JP2914935B2 - 電子機器の冷却装置 - Google Patents

電子機器の冷却装置

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JP2914935B2 JP16853397A JP16853397A JP2914935B2 JP 2914935 B2 JP2914935 B2 JP 2914935B2 JP 16853397 A JP16853397 A JP 16853397A JP 16853397 A JP16853397 A JP 16853397A JP 2914935 B2 JP2914935 B2 JP 2914935B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板を搭
載した電子機器の冷却装置に係り、特にファンをユニッ
ト化して抜き差し可能にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器は発熱電子部品の実装
されたプリント基板を多数搭載しており、それらの信頼
性を保証するため冷却装置が不可欠である。近年、冷却
装置は電子機器の高性能化に伴ってより高い冷却性能が
要求されている。このような要求に応えるための冷却装
置は種々提案されているが、ここでは、ICテスタ用の
テストヘッドの冷却装置を例に取って説明する。
【0003】ICテスタは、図4に示すように、テスタ
本体21とテストヘッド22とを備える。テストヘッド
22は、被測定デバイス(以下、DUTという)を電気
的に評価する本体の端末に相当するものであり、図4の
例では台車23上に設置されている。
【0004】テストヘッド22は、通常、DUTに印加
する試料用電源部、タイミングジェネレータ出力部、パ
ターンジェネレータ出力部、及びDUT出力をICテス
タ本体の測定部に取り込むための入力部等を備える。こ
れらは電子部品としてプリント基板に搭載され、ケーシ
ング内に納められている。多数のプリント基板をケーシ
ング内に収納する必要があるが、テストヘッドの小型化
の要請からプリント基板は平行又は放射状に配列され
る。
【0005】テストヘッド22内に立設された多数のプ
リント基板を均一に冷却するためには、平行に立設され
たプリント基板に片側から冷却空気を導入してやる必要
がある。そのために、テストヘッド22内には冷却空気
を吸入する軸流ファンが複数台設けられ、テストヘッド
22の外周側面には排気用の多数のスリット24が設け
られる。
【0006】このようなテストヘッドを冷却するための
冷却装置の取り付けは、従来、複数台の軸流ファンをフ
ァンシャーシに固定し、このファンシャーシをテストヘ
ッドのケーシング内のフレームに取付ネジにより数カ所
で固定するという方法で行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テストヘッドの冷却装置のように、複数台の軸流ファン
を固定したファンシャーシをテストヘッドケーシング内
のフレームに単に取付ネジで固定するという取付構造の
下では、ファンの取り外し及び取り付けに手数がかかる
という問題があった。
【0008】即ち、ファンの交換やメンテナンスをした
り、或いはファンの風向を変更したい等の要請から、フ
ァンを取り外したい場合、まずケーシングの上板及び側
板を取り外すか又はケーシングを内部フレームから分離
することによって、ファンシャーシをフレームに固定し
ているネジを回せる状態と、ファンシャーシの引き出し
を可能とする状態とを作り出す。それから更に数カ所の
ネジを回してファンシャーシを内部フレームから取り外
し、ファンシャーシをケーシングから引き出す。このよ
うな数段階の作業工程を経なければ、ファンシャーシを
テストヘッドから取り外すことができなかった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、電子機器からのファンの取り外し及び取り付けが簡
単で、ファンの交換等が容易な電子機器の冷却装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数のファンを相対向する一対のファン
シャーシ板で挟持して、周方向にガイドレールと係合し
て抜き差しを可能とする係合溝を設けるとともに、両フ
ァンシャーシ板がそのファンの送風方向前面側と背面側
とが面対称となるように形成されたファンユニットと、
前記ファンユニットの周方向に設けた係合溝と係合する
ガイドレールを有し、前記ガイドレールに係合される前
記ファンユニットを抜き差しして前記ファンの送風方向
前面側と背面側とを反転することによりファンの送風方
向を変更できるようにした電子機器とを備えたものであ
る。
【0011】抜き差しできる構成であるため、これまで
の電子機器の冷却装置のように、ファンをフレームから
取り外す作業に先立ってケーシングを内部フレームから
取り外す等の煩わしい予備的作業を行う必要がない。こ
のため取り外し及び取り付け工程数が少なくて済み、フ
ァンを容易に交換することができる。
【0012】具体的な構成としては、前記ファンユニッ
トの周方向に、上記ガイドレールと係合して抜き差しを
可能とする係合溝を周方向に設けるのがよい。これによ
り上記ファンユニットの抜き差しを可能とする構成が得
られる。
【0013】前記ガイドレールは、左右側ガイドと、下
側ガイドと、着脱自在な上側ガイドとから構成するとよ
い。左右側ガイドと下側ガイドとによりファンユニット
の抜き差しが可能な受け枠を形成し、これに差し入れて
収納したファンユニットを上側ガイドで電子機器に固定
して、ガタツキを防止する。ファンユニットは着脱自在
な上側ガイドで固定されるため、4辺全てを固定する場
合に比べ固定が容易である。また、電子機器は上蓋のみ
を開放すれば上側ガイドの固定ネジを取り外せるので、
ケーシングを内部フレームから分離しなければならない
場合に比べ、ファンユニットの取り外し及び取り付けが
容易である。
【0014】前記ファンユニットはその送風方向前面側
と背面側とを互いに面対称に形成するとよい。このよう
にすると、ファンユニットの向きを180゜変更して差
し替えるだけで、ファンユニットの風向を、気流が装置
内部へ向かう吸気方向から、気流が装置外部へ向かう排
気方向へと簡単に変えることができる。前記ファンユニ
ットには抜き差し方向のガイド穴を設け、ガイドレール
の上側ガイドまたは/および下側ガイドに、前記ガイド
穴に挿入されるガイドピンを設けるとよい。これにより
ファンユニットをガイドレール内で固定すべき所定位置
に位置出しすることができる。
【0015】前記ファンユニットには抜き差し方向のガ
イド穴を設け、ガイドレールの上側ガイドまたは/およ
び下側ガイドに、前記ガイド穴に挿入されるガイドピン
を設けるとよい。これによりファンユニットをガイドレ
ール内で固定すべき所定位置に位置出しすることができ
る。
【0016】前記ファンユニットの前面にはスペーサボ
ックスを設けるとよい。このスペーサボックスはファン
ユニットの大きさ、種類に対応して設け得るが、特にフ
ァンの電源ケーブルを余長をもたせて収納できるように
すると、ファンユニットの抜き差しに伴うケーブルの扱
いが容易となる。
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をICテスタのテス
トヘッドに適用した実施形態を図面を用いて説明する。
【0019】図5はテストヘッド22の上蓋を取り除
き、内部構造が見えるようにした状態の斜視図である。
【0020】テストヘッド22の内部には、複数のプリ
ント基板25が平行に配列され互いに隣接されている。
これらのプリント基板25の下端は図示省略のマザーボ
ードのコネクタに差し込まれて接続される。各プリント
基板25にはLSI等の発熱電子部品(図示せず)が搭
載されている。
【0021】更に、このようにテストヘッド22内に立
設された多数のプリント基板を均一に冷却する冷却装置
を構成するため、これらの平行に立設されたプリント基
板群の片側には、テストヘッド22内に冷却空気を吸入
する軸流ファン2を複数台(この例では3台)備えたフ
ァンユニット1が、矢示A方向に抜き差し自在に設けら
れている。この抜き差し自在な構造を得るために、テス
トヘッド22内には、ファンユニット1の側部を案内す
る左右側ガイド8,9を含むガイドレール6が設けられ
ている。
【0022】図1〜図3に示すように、ファンユニット
1は、複数台の軸流ファン2を横一列に配列して長方形
のファンシャーシ3に収納した構成となっており、更に
そのファンユニット1の周方向には、ガイドレール6と
抜き差し可能に係合させるための係合溝3aが設けられ
ている。
【0023】ファンシャーシ3は、上記複数台の軸流フ
ァン2を前後から挟んで互いに対向配置された一対の長
方形のファンシャーシ板4,5から成り、その各ファン
シャーシ板4,5の上端及び下端はそれぞれL字状に内
側に折り返され、それぞれの端部外面に平面部分4a,
4b又は5a,5bが形成されている。このファンシャ
ーシ板4,5の上端同士及び下端同士は、互いに対向し
て且つ一定距離だけ離されており、これによりファンユ
ニット1の周方向に上記係合溝3aが形成されている。
この例の場合、ファンシャーシ板4,5の左右端には上
端及び下端のような折返し部分がないが、折返しを設け
るようにしてもよい。
【0024】ガイドレール6は、テストヘッド22の内
部フレーム26に固定の下側ガイド7及び左右側ガイド
8,9と、着脱自在な固定金具としての上側ガイド10
とから構成されている。これらのガイド7〜10は、テ
ストヘッド22の内部フレーム26に固定するための固
定部7a,8a,9a,10aと、ファンシャーシ3の
周面、正確には前面側のファンシャーシ板5の周面をガ
イドする側面部7b,8b,9b,10bと、ファンシ
ャーシ板5の背面(ファンシャーシ板4に向き合う面)
を押さえる外面部7c,8c,9c,10cとを具備す
る。
【0025】横方向に延在する下側ガイド7とその両側
に位置する左右側ガイド8,9とにより、上記ファンユ
ニット1の前面側のファンシャーシ板5を抜き差し可能
に収納するU字形の受け枠6aが形成される。この受け
枠6a内にファンシャーシ板5が収納された状態では、
ファンシャーシ板5は、その下端の平面部分5bが下側
ガイド7の内面つまり側面部7bに接して支持され、ま
た左右の側縁は左右側ガイド8,9内に側面部8b,9
bに沿って上下方向に摺動可能に納められる。なお、フ
ァンシャーシ板5の背面は下側ガイド7の外面部7c及
び左右側ガイド8,9の外面部8c,9cにより支持さ
れる。
【0026】ファンユニット1の抜き差し時の位置決め
機構を構成するため、ファンユニット1には、そのファ
ンシャーシ板5の下端の平面部分5aに抜き差し方向の
ガイド穴11が設けられ、また、これに対応して、ガイ
ドレール6の下側ガイド7の内面つまり側面部7bに
は、上記ガイド穴11に挿入されるガイドピン12が、
適数箇所(この例では2箇所)に設けられている。ファ
ンユニット1の差し込み時には、このガイドピン12に
ガイド穴11が挿入されることで、ファンユニット1の
抜き差し方向と直交する面内での位置決めがなされる。
【0027】一方、上記受け枠6a内に収納されたファ
ンシャーシ板5は、受け枠6a内でガタツカないよう、
その上辺部分が上側ガイド10により固定される。即
ち、上側ガイド10を内部フレーム26に固定すること
により、ファンシャーシ板5の上端の平面部分5aが上
側ガイド10の内面つまり側面部10bに接し、背面が
上側ガイド10の外面部10cに接した状態に支持され
る。上記した下側の場合と同様に、ファンユニット1の
抜き差し時の位置決め機構を構成すべく、ファンユニッ
ト1のファンシャーシ板5の上端の平面部分5bに抜き
差し方向のガイド穴13が設けられ、また、これに対応
して、ガイドレール6の上側ガイド10の内面つまり側
面部10bには、上記ガイド穴13に挿入されるガイド
ピン14が、適数箇所(この例では2箇所)に設けられ
ている。ファンユニット1の差し込み時には、このガイ
ド穴13にガイドピン14が挿入されることで、ファン
ユニット1の抜き差し方向と直交する面内での位置決め
がなされ、その後、上側ガイド10がネジ15により上
方から内部フレーム26に固定される。
【0028】上記ファンユニット1はその送風方向前面
側と背面側とが面対称に形成されている。即ち、ファン
ユニット1のファンシャーシ3は、図3から分かるよう
に、背面側のファンシャーシ板4と前面側のファンシャ
ーシ板5とに同一構成のものを使用し、これを互いに1
80゜異ならせ向き合わせて配設した構造となってい
る。これはファンユニット1の向きを180゜転向し
て、ガイドレール6の受け枠6aに、前面側のファンシ
ャーシ板5に代えて背面側のファンシャーシ板4を差し
込むことができるようにするためである。従って、ファ
ンシャーシ板4の上端及び下端の平面部分4a及び4b
の幅もファンシャーシ板5のものと同じ寸法であり、下
側ガイド7の側面部7b及び上側ガイド10の側面部1
0bの幅と対応している。また、ファンシャーシ板4の
上端の平面部分4a及び下端の平面部分4bにも、ガイ
ド穴11,13が設けられており、これらのガイド穴1
1,13の位置は上記ガイドピン12,14に対応して
いる。
【0029】このように構成されているためファンユニ
ット1のファンシャーシ3は、ガイドレール6の受け枠
6aに、前面側のファンシャーシ板5に代えて背面側の
ファンシャーシ板4を差し込むことにより、それまで外
気側に向けられていたファン2の吸い込み側をテストヘ
ッド22の内部側に向くように変更することができ、こ
れによりテストヘッド22の外部から吸い込んで内部に
向けて送風していた風向を、内部側から吸い込んで外部
側へ吐き出す向きに簡単に変更することができる。
【0030】更に、上記ファンユニット1の前面には、
ファンユニットの大きさ、種類に応じたスペーサボック
ス16が設けられ、内部に軸流ファン2用の電源ケーブ
ルを余長をもって収納できるようになっている。このス
ペーサボックス16は、天板16a,側板16b,16
b及び底板16cから成り、該スペーサボックス16の
側板16bには、軸流ファン2用の電源ケーブルを通す
ケーブル導出管17が設けられている。余長をもってケ
ーブルを収納できるので、ファンユニット1を抜き差し
するときに、ケーブルが短すぎたり、長すぎて邪魔にな
るなどの障害がなく、ケーブルの扱いが容易となる。
【0031】上記のように電子機器の冷却装置が構成さ
れているため、ファン2を交換したい場合には、ファン
ユニット1全体をテストヘッド22から抜き出すことで
容易に行うことができる。即ち、ファン2を交換したい
場合には、テストヘッド22の上蓋を開き、上方よりネ
ジ15を取り外して上側ガイド10を除去し、矢印A方
向に引き上げる。これにより、ファンユニット1全体を
左右側ガイド8,9に沿って抜き出すことができる。こ
のとき抜き差し用の把持部として係合溝3aが機能しう
るように、係合溝3aの幅は引き上げ時に指先が入り得
る幅に形成されている。テストヘッド22は、その上蓋
を開くだけでネジ15を取り外すことができ、テストヘ
ッド22はそのケーシング側板を外す等して、装置本体
と分離したり、分解したりする必要はない。
【0032】ファンユニット1を戻す場合には、ファン
ユニット1の前側のファンシャーシ板5を左右側ガイド
8,9内に嵌め、ファンユニット1全体を左右側ガイド
8,9に沿って下げる。ファンユニット1のファンシャ
ーシ板5の下端に設けたガイド穴11が、下側ガイド7
内のガイドピン12に挿入されることで、所定の位置に
位置出しされつつ、ファンユニット1がガイドレール6
の受け枠6a内に収納される。この位置出し作用を有効
に行わせるため、ガイドピン12の径は先細状に形成さ
れている。次いで、上側ガイド10のガイドピン14を
ガイド穴13に挿入し、上側ガイド10をネジ15によ
り内部フレーム26に固定すると、ファンユニット1の
上部もテストヘッド22の所定の位置に正しく固定され
る。
【0033】また、上記ファンユニット1は面対称に形
成されており、ファンシャーシ板4,5が互いに向き合
わせた同一構成となっているため、ファンユニット1の
風向きを装置内部へ向けた吸気方向から装置外部へ向け
た排気方向に変更したい場合には、ファンユニット1を
上記の手順で抜き出して向きを180゜転換し、そのフ
ァンシャーシ板4を前面側にして受け枠6a側に差し込
むことにより、その目的を容易に達成することができ
る。
【0034】上記実施形態ではファンユニット1の前面
側と背面側のファンシャーシ板4,5を面対称に構成し
たが、事情によりファンシャーシ板4側のガイド穴1
1,13を省きファンシャーシ板4,5を非対称に構成
することもできる。
【0035】また上記実施形態では説明の便宜上複数の
プリント基板が平行に配列されている場合を例にした
が、複数のプリント基板が放射状に配列される形態にも
適用することができる。この場合には、立設されたプリ
ント基板群の下面側にファンユニットを抜き差しできる
ように設ける。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果が得られる。
【0037】本発明の冷却装置によれば、複数のファン
をファンユニットとしてユニット化すると共に、このフ
ァンユニットの側部を案内するガイドレールを設け、前
記ファンユニットを抜き差しできるようにしたので、こ
れまでのテストヘッドの冷却装置のように、取り外す等
の煩わしい作業をなくすことができ、容易にファンを交
換することができる。またファンユニットの周方向にガ
イドレールと係合して抜き差しを可能とする係合溝を設
けたので、ファンユニットの抜き差しが可能な具体的な
構成が得られる。
【0038】
【0039】
【0040】また本発明の冷却装置によれば、ファンユ
ニットの送風方向前面側と背面側とを面対称に形成した
ので、ファンユニットの向きを180゜変更して差し替
えるだけで、ファンユニットの風向を、気流が装置内部
へ向かう吸気方向から、気流が装置外部へ向かう排気方
向へと簡単に変えることができる。
【0041】
【0042】また本発明の冷却装置によれば、前記ファ
ンユニットの前面に電源ケーブルを収納できるスペーサ
ボックスを設けたので、ケーブルの取り扱いが容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による電子機器の冷却装置を
示した分解斜視図である。
【図2】実施形態による電子機器の冷却装置を示した平
面である。
【図3】実施形態による電子機器の冷却装置を、ファン
ユニットを引き出している状態で示した側面図である。
【図4】ICテスタを示した斜視図である。
【図5】実施形態によるテストヘッドの上蓋を取り除
き、内部構造が見えるようにした状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 ファンユニット 2 軸流ファン 6 ガイドレール 7 下側ガイド 8 左側ガイド 9 右側ガイド 10 上側ガイド 11 ガイド穴 13 ガイド穴 14 ガイドピン 16 スペーサボックス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のファンを相対向する一対のファンシ
    ャーシ板で挟持して、周方向にガイドレールと係合して
    抜き差しを可能とする係合溝を設けるとともに、両ファ
    ンシャーシ板がそのファンの送風方向前面側と背面側と
    が面対称となるように形成されたファンユニットと、 前記ファンユニットの周方向に設けた係合溝と係合する
    ガイドレールを有し、前記ガイドレールに係合される前
    記ファンユニットを抜き差しして前記ファンの送風方向
    前面側と背面側とを反転することによりファンの送風方
    向を変更できるようにした電子機器とを備えた電子機器
    の冷却装置。
  2. 【請求項2】前記電子機器に抜き差しされる前記ファン
    ユニットの前面の電気機器内に、前記ファンの電源ケー
    ブルを収納するスペーサボックスを設けた請求項1に記
    載の電子機器の冷却装置。
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