液圧
が伝達可能となっている。
また、スプールボディ43の下端面には環状溝43fが形
成され、該環状溝43fの外周には環状のシート面43gが突
出状に形成されている。そして、このシート面43gには
圧側減衰バルブ(低減衰バルブ)46が当接され、該圧側
減衰バルブ46はその内周部が前記押圧部材40で固定され
た状態で設けられている。
また、スプールボディ43には、中途部の環状溝43cと
環状溝43fとを連通する複数の油路43hが穿設され、ま
た、ハウジング22における中空部22bの内底部には押圧
部材40により環状液室47が形成され、押圧部材40には、
環状液室47と貫通孔22cとを連通する油路40aが形成され
ている。
尚、スプール穴43aの底部と油路40aとが、油路43k,40
bで連通されている。
以上のように、この実施例では、連通穴25aと内側環
状溝20aと圧側連通路20cと内側環状溝20eと外側環状溝2
0gにより、請求の範囲の第1連通路に相当する圧側第1
連通路IIIを構成している。
また、油路48aと中心穴41aと連通溝41bと連通穴42fと
環状溝43bと上側連通孔43dと環状溝44aと下側連通孔43e
と環状溝43cと油路43hと環状溝43fと環状液室47と油路4
0aと貫通孔22cにより、請求の範囲の第2連通路に相当
する圧側第2連通路IVを構成している。
次に、実施例の作用について説明する。
(イ)伸行程時 ピストン2の伸行程時には、上部室Aの液圧上昇に伴
ない、上部室Aの流体が下部室Bに流入するが、その流
通可能な経路としては前記伸側第1連通路Iと伸側第2
連通路IIの2つの経路が存在する。
まず、伸側第1連通路I側では、上部室Aから内側環
状溝2eに流入し、伸側1段目減衰バルブ7を開弁して外
側環状溝2gに流入し、そこからさらにコンスタントオリ
フィス2kを通り、若しくは、そこからスプリング10の閉
弁力に抗して伸側2段目減衰バルブ8を開弁して下部室
Bに流通する。
次に、伸側第2連通路II側では、上部室Aからこの伸
側第2連通路IIを通り、伸側可変絞り30を経て環状溝13
fに流入し、そこから伸側減衰バルブ(低減衰バルブ)1
6を開弁して下部室Bに流通する。
尚、以上2つの経路の内、伸側第2連通路II側は、ス
プール19の摺動によって伸側可変絞り30の開度を変化さ
せることができ、これにより、減衰力レンジを低減衰力
から高減衰力まで変化させることができる。
a)低減衰力レンジ時 伸側第2連通路II側が流通可能な場合には、流路が多
く低減衰力レンジとなる。
この場合、ピストン2の低速作動域では、流体は伸側
第2連通路IIを流通し、伸側可変絞り30で速度2乗特性
の減衰力が生じると共に、それと直列に低減衰の伸側減
衰バルブ16で速度2乗特性とは変化率が対称的に変化す
る速度2/3乗特性の減衰力が生じ、ピストン速度に1次
比例の直線的な減衰力特性となる。
一方、高速作動域では、流体が伸側第1連通路Iを流
通し、伸側1段目減衰バルブ7と伸側2段目減衰バルブ
8とで、速度2/3乗特性の減衰力が直列に生じ、この場
合、ピストン速度の上昇に伴ない変化率が低下する2/3
乗特性の変化率の低下が抑えられピストン速度に1次比
例の直線的な特性になる。
b)高減衰力レンジ時 スプール19が下方へ摺動して伸側第2連通路II側(伸
側可変絞り30)が閉じている場合は、流路が少なく高減
衰力レンジとなる。
この場合、ピストン2の低速作動域にあっては、伸側
1段目減衰バルブ7による速度2/3乗特性の減衰力と、
コンスタントオリフィス2kによる速度2乗特性の減衰力
が直列に生じ、直線的な減衰力特性となる。
また、ピストン2の高速作動域にあっては、伸側1段
目減衰バルブ7と伸側2段目減衰バルブ8とで速度2/3
乗特性の減衰力が直列に生じるもので、直線的な減衰力
特性が得られる。
尚、前記スプール19の摺動は、ピストン2の伸行程で
上昇した上部室A側の液圧が受圧室D1に伝達されること
によって成されるもので、この伝達量は液圧の振動周波
数によって変動する。
即ち、上部液室A側の液圧振動周波数が一定値以上
(高周波)である時は、コンスタントオリフィス12e及
びプレートオリフィス12dの絞り作用による高周波カッ
ト作用で、受圧室D1側への液圧伝達はなく、このため、
スプール19は、スプリング15の付勢力で上端位置に保持
されたままで、伸側第2連通路IIが流通可能となってお
り、これにより、低減衰力レンジとなる。
また、上部液室A側の液圧振動周波数が一定値未満
(低周波)である時は、コンスタントオリフィス12e及
びプレートオリフィス12dを通過して受圧室D1側へ液圧
が伝達され、受圧室D1の液圧が上昇してスプール19を下
方へ摺動させるので、伸側可変絞り30が閉じられて伸側
第2連通路IIの流通が規制され、これにより、高減衰力
レンジとなる。
尚、伸側可変絞り30の絞り開度は、上部室Aの液圧振
動周波数に応じて連続的に無段階に変化し、これによ
り、減衰力レンジも連続的に無段階に変化する。
(ロ)圧行程時 ピストン2の圧行程時には、下部室Bの液圧上昇に伴
ない、下部室Bの流体がリザーバ室Cに流通するが、そ
の流通可能な経路としては前記圧側第1連通路IIIと圧
側第2連通路IVの2つの経路が存在する。
まず、圧側第1連通路III側では、下部室Bから内側
環状溝20eに流入し、圧側1段目減衰バルブ26を開弁し
て外側環状溝20gに流入し、そこからさらにコンスタン
トオリフィス20kを通り、若しくは、そこから圧側2段
目減衰バルブ27を開弁して液溜め室Eに流入し、そこか
らリザーバ室Cに流通する。
次に、圧側第2連通路IV側では、下部室Bからこの圧
側第2連通路IVを通り、圧側可変絞り31を経て環状溝43
fに流入し、そこから圧側減衰バルブ(低減衰バルブ)4
6を開弁してリザーバ室C側に流通する。
尚、以上2つの経路の内、圧側第2連通路IV側は、ス
プール44の摺動によって圧側可変絞り31の開度を変化さ
せることができ、これにより、減衰力レンジを低減衰力
から高減衰力まで変化させることができる。
a)低減衰力レンジ時 圧側第2連通路IV側が流通可能な場合には、流路が多
く低減衰力レンジとなる。
この場合、ピストン2の低速作動域では、流体は圧側
第2連通路IVを流通し、圧側可変絞り31での速度2乗特
性の減衰力と、圧側減衰バルブ(低減衰バルブ)46によ
る速度2/3乗特性の減衰力とが直列に生じるもので、直
線的な減衰力特性が得られる。
高速作動域では、流体は圧側第1連通路IIIを流通
し、圧側1段目減衰バルブ26による速度2/3乗特性の減
衰力と、圧側2段目減衰バルブ27による速度2/3乗特性
の減衰力が直列に生じ、直線的な特性となる。
また、スプール44が下方へ摺動して圧側第2連通路IV
側が閉じている場合は、流路が少なく高減衰力レンジと
なる。
この場合、ピストン2の低速作動域にあっては圧側1
段目減衰バルブ26による速度2/3乗特性の減衰力と、コ
ンスタントオリフィス20kによる速度2乗特性の減衰力
が直列に生じて、直線的な減衰力特性が得られ、また、
ピストン2の高速作動域にあっては圧側1段目減衰バル
ブ26による速度2/3乗特性の減衰力と、圧側2段目減衰
バルブ27による速度2/3乗特性の減衰力が直列に生じ、
この場合も直線的な減衰力特性が得られる。
尚、前記スプール44の摺動は、ピストン2の圧行程で
上昇した下部室B側の液圧が受圧室D2に伝達されること
によって成されるもので、この伝達量は液圧の振動周波
数によって変動する。
即ち、上部液室A側の液圧振動周波数が一定値以上
(高周波)である時は、コンスタントオリフィス42e及
びプレートオリフィス42dの絞り作用による高周波カッ
ト作用で、受圧室D2側への液圧伝達はなく、このため、
スプール44は、スプリング45の付勢力で上端位置に保持
されたままで、圧側第2連通路IVが流通可能となってお
り、低減衰力レンジとなっている。
また、下部液室B側の液圧振動周波数が一定値未満
(低周波)である時は、コンスタントオリフィス42e及
びプレートオリフィス42dを通過して受圧室D2側へ液圧
が伝達され、受圧室D2の液圧が上昇してスプール44を下
方へ摺動させるので、圧側可変絞り31が閉じられて圧側
第2連通路IVの流通が規制され、これにより、高減衰力
レンジとなる。
尚、圧側可変絞り31の絞り開度は、下部室Bの液圧振
動周波数に応じて連続的に無段階に変化し、これによ
り、減衰力レンジも連続的に無段階に変化する。
以上説明してきたように、実施例の減衰力可変型緩衝
器では、伸行程時においても圧行程時においても、低減
衰力レンジから高減衰力レンジの全レンジで、低速作動
域から高速作動域までの作動域全域において、ピストン
速度に対して直線的な減衰力特性が得られる。これによ
り、操縦安定性の向上と乗り心地向上とを両立すること
ができるという特徴を有している。
さらに、極低速作動域の減衰力特性の設定に関し、低
速作動域にあっては、低減衰力レンジの場合、可変絞り
30(31)の特性(速度2乗特性)と、減衰バルブ16(4
6)の特性(速度2/3乗特性)とで決定されるもので、こ
の減衰バルブ16(46)は、流路断面積により設定するの
に比べ、設定が極めて容易であり、減衰力特性を任意に
設定することができるし、しかも、このバルブ特性は可
変絞り側の特性とは対称的で、両特性の変化率が平均化
されるから、より、設定が容易となる。
また、高減衰力レンジの場合、1段目減衰バルブ7
(26)の特性(低速になる程減衰力の変化率が逓増する
速度2/3乗特性)と、2段目減衰バルブ8(27)の特性
(低速になる程減衰力の変化率が逓増する速度2/3乗特
性)とで決定されるので、この場合も、バルブにより特
性を設定することができるから、設定が容易である。
また、この実施例では、一方の行程側の減衰力が高減
衰力レンジに制御されている場合でも、その逆行程側の
減衰力は低減衰力レンジとなっているので、逆行程で入
力された高周波成分を吸収してばね上への伝達力を低減
でき、これにより乗り心地を向上させることができると
いう特徴を有する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成は、この実施例に限られるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があ
っても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、本発明を伸・圧両行程に適用し
た場合を示したが、いずれか一方の行程のみであっても
よい。
また、実施例では、第1連通路に直列に配設される2
段の高減衰バルブを、内外及び上下2段のシート面と、
各シート面にそれぞれ当接する2枚の減衰バルブとで構
成した場合を示したが、その他に、例えば、内外2重の
シート面と、両シート面に当接する1枚の減衰バルブと
で構成させた構造とすることもできる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の減衰力可変型緩衝
器にあっては、低速作動域の減衰力特性は低減衰バルブ
で設定し、高速作動域の減衰力は高減衰バルブに設定す
るようにしたため、極低速作動域から高速作動域まで、
減衰力特性を容易に任意に設定することができるという
効果が得られる。
また、第1連通路にあっては、高減衰バルブの弁座を
複数段に形成し、また、第2連通路にあっては、可変絞
りと低減衰バルブを直列に配置したため、低減衰力レン
ジでも高減衰力レンジでも、低速作動域から高速作動域
までの全域において、ピストン速度に対して1次比例の
直線的な減衰力特性を得ることができるという効果が得
られ、これにより、操縦安定性の向上と乗り心地の向上
との両立を図ることができる。
本願発明では、ハウジング部材と締結用の部材とで挟
持している高減衰バルブの重ね枚数を変更して、ハウジ
ング部材と締結用の部材との挟持幅が変化しても、これ
に収容されているスプールボディとスプールとの相対位
置、すなわち連通孔とスプールの相対位置は変化するこ
とがない。よって、減衰力特性を一定に保つことができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の減衰力可変型緩衝器の要部であ
るピストン部分を示す断面図、第2図は第1図P部分の
拡大断面図、第3図は実施例の減衰力可変型緩衝器の要
部であるベース部分を示す断面図、第4図は第3図S部
分の拡大断面図である。 A……上部室 B……下部室 C……リザーバ室 D1,D2……受圧室 I……伸側第1連通路 II……伸側第2連通路 III……圧側第1連通路 IV……圧側第2連通路 7……伸側1段目減衰バルブ(高減衰バルブ) 8……伸側2段目減衰バルブ(高減衰バルブ) 12d……プレートオリフィス(絞り) 12e……コンスタントオリフィス(絞り) 15……スプリング(付勢手段) 16……低減衰バルブ 19……スプール 44……スプール 26……圧側1段目減衰バルブ(高減衰バルブ) 27……圧側2段目減衰バルブ(高減衰バルブ) 30……伸側可変絞り 31……圧側可変絞り 42d……プレートオリフィス(絞り) 42e……コンスタントオリフィス(絞り) 44……スプール 45……スプリング(付勢手段) 46……圧側減衰バルブ(低減衰バルブ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブボディにより画成された2室を連通
    して並列に形成された第1連通路及び第2連通路と、 前記第1連通路の途中に設けられて第1連通路を開閉す
    る高減衰バルブと、 前記第2連通路の途中に設けられて第2連通路を開閉す
    る低減衰バルブと、 前記第2連通路の途中に可変絞りを形成して摺動自在に
    設けられたスプールと、 前記スプールを収容したハウジング部材と、 該ハウジング部材の内側に形成されて、スプールの一端
    面側に形成され、絞りを介して一方の室に連通された受
    圧室と、 該スプールを、受圧方向とは逆方向に付勢する付勢手段
    と、 を備え、 前記ハウジング部材を、相互にねじが形成された締結用
    の部材と螺合させることで、ハウジング部材と締結用の
    部材との間に、少なくとも高減衰バルブおよびバルブボ
    ディが挟持されている減衰力可変型緩衝器において、 前記高減衰バルブが当接する弁座を直列に複数形成し、 前記ハウジング部材の内側にスプールボディを固定する
    とともに、該スプールボディの内側に前記スプールを摺
    動自在に収容し、 前記スプールボディに前記可変絞りを構成する連通孔
    を、スプールの摺動に伴って開口面積が変更されるよう
    開口するとともに、前記低減衰バルブを前記スプールボ
    ディで支持して、前記第2連通路を、前記ハウジング部
    材内に形成したことを特徴とする減衰力可変型緩衝器。
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