JP2916040B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2916040B2
JP2916040B2 JP4128604A JP12860492A JP2916040B2 JP 2916040 B2 JP2916040 B2 JP 2916040B2 JP 4128604 A JP4128604 A JP 4128604A JP 12860492 A JP12860492 A JP 12860492A JP 2916040 B2 JP2916040 B2 JP 2916040B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープを用いる磁
気記録再生装置に関し、特に磁気テープを一定速度で駆
動する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープを用いる磁気記録再生
装置では、磁気テープの定速駆動をキャプスタンと磁気
テープを介してキャプスタンに圧接されるピンチローラ
で磁気テープを挟持し、キャプスタンを一定速度で回転
させ実現している。また、送られた磁気テープをリール
に巻き取る必要があるが、リール半径は時間と共に変化
するため、リールの回転速度も時間と共に変化する。そ
のため、1個の駆動モータでキャプスタン軸とリール軸
を駆動する場合には、リール軸駆動系にスリップ機構を
入れざるを得なかった。また、一定速度で駆動する以外
に、テープの早送り等の機能も必要であり、そのためモ
ータからリール系への減速率を磁気テープを一定速度で
送る場合と早送りの場合とで切り替える必要があり、複
雑な機構が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造よりなる磁気
記録再生装置においては、以下に述べる問題点がある。
この種の磁気記録再生装置においては、記録、再生時に
はいわゆるワウフラッタ値が0.3%程度の一定速度で
テープを駆動し、早送り時には通常速度の数倍から数十
倍のテープ速度でテープを駆動する必要がある。さら
に、テープの往復走行、いわゆるオートリバース対応と
するとキャプスタン、ピンチローラなどがフォワード
用、リバース用にそれぞれ必要となり、そのうえ再生、
早送り、巻戻しなどの各モードへの切り替え機構も必要
である。そのために、非常に多くの部品からなる複雑な
機構を用いて実現しており、駆動系の軽量化、低コスト
化に限界があった。 本発明は、上記問題点を解決する
ためになされたもので、速度検出用磁気ヘッドを用いて
テープ速度を検出し、その情報に基づいてリールの回転
数を制御することで非常に少ない部品点数で一定速度で
テープ送りを実現できるテープ走行メカニズムを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたものであって、請求項1記載の発
明は、磁気ヘッドがプレッシャーパッドによって押接さ
れた磁気テープに情報の記録または再生する磁気記録再
生装置であって、前記磁気テープが巻装されたリールを
駆動するリール駆動手段と、テープの巻装されたリール
の回転速度を検出するリール回転速度情報と回転可能な
ローラに磁気テープを接触又は巻き付けテープの移動に
伴って回転する当該ローラの回転速度情報との両者の情
報に基づいてテープ速度を検出するテープ速度検出手段
とを具備し、前記テープ速度検出手段により検出された
テープ速度情報に基づいて前記リール駆動手段を制御す
ることで前記磁気テープを等速度運動させ、情報記録再
生用磁気ヘッドによって情報の記録および再生を行い、
前記磁気テープの早送りを行う場合には前記リール駆動
手段により前記リールの回転数を上げて実現することを
特徴とする磁気記録再生装置である。また、請求項2記
載の発明は、磁気ヘッドがプレッシャーパッドによって
押接された磁気テープに情報の記録または再生する磁気
記録再生装置であって、前記磁気テープが巻装されたリ
ールを駆動するリール駆動手段と、テープ速度検出用記
録ヘッドを磁気テープの走行方向上流側に、テープ速度
検出用再生ヘッドを下流側に所定の距離だけ離して設
け、前記テープ速度検出用記録ヘッドで前記磁気テープ
に速度検出信号を記録し、前記テープ速度検出用再生ヘ
ッドがその信号を検出するまでの時間を測定し、距離/
時間の演算に基づきテープ速度を検出するテープ速度検
出手段とを具備し、前記テープ速度検出手段により検出
されたテープ速度情報に基づいて前記リール駆動手段を
制御することで前記磁気テープを等速度運動させ、情報
記録再生用磁気ヘッドによって情報の記録および再生を
行い、前記磁気テープの早送りを行う場合には前記リー
ル駆動手段により前記リールの回転数を上げて実現する
ことを特徴とする磁気記録再生装置である。また、請求
項3記載の発明は、テープ速度検出用記録ヘッドおよび
再生ヘッドを情報記録再生用磁気ヘッドに組み込んだこ
とを特徴とする請求項2記載の磁気記録再生装置であ
る。 また、請求項4記載の発明は、リール駆動手段とし
てテープ巻取リール軸を減速機構を介してモータで駆動
することを特徴とする請求項1乃至3記載の磁気記録再
生装置である。また、請求項5記載の発明は、減速機構
としてウォームギアを用いたことを特徴とする請求項4
記載の磁気記録再生装置である。また、請求項6記載の
発明は、テープ巻取リール軸に取り付けた円盤状の部材
にモータの駆動力を摩擦伝達し、減速することを特徴と
する請求項4項記載の磁気記録再生装置である。また、
請求項7記載の発明は、駆動するリールを切り替えるこ
とで双方向走行が行えるように構成したことを特徴とす
る請求項1乃至6記載の磁気記録再生装置である。ま
た、請求項8記載の発明は、巻き取り側となったリール
をテープ巻き取り方向に回転させたとき、巻き取りリー
ルハブをテープ巻き取り回転方向にのみ固定するハブク
ラッチを用いたことを特徴とする請求項1乃至7記載の
磁気記録再生装置である。
【0005】
【作用】上記の手段を採用することで磁気テープの送り
に関しては、テープ速度検出手段、リール軸駆動手段お
よび制御手段が具備されておれば良く、従来のメカニズ
ムでは必要であったキャプスタン軸、ピンチローラ、ス
リップ機構などを省略することができる。
【0006】
【実施例】
(実施例1)以下、図面を用いて本発明の第1の実施例
を説明する。図1は本発明の磁気記録再生装置の構成図
である。1、2はおのおのリール、3は磁気テープ、
4、6はテープ速度検出用記録または消去のどちらかに
切り替えて使うことのできる磁気ヘッド、5はテープ速
度検出用再生ヘッド、7、8はそれぞれリール1、リー
ル2を駆動するリール駆動モータ、9は情報を記録再生
する磁気ヘッド、10はプレッシャーパッド、11a、
11bはカセット内の回転ローラ、12は速度検出用ヘ
ッド4、5、6の制御とそれらからの信号をもとにテー
プ速度を算出するテープ速度算出回路、13はテープ速
度算出回路12の信号に基づきリール駆動モータ7、8
の制御を行う制御回路である。
【0007】まず、記録再生時に磁気テープ3が図中の
矢印aの方向に走行するときのシステムの動作につい
て、詳しく説明する。供給側のリール駆動モータ8には
通電しないので供給側のリール2から磁気テープ3は、
ほとんど負荷なしに引き出すことができる。そして、後
でさらに詳しく説明するが、テープ速度検出用記録・消
去ヘッド4、6、テープ速度検出用再生ヘッド5および
テープ速度算出回路12を用いて磁気テープ3上に信号
(例えばパルス波)の記録、再生、消去を行い、信号を
記録してから再生するまでの時間を測定し、テープ速度
を算出する。その結果が制御回路13に入力され、制御
回路13は検出されたテープ速度と所定のテープ速度と
を比較、演算を行い、所定のテープ速度となるように巻
き取り側のリール駆動モータ7に制御信号を送る。リー
ル駆動モータ7は制御信号に従ってリール1を駆動し、
磁気テープ3をリール1に巻き取る。これで、磁気テー
プ3は図中の矢印aの方向に所定のテープ速度で走行
し、情報(音楽、音声信号やディジタル化された情報な
ど)を記録再生する磁気ヘッド9はプレッシャーパッド
10によって押圧された磁気テープ3上に情報を記録ま
たは再生することができる。
【0008】逆に磁気テープ3が図中の矢印bの方向に
走行するときのシステムの動作について説明する。先程
と同様に、供給側のリール駆動用モータ7には通電しな
いので供給側のリール1から磁気テープ3は、ほとんど
負荷なしに引き出すことができる。そして、矢印a方向
に走行する場合と同様にテープ速度検出用記録・消去ヘ
ッド4、6、テープ速度検出用再生ヘッド5およびテー
プ速度算出回路12を用いてテープ速度を算出する。そ
の結果が制御回路13に入力され、制御回路13は検出
されたテープ速度と所定のテープ速度とを比較、演算を
行い、所定のテープ速度となるように巻き取り側のリー
ル駆動モータ8に制御信号を送る。リール駆動モータ7
は制御信号に従ってリール2を駆動し、磁気テープ3を
リール2に巻き取る。これで、磁気テープ3は所定のテ
ープ速度で送られ、情報を記録再生する磁気ヘッド9は
プレッシャーパッド10によって押圧された磁気テープ
3上に情報を記録または再生する。
【0009】早送りを行う場合について説明する。早送
りの場合は巻き取りたい側のリール駆動モータ(リール
1の場合はリール駆動モータ7、リール2の場合はリー
ル駆動モータ8)の回転数を上げ、他方のリール駆動モ
ータは通電しない。これで、磁気テープ3は記録または
再生時よりも速く送られる。このとき、リール駆動モー
タ7、8の負荷を小さくし、それぞれの磁気ヘッドの摩
耗をさけるため、情報記録再生用の磁気ヘッド9と速度
検出用の記録、再生および消去ヘッド4、5、6は、磁
気テープ3が摺動しない位置まで移動させてもよい。
【0010】次に、テープ速度検出について図2を用い
て詳しく説明する。図2はテープ速度検出部のみを図1
から抜き出したものである。テープ速度検出用記録・消
去ヘッド4、6および再生ヘッド5は、磁気テープ3の
同一トラックでテープ速度検出用の信号が記録、再生、
消去できるようにテープ幅方向に同じ高さで、テープ速
度検出用記録・消去ヘッド4とテープ速度検出用再生ヘ
ッド5およびテープ速度検出用再生ヘッド5とテープ速
度検出用記録・消去ヘッド6のそれぞれのヘッドのギャ
ップ間隔はそれぞれd、d’の所定の距離となるような
位置に取り付けられている。
【0011】まず、磁気テープ3が図中矢印aの方向に
走行するときのテープ速度検出について説明する。テー
プ速度検出用記録・消去ヘッド4は記録ヘッドとして用
い、テープ速度算出回路12からの信号(パルス波な
ど)を磁気テープ3に書き込む。その信号はテープ速度
検出用再生ヘッド5で再生され、テープ速度算出回路1
2に入力される。テープ速度算出回路12は、テープ速
度検出用記録・消去ヘッド4に書き込み信号を送ってか
らテープ速度検出用再生ヘッド5で信号が再生されるま
での時間tを測定し、測定結果とテープ速度検出用記録
・消去ヘッド4とテープ速度検出用再生ヘッド5のギャ
ップ間隔dからテープ速度v(=d/t)を算出する。
テープ速度検出用に磁気テープ3上に書き込まれた信号
は、テープ速度検出用記録・消去ヘッド6を消去ヘッド
として用いて消去する。
【0012】逆にテープが図中の矢印bの方向に走行す
るときは、テープ速度検出用記録・消去ヘッド6は記録
ヘッドとして用い、磁気テープ3上にパルス波を書き込
み、テープ速度検出用再生ヘッド5で再生される。テー
プ速度算出回路12は、テープ速度検出信号が磁気テー
プ3上に記録されてから再生されるまでの時間t’を測
定し、テープ速度検出用記録・消去ヘッド4とテープ速
度検出用再生ヘッド5のギャップ間隔d’からテープ速
度v’(=d’/t’)を算出する。テープ速度検出用
に磁気テープ3上に書き込まれた信号は、記録・消去ヘ
ッド4を消去ヘッドとして用い、消去する。
【0013】このとき、テープ速度検出用信号を磁気テ
ープ3上に書き込み、消去するが、テープ速度検出用の
トラックを、情報記録用のデータトラック以外の部分に
設ける。図3にその例を示す。この例はコンパクトカセ
ットの2チャンネル往復の場合であり、斜線部が情報を
記録するために使われるデータトラックである。磁気テ
ープのセンター部には660μmの情報記録に使用して
いない部分がある。この部分を用いてテープ速度検出を
行えば、データトラックに記録してある情報を消去する
ことはない。したがって、情報を記録再生する磁気ヘッ
ド9のフォーマットとテープ速度を合わせることによっ
て従来のキャプスタン方式の別のメカニズムを用いて記
録したテープカセットの情報も再生することができる。
また、逆に本磁気記録再生装置で記録したテープカセッ
トの情報を従来のキャプスタン方式の別のメカニズムで
再生することもできる。
【0014】また、この実施例ではテープ速度検出用の
磁気ヘッドと情報記録再生用の磁気ヘッドと別々に設け
ているが、それぞれのヘッドを一体化して用いることも
できる。図4にその一例を示す。図4は一体化した磁気
ヘッドの磁気テープ摺動面を磁気テープ側から見た図で
ある。
【0015】図4(a)の30、31はそれぞれ情報記
録再生用の記録・再生ギャップ、消去ギャップ、32、
33はそれぞれ速度検出用の記録・消去ギャップ、再生
ギャップである。この例は固定型のオートリバース対応
ヘッドであり、磁気テープの走行方向によって情報記録
再生に使用するギャップと速度検出用の記録・消去ギャ
ップを記録または消去に切り替えて用いる。つまり、図
中の矢印a方向に磁気テープが走行する場合は情報記録
再生用に記録・再生ギャップ30aと消去ギャップ31
aを用い、速度検出用に32aを記録ギャップ、33を
再生ギャップ、32bを消去ギャップとして用いる。逆
に図中矢印bの方向に磁気テープが走行する場合は、情
報記録再生用に記録・再生ギャップ30bと消去ギャッ
プ31bを用い、速度検出用に32bを記録ギャップ、
33を再生ギャップ、32aを消去ギャップとして用い
る。
【0016】図4(b)の34、35、36はそれぞれ
情報記録再生用の記録、再生、消去ギャップであり、3
7、38、39はそれぞれ速度検出用記録、再生、消去
ギャップである。この例は回転型のオートリバース対応
ヘッドであり、磁気テープの走行方向に併せてヘッド台
40を回転させて使用する。この図に示した状態は図中
の矢印a方向に磁気テープが走行する場合であり、逆に
図中矢印b方向に磁気テープが走行する場合はヘッド台
40を図中矢印cの方向に180度回転させ、図中矢印
a方向に磁気テープが走行する場合と同じギャップをそ
れぞれに用いる。
【0017】リール駆動モータ7、8からリール1、2
への駆動力の伝達は、リール駆動モータ7、8の出力軸
の先端に取り付けられたハブクラッチとリール1、2の
中心にあるリールハブが連結することにより行われる。
図5にその連結の状態を示す。図5(a)は正面図、図
5(b)は斜視図である。14はリールハブ、15はハ
ブクラッチ、16はリール軸である。ハブクラッチ15
は、リール軸16に固定されており、リール軸16がリ
ール駆動モータにより駆動されるとハブクラッチ15も
リール軸16と共に回転する。
【0018】図に示すようにハブクラッチ15の爪部1
5aは側面がクサビ状に徐々に半径方向に外側に大きく
なっており、図中矢印の方向に回転したとき、3つの爪
部15aのそれぞれの側面がリールハブ14の3本のピ
ン14aの側面14bを押し、リールハブ14をハブク
ラッチ15に回転中心を合わせつつ、テープ巻き取り方
向に固定する。リールハブ14は巻き取り方向にのみ固
定されるので、テープカセット(図示せず)の磁気記録
再生装置への装填、脱着は容易である。
【0019】ここで、リールハブ14とハブクラッチ1
5の間にガタがある場合、テープ速度制御系は図6に示
す開ループ特性を持つ。リールハブ14とハブクラッチ
15のガタによる共振点が現れ、サーボ特性を悪化させ
ている。本実施例のようにハブクラッチとリールハブの
連結を強固にした場合、テープ速度制御系の開ループ特
性では、図7に示すように図6に見られたハブクラッチ
とリールハブのガタによる共振が高周波側に移動し、サ
ーボ特性を向上することができる。つまり、ハブクラッ
チとリールハブのガタによる共振の影響を抑えるために
は、磁気テープ巻き取り側のハブクラッチとリールハブ
の連結を、この実施例で示したように強固にすればよ
い。
【0020】(実施例2)次に実施例1と同様の構成で
ハブクラッチとリールハブの連結方法のみ異なる別の実
施例について、ハブクラッチとリールハブの連結部のみ
図を用いて説明する。
【0021】ハブクラッチの形状を図8に、ハブクラッ
チとリールハブの連結の説明図を図9に示す。ハブクラ
ッチ18には、リールハブ14のピン部14aの挟持部
18aが設けられており、ゴムや樹脂などの弾性のある
材料でできている。テープカセット(図示せず)が磁気
記録再生装置に装填され、ハブクラッチ18がリールハ
ブ14に挿入される(図9(a))と、リールハブ14
のピン部14aは、ハブクラッチ18の傾斜面18bに
当たり、挟持部18aに案内され(図9(b))、挟持
部18aでその弾性力により挟持される。ハブクラッチ
18とリールハブ14の連結は、リール回転方向には固
く、リール回転軸方向には弱い連結(図9(c))であ
るので、テープカセット(図示せず)の磁気記録再生装
置からの脱着が容易である。
【0022】(実施例3)次に実施例2と同様にハブク
ラッチとリールハブの連結方法のみ異なる別の実施例に
ついて図を用いて説明する。
【0023】図10にハブクラッチの形状を示す。ハブ
クラッチ19は円筒状のクラッチ台19aの上に三角形
状のピン固定台19bがある。図11(a)、(b)は
それぞれハブクラッチ19がリールハブ14に挿入され
た状態での斜視図、側面断面図である。リールハブ14
のピン14aは、クラッチ台19aおよびピン固定台1
9bにより支持され、クラッチ台19bから浮き上がら
ないように、図11(b)に示すように磁気記録再生装
置のカセットホルダ(図示せず)に設けられたハブ固定
板20がハブクラッチ19の対向側からテープカセット
のハブクラッチ挿入穴に挿入され、ピン部14aをクラ
ッチ台19aに押し付ける。これでリールハブ14はハ
ブクラッチ19に固定される。ハブ固定板20は、リー
ルハブ14やハブクラッチ19と共に回転できるように
カセットホルダに取り付けられている。
【0024】磁気記録再生装置からテープカセットを脱
着するときは、テープカセットとカセットホルダが共に
動き、ハブクラッチ19とハブ固定板20の挟持は解放
される。
【0025】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて図12を用いて説明する。この実施例では、速度
検出方法を前記と異なる方法で実現している。尚、第1
の実施例と同様の部分については同一の符号を付してあ
る。第1の実施例と同様にリール1、2に巻装されたテ
ープをaまたはb方向に駆動するように構成されてお
り、情報記録再生用磁気ヘッド9へ磁気テープ3をプレ
ッシャーパッド10で押圧し、情報の記録再生を行う。
【0026】情報の記録及び再生を行うときは、以下の
ように動作が行なわれる。すなわち、磁気テープに接触
させた速度検出用ローラ50はテープ3の移動に伴って
回転し、テープ速度に比例した回転速度をもつ。速度検
出用ローラ50にはいわゆるFG(frequency
generator)が備えられており、回転速度に
比例した周波数の信号を出力し、速度検出回路51によ
り速度信号を得る。速度検出回路51は本実施例ではf
/v変換器で構成されており、周波数に比例した電圧を
出力するように構成されており、本実施例ではこれがテ
ープ速度情報となるのである。このテープ速度情報を制
御回路13へ導き、該制御回路13において所定のテー
プ速度と検出されたテープ速度を比較、演算しテープ速
度が一定となるようにリール駆動モータ7又は8を駆動
する。テープの走行方向をaとする場合はリール駆動モ
ータ7を、b方向の場合はリール駆動モータ8をそれぞ
れ駆動するのである。このようにして情報の記録再生時
はテープの走行速度は所定の低い一定速度に制御され
る。
【0027】テープの早送り時の動作は第1の実施例と
同様である。
【0028】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついて図13を用いて説明する。尚、前記の実施例と同
様の部分については同一の符号を付してある。第4の実
施例と同様にリール1、2に巻装されたテープをaまた
はb方向に駆動するように構成されており、情報記録再
生用磁気ヘッド9へ磁気テープ3をプレッシャーパッド
10で押圧し、情報の記録再生を行う。ここではまずテ
ープ走行方向がaの場合について説明する。
【0029】情報の記録及び再生を行うときは、以下の
ように動作が行なわれる。すなわち、磁気テープに接触
させた速度検出用ローラ52は第2の実施例と同様にテ
ープ3の移動に伴って回転し、テープ速度に比例した回
転速度をもつ。速度検出用ローラ52にはいわゆるFG
(frequency generator)が備えら
れており、回転速度に比例した周波数の信号52aを出
力し、速度検出回路60に導かれる。一方巻取側リール
であるリール1にはリール回転検出センサ61が備えら
れており、リールの回転速度を検出する。本実施例では
リールの回転速度に比例した周波数の信号61aが出力
され速度検出回路60に導かれる。ここで、速度検出ロ
ーラ52の周波数分解能は後述するように比較的低く、
サーボ帯域以上の帯域をもっている必要はない。
【0030】速度検出回路60では、次のような動作が
行われている。すなわち、リールの回転速度に比例した
周波数信号61aをf/v変換し速度情報を得る。この
速度情報の分解能(周波数)は前記52aよりも高く、
本制御系の追従周波数よりも高い値とされているため、
本制御系の高周波数域での速度情報を与えている。一方
速度検出用ローラ52からの情報52aも同様に速度検
出回路60でf/v変換されてテープ速度情報を与え
る。ここで、ローラ52よりの情報52aは、リールよ
りの情報61aよりも低い分解能となっている。そのた
め単独では本制御系に必要となる帯域の情報は満たして
いないが、低周波数域の情報は前記リールよりの情報6
1aよりも精度が高い。これは、ローラ52が直接テー
プに接して回転するため、常に平均的には(低周波数で
は)正しいテープ速度を検出しているからである。
【0031】一方、リールよりの情報61aはテープ速
度が一定でもテープの巻き半径に応じてリール回転数が
変化する(巻き半径に反比例する)ため平均的には(低
周波数では)テープ速度を正しく表していない一方、高
周波数(いわゆるワウフラッタの領域)ではテープの速
度変化を表している。
【0032】信号52aよりの速度情報の低周波数成分
を低域通過フィルタで取り出し、信号61aよりの速度
情報の高周波数成分を高域通過フィルタで取り出してこ
れらを足し合わせることによってテープ速度を算出する
ように構成されている。
【0033】以下は前述の第4の実施例と同様に制御回
路13によって速度誤差の検出、演算が行われてリール
駆動モータ7が駆動されてリール1の駆動制御が行われ
るのである。
【0034】また、走行方向がbとなる時には、巻取リ
ールが2となるのでリール回転検出センサは62が用い
られ、リール回転数の情報は62aが用いられ、駆動モ
ータが8となって上述と同様の動作が行われるのであ
る。
【0035】以上のように構成されているため、速度検
出ローラ52は精度的には前述の速度検出ローラ50よ
りも低いもので良く、たとえば、1回転につき1パルス
だけを出力するような簡便なものでもよいため、安価な
ものとすることができる。
【0036】以下、早送りなどに関しては前述の実施例
1と同様である。
【0037】(実施例6)実施例1の構成でリール駆動
系のみが異なる別の実施例について図を用いて説明す
る。図14にウォームギアを用いたリール駆動系を示
す。17はリール軸、21、22はウォームホイール、
23はウォームギア、24はリール駆動モータ、25は
ウォームギアとリール駆動モータを支持するモータシャ
ーシ、26はウォームギアをウォームホイールに押し付
ける与圧バネ、27はメカシャーシに設けられた与圧バ
ネ固定ピン、28は駆動するリールを切り替えるための
干渉アーム、29は干渉アーム28を駆動する切り替え
機構である。図15にウォームギア、ウォームホイール
の側面図を示す。ウォームホイール21にはハブクラッ
チ部21aがあり、ハブクラッチと一体になっている。
また、ウォームホイール22にも同様にハブクラッチ部
22aがある。
【0038】ウォームギア23はリール駆動モータ24
の出力軸24aに圧入されている。リール駆動モータ2
4とウォームギア23はモータシャーシ25に支持さ
れ、モータシャーシ25はメカシャーシ上に立てられた
軸25aを中心に揺動できるように支持されている。モ
ータシャーシ25上の与圧バネ固定ピン25bとメカシ
ャーシ上の与圧バネ固定ピン27の間には与圧バネ26
が掛けられており、モータシャーシ25はウォームギア
23がウォームホイール21に噛み合うように与圧され
ている。ウォームホイール22は駆動系と連結していな
いのでリール軸17の回りを自由に回転できる。リール
駆動モータ24を駆動することによってウォームホイー
ル21が駆動され、ウォームホイール22側のリールか
らウォームホイール21側のリールへ磁気テープは定速
で送られる。このとき、リール駆動モータ24の回転数
を上げると早送りの状態となる。
【0039】切り替え機構28で干渉アーム28を図中
矢印の方向に動作させることによって、モータシャーシ
25は回転軸25aを中心に回転し、与圧バネ26はモ
ータシャーシ25をウォームギア23がウォームホイー
ル22と噛み合うように与圧する。ウォームホイール2
1は駆動系と連結していないのでリール軸17の回りを
自由に回転できる。リール駆動モータ24の回転方向を
反転させ、ウォームホイール22を駆動することで、ウ
ォームホイール21側のリールからウォームホイール2
2側のリールへ磁気テープは定速で送られる。ここでリ
ール駆動モータ24の回転数を上げると早送りができ
る。
【0040】以上のように双方向に磁気テープの定速送
りおよび早送りを行うことができる。
【0041】ウォームギアを用いると1段の減速で大き
な減速比をとることができ、ダイレクトドライブに比べ
モータの回転数を上げ、モータの効率が良い回転数付近
で使えるので消費電力が小さくできる。また、モータ回
転数が上がるのでリップルの影響を周波数の高い領域に
移動させることができる。さらに、ウオームギアとウォ
ームホイールが常に噛み合っている状態にできるので、
平歯車を用いた場合の歯の噛み合いによるワウ・フラッ
タを小さくできる。
【0042】なお、これと同様の駆動機構を実施例2、
3に適用しても良いことは言うまでもない。
【0043】(実施例7)実施例6と同様に実施例1の
構成でリール駆動系のみが異なる別の実施例について図
を用いて説明する。図16、17にリール駆動系の構成
を示す。17はリール軸、40、41はそれぞれ駆動ホ
イール、42はリール駆動モータ、43はリール駆動モ
ータを支持するモータシャーシ、44はリール駆動モー
タを円盤状の板に押し付ける与圧バネ、45はメカシャ
ーシに設けられた与圧バネ固定ピン、46は駆動するリ
ールを切り替えるための切り替え機構、47は切り替え
動作を行う干渉アームである。
【0044】図10に示すように駆動ホイール40、4
1は円盤状の板で側面にゴム48が接着固定されており
ハブクラッチ部40a、41aと一体となっている。駆
動ホイール41の側面には、リール駆動モータ42の出
力軸42aが与圧バネ44の与圧力でゴム48に押圧さ
れている。これで、リール駆動モータ42の駆動力は、
ゴム48から駆動ホイール41に伝達される。リール駆
動モータ42により駆動ホイール41が駆動されると、
磁気テープは駆動ホイール40側のリールから駆動ホイ
ール41側のリールへ定速で送られる。また、リール駆
動モータ42の回転数を上げることにより早送りができ
る。
【0045】切り替え機構46により干渉アーム47を
図中矢印の方向に駆動すると、モータシャーシ43は回
転軸43aを中心に回転し、与圧バネ44によりリール
駆動モータ42の出力軸42aが駆動ホイール40に押
圧される。駆動ホイール41は駆動系と連結していない
ので、リール軸17の回りを自由に回転できる。回転方
向を逆にしたリール駆動モータ42により駆動ホイール
40を駆動すると、磁気テープは駆動ホイール41側の
リールから駆動ホイール40側のリールに定速で送られ
る。また、リール駆動モータの回転数を上げることによ
り、早送りができる。
【0046】この駆動法では、1段の減速で大きな減速
比をとることができ、ダイレクトドライブに比べリール
駆動モータの回転数を上げ、モータの効率が良い回転数
付近で使えるので消費電力が小さくできる。また、モー
タ回転数が上がるのでリップルの影響が周波数の高い領
域に移動させることができる。さらに、モータ出力軸を
駆動ホイール側面のゴムに当てて動力を伝達しているの
で、歯車を用いた場合の歯の噛み合いに起因するワウ・
フラッタ成分は発生しない。
【0047】また、本実施例では駆動ホイール40、4
1の外周部分にゴム48を設けているが、これを剛性の
高い材料で代替してもよい。
【0048】また、これと同様の駆動機構を実施例2、
3に適用しても良いことは言うまでもない。
【0049】以上のように数種類の例をあげて実施例を
示したが、本発明は、これらに限定されるものではな
く、本発明の要件を満たす範囲であれば、また、例えば
上記各構成要素を組み合わせて実現することも可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、磁気テープのテープ速
度を速度検出手段を用いて検出し、その情報に基づいて
モータの制御を行い、リールを駆動することで一定速度
のテープ送りを実現でき、かつ、リールの回転速度を簡
便な方法で高めることによって早送りを実現するため、
キャプスタン、ピンチローラおよびスリップ機構などを
必要とせず、装置の構成が簡単化し、部品点数が極めて
少ないテープ走行メカニズムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の磁気記録再生装置の構
成図である。
【図2】本発明の第1の実施例のテープ速度検出部の説
明図である。
【図3】コンパクトカセットのトラックフォーマットで
ある。
【図4】本発明の第1の実施例の速度検出用ヘッドの配
置例である。
【図5】本発明の第1の実施例のリールハブとハブクラ
ッチの連結の説明図である。
【図6】本発明の第1の実施例のテープ速度制御系の開
ループ特性(ガタあり)である。
【図7】本発明の第1の実施例のテープ速度制御系の開
ループ特性(ガタなし)である。
【図8】本発明の第2の実施例のハブクラッチの斜視図
である。
【図9】本発明の第2の実施例のリールハブとハブクラ
ッチの連結の説明図である。
【図10】本発明の第3の実施例のハブクラッチの斜視
図である。
【図11】本発明の第3の実施例のリールハブとハブク
ラッチの連結の説明図である。
【図12】本発明の第4の実施例の磁気記録再生装置の
構成図である。
【図13】本発明の第5の実施例の磁気記録再生装置の
構成図である。
【図14】本発明の第6の実施例のウォームギアを用い
た減速機構である。
【図15】本発明の第6の実施例のウォームギアの側面
図である。
【図16】本発明の第7の実施例の駆動ホイールを用い
た減速機構である。
【図17】本発明の第7の実施例の駆動ホイールの側面
図である。
【符号の説明】
1、2 リール 3 磁気テープ 4、6 テープ速度検出用記録・消去ヘッド 5 テープ速度検出用再生ヘッド 7、8 リール駆動モータ 9 情報記録再生用磁気ヘッド 10 パッド 11 カセット内ローラ 12 テープ速度算出回路 13 制御回路 14 リールハブ 15、18、19 ハブクラッチ 16 リール軸 17 リール軸 20 ハブ固定板 21、22 ウォームホイール 23 ウォームギア 24 リール駆動モータ 25 モータシャーシ 26 与圧バネ 28 干渉アーム 29 切り替え機構 30 情報記録再生用の記録・再生ギャップ 31 情報記録再生用の消去ギャップ 32 速度検出用の記録・消去ギャップ 33 速度検出用の再生ギャップ 34 情報記録再生用の記録ギャップ 35 情報記録再生用の再生ギャップ 36 情報記録再生用の消去ギャップ 37 速度検出用の記録ギャップ 38 速度検出用の再生ギャップ 39 速度検出用の消去ギャップ 40、41 駆動ホイール 42 リール駆動モータ 43 モータシャーシ 44 与圧バネ 45 与圧バネ固定ピン 46 切り替え機構 47 干渉アーム 50 速度検出ローラ 51 速度検出回路 52 速度検出ローラ 60 速度検出回路 61、62 リール回転検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉元 昭人 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−171459(JP,A) 特開 昭63−113848(JP,A) 特開 昭61−73257(JP,A) 特開 昭48−41711(JP,A) 実開 昭57−168860(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/46

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドがプレッシャーパッドによっ
    て押接された磁気テープに情報の記録または再生する磁
    気記録再生装置であって、 前記磁気テープが巻装されたリールを駆動するリール駆
    動手段と、テープの巻装されたリールの回転速度を検出
    するリール回転速度情報と回転可能なローラに磁気テー
    プを接触又は巻き付けテープの移動に伴って回転する当
    該ローラの回転速度情報との両者の情報に基づいてテー
    プ速度を検出するテープ速度検出手段とを具備し、 前記テープ速度検出手段により検出されたテープ速度情
    報に基づいて前記リール駆動手段を制御することで前記
    磁気テープを等速度運動させ、情報記録再生用磁気ヘッ
    ドによって情報の記録および再生を行い、 前記磁気テープの早送りを行う場合には前記リール駆動
    手段により前記リールの回転数を上げて実現することを
    特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 磁気ヘッドがプレッシャーパッドによっ
    て押接された磁気テープに情報の記録または再生する磁
    気記録再生装置であって、 前記磁気テープが巻装されたリールを駆動するリール駆
    動手段と、テープ速度検出用記録ヘッドを磁気テープの
    走行方向上流側に、テープ速度検出用再生ヘッドを下流
    側に所定の距離だけ離して設け、前記テープ速度検出用
    記録ヘッドで前記磁気テープに速度検出信号を記録し、
    前記テープ速度検出用再生ヘッドがその信号を検出する
    までの時間を測定し、距離/時間の演算に基づきテープ
    速度を検出するテープ速度検出手段とを具備し、 前記テープ速度検出手段により検出されたテープ速度情
    報に基づいて前記リール駆動手段を制御することで前記
    磁気テープを等速度運動させ、情報記録再生用磁気ヘッ
    ドによって情報の記録および再生を行い、 前記磁気テープの早送りを行う場合には前記リール駆動
    手段により前記リールの回転数を上げて実現することを
    特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 テープ速度検出用記録ヘッドおよび再生
    ヘッドを情報記録再生用磁気ヘッドに組み込んだことを
    特徴とする請求項2記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 リール駆動手段としてテープ巻取リール
    軸を減速機構を介してモータで駆動することを特徴とす
    る請求項1乃至3記載の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 減速機構としてウォームギアを用いたこ
    とを特徴とする請求項4記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 テープ巻取リール軸に取り付けた円盤状
    の部材にモータの駆動力を摩擦伝達し、減速することを
    特徴とする請求項4項記載の磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】 駆動するリールを切り替えることで双方
    向走行が行えるように構成したことを特徴とする請求項
    1乃至6記載の磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】 巻き取り側となったリールをテープ巻き
    取り方向に回転させたとき、巻き取りリールハブをテー
    プ巻き取り回転方向にのみ固定するハブクラッチを用い
    たことを特徴とする請求項1乃至7記載の磁気記録再生
    装置。
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US08/443,848 US5663845A (en) 1992-05-21 1995-05-18 Magnetic recording/reproducing apparatus

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