JP2915089B2 - バラ荷運搬および貯蔵用パッケージ - Google Patents
バラ荷運搬および貯蔵用パッケージInfo
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- JP2915089B2 JP2915089B2 JP2145524A JP14552490A JP2915089B2 JP 2915089 B2 JP2915089 B2 JP 2915089B2 JP 2145524 A JP2145524 A JP 2145524A JP 14552490 A JP14552490 A JP 14552490A JP 2915089 B2 JP2915089 B2 JP 2915089B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D25/00—Details of other kinds or types of rigid or semi-rigid containers
- B65D25/14—Linings or internal coatings
- B65D25/18—Linings or internal coatings spaced appreciably from container wall
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- B65D88/00—Large containers
- B65D88/16—Large containers flexible
- B65D88/1612—Flexible intermediate bulk containers [FIBC]
- B65D88/1631—Flexible intermediate bulk containers [FIBC] with shape keeping flexible elements
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- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、外側パッケージと内側パッケージから成
る、バラ荷運搬及び貯蔵用パッケージに関する。
る、バラ荷運搬及び貯蔵用パッケージに関する。
(従来技術及び発明が解決しようとする課題) 従来技術に関しては、オランダ特許出願第8601365号
及び第8700063号を参照されたい。これらの特許出願
は、チューブ状の外側外被とチューブ状の内側部材とか
ら成り、自由流動材料用パッケージを開示している。当
業者に公知のこれらパッケージの内側部材の円周は、外
側外被の円周よりも短く、内側部材はフレーム方向に離
間する少なくとも4つの点でチューブ状外被に取付けら
れているので、チューブ状外被が膨張することが防止さ
れる。オランダ特許出願第8601365号によれば、内側部
材は、チューブ状部材の長手方向に外側外被に取付けら
れている。内側部材の長さはパッケージの所定高さの30
〜100%である。オランダ特許出願第8700063号に開示の
パッケージでは、パッケージの全長にわたって延びる、
内側部材に接触する補強手段が使用されている。
及び第8700063号を参照されたい。これらの特許出願
は、チューブ状の外側外被とチューブ状の内側部材とか
ら成り、自由流動材料用パッケージを開示している。当
業者に公知のこれらパッケージの内側部材の円周は、外
側外被の円周よりも短く、内側部材はフレーム方向に離
間する少なくとも4つの点でチューブ状外被に取付けら
れているので、チューブ状外被が膨張することが防止さ
れる。オランダ特許出願第8601365号によれば、内側部
材は、チューブ状部材の長手方向に外側外被に取付けら
れている。内側部材の長さはパッケージの所定高さの30
〜100%である。オランダ特許出願第8700063号に開示の
パッケージでは、パッケージの全長にわたって延びる、
内側部材に接触する補強手段が使用されている。
更に従来技術に関しては、マキシバッグ用に使用され
るパッケージを述べた先願のフィンランド特許出願第61
174号、第57382号及び第68590号を参照されたい。この
種のマシキバッグはバラ荷の運搬及び貯蔵用に使用さ
れ、バラ荷の量は一般に数百キロから数トンまで変わ
る。マキシバッグは、一般にバッグの上端に配置された
リフト用ループを補助にして上端を持ち上げる。しかし
ながら、底端部を等しく持ち上げることができるマキシ
バッグは当業者に知られている。リフト用ループを使用
しないが、マキシバッグの開放上端部をロープを閉じ、
ロープに形成されたリフト用リンクを用いてマキシバッ
グの持ち上げを行うマキシバッグもある。またマキシバ
ッグのリフト用ループを縫製継目と接続したマキシバッ
グの外被の直線状の延長部分から次の延長部分に形成さ
れたマキシバッグもある。リフト用ループに縫製継目の
ないマキシバッグも知られている。この種のマキシバッ
グは、継目が全くない、リフト用ループが上方部分に形
成されるよう外被及び底部で継ぎ合わされたベントオー
バー材料から製造される。
るパッケージを述べた先願のフィンランド特許出願第61
174号、第57382号及び第68590号を参照されたい。この
種のマシキバッグはバラ荷の運搬及び貯蔵用に使用さ
れ、バラ荷の量は一般に数百キロから数トンまで変わ
る。マキシバッグは、一般にバッグの上端に配置された
リフト用ループを補助にして上端を持ち上げる。しかし
ながら、底端部を等しく持ち上げることができるマキシ
バッグは当業者に知られている。リフト用ループを使用
しないが、マキシバッグの開放上端部をロープを閉じ、
ロープに形成されたリフト用リンクを用いてマキシバッ
グの持ち上げを行うマキシバッグもある。またマキシバ
ッグのリフト用ループを縫製継目と接続したマキシバッ
グの外被の直線状の延長部分から次の延長部分に形成さ
れたマキシバッグもある。リフト用ループに縫製継目の
ないマキシバッグも知られている。この種のマキシバッ
グは、継目が全くない、リフト用ループが上方部分に形
成されるよう外被及び底部で継ぎ合わされたベントオー
バー材料から製造される。
本発明の目的は、パッケージの強度がかなり大きくな
り、運搬中、貯蔵中または持ち上げ中にパッケージが破
壊してしまう危険がなくなるよう当業者に知られたパッ
ケージを更に改良することにある。
り、運搬中、貯蔵中または持ち上げ中にパッケージが破
壊してしまう危険がなくなるよう当業者に知られたパッ
ケージを更に改良することにある。
(課題を解決するための手段) 上記及び下記の目的を達成するための本発明にかかる
パッケージは、外側パッケージ(11)および内側パッケ
ージ(12)を含む、バラ荷運搬および貯蔵用パッケージ
(10)であって、 内側パッケージ(12)が外側フレーム(13)と内側フ
レーム(14)から成り、 該内側フレーム(14)の周囲の長さは、外側フレーム
(13)の周囲の長さよりも短く、 外側フレーム(13)の周囲の長さと内側フレーム(1
4)の周囲の長さとの差が、外側フレーム(13)と内側
フレーム(14)との間であって外側フレームが形成する
コーナーに、中空領域(17)を形成するものであり、 充填された内側パッケージ(12)が安定したブロック
状の輪郭を形成するように、内側フレーム(14)は、そ
の周囲に沿って離間した少なくとも4つの点で外側フレ
ーム(13)に取付けられている、 パッケージ(10)において、 パッケージ(10)が満たされたとき内側パッケージ
(12)の外側フレーム(13)の周囲の長さは、外側パッ
ケージ(11)の周囲の長さよりも長く、内側パッケージ
(12)の内側フレーム(14)の周囲の長さは、外側パッ
ケージ(11)の周囲の長さよりも短くなっており、 これにより、バラ荷を、内側パッケージ(12)の全横
断面を満たしながら、少なくとも30%充填したときに、
パッケージ(10)内の内部圧力(P1)は外側パッケージ
(11)に作用する張力(F2)として受け取られ、前記力
は外側パッケージ(11)のコーナーからパッケージ(1
0)に作用する合成力(F3)を発生し、内側パッケージ
(12)のうちの内側フレーム(14)と外側フレーム(1
3)の取付点(19)で内側パッケージ(12)内に生じる
張力が緩和されることを特徴とするバラ荷運搬及び貯蔵
用パッケージ(10)である。
パッケージは、外側パッケージ(11)および内側パッケ
ージ(12)を含む、バラ荷運搬および貯蔵用パッケージ
(10)であって、 内側パッケージ(12)が外側フレーム(13)と内側フ
レーム(14)から成り、 該内側フレーム(14)の周囲の長さは、外側フレーム
(13)の周囲の長さよりも短く、 外側フレーム(13)の周囲の長さと内側フレーム(1
4)の周囲の長さとの差が、外側フレーム(13)と内側
フレーム(14)との間であって外側フレームが形成する
コーナーに、中空領域(17)を形成するものであり、 充填された内側パッケージ(12)が安定したブロック
状の輪郭を形成するように、内側フレーム(14)は、そ
の周囲に沿って離間した少なくとも4つの点で外側フレ
ーム(13)に取付けられている、 パッケージ(10)において、 パッケージ(10)が満たされたとき内側パッケージ
(12)の外側フレーム(13)の周囲の長さは、外側パッ
ケージ(11)の周囲の長さよりも長く、内側パッケージ
(12)の内側フレーム(14)の周囲の長さは、外側パッ
ケージ(11)の周囲の長さよりも短くなっており、 これにより、バラ荷を、内側パッケージ(12)の全横
断面を満たしながら、少なくとも30%充填したときに、
パッケージ(10)内の内部圧力(P1)は外側パッケージ
(11)に作用する張力(F2)として受け取られ、前記力
は外側パッケージ(11)のコーナーからパッケージ(1
0)に作用する合成力(F3)を発生し、内側パッケージ
(12)のうちの内側フレーム(14)と外側フレーム(1
3)の取付点(19)で内側パッケージ(12)内に生じる
張力が緩和されることを特徴とするバラ荷運搬及び貯蔵
用パッケージ(10)である。
前記合成力は、内側パッケージ内に生じる張力を減少
することを主として特徴とする。
することを主として特徴とする。
(効果) 本発明にかかるパッケージは、底部の形状が変わらな
いようまたは壁の破壊の危険がないように持ち上げるこ
とができる構造となっている。本発明にかかるパッケー
ジは、当業者に知られたパッケージよりも強いので、運
搬中に破壊する危険がない。
いようまたは壁の破壊の危険がないように持ち上げるこ
とができる構造となっている。本発明にかかるパッケー
ジは、当業者に知られたパッケージよりも強いので、運
搬中に破壊する危険がない。
本発明にかかるパッケージは、パッケージを上方に積
み上げたときにパッケージ材料が破れる危険がなく、こ
のため貯蔵のための配置を容易とする構造となってい
る。
み上げたときにパッケージ材料が破れる危険がなく、こ
のため貯蔵のための配置を容易とする構造となってい
る。
以下添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。
(実施例) 第1図に示すように、本発明にかかるパッケージ10
は、外側パッケージ11と内側パッケージ12とから成る。
図中、Wはパッケージ幅を示し、Lは長さ、Hは高さを
示す。
は、外側パッケージ11と内側パッケージ12とから成る。
図中、Wはパッケージ幅を示し、Lは長さ、Hは高さを
示す。
第2図には、本発明のパッケージの内側パッケージの
実施態様の高さ方向の横断面が示されている。第2図に
示すように、内側パッケージは外側フレーム13と内側フ
レーム14とから成る。外側フレーム13と内側フレーム14
との間に形成された空間は、番号17で表示され、内側パ
ッケージ12の内側フレーム14の内部の空間は番号16で表
示されている。本発明のパッケージには、必要な場合、
補強体15を設けて内側パッケージ12を高さ方向に支持す
ることもできる。
実施態様の高さ方向の横断面が示されている。第2図に
示すように、内側パッケージは外側フレーム13と内側フ
レーム14とから成る。外側フレーム13と内側フレーム14
との間に形成された空間は、番号17で表示され、内側パ
ッケージ12の内側フレーム14の内部の空間は番号16で表
示されている。本発明のパッケージには、必要な場合、
補強体15を設けて内側パッケージ12を高さ方向に支持す
ることもできる。
第3図には、本発明のパッケージ10の実施態様の高さ
方向の横断面が示されている。このパッケージ10は、外
側パッケージ11内に設けられた内側パッケージ12から成
り、この内側パッケージは外側フレーム13と内側フレー
ム14から成る。内側パッケージ12のうちの外側フレーム
13と内側フレーム14は、少なくとも一部で相互に接続さ
れている。内側パッケージ12のうちの外側フレーム13と
内側フレーム14との接合点は、番号19で表示され、内側
パッケージ12の外側フレーム13のコーナー点は番号24で
表示されている。
方向の横断面が示されている。このパッケージ10は、外
側パッケージ11内に設けられた内側パッケージ12から成
り、この内側パッケージは外側フレーム13と内側フレー
ム14から成る。内側パッケージ12のうちの外側フレーム
13と内側フレーム14は、少なくとも一部で相互に接続さ
れている。内側パッケージ12のうちの外側フレーム13と
内側フレーム14との接合点は、番号19で表示され、内側
パッケージ12の外側フレーム13のコーナー点は番号24で
表示されている。
実施例1 第4図に示す従来技術を示すパッケージの内部圧力に
対する抵抗値と第3図に示す本発明のパッケージの内部
圧力に対する抵抗力とを比較した。
対する抵抗値と第3図に示す本発明のパッケージの内部
圧力に対する抵抗力とを比較した。
従来技術を示すのに使用されたパッケージの材料は、
ポリエチレンから成り、パッケージの容積は、バラ荷に
対して1250リットルであった。従来のバッグは2000Kgの
荷重をかけた場合で10%以上伸びた。荷重が2400Kgまで
増加すると、外側パッケージ11′と内側パッケージ12′
との継目の一つが完全に破壊した。
ポリエチレンから成り、パッケージの容積は、バラ荷に
対して1250リットルであった。従来のバッグは2000Kgの
荷重をかけた場合で10%以上伸びた。荷重が2400Kgまで
増加すると、外側パッケージ11′と内側パッケージ12′
との継目の一つが完全に破壊した。
同様なテストを行ったが、本発明のパッケージは、標
準的な織物のFIBCバッグから成る外側パッケージ11と頂
部及び底部のない内側パッケージ12とから構成した。テ
ストでは、パッケージ10の外側パッケージ11のフレーム
の長さは、内側パッケージ12の外側フレーム13の長さよ
りも約2%短く、10000Kgの荷重をかけた場合で本発明
のパッケージ10は約1%しか伸びなかった。この圧力
で、外側パッケージ11の継目の一つが劣化し始めた。
準的な織物のFIBCバッグから成る外側パッケージ11と頂
部及び底部のない内側パッケージ12とから構成した。テ
ストでは、パッケージ10の外側パッケージ11のフレーム
の長さは、内側パッケージ12の外側フレーム13の長さよ
りも約2%短く、10000Kgの荷重をかけた場合で本発明
のパッケージ10は約1%しか伸びなかった。この圧力
で、外側パッケージ11の継目の一つが劣化し始めた。
本発明のパッケージ10内の内部圧力P1は、外側パッケ
ージ11に作用する張力F2として受けられる。この張力F2
は第3図に示すように外側パッケージ11のコーナーを通
って進入する合成力F3を生じさせる。この合成力F3は接
合点19に実質的に応力がなくなるよう内側パッケージ12
に存在する応力を小さくする。
ージ11に作用する張力F2として受けられる。この張力F2
は第3図に示すように外側パッケージ11のコーナーを通
って進入する合成力F3を生じさせる。この合成力F3は接
合点19に実質的に応力がなくなるよう内側パッケージ12
に存在する応力を小さくする。
本発明によれば、内側パッケージ12内の接合点19に全
く応力がなくなるよう、本発明にかかるパッケージ10内
で応力が移動することが教示される。
く応力がなくなるよう、本発明にかかるパッケージ10内
で応力が移動することが教示される。
実施例2 参考テストで動的荷重に関して本発明に関して本発明
にかかるパッケージ10の抵抗と従来のパッケージ10′の
抵抗とを比較した。第5図に示すように従来技術を示す
パッケージ10′を持ち上げると、力はリフト用ループ2
0′から内側パッケージの接続点へ直接伝達する。矢印
の示すように、力F4′は、接続点にねじり荷重を生じさ
せる。この荷重は、全くクリティカルとなる。更に従来
のパッケージ10′内では、パッケージの底部21′はパッ
ケージ持ち上げ中は丸くなり、このためパッケージ10′
を地上に戻しても平らにならないので、パッケージはき
わめてアンバランスとなる。第6図に示すようにリフト
用ループから本発明にかかるパッケージ10を持ち上げる
と、矢印の示すような荷重力F4が生じる。よって、力F4
は外側パッケージの底部まで伝わるので、内側パッケー
ジの接合点までねじり力が伝わることはない。更に本発
明のパッケージの底部21は、持ち上げ中に直線状になっ
ている結果、パケージを地上に戻しても常に直立状態を
保つ。
にかかるパッケージ10の抵抗と従来のパッケージ10′の
抵抗とを比較した。第5図に示すように従来技術を示す
パッケージ10′を持ち上げると、力はリフト用ループ2
0′から内側パッケージの接続点へ直接伝達する。矢印
の示すように、力F4′は、接続点にねじり荷重を生じさ
せる。この荷重は、全くクリティカルとなる。更に従来
のパッケージ10′内では、パッケージの底部21′はパッ
ケージ持ち上げ中は丸くなり、このためパッケージ10′
を地上に戻しても平らにならないので、パッケージはき
わめてアンバランスとなる。第6図に示すようにリフト
用ループから本発明にかかるパッケージ10を持ち上げる
と、矢印の示すような荷重力F4が生じる。よって、力F4
は外側パッケージの底部まで伝わるので、内側パッケー
ジの接合点までねじり力が伝わることはない。更に本発
明のパッケージの底部21は、持ち上げ中に直線状になっ
ている結果、パケージを地上に戻しても常に直立状態を
保つ。
第7図Aから7F図は、パッケージを満杯にしたときの
本発明のパッケージの垂直横断面の種々の形状を略図で
示す。パッケージを極めて薄いか、または網状の織物で
製造した場合、パッケージのコーナーは丸くなるが、外
側パッケージ11のほとんどの壁は、平らとなる。むしろ
剛性な材料を用いてパッケージを製造すると、コーナー
23が丸くない完全に平らなパッケージが製造される。
本発明のパッケージの垂直横断面の種々の形状を略図で
示す。パッケージを極めて薄いか、または網状の織物で
製造した場合、パッケージのコーナーは丸くなるが、外
側パッケージ11のほとんどの壁は、平らとなる。むしろ
剛性な材料を用いてパッケージを製造すると、コーナー
23が丸くない完全に平らなパッケージが製造される。
本発明のパッケージは、平らな壁及び正方形または長
方形の垂直横断面を有し、更に本発明のパッケージは内
側パッケージの接合点19に剛性力が集中しないよう静的
及び動的な力に耐えることができる。
方形の垂直横断面を有し、更に本発明のパッケージは内
側パッケージの接合点19に剛性力が集中しないよう静的
及び動的な力に耐えることができる。
パッケージ10を満たしたとき、内側パッケージ12の内
側フレーム14の長さは、幅W及び長さLを含む、外側パ
ッケージ11の外側フレームの長さ以下となる。内側パッ
ケージ12の外側フレームの長さは、外側パッケージ11の
内側フレームの長さ以上となり、本発明のパッケージを
使用すると、外側パッケージを内側パッケージの上に曲
げることができる。
側フレーム14の長さは、幅W及び長さLを含む、外側パ
ッケージ11の外側フレームの長さ以下となる。内側パッ
ケージ12の外側フレームの長さは、外側パッケージ11の
内側フレームの長さ以上となり、本発明のパッケージを
使用すると、外側パッケージを内側パッケージの上に曲
げることができる。
本発明のパッケージでは、内側パッケージ12の外側フ
レーム13と内側フレーム14の接合点19の材料としてどん
な材料も使用できる。これは、接合点19には、実質的に
力が集中しないからである。例えば、接着テープを用い
て木またはプラスチックに網状材料または紙を容易に固
定できる。換言すれば、材料ごとに適当な接合方法を選
択することにより公知の接合方法を用いて種々の材料を
組合すことができる。
レーム13と内側フレーム14の接合点19の材料としてどん
な材料も使用できる。これは、接合点19には、実質的に
力が集中しないからである。例えば、接着テープを用い
て木またはプラスチックに網状材料または紙を容易に固
定できる。換言すれば、材料ごとに適当な接合方法を選
択することにより公知の接合方法を用いて種々の材料を
組合すことができる。
本発明にかかるパッケージにおいて、内側パッケージ
の外側フレームが比較的剛性である材料で形成されてい
る場合、該パッケージが乾燥物で満たされているとき、
内側パッケージ12の外側フレーム13のコーナー点24内の
接合点は閉じる必要はない。パッケージがこれら乾燥物
で満たされている間、外側パッケージ11は、これらの点
を自動的に閉じるからである。このような場合に得られ
る利点は、内側パッケージが満たされていないときは、
内側パッケージを潰して平らにすることがより簡単にで
きることである。
の外側フレームが比較的剛性である材料で形成されてい
る場合、該パッケージが乾燥物で満たされているとき、
内側パッケージ12の外側フレーム13のコーナー点24内の
接合点は閉じる必要はない。パッケージがこれら乾燥物
で満たされている間、外側パッケージ11は、これらの点
を自動的に閉じるからである。このような場合に得られ
る利点は、内側パッケージが満たされていないときは、
内側パッケージを潰して平らにすることがより簡単にで
きることである。
本発明のパッケージ10内の内側パッケージ12は、少な
くとも一部を外側パッケージ11に取付けできる。また内
側パッケージ12は全体を外側パッケージから外すことも
できる。内側パッケージ12と外側パッケージの相互接合
方法だけでなくその数は、パッケージや用途に応じて選
択する。
くとも一部を外側パッケージ11に取付けできる。また内
側パッケージ12は全体を外側パッケージから外すことも
できる。内側パッケージ12と外側パッケージの相互接合
方法だけでなくその数は、パッケージや用途に応じて選
択する。
本発明のパッケージ10の外側パッケージ11の高さは、
充填材料が底部で安定するよう充填時のパッケージの高
さの少なくとも33%である。本発明のパッケージの高さ
の最大制限値はない。内側パッケージ12の外側フレーム
13の高さは、充填時のパッケージ10の高さの約33%であ
る。この場合、外側パッケージ11は、パッケージの高さ
の少なくも100%にしなければならない。内側パッケー
ジ12の内側フレーム14の高さは、パッケージの高さの少
なくとも33%であるが、この高さの最大制限値はない。
充填材料が底部で安定するよう充填時のパッケージの高
さの少なくとも33%である。本発明のパッケージの高さ
の最大制限値はない。内側パッケージ12の外側フレーム
13の高さは、充填時のパッケージ10の高さの約33%であ
る。この場合、外側パッケージ11は、パッケージの高さ
の少なくも100%にしなければならない。内側パッケー
ジ12の内側フレーム14の高さは、パッケージの高さの少
なくとも33%であるが、この高さの最大制限値はない。
内側パッケージ12を乾燥物品に対して用いるとき、パ
ッケージには底部21または蓋22を設ける必要はない。内
側パッケージ12は、充填時に外側パッケージ11を自動的
に押圧する。
ッケージには底部21または蓋22を設ける必要はない。内
側パッケージ12は、充填時に外側パッケージ11を自動的
に押圧する。
本発明のパッケージを液体に対して用いること内側パ
ッケージ12は少なくとも底部21を含む必要がある。
ッケージ12は少なくとも底部21を含む必要がある。
本発明のパッケージ10を乾燥物の運搬及び貯蔵に用い
るとき、パッケージ10の全横断面を満たすことができ
る。もっとも重要なことは、内側パッケージの領域17及
び16が少なくとも30%まで満たされていることである。
るとき、パッケージ10の全横断面を満たすことができ
る。もっとも重要なことは、内側パッケージの領域17及
び16が少なくとも30%まで満たされていることである。
本発明のパッケージを液体に対して用い、内側パッケ
ージ12のうちの領域17及び16のみが満たされるような場
合、内側パッケージ12には底部21を設ける必要がある。
ージ12のうちの領域17及び16のみが満たされるような場
合、内側パッケージ12には底部21を設ける必要がある。
本発明のパッケージは、複数の異なるパッケージング
用途に使用できる。本発明の内側パッケージは、大きな
サイズの内側バッグとして、すなわちマキシバッグ(ma
xibag)として使用でき、この場合、内側パッケージの
形状は、丸くなる。
用途に使用できる。本発明の内側パッケージは、大きな
サイズの内側バッグとして、すなわちマキシバッグ(ma
xibag)として使用でき、この場合、内側パッケージの
形状は、丸くなる。
以上で種々の有利な実施例を述べることにより、本発
明を説明したが、本発明は上記実施例のみに限定される
ものではなく、特許請求の範囲に限定した本発明の範囲
内で種々の変形及び変更が可能である。
明を説明したが、本発明は上記実施例のみに限定される
ものではなく、特許請求の範囲に限定した本発明の範囲
内で種々の変形及び変更が可能である。
第1図は、本発明にかかるパッケージの有利な実施態様
を示す略図、 第2図は、本発明にかかるパッケージのうちの内側パッ
ケージの有利な実施態様を示す略図、 第3図は、本発明にかかるパッケージの高さ方向の横断
面を示す略図、 第4図は、従来のパッケージの高さ方向の横断面を示す
略図、 第5図は、持ち上げられているときの従来のパッケージ
を示す略図、 第6図は、持ち上げられているときの本発明にかかるパ
ッケージを示す略図、 第7A乃至7F図は、本発明にかかるパッケージの垂直横断
面の種々の変形例を示す略図である。 10……パッケージ、11……外側パッケージ、12……内側
パッケージ、13……外側フレーム、14……内側フレー
ム、P1……内部圧力、F2……張力、F3……合成力。
を示す略図、 第2図は、本発明にかかるパッケージのうちの内側パッ
ケージの有利な実施態様を示す略図、 第3図は、本発明にかかるパッケージの高さ方向の横断
面を示す略図、 第4図は、従来のパッケージの高さ方向の横断面を示す
略図、 第5図は、持ち上げられているときの従来のパッケージ
を示す略図、 第6図は、持ち上げられているときの本発明にかかるパ
ッケージを示す略図、 第7A乃至7F図は、本発明にかかるパッケージの垂直横断
面の種々の変形例を示す略図である。 10……パッケージ、11……外側パッケージ、12……内側
パッケージ、13……外側フレーム、14……内側フレー
ム、P1……内部圧力、F2……張力、F3……合成力。
Claims (9)
- 【請求項1】外側パッケージ(11)および内側パッケー
ジ(12)を含む、バラ荷運搬および貯蔵用パッケージ
(10)であって、 内側パッケージ(12)が外側フレーム(13)と内側フレ
ーム(14)から成り、 該内側フレーム(14)の周囲の長さは、外側フレーム
(13)の周囲の長さよりも短く、 外側フレーム(13)の周囲の長さと内側フレーム(14)
の周囲の長さとの差が、外側フレーム(13)と内側フレ
ーム(14)との間であって外側フレームが形成するコー
ナーに、中空領域(17)を形成するものであり、 充填された内側パッケージ(12)が安定したブロック状
の輪郭を形成するように、内側フレーム(14)は、その
周囲に沿って離間した少なくとも4つの点で外側フレー
ム(13)に取付けられている、 パッケージ(10)において、 パッケージ(10)が満たされたとき内側パッケージ(1
2)の外側フレーム(13)の周囲の長さは、外側パッケ
ージ(11)の周囲の長さよりも長く、内側パッケージ
(12)の内側フレーム(14)の周囲の長さは、外側パッ
ケージ(11)の周囲の長さよりも短くなっており、 これにより、バラ荷を、内側パッケージ(12)の全横断
面を満たしながら、少なくとも30%充填したときに、パ
ッケージ(10)内の内部圧力(P1)は外側パッケージ
(11)に作用する張力(F2)として受け取られ、前記力
は外側パッケージ(11)のコーナーからパッケージ(1
0)に作用する合成力(F3)を発生し、内側パッケージ
(12)のうちの内側フレーム(14)と外側フレーム(1
3)の取付点(19)で内側パッケージ(12)内に生じる
張力が緩和されることを特徴とするバラ荷運搬及び貯蔵
用パッケージ(10)。 - 【請求項2】パッケージを持ち上げたときにパッケージ
(10)に作用する力(F4)は、パッケージを持ち上げた
とき及びパッケージを地上に戻したときパッケージ
(0)の底部(21)が実質的に平らとなるよう外側パッ
ケージ(11)の底部(21)へ伝わることを特徴とする請
求項(1)に記載のパッケージ。 - 【請求項3】充填材料がパッケージ(10)の底部(21)
に降下するようパッケージが満たされたとき外側パッケ
ージ(11)の高さはパッケージ(10)の高さの少なくと
も33%であることを特徴とする請求項(1)または
(2)に記載のパッケージ。 - 【請求項4】パッケージ(10)が満たされたとき、内側
パッケージ(12)の外側フレーム(13)の高さは、パッ
ケージ(10)の高さの少なくとも33%であり、この場合
外側パッケージ(11)の高さは前記パッケージの高さに
等しいことを特徴とする請求項(1)または(2)に記
載のパッケージ。 - 【請求項5】内側パッケージ(12)の内側フレーム(1
4)の高さは、パッケージ(10)の高さの少なくとも33
%であることを特徴とする請求項(1)乃至(4)のい
ずれかに記載のパッケージ。 - 【請求項6】液体が充填されるとき、内側パッケージ
(12)は少なくとも一つの底部(21)を有することを特
徴とする請求項(1)乃至(5)のいずれかに記載のパ
ッケージ。 - 【請求項7】液体を充填するとき、内側パッケージ(1
2)の領域(17及び16)だけが満たされることを特徴と
する請求項(6)に記載のパッケージ。 - 【請求項8】乾燥物を充填するときパッケージ(10)は
全横断面にわたって満たされること及び内側パッケージ
(12)の領域(17及び16)の少なくとも30%が満たされ
ることを特徴とする請求項(1)乃至(7)のいずれか
に記載のパッケージ。 - 【請求項9】内側パッケージ(12)は、少なくとも一部
が外側パッケージ(11)に取付けられていることを特徴
とする請求項(1)乃至(8)のいずれかに記載のパッ
ケージ。
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