JP2915039B2 - 細径ケーブルの布設方法及びそれに用いる細径ケーブル - Google Patents
細径ケーブルの布設方法及びそれに用いる細径ケーブルInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は絶縁電線の3条を撚合せたいわゆるトリプレ
ックス型電力ケーブルが既に布設されている地中管路内
に、他の光ファイバあるいはケーブル類を追加布設する
方法及びそれに用いる細径ケーブルに関するものであ
る。
ックス型電力ケーブルが既に布設されている地中管路内
に、他の光ファイバあるいはケーブル類を追加布設する
方法及びそれに用いる細径ケーブルに関するものであ
る。
(従来の技術) ケーブル類が既に布設されている地中管路内に、追加
して光ファイバあるいは他のケーブル類を通線する手段
として、まず通線用ロッドを一方の管路口から押し込ん
で反対側の管路口まで到達させ、この通線用ロッドの先
端に光ファイバあるいはケーブル類の端を結びつけて、
通線用ロッドを管路から引抜いて光ファイバあるいはケ
ーブル類を通線させる方法がとられている。
して光ファイバあるいは他のケーブル類を通線する手段
として、まず通線用ロッドを一方の管路口から押し込ん
で反対側の管路口まで到達させ、この通線用ロッドの先
端に光ファイバあるいはケーブル類の端を結びつけて、
通線用ロッドを管路から引抜いて光ファイバあるいはケ
ーブル類を通線させる方法がとられている。
従来この工事に使用する通線用ロッドとしては、竹を
縦に割って加工して縦に連結したもの、PVCパイプ又は
繊維強化プラスチックロッド等が使用されている。
縦に割って加工して縦に連結したもの、PVCパイプ又は
繊維強化プラスチックロッド等が使用されている。
(解決しようとする課題) 従来の通線用ロッドの断面形状は円形又は楕円形であ
る。絶縁電線の3心を撚合せたいわゆるトリプレックス
型電力ケーブルが既に布設されている管路に対して、通
線用ロッドを一方の管路口から押し込んで反対側の管路
口まで到達させる作業を行なう場合、通線用ロッドが管
路内の撚合せた電力ケーブルの線心間又は電力ケーブル
と管路内壁間の隙間に入り込み、通信線ロッドがそこか
ら先への押し込み、又はそこからの引き抜きが困難にな
るという事故が多い。
る。絶縁電線の3心を撚合せたいわゆるトリプレックス
型電力ケーブルが既に布設されている管路に対して、通
線用ロッドを一方の管路口から押し込んで反対側の管路
口まで到達させる作業を行なう場合、通線用ロッドが管
路内の撚合せた電力ケーブルの線心間又は電力ケーブル
と管路内壁間の隙間に入り込み、通信線ロッドがそこか
ら先への押し込み、又はそこからの引き抜きが困難にな
るという事故が多い。
上述の問題点を解決する手段として、本願出願人によ
り第2図に示すようなサブダクトが提案された(特願昭
63−222751号参照)。
り第2図に示すようなサブダクトが提案された(特願昭
63−222751号参照)。
第2図はこのようなサブダクトの要部の横断面をあら
わした斜視図で、外周表面にらせん溝(21)を設け、中
心部に金属製中空パイプ(22)を備えたプラスチック材
(20)からなるものである。
わした斜視図で、外周表面にらせん溝(21)を設け、中
心部に金属製中空パイプ(22)を備えたプラスチック材
(20)からなるものである。
このようなサブダクトはプラスチック材の表面にらせ
ん溝を設けているため、撚合されたトリプレックス型電
力ケーブルの場合でも、その撚方向にそってうまくすべ
って挿入されていく。
ん溝を設けているため、撚合されたトリプレックス型電
力ケーブルの場合でも、その撚方向にそってうまくすべ
って挿入されていく。
しかし、このようなサブダクトを用いる場合、引込め
る光ファイバあるいはケーブル類が金属製中空パイプの
大きさによって極度に限定されること、及びサブダクト
の押込みによる布設と、その中への光ファイバあるいは
ケーブル類の引込みの2回にわたる工事を必要とすると
いう問題点がある。
る光ファイバあるいはケーブル類が金属製中空パイプの
大きさによって極度に限定されること、及びサブダクト
の押込みによる布設と、その中への光ファイバあるいは
ケーブル類の引込みの2回にわたる工事を必要とすると
いう問題点がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消した細径ケーブルの追加
布設方法及びそれに用いる細径ケーブルを提供するもの
で、その特徴は、絶縁電線の3条を撚合せたトリプレッ
クス型電力ケーブルが既に布設されている管路内に、外
側の被覆層が外表面にらせん溝を設けたプラスチック材
からなる細径ケーブルを押込みにより追加布設するこ
と、及びそれに用い細径ケーブルにある。
布設方法及びそれに用いる細径ケーブルを提供するもの
で、その特徴は、絶縁電線の3条を撚合せたトリプレッ
クス型電力ケーブルが既に布設されている管路内に、外
側の被覆層が外表面にらせん溝を設けたプラスチック材
からなる細径ケーブルを押込みにより追加布設するこ
と、及びそれに用い細径ケーブルにある。
(作用) 本発明に用いる細径ケーブルは外側の被覆層が外表面
にらせん溝を設けたプラスチック材で形成されているの
で、管路内に既に布設されているケーブルが3心を撚合
せたトリプレックス型電力ケーブルのような場合でも、
その撚方向にそってうまくすべって挿入されていく。
にらせん溝を設けたプラスチック材で形成されているの
で、管路内に既に布設されているケーブルが3心を撚合
せたトリプレックス型電力ケーブルのような場合でも、
その撚方向にそってうまくすべって挿入されていく。
又前述のサブダクトと比べて、中に入るケーブルの多
心化、多対化を容易に図ることが出来ると共に、細径ケ
ーブルの押込みによる直接布設という一度の工事だけで
引込みを実施できる。
心化、多対化を容易に図ることが出来ると共に、細径ケ
ーブルの押込みによる直接布設という一度の工事だけで
引込みを実施できる。
(実施例) 第1図は本発明に用いる細径ケーブルの実施例の要部
の横断面をあらわした斜視図である。
の横断面をあらわした斜視図である。
本実施例はユニット型光ケーブルに適用した例であ
る。図面において、(1)は外表面に複数のらせん溝
(11)を設けたプラスチック材からなる外側の被覆層で
ある。(2)は鋼撚線等からなるテンションメンバ、
(3)は光ファイバユニットで、中心の補強心(31)の
周上に複数本の光ファイバ(32)とを適当なピッチで撚
合せて構成されている。
る。図面において、(1)は外表面に複数のらせん溝
(11)を設けたプラスチック材からなる外側の被覆層で
ある。(2)は鋼撚線等からなるテンションメンバ、
(3)は光ファイバユニットで、中心の補強心(31)の
周上に複数本の光ファイバ(32)とを適当なピッチで撚
合せて構成されている。
上記テンションメンバ(2)の周上に光ファイバユニ
ット(3)の複数条(図では6条)を撚合せ、その外側
に外側被覆層(1)を押出被覆することによって構成す
る。
ット(3)の複数条(図では6条)を撚合せ、その外側
に外側被覆層(1)を押出被覆することによって構成す
る。
第1図は光ケーブルの例を示したが、メタル通信ケー
ブル、同軸ケーブルでも同様に構成できることはいうま
でもない。
ブル、同軸ケーブルでも同様に構成できることはいうま
でもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の細径ケーブルの布設方
法によれば、トリプレックス型電力ケーブルが既に布設
されている管路に対しても、押込みにより容易に通線作
業が実施できる。
法によれば、トリプレックス型電力ケーブルが既に布設
されている管路に対しても、押込みにより容易に通線作
業が実施できる。
又第2図に示すようなサブダクトに比し、追加布設ケ
ーブルの多心化あるいは多対化が図れると共に、工事量
の低減を可能とする。
ーブルの多心化あるいは多対化が図れると共に、工事量
の低減を可能とする。
第1図は本発明の細径ケーブルの具体例の要部の横断面
をあらわした斜視図である。 第2図はさきに提案されているサブダクトの要部の横断
面をあらわした斜視図である。 1…外側被覆層、11…らせん溝、2…テンションメン
バ、3…光ファイバユニット、
をあらわした斜視図である。 第2図はさきに提案されているサブダクトの要部の横断
面をあらわした斜視図である。 1…外側被覆層、11…らせん溝、2…テンションメン
バ、3…光ファイバユニット、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 雄二 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 不動 弘幸 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 西村 庄一郎 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 神津 康之 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−19008(JP,A) 実開 平2−71808(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01B 7/00 H01B 11/22 H02G 1/08 G02B 6/44
Claims (2)
- 【請求項1】絶縁電線の3条を撚合せたトリプレックス
型電力ケーブルが既に布設されている管路内に、外側の
被覆層が外表面にらせん溝を設けたプラスチック材から
なる細径ケーブルを押込みにより追加布設することを特
徴とする細径ケーブルの布設方法。 - 【請求項2】ケーブル類が既に布設されている管路内に
追加布設する細径ケーブルであって、該ケーブルの外側
の被覆層が、外表面にらせん溝を設けたプラスチック材
からなることを特徴とする細径ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP589890A JP2915039B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 細径ケーブルの布設方法及びそれに用いる細径ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP589890A JP2915039B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 細径ケーブルの布設方法及びそれに用いる細径ケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03210706A JPH03210706A (ja) | 1991-09-13 |
JP2915039B2 true JP2915039B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=11623712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP589890A Expired - Fee Related JP2915039B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 細径ケーブルの布設方法及びそれに用いる細径ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2915039B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH045021U (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-17 | ||
US7250213B2 (en) | 2003-10-16 | 2007-07-31 | American Wire Tie Inc. | Textured wire tie and methods of making same |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP589890A patent/JP2915039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03210706A (ja) | 1991-09-13 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |