JP2918072B2 - Museデコーダの波形等化器 - Google Patents

Museデコーダの波形等化器

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JP2918072B2
JP2918072B2 JP3081305A JP8130591A JP2918072B2 JP 2918072 B2 JP2918072 B2 JP 2918072B2 JP 3081305 A JP3081305 A JP 3081305A JP 8130591 A JP8130591 A JP 8130591A JP 2918072 B2 JP2918072 B2 JP 2918072B2
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JP
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muse
gate
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mhz
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栄吉 浦田
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FM−MUSE信号お
よびAM−MUSE信号の伝送系において生ずる波形歪
みを補正する波形等化器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の波形等化器を図2に示す。図にお
いて、1はAMモードまたはFMモードのMUSE信号(映
像信号)入力ライン、3はサンプリング(クロック信
号)入力ライン、4は該入力ラインよりの該MUSE信
号をアナログからディジタルに変換するサンプリング周
波数16.2メガヘルツの第1のA/D変換回路、5は該第
1のA/D変換回路4よりの信号を遅延し等化用フィル
タ7の出力信号とタイミングを合わせる遅延回路、6は
該入力ラインよりの該MUSE信号をアナログからディ
ジタルに変換するサンプリング周波数32.4メガヘルツの
第2のA/D変換回路、7は該クロック信号とマイコン
12よりの制御信号とで第2のA/D変換回路6よりの信
号から補正信号を作る等化用フィルタ、8はマイコン12
よりの切り換え信号でオンオフし、オン時に等化用フィ
ルタ7よりの補正信号を第1の加算器9へ入力する第1
の切り換え回路、9は該遅延回路5よりの信号と該第1
の切り換え回路8よりの信号とを加算する第1の加算
器、10はMUSE信号の出力端子、11は当MUSEデコ
ーダ内で作り出している理想的VIT信号から該出力端
子10のMUSE信号に重畳されているVIT信号を引き
(2の補数を取り加算する)前者に対する後者の誤差と
して信号出力する第2の加算器、12は該モード識別信号
に基づきモードごとに該第2の加算器11よりの誤差信号
から波形等化のアルゴリズムを演算し、該演算結果に基
づく該制御信号(15)の出力と、該切り換え信号(14)
の出力とをなすマイコン、13は該理想的VIT信号入力
ラインである。
【0003】上記において、モード識別信号は当MUS
Eデコーダの他回路にて得られている信号を利用する。
ディジタルフィルタである等化用フィルタ7にはサンプ
リング周波数を32.4メガヘルツとしたトランスバーサル
フィルタを使用している。該トランスバーサルフィルタ
は縦属接続された複数の遅延器(該遅延器の数をタップ
長という)と遅延器ごとの乗算器および加算器で構成さ
れ、各遅延器の出力を各乗算器の係数をもって乗算後、
加算器で加算することにより入力信号から補正信号を作
り出している。該補正信号は該乗算器の係数を変える
(マイコン制御)ことにより適性な信号としている。該
補正信号を本線系(第1のA/D変換回路4および遅延
回路5の信号経路)の信号に加算(第1の加算器9)す
ることにより波形等化を行っている。この加算は遅延回
路5の出力にタイミングを合わせ第1の切り換え回路8
がオンすることによりなされる。該乗算器の係数制御と
該第1の切り換え回路8のオンオフ制御とをなすのがマ
イコン12であり、該マイコン12に演算の基準となる信号
を入力するのが第2の加算器11である。尚、波形等化を
必要とする代表的な歪みとしては、FMモードではリンギ
ング、AMモードではゴーストである。そして、AMモード
時における正規成分とゴースト成分との時間差は、FMモ
ード時における正規成分とリンギング成分との時間差よ
り一般に大きく且つバラツキがある。AMモードはFMモー
ドに比べ伝送系の影響を受け易いからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、AMモード時に
おけるゴースト成分の除去性能を向上するには、前記等
化用フィルタ7のタップ長を長くする必要があり(但
し、サンプリング周波数は32.4メガヘルツとした場
合)、その分等化用フィルタ7のコストが上昇する。ゴ
ースト成分の正規成分に対する遅れ時間が大きいほどタ
ップ長を長くしないとゴースト補正ができないからであ
る。本発明は、該タップ長を長くすることなくゴースト
成分の除去性能を向上するMUSEデコーダの波形等化
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、FM−MUS
E信号およびAM−MUSE信号の伝送系において生ず
る波形歪みを補正する波形等化器に設ける波形等化用ト
ランスバーサルフィルタにおいて、該トランスバーサル
フィルタのクロック周波数を該FM−MUSE信号に対
しては32.4メガヘルツとし該AM−MUSE信号に
対しては16.2メガヘルツとしたMUSEデコーダの
波形等化器を提供するものである。
【0006】
【作用】等化用フィルタ(トランスバーサルフィルタ)
のサンプリング周波数をAMモード時には16.2メガヘルツ
にし、FMモード時には32.4メガヘルツにする。該サンプ
リング周波数を切り換えるために切り換え回路を設け
る。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるMUSE
デコーダの波形等化器を説明する。図1は本発明による
MUSEデコーダの波形等化器の一実施例を示す要部ブ
ロック図である。図において、図2と同一のものは同一
の符号を附してあり、21は第2の切り換え回路、22は第
1のANDゲート、23は第2のANDゲート、24はOR
ゲートである。
【0008】本発明の動作は、殆どを図2を基本として
いる。異なるところは等化用フィルタ7のサンプリング
周波数をモードごとに切り換えることと、そのための切
り換え回路を設けていることである。以下、この点を中
心に説明する。第2の切り換え回路21は図示のように第
1のANDゲート22と第2のANDゲート23およびOR
ゲート24とで構成し、各ゲートの一端には32.4メガヘル
ツおよび16.2メガヘルツのサンプリング周波数を入力し
(aおよびb点)、他端にはAM/FMモード識別信号を入
力する(c点)が第1のANDゲート22へ入力する信号
は反転した信号である。また、モード識別信号はAMモー
ド時は「ハイ(H)」であり、FMモード時は「ロー
(L)」である。上記から、第2の切り換え回路21の出
力(d点)は、AMモード時は16.2メガヘルツになり、FM
モード時は32.4メガヘルツになる。等化用フィルタ7に
おいて、FMモード時の作用は従来(図2)と変わらない
が、AMモード時はサンプリング周波数(クロック)が従
来の半分になるのでサンプリング周波数(クロック)が
32.4メガヘルツにした場合に比べ遅延時間を大きく取れ
ることになる。従って、遅延時間の大きいゴースト成分
に対する波形等化が可能となる。尚、FMモード時のサン
プリング周波数(クロック)を従来と同様の32.4メガヘ
ルツにしてあるのはAMモード時のゴースト成分がないた
めタップ長を大きくする必要がないからである。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、波
形等化用トランスバーサルフィルタのクロック周波数を
MUSE信号のモードに応じて切り換えるので該フィル
タの遅延時間を大きく取れ、AMモード時における遅延時
間の長いゴースト成分に対する波形等化の性能を向上
し、且つタップ長を長くしたとした場合の該フィルタの
コスト上昇を回避でき、MUSEデコーダの経済性、性
能向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるMUSEデコーダの波形等化器の
一実施例を示す要部ブロック図である。
【図2】従来のMUSEデコーダの波形等化器である。
【符号の説明】
1 AMモードまたはFMモードのMUSE信号入力ライン 2 モード識別信号ライン 3 クロック信号入力ライン 4 第1のA/D変換回路 5 遅延回路 6 第2のA/D変換回路 7 等化用フィルタ 8 第1の切り換え回路 9 第1の加算器 10 出力端子 11 第2の加算器 12 マイコン 13 理想的VIT信号入力ライン 14 切り換え信号ライン 15 制御信号ライン 21 第2の切り換え回路 22 第1のANDゲート 23 第2のANDゲート 24 ORゲート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM−MUSE信号およびAM−MUS
    E信号の伝送系において生ずる波形歪みを補正する波形
    等化器に設ける波形等化用トランスバーサルフィルタに
    おいて、該トランスバーサルフィルタのクロック周波数
    を該FM−MUSE信号に対しては32.4メガヘルツ
    とし該AM−MUSE信号に対しては16.2メガヘル
    ツとしたことを特徴とするMUSEデコーダの波形等化
    器。
  2. 【請求項2】 FM−MUSE信号のときにはローレベ
    ルになり、AM−MUSE信号のときにはハイレベルに
    なるモード識別信号のレベルが反転されて入力端の一端
    に供給され、他端に32.4メガヘルツのクロック信号
    が供給された第1のANDゲートと、該モード識別信号
    が入力端の一端に供給され、他端に16.2メガヘルツ
    のクロック信号が供給された第2のANDゲートと、入
    力端の一端が該第1のANDゲートの出力端に接続さ
    れ、他端が該第2のANDゲートの出力端に接続され、
    出力端が前記波形等化用トランスバーサルフィルタのク
    ロック信号入力端に接続されたORゲートとからなる切
    り換え回路を具備したMUSEデコーダの波形等化器。
JP3081305A 1991-03-22 1991-03-22 Museデコーダの波形等化器 Expired - Lifetime JP2918072B2 (ja)

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JPH04293367A JPH04293367A (ja) 1992-10-16
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